JPH02240311A - アーチコンクリート施工用の型枠支保工 - Google Patents

アーチコンクリート施工用の型枠支保工

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JPH02240311A
JPH02240311A JP6286489A JP6286489A JPH02240311A JP H02240311 A JPH02240311 A JP H02240311A JP 6286489 A JP6286489 A JP 6286489A JP 6286489 A JP6286489 A JP 6286489A JP H02240311 A JPH02240311 A JP H02240311A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、アーチ橋等におけるアーチコンクリートの施
工に適用する型枠支保工に関するものである。
(従来の技術) アーチ橋のようなコンクリート構造物の構築にあたって
はその施工面、特に橋脚(橋台を含む)間にわたるアー
チ形コンクリートの施工に必要な型枠支保工の施設が大
きな問題となる。
水平形スラブの支保工の様に多数の垂直な支柱によって
型枠を支保するのみでできるのであれば簡単であるが、
アーチ形の場合斜面部を有するものなので水平形スラブ
のように簡単ではない。型枠に加わるコンクリートの荷
重はどのような場合でも型枠面に直角な方向に作用する
ので、斜面部のアーチコンクリートは支保工に対して垂
直方向のみならず水平方向の荷重も加わることになる。
支保工支柱は普通垂直に立設されるから、アーチ支保工
は水平方向に耐える構造を加えなければならない。これ
は必然的にトラス構造又はそれに類似のものとなり、支
保工は重構造物になって施工が繁雑なものとなる。
第9図は、従来技術として、アーチ形型枠7をトラス構
造物により支持した例を示したものである。すなわち、
橋台1.を間においてアーチ形型枠を架設するにあたり
、型枠7に内接する形でトラス構造によるアーチ形支保
工20を支柱や架台21に支持させて組み付け、その上
に型枠7を架設しているのである。
(発明が解決しようとする課題) 前記の図からもわかるように、アーチ形型枠7を支持す
るための構造物、支保工はトラス組みによる重構造物と
なるばかりでなく、さらにそれを支持するため支柱や架
台21もまた重構造物となって、施工が大がかりとなり
支保工の経費が著しく増大することになる。特に、長大
なスパンのアーチコンクリートにおいては施工の困難性
や経済性から殆んど実施できないという状況である。
本発明は、かかる状況に鑑みなされたもので、トラス組
みによる型枠支保工をより小型化して施工性と経済性の
向上を図ると共に、長大スパンのアーチコンクリートの
施工にも適用することのできる、アーチコンクリートの
型枠支保工を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するための本発明の構成について、実
施例に対応する図面を参照して説明すると、請求項1の
アーチコンクリート施工用の型枠支保工は、アーチコン
クリート2のスパンを適数に分割した長さの分割トラス
3を形成し、この分割トラス3の複数を互に端部におい
てピン結合4.4して、全体にアーチコンクリートのア
ーチ形に沿うアーチトラス架構体Aを構成し、アーチト
ラス架構体Aの両端部を橋台1.1または橋脚にピン結
合5.5すると共に、分割トラス3.3相互の結合部を
、地盤に立設の支柱6.6により支持したことを特徴と
するものである。
また、請求項2のアーチコンクリート施工用の型枠支保
工は、上記型枠支保工において、支柱6を立設する地盤
Bが予想される程強固ではなかったなどの理由で支柱6
の上端部が予想を越えて沈下したことにより、アーチト
ラス架構体Aに予想以上の過大な負荷応力の生ずること
を防止するのに必要なもので、請求項!記載のアーチコ
ンクリート施工用の型枠支保工において、分割トラス3
.3相互のピン結合部4.4及びアーチトラス架構体A
と橋台1,1または橋脚とのピン結合部5.5の中、少
なくとも一個所を、アーチトラス架構体Aの周方向に摺
動可能に結合したことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、図面を参照して説明す
る。
まず、概要を第1図について説明すると、l。
lはアーチコンクリート2を架設する橋台で、これは橋
脚であってもよい。3はアーチコンクリート2のスパン
