JPH04193841A - ハロゲノアルカン類の製造法 - Google Patents

ハロゲノアルカン類の製造法

Info

Publication number
JPH04193841A
JPH04193841A JP2321222A JP32122290A JPH04193841A JP H04193841 A JPH04193841 A JP H04193841A JP 2321222 A JP2321222 A JP 2321222A JP 32122290 A JP32122290 A JP 32122290A JP H04193841 A JPH04193841 A JP H04193841A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
halogenoalkane
olefin
reaction
dichlorodifluoroethylene
reactor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2321222A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Morikawa
森川 真介
Keiichi Onishi
大西 啓一
Shuichi Okamoto
秀一 岡本
Toshihiro Tanuma
敏弘 田沼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
AGC Inc
Original Assignee
Asahi Glass Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Glass Co Ltd filed Critical Asahi Glass Co Ltd
Priority to JP2321222A priority Critical patent/JPH04193841A/ja
Publication of JPH04193841A publication Critical patent/JPH04193841A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はハロゲノアルカン類の製造法に関するものであ
る。ハロゲノアルカン類は従来から用いられてきたフロ
ン類と同様に発泡剤、冷媒、洗浄剤等の用途が期待され
る。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]従来知
られているハロゲノアルカン類の合成ルートとしては、
例えば、テトラフルオロエチレンとメタノールとから2
.2.3.3−テトラフルオロプロパツールとし、次に
これと塩化スルフリルとを反応しクロロスルホン酸エス
テルとした後、これをアルカリ金属塩化物と反応するこ
とにより1−クロロ−2,2,3,3−テトラフルオロ
プロパンを合成する方法や、メチルエチルケトンを五塩
化リンと反応させて塩化物とした後に三フッ化アンチモ
ンでフッ素化して2.2−ジフルオロブタンとし、これ
を塩素化して1,1,1,2.21ペンタクロロ−3,
3−ジフルオロブタンとした後にさらに三フッ化アンチ
モンでフッ素化してi、2.2−トリクロロ−1,1,
3,3−テトラフルオロブタンにする方法にあるように
多段の工程を必要とするため、収率の向上が困難であり
工業的生産に適さないという欠点を有している。
また、例えば、塩化アルミニウムの存在下にテトラフル
オロエチレンにジクロロフルオロメタンを付加させて、
下式に示すように3.3−ジクロロ−1,1,1,2,
2−ペンタフルオロプロパン(R225ca)および1
,3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフルオロ
プロパン(R225cb)を合成する方法も知られてい
る。
CF2=CF2+ CHCl□F   AlCl、3C
F3CF2CHC1□十CGIF2CFaCHCIF(
0,Pa1eta et al、、 Co11ect、
 Czech、 Chem。
Commun、、 36.1867 (19711) 
Lかしながら、この反応においては目的生成物と同時に
目的生成物と沸点が近(蒸留等通常の方法では分離困難
な反応副生物を生成するため純度の高い製品を得るには
多段の精製工程が必要であるという欠点を有している。
[課題を解決するための手段] 本発明者は ハロゲノアルカン類の効率的製造法につい
て鋭意検討を行なった結果、Ga、In、B、Zr、H
f、’ Ti、NbおよびTaからなる群から選ばれる
少なくとも1個の元素を含むハロゲン化物、或いはAl
Br3又はAIl、の存在下に下記に示すオレフィンR
’ R” C=CR3R’ [但し、R1はH、Cl、F、Br原子或いばCF、 
、 CF2Cl基、R”、 R3,R’はそれぞれ同じ
か異なる H,Cl、F  或いはBr原子のいずれか
]と、下記に示すハロゲノアルカンCYR5R6R7 [但し、YはCl、F、Br或いはI原子のいずれか、
R6はCl、F、Br、I原子或いはC,HbClcF
JreIrであり式中aは0〜4 、b、c、dは0〜
2a+1、e、fは0〜3の整数、b+c+d+e+f
=2a+l、 2a−1or 2a−3で且つb+c+
d+e+f≧1.R6゜R7はそれぞれ同じか異なるH
、Cl、F、Br或いはI原子のいずれか]を反応させ
ると高収率でハロゲノアルカン類を生成することを見い
だし本発明を提供するに至ったものである。
以下本発明の詳細について実施例とともに説明する。す
なわち下記に示すオレフィンR’ R2C=CR3R’ [但し、R1はH、Cl、F、Br原子或いはCF3.
