JPH04194169A - アーチコンクリート施工用の型枠支保工 - Google Patents

アーチコンクリート施工用の型枠支保工

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JPH04194169A
JPH04194169A JP32159190A JP32159190A JPH04194169A JP H04194169 A JPH04194169 A JP H04194169A JP 32159190 A JP32159190 A JP 32159190A JP 32159190 A JP32159190 A JP 32159190A JP H04194169 A JPH04194169 A JP H04194169A
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Nobuyuki Matsugashita
信之 松ケ下
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OKABE TECHNO SYST KK
Okabe Co Ltd
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OKABE TECHNO SYST KK
Okabe Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アーチ橋等におけるアーチコンクリートの施
工に適用する型枠支保工に関するものである。
(従来の技術) アーチ橋のようなコンクリート構造物の構築にあたって
はその施工面、特に橋脚(橋台を含む)間にわたるアー
チ形コンクリートの施工に必要な型枠支保工の施設か大
きな問題となる。
水平形スラブの支保工の様に多数の垂直な支柱によって
型枠を支保するのみててきるのであれば簡単であるが、
アーチ形の場合斜面部を有するものなので水平形スラブ
のように簡単ではない。型枠に加わるコンクリートの荷
重はとのような場合でも型枠面に直角な方向に作用する
ので、斜面部のアーチコンクリートは支保工に対して垂
直方向のみならず水平方向の荷重も加わることになる。
支保工支柱は普通垂直に立設されるから、アーチ支保工
は水平方向に耐える構造を加えなければならない。これ
は必然的にトラス構造又はそれに類似のものとなり、支
保工は重構造物になって施工が繁雑なものとなる。
本発明者は、かかる実状にかんがみ、経済的で施工の容
易なアーチコンクリート型枠用支保王の開発を行ない、
例えば特開昭62−78357号、特開昭63−229
67号等の発明のように、支保工をアーチ形のトラス構
造とし、その両端部を既設の橋脚上部に支持する方式窃
ものの実施化に成功した。それによって、支保工の架構
が簡易化され、資材と経費か低減され、施工も能率よく
行なえることになってきた。
これら発明の支保工は、主杆と一対の側杆とによって三
角形の単位支保要素を形成し、その多数を互いに主杆の
端部でピン結合するとともに、両側杆の連結部において
互いに副杆により連結した構成としたもので、型枠を支
持するトラス構造の支保工が、強固でしかも組立て解体
が容易にできるとともに、副杆の長さだけを変更するだ
けでアーチの形状を変化させることかでき、したがって
、各種の大きさやアーチ形状の異なるアーチコンクリー
トの施工にも反覆して適用することが可能となり、資材
の節減、施工の簡易化等、施工全般にわたって大巾な改
善が図れることになった。また、主杆を増設することに
よりかなり長いスパンの支保工ても適用できることにな
った。
(発明か解決しようとする課題) しかし、この発明による支保工でも、主杆を多数増設す
ることには無理かあるので、その適用できるスパンの長
さにはおのずと限界かある。
ところか、アーチコンクリートの施工におけるこの発明
支保工の優位性か認められるようになって、従来技術的
、経済的にも及ばぬこととして考慮されてこなかった、
長大スパン(例えば80m以上)のアーチコンクリート
の実現への要望が高まってきた。また、他方では、扁平
な大円弧のアーチコンクリートに対する支保工の要望も
なされてきている。
本発明は、このような長大スパンのアーチコンクリート
或は扁平なアーチコンクリートの施工に適応する型枠支
保工を、ユニット化された単位支保要素の組合わせによ
る支保工の方式を活用して実現しようとするもので、単
位支保要素の組合わせによる所要長さの分割トラスの複
数を互いにピン結合して半アーヂトラス架構体を形成し
、その一対を配設して、分割トラス相互の結合部および
半アーチトラス架構体の頂端部を支柱に支持させて、荷
重の分担を図り、長大スパン或は扁平形状のアーチコン
クリートの施工を容易に経済的に行なおうとするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本発明の構成について、実
