JPH04250267A - 構築物のコンクリート充填鋼管アーチ支持構造 - Google Patents
構築物のコンクリート充填鋼管アーチ支持構造Info
- Publication number
- JPH04250267A JPH04250267A JP2278291A JP2278291A JPH04250267A JP H04250267 A JPH04250267 A JP H04250267A JP 2278291 A JP2278291 A JP 2278291A JP 2278291 A JP2278291 A JP 2278291A JP H04250267 A JPH04250267 A JP H04250267A
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- JP
- Japan
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- steel pipe
- arch
- concrete
- support structure
- construction
- Prior art date
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- Pending
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- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 23
- 239000004567 concrete Substances 0.000 title claims abstract description 19
- 238000010276 construction Methods 0.000 title claims abstract description 17
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 3
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- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Bridges Or Land Bridges (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、建築物、土木構造物等
の構築物を、力学的に最も効率の良い構造で支持する構
築物のコンクリート充填鋼管アーチ支持構造に関するも
のである。、
の構築物を、力学的に最も効率の良い構造で支持する構
築物のコンクリート充填鋼管アーチ支持構造に関するも
のである。、
【０００２】
【従来の技術】従来、構築物の骨組み構造として、トラ
ス構造、ラーメン構造が一般に行われている。上記トラ
ス構造、ラーメン構造の骨組みでは、梁はすべて曲げ材
になるため、垂直荷重に対して梁のスパンが大きければ
大きい程、梁に大きな曲げモーメント、剪断力、軸力が
作用する。従って、梁にかかる曲げモーメント、剪断力
、軸力に抵抗させるために、梁の断面を大きくしたり、
鋼材量を増加させたりする必要があり、また、柱脚にか
かる水平分力に抵抗させるために地中梁を設けなければ
ならず、全般的に力学的に効率の悪い不経済な構造とな
つていた。
ス構造、ラーメン構造が一般に行われている。上記トラ
ス構造、ラーメン構造の骨組みでは、梁はすべて曲げ材
になるため、垂直荷重に対して梁のスパンが大きければ
大きい程、梁に大きな曲げモーメント、剪断力、軸力が
作用する。従って、梁にかかる曲げモーメント、剪断力
、軸力に抵抗させるために、梁の断面を大きくしたり、
鋼材量を増加させたりする必要があり、また、柱脚にか
かる水平分力に抵抗させるために地中梁を設けなければ
ならず、全般的に力学的に効率の悪い不経済な構造とな
つていた。
【０００３】
【本発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来
の骨組み構造の欠点を改善することを課題としてなされ
たものであって、力学的に最も効率の良い構造を採用す
ることによって、支持構造体の応力が小さく、鋼材料の
大幅な節約が可能となり、かつ、設計、施工も容易な構
築物のコンクリート充填鋼管アーチ支持構造を提供する
ことを目的としている。
の骨組み構造の欠点を改善することを課題としてなされ
たものであって、力学的に最も効率の良い構造を採用す
ることによって、支持構造体の応力が小さく、鋼材料の