 CF2Cl基、R2,R3,R’はそれぞれ同じか異
なる H,Cl、F  或いはBr原子のいずれか]と
、下記に示すハロゲノアルカンCYR5R6R7 [但し、YはCl、F、Br或いはI原子のいずれか、
R5はCl、F、Br、I原子或いはCaHbC]、c
FJraIrであり式中aは0〜4 、b、 c、 d
は0〜2a+1、e、fは0〜3の整数、b十c+d+
e+f=2a+1.2a−1or 2a−3で且つb+
c+d+e+f≧L、R6゜R7はそれぞれ同じか異な
るH、Cl、F。
Br或いは工原子のいずれか]の付加反応を行う際に、
触媒としてGa、In、B、Zr。
Hf、Ti、NbおよびTaからなる群から選ばれる少
なくとも1個の元素を含むハロゲン化物、或いはAlB
r3又はAlI3を用い、該オレフィンの存在モル比が
付加する該ハロゲノアルカンに対して当量以上、好まし
くは過剰量である反応条件下で反応を行うことにより、
下式に示すように付加反応が収率よ(進行することを見
いだした。
CF2CCl+ CG13F触媒 CF、CF2CCl3+ CC;1.F、(:F2CC
1□F本反応に用いる触媒としては、例えば GaC1z 、 GaCl2. ZrC:L 、 Hf
Cl4. TnC13゜TiCl4. NbCl5 、
 TaCl3. BCIg等の塩化物又はこれ等の化合
物が一部フッ素化されたもの、NbF3. TaF5.
 BF2等のフッ化物およびこれ等の化合物が一部塩素
化されたもの、GaBr3.GaIa。
HfBr4. Hfl3. InBr3. InI3.
 TiBr4. TaBr3゜A1.Br3. AlI
3. BBr3. BI3等の臭化物、ヨウ化物又はこ
れ等の化合物が一部塩素化、フッ素化されたもの等が使
用可能である。
反応に用いるオレフィンとしては、例えば、テトラフル
オロエチレン、クロロトリフルオロエチレン、1.1−
ジクロロジフルオロエチレン、シス−1,2−ジクロロ
ジフルオロエチレン、トランス−1,2−ジクロロジフ
ルオロエチレン、トリクロロフルオロエチレン、テトラ
クロロエチレン、トリフルオロエチレン、1−クロロ−
2,2−ジフルオロエチレン、1.1−ジクロロ−2−
フルオロエチレン、1.2−ジクロロ−2−フルオロエ
チレン、トリクロロエチレン、1.1−ジフルオロエチ
レン、1,2−ジフルオロエチレン、1−クロロ−1−
フルオロエチレン、シス−1−りロワー2−フルオロエ
ヂレン、トランス−1−クロロ−2−フルオロエチレン
、1.1−ジクロロエチレン、シス−1,2−ジクロロ
エチレン、トランス−1,2−ジクロロエチレン、フル
オロエチレン、クロロエチレン、エヂレン、ヘキサフル
オロプロペン、3.3.3−1−リフルオロプロペン、
1−ブロモ−2,2−ジフルオロエチレン、プロモトリ
フルオロエチレン、2−クロロペンタフルオロプロペン
、1,1−ジクロロテトラフルオロプロペン−1,1,
1−ジブロモジフルオロエチレン、等が上げられる。
また、反応に用いるハロゲノアルカンとしては、例えば
、四塩化炭素、クロロポルム、l・ジクロロフルオロメ
タン、ジクロロジフルオロメタン、トリフルオロブロモ
メタン、塩化メチレン、ジクロロフルオロメタン、クロ
ロジフルオロメタン、メチルクロライド、ブロモトリク
ロロメタン、ブロモジクロロフルオロメタン、ブロモジ
フルオロメタン、ヨートドリフルオロメタン、ペンタク
ロロフルオロエタン、テトラクロロ−1,2−ジフルオ
ロエタン、1,1.1−トリクロロエタン、l−クロロ
−2−ヨードテトラフルオロエタン、3.3−ジクロロ
−1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン、1.
