JPH04194420A - スリップ機構 - Google Patents

スリップ機構

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Publication number
JPH04194420A
JPH04194420A JP32663290A JP32663290A JPH04194420A JP H04194420 A JPH04194420 A JP H04194420A JP 32663290 A JP32663290 A JP 32663290A JP 32663290 A JP32663290 A JP 32663290A JP H04194420 A JPH04194420 A JP H04194420A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
boss
sliding surface
gear boss
hole
Prior art date
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Pending
Application number
JP32663290A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Shimomura
聡 下村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakagawa Electric Ind Co Ltd
Original Assignee
Nakagawa Electric Ind Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nakagawa Electric Ind Co Ltd filed Critical Nakagawa Electric Ind Co Ltd
Priority to JP32663290A priority Critical patent/JPH04194420A/ja
Publication of JPH04194420A publication Critical patent/JPH04194420A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 この発明は例えばタイムスイッチにおける回動力伝達用
の歯輪列の途中において、常時は回動力の伝達を行ない
、一定値以上の回動力が加わった場合はすべりによって
過剰の回動力の伝達を遮断する為に用いられるスリップ
機構に関する。 (従来の技術〕 第6B!!Iの如くJ鍔状の受部材14fを備える自車
ボス2fにボス孔を有する歯車5fを相対回動自在に嵌
め、更に上記歯車ボス2fには、ばね板31を、そのば
ね@31と上記受部材14fとで上記歯車5fを両側面
から挟み付ける状態となるように止着して、受部材14
fと歯車5f及び歯車5fとばね板31の2箇所の摩擦
により、歯車ボス2fと歯車5fとの間での回動力の伝
達を確実に行なえるようにしたものがある。
【発明が解決しようとする111M) この従来のスリップ機構では、第1点として、   ゛
組立の場合先ず第1に歯車ボスに歯車を嵌め、次に第2
にばね板を歯車ボスに止着するという2工程を要する為
手間のかかる問題点があり、第2点として、上記ばね板
という別の部品も必要とする問題点があった。 本願発明は上記従来技術の問題点(技術的課題)を解決
する為になされたもので、歯車におけるボス孔の周面の
第1の当面が自軍ポスの外周面の、第1の摺面に圧接し
、上記歯車の側面の第2の当面が歯車ボスに付設した受
部材の第2の摺面に圧接するようにして、歯車ボスを歯
車のボス孔に差し込むだけの簡易な1手間で組立ができ
るようにすると共に、同時に、部品点数の削減をも図る
ことができ、しかも組立てられたものにおいては前記従
来品と同等の機能を発揮するようにしたスリップ機構を
提供することを目的としている。 〔課題を解決する為の手段〕 上記目的を達成する為に、本願発明におけるスリップ機
構は、歯車ボスと、上記歯車ボス挿通用のボス孔を有す
る歯車とから成り、上記歯車ボスの外周面の一部には第
1の摺面を具備させると共に、歯車ボスの一端には、上
記第1の摺面側の側面に第2の摺面を具備する鍔状の受
部材が付設されており、一方上記歯車におけるボス孔の
周壁面には、ボス孔に歯車ボスを挿通した状態において
上記第1の摺面に圧接するようにした第1の当面が備え
させてあると共に、−歯車において上記受部材と対応す
る側の側面には上記第2の摺面に圧接させる為の第2の
当面を具備させてあり、上記歯車ボスには、第2の当面
が第2の摺面に圧接する位置まで歯車ボスを上記ボス孔
に挿通した状態において、歯車ボスからの歯車の離反を
阻止するようにした係止部を設けたものである。 〔作用〕 組立の場合、歯車ボスを歯車のボス孔に差し込むと、歯
車におけるボス孔の同壁面の第1の当面が歯車ボスの外