大幅な節約が可能となり、かつ、設計、施工も容易な構
築物のコンクリート充填鋼管アーチ支持構造を提供する
ことを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、両脚を基礎で支持したコンクリート充填鋼管
アーチを複数列所定間隔で並列すると共に、各コンクリ
ート充填鋼管アーチを桁方向につなぎ梁で接続してアー
チ支持構造体を構成し、該アーチ支持構造体に構築物を
構築する、構築物のコンクリート充填鋼管アーチ支持構
造を特徴としている。
本発明は、両脚を基礎で支持したコンクリート充填鋼管
アーチを複数列所定間隔で並列すると共に、各コンクリ
ート充填鋼管アーチを桁方向につなぎ梁で接続してアー
チ支持構造体を構成し、該アーチ支持構造体に構築物を
構築する、構築物のコンクリート充填鋼管アーチ支持構
造を特徴としている。
【０００５】
【作用】従って本発明によれば、構築物の支持構造体を
構成するコンクリート充填鋼管アーチ（以下アーチとい
う）はアーチ状であるため、垂直荷重はすべて効率良く
軸力として両脚に伝達され、また、鋼管は圧縮に強いコ
ンクリートが充填されているため、少ない鋼材量で大き
な軸力に耐えることができる。そして、アーチを半円形
に近付けるに従い脚部にかかる軸力の水平分力が減少し
、アーチが完全に半円形になると両脚に伝達された軸力
の水平分力がゼロになるから、アーチを完全半円形にす
ることによって水平反力をとるための地中梁等が不要に
なり、またアーチ支持構造体の応力も小さくなるので鋼
材量の大幅な節約が可能となる。
構成するコンクリート充填鋼管アーチ（以下アーチとい
う）はアーチ状であるため、垂直荷重はすべて効率良く
軸力として両脚に伝達され、また、鋼管は圧縮に強いコ
ンクリートが充填されているため、少ない鋼材量で大き
な軸力に耐えることができる。そして、アーチを半円形
に近付けるに従い脚部にかかる軸力の水平分力が減少し
、アーチが完全に半円形になると両脚に伝達された軸力
の水平分力がゼロになるから、アーチを完全半円形にす
ることによって水平反力をとるための地中梁等が不要に
なり、またアーチ支持構造体の応力も小さくなるので鋼
材量の大幅な節約が可能となる。
【０００６】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基いて詳細に説
明する。図１は本発明構造を採用した人工地盤等、一層
の構築物のスパン方向の側面図、図２は同構築物の桁方
向の側面図、図３は同構築物のアーチ支持構造体、およ
び上部構築物の各伏図を併示したもので、図において、
１は大径の現場打ちコンクリート杭、２は上記コンクリ
ート杭１に両脚を支持したアーチで、該アーチ２は所定
スラブ面積を確保できる数だけ平行に並列され、各アー
チ２はつなぎ梁３で桁方向に連結されアーチ支持構造体
Ｓが構成される。そしてアーチ支持構造体Ｓの上部に柱
４、大梁５、小梁６、スラブ７を組上げ、また、地震等
の水平力に抵抗させるために桁方向の柱４間にブレース
８を入れて構築物を完成させる。アーチ２のスパンは４
０ｍ程度は全く問題がなく、これは通常のラーメン構造
の２０ｍ、大スパントラス構造の３０ｍ、特殊大スパン
トラス構造の４０ｍのスパン限度に比べ特殊設計なしの
許容範囲が大きい。アーチ２は完全半円形に形成するこ
とにより、両脚に伝達される軸力の水平軸力がゼロとな
り、水平分力に釣合う水平反力を与える地中梁が不要に
なる。並列するアーチ２の間隔は通常１０ｍ程度が適当
である。この構築物Ｃを人工地盤としてこの上に更に建
造物を構築することも可能であり、また、スラブの構築
にハーフプレキャストコンクリート版床や、デッキプレ
ートを用いて工事の合理化を図ることが可能である。
明する。図１は本発明構造を採用した人工地盤等、一層
の構築物のスパン方向の側面図、図２は同構築物の桁方
向の側面図、図３は同構築物のアーチ支持構造体、およ
び上部構築物の各伏図を併示したもので、図において、
１は大径の現場打ちコンクリート杭、２は上記コンクリ
ート杭１に両脚を支持したアーチで、該アーチ２は所定
スラブ面積を確保できる数だけ平行に並列され、各アー
チ２はつなぎ梁３で桁方向に連結されアーチ支持構造体
Ｓが構成される。そしてアーチ支持構造体Ｓの上部に柱
４、大梁５、小梁６、スラブ７を組上げ、また、地震等
の水平力に抵抗させるために桁方向の柱４間にブレース
８を入れて構築物を完成させる。アーチ２のスパンは４
０ｍ程度は全く問題がなく、これは通常のラーメン構造
の２０ｍ、大スパントラス構造の３０ｍ、特殊大スパン
トラス構造の４０ｍのスパン限度に比べ特殊設計なしの
