JPH04193724A - プラスチックレンズ成形用ガラス型の製造方法 - Google Patents

プラスチックレンズ成形用ガラス型の製造方法

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JPH04193724A
JPH04193724A JP32156090A JP32156090A JPH04193724A JP H04193724 A JPH04193724 A JP H04193724A JP 32156090 A JP32156090 A JP 32156090A JP 32156090 A JP32156090 A JP 32156090A JP H04193724 A JPH04193724 A JP H04193724A
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JP
Japan
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glass
molding
mold
glass mold
plastic lens
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Pending
Application number
JP32156090A
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English (en)
Inventor
Kichizo Komiyama
吉三 小宮山
Mamoru Sato
守 佐藤
Hideo Ichikawa
英雄 市川
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、注型重合法によりプラスチックレンズを製造
するたのガラス型の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 近年、メガネレンズは、屈折率の高いプラスチックの開
発やコーテイング膜の開発が進み、安全性及び軽量性か
ら、そのツないし8割がプラスチ・ツク化している。
プラスチックレンズは、82図に示すように、」二下一
対のガラスの原器と呼ばれるガラス型31゜32を、ゴ
ム性プラスチックの外型33に組み込み、外型33の側
面に設けた注入口34力・ら二液混合型の樹脂を注入し
、はぼ−昼夜かけて硬化させた後、型ばらしを行ってプ
ラスチックレンズ40’t (Oる、いわゆる注型重合
法が用いられている。ガラス型31.32の成形面31
a、32aは、プラスチックレンズ40に転写されてレ
ンズ面となるため、表面粗度、形状精度が重要であり、
従来は、予備的に荒グレスして成形したガラス素材全機
械的に研磨して製作していた。
(発明が解決しようとする課題) 機械的な研磨による成形面31a、32aの形成には、
多くの加工工数を要すると共に、これらの成形面31a
、32aが非球面のような複雑な面形状である場合はよ
り多くの加工工数を要し、非常に高価となるばかりでな
く、一定の寸法精度が得られ難く、品質の安定化を図る
ことが難しい。また、ガラス−m3+、32の寿命は平
均的にみて100回以下であり、しかも、一対の型が必
要で、プラスチックレンズ40の成形にほぼ一昼夜掛る
ため、相当数のガラス型31.32が必要である。この
ため、安価で高精度なガラス型31.32の製造が強く
望せれていた。
本発明は、高精度でかつ精度が安定したガラス型を安価
に製造する方法を提供することを目的としている。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明は、注型重合法により
プラスチックレンズを製造するためのガラス型を製造す
るに際し、−上下一対の成形用型の間にガラス素材を入
れ、不活性ガス雰囲気下で成形用型を加熱することによ
りガラス素材を転位点以上軟化点以下の温度に7JI熱
してプレスする精密ガラスプレスによりガラス型全製造
するものであるO なお、プラスチ・ツクレンズのレンズ面に対応するガラ
ス型の成形面をこれとは逆の裏面よりも先に転位点」ン
下まで冷却し、ガラス型の固化に伴うひけ金主として裏
面(l′lllに生じさせたり、−!り、ガラス型の裏
面の一部分を裏面の他の部分とは別に加工することによ
り固化に伴うひけの発生を押えたり、さらにまた、ガラ
ス型の裏面側を成形面III工りも先に冷却すると共に
、少なくとも裏面側が転位点り、下で成形面側が転位点
以上の温度状態にあるとき成形用型によるブレス力を与
えることにより固化に伴うひげの発生を押えたりするこ
とが奸才しい。
(作用) 上記の方法により製造したガラス型は高精度にプレス成
形され、機械加工が不要でその1才使用することができ
