JPH04192941A - Ｌａｎ通信方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　　　要〕 監視ノードと通信ノードとを光伝送路で接続したＬＡＮ
の通信方式に関し、 光伝送路に障害が発生してもデータの瞬断を伴わずに光
伝送路でのデータ伝送を行うことを目的とし、 運用系の光伝送路と予備系の光伝送路の双方で同しデー
タを同方向に周回させ、各通信ノードが、各光伝送路の
光入力信号のレベルを監視すると共にそれぞれ電気信号
に変換する光−電気変換部と、各光−電気変換部が該先
入力信号レベルが正常と判定したときには該電気信号の
論理和信号を出力すると共に異常と判定したときにはそ
の異常の光伝送路の方の電気信号を遮断する受信データ
セレクト部と、該受信データセレクト部の出力信号を受
信データ処理して端末に送ると共に該端末からのデータ
を送信データ処理して出力する共通部と、各光−電気変
換部が該光入力信号レベルを正常と判定したときには該
共通部の出力信号を同時に２つの出力信号に分割する送
信データセレクト部と、該送信データセレクト部からの
２つの出力信号をそれぞれ光信号に変換する電気−光変
換部とで構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、ＬＡＮ通信方式に関し、特に監視ノードと通
信ノードとを光伝送路で接続したＬＡＮの通信方式に関
するものである。

ＬＡＮ　（ローカル・エリア・ネットワーク）において
は、運用系の光伝送路だけでは、障害が発生したときの
データ伝送を救済することができないため、近年では運
用系の光伝送路の他に予備系の光伝送路をも備えたシス
テムが増えて来ている。

〔従来の技術〕

第６図は、監視ノード１と符号２で総称される複数の通
信ノード２１〜２．３とを光伝送路３により接続し、運
用系の光伝送路３と共に反対の伝送方向の予備系の光伝
送路４を備えた従来のＬＡＮを示したもので、各通信ノ
ードには端末５が接続されている。

そして、通常時は、例えば端末５としての端末αからの
送信データを各通信ノード２Ｉで運用系光伝送路３に挿
入し、宛先の通信ノード２３で該データを鋒ろしてその
通信ノード２．に接続された端末βで受信する。

一方、上記のように端末αから端末βヘデータを送信し
ている時に、運用系光伝送路３がＸ印で示す箇所で障害
を起こした場合には、監視ノード１が通信ノード２□に
指示して点線で示すようなループハックを行わせること
により予備系光伝送路４を介して宛先である通信ノード
２３に接続された端末βにデータを送るようにしている
。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、従来の光伝送路の切り換えにおいては、
第６図に示す様に端末αから端末βヘデータを送信して
いる時に運用系光伝送路３が障害を起こした時、通信ノ
ード１が所定の通信ノードに対してループバックの指令
を与えて全く別の予備系光伝送路４へ切り換えるまでは
、データの瞬断が起きてしまい、データの信頼性を大き
く損なうという問題点があった。

従って、本発明は、監視ノードと通信ノードとを光伝送
路で接続したＬＡＮの通信方式において、光伝送路に障
害が発生してもデータの瞬断を伴わずに光伝送路でのデ
ータ伝送を行うことを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は、本発明に係るＬＡＮ通信方式の原理説明図で
あり、本発明では、運用系の光伝送路３と予備系の光伝
送路４の双方で同しデータを同方向に周回させ、各通信
ノード２が、各光伝送路３゜４の光入力信号のレベルを
監視すると共にそれぞれ電気信号に変換する光−電気変
換部１１．１２と、各光−電気変換部１１．１２が該先
入力信号レベルが正常と判定したときには該電気信号の
論理和信号を出力すると共に異常と判定したときにはそ
の異常の光伝送路の方の電気信号を遮断する受信データ
セレクト部１３と、該受信データセレクト部１３の出力
信号を受信データ処理して端末５に送ると共に該端末５
からのデータを送信データ処理して出力する共通部１４
と、各光−電気変換部１１．１２が該光入力信号レベル
を正常と判定したときには該共通部１４の出力信号を同
時に２つの出力信号に分割する送信データセレクト部１
５と、該送信データセレクト部１５からの２つの出力信
号をそれぞれ光信号に変換する電気−光変換部１６．１
７とで構成されている。