許容範囲が大きい。アーチ２は完全半円形に形成するこ
とにより、両脚に伝達される軸力の水平軸力がゼロとな
り、水平分力に釣合う水平反力を与える地中梁が不要に
なる。並列するアーチ２の間隔は通常１０ｍ程度が適当
である。この構築物Ｃを人工地盤としてこの上に更に建
造物を構築することも可能であり、また、スラブの構築
にハーフプレキャストコンクリート版床や、デッキプレ
ートを用いて工事の合理化を図ることが可能である。
【０００７】図４は、アーチ支持構造体Ｓに多層の構築
物Ｃを構築した実施例を示したもので、符号は図１、２
、３、４と同一部材について同一符号が付されている。
物Ｃを構築した実施例を示したもので、符号は図１、２
、３、４と同一部材について同一符号が付されている。
【０００８】図５は、前記図１、２、３、４の実施例が
アーチ支持構造体Ｓの上部に多層の構築物Ｃを構築した
のに対し、柱５の代りに吊材９をアーチ２から垂下しこ
れに梁１０、スラブ１１を支持し、下層のスラブの下に
柱のない大空間１２を設けた吊り床構造の実施例を示し
たもので、上記のごとく本発明を応用して多様の構築物
を構築することができる。
アーチ支持構造体Ｓの上部に多層の構築物Ｃを構築した
のに対し、柱５の代りに吊材９をアーチ２から垂下しこ
れに梁１０、スラブ１１を支持し、下層のスラブの下に
柱のない大空間１２を設けた吊り床構造の実施例を示し
たもので、上記のごとく本発明を応用して多様の構築物
を構築することができる。
【０００９】図６は、両側にビル等が建ち並んだ道路や
軌道を跨ぎ、本発明構造の構築物を構築する施工を示し
たもので、アーチ２を完全半円形にすることによつてア
ーチ両脚の軸力の水平分力に平衡させる地中梁が不要に
なると共に、工事用占有地が狭くてすむために、ビルの
使用や、道路や軌道の交通を殆ど妨げずに施工が可能と
なる。
軌道を跨ぎ、本発明構造の構築物を構築する施工を示し
たもので、アーチ２を完全半円形にすることによつてア
ーチ両脚の軸力の水平分力に平衡させる地中梁が不要に
なると共に、工事用占有地が狭くてすむために、ビルの
使用や、道路や軌道の交通を殆ど妨げずに施工が可能と
なる。
【００１０】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、両脚を基
礎で支持したコンクリート充填鋼管アーチを複数列所定
間隔で並列すると共に、各コンクリート充填鋼管アーチ
を桁方向につなぎ梁で接続してアーチ支持構造体を構成
し、該アーチ支持構造体に構築物を構築するものであっ
て、アーチは垂直荷重を効率良くすべて軸力として両脚
に伝達すると共に圧縮力に強いから、少ない鋼材量で大
スパンの構築物が可能となる。そしてアーチを完全半円
形成とすることによって、両脚の軸力の水平分力がゼロ
となるから、水平反力をとるための地中梁が不要になり
、例えば既存の建造物や、交通の激しい道路や軌道を跨
ぎ、その上空を利用して構築物を構築することも、既存
のビルの使用や道路や軌道の交通を殆ど妨げずに施工が
可能となる。またアーチと柱、梁等の接合は鋼材同士の
接合であるから、設計、施工も容易であり、さらに人工
地盤、多層構築物、吊り床構造等、多様な構築物の構築
が可能である等、施工面、応用面に多大の効果を奏する
ものである。
礎で支持したコンクリート充填鋼管アーチを複数列所定
間隔で並列すると共に、各コンクリート充填鋼管アーチ
を桁方向につなぎ梁で接続してアーチ支持構造体を構成
し、該アーチ支持構造体に構築物を構築するものであっ
て、アーチは垂直荷重を効率良くすべて軸力として両脚
に伝達すると共に圧縮力に強いから、少ない鋼材量で大
スパンの構築物が可能となる。そしてアーチを完全半円
形成とすることによって、両脚の軸力の水平分力がゼロ
となるから、水平反力をとるための地中梁が不要になり
、例えば既存の建造物や、交通の激しい道路や軌道を跨
ぎ、その上空を利用して構築物を構築することも、既存
のビルの使用や道路や軌道の交通を殆ど妨げずに施工が
可能となる。またアーチと柱、梁等の接合は鋼材同士の
接合であるから、設計、施工も容易であり、さらに人工
地盤、多層構築物、吊り床構造等、多様な構築物の構築
が可能である等、施工面、応用面に多大の効果を奏する
ものである。
【００１１】
【図１】アーチ支持構造体に人工地盤等、一層の構築物
を構築した実施例のスパン方向の側面図である。
を構築した実施例のスパン方向の側面図である。
【図２】同上構築物の桁方向の側面図である。
【図３】同上構築物のアーチ支持構造体、および上部構
築物の各伏図を併示した図である。
築物の各伏図を併示した図である。
【図４】アーチ支持構造体に多層の構築物を構築した実
