JPH0419717Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0419717Y2 JPH0419717Y2 JP1986040277U JP4027786U JPH0419717Y2 JP H0419717 Y2 JPH0419717 Y2 JP H0419717Y2 JP 1986040277 U JP1986040277 U JP 1986040277U JP 4027786 U JP4027786 U JP 4027786U JP H0419717 Y2 JPH0419717 Y2 JP H0419717Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- body cabinet
- battery cover
- battery
- engaging piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- Y02E60/12—
Landscapes
- Closures For Containers (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<技術分野>
本考案は、本体キヤビネツトに形成された爪に
係合する係合片を有し、当該係合片を反らせて前
記本体キヤビネツトから取り外される電池蓋に関
し、取り外し時に電池蓋が飛び出さない様にした
ものに関する。
係合する係合片を有し、当該係合片を反らせて前
記本体キヤビネツトから取り外される電池蓋に関
し、取り外し時に電池蓋が飛び出さない様にした
ものに関する。
<従来技術>
電卓等の小型電子機器には、第3図に示す様
に、電池10を本体キヤビネツト11内に格納す
る電池蓋12が設けられており、電池10の取替
時には、第4図に示す様に、コイン13を電池蓋
12と本体キヤビネツト11の間隙に挿入し、電
池蓋12を押し上げる方向、即ち、コイン13を
押し下げる方向に加圧してこじあけ、前記電池蓋
12を前記本体キヤビネツト11から取り外して
いた。
に、電池10を本体キヤビネツト11内に格納す
る電池蓋12が設けられており、電池10の取替
時には、第4図に示す様に、コイン13を電池蓋
12と本体キヤビネツト11の間隙に挿入し、電
池蓋12を押し上げる方向、即ち、コイン13を
押し下げる方向に加圧してこじあけ、前記電池蓋
12を前記本体キヤビネツト11から取り外して
いた。
従来、第5図の通り、電池10を格納する電池
蓋12に、本体キヤビネツト11に形成された爪
14と係合する係合片15を設けているが、前記
電池10をより強力に押さえ付け、又、少々の振
動、シヨツクにおいても電池蓋12が簡単にはず
れてしまわない様にしようとすれば、前記爪14
の引掛かりを大きくする必要があつた。しかし、
爪14の引掛かりを大きくした場合、電池蓋12
を取り外す際にコイン13を用いて大きな力を加
えなければならず、それと同時に、当該電池蓋1
2が取り外された瞬間、電池蓋12が本体キヤビ
ネツト11より大きく飛び上がつてはずれてしま
う。即ち、第6図の様に、係合片15aが爪14
から離れる方向に反り、当該係合片15aが、前
記爪14との係合が解除された時点で、反動によ
り上方に大きく跳ね上がつてしまう。その際、爪
14の傾斜上方が緩やかな傾斜であると、反動に
より跳ね上がつた係合片15bの一端は何ら障害
物に当たることなくフリーとなり、本体キヤビネ
ツト11から勢いよく飛び出してしまう。
蓋12に、本体キヤビネツト11に形成された爪
14と係合する係合片15を設けているが、前記
電池10をより強力に押さえ付け、又、少々の振
動、シヨツクにおいても電池蓋12が簡単にはず
れてしまわない様にしようとすれば、前記爪14
の引掛かりを大きくする必要があつた。しかし、
爪14の引掛かりを大きくした場合、電池蓋12
を取り外す際にコイン13を用いて大きな力を加
えなければならず、それと同時に、当該電池蓋1
2が取り外された瞬間、電池蓋12が本体キヤビ
ネツト11より大きく飛び上がつてはずれてしま
う。即ち、第6図の様に、係合片15aが爪14
から離れる方向に反り、当該係合片15aが、前
記爪14との係合が解除された時点で、反動によ
り上方に大きく跳ね上がつてしまう。その際、爪
14の傾斜上方が緩やかな傾斜であると、反動に
より跳ね上がつた係合片15bの一端は何ら障害
物に当たることなくフリーとなり、本体キヤビネ
ツト11から勢いよく飛び出してしまう。
なお、第5図において、16は前記本体キヤビ
ネツト11に設けられた爪で、他方の爪14と共
に電池蓋12を当該本体キヤビネツト11に係止
させる。
ネツト11に設けられた爪で、他方の爪14と共