3−ジクロロ−1,1,2,2,3−ペンタフルオロプ
ロパン、1,1.1−トリクロロペンタフルオロプロパ
ン、1,1.3−トリクロロペンタフルオロプロパン、
1−クロロ−3−ヨードパーフルオロプロパン、l−ヨ
ードパーフルオロプロパン等が上げられる。
反応溶媒は原料であるオレフィン、ハロゲノアルカンを
適度に溶かし込むものであれば特に限定されない。例え
ばパーフルオロオクタン、パーフルオロブチルテトラヒ
ドロフラン、トリクロロペンタフルオロプロパン(R2
15)、ジクロロペンタフルオロプロパン(R225)
、テトラクロロテトラフルオロプロパン(R22゛  
4)などの溶媒が使用可能である。精製を容易にするた
めに無溶媒で行なうのももちろん可能である。触媒量は
用いる触媒によって異なるが原料に対して通常0.01
〜50重量%、好ましくは0.1〜10重量%用いる。
触媒はあらかじめ反応器に存在させておいてもよく、連
続操作においてはオレフィンとハロゲノアルカンと同時
に連続的に反応器に供給し、生成物と同時に連続的に反
応器から抜き出す操作でもよい。この場合抜き出された
触媒はリサイクルが可能である。
反応温度は通常−80〜200℃、好ましくは一20〜
100℃の温度範囲が適当である。反応圧は用いるオレ
フィン、ハロゲノアルカンによって異なり特に限定され
ないが、通常微加圧〜10kg/cm2で行うのが好ま
しい。
加えるオレフィンの量は触媒の量にも左右されるが、付
加するハロゲノアルカンの量に対して等モル以上加える
のが適当であり、特にオレフィン及びハロゲノアルカン
を連続供給する場合には、好ましくはオレフィンとハロ
ゲノアルカンの存在モル比が1.01≦オレフィン/ハ
ロゲノアルカン≦101特には1.01≦オレフィン/
ハロゲノアルカン≦5、更に好ましくは 1.0≦オレ
フィン/ハロゲノアルカン≦3である。
連続操作に用いる反応器は、いわゆる連続反応器であれ
ばよく、完全混合槽型、ピストンフロー式のいずれを用
いてもよい。
連続操作の場合、反応液の滞留時間は反応温度や、触媒
の種類、或いは用いるオレフィン、ハロゲノメタンにも
よるが、通常0.1分から24時間、特には1分から1
0時間が適当である。
[実施例] 以下、本発明の実施例を示す。
実施例 1 1リツトルのハステロイC製オートクレーブに四塩化ジ
ルコニウム5gを加えて減圧脱気した後、1.1−ジク
ロロジフルオロエチレン500g(3,76mol )
を加えた。オートクレーブをo ’cに保ちなからジク
ロロフルオロメタン(R21)370 g (3,57
mol)を加え、添加終了後さらに1時間撹拌を続けた
。反応液を濾別して、反応粗液850gを回収しガスク
ロ及びNMRを用いて分析した。結果を第1表に示す。
第1表 実施例 2 四塩化ジルコニウムの代わりに臭化アルミニウム5gを
用いる他は、実施例1と同様にして反応を行い反応器?