周面の第1の摺面に圧接し、上記歯車の側面の第2の当
面が歯車ボスに付設した受部材の第2の摺面に圧接する
。 このように組立てたスリップ機構において、歯車ボス又
は歯車の一方を回した場合、その回動力は上記第1の当
面及び摺面と、第2の当面及び摺面との2箇所の摩擦に
よって他方に伝達される。 上記回動力が摩擦力以上の場合、上記2箇所の摺りによ
り過剰の回動力の伝達が防止される。 〔実施例〕 以下本願の実施例を示す図面について説明する、タイマ
の主軸におけるスリップ機構を示す第1図乃至第4図に
おいて、1は主軸で、例えばアルミニウム製である。2
は歯車ボスで、例えばガラス入りナイロンで形成される
。3は歯車ボス2と一体形成したカムボスで、その一端
にはカム駆動用の突起4を備える。5は歯車で、本例で
は主軸歯車が示される。該自車5は例えばポリアセター
ル樹脂製である。 上記主軸1はその一端に歯車ボス2との連結用の突片7
を備え、その突片7の局面は歯車ボス2との回動方向へ
の一体化を確実ならしめる為にローレフト掛けが施され
ている。 次に自車ポス2は上記突片7が嵌合する為の嵌合凹部1
0を有している。 11は歯車ボス2の外周面の一部に
具備させた第1の摺面で、前記嵌合凹部10の深部側は
ど細くなるテーバ状に形成しである。12は案内面で、
嵌合凹部lOの開口部の側はど細(なる円弧状のテーバ
面に形成しである。13は歯車ボス2からの自車5の離
反を阻止する為の係止部で、本例では図示の如き段状に
形成しである。 尚この係止部は第1の摺面11のテーバ形状をよりきつ
くしてその摺面11自体が係止部として機能するように
しても良い、14は歯車ボス2の一端に付設した鍔状の
受部材で、上記第1fI摺面11の側の側面に第2の摺
面15を具備している。該受部材14における元部16
は図示の如く薄肉に形成されて歯車ボス2の軸線方向へ
の弾性変形が容易となるようにしである。 次に歯車5について説明する。該歯車5は環状の基部1
8とその周囲に一体形成した鍔部19とから構成される
。環状の基部18の内側は前記歯車ボス2を挿通する為
のボス孔20となっている。基部18にはその軸線方向
の一端に開口する溝21が形成され、その溝2】の内側
の部分が弾接片22となって、その弾接片22の内周面
即ちボス孔200周壁面に上記第1の摺面11に圧接す
るようにした第1の当面23を具備している。上記弾接
片22はその元部24が薄肉に形成されて、弾接片22
が半径方向に弾性変形し島くなっている。又第2図に示
されるように弾接片22には切溝25が形成されて上記
半径方向の、 弾性変形がより容易となるようにしであ
る。切溝25の数は本例のように2でもよいし或いはも
っと多数でも良い、26は弾接片22の先端部に備えら
れた係合爪で、前記係止部13に係合するようにしたも
のである。27は基部18における軸線方向への突部を
示し、その頂面に上記第2の摺面15に圧接する為の第
2の当面28を有している。29は鍔部19の外周面に
形成された歯である。 次に上記構成のスリップ機構の組立てを説明する。予め
主軸lの突片7が歯車ボス2の凹部10に差し込まれて
主軸1と歯車ボス2との一体化がなされている0次に第
4図に示されるように歯車ボス2がその案内面12の側
からボス孔20に蓋し込まれる。この場合、案内面12
の存在と弾接片22の前述の如き構造によって、弾接片
22は案内面12によって容易に半径方向に押し広げら
れ、歯車ボス2はボス孔20内に容易に差し込むことが
できる。ili+車ボス2がボス孔20に対して、第1
の当面23が第1の摺面Ifに圧接し、第2の当、w2
8が第2の摺面15に圧接する状態となる位置まで差し
込まれると、係合爪26が弾接片22の弾性復帰力によ
り係止部13に係合する。その結果係止部13により歯
車ボス2からの歯車5の離反が阻止される状態となり、
スリップ機構の組立てが完了する。 向上記組立ての場合、先に歯車ボス2と歯車5とを組立
て、然る後生輸1を歯車ボス2に連結しても良い。 上記スリップ機構において自車ボス2又は歯車5の内の
一方が回動すると、その回動力は第1の当面23と第1
の摺面11との間の摩擦力及び第2の当面28と第2の
摺面15との藺の摩擦力によって他方に伝達され、それ
も一体に回動する。 上記の場合において上記回動力が上記両圧接部分での摩
擦力よりも大きいと、それらの圧接部分において夫々す
べりが生じ、上記一方から他方への過剰の回動力の伝達
が防止される。 以上はタイマの主軸部分でのスリップ機構について説明
したが、そのスリップ機構は2番歯車部分のものであっ
ても良い、その場合、上記主軸1は2番自車軸と読み替
え、歯車5は2番歯車と読み替えて理解されたい。 又、上記歯車ボスと歯車とは、上記実施例の如く相互に
異なる材質の材料で形成した方が、上記当面と摺面との
摩耗を少なく上において好ましい次に第5図は本願の異
なる実施例を示すもので、主軸1eと歯車ボス2eとを