施例に対応する図面を参照して説明すると、本発明の型
枠支保工は、主杆IIと一対の側杆12,12とを結合
して形成した三角形状の支保要素10の所要数を、互い
?こ主杆11゜11の端部において結合13L、て分割
トラス3を形成し、この分割トラス3の複数を連結して
半アーチトラス架構体Aを構成し、その一対A。
Aを各下部において橋台または橋脚I、lに結合すると
ともに、それらの頂端部8.8間に間隔aを在7して配
設し、各分割トラス3.3相互の連結部4.4および各
半アーチトラス架構体の頂端部8.8を、地盤Bに立設
の支柱6.6により支持したことを特徴とするものであ
る。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。
まず、概要を第1図について説明すると、1゜1はアー
チコンクリート2を架設する橋台で、これは橋脚であっ
てもよい。3はアーチコンクリート2のスパンを多数に
分割した長さの短尺に形成した分割トラスで、アーチコ
ンクリート2の弧面に沿うように湾曲状に形成されてい
る。
そして、分割トラス3,3はその複数個か互いに端部を
連結4して、アーチコンクリート2のスパンのほぼ2分
の1の長さにわたるとともに、弧面に沿う形状の半アー
チトラス架構体の一対A、Aが形成されている。そして
、各半アーチトラス架構体Aは、その下端が橋台1に荷
重受ピン5により回動自在に支持されているとともに、
各分割トラス3,3の連結部4および、最上部にある分
割トラス3の外端部即ち半アーチトラス架構体Aの頂端
部8は地盤Bに立設した支柱6,6の上端部と結合され
ており、このような半アーチトラス架構体A、Aの一対
によって型枠支保工全体か構成されるのである。そして
、この型枠支保工の上面にはアーチ状の型枠7が設置さ
れることになる。
分割トラス3は主杆11と一対の側杆12゜12とによ
り三角形状に架構した支保要素IOをユニットとし、こ
れの複数個を互いに主杆11゜11の端部において連結
ピン13.13により結合し、各支保要素10.10に
おける側杆12゜12の相互結着個所間を互いに主杆1
1より短い副杆14,14によってピン結合15.15
すると共に、両外端部の主杆11,11にはさらに同様
の主杆11.1+をピン13.13で結合し、その他端
部と側杆12.12の結合部間に突張杆16.16を架
設して、全体として湾曲したアーチ状トラスに形成する
のである。
この分割トラス3の湾曲の大きさは副杆I4の長さによ
って決定されることになる。したがつて、この分割トラ
ス3の湾曲の大きさは、副杆14の長さ及び突張杆16
の長さたけを変えてやれば、その湾曲度は自在に変更し
てやることかでき、また、アーチの弧長の変化に対して
も、各支保要素10単位に自在に増減できるので、規格
化された部材を使用して複雑な形状、寸法のアーチ型枠
に自由に対応できることになる。
そして、半アーチトラス架構体Aは、上記の分割トラス
複数個(図示の実施例では2個)を、互いにそれらの端
部に位置する主杆II、IIの各外端部において結合し
形成され、この半アーチトラス架構体Aの一対を、それ
らの頂端部8、即ち主杆11,11の外端を所要の間隔
&を存した状態で架設し、型枠支保工の全体を構成する
のである。
分割トラス3.3相互の連結は、第3図にも示すように
、荷重受ビン17を用いて互いにピン17を中心として
回動自在に結合する。また、各半アーチトラス架構体A
の下端は、第4図にも示すように、その両端部にある主
杆I+、11の外端部を、橋台Iにアンカーボルト23
.23により設置した支持台24に固定のブラケット2
5に荷重受ピン5により回動自在に結合して橋台1.I
に支持させるのである。
他方、橋台1.1間の地盤B上には、分割トラス3.3
相互の結合部4と対応した位置および半アーチトラス架
構体Aの頂端と対応した位置に、それぞれ上記結合部4
と頂端に至る高さの支柱6.6を立設する。この支柱は
、半アーチトラス架構体A、Aにかかる鉛直荷重の一部
を分担させるもので、分割トラス3.3相互のピンI7
による連結部4に対しては、第3図に示すように、遊動
連結体20をピン21により半アーチトラス架構体Aの
周方向に揺動自在に取付け、その遊動連結体20の先端
部を分割トラス3.3を結合した連結ビン17に回動自
在に結合するのである。なお、この遊動連結体20には
その中間部に支承板22を設けておき、これに主杆II
、11の各結合端部を支持させるようにすれば、荷重受
ピン17を含む結合部分4の荷重負担を軽減することが
できる。また、半アーチトラス架構体A、Aの頂端部8
.8に対しては、第5図にも示すように、支柱6の上端
に設けたブラケット19と主杆11の外端とをピン18
により結合するのである。
上記構成の型枠支保工は、施工するアーチコンクリート
