JPH04194200A - 地下空洞の構築方法 - Google Patents
地下空洞の構築方法Info
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- JPH04194200A JPH04194200A JP2321830A JP32183090A JPH04194200A JP H04194200 A JPH04194200 A JP H04194200A JP 2321830 A JP2321830 A JP 2321830A JP 32183090 A JP32183090 A JP 32183090A JP H04194200 A JPH04194200 A JP H04194200A
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- JP
- Japan
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- tunnel
- excavator
- shaft
- vertical shaft
- underground cavity
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- 238000010276 construction Methods 0.000 title description 27
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 5
- 238000009412 basement excavation Methods 0.000 abstract description 12
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 5
- 239000003673 groundwater Substances 0.000 description 3
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a)、産業上の利用分野
本発明は、可燃性ガス等の燃料、圧縮空気又は水などを
貯蔵したり、或いは駐車場として利用することが出来る
地下空洞の構築方法に関する。
貯蔵したり、或いは駐車場として利用することが出来る
地下空洞の構築方法に関する。
(b)、従来の技術
最近、大深度地下に地下空洞を設け、該地下空洞内に多
量の燃料、圧縮空気又は水などを貯蔵せんとする提案が
なされている。
量の燃料、圧縮空気又は水などを貯蔵せんとする提案が
なされている。
(C)1発明が解決しようとする問題点しかし、この種
の地下空洞は、構築現場の状況に対応して各種の構築方
法を選択し得ることが望ましく、地下空洞の種々の構築
方法の開発が待たれている。
の地下空洞は、構築現場の状況に対応して各種の構築方
法を選択し得ることが望ましく、地下空洞の種々の構築
方法の開発が待たれている。
本発明は、上記事情に鑑み、地上の作業スペースが限ら
れていても実行可能な地下空洞の構築方法を提供するこ
とを目的とする。
れていても実行可能な地下空洞の構築方法を提供するこ
とを目的とする。
(d)1問題点を解決するための手段
即ち、本発明は、地山(5)に対して1本の坑道(2)
を地上面(7)に連通ずる形で設け、掘削機(9)によ
り前記坑道(2)を包囲する地山(5)中にトンネル(
3)をその両端部(3a、3b)が共に前記坑道(2)
に開口する形で形成するようにして構成される。
を地上面(7)に連通ずる形で設け、掘削機(9)によ
り前記坑道(2)を包囲する地山(5)中にトンネル(
3)をその両端部(3a、3b)が共に前記坑道(2)
に開口する形で形成するようにして構成される。
また、上記掘削機(9)が地上面(7)に向かって掘進
する形でトンネル(3)を形成するようにして構成する
ことも出来る。
する形でトンネル(3)を形成するようにして構成する
ことも出来る。
なお、括弧内の番号等は、図面における対応する要素を
示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記
載に限定拘束されるものではない。以下のr(e)、作
用」の欄についても同様である。