施例のスパン方向の側面図である。
施例のスパン方向の側面図である。
【図５】吊り床構造の実施例のスパン方向の側面図であ
る。
る。
【図６】両側にビル等が建ち並んだ道路や軌道を跨ぎ、
本発明構造の構築物を構築する施工を示した図である。
本発明構造の構築物を構築する施工を示した図である。
【００１２】
１ 現場打ちコンクリート杭
２ コンクリート充填鋼管アーチ
３ つなぎ梁
４ 柱
５ 大梁
６ 小梁
７ スラブ
Ｓ アーチ支持構造体
Ｃ 構築物
Claims (1)
- 【請求項１】 両脚を基礎で支持したコンクリート充
填鋼管アーチを複数列所定間隔で並列すると共に、各コ
ンクリート充填鋼管アーチを桁方向につなぎ梁で接続し
てアーチ支持構造体を構成し、該アーチ支持構造体に構
築物を構築することを特徴とする構築物のコンクリート
充填鋼管アーチ支持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2278291A JPH04250267A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 構築物のコンクリート充填鋼管アーチ支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2278291A JPH04250267A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 構築物のコンクリート充填鋼管アーチ支持構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04250267A true JPH04250267A (ja) | 1992-09-07 |
Family
ID=12092245
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2278291A Pending JPH04250267A (ja) | 1991-01-23 | 1991-01-23 | 構築物のコンクリート充填鋼管アーチ支持構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04250267A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020078543A (ko) * | 2001-04-04 | 2002-10-19 | 주식회사 진화기술공사 | 아치 라멘 교량 |
| CN106835998A (zh) * | 2017-03-29 | 2017-06-13 | 贵州桥梁建设集团有限责任公司 | 一种钢管混凝土拱桥管内混凝土下灌上顶工艺 |
| CN108660903A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-10-16 | 安徽省交通建设股份有限公司 | 钢管混凝土拱桥及施工方法 |
| CN110607841A (zh) * | 2019-10-18 | 2019-12-24 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 一种风洞预应力施工工艺 |
-
1991
- 1991-01-23 JP JP2278291A patent/JPH04250267A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20020078543A (ko) * | 2001-04-04 | 2002-10-19 | 주식회사 진화기술공사 | 아치 라멘 교량 |
| CN106835998A (zh) * | 2017-03-29 | 2017-06-13 | 贵州桥梁建设集团有限责任公司 | 一种钢管混凝土拱桥管内混凝土下灌上顶工艺 |
| CN108660903A (zh) * | 2018-06-20 | 2018-10-16 | 安徽省交通建设股份有限公司 | 钢管混凝土拱桥及施工方法 |
| CN110607841A (zh) * | 2019-10-18 | 2019-12-24 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 一种风洞预应力施工工艺 |
| CN110607841B (zh) * | 2019-10-18 | 2021-10-15 | 中国建筑第八工程局有限公司 | 一种风洞预应力施工工艺 |
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