の奥行き方向に所要の間隔をおいて複数列設し、互いに
連結杆等(図示を略す)を用いて結合する。
型枠7は、架構された上記型枠支保工の各主杆II、I
Iに取付けたボルトやバタ材等の支持具27.27を介
して架設される。それによって、両手アーチトラス架構
体A、Aの頂端部8.8間の上部は型枠7により塞がれ
、連結されることになる。
上記の型枠支保工は、支柱6が岩盤のように強固で沈下
するおそれのない地盤Bに立設される場合にはアーチト
ラス架構体Aと支柱6.6との荷重分担がほぼ設計通り
に行なわれることになる。しかし、支柱6は常にそのよ
うな強固な地盤に立設てきるとは限らす、地盤の状聾や
施工上の都合で、コンクリートを打設した際、支柱6が
若干沈下することもある。そうした場合、型枠支保工か
一体的構造であると、型枠支保工には設計値を越えた過
大な荷重かかかることになる。それを防止するためには
、型枠支保工がその耐力を失することなく支柱6の沈下
に追随できるような構造にする必要かある。
本発明では、その問題解決策として、上記のように、分
割トラス3,3の連結部4を、第4図に示すようなピン
17による結合のほかに、型枠支保工を2分割した半ア
ーチトラス架楕体A、Aの一対によって構成し、支柱6
が若干沈下した場合、その沈下に追随して、アーチトラ
ス架構体A、Aが互に上下方向或はその長さ方向に動き
か許容されるような構造としたのである。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のアーチコンクリート施工
用の型枠支保工は、主杆と一対の側杆とを結合して形成
した三角形状の支保要素の所要数を、互いに主杆の端部
において結合して分割トラスを形成し、この分割トラス
の複数を連結して半アーチトラス架構体を構成し、その
一対を各下部において橋台または橋脚に結合するととも
に、それらの頂端部間に間隔を在して配設し、各分割ト
ラス相互の連結部および各半アーチトラス架構体の頂端
部を、地盤に立設の支柱により支持した構成としたので
、次のような優れた効果を奏するものである。
(1)橋台または橋脚間に架ける型枠支保工を、複数個
の分割トラスの連結によって形成した、一対の独立した
半アーチトラス架構体により構成し、各半アーチトラス
架構体を、その分割トラスの連結部および頂端部におい
て、地盤に立設した支柱により支持させているので、各
半アーチトラス架横体にかかる荷重のうち鉛直荷重の一
部を支柱に分担させることができ、それによ゛って、ア
ーチトラス架構体の全体を強大なものにすることなく支
保工を形成することがてきるばかりでなく、長大スパン
或は扁平形状のアーチコンクリートの施工をも容易に経
済的に行なうことができる。
(2)型枠支保工全体としては、一対の半アーチトラス
架楕体を形成し、それぞれ橋台と支柱とによって支持し
、各半アーチトラス架構体の頂端部間に、互いに結合さ
れない間隔を設けた構成としたので、アーチトラス構造
の支保工がその長さ方向に実質上伸縮か許容されること
になり、したがって、支柱を立設した地盤か十分強固で
なく、コンクリート打設時に、支柱の沈下がおきた場合
でも、アーチトラス架構体の支柱への追随が自在に行な
われて、支柱への鉛直荷重の分担が支障なくでき、所定
の支保工強度を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略正面図、第2図は
同要部の拡大正面図、第3図は分割トラスの連結部を示
す拡大正面図、第4図は橋台との結合部を示す拡大正面
図、第5図は半アーチトラス架構体相互の頂端部を示す
拡大正面図である。 A 半アーチトラス架構体  B・地盤1・・・橋台 
 2・アーチコンクリート3・・分割トラス 4 ・分割トラス相互の連結部 5・・・荷重受ピン  6・・・支柱  7 型枠8・
半アーチトラス架構体の頂端 10・・・支保要素  11・・・主杆12・・・側杆
  13・・・ピン  14・・・副杆17・・・連結
ピン  18・・・ピンa・・・頂端部の間隔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 主杆と一対の側杆とを結合して形成した三角形状の支保
    要素の所要数を、互いに主杆の端部において結合して分
    割トラスを形成し、この分割トラスの複数を連結して半
    アーチトラス架構体を構成し、その一対を各下部におい
    て橋台または橋脚に結合するとともに、それらの頂端部
    間に間隔を在して配設し、各分割トラス相互の連結部お
    よび各半アーチトラス架構体の頂端部を、地盤に立設の
    支柱により支持したことを特徴とする、アーチコンクリ
    ート施工用の型枠支保工。
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