、そのため成形用型のうちグラスチックレンズのレンズ
面に対応する成形用型の成形面に高精度に形成しておく
ことにより、高精度のガラス型全多数、安価に製造でき
、ガラス型の精度も均一化することができる。
(実施例) 以下本発明の実施例について第1図を参照して説明する
。閉1図は本発明の実施に用いる精密ガラスプレス機の
一例を示すもので、フレーム1の上部から固定軸2が下
方に向って伸びており、その下端に断熱リング3を介し
て下成形用型組立4が図示しないボルト等により取付け
られている。
下成形用型組立4は、金属製のダイプレート5、セラミ
ックス等で作られた上キャビティダイら、ならびにこの
上キャビティダイらをグイプレー1・5に取付ける固定
ダイアからなっている。
フレーム1の下部には型締装置8が設けられ、同装置と
によって上下動される移動軸9が、固定軸2と対向して
上方に向って伸びている。移動軸9の上端には、断熱リ
ング10を介して下成形用型組立4と対をなす下成形用
型組立11が取付けられている。下成形用型組立11は
、グイプレート12、下キャビティダイ13ならびに用
型を兼ねた移動ダイ14からなっている。
固定軸2には図示しない駆動装置によって上下動される
ブラケーソ)15が移動可能に係合されている。ブラケ
ット15には対をなす成形用型組立4.11の周囲を囲
む石英管16が取付けられている。石英管16の下端は
移動軸9が貫通している中間プレー)IAに気密に当接
し、成形用型組立4.11の周囲に大気からしゃ断され
る成形室17を形成するようになっている。ブラケット
15には石英管16を囲む外筒18が取付けられ、外筒
18にはランプユニット19が設けられている。
ランプユニット19は、赤外線ランプ20.その後方に
配置された反射ミラー21とからなり、型組立4.II
−!r加熱するようになっている。なお、22は反射ミ
ラー21等を冷却するための水冷パイプである。
固定軸2、移動軸9お工びブラケット15には、成形室
17内を不活性ガス雰囲気にしたり、成形用型組立4,
11お工び後述するガラス素材30を冷却したりするた
めのガス供給路23,24.25が設けられ、図示しな
い流量コントロールバルブを介して同じく図示しない温
度制御装置によって所定温度にコントロールされた不活
性ガスを所定流量でダイプレー)5.12の裏面および
成形室17へ供給するようになっている。なお、ガス供
給路23.24からダイプレート5,12の裏面に吹き
付けられた不活性ガスは、穴26から成形室17へ流入
するようになっている。成形室17へ供給されたガスは
排気口27カ)ら排出される。なお、28は下成形用型
組立11の温度検出用熱電対である。
次いで上記精密ガラスプレス機を用いた本発明によるガ
ラス型の製造方法について説明する。ブラケット15を
固定軸2に沿って上昇させて成形室17を開き、下キャ
ビティダイ13の上にガラス素材30’(z搬入する。
このガラス素材30は搬入前に予熱しておいてもよいが
、転移点以下で、さらには酸化を生じない温度以下であ
ることが好ましい。
次いで、ブラケット15を下降させ、石英管16によっ
て成形室17’を閉じ、ガス供給路23゜24.25か
ら不活性ガスを供給して成形室17内を不活性ガス雰囲
気にし、ラングユニット19を作動させて成形用型組立
4,11およびガラス素材30を加熱する。ガラス素材
30は赤外線ランプ20からの輻射熱の大部分が透過す
るため、赤外線ランプ20による直接加熱はわずかであ
り、王として成形用型組立4,11が赤外線ランプ20
によって力ロ熱される。ガラス素材30は成形用型組立
4,11からの比較的長波長の輻射熱および熱伝導によ
り表面側から加熱される。成形用型組立4゜IIおよび
ガラス素材30の加熱は、温度検出用熱電対2との出力
と、それに基づく赤外線ランプ20の出力制御により、
成形用型組立4.lltガラス素材30の転移点以上軟
化点以下の予じめ定めた温度になるようにコントロール
して行う。
成形用型組立4,11が所定温度に加熱されたならば、
以後該温度に保つと共に、型締装置8を作動させ、移動
軸9を所定の型締力のもとに上昇させる。これにより、
ガラス素材30は上下のキャビティダイ6.13によっ
てプレスされ、成形が行われる。型締力はガラス素材3
0が転位点以下の温度に達するまで付与し続ける。これ
によりガラス素材30はキャビティダイら、13の表面
(成形面〕形状が転写されて固化し、第2図に示したガ
ラス型31.32のような所定形状のガラス型が得られ
る。
ガラス型31.32は、第2図に示すように、プラスチ
ックレンズ40のレンズ面に対応する成形面31a、3
2aの表面粗度および形状精度が高ければ、他側の裏面
31b、32bの表面精度、形状精度やガラス型31.