示す便宜的なものであり、従って、本記述は図面上の記
載に限定拘束されるものではない。以下のr(e)、作
用」の欄についても同様である。
(e)、作用
上記した構成により、本発明は、坑道(2)内に作業ス
ペースを確保した形で該坑道(2)の周囲にトンネル(
3)が形成されるように作用する。
ペースを確保した形で該坑道(2)の周囲にトンネル(
3)が形成されるように作用する。
また、本発明は、トンネル(3)の形成に際して、地山
(5)中に含まれている水が掘削機(9)の後方に抜け
るように作用する。
(5)中に含まれている水が掘削機(9)の後方に抜け
るように作用する。
(f)、実施例
以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は本発明による地下空洞の構築方法の一実施例が
適用された地下空洞構築現場の一例を示す斜視図、 第2図は第1図の平面図、 第3図は本発明による地下空洞の構築方法の別の実施例
が適用された地下空洞構築現場の一例を示す斜視図であ
る。
適用された地下空洞構築現場の一例を示す斜視図、 第2図は第1図の平面図、 第3図は本発明による地下空洞の構築方法の別の実施例
が適用された地下空洞構築現場の一例を示す斜視図であ
る。
地下空洞構築現場1は、第1図に示すように。
地上面7から垂直下方である矢印B方向に所定の深さD
lに穿設形成された1本の立坑2を有しており、立坑2
の周囲の地山5部分には、第1図及び第2図に示すよう
に、複数個のトンネル3が、互いに所定の深度差を有す
る形でそれぞれ水平ループ状に形成されている。即ち、
各トンネル3は、その両端部3a、3bが立坑2に開口
した形で水平面内で略円環状に形成されており、トンネ
ル3及び立坑2内には、それ等によって形成される地下
空洞6が構築されている。
lに穿設形成された1本の立坑2を有しており、立坑2
の周囲の地山5部分には、第1図及び第2図に示すよう
に、複数個のトンネル3が、互いに所定の深度差を有す
る形でそれぞれ水平ループ状に形成されている。即ち、
各トンネル3は、その両端部3a、3bが立坑2に開口
した形で水平面内で略円環状に形成されており、トンネ
ル3及び立坑2内には、それ等によって形成される地下
空洞6が構築されている。
地下空洞構築現場1は以上のような構成を有するので、
地下空洞6を構築する際には、地上面7から第1図矢印
B方向、即ち垂直下方に向けて立坑2を所定の深さDl
に達するまで穿設形成する。次いで、該穿設形成された
立坑2内にシールド掘削機、トンネルボーリングマシン
等の掘削機9を複数基搬入し、各掘削機9を立坑2内の
所定の発進位置P1にそれぞれ水平に設置する。こうし
て、各掘削機9が所定の発進位置P1に設置されたとこ
ろで、これ等掘削機9を水平方向、即ち立坑2に対して
直角な方向に向けて発進させる。
地下空洞6を構築する際には、地上面7から第1図矢印
B方向、即ち垂直下方に向けて立坑2を所定の深さDl
に達するまで穿設形成する。次いで、該穿設形成された
立坑2内にシールド掘削機、トンネルボーリングマシン
等の掘削機9を複数基搬入し、各掘削機9を立坑2内の
所定の発進位置P1にそれぞれ水平に設置する。こうし
て、各掘削機9が所定の発進位置P1に設置されたとこ
ろで、これ等掘削機9を水平方向、即ち立坑2に対して
直角な方向に向けて発進させる。
その後、各掘削機9の掘進方向を各水平面内で徐々に変
更して、各掘削機9の後方に、第2図に示すように、ト
ンネル3を略円環状に形成していき、最終的には各掘削
機9を元の立坑2内に到達させる。すると、立坑2の周
囲の地山5部分には、第1図に示すように、複数個のト
ンネル3がそれぞれ所定の深度でその両端部3a、3b
を立坑2に開口した形で水平ループ状に形成され、その
結果、これ等トンネル3及び立坑2内には所定容積の地
下空洞6が構築される。
更して、各掘削機9の後方に、第2図に示すように、ト
ンネル3を略円環状に形成していき、最終的には各掘削
機9を元の立坑2内に到達させる。すると、立坑2の周
囲の地山5部分には、第1図に示すように、複数個のト
ンネル3がそれぞれ所定の深度でその両端部3a、3b
を立坑2に開口した形で水平ループ状に形成され、その
結果、これ等トンネル3及び立坑2内には所定容積の地
下空洞6が構築される。