に電池蓋12を当該本体キヤビネツト11に係止
させる。
又、17はコイン13の挿入(差込)穴であ
る。もちろん、コイン13は他の硬物でも良い。
る。もちろん、コイン13は他の硬物でも良い。
さらに、第5図中、18a,18bは電子端子
である。
である。
<考案の目的>
本考案は、上記の事情に鑑み、電池蓋を開ける
ときに係合片の反りの復帰力を吸収するために、
本体キヤビネツトから取り外す際に反つた係合片
が本体キヤビネツトと接触する構造にし、反りの
復帰力を当該接触によつて本体キヤビネツト側に
吸収させ、電池蓋が飛び出さない様にすることを
目的とする。
ときに係合片の反りの復帰力を吸収するために、
本体キヤビネツトから取り外す際に反つた係合片
が本体キヤビネツトと接触する構造にし、反りの
復帰力を当該接触によつて本体キヤビネツト側に
吸収させ、電池蓋が飛び出さない様にすることを
目的とする。
<実施例>
以下、本考案の構成を説明する。
第1図は本考案の実施例に係る電池蓋の構造を
示す図であり、同図にあつて、1は電子機器の本
体(下)キヤビネツトを表わし、2は前記本体キ
ヤビネツト1に電池3を格納する電池蓋である。
示す図であり、同図にあつて、1は電子機器の本
体(下)キヤビネツトを表わし、2は前記本体キ
ヤビネツト1に電池3を格納する電池蓋である。
前記本体キヤビネツト1には爪4が係止されて
あり、当該爪4には前記電池蓋2の係合片5が係
合して、電池3が固定されている。この係合片5
は可撓性樹脂で作成されている。
あり、当該爪4には前記電池蓋2の係合片5が係
合して、電池3が固定されている。この係合片5
は可撓性樹脂で作成されている。
前記第1図は電池蓋2が閉じられた状態であ
り、電池3を取替えるときは、コイン6により前
記電池蓋2を押し上げ、当該電池蓋2を前記本体
キヤビネツト1から取り外す。
り、電池3を取替えるときは、コイン6により前
記電池蓋2を押し上げ、当該電池蓋2を前記本体
キヤビネツト1から取り外す。
なお図中、9a,9bが電池端子である。
電池蓋2を本体キヤビネツト1から取り外すと
きの係合片5の動作を、第2図を用いて説明す
る。
きの係合片5の動作を、第2図を用いて説明す
る。
第2図において、1は前記本体キヤビネツトを
表わし、5a,5bは前記電池蓋2の係合片を表
わしている。
表わし、5a,5bは前記電池蓋2の係合片を表
わしている。
本体キヤビネツト1から電池蓋2を取り外すと
き、前記電池蓋2は上方に押圧され、その結果、
係合片5aは反る(撓わむ)。そして、当該係合
片5aと爪4の係合が解除された時点で、前記係
合片5aは反りを復帰するべく上方へ跳び上がる
が、前記係合片5の末端部7が前記本体キヤビネ
ツト1の爪4の近傍に設けた接触部8と接触す
る。この接触によつて、反りを復帰させる復帰力
は前記本体キヤビネツト1側に吸収される。よつ
て、電池蓋2が本体キヤビネツト1より飛び出そ
うとするエネルギーは奪われ、電池蓋2をこじあ
けた後も、本体キヤビネツト1から係合片5は係
合状態が解除されるが、飛び上がることなくスム
ーズに電池蓋2を取り外せられる。
き、前記電池蓋2は上方に押圧され、その結果、
係合片5aは反る(撓わむ)。そして、当該係合
片5aと爪4の係合が解除された時点で、前記係
合片5aは反りを復帰するべく上方へ跳び上がる
が、前記係合片5の末端部7が前記本体キヤビネ
ツト1の爪4の近傍に設けた接触部8と接触す
る。この接触によつて、反りを復帰させる復帰力
は前記本体キヤビネツト1側に吸収される。よつ
て、電池蓋2が本体キヤビネツト1より飛び出そ
うとするエネルギーは奪われ、電池蓋2をこじあ
けた後も、本体キヤビネツト1から係合片5は係
合状態が解除されるが、飛び上がることなくスム
ーズに電池蓋2を取り外せられる。
<効果>
以上の様に本考案によれば、本体キヤビネツト
に形成された爪に係合する係合片を有し、当該係
合片を反らせて前記本体キヤビネツトから取り外
される電池蓋において、本体キヤビネツトから取
り外されるときに、反つた係合片が前記本体キヤ
ビネツトと接触する接触部を備えたから、係合片
の反りの復帰力は、前記接触部の本体キヤビネツ
トとの接触により、当該本体キヤビネツト側に吸
収され、従つて、電池蓋の取り外し時に電池蓋が
本体キヤビネツトから飛び上がることがなく、ス
ムーズに電池蓋の取り外し操作が行え、しかも、
外部部品を使わず形状を工夫するだけで済み、コ
スト的にも有利である。
に形成された爪に係合する係合片を有し、当該係
合片を反らせて前記本体キヤビネツトから取り外
される電池蓋において、本体キヤビネツトから取
り外されるときに、反つた係合片が前記本体キヤ
ビネツトと接触する接触部を備えたから、係合片
