JPH04197289A - ミシンの刺繍データ作成装置 - Google Patents

ミシンの刺繍データ作成装置

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JPH04197289A
JPH04197289A JP32729690A JP32729690A JPH04197289A JP H04197289 A JPH04197289 A JP H04197289A JP 32729690 A JP32729690 A JP 32729690A JP 32729690 A JP32729690 A JP 32729690A JP H04197289 A JPH04197289 A JP H04197289A
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JP32729690A
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Atsuya Hayakawa
敦也 早川
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Brother Industries Ltd
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Brother Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は加工布に対し所定の図形の刺繍を実行するミシ
ンにおける各針落ち点を指定する刺繍データを作成する
ミシンの刺繍データ作成装置に関する。
(従来の技術) 例えばワンポイントマークなどを刺繍する刺繍ミシンに
あっては、各針落ち点を指定する刺繍データに基づいて
加工布に対する刺繍動作を実行するようになっている。
本出願人は、前記刺繍データを自動的に作成する装置と
して、マイクロコンピュータを主体として構成された刺
繍データ作成装置を、特願平1−136563号にて出
願中である。
一例をあげると、今、第7図に示すようなrYJの図形
(1本の連続する輪郭線により囲まれた閉領域)1の刺
繍データを作成する場合、刺繍データ作成装置には、予
め作成されその図形1を画定する9個の点(点P1〜P
9)の座標からなる閉領域データと任意指定された縫目
形成方向とが与えられており、この閉領域データと縫目
形成方向データとから、図形1か多角形のブロックに分
割され、ブロックの頂点を示すブロックデータと予め設
定された縫目密度データとに基づいて、ブロックの相対
向する2辺を交互にむすぶ各針落ち点が演算により自動
的に求められるようになっている。尚、このようなブロ
ックデータからの刺繍データの作成方法としては、特公
昭60−42740号で開示されて公知となっている。
この刺繍データ(内部刺繍データ)によれば、第8図に
示すように、図形1の内部がサテン縫いの縫目2にて埋
められるような刺繍が実行されるのである。
(発明が解決しようとする課8) 従来の刺繍データ作成装置は、上述のように図形1の内
部を埋めるような縫目を形成する刺繍データを作成する
ものであったが、本出願人は、先の出願(特願平1−2
76700号)にて、図形1の輪郭(輪郭線4)に沿っ
ていわゆる千、Q縫いの縫目3(第9図参照)により刺
繍を施す輪郭刺繍データを作成する方法を提案している
かかる輪郭刺繍データを作成することを可能としたこと
により、刺繍の種類が増加し、使用者の要望に応したバ
ライティに富んだ刺繍を実行することができるのである
ところか、従来考えられているものでは、1つの閉領域
データから1種類の刺繍データを作成するに限られるた
め、例えば−星図形1内部を埋めるような内部刺繍デー
タを作成してしまうと、今度、同等の図形1に関する輪
郭刺繍データを作成しようとすれば、あらためて閉領域
データを作成して入力しなければならない不具合があっ
た。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は
、1つの閉領域データから内部刺繍データと輪郭刺繍デ
ータとの双方のデータを作成することを可能とするミシ
ンの刺繍データ作成装置を提1共するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のミシンの刺繍データ作成装置は、加工布に対し
所定の図形の刺繍を実行するミシンにおける各針落ち点
を指定するための刺繍データを作成するものであって、
前記図形の輪郭を画定する閉領域データを記憶するため
の記憶手段と、この記憶手段に記憶されている閉領域デ