この際、立坑2の周囲に形成するトンネル3の本数を増
減させたり、各トンネル3の直径や全長を変更すること
により、地下空洞6の容積を該地下空洞6の用途(燃料
、圧縮空気、水等の貯槽や地下駐車場など)に応じた形
で所望の大きさに設定することが出来る。しかも、地下
空洞6の構築に際しては、第1図に示すように、地上面
7から所定深さDlの立坑2を1本設けておくだけで、
その後は該立坑2内に必要な作業スペースを確保した形
で(即ち、地上面7での作業スペースを極力小さくした
形で)地下の広大な地山5を有効に利用して掘削機9に
よるトンネル3の掘削動作を行なうことが出来や。従っ
て、地上面7での作業スペースが限られている場合でも
任意の容積を有する地下空洞6の構築が可能となる。更
に、地下空洞6の構築後、即ち地下空洞6を各用途に利
用する際には、立坑2の第1図上端の開口部2bのみが
地上面7付近に設けられており、立坑2の他の部分及び
各トンネル3は全て地下に設けられていることから、地
上権への影響を小さくすることが出来る。また、立坑2
の周囲に形成すべきトンネル3の本数(第1図に示す地
下空洞構築現場1においては5本)に対応した1基以上
の掘削機9を用いて、各トンネル3の掘削動作を同時に
行なうことが出来るので、工期を短縮することが可能で
ある。なお、工期を短縮する必要がない場合には、1基
の掘削機9で各トンネル3の掘削動作を順次行なうこと
が出来るので、掘削機9の台数は少なくて済む。
減させたり、各トンネル3の直径や全長を変更すること
により、地下空洞6の容積を該地下空洞6の用途(燃料
、圧縮空気、水等の貯槽や地下駐車場など)に応じた形
で所望の大きさに設定することが出来る。しかも、地下
空洞6の構築に際しては、第1図に示すように、地上面
7から所定深さDlの立坑2を1本設けておくだけで、
その後は該立坑2内に必要な作業スペースを確保した形
で(即ち、地上面7での作業スペースを極力小さくした
形で)地下の広大な地山5を有効に利用して掘削機9に
よるトンネル3の掘削動作を行なうことが出来や。従っ
て、地上面7での作業スペースが限られている場合でも
任意の容積を有する地下空洞6の構築が可能となる。更
に、地下空洞6の構築後、即ち地下空洞6を各用途に利
用する際には、立坑2の第1図上端の開口部2bのみが
地上面7付近に設けられており、立坑2の他の部分及び
各トンネル3は全て地下に設けられていることから、地
上権への影響を小さくすることが出来る。また、立坑2
の周囲に形成すべきトンネル3の本数(第1図に示す地
下空洞構築現場1においては5本)に対応した1基以上
の掘削機9を用いて、各トンネル3の掘削動作を同時に
行なうことが出来るので、工期を短縮することが可能で
ある。なお、工期を短縮する必要がない場合には、1基
の掘削機9で各トンネル3の掘削動作を順次行なうこと
が出来るので、掘削機9の台数は少なくて済む。
また、地下空洞6の構築に際して、立坑2を最初の最上
部のトンネル3を掘削すべき所定深度まで掘削し、その
状態で、対応するトンネル3を掘削し、当該トンネル3
の掘削が完了したところで、更に立坑2を所定深度掘削
し、その状態で別のトンネル3を、既に掘削形成された
トンネル3よりも深い位置に構築するようにし、以後同
様に、立坑2の掘削動作とトンネル3の掘削動作を交互
に行ない、第1図下方へ向けて順次地下空洞6を構築す
るようにしてもよい。
部のトンネル3を掘削すべき所定深度まで掘削し、その
状態で、対応するトンネル3を掘削し、当該トンネル3
の掘削が完了したところで、更に立坑2を所定深度掘削
し、その状態で別のトンネル3を、既に掘削形成された
トンネル3よりも深い位置に構築するようにし、以後同
様に、立坑2の掘削動作とトンネル3の掘削動作を交互
に行ない、第1図下方へ向けて順次地下空洞6を構築す
るようにしてもよい。
なお、上述の実施例においては、第1図に示すように、
立坑2の周囲の地山5部分に複数個のトンネル3がそれ
ぞれ所定の深度で水平ループ状に形成された地下空洞構
築現場1について説明したが、トンネル3は、内部に所
定容量を確保出来る限りどのような形状でもよい。従っ
て、例えば第3図に示すように、立坑2の周囲の地山5
部分にトンネル3を該立坑2を螺旋状に取り巻く形で形
成することも可能である。以下、立坑2の周囲の地山5