の反りの復帰力は、前記接触部の本体キヤビネツ
トとの接触により、当該本体キヤビネツト側に吸
収され、従つて、電池蓋の取り外し時に電池蓋が
本体キヤビネツトから飛び上がることがなく、ス
ムーズに電池蓋の取り外し操作が行え、しかも、
外部部品を使わず形状を工夫するだけで済み、コ
スト的にも有利である。
第1図は本考案の実施例に係る電池蓋が嵌合さ
れた電子機器の本体キヤビネツトの断面図、第2
図は前記電池蓋の構造を説明するための図、第3
図は電池蓋を本体キヤビネツトに取り付ける状態
を示す図、第4図は本体キヤビネツトから電池蓋
を取り外す状態を示す図、第5図は従来の電池蓋
が嵌合された電子機器の本体キヤビネツトの断面
図、第6図は前記電池蓋の構造を説明するための
図である。 1……本体キヤビネツト、2……電池蓋、4…
…爪、5……係合片、7……前記係合片5の末端
部。
れた電子機器の本体キヤビネツトの断面図、第2
図は前記電池蓋の構造を説明するための図、第3
図は電池蓋を本体キヤビネツトに取り付ける状態
を示す図、第4図は本体キヤビネツトから電池蓋
を取り外す状態を示す図、第5図は従来の電池蓋
が嵌合された電子機器の本体キヤビネツトの断面
図、第6図は前記電池蓋の構造を説明するための
図である。 1……本体キヤビネツト、2……電池蓋、4…
…爪、5……係合片、7……前記係合片5の末端
部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 本体キヤビネツトに形成されて爪の係止部に係
合する係合片を有し、該係合片が該爪の係止部に
係合することで該本体キヤビネツトに取り付けら
れる電池蓋であつて、 前記電池蓋を外部方向に押し出すことで該電池
蓋を前記本体キヤビネツトから押し出し、該電池
蓋を該本体キヤビネツトから取り外し可能とし、 前記電池蓋を前記本体キヤビネツトから取り外
すことに連動して、前記係合片の先端部と前記爪
の係止部との係止が外れるとともに、 該爪の該係止部の近傍に設けた接触部と前記係
合片の先端が圧接状態にて接触することで、該係
合片及び前記電池蓋の跳ね上げが規制される接触
部を前記本体キヤビネツト側の前記爪に備える ことを特徴とする電池蓋機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986040277U JPH0419717Y2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986040277U JPH0419717Y2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62152352U JPS62152352U (ja) | 1987-09-26 |
JPH0419717Y2 true JPH0419717Y2 (ja) | 1992-05-06 |
Family
ID=30854227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986040277U Expired JPH0419717Y2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0419717Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60124352A (ja) * | 1983-12-08 | 1985-07-03 | Canon Inc | バツテリ保持装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5672468U (ja) * | 1979-11-09 | 1981-06-15 | ||
JPS5775478U (ja) * | 1980-10-27 | 1982-05-10 | ||
JPS60174058U (ja) * | 1984-04-20 | 1985-11-18 | 株式会社富士通ゼネラル | 電気機器の電池収納装置 |
-
1986
- 1986-03-18 JP JP1986040277U patent/JPH0419717Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60124352A (ja) * | 1983-12-08 | 1985-07-03 | Canon Inc | バツテリ保持装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62152352U (ja) | 1987-09-26 |
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