また、本発明では、更に別のループバンク光伝送路６を
設け、各通信ノードが、該ループバンク光伝送路６の光
−電気変換部１８と、該光−電気変換部１８から出力さ
れる電気信号を再び光信号に変換する電気−光変換部１
９とを有し、両光−電気変換部１２．１３が該運用系と
予備系の光伝送路３．４が共に障害状態になったことを
検出したとき、該受信データセレクト部１３が該該ルー
プバック光伝送路６の光−電気変換部１８からの電気信
号を該共通部１４ヘループバンクさせることができ、こ
の場合、該送信データセレクタ部１５が、該監視ノード
１からの指示により、該端末５からのデータを該ループ
バック光伝送路６の電気−光変換部１９ヘループハソク
させることができる。

〔作　　　用〕

本発明では、第１図に示すように、運用系の光伝送路３
と予備系の光伝送路４とにおいて共に常に同しデータを
同方向に周回させておく。

そして、このようなデータを入力した各通信ノード２で
は、第２図に示すように、まず、光−電気変換部１１．
１２において、その光入力信号を電気信号に変換すると
共に、その光入力信号のレベルを監視して正常であるか
否かを判定する。

各光−電気変換部１１．１２から出力された電気信号は
受信データセレクト部１３に送られるが、ここでは、光
−電気変換部１１．１２でのレベル監視結果が正常であ
れば、両電気信号の論理和を取って共通部１４へ出力し
、一方が異常であると判定したときには、その光転送路
系の電気信号を遮断して共通部１４に与えないようにす
る。

従って、両光伝送路３．４共に正常な時には、両方の電
気信号が一致して共通部１４で受信データ処理された後
、端末５へ送られ、一方の電気信号が異常なときには、
正常な方の電気信号のみが共通部１４から端末５へ送ら
れることとなる。

また、端末５からのデータは共通部１４で送信データ処
理された後、送信データセレクト部１５へ送られるが、
送信データセレトク部１５では、この端末５からの送信
データを分割して運用系と予備系用のデータにし、それ
ぞれ電気−光変換部１６．１７で光信号に変換して光伝
送路３．４に送出する。

このようにして、光伝送路３，４のいずれかが障害状態
になっても、受信データの瞬断は発生せず、正常なデー
タ伝送を継続することができる。

また、本発明では、各通信ノード２の光−電気変換部１
１．１２において、第１図に示すように光伝送路３．４
共に異常と判定されたときには、ループバック光伝送路
５から光−電気変換部１８で電気信号に変換されたデー
タを受信データセレクト部１３が共通部１４にループバ
ックさせて端末５に送ることができる。

これにより、運用系及び予備系の光伝送路３゜４が共に
障害状態になっても、第１図に示す通信ノードＡのよう
にループバック光伝送路６からの入力データを該運用系
又は予備系の光伝送路３゜４からループバックさせて戻
すことにより、光伝送路の断線状態を回避している。

更に、このようにして通信ノードＡの障害が通常の如く
共通部１４で生成されるフレーム中のエラー情報により
監視ノード１に伝えられると、例えば通信ノードＢにお
いて端末５からのデータが送信データセレクタ部１５か
らループバックされて電気−光変換部１９からループバ
ック光伝送路５に送出されてノードＡとの通信経路が形
成されることとなる。

〔実　施　例］ 第３図は、本発明に係るＬＡＮ通信方式の実施例構成図
であり、この実施例では、光−電気変換部１１．１２が
それぞれ光レベル監視部２１．２２を有しており、受信
データセレトク部１３が、光−電気変換部１１からの電
気信号と光レー・ル監視部２１からの監視信号とを入力
するＡＮＤゲート２３と、光−電気変換部１２からの電
気信号と光レベル監視部２２からの監視信号とを入力す
るＡＮＤゲート２５と、両ＡＮＤゲート２３．２４の出
力を入力するＯＲゲート２５と、光レベル監視部２１．
２２からの監視信号を人力するＯＲゲート２６と、ＯＲ
ゲート２５の出力か又は光−電気変換部１８からのルー
プバックデータを共通部１４に送るセレクタ２７とで構
成され、共通部１４がセレクタ２７の出力データを受信
データ処理して端末５へ送る受信データ処理部２Ｂと、
端末５からのデータを所定のフレームフォーマットに直
して送信データ処理する送信データ処理部２９とで構成
され、送信データセレトク部１５が、送信データ処理部
２９からの送信データを電気−光変換部１７又はループ
バック光伝送路５のだめの電気−光変換部１９に与える
セレクタ３０を含んでいる。