部分に螺旋状のトンネル3が形成された地下空洞構築現
場IAについて説明する。
立坑2の周囲の地山5部分に複数個のトンネル3がそれ
ぞれ所定の深度で水平ループ状に形成された地下空洞構
築現場1について説明したが、トンネル3は、内部に所
定容量を確保出来る限りどのような形状でもよい。従っ
て、例えば第3図に示すように、立坑2の周囲の地山5
部分にトンネル3を該立坑2を螺旋状に取り巻く形で形
成することも可能である。以下、立坑2の周囲の地山5
部分に螺旋状のトンネル3が形成された地下空洞構築現
場IAについて説明する。
即ち、該地下空洞構築現場IAは、第3図に示すように
、地上面7から垂直下方である矢印B方向に所定の深さ
Dlに穿設形成された1本の立坑2を有しており、立坑
2の周囲の地山5部分にはトンネル3が立坑2を半径R
1の螺旋状に取り巻く形で形成されている。更に、トン
ネル3及び立坑2内には地下空洞6が構築されている。
、地上面7から垂直下方である矢印B方向に所定の深さ
Dlに穿設形成された1本の立坑2を有しており、立坑
2の周囲の地山5部分にはトンネル3が立坑2を半径R
1の螺旋状に取り巻く形で形成されている。更に、トン
ネル3及び立坑2内には地下空洞6が構築されている。
地下空洞構築現場IAは以上のような構成を有するので
、地下空洞6を構築する際には、地上面7から第3図矢
印B方向、即ち垂直下方に向けて立坑2を所定の深さD
lに達するまで穿設形成する。次いで、該穿設形成され
た立坑2内にシールド掘削機、トンネルボーリングマシ
ン等の掘削機9を搬入し、該掘削機9を立坑2の底面2
a近傍の所定の発進位置P1に、当該掘削機9の先端の
カンタ部分が水平方向より角度αだけ上向きの矢印G方
向に向く形で設置する。こうして、掘削機9が所定の発
進位置P1に設置されたところで、これ等掘削機9を前
記矢印G方向に向けて発進させる。その後、掘削機9の
掘進方向を徐々に変更して、該掘削機9が立坑2の周囲
を半径R1の円周に沿って旋回しつつ角度αで地上面7
に向かって上昇する形で地山5の掘削動作を実行してい
く。
、地下空洞6を構築する際には、地上面7から第3図矢
印B方向、即ち垂直下方に向けて立坑2を所定の深さD
lに達するまで穿設形成する。次いで、該穿設形成され
た立坑2内にシールド掘削機、トンネルボーリングマシ
ン等の掘削機9を搬入し、該掘削機9を立坑2の底面2
a近傍の所定の発進位置P1に、当該掘削機9の先端の
カンタ部分が水平方向より角度αだけ上向きの矢印G方
向に向く形で設置する。こうして、掘削機9が所定の発
進位置P1に設置されたところで、これ等掘削機9を前
記矢印G方向に向けて発進させる。その後、掘削機9の
掘進方向を徐々に変更して、該掘削機9が立坑2の周囲
を半径R1の円周に沿って旋回しつつ角度αで地上面7
に向かって上昇する形で地山5の掘削動作を実行してい
く。
すると、掘削機9の後方には、第3図に示すように、ト
ンネル3が立坑2の周囲を螺旋状に取り巻く形で形成さ
れていく。この際、掘削機9は常に、水平方向に対して
角度αだけ上向きに掘進していくので、地山5の掘削に
伴なって切羽面付近に流入してくる地下水等の水は、自
重によりトンネル3内を下方、即ち掘削機9の後方に流
れていき、切羽面付近に溜ることはない。従って、トン
ネル3の形成に際して、地山5中の地下水等の水が掘削
動作の妨げとなるようなことはなく、掘削作業性は良好
である。
ンネル3が立坑2の周囲を螺旋状に取り巻く形で形成さ
れていく。この際、掘削機9は常に、水平方向に対して
角度αだけ上向きに掘進していくので、地山5の掘削に
伴なって切羽面付近に流入してくる地下水等の水は、自
重によりトンネル3内を下方、即ち掘削機9の後方に流
れていき、切羽面付近に溜ることはない。従って、トン
ネル3の形成に際して、地山5中の地下水等の水が掘削
動作の妨げとなるようなことはなく、掘削作業性は良好
である。
こうして、掘削機9が地上面7付近に達したところで、
掘削機9の掘進方向を適宜変更して、該掘削機9を元の
立坑2内に到達させる。すると、螺旋状のトンネル3は
、その両端部3a、3bが立坑2に開口する形で形成さ
れ、その結果、トンネル3及び立坑2内には所定容積の
地下空洞6が構築される。この際、掘削機9の掘進方向
の水平方向に対する角度αや旋回半径R1を増減させて
