JP2008115572A - アーチ橋模型 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 所要の間隔で配置した左右一対のアバット部材1を、左右方向に延びる連結部材2で一体に連結する。形成すべきアーチ橋部4の下面に沿う略半円柱形状の仮設材3と、左右のアバット部材1の内側から、その中央位置に配した仮設材3の頂部付近まで配列するアーチ石様部材6a,6b,6c,6d,6e,6fと、仮設材3の頂部付近の左右両側位置に配置されたアーチ石様部材6fの間に挿入するための要石様部材5を、発泡樹脂素材で形成する。連結部材2上にて左右のアバット部材1間の中央位置に仮設材3を載置し、仮設材3の頂部の左右両側に、各アーチ石様部材6a,6b,6c,6d,6e,6fを配列させた後、その間に要石部材5を打ち込み、その後、仮設材3を取り外すことで、アーチ橋部4を形成させる。
【選択図】図1
Description
(1)左右一対のアバット部材と、左右方向に延びて上記各アバット部材を連結する連結部材と、上記連結部材上における上記左右のアバット部材間の中央位置に配置する略半円柱形状の仮設材と、上記左右のアバット部材間にて上記仮設材の上側に沿うアーチ形状のアーチ橋部を構築するために、上記左右アバット部材の内壁面に接する位置から上記仮設材の上側に沿って該仮設材の頂部付近まで配列する複数のアーチ石様部材と、上記仮設材の頂部位置にて、該頂部付近の左右位置に配置されたアーチ石様部材の間に挿入する楔状の要石様部材とを備えてなる構成としてあるので、上記左右のアバット間にて上記アーチ石様部材と要石様部材をからなるアーチ橋部を構築するときに、該アーチ橋部の両端部に作用する外向きの大きな力を、上記左右の各アバット部材を経て上記連結部材へ伝えることで、該連結部材の伸び剛性によって受けさせることができる。したがって、本発明のアーチ橋模型では、上記アーチ橋部の両端部に作用する水平力を、内力として処理できるようになるため、重量の大きいコンクリート等により製作したアバットや、屋内の床面等の固定部に固定したアバットが不要になることから、人手により持ち運び可能な軽量で且つコンパクトな模型とすることが可能になる。
(2)又、上記アーチ橋部は、各アーチ石様部材と、要石様部材を接着等により接合することなく形成できるため、該アーチ橋部のアーチ形状の下方から力を加えることで容易に分解できる。したがって、何度でも繰り返し使用できるようになる。
(3)以上により、本発明のアーチ橋模型は、学習教材として優れたものとすることができる。しかも、上記アーチ石様部材と要石様部材により構築されるアーチ橋部は、アーチ橋の原理を最も忠実に表現した模型となるため、自然科学の学習教材としても価値を有するものとすることができる。
(4)左右のアバット部材と、左右両端部のアーチ石様部材との間に挿入するための圧縮力調整部材を備えるようにした構成とすることにより、該圧縮力調整部材を、上記左右のアバット部材と、左右両端部のアーチ石様部材との間に挿入することで、仮設材の頂部付近の左右位置に配置されたアーチ石様部材の間に要石様部材を挿入する際に、各アーチ石様部材に作用する圧縮力を調整することができて、上記アーチ石様部材及び要石様部材からなるアーチ橋部を確実に形成させることができる。
(5)連結部材を左右方向に伸縮できるようにし、該連結部材の伸縮量を変化させることで、左右の各アバット部材同士の間隔を変化させることができるようにした構成とすることによっても、仮設材の頂部付近の左右位置に配置されたアーチ石様部材の間に要石様部材を挿入する際に、各アーチ石様部材に作用する圧縮力を調整することができて、上記アーチ石様部材及び要石様部材からなるアーチ橋部を確実に形成させることができる。
(6)略半円柱形状の仮設材を、上下方向及び又は左右方向に分割してなる分割構造とした構成とすることにより、左右のアバット部材の間で、上記仮設材の上側に沿って配列するアーチ石様部材と要石様部材とからなるアーチ橋部を構築した後、該アーチ橋部の下側から上記仮設材を取り外す作業をより容易に行うことができる。
