JPH04192749A - 構内交換機の呼び出し音送出方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、構内交換機の呼び出し音送出方式に関する。

（ロ）従来の技術 現在の構内交換機の呼び出し信号発生回路は、呼び出し
信号発生回路の平均負荷が低いため、各加入者回路毎に
有するよりも各加入者回路で共有するものが主流である
。

従来の構内交換機の呼び出し信号発生回路では、呼量の
変動等により呼び出し信号発生回路の工１荷が出力界１
．１を越える場合があった。この場合、呼び出し信号発
生回路の出力容量を越えた分の呼び出しは行わず、着呼
電話機が話中の場合と同等の処理を行い、即座に発呼側
にビジート−ンを返し、呼び出し信号発生回路の出力界
ｆｆｌを越えないようにしていた。

（ハ）発明が解決しようとする課題 従来の１−１４内交換機の呼び出し信−３−発生回路は
、呼量の変動等により呼び出し信号発生回路の負荷が出
力容量を越える場合、呼び出しイｄ号発生回路の出力容
量を越えた分の呼び出しは行わす、即１・）〈に発呼側
にビジートーンを返していた。しかし、呼び出そうとす
る電話機が着信可能であるにもがかわらずビジート−ン
が返されることにより、発呼電話機は呼び出し信号発生
回路の負荷が下がるまで何度もダイヤルし直さなければ
呼び出そうとする電話機に着信できないという問題点を
有していた。

（ニ）問題点を解決するための手段 本発明は、構内交換機の呼び出し音送出方式に於て、呼
び出し信号を発生する手段と、前記呼び出し信号を端末
に送出し通話路との切り替えを制御する手段と、呼び出
しを行っている端末の数を計数する手段と、前記計数手
段により計数された端末数とｖ１ｊ記呼び出し信号発生
手段の呼び出し可能端末数とを比較する手段と、前記比
較手段により前記呼び出し端末数が前記呼び出し可能端
末数を越えた場合、それ以後の端末への呼び出し要求を
保留する手段と、前記比較手段により前記呼び出し端末
数が前記呼び出し可能端末数以内になった場合、保留中
の呼び出し要求が存在すればこれを実行する手段とを設
けたものである。

（ボ）作用 以」二に示すような構成に於て、本発明を用いｉｔば、
呼−び出し信号発生回路の負荷が呼び出し信号発生回路
の出力容量を越えても、すぐには発呼側にビジートーン
を返さす、所定の時間発呼側の呼び出し要求を保留する
。この保留状態の間に他の呼び出し中の電話機が応答し
、呼び出し信号発生回路の出力に余裕ができれば、保留
中である呼び出し要求を処理する。

（へ）実施例 本発明の構内交換機の呼び出し音送出方式に於て、第１
図に従って説明する。

第１図は、本発明の構内交換機の呼び出し音送出方式の
一実施例を示すブロック図である。

第１図に於て、（１）（２）は電話機であり、夫々の電
話機に対応する加入者回路（３）と接続されている。（
３）は呼び出し信号発生回路（６）回線と通話回線とを
切り換える通話切り替え回路（４）と、呼び出し信号の
接続制御を行う呼び出し信号接続制御回路（５）を内蔵
する加入者回路である。（７）は複数内線電話機の相互
間若しくは各種）・ランクと電話機とを選択的に接続す
る通話路スイッチである。（８）は通話路スイッチ（７
）と加入者回路（３）とを制御する中央制御部である。

（１０）は着呼電話機を呼び出し中であることを知らせ
るリングバックトーンを保持するトーントランクである
。（１１）は通話中であることを知らせるビジート−ン
を保持するビジートーントランクである。

構内交換機は、発呼電話機からの呼であるダイヤルを受
信し、ダイヤルを解読し、目的の電話機の加入者回路（
３）を制御し、呼び出し信号発生回路（５）から呼び出
し信号を送出し、ｌ・−ントランク（９）から通話路ス
イツチ（６）を介して発呼電話機にリングバックトーン
を送出する中央制御部（７）と、各回線を接続する通話
路スイッチ（６）と、１・−ントランク（１０）やビジ
ートーントランク（１］）等の各種トランクとを主要構
成部材とする。

本実施例では、電話機（１）が電話機（２）を呼び出す
こととして説明を行う。

通常、電話機（１）が電話機（２）を呼び出そうとする
場合、発呼である電話機（１）は着呼である電話機（２
）の電話番号をダイヤルする。中央制御部（８）は制御
線（９）を介し、その番号に対応する加入者回路（３）
の呼び出し信号接続制御回路（５）を制御し、通話切り
替え回路（４）が着呼電話機（２）の回線を呼び出し信
号発生回路（６）に切り替え、着呼電話機（２）に呼び
出し信号を送出し、着呼電話機（２）のベルを呼動する
。中央制御部（８）は、着呼電話機（２）に呼び出し信
号が送出されたことを確認した後、発呼電話機（１）に
ｌ・−ントランク（１０）を通話路スイッチ（７）を介
して接続し、発呼電話機（１）に対し相手電話機呼び出
し中を知らせるリングバックトーンを送出する。

次に呼び出し状態の加入者回路（３）の数が、呼び出し
信号発生回路（６）の出力容量限界にある時、電話機（
１）が電話機（２）を呼び出そうとする場合について説
明する。