螺旋状のトンネル3の全長を変更したり、該トンネル3
の直径を変更することにより、地下空洞6の容積を該地
下空洞6の用途(燃料、圧縮空気、水等の貯槽や地下駐
車場など)に応じた形で所望の大きさに設定することが
出来る。しかも、地下空洞6の構築に際しては、第3図
に示すように、地上面7から所定深さDlの立坑2を1
本設けておくだけで、その後は該立坑2内に必要な作業
ヌペースを確保した形で(即ち、地上面7での作業スペ
ースを極力小さくした形で)地下の広大な地山5を有効
に利用して掘削機9によるトンネル3の掘削動作を行な
うことが出来る。従って、地上面7での作業スペースが
限られている場合でも任意の容積を有する地下空洞6の
構築が可能となる。
掘削機9の掘進方向を適宜変更して、該掘削機9を元の
立坑2内に到達させる。すると、螺旋状のトンネル3は
、その両端部3a、3bが立坑2に開口する形で形成さ
れ、その結果、トンネル3及び立坑2内には所定容積の
地下空洞6が構築される。この際、掘削機9の掘進方向
の水平方向に対する角度αや旋回半径R1を増減させて
螺旋状のトンネル3の全長を変更したり、該トンネル3
の直径を変更することにより、地下空洞6の容積を該地
下空洞6の用途(燃料、圧縮空気、水等の貯槽や地下駐
車場など)に応じた形で所望の大きさに設定することが
出来る。しかも、地下空洞6の構築に際しては、第3図
に示すように、地上面7から所定深さDlの立坑2を1
本設けておくだけで、その後は該立坑2内に必要な作業
ヌペースを確保した形で(即ち、地上面7での作業スペ
ースを極力小さくした形で)地下の広大な地山5を有効
に利用して掘削機9によるトンネル3の掘削動作を行な
うことが出来る。従って、地上面7での作業スペースが
限られている場合でも任意の容積を有する地下空洞6の
構築が可能となる。
更に、地下空洞6の構築後、即ち地下空洞6を各用途に
利用する際には、立坑2の第3図上端の開口部2bのみ
が地上面7付近に設けられており、立坑2の他の部分及
びトンネル3は地下に設けられていることから、地上権
への影響を小さくすることが出来る。
利用する際には、立坑2の第3図上端の開口部2bのみ
が地上面7付近に設けられており、立坑2の他の部分及
びトンネル3は地下に設けられていることから、地上権
への影響を小さくすることが出来る。
また、上述の2つの実施例においては、第1図及び第3
図に示すように、立坑2、即ち垂直な矢印A、B方向に
形成された坑道を有する地下空洞構築現場1、IAにつ
いて説明したが、坑道は必ずしも垂直に設ける必要はな
い。従って、斜坑や水平坑から掘削機9を発進させてト
ンネル3を形成することにより、地下空洞6を構築する
ことも勿論可能である。
図に示すように、立坑2、即ち垂直な矢印A、B方向に
形成された坑道を有する地下空洞構築現場1、IAにつ
いて説明したが、坑道は必ずしも垂直に設ける必要はな
い。従って、斜坑や水平坑から掘削機9を発進させてト
ンネル3を形成することにより、地下空洞6を構築する
ことも勿論可能である。
(g)1発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、地山5に対して1
本の立坑2、斜坑、水平坑等の坑道を地上面7に連通ず
る形で設け、掘削機9により前記坑道を包囲する地山5
中にトンネル3をその両端部3a、3bが共に前記坑道
に開口する形で形成するようにして構成したので、これ
までに蓄積された掘削機9によるトンネル掘削技術を駆
使して、可燃性ガス等の燃料、圧縮空気又は水などを貯
蔵したり、或いは駐車場として利用することが出来る地
下空洞6を坑道内に作業スペースを確保した形で構築す
ることが可能となり、地上の作業スペースが限られてい
ても実行可能な地下空洞の構築方法を提供することが出
来る。
本の立坑2、斜坑、水平坑等の坑道を地上面7に連通ず
る形で設け、掘削機9により前記坑道を包囲する地山5
中にトンネル3をその両端部3a、3bが共に前記坑道
に開口する形で形成するようにして構成したので、これ
までに蓄積された掘削機9によるトンネル掘削技術を駆
使して、可燃性ガス等の燃料、圧縮空気又は水などを貯
蔵したり、或いは駐車場として利用することが出来る地
下空洞6を坑道内に作業スペースを確保した形で構築す