!850gを得た。ガスクロ及びNMRを用いて分析し
た結果を第2表に示す。
第2表 実施例 3 1リツトルのハステロイC製オートクレーブに四塩化ジ
ルコニウム5gを加えて減圧脱気した後、3.3−ジク
ロロ−1,1,1,2,2−ペンタフルオロプロパン(
R225ca)150gを加えた。0°Cまで冷却した
後、反応温度を0〜10℃に保ちながらクロロトリフル
オロエチレンとジクロロフルオロメタン(R21)をク
ロロトリフルオロエチレンが過剰になるように適宜加え
続けた。クロロトリフルオロエチレンを500g (4
,3mol ) 、 R21を400g (3,9mo
l)を加えた時点で原料の供給を止め、さらに4時間撹
拌を続けた。圧力を常圧に戻した後、反応液を水洗し、
反応粗液的950gを回収した。ガスクロ及びNMRを
用いて分析した結果を第3表に示す。
第3表 実施例 4 四塩化ジルコニウムの代わりにニフッ化二塩化チタンL
ogを用いる他は、実施例3と同様にして反応を行い反
応粗液850gを得た。ガスクロ及びNMRを用いて分
析した結果を第4表に示す。
第4表 実施例 5 四塩化ジルコニウムの代わりに四塩化ハフニウム5g、
クロロトリフルオロエチレンの代わりにトリフルオロエ
チレン350g (4,3mol)、ジクロロフルオロ
メタンの代わりにトリクロロフルオロメタン530g 
(3,9mol)を用いる他は、実施例3と同様にして
反応を行い反応粗液930gを得た。ガスクロ及びNM
Rを用いて分析した結果を第5表に示す。
第5表 実施例 6 四塩化ハフニウムの代わりにBCl310gを用い、ト
リクロロフルオロメタンの代わりにジクロロフルオメタ
ン400g (3,9mol)を用いる他は、実施例5
と同様にして反応を行い反応粗液800gを得た。ガス
クロ及びNMRを用いて分析した結果を第6表に示す。
G 第6表 実施例 7 BCl、の代わりに三塩化ガリウムLogを用いる他は
、実施例6と同様にして反応を行い反応粗液750gを
得た。ガスクロ及びNMRを用いて分析した結果を第7
表に示す。
第7表 実施例 8 BCl2の代わりに三塩化インジウム10gを用いる他
は、実施例6と同様にして反応を行い反応粗液750g
を得た。ガスクロ及びNMRを用いて分析した結果を第
8表に示す。
第8表 実施例 9 クロロトリフルオロエチレン代わりにジフルオロエチレ
ン270g、(4,3mol )を用いるイ也は、実施
例3と同様にして反応を行い反応粗液750gを得た。
ガスクロ及びNMRを用いて分析した結果を第9表に示
す。
第9表 実施例 10 四塩化ジルコニウムの代わりに五塩化ニオブ10g、1
.1−ジクロロジフルオロエチレンの代わりに1,2−
ジクロロジフルオロエチレンを用いる他は、実施例1と
同様にして反応を行い反応粗液830gを得た。ガスク
ロ及びNMRを用いて分析した結果を第10表に示す。
第10表 実施例 11 四塩化ジルコニウムの代わりに五塩化タンタル10g、
1,1−ジクロロジフルオロエチレンの代わりに1.2
−ジクロロジフルオロエチレンを用いる他は、実施例I
と同様にして反応を行い反応粗?1840gを得た。ガ
スクロ及びNMRを用いて分析した結果を第11表に示
す。
第冊表 実施例12 四塩化ジルコニウムの代わりに臭化アルミニウム10g
、1.1−ジクロロジフルオロエチレンの代わりに1.