ータから該図形の内部を埋めるような縫目を形成するた
めの内部刺繍データを作成する内部刺繍データ作成手段
と、前記記憶手段に記憶されている閉領域データから前
記図形の輪郭に沿った縫目を形成するための輪郭刺繍デ
ータを作成する輪郭刺繍データ作成手段と、前記内部刺
繍データの作成と前記輪郭刺繍データの作成とのうち少
なくともいずれか一方を選択するための刺繍データ指定
手段とを具備したところに特徴を有する。
(作用) 上記手段によれば、刺繍データ指定手段により内部刺繍
データの作成か選択されたときには、内部刺繍データ作
成手段により、記憶手段に記憶されている閉領域データ
から内部刺繍データか作成される。一方、輪郭刺繍デー
タが選択されたときには、輪郭刺繍データ作成手段によ
り、前記閉領域データから輪郭刺繍データか作成される
この場合、ひとつの閉領域データから、内部刺繍データ
と輪郭刺繍データとの一方はもちろん、双方の刺繍デー
タをも作成することが可能となる。
(実施例) 以下本発明の一実施例について、図面を参照して説明す
る。
まず、図示はしないが、刺繍ミシンの構成について簡単
に述べておく。刺繍ミシンの本体は、上面に針板を有し
その針板の下方に位置して釜機構を備えるベツド部、前
記針板に対応して針棒を備えるアーム部から構成され、
モータなどからなる駆動機構が、前記針棒を上下動させ
ると共に、これと同期して釜機構を駆動させるようにな
っている。そして、前記ベツド部上面には、水平送り機
構によりX軸方向及びY軸方向(第7図参照)に自在に
移動される刺繍枠が設けられている。ミシンの制御装置
は、後述するような各針落ち点を指示する刺繍データに
基づいて前記駆動機構及び水平送り機構を制御し、もっ
て、刺繍枠に保持された加工布を移動させっつ針棒を上
下駆動することにより、加工布に対する所定の図形の刺
繍を自動的に実行するようになっている。
さて、本実施例に係る刺繍データ作成装置について詳述
する。本実施例では、刺繍データ作成装置はマイクロコ
ンピュータを含んで構成されている。具体的には、第4
図に示すように、マイクロコンピュータを主体とする刺
繍データ作成装置の本体5は、CPU(中央処理装置)
6、ROM(読出し専用メモリ)7、RAM (読み書
き可能メモリ)8、補助記憶装置制御回路9、入力制御
回路10、表示制御回路11などを備えて構成されてい
る。そして、この本体5には、第5図にも示すように、
フロッピーディスクドライブ等の補助記憶装置12、キ
ーボード等の入力装置13、CRTデイスプレィ等の表
示装置14が、夫々前記補助記憶装置制御回路9、入力
制御回路1o、表示制御回路11を介して接続されてい
る。
詳しくは後述するが、前記補助記憶装置12には、所定
の図形の輪郭を画定する閉領域データが記憶されるよう
になっており、これにて本実施例ではこの補助記憶装置
12か本発明にいう記憶手段として機能するようになっ
ている。また、これと共に、これも後述するが、補助記
憶装置12には、作成された刺繍データが記憶されるよ
うになっている。また、入力装置13は、オペレータか
閉領域データを入力したり刺繍データ作成に関する指示
を行ったりするためのもので、本発明にいう刺繍データ
指定手段として機能するようになっている。そして、表
示装置14には、刺繍データを作成すべき図形の表示や
刺繍データ作成に関する指示のための選択メニューの表
示などが行われるようになっている。
前記刺繍データ作成装置本体5は、ROM7に記憶され
たプログラムに従って、前記補助記憶装置12に記憶さ
れている閉領域データから自動的に刺繍データを作成す
るようになっている。この場合、刺繍データ作成装置本
体5は、そのソフトウェア的構成により、所定の図形の
内部を埋めるような縫目を形成するための内部刺繍デー
タを作成する内部刺繍データ作成手段、及び、その図形
の輪郭に沿った縫目を形成するための輪郭刺繍データを
作成する輪郭刺繍データ作成手段として機能するように
なっている。また、このデータ作成作業を行うにあたっ
て、第6図に示すように、RAM5内には、点列データ
エリア8a、点数データエリア8b、内部刺繍データエ
リア8 c s輪郭刺繍データエリア8dなどが設けら
れるようになっている。
次に、上記構成の作用について説明する。ここでは、具
体例として、第7図に示すように、rYJの図形1の刺
繍データを作成する場合について述べる。なお、本実施
例では、第8図に示すように、図形1を埋めるような縫
目2として、対向する輪郭!s4間を交互に縫目で繋ぐ
サテン縫いを採用し、ここでは、縫目2をほぼX軸方向
に延びるように設定している。また、第9図に示すよう
に、図形1の輪郭に沿った縫目3としては、輪郭線4に