ることが可能となり、地上の作業スペースが限られてい
ても実行可能な地下空洞の構築方法を提供することが出
来る。
また、掘削機9が地上面7に向かって掘進する形でトン
ネル3を形成するようにして構成すると、トンネル3の
形成に際して、地山5中に含まれている地下水等の水は
掘削機9の後方に抜けるので、掘削作業性が向上し、工
期の短縮に寄与し得る。
ネル3を形成するようにして構成すると、トンネル3の
形成に際して、地山5中に含まれている地下水等の水は
掘削機9の後方に抜けるので、掘削作業性が向上し、工
期の短縮に寄与し得る。
第1図は本発明による地下空洞の構築方法の一実施例が
適用された地下空洞構築現場の一例を示す斜視図、 第2図は第1図の平面図。 第3図は本発明による地下空洞の構築方法の別の実施例
が適用された地下空洞構築現場の一例を示す斜視図であ
る。 2・・・・・・坑道(立坑) 3・・・・・・トンネル 3a、3b・・・・・・端部 5・・・・・・地山 6・・・・・・地下空洞 7 ・・地上面 9・・・・掘削機 出願人 三井建設株式会社 代理人 弁理士 相1)伸二 く←→の
適用された地下空洞構築現場の一例を示す斜視図、 第2図は第1図の平面図。 第3図は本発明による地下空洞の構築方法の別の実施例
が適用された地下空洞構築現場の一例を示す斜視図であ
る。 2・・・・・・坑道(立坑) 3・・・・・・トンネル 3a、3b・・・・・・端部 5・・・・・・地山 6・・・・・・地下空洞 7 ・・地上面 9・・・・掘削機 出願人 三井建設株式会社 代理人 弁理士 相1)伸二 く←→の
Claims (2)
- (1)、地山に対して1本の坑道を地上面に連通する形
で設け、 掘削機により前記坑道を包囲する地山中にトンネルをそ
の両端部が共に前記坑道に開口する形で形成するように
して構成した地下空洞の構築方法。 - (2)、掘削機が地上面に向かって掘進する形でトンネ
ルを形成するようにして構成した特許請求の範囲第1項
記載の地下空洞の構築方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2321830A JPH04194200A (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 地下空洞の構築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2321830A JPH04194200A (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 地下空洞の構築方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04194200A true JPH04194200A (ja) | 1992-07-14 |
Family
ID=18136900
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2321830A Pending JPH04194200A (ja) | 1990-11-26 | 1990-11-26 | 地下空洞の構築方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04194200A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100477323B1 (ko) * | 1999-11-20 | 2005-03-18 | 동아건설산업 주식회사 | 이중루프 터널구조 |
JP2014091937A (ja) * | 2012-11-01 | 2014-05-19 | Taisei Corp | 地下空間構築方法 |
-
1990
- 1990-11-26 JP JP2321830A patent/JPH04194200A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100477323B1 (ko) * | 1999-11-20 | 2005-03-18 | 동아건설산업 주식회사 | 이중루프 터널구조 |
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