次にこのような実施例の動作を説明する。

通常、運用系光伝送路３と予備系光伝送路４の双方にお
いて同じデータを同一方向に周回させておき、各通信ノ
ード２において光−電気変換部１１．１２で光−電気信
号の変換を行うと共にその中の光レベル監視部２１．２
２で光入力レベルが正常であるか否かを監視する。

光−電気変換部１１．１２から出力された電気信号は受
信データセレクト部１３のＡＮＤゲート２３．２４の一
方の入力としてそれぞれ与えられる。これらのＡＮＤゲ
ー）２３．２４の他方の入力は光レベル監視部２１．’
２２での監視結果を示す判定信号になっており、従って
、その判定信号がいずれも正常であれば°゛Ｈ”レベル
であるので、電気信号はＡＮＤゲー）２３．２４をその
まま通過してＯＲゲート２５で論理和が取られてセレク
タ２７に送られる。

このとき、運用系のデータと予備系のデータとは同しも
のであるので、ＯＲゲート２５からのデータも同しもの
となる。

また、セレクタ２７は、ＯＲゲート２６の両人力、即ち
光レベル監視部２１．２２の判定信号が共に正常状態を
示している場合には、ＯＲゲー）・２５の出力データを
共通部１４に送る。

一方、例えば運用系光伝送路３に障害が発生していれば
判定信号が“Ｌ”レベルとなってＡＮＤゲート２３から
信号を通過させないようにするので、他方の予備系のデ
ータのみがＯＲゲート２５から共通部１４に送られるこ
ととなるが、このデータは正常であるので、光伝送路に
障害があっても瞬断の無いデータとなる。

また、セレクタ２７は、光レベル監視部２１．２２の判
定信号のいずれかが正常状態を示している場合には、Ｏ
Ｒゲート２６の出力信号が“Ｈ″レベルなるので、ＯＲ
ゲート２５の出力データを共通部１４に送る。

共通部１４では、受信データセレクト部１３からのデー
タを受信データ処理部２６で処理して端末５へ送ると共
に、端末５からのデータを送信データ処理部２７で処理
して送信データセレクト部１５に送る。

送信データセレクト部１５では、受信データを２つに分
割して一方をそのまま電気−光変換部１６に送り、他方
をセレクタ３０に送る。

このとき、セレクタ３０は送信データ処理部２９で生成
されたフレームフォーマット中のエラー情報が自局の正
常状態を示していれば、共通部１４からのデータを電気
−光変換部１７に送る。

このようにして正常なデータが運用系及び予備系の光伝
送路３，４に送出されることとなる。

次に、第１図に示したように光伝送路３．４の双方に障
害が発生した場合について、第４図及び第５０を参照し
て説明する。

第４図は、第１図のように光伝送路３．４が障害状態に
なった場合の通信ノードＡの動作を示しており、この通
信ノードＡでは、光レベル監視部２１．２２から出力さ
れる判定信号が障害状態を示す“Ｌ”レベルに在るので
、ＡＮＤゲート２３゜２４において受信データ（１ｉ気
信号）が阻止されるため、ＯＲゲート２５からの出力デ
ータは無いが、同時に光レベル監視部２１．２２からの
判定信号を受けるＯＲゲート２６の出力信号は“Ｌ”レ
ベルとなるので、セレクタ２７は光−電気変換部１８か
らのデータを選択して共通部１４を介し端末５へ送る。

このとき、共通部１４′の受信データ処理部２８では、
フレーム中のエラー情報に自局が障害状態となった旨の
コードを設定しておく。

また、送信データセレクタ部１５においては、セレクタ
３０がフレーム中のエラー情報を解読して自局が障害状
態であることを知ったとき、共通部１４からのデータを
そのまま電気−光変換部１７から光伝送路４へ送出する
。

このようにして、障害状態が発生した通信ノードＡから
のエラー情報を受けた監視ノード１では、通信ノードＡ
の上流側に位置する通信ノードＢをループさせるための
状態をフレームに乗せて送る。

