JPH04196802A - 電圧制御発振器 - Google Patents

電圧制御発振器

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JPH04196802A
JPH04196802A JP32332590A JP32332590A JPH04196802A JP H04196802 A JPH04196802 A JP H04196802A JP 32332590 A JP32332590 A JP 32332590A JP 32332590 A JP32332590 A JP 32332590A JP H04196802 A JPH04196802 A JP H04196802A
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JP
Japan
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inductance
pattern
width
vco
patterns
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Pending
Application number
JP32332590A
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English (en)
Inventor
Osamu Osawa
修 大沢
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車電話システムにおける、多層基板を用い
た電圧制御発振器に関するものである。
(従来の技術) 第2図は電圧制御発振器(以下VCOという)の−例を
示す回路図であって、Cl−012はコンデンサ、CR
Oは可変容量ダイオード、L1〜L6はインダクタンス
、Qlはトランジスタ、R1−R6は抵抗、UJは増幅
回路であり、トランジスタQlの発振周波数は可変容量
ダイオードCROに加えられろ制御電圧VCによって制
御されるものである。
従来、このようなVCOは、第3図に示すように、2層
基板上にインダクタンスし1〜L6をパターンにより形
成し、コンデンサCl−C12,可変容量ダイオードC
RO、トランジスタQ1%抵抗RJ−R6,増幅回路U
l等の部品を基板上に半田付は等により固着することに
より構成するものでおった・ しかし、第3図に示すようにインダクタンスL1〜L6
は基板の部品搭載面上に形成するため。
部品搭載面積とは別にインダクタンス形成のための面積
を必要とし、しかもインダクタンスL1〜L6の基板占
有率が30%にも達するため、これらインダクタンスし
1〜L6はvCOの小型化に大きな整置となっていた・ そこで、多層化基板を用(・、前記インダクタンスL1
〜L6をその中層に形成し、スペースを立体的に利用す
ることによりVCDの小型化を図る方法が採用されるよ
うになった。
(発明が解決しようとする課題) シカシながら、インダクタンスを多層化基板の中層に形
成した場合、そのZ(インピーダンス)−fC周波数)
特性は、層間の接着剤(エポキシ樹脂)の影響を受けて
設計値と大幅に相違するという問題点が生じ、安定な特
性を有するVCOを得ることは困難であり、技術的に満
足できるものは得られなかった。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであ
って、多層化基板の中層に形成するインダクタンスのノ
eターンを特定の形状とすることにより所定のZ−f特
性を実現し、安定に動作する小型なVCOを提供するこ
とを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は上記目的を達成するため、多層化基板の中層に
インダクタンスを形成するUHF帯の電圧制御発振器に
おいて、前記インダクタンスの矩形パターン部を、パタ
ーン間の幅が・ぐターン幅の5倍以上のパターン形状と
なるようにしたものである。
(作用) 多層化基板に使用する層間接着剤が中層に形成するイン
ダクタンスの矩形パターン部のパターン間に付着とする
と、パターン間にコンデンサ容量が形成され、インダク
タンスのZ−’f特性を劣化させ、P5T定の特定を有
するVCOが得られない。本発明は矩形パターン部のパ
ターン間の幅をパターン幅の5倍以上に広げることによ
り、上記コンデンサ容量を低減して所定のZ−f特性を
得るものであり、これにより■CO小型を図ることがで
きる。
(実施例) 本発明の実施例について以下説明する。
本実施例は、第2図に示す回路からなる700MHz〜
900刷帯のvCOを多層化基板を用いて構成するもの
であり、第4図は該多層化基板の組立図、第5図は該多
層化基板の中層の・ξターン図、第6図は該多層化基板
の断面図である。
上記の多層化基板は第6図に示すように、3枚の基板を
接着剤により固着したもので、第1層1は第4図に示す
ようにインダクタンスL2 、 L5と接続線とのパタ
ーンを形成し、抵抗、コンデンサ等の部品を搭載するも
のである。第2層2はアース面(Gnd )で、第1層
と第3層を遮蔽するものであり、第3層3は広い面積を
必要とするインダクタンスLl 、L3.L4 、L6
を形成するものであり、第4層4はアース面(Gnd 
)であって。
一部にリード端子取付・ぐラドを設けである。そして、
各層はスルーホルール等によって適宜接続される。また
、前記第3層3におけるパターンを示す第5図において
、Ll、L3.L4.L6はそれぞれ第2図に示す70
0回路のインダクタンスLJ 、L3 、L4 、Ll
5に対応するものである。
ここで、インダクタンスL3は発振器の共振回路の一構
成要素であり発振特性に大きな影響を及ぼす。また、イ
ンダクタンスL6は増幅回路Uノの出力側に接続され、
コンデンサC8と共に、増幅回路Uノと負荷とを整合さ
せるマツチング回路を構成するものでありVCOの出力
特性に大きな影響を及ぼす。従って、インダクタンスL
3 、L6のパターンは、所定の特性が得られるように
形成する必要がある。
第7図は、第5図に示すパターンのインダクタンスL3
とL6のZ−f特性(インピーダンス−周波数特性)を
示す。第7図(、)において、A、Bはそれぞれ第5図
に示すインダクタンスL3のインピーダンス2(Ω)、
インダクタンスL (nH)の周波数f  (MHz)
に対する変化を示しており、eq C,Dはそれぞれ第3図に示す従来の2層化基板におけ