沿って所定の幅Wで左右にジグザグに縫目が進む千鳥縫
いをそれぞれ採用することとしている。そして、本実施
例では、第10図に示すように、図形1を埋めるような
縫目2と図形1の輪郭に沿った縫目3との両方からなる
縫目15を形成するための内部輪郭刺繍データをも作成
することを可能としている。
刺繍データを作成するにあたっては、まず、図形1の輪
郭を画定するための閉領域データが必要となる。第7図
に示すように、rYJの図形1に対応する閉領域データ
は、点P1〜P9の9つの点(以下構成点と称する)の
座標から構成される。
この9つの構成点を順に直線でつなぐことにより、輪郭
線4が得られてrYJの図形1の輪郭が画定されるもの
であり、この閉領域データが予め補助記憶装置12に記
憶されている。
さて、本実施例では、刺繍データの作成は第1図のフロ
ーチャートに従ってなされる。
即ち、オペレータが入力装置13を操作して刺繍データ
作成開始を指示すると共に、rYJの図形1を指定する
と、まず、ステップS1にて、その図形1の閉領域デー
タが補助記憶装置12から読出されてRA Fvl 8
の点列データエリア8aに記憶される。また、これと共
に、閉領域データの構成点の数(この場合9個)がカウ
ントされて点数データエリア8bに記憶される。そして
、次のステップS2にて、オペレータにより、作成すべ
き刺繍データの種類の選択が行われる。ここでは、第5
図に示すように、表示装置14の画面に、作成する刺繍
データの種類を指示するための選択メニューの表示がな
され、オペレータは、この表示を見て入力装置13を操
作することにより、選択を行うようになっている。
今、ステップS2にて、例えば「内部」が指定されると
、次のスーテップS3にて、内部刺繍データの作成処理
が実行される。一方、「輪郭」が指定されると、ステッ
プS4にて、輪郭刺繍データの作成処理が実行される。
また、「内部&輪郭」が指定されると、ステップS5に
て内部刺繍データが作成され、続くステップS6にて輪
郭刺繍データが作成され、もってこれら両刺繍データを
加え合わせて内部輪郭刺繍データか作成されるのである
。二の場合、ステップS5ては、上記ステップS3と同
一の処理がなされ、ステップs6では、ステップS4と
同一の処理がなされるのである。
前記内部刺繍データの作成処理及び輪郭刺繍データの作
成処理の具体的な手順は、後述する第2図及び第3図の
フローチャートにて明らかとなる。
作成された内部刺繍データ、輪郭刺繍データあるいは内
部輪郭刺繍データは、ステップS7にて補助記憶装置1
2に記憶され、刺繍データ作成の処理が終了する。
ここで、上記ステップS3(ステップS5も同じ)の具
体的な内容即ち前記閉領域データから内部刺繍データを
作成する具体的な手順について、第2図のフローチャー
トを参照して簡単に述べる。
まず、ステップ5301にて、閉領域データの構成点の
うちY軸方向に対して最大、最小となるmax点、mi
n点を検索する。max点、min点が複数個存在する
場合には、いずれか一つに設定する。第7図では、例え
ば点P1がmin点、点P3がmax点とされる。そし
て、ステップ5302ては、前記min点からmax点
に向がって、及び、max点からmin点に向がって順
に点をつないで行くときに、9個の構成点のうち、反転
して且つ外方向に屈折する点があるがどうかを検索する
第7図においては、点P5がそれに該当することになり
(Yes)、次のステップ5303にて、図形1が2つ
に分割される。ここでは、第11図に示すように、前記
点P5を通り縫目の延びる方向(X軸方向)に平行に延
びる直線を引き、その直線が輪郭線4と交差する点PI
Oを求めることにより、図形1は、点P5と点PIOと
を結ぶ線分により2つの閉領域(R1,R2)に分割さ
れる。この分割が行われると、各閉領域について反転し
て且つ外方向に屈折する構成点がなくなるまで、ステッ
プ8301〜ステツプ8303の処理が繰返される。第
7図の例では、図形1が2つの閉領域に分割されたとこ
ろでステップ5302にてNoとなる。
次のステップ5304では、第12図に示すように、各
閉領域が四角形のブロックに分割される。
このブロックの分割も、各構成点を通りX軸に平行な直
線を引くことにより行われ、この場合、点P11か新た
に求められて、図形1は4つのブロック(Bl〜B4)
に分割される。この後、ステップ5305にて、各ブロ
ックについて、そのブロックか、予め指定された糸密度
のサテン縫いにより塗り潰されるように、内部刺繍デー
タ(針落ち点)が求められる。この内部刺繍データの演
算は、例えばブロックB4の場合、点P1とR2とを結
ぶ線分及び点P9とR8とを結ぶ線分を、それぞれ糸密