2−ジクロロジフルオロエチレン、ジクロロフルオロメ
タンの代わりにジクロロジフルオロメタン430 g 
(3,57mol )を用いる他は、実施例1と同様に
して反応を行い反応粗液800gを得た。ガスクロ及び
NMRを用いて分析した結果を第12表に示す。
第12表 実施例13 ジクロロジフルオロメタンの代わりにクロロジフルオロ
メタン310g (3,57mol )を用いる他は、
実施例12と同様にして反応を行い反応粗液700gを
得た。ガスクロ及びNMRを用いて分析した結果を第1
3表に示す。
第13表 実施例14 1リツトルのハステロイC製オートクレーブに臭化アル
ミニウム10gを加えて減圧脱気した後、テトラクロロ
エチレン500g (3,0mol)を加えた。オート
クレーブを60°C〜80℃に保ちながら、クロロボル
ム360 g (3,0mol)を加えた。添加終了後
さらに1時間撹拌を続けた。反応液を濾別して、反応粗
液850gを回収しガスクロ及びNMRを用いて分析し
た。結果を第14表に示す。
第14表 実施例15 1リツトルのハステロイC製オートクレーブに臭化アル
ミニウム10gを加えて減圧脱気した後、トリクロロエ
チレン400 g (3,0mol)を加えた。オート
クレーブを60°C〜80℃に保ちながら、四塩化炭素
460 g (3,0mol)を加えた。添加終了後さ
らに1時間撹拌を続けた。反応液を濾別して、反応粗液
840 gを回収しガスクロ及びNMRを用いて分析し
た。結果を第15表に示す。
第15表 実施例16 10リツトルのハステロイC製オートクレーブに四塩化
ジルコニウム0.2kgを加えて減圧脱気した後、1.
1.1− トリクロロペンタフルオロプロパン(R21
5c b) 10kgを加えた。オートクレーブを一1
0℃に冷却した後、反応温度な0〜10℃に保ちながら
テトラクロロエチレンを1200g/hr、トリクロロ
フルオロメタン(R11)を1300g/hr、四塩化
ジルコニウムを20g/hrの速度で加え続け、仕込量
と同量の反応混合物を連続的に抜き出して反応を行った
。40時間後の反応液組成を表16に示す。
第16表 回収した反応粗液85kgを蒸留精製することによりR
215が77kg得られた(収率90%)。
実施例17 テトラフルオロエチレンの代わりに1.1−ジクロロジ
フルオロエチレンを1450g/hr、トリクロロフル
オロエチレンの代わりにジクロロフルオロエチレン(R
21)を1030g/hrの供給速度で加える以外は実
施例16と同様に反応を行った。40時間後の反応粗液
を表17に示す。
第17表 回収した反応粗液95kgを蒸留精製することによりR
223が78kg得られた(収率83%)。
実施例18 1.1−ジクロロジフルオロエチレンの代わりに1.2
−ジクロロジフルオロエチレン、ジクロロフルオロメタ
ンの代わりに1.1.3−トリクロロペンタフルオロプ
ロパン850 g (3,58mol )を用い、反応
温度を10℃とする以外は実施例1と同様に行った。反
応液を濾別して、反応粗液1300gを回収しガスクロ
及びNMRを用いて分析した。結果を第18表に示す。
第18表 実施例19 四塩化ジルコニウムの代わりに臭化アルミニウム5g、
クロロトリフルオロエチレンの代わりにテトラフルオロ
エチレン275 g (2,75mol)、ジクロロフ
ルオロメタンの代わりに1.1゜3−トリクロロペンタ
フルオロプロパン600g(2,5mol )を用い、
反応温度を10〜20°Cとする以外は実施例3と同様
に反応を行った。
反応液を濾別して、反応粗液950gを回収しガスクロ
及びNMRを用いて分析した。結果を第19表に示す。
第19表 [発明の効果] 本発明は、実施例に示した如く、従来高純度品の入手が
困難であったハロゲノアルカン類を高収率で製造し得る
という効果を有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、Ga、In、B、Zr、Hf、Ti、NbおよびT
    aからなる群から選ばれる少なくとも1個の元素を含む
    ハロゲン化物、或いは AlBr_3又はAlI_3の存在下に下記に示すオレ
    フィン R^1R^2C=CR^3R^4 [但し、R^1はH、Cl、F、Br原子或いはCF_
    3、CF_2Cl基、R^2R^3R^4はそれぞれ同
    じか異なるH、Cl、F或いは Br原子のいずれか] と、下記に示すハロゲノアルカン CYR^5R^6R^7 [但し、YはCl、F、Br或いはI原子のいずれか、
    R^5はCl、F、Br、I原子或いはC_aH_bC
    l_cF_dBr_eI_fであり式中aは0〜4、b
    、c、dは0〜2a+1、e、fは0〜3の整数、b+
    c+d+e+f=2a+1、2a−1or2a−3で且
    つb+c+d+e+f≧1、R^6、R^7はそれぞれ
    同じか異なるH、Cl、F、Br或いはI原子 のいずれか] を反応させることを特徴とするハロゲノア ルカン類の製造法。 2、オレフィンがテトラクロロエチレン、トリクロロエ
    チレン、クロロトリフルオロエチレン、1,1−ジクロ
    ロジフルオロエチレン、1,2−ジクロロジフルオロエ