るインダクタンスL3のインピーダンスZ(Ω)、イン
ダクタンスL (nH)の周波数に対する変化を示して
いる。第7図(a)のA、Bが示すように、第5図に示
すインダクタンスL3のZ−f特性は700 MHz〜
900 MHz帯においてほぼ平坦であり、第3図に示
すインダクタンスL3とほぼ同様なZ−f特性が得られ
ている。これは、第5図に示すインダクタンスL3のノ
ソターン形状を。
第3図に示すインダクタンスL3のパターン形状に存在
する折返し部分を無くしたストレートな形状にしたこと
による。
従って、第5図に示すインダクタンスL3のパターンは
、AMPSシステム(送信用(T)周波数が824MH
z 〜849 MHzで、Local用(R)周波数が
786M[h 〜811 MHz ) 、 J −TA
CSシステム(送信用(TI)周波数が915 MHz
 〜925 !VIHzで、Local用(R)が77
7 MHz 〜787 MHz )、E −TACSシ
ステム(送信用住)周波数が872 址z 〜905 
Ml(zで。
Local用(R)が834 MHz 〜867 MH
z )の各システム用vCOの共通・ぐターンとして使
用することが可能となる。
なお、第5図に示すインダクタンスL3のパターンを共
通使用する場合、第2図に示すコンデンサC2,C3,
C4を発振周波数f0に対応して、式(1)を満足する
ように設定する。
一方、第7図(b)にお℃・て、E、Fはそれぞれ第5
図に示すインダクタンスL6のインピーダンスZ(Ω)
、インダクタンスL (nH)の周波数freq(MH
z)に対する変化を示しており、G、Hはそれぞれ第3
図に示す従来の2層化基板におけるインダクタンスL6
のインピーダンスZ(Ω)、インダクタンスL (nH
)の周波数に対する変化を示して(・る。第7図(b)
から明らかなように、G、Hが示スインピーダンスZ(
Ω)、インダクタンスしく nl’()の変化がほぼ平
坦であるのに対し、E、Fが示すインピーダンスZ(Ω
)、インダクタンスL (nH)の変化は大幅に変動し
て(・る。このため、第8図に示すようにVCOの出力
レベル(dBm )は発振周波数f  (MHz)が高
くなるに従って急激にeq 減少し、満足できる出力特性が得られ々い。特に前記J
 −TACSシステムに対応する発振周波数の高い帯域
で、この傾向は著しい。これは、第5図に示すインダク
タンスL6のパターンにお(・て、折返し状となってい
る矩形パターン間に層間接着剤が付着することにより矩
形・ぐターン間にコンデンサ容量が形成されたことが原
因である。
そこで、本実施例では、第1図に示すように矩形、eタ
ーン間の幅を・ぐターン幅の5倍以上に設定し1層間接
着剤の付着によるコンデンサ容量な犬きく低減している
。その結果、第9図に示すように、インダクタンスL6
のインピーダンスZ(Ω)。
インダクタンスL (nH)はそれぞれI、Jに示すよ
うにほぼ平坦となり、第7図(b)のE、Fに示す特性
に比べて大幅に改善されている。これによりVCOの出
力特性は第10図に示すようになり、前記各システムに
対応する周波数帯域において出力レベル(dBm )は
ほぼ一定となり、十分満足できるものである。
なお、上記の矩形パターンにおいて、ノソターン幅カ広
くス滅−ス的に矩形パターン間の幅を・七ターン幅の5
倍以上に収れない場合には、第1図のインダクタンスL
3のようにストレートパターンにとどまることとなる。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように本発明によれば、多層化基
板の中層に形成するインダクタンスの矩形パターンの形
状を・やターン間の幅がツヤターン幅の5倍以上になる
ようにしたので、層間接着剤の影響を受けなくなり、2
層化基板の表面に形成するインダクタンスと同等の特性
を得ることができる。これにより多層化基板を採用する
ことができ、VCOの小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の中層I、yfターン図(1)
、第2図はvCOの回路図、第3図は従来のVCOの2
層化基板組立図、第4図は本発明の実施例の多層化基板
組立図、第5図は本発明の実施例の中層Lノ母ターン図
(ホ)、第6図は本発明の実施例の多層化基板断面図、
第7図は第5図に示すL3 、L6のZ−f特性を示す
図、第8図は第5図の・ぐターンを用いたVCOの出力
特性を示す図、第9図は第1図に示すL6のZ−f特性
を示す図、第10図は第1図のパターンを用いたvCO
の出力特性を示す図である。 Ll〜L6・・インダクタンス。 VCOの凹路図 第2図 第3図 本発日1llIの大i伊4列の中層Lパターン図(2)
第5図 本免萌ω大施イ列の多屑化基板断面図 第6図 freq (MHz) % I 図1m;’l v LG ty> Z −f 
@’a’第9図 f req (M H2) (0)Ls 躬5図1こ示すLs、1 第7 freq(MHz) (b)Ls −らのZ−fn性 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 多層化基板の中層にインダクタンスを形成するUHF帯
    の電圧制御発振器において、 前記インダクタンスの矩形パターン部はパターン間の幅
    パターン幅の5倍以上のパターン形状であることを特徴
    とする電圧制御発振器。
JP32332590A 1990-11-28 1990-11-28 電圧制御発振器 Pending JPH04196802A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005175922A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Murata Mfg Co Ltd 高周波モジュール

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63209305A (ja) * 1987-02-26 1988-08-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 発振器
JPH02128507A (ja) * 1988-11-09 1990-05-16 Murata Mfg Co Ltd 広帯域増幅器

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