合成樹脂材料で一体に形成した例を示すものである。 尚、SaW上前図前面のと同−又は均等構成と考えられ
る部分には、前面と同一の符号にアルファべ一/ )の
eを付して重複する説明を省略した。 〔発明の効果〕 以上のように本願発明にあっては、歯車5におけるボス
孔20の周面の第1の当面23が歯車ボス2の外周面の
第1の摺面11に圧接し、上記歯車5の側面の第2の当
面28が歯車ボス2に付設した受部材14の第2の摺面
28に圧接するようにした構造だから、組立の場合、単
に歯車ボス2を歯車5のボス孔20に挿し通すだけで、
上記2箇所の圧接状態をいずれも達成できる特長がある
。このことは組立を一手間て簡単に行なえる効果があり
、また部品の数も歯車ボス2と歯車5との2部品のみの
少ない数で足りる効果がある。 しかも上記のように簡単に組立てができるものであって
も、組立てられたスリップ機構においては、歯車ボス2
又は自車5の一方を回した場合には、その回動力を、上
記第1の当面23及び摺面11と、第2の当面28及び
摺面15との2箇所の摩擦によって確実に他方に伝達で
き、また上記回動力が摩擦力以上の場合は上記2箇所の
摺り−により過剰の回動力の伝達を断つことができ、前
記従来のスリップ機構と何ら変わらず利用できる効果が
ある
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は縦断面図、
第2図は分解斜視図、第3図は歯車ボスを第2図とは反
対の側から見た状態を示す斜視図、第4図は組立て途中
の状態を示す縦断面図、第5図は異なる実施例を示す縦
断面図、第6図は従来例を示す縦断iitw′。 、 2・・・歯車ボス、5・・・61,11・・・第1
の摺面、14・・・受部材、15・・・第2の摺面、2
0・・・ボス孔、23・・・第1の当面、28・・・第
2の当面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 歯車ボスと、上記歯車ボス挿通用のボス孔を有する歯車
    とから成り、上記歯車ボスの外周面の一部には第1の摺
    面を具備させると共に、歯車ボスの一端には、上記第1
    の摺面側の側面に第2の摺面を具備する鍔状の受部材が
    付設されており、一方上記歯車におけるボス孔の周壁面
    には、ボス孔に歯車ボスを挿通した状態において上記第
    1の摺面に圧接するようにした第1の当面が備えさせて
    あると共に、該歯車において上記受部材と対応する側の
    側面には上記第2の摺面に圧接させる為の第2の当面を
    具備させてあり、上記歯車ボスには、第2の当面が第2
    の摺面に圧接する位置まで歯車ボスを上記ボス孔に挿通
    した状態において、歯車ボスからの歯車の離反を阻止す
    るようにした係止部が設けてあることを特徴とするスリ
    ップ機構。
JP32663290A 1990-11-28 1990-11-28 スリップ機構 Pending JPH04194420A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32663290A JPH04194420A (ja) 1990-11-28 1990-11-28 スリップ機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32663290A JPH04194420A (ja) 1990-11-28 1990-11-28 スリップ機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04194420A true JPH04194420A (ja) 1992-07-14

Family

ID=18189964

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32663290A Pending JPH04194420A (ja) 1990-11-28 1990-11-28 スリップ機構

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JP (1) JPH04194420A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2788090A1 (fr) * 1998-12-11 2000-07-07 Ogura Clutch Co Ltd Dispositif de transmission de puissance

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2788090A1 (fr) * 1998-12-11 2000-07-07 Ogura Clutch Co Ltd Dispositif de transmission de puissance

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