を数分割した長さの短尺に形成した分割トラスで、その
上弦材はアーチコンクリート2の弧面に沿うように弯曲
状に形成されている。そして、分割トラス3,3はその
複数個が互に端部において荷重受ピン4.4により回動
自在に連結して、全体としてアーチコンクリート2の全
体の弧面に沿うような形状のアーチトラス架構Aが形成
され、その両端は橋台1.1に荷重受ピン5.5に上り
回動自在に支持され、また、各分割トラス3,3の連結
部は、地盤Bに立設した支柱6.6の上端部と上記荷重
受ピン4.4を介して回動自在に結合されて、型枠支保
工全体が構成されるのである。この型枠支保工の上面に
はアーチ状の型枠7が設置されることになる。
分割トラス3は、アーチコンクリート2の弧面に沿うよ
うに弯曲状に形成された上弦材8と、上弦材8より短尺
に形成された下弦材9とを多数の斜材10等により結合
されている。そして、分割トラス3の複数個(図の実施
例では4個)を互にそれらの上弦材8.8の各端部にお
いて、荷重受ピン4により互に回動自在に結合して、ア
ーチコンクリート2の型枠7を載置するに適合した全体
アーチ形としたトラス架構体Aが形成されることになる
上記のアーチトラス架構体Aは、第2図、第4図にも示
すように、その両端部にある分割トラス3,3の上弦材
8.8の外端部を、橋台lにアンカーボルト12.12
により設置した支持台11に固定のブラケット13に荷
重受ピン5により回動自在に結合して橋台1.Iに支持
させるのである。
他方、アーチトラス架構体Aを架設する橋台1.1間の
地盤B上には、分割トラス3.3の結合部と対応した位
置に、それぞれそれらの結合部に至る高さの支柱6,6
を立設する。この支柱6は、アーチトラス架構体Aにか
かる鉛直荷重の一部を分担させるもので、第3図、第5
図に示すように、支柱6の上端部に、遊動連結体14を
ビンI5により揺動自在に取付け、その遊動連結体14
の先端部を分割トラス3.3を結合した荷重受ピン4に
回動自在に結合するのである。また、この遊動連結体I
4にはその中間部に支承板16を設けておき、これに上
弦材8.8の各結合端部を支持させるようにすれば、荷
重受ピン4を含む結合部分の荷重負担を軽減することが
できる。
上記構成の型枠支保工は、施工するアーチコンクリート
の奥行き方向に所要の間隔をおいて複数列設し、互に連
結杆等(図示を略す)を用いて結合する。
型枠7は、架構された上記型枠支保工の各上弦材8.8
に取付けたボルトやバタ材等の支持具17.17を介し
て架設される。
上記の実施例においては、分割トラス3はその上弦材8
を弯曲したものとしているが、この分割トラス3は、第
8図に示すように、上弦材8を直状に形成することもで
きる。この場合は、型枠7をアーチ形とするために、支
持具17を各支持個所において寸法の異るものにし、或
は支持具17による支持高さを変えてやるようにすれば
よい。
上記の型枠支保工は、支柱6が岩盤のように強固で沈下
するおそれのない地盤Bに立設される場合にはアーチト
ラス架構体Aと支柱6,6との荷重分担がほぼ設計通り
に行なわれることになる。しかし、支柱6.6は常にそ
のような強固な地盤に立役できるとは限らず、地盤の状
態や施工上の都合で、コンクリートを打設した際、支柱
6が若干沈下することもある。その場合、アーチトラス
架構体Aには設計値を越えた過大な荷重がかかることに
なる。それを防止するためには、アーチトラス架構体A
がその耐力を失することなく支柱6の沈下に追随できる
ような構造にする必要がある。その構造は、分割トラス
3,3の結合部及びアーチトラス架構体Aと橋台または
橋脚1との結合部の少なくとも一つに、アーチトラス架
構体Aの周方向に摺動可能な部分を形成して、アーチト
ラス架構体Aの橋台または橋脚1間に対する相対長さを
実質的に縮少できるようにしたものである。
第6図、第7図は上記構造の実施例を示したもので、第
6図はアーチトラス架構体Aの一端部と橋台Iとのピン
結合部を摺動自在とした例である。即ち、橋台1に設置
した支持台11のブラケット13に、アーチトラス架構
体Aの上弦材8の長手方向に長く形成した係合長孔18
を設け、この孔18に荷重受ピン5を挿通して上弦材8
とビン結合するのである。それによって、アーチトラス
架構体Aは荷重受ピン5を介して係合長孔18の長さの
範囲内で摺動し、支柱6の沈下に対して追随できること
になる。
また、第7図は分割トラス3,3相互のピン結合部の一
つを摺動自在とした例を示したもので、結合する上弦材
8の端部いずれか一方に係合長孔19を設け、この孔1
9に荷重受ピン4を挿通して上弦材8.8を結合するの