度に応じて等分割する点の座標を求め、これを交互に配
列することによりなされる。これにて、第8図に示すよ
うな縫目2にて図形1を埋める内部刺繍データが作成さ
れるものである。
なお、ミシンの種類によっては、ブロックデータ(ブロ
ックの頂点の座標のデータ)からミシン本体側で各針落
ち点の座標を自動的に計算して刺繍作業を実行するもの
もあり、この場合には、前記ブロックデータを求めるま
で行えば良く、そのブロックデータが内部刺繍データと
なる。
次に、上記第1図のフローチャートにおけるステップS
4(ステップS6も同じ)の具体的な内容即ち前記閉領
域データから輪郭刺繍データを作成する具体的な手順に
ついて、第3図のフローチャートを参照して簡単に述べ
る。
まず、ステップ5401にて、閉領域データの隣接する
構成点をつないで線分列Liを作成する。
第7図の例では、L1〜L9の9本の線分が得られる(
第13図参照)。次のステップ5402にて、第13図
に示すように、各線分(Ll〜L9)の両側に該線分に
対し平行で且つ互いに距離Wだけ離れた第1及び第2の
2本の仮想線Lui、Ldi(第13図に二点鎖線で示
す)を引く。そして、ステップ8403にて、隣り合う
線分に対する第1仮想線同士、及び第2仮想線同志の交
点Pui、Pdiを求め、第14図に示すように、前記
交点Pui、Pdiを頂点とし前記各線分(L1〜L9
)を囲むような9個の四角形(台形)のブロック(B1
1〜19)を形成する。この後、ステップ5404にて
、各ブロックについて、そのブロックに、設定された糸
密度の千鳥縫いが施されるように、輪郭刺繍データ(針
落ち点)が求められる。この針落ち点の演算は、上記第
2図のフローチャートのステップ5305と同様に、各
線分(Ll〜L9)の両側にて対向する2本の線分をそ
れぞれ糸密度に応じて等分割する点の座標を求め、これ
を交互に配列することによりなされる。これにて、第9
図に示すような図形1の輪郭に沿った縫目3を形成する
ための輪郭刺繍データが作成されるのである。
以上のようにして作成された刺繍データに基づいて、ミ
シンの制御装置は加工布に対する刺繍を実行し、この場
合、rYJの図形1に関して、内部刺繍データに基づく
刺繍縫目2(第8図参照)、輪郭刺繍データに基づく刺
繍縫目3(第9図参照)、内部輪郭刺繍データに基づく
縫目2と縫目3との両方の縫目からなる刺繍縫目15(
第13図参照)の3種類の刺繍を使用者の所望に応じて
形成することができるのである。
尚、第1図のフローチャートには詳しく図示されていな
いが、上記ステップS2にて指定した種類の刺繍データ
が、既に作成されていて補助記憶装置12に記憶されて
いる場合には、あらためて作成することは行わない。ま
た、内部刺繍データあるいは輪郭刺繍データのどちらか
一方が既に作成されて補助記憶装置12に記憶されてい
るときに、「内部&輪郭」が指定されると、次に述べる
追加処理が実行される。さらに、内部輪郭刺繍データが
既に作成されて補助記憶装置12に記憶されているとき
に、「内部」あるいは「輪郭」が指定されると、これも
次に述べる削除処理が実行されるようになっている。
第15図には前記追加処理の概略的なルーチンが示され
ている。この処理においては、まず、補助記憶装置12
から閉領域データが読出されると共に作成済みの刺繍デ
ータ(内部あるいは輪郭)が読出される(ステップ51
1)。そして、指定された追加すべき刺繍データが「輪
郭」か「内部」かの判断がなされる(ステップ512)
。今、「輪郭」が指定された場合、輪郭刺繍データが作
成されていないことを条件に(ステップS13でNo)
、輪郭刺繍データの作成処理が実行され(ステップ51
4)、一方、「内部」が指定された場合、内部刺繍デー
タが作成されていないことを条件に(ステップS15で
NO)、内部刺繍データの作成処理が実行される(ステ
ップ516)。
これにて、内部刺繍データ及び輪郭刺繍データの両方が
作成されたことになり、これら両側線データを加え合わ
せて内部輪郭刺繍データが作成され、補助記憶装置12
に記憶され(ステップ517)、処理が完了する。
一方、前記削除処理の概略的なルーチンは、第16図に
示されている。この処理においては、まず、補助記憶装
置12から作成済みの内部輪郭刺繍データが読出され(
ステップ521)、削除すべき刺繍データが「輪郭」か
「内部」かの判断がなされる(ステップ522)。今、
削除したい刺繍データとして「輪郭」が指定されたとき
には、削除すべき刺繍データは「輪郭」となり、この場
合、輪郭刺繍データが作成されていることを条件に(ス
テップ323にてYes)、前記内部輪郭刺繍データか