    チレン、テトラフルオロエチレン、トリフルオロエチレ
    ン、1,1−ジフルオロエチレンの群から選ばれるもの
    である請求項1に記載の製造法。 3、ハロゲノアルカンが四塩化炭素、クロロホルム、ト
    リクロロフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、
    ジクロロフルオロメタ ン、クロロジフルオロメタンの群から選ばれるものであ
    る請求項1に記載の製造法。 4、オレフィンの存在モル比が付加するハロゲノアルカ
    ンに対して1以上である反応条件下で反応を行なう請求
    項1に記載の製造法。 5、オレフィンとハロゲノアルカンの供給モル比を1≦
    オレフィン/ハロゲノアルカンとして、オレフィンとハ
    ロゲノアルカンを連続的に反応器に供給し、反応生成物
    を連続的に反応器から抜き出す請求項1に記載の製造法
    。 6、オレフィンとハロゲノアルカンの供給モル比を1≦
    オレフィン/ハロゲノアルカンと し、ハロゲン化物、オレフィン及びハロゲノアルカンを
    連続的に反応器に供給し、反応生成物及びハロゲン化物
    を連続的に反応器から抜き出すことを特徴とする請求項
    1に記載の製造法。 7、オレフィンとハロゲノアルカンの供給モル比が1.
    01≦オレフィン/ハロゲノアルカン≦10である請求
    項5又は6いずれか1項に記載の製造法。
JP2321222A 1990-11-27 1990-11-27 ハロゲノアルカン類の製造法 Pending JPH04193841A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2321222A JPH04193841A (ja) 1990-11-27 1990-11-27 ハロゲノアルカン類の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2321222A JPH04193841A (ja) 1990-11-27 1990-11-27 ハロゲノアルカン類の製造法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04193841A true JPH04193841A (ja) 1992-07-13

Family

ID=18130171

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2321222A Pending JPH04193841A (ja) 1990-11-27 1990-11-27 ハロゲノアルカン類の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04193841A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0690038A1 (en) 1994-06-28 1996-01-03 Ag Technology Co. Ltd. Process for preparing 1,1,1,3,3,-pentafluoropropane
US5488189A (en) * 1993-12-14 1996-01-30 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for fluorinated propanes and pentanes
US5557019A (en) * 1992-02-28 1996-09-17 Daikin Industries Ltd. Method for preparing dichlorodecafluoropentane and decafluoropentane
US6066768A (en) * 1993-12-14 2000-05-23 E. I. Du Pont De Nemours And Company Perhalofluorinated butanes and hexanes
JP2013529216A (ja) * 2010-05-21 2013-07-18 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテンのための方法
WO2015186556A1 (ja) * 2014-06-06 2015-12-10 旭硝子株式会社 1,1-ジクロロ-3,3,3-トリフルオロプロパンの製造方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5557019A (en) * 1992-02-28 1996-09-17 Daikin Industries Ltd. Method for preparing dichlorodecafluoropentane and decafluoropentane
US5488189A (en) * 1993-12-14 1996-01-30 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for fluorinated propanes and pentanes