32の厚さの精度は不用である。
そこで、前述したキャビティダイ6.13のうちガラス
型31.32の成形面31a、32aに対応する方のみ
を上記のようにセラミックス等によって高精度に形成し
、他方はダイプレート5や固定ダイアと同様の金属製と
してもよい。
なお、ガラス素材30がプレスされて固化するとき、少
なくとも半径方向の温度分布がほぼ一様に保たれて降温
すれば、ガラス素材30の温度低下に伴う収縮は上記の
ように転位点以下の温度に達するまで型締力を付与して
ガラス素材30全キヤピテイダイ6.13によって圧縮
し続けることにより吸収され、部分的な収縮すなわち”
ひけ”は発生じない。
しかしながら、ガラス素材30がプレスされて固化する
とき、中央部または外周部が先に固化すると、同化が遅
くれた部分には型締力が作用しないために1ひけlを生
ずる。
このような1ひけ”の発生は、ガラス型31.32の成
形面3+a、32a側に生じなければよく、裏面31b
、32bに発生しても問題はない。そこで、キャピテイ
ダイら、13によってガラス素材30にプレスしたとき
、1ず、成形面31a、32aに対応する側のキャビテ
ィダイ6または13側のガス供給路23−fたけ24か
ら供給する冷却用不活性ガスの流量を他側より多くする
か、または該ガスの温度を他側より低くすることに工り
、ガラス素材30の上下面のうち成形面31a、32a
となる側を先に冷却固化させて所定形状に成形し、′ひ
け゛を裏面31b、32b側に生じさせるようにするこ
とが好ましい。
また、裏面31b、32b側となるキャビティダイ13
寸たは6を2重プランジャ構造とし、遅くれて固化する
部分を別に圧縮して1ひけ1の発生を押えるようにして
もよい。
さらにまた、裏面31b、32b側となるキャビティダ
イ13または6を先に冷却してガラス素材30の裏面3
 l b 、 32b v+j+から先に冷却しても、
プレスを続けるか少なくとも成形面側の比較的薄い層が
固化する前すなわち転位点シ上の温度である間にプレス
すれば成形面側は所定の形状に成形され、かつガラス素
材30の大部分は転位点以下の温度に低下して固化して
いるため、1ひけ6の発生はわずかに押えられる。
前述した実施例は成形用型組立4,11お工びガラス素
材30を赤外線ラング20で加熱する例を示したが、R
F加熱等の他の加熱方法を用いてもよく、筐た成形用型
も図示の成形用型組立4,11に限定されるものではな
い等、種々変更可能である0 〔発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、プラスチックレンズ
成形用のガラス型を機械力1丁なしに高精度で製造する
ことができ、さらにガラス型の精度はそれを成形する型
の精度によって決するため、同一精度の安定したガラス
型を得ることができ、特に非球面レンズのように複雑な
形状のプラスチックレンズのためのガラス型でも、寸法
精度が高く、精度の安定したものを安価にかつ多量に製
造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施に用いる精密ガラスプレス機の概
要図、第2図は注型重合法によるプラスチックレンズの
製造用型組立を示す断面図である。 2・・・固定軸、 4・・・土酸形用型組立、8・・・
型締装置、 9・・・移動軸、下 11・・・X成形用型組立、  16・・・石英管、1
7・・・成形室、 20・・・赤外線ランプ、23.2
4.25・・・ガス供給路、 27・・排気口、30・
・ガラス素材、 31.32・・・ガラス型、面

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、注型重合法によりプラスチックレンズを製造するた
    めのガラス型を製造するに際し、上下一対の成形用型の
    間にガラス素材を入れ、不活性ガス雰囲気下で前記成形
    用型を加熱することにより前記ガラス素材を転位点以上
    軟化点以下の温度に加熱してプレスする精密ガラスプレ
    スによりガラス型を製造することを特徴とするプラスチ
    ックレンズ成形用ガラス型の製造方法。 2、前記ガラス型のプラスチックレンズのレンズ面に対
    応する成形面をこれとは逆の裏面よりも先に転位点以下
    まで冷却し、前記ガラス型の固化に伴う“ひけ”を王と
    して前記裏面側に生じさせることを特徴とする請求項1
    記載のプラスチックレンズ成形用ガラス型の製造方法。 3、前記ガラス型の裏面の一部分を該裏面の他の部分と
    は別に加圧し、固化に伴う“ひけ”の発生を押えること
    を特徴とする請求項1または2記載のプラスチックレン
    ズ成形用ガラス型の製造方法。 4、前記ガラス型の裏面側を成形面側よりも先に冷却す
    ると共に、少なくとも前記裏面側が転位点以下で前記成
    形面側が転位点以上の温度状態にあるとき前記成形用型
    によるプレス力を与え、固化に伴う“ひけ”の発生を押
    えることを特徴とする請求項1記載のプラスチックレン
    ズ成形用ガラス型の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0966532A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Hanki:Kk 樹脂レンズ成形用の型
JP2002540048A (ja) * 1999-03-23 2002-11-26 カール ツァイス シュティフトゥング ガラスセラミック部材、及び/又はガラス部材を製造する方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0966532A (ja) * 1995-08-31 1997-03-11 Hanki:Kk 樹脂レンズ成形用の型
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