ら輪郭刺繍データか削除されて内部刺繍データが作成さ
れるのである(ステップ524)。一方、これとは反対
に、削除すべき刺繍データが「内部」の場合には、内部
刺繍データが作成されていることを条件に(ステップS
25にてYes)、前記内部輪郭刺繍データから内部刺
繍データが削除されて輪郭刺繍データが作成されるので
ある(ステップ526)。作成された刺繍データが補助
記憶装置12に記憶され(ステップ527)、処理が完
了する。
このような本実施例によれば、閉領域データから刺繍デ
ータを作成するにあたり、使用者が、内部刺繍データの
作成1輪郭刺繍データの作成あるいは内部輪郭刺繍デー
タの作成のいずれかを選択して指定することができる。
これにて、ひとつの閉領域データから1種類の刺繍デー
タしか作成できなかった従来のものと異なり、ひとつの
閉領域データから、3種類の刺繍データを作成すること
が可能となり、この結果、使用者の要望に応してバライ
ティに富んた刺繍の実行が可能となるばかりでなく、そ
のための刺繍データの作成を、使用者の負担を増やすこ
とく簡単に行うことかできるものである。
また、特に本実施例では、すでに作成され記憶されてい
る刺繍データに対して、追加処理や削除処理を行うこと
に基づいて新たな刺繍データを作成することをも可能と
しているので、短時間でより容易に刺繍データを作成す
ることができるものである。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、例
えば図形を埋めるような縫目としてはサテン縫いに限ら
ずタタミ縫いを採用しても良く、また、輪郭に沿った縫
目としても千鳥縫いに限らず走り縫いを採用しても良い
など、要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形が可能であ
る。
[発明の効果] 以上の説明にて明らかなように、本発明のミシンの刺繍
データ作成装置によれば、1つの閉領域データから内部
刺繍データと輪郭刺繍データとの一方はもちろん、双方
のデータをも作成することが可能となるという優れた効
果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は刺繍デ
ータ作成のフローチャート、第2図は内部刺繍データの
作成手順を示すフローチャート、第3図は輪郭刺繍デー
タの作成手順を示すフローチャート、第4図は全体の電
気的構成を示すブロック図、第5図は全体の外観を表示
画面の一例と共に示す正面図、第6図はRAM内の構成
を概念的に示す図、第7図は図形の一例を示す図、第8
図は図形内部を埋めるような縫目を簡略化して示す図、
第9図は図形に沿った縫目を簡略化して示す図、第10
図は図形を埋めるような縫目と図形の輪郭に沿った縫目
との両方からなる刺繍縫目を示す図、第11図及び第1
2図は内部刺繍データの作成方法を説明するための図、
第13図及び第14図は輪郭刺繍データの作成方法を説
明するための図、第15図は刺繍データの追加処理の手
順を示すフローチャート、第16図は刺繍データの削除
処理の手順を示すフローチャートである。 図面中、1は図形、2,3.15は縫目、5は刺繍デー
タ作成装置本体(内部刺繍データ作成手段1輸郭刺繍デ
ータ作成手段)、6はCPU、7はROM、8はRAM
、12は補助記憶装置(記憶手段)、13は入力装置(
刺繍データ指定手段)、14は表示装置を示す。 代理人 弁理士  佐 藤  強 第1図 第2図 第3図 第6図 第9図              第10図第11図
       第12図 第13図        第14図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、加工布に対し所定の図形の刺繍を実行するミシンに
    おける各針落ち点を指定するための刺繍データを作成す
    るものであって、前記図形の輪郭を画定する閉領域デー
    タを記憶するための記憶手段と、この記憶手段に記憶さ
    れている閉領域データから該図形の内部を埋めるような
    縫目を形成するための内部刺繍データを作成する内部刺
    繍データ作成手段と、前記記憶手段に記憶されている閉
    領域データから前記図形の輪郭に沿った縫目を形成する
    ための輪郭刺繍データを作成する輪郭刺繍データ作成手
    段と、前記内部刺繍データの作成と前記輪郭刺繍データ
    の作成とのうち少なくともいずれか一方を選択するため
    の刺繍データ指定手段とを具備したことを特徴とするミ
    シンの刺繍データ作成装置。
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