(7)上記仮設材の前後方向の両端面を除く外面、又は、分割構造としてある仮設材の各構成部材における前後方向の両端面を除く外面に、摩擦抵抗を低減させる塗装を施すようにした構成とすることにより、構築したアーチ橋部の下側から上記仮設材を取り外す作業を更に容易なものとすることが可能になる。
(8)左右のアバット部材間にて仮設材の上面に沿って配列させた各アーチ石様部材及び要石様部材の上側に載置する蓋材を備え、且つ該蓋材を、上記各アーチ石様部材及び要石様部材の上側に載置するときに、該蓋材の上面が、上記要石様部材の上端部と同等の高さ位置以上の高さ位置で水平面となるようにした構成とすることにより、複数のアーチ橋模型を重ねて収納したり、収納したアーチ橋模型の上側に別のものを載置できるようになることから、本発明のアーチ橋模型を、収納に有利なものとすることができる。
(9)仮設材と各アーチ石様部材と要石様部材、更には、蓋材を、発泡樹脂素材製とすることにより、アーチ橋模型全体の軽量化を図ることができる。このため、人手による持ち運びをより容易なものとすることができて、学習教材として利用に更に適したものとすることが可能になる。
2,2a 連結部材
3 仮設材
3a 上段部材
3b 下段中央部材
3c,3d 下段端部部材
3e 下段中央部材
3f,3g 下段端部部材
4 アーチ橋部
5 要石様部材
6a,6b,6c,6d,6e,6f アーチ石様部材
7 蓋材
8 圧力調整部材
Claims (7)
- 左右一対のアバット部材と、左右方向に延びて上記各アバット部材を連結する連結部材と、上記連結部材上における上記左右のアバット部材間の中央位置に配置する略半円柱形状の仮設材と、上記左右のアバット部材間にて上記仮設材の上側に沿うアーチ形状のアーチ橋部を構築するために、上記左右アバット部材の内壁面に接する位置から上記仮設材の上側に沿って該仮設材の頂部付近まで配列する複数のアーチ石様部材と、上記仮設材の頂部位置にて、該頂部付近の左右位置に配置されたアーチ石様部材の間に挿入する楔状の要石様部材とを備えてなる構成を有することを特徴とするアーチ橋模型。
- 左右のアバット部材と、左右両端部のアーチ石様部材との間に挿入するための圧縮力調整部材を備えるようにした請求項1記載のアーチ橋模型。
- 連結部材を左右方向に伸縮できるようにし、該連結部材の伸縮量を変化させることで、左右の各アバット部材同士の間隔を変化させることができるようにした請求項1記載のアーチ橋模型。
- 略半円柱形状の仮設材を、上下方向及び又は左右方向に分割してなる分割構造とした請求項1、2又は3記載のアーチ橋模型。
- 仮設材の前後方向の両端面を除く外面、又は、分割構造としてある仮設材の各構成部材における前後方向の両端面を除く外面に、摩擦抵抗を低減させる塗装を施すようにした請求項1、2、3又は4記載のアーチ橋模型。
- 左右のアバット部材間にて仮設材の上面に沿って配列させた各アーチ石様部材及び要石様部材の上側に載置する蓋材を備え、且つ該蓋材を、上記各アーチ石様部材及び要石様部材の上側に載置するときに、該蓋材の上面が、上記要石様部材の上端部と同等の高さ位置以上の高さ位置で水平面となるようにした請求項1、2、3、4又は5記載のアーチ橋模型。
- 仮設材と各アーチ石様部材と要石様部材、又は、上記各部材及び蓋材を、発泡樹脂素材製とした請求項1、2、3、4、5又は6記載のアーチ橋模型。
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- 2006-11-02 JP JP2006298545A patent/JP2008115572A/ja active Pending
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