である。
この場合も、アーチトラス架構体Aはその荷重受ピン4
を介して係合長孔19の長さの範囲内で分割アーチトラ
ス3.3が相対的に摺動し、支柱6の沈下に対して追随
できることになる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明のアーチコンクリート施工
用の型枠支保工は、アーチコンクリートのスパンを適数
に分割した長さの分割トラスを形成し、この分割トラス
の複数を互に端部においてピン結合して、アーチコンク
リートのアーチ形に沿うアーチトラス架構体を構成し、
アーチトラス架構体の両端部を橋台または橋脚にピン結
合すると共に、分割トラス相互の結合部を、地盤に立設
の支柱により支持した構成としたので、次のような優れ
た効果を奏するものである。
(1)アーチトラス架構体を複数個の分割トラスのピン
結合によって形成すると共に、その結合部を地盤に立設
の支柱に支持させるようにしたので、アーチトラス架構
体にかかる荷重の分散を図ることができると共に、荷重
のうち鉛直荷重の一部を支柱に分担させることができる
ので、従来のようなアーチコンクリートの全スパンにわ
たって一体的に架橋するトラス構造に比べ、断面積の小
さな部材を使用してトラス架構ができると共に、トラス
架構体を支持する大規模な架台や支柱を設けなくてすみ
、支保工の経費が著しく軽減される。
(2)特に長大スパン或は偏平形状のアーチコンクリー
トの施工が、技術的にも容易化し、経済的にも可能とな
る。
また、請求項2の発明は、請求項Iのものにおいて、分
割トラス相互のピン結合部及びアーチトラス架構体と橋
台または橋脚とのピン結合部の中、少なくとも一個所を
、アーチトラス架構体の周方向に摺動構造で結合したの
で、支柱を立設した地盤が十分強固でなく、コンクリー
ト打設時に、支柱の沈下がおきた場合でも、アーチトラ
ス架構体の支柱への追随が自在に行なわれて、支柱への
鉛直荷重の分担が支障なくでき、所定の支保工強度を維
持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略正面図、第2図は
同端部の拡大正面図、第3図は同中間部の拡大正面図、
第4図はアーチトラス架橋端部の結合部を示す拡大正面
図、第5図は分割トラス相互の結合部を示す拡大正面図
、第6図は第4図の他の実施例を示す正面図、第7図は
第5図の他の実施例を示す正面図、第8図は分割トラス
の他の実施例を示す正面図、第9図は従来の支保工を示
す正面図である。 A・・・アーチトラス架構体  B・・・地盤l・・・
橋台  2・・・アーチコンクリート3・・・分割トラ
ス  4.5・・・荷重受ピン6・・・支柱  7・・
・型枠  8・・・上弦材9・・・下弦材  10・・
・斜材  11・・・支持台13・・・ブラケット  
14・・・遊動連結体15・・・ピン  18.19・
・・係合長孔特許出願人     岡部株式会社 (ほか1名) 第8 図 第9図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アーチコンクリートのスパンを適数に分割した長
    さの分割トラスを形成し、この分割トラスの複数を互に
    端部においてピン結合して、全体にアーチコンクリート
    のアーチ形に沿うアーチトラス架構体を構成し、アーチ
    トラス架構体の両端部を橋台または橋脚にピン結合する
    と共に、分割トラス相互の結合部を、地盤に立設の支柱
    により支持したことを特徴とする、アーチコンクリート
    施工用の型枠支保工。
  2. (2)分割トラス相互のピン結合部及びアーチトラス架
    構体と橋台または橋脚とのピン結合部の中、少なくとも
    一個所を、アーチトラス架構体の周方向に摺動可能に結
    合したことを特徴とする、請求項1記載のアーチコンク
    リート施工用の型枠支保工。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008115572A (ja) * 2006-11-02 2008-05-22 Ihi Corp アーチ橋模型
CN112176868A (zh) * 2020-09-04 2021-01-05 中铁大桥局第七工程有限公司 一种架设主桁的焊接式下弦杆的定位方法
CN114481845A (zh) * 2022-01-25 2022-05-13 内蒙古路桥集团有限责任公司 一种台帽牛腿支架式施工方法

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