US6066768A (en) * 1993-12-14 2000-05-23 E. I. Du Pont De Nemours And Company Perhalofluorinated butanes and hexanes
US6229058B1 (en) 1993-12-14 2001-05-08 E. I. Du Pont De Nemours And Company Preparation of fluorinated propanes and pentanes
EP0690038A1 (en) 1994-06-28 1996-01-03 Ag Technology Co. Ltd. Process for preparing 1,1,1,3,3,-pentafluoropropane
JP2013529216A (ja) * 2010-05-21 2013-07-18 ハネウェル・インターナショナル・インコーポレーテッド 1,1,1,4,4,4−ヘキサフルオロ−2−ブテンのための方法
WO2015186556A1 (ja) * 2014-06-06 2015-12-10 旭硝子株式会社 1,1-ジクロロ-3,3,3-トリフルオロプロパンの製造方法
CN106458800A (zh) * 2014-06-06 2017-02-22 旭硝子株式会社 1,1‑二氯‑3,3,3‑三氟丙烷的制造方法
US9676688B2 (en) 2014-06-06 2017-06-13 Asahi Glass Company, Limited Method for producing 1,1-dichloro-3,3,3-trifluoropropane

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5446217A (en) Processes for the preparation of fluorinated olefins and hydrofluorocarbons using fluorinated olefin
US7566809B2 (en) Process for separation of a mixture comprising at least one hydrofluoroalkane
KR100516407B1 (ko) 할로카본의 제조 방법, 선택된 화합물 및 hf 함유 공비조성물
WO1995004021A1 (en) Process for the preparation of hydrofluorocarbons having 3 to 7 carbon atoms
Maynard The synthesis of highly fluorinated compounds by use of potassium fluoride in polar solvents
US9676688B2 (en) Method for producing 1,1-dichloro-3,3,3-trifluoropropane
JPH11158089A (ja) 1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの合成
JPH04193841A (ja) ハロゲノアルカン類の製造法
US5545770A (en) Process for manufacture of high purity 1, 1-dichlorotetrafluoroethane
GB2540428A (en) Process
JPH0769944A (ja) 1−クロロ−1− フルオロエタン及び/又は1,1−ジフルオロエタンの製造方法
US5097082A (en) Production of saturated halohydrocarbons
JPH04305542A (ja) ハロゲン化炭化水素類の製造法
US5434321A (en) Method for producing dichloropentafluoropropanes
JP2708845B2 (ja) ジフルオロメチレン基を有するプロパンの製造法
JPS632536B2 (ja)
JPH04253928A (ja) ハロゲン化炭化水素類の製造方法
US5055624A (en) Synthesis of 1,1-dichloro-1,2,2,2-tetrafluoroethane
JP3839490B2 (ja) 1,1―ジフルオロエタンの製造法
US5220084A (en) Method for producing dichloropentafluoropropanes
JPH10310541A (ja) 1,1,1,3,3−ペンタフルオロプロパンの分離方法
JPH03188034A (ja) ジクロロペンタフルオロプロパンの製造法
JPH02204428A (ja) ジフルオロメチレン基を有するジヒドロフルオロプロパン類およびジヒドロクロロフルオロプロパン類の製造法
JPH08198783A (ja) 1,1,1,3,3−ペンタフルオロブタンの製造方法
JP3057824B2 (ja) フッ素化合物の製造方法