電話４１（１）が電話機（２）を呼び出そうとする場合
、発呼である電話機（１）は着呼である電話機（２）の
電話番号をダイヤルする。中央制御部（８）はダイヤル
を解４ノ１し、その番号に）＝１応する加入者回路（３
）が呼び出し可能状態であること検知する。呼び出しり
能状態でなかった場合は、通話中を示すビジートーント
ランク（１］）を回路スイッチ（７）を介して発呼電話
機（１）に接続し、着呼電話機（２）が使用中であるこ
とを発呼電話機０）に知らしめる。着呼電話機（２）が
呼び出し可能状態であった場合、中央制ｇ１１部（８）
は現在呼び出し状態になっている加入者回路数を計数し
、予め保持している呼び出し可能加入者回路数と比較す
る。該比較により呼び出し状態加入者回路が予め保持し
ている呼び出し可能加入化回路を越える時、即ち、呼び
出し信号発生回路（６）の出力容量を越える時は、発呼
電話機（１）からの呼び出し要求は中央制御部（８）で
所定の時間保留される。本実施例では所定の時間を５〜
１０秒程度と想定する。この間、発呼電話機（１）には
何も通知されない。他の電話機の呼び出しが終了し、所
定の１情間以内に呼び出し信号発生回路（６）の出力容
量に余裕ができた場合、保留になっていた発呼電話機（
１）の呼び出し要求を実行に移す。中央制御部（８）は
制御線（９）を介し、該呼び出し要求の番号に対応する
加入者回路（３）の呼び出し信号接続制御回路（５）を
制御し、通話切り替え回路（４）が着呼電話機（２）の
回線を呼び出し信号発生回路（６）に切り替え、呼び出
そうとする゛ｌＩＬ話機（２）に呼び出し信号を送出し
、電話機（２）のベルを呼動する。

中央制御部（８）は、着呼電話機（２）に呼び出し信号
が送出されたことを確認した後、発呼電話機（１）に１
・−ントランク（］Ｏ）を通話路スイッチ（７）を介し
て接続し、発呼電話機（１）に着呼電話機（２）が呼び
出し中であることを知らせるリングバックト−ンを送出
する。

一方、所定の時間保留されている間、他の電話機の呼び
出しが終了せず、呼び出し信号発生回路（６）の出力容
量が常に限界状態である場合、発呼電話機（１）には所
定の時間何も通知されず、発ＩＩφ−電話機（白の操作
者は困惑する。この時、中央制御部（８）は着呼電話機
（２）が話中の場合と同等の処理を行い、発呼電話機（
１）に通話スインヂ（７）を介してビジートーントラン
ク（１］）を接続し、発呼電話機（１）にビジー１−−
ンを送出することにより、発呼電話機（］）の操作者の
困惑を防ぐ。

又、保留状態の電話機の実行は保留された順番で１ｊう
が、呼び出し保留中の間に着呼゛１Ｌ話機（２）が発呼
を行った場合、発着衝突が起こり得る。

この場合、着呼電話機（２）の発呼処理を優先して行い
、中央制御部（８）に保留されている発呼電話機（１）
の呼び出し要求は却下され、通話中を示すビジートーン
トランク（１］）を回路スイッチ（７）を介して発呼電
話機（１）に接続し、着呼電話機（２）が使用中である
ことを発呼’ｌｔ話機（１）に知らしめる等の処理が考
えられる。

本実施例では、呼び出し信号発生回路（６）の出力容量
は端末１０台程度に制限し、最大出力には多少の余裕を
持−〕でおくこととする。

又、呼び出し信号の出力位相をすらすことで、端末３０
台程度まで一斉呼び出しが行える。

（１・）発明の効果 本発明を用いノア、ば、呼び出し信号発生回路の負荷が
呼び出し信号発生回路の出力容量を越えても、すぐには
発呼側にビジートーンを返さず、所定の時間発呼例の呼
び出し要求を保留する。呼び出し信号発生回路の出力に
余裕ができれば、保留中である呼び出し要求が処理され
る。このため、着呼電話機が着信可能であるにもかかわ
らず着信できないということが少なくなり、呼び出し信
号発生回路の出力容量の変動により、何度もダイヤルし
直さなければならない状態が少なくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構内交換機の呼び出し音送出方式の一
実施例を示すブロック図である。 １．２　　電話機、３　　加入者回路、４　。 通話切り替え回路、５・　呼び出し信号接続制御回路、
６・　・呼び出し信号発生回路、７　・・通話路スイッ
チ、８・・・中央制御部、９・・・・制御線、１０・・
　トーントランク、］１　　ビジートーントランク。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）構内交換機の呼び出し音送出方式に於て、呼び出
   し信号を発生する手段と、前記呼び出し信号を端末に送
   出し通話路との切り替えを制御する手段と、呼び出しを
   行っている端末の数を計数する手段と、前記計数手段に
   より計数された端末数と前記呼び出し信号発生手段の呼
   び出し可能端末数とを比較する手段と、前記比較手段に
   より前記呼び出し端末数が前記呼び出し可能端末数を越
   えた場合、それ以後の端末への呼び出し要求を保留する
   手段と、前記比較手段により前記呼び出し端末数が前記
   呼び出し可能端末数以内になった場合、保留中の呼び出
   し要求が存在すればこれを実行する手段とを具備するこ
   とを特徴とする構内交換機の呼び出し音送出方式。