このフレームを受けた通信ノードＢの動作が第５図に示
されており、この通信ノードＢでは、セレクタ３０の動
作のみが正常の通信ノードと異なっており、監視ノード
１からのループバック指令を共通部１４から受けたセレ
クタ３０がこれを解読してデータを電気−光変換部１７
へ送らず、電気−光変換部１９を介してループバック光
伝送路６に送出するように制御する。

これにより、第１図に示すように通信ノードＢのループ
バック光伝送路が形成されて両光伝送路３．４の障害状
態を復旧させることができる。

〔発明の効果〕

以上説明した様に、本発明に孫るＬＡＮ１ｉ信方式によ
れば、運用系と予備系の光伝送路に同しデータを同方向
で流し、通常は両データの論理和を取って通信するが、
障害発生時には、一方を遮断して通信するように構成し
たので、光伝送路で障害が発生しても光伝送路を切り換
える必要が無く、従ってそれに伴う瞬断の発生を防ぐこ
とが出来、光伝送路を持つローカルエリアネントワーク
のデータの信鯨性向上に寄与することができる。

また、運用系と予備系の光伝送路が共に障害状態になっ
たときには、これらのいずれかの光伝送路とループバッ
ク光伝送路とによりループバック経路を形成して救済す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明に係るＬＡＮ通信方式の原理説明図、 第２図は、本発明に係るＬＡＮ通信方式に用いる各通信
ノードの構成を原理的に示した図、第３図は、本発明に
係るＬＡＮ通信方式に用いる各通信ノードの実施例構成
図、 第４図及び第５図は、本発明に係るＬＡＮ通信方式にお
いて、運用系及び予備系の光伝送路が共に障害状態にな
った場合の通信ノードのループバンク動作を説明するた
めの実施例構成図、第６図は、従来のＬＡＮ通信方式の
原理説明図、である。 図において、 １・・・監視ノード、 ２・・・通信ノード、 ３・・・運用系光伝送路、 ４・・・予備系光伝送路、 ５・・・端末、 ６・・・ループバック光伝送路、 １１．１２．１８・・・光−電気変換部、１３・・・受
信データセレクト部、 １４・・・共通部、 １５・・・送信データセレクト部、 １６．１７．１９・・・電気−光変換部。 図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）監視ノード（１）と通信ノード（２）とを光伝送
   路で接続したＬＡＮの通信方式において、 運用系の光伝送路（３）と予備系の光伝送路（４）の双
   方で同じデータを同方向に周回させ、 各通信ノード（２）が、各光伝送路（３）（４）の光入
   力信号のレベルを監視すると共にそれぞれ電気信号に変
   換する光−電気変換部（１１）（１２）と、各光−電気
   変換部（１１）（１２）が該光入力信号レベルが正常と
   判定したときには該電気信号の論理和信号を出力すると
   共に異常と判定したときにはその異常の光伝送路の方の
   電気信号を遮断する受信データセレクト部（１３）と、
   該受信データセレクト部（１３）の出力信号を受信デー
   タ処理して端末（５）に送ると共に該端末（５）からの
   データを送信データ処理して出力する共通部（１４）と
   、各光−電気変換部（１１）（１２）が該光入力信号レ
   ベルを正常と判定したときには該共通部（１４）の出力
   信号を同時に２つの出力信号に分割する送信データセレ
   クト部（１５）と、該送信データセレクト部（１５）か
   らの２つの出力信号をそれぞれ光信号に変換する電気−
   光変換部（１６）（１７）とで構成されたことを特徴と
   するＬＡＮ通信方式。
2. （２）更に別のループバック光伝送路（６）を設け、各
   通信ノードが、該ループバック光伝送路（６）の光−電
   気変換部（１８）と、該光−電気変換部（１８）から出
   力される電気信号を再び光信号に変換する電気−光変換
   部（１９）とを有し、両光−電気変換部（１２）（１３
   ）が該運用系と予備系の光伝送路（３）（４）が共に障
   害状態になったことを検出したとき、該受信データセレ
   クト部（１３）が該該ループバック光伝送路（６）の光
   −電気変換部（１８）からの電気信号を該共通部（１４
   ）へループバックさせることを特徴とした請求項１に記
   載のＬＡＮ通信方式。
3. （３）該送信データセレクタ部（１５）が、該監視ノー
   ド（１）からの指示により、該端末（５）からのデータ
   を該ループバック光伝送路（６）の電気−光変換部（１
   ９）へループバックさせることを特徴とした請求項２に
   記載のＬＡＮ通信方式。