JPH04192747A - Ｉｓｄｎ複合端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はＩ　Ｓ　Ｄ　Ｎ　（Ｉｎｔｅｇｒａｔｅｄ　５
ｅｒｖｉｃｅｓ　Ｄｉ（Ｈｉｔａｌ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）
に接続される端末装置に関する。

ここに、複合端末とは、１つの端末で多くの機能、例え
ばデータ通信と画像通信、ファイルの転送等の各機能を
有しているものを指す。

従来の技術 複合端末装置は、上記のよ・うに−っの端末で多くの通
信機能を有しているため、呼を確立する際に、その呼が
どの機能を用いて通信を行なうかの判定が必要となる。

通常のＩ　Ｓ　ｌ）　Ｎのプロ１〜コル手順にはこの判
定機能が含まれていないために、複合端末装置を実現す
るためには、データ通信機能とか画像通信機能等各アプ
リケーション機能の選択を行なうレイヤ４以−ヒの」二
値レイヤ処理が各アプリケーションとは別に必要となる
。このとき端末は、呼の確立を完了し通信中の状態で、
アプリケーション機能を選択する」二値レイヤ処理を行
ないその結果によって各アプリケーションを起動するこ
とになる。

発明が解決しようとする課題 従来の端末装置では、複数の機能を持たせるためには、
前述のようにアプリケーション機能選択のための特別な
処理が」二値レイヤに必要であるし、また、アプリケー
ション機能の選択は呼が確立された後の通信中でないと
できないという課題があった。

本発明は、呼設定メッセージにはユーザ・ユーザ情報の
ようなユーザが自由に書き込むことのできる領域とかザ
ブアドレス情報領域がある点に着目し、これらの領域に
アプリケーション機能の選択情報を含ませておくことに
より、特別な処理を行うことなく、呼設定時に適切なア
プリケーション機能を立上げる（起動）ことができるよ
うにしたものである。

課題を解決するだめの手段 即ち、本発明は外部から設定される、呼設定に含まれる
起動情報と起動されるアプリケーションの関係を設定す
る起動情報設定部と、呼設定メッセージに含まれる情報
要素を解析し、起動情幸ドを取り出す情報要素解析部と
、前記起動情報設定部に登録された内容と前記情報要素
解析部によって解析された起動情報から、起動するアプ
リケーションを選択する選択処理部と、前記選択処理部
によって選択されたアプリケーションを起動するアプリ
ケーション起動部を備えたことを特徴としている。

また、設定メッセージに起動情報と共にアプリケーショ
ンの起動条件を含め、前記起動条件によってアプリケー
ションを起動することを特徴としている。

作用 本発明の端末装置によれば、利用者があらかじめ起動情
報設定部に端末上で動作するアプリケーションと各アプ
リケーションに対応する起動情報を設定する。その後呼
の確立があった時、情報要素解析部において呼設定メッ
セージに含まれる情報要素を解析し、起動情報、起動条
件を取り出して選択処理部に通知する。選択処理部は起
動情報設定部を参照し、情報処理部より通知された情報
に対応するアプリケーションを選択してアプリケーショ
ン起動部に通知し、起動条件によってアプリケーション
を起動する。

以」二のようにして、呼設定メッセージに含まれる情報
ごとに起動するアプリケーションをかえることによって
、特別な処理を用いることなく、呼設定時に適当なアプ
リケーションの起動を行なうことができ、容易に複合端
末を実現することが可能となる。また、呼設定メッセー
ジにアプリケーション起動のための条件を設定すること
により、アプリケーション起動の際の条件を発呼側で指
定することができる。

実施例 以下、本発明の端末装置の実施例を図面を用いて説明す
る。

〔第１実施例〕 第１図は本発明の一実施例における端末装置の概略構成
図である。図中、通信端末装置１０は外部から設定され
るザブアドレス情報と起動するアプリケーションの関係
を設定する起動情報設定部１１、着信時の呼設定メッセ
ージに含まれる情報要素を解析する情報要素解析部１２
、ザブアドレス情報から起動するアプリケーションを選
択する選択処理部１３、選択されたアプリケーションを
起動するアプリケーション起動部１４、通信網とのメッ
セージのやりとり及びプロトコル処理を行なう通信処理
部１５によ、って構成される。

端末装置に着信ず゛る呼設定メンセージは第２図に示す
フォーマノＩ・をしている。このフォーマット中、例え
ば着ザブアドレス情報要素のアドレス隔をアプリケーシ
ョン機能に対応させておりば、着信時に、ごのザブアド
レスに書かれたアドレス陽を読み取ることによって起動
すべきアプリケーション機能を選択することができる。

第３図は第１図中の起動情報設定部１１に設定された内
容を示す。

次に上記端末装置の動作を以下に説明する。

（１）利用者はあらかじめ起動情報設定部１１に、第２
図に示すようなサブアドレス情報と、そのラブアドレス
情報に対応して起動されるアブリケージョンとを設定す
る。

（２）　１Ｊ１１信網より呼設定メッセージを受り取る
と、通信処理部１５て着信のプロトコル処理が行なわれ
る。通信処理部１５によって正常に受は付けられた呼設
定メッセージは情報要素解析部１２へと渡される。

（３）情報要素解析部１２では、受は取ったのが呼設定
メッセージであることを認、識すると、メッセージ中に
含まれる情報要素を解析し、サブアドレス情報要素が含
まれないときばザブアドレスなしを、含まれるときはそ
の番号を取り出して選択処理部１３に通知する。

（４）選択処理部１３は起動情報設定部１１に設定され
ている情報をザブアドレス情幸ドによって検索し、起動
するアプリケーションを選択する。選択されたアプリケ
ーションはアプリケーション起動部１４に渡す。

（５）アプリケーション起動部１４は渡されたアプリケ
ーションを起動し、処理を開始する。

以上の手順番、二よって、着信時に端末がザブアドレス
情報を判定することによって、適切なアプリケーション
を起動するごとが可能となる。また、ザブアドレスば本
来端末識別に用いられるものであるため、発呼側のユー
ザ′からば別々の端末に発呼する場合と同じように発呼
することがてぎる。

〔第２実施例〕 端末装置の構成は、第１実施例と同しであるが、情報要
素解析部１２の内部構成が異なる。悄ｆ１３要素解析部
１２の構成を第４図に示す。情報要素解析部１２は呼設
定メッセージからユーザ・ユーザ情報要素を取り出す情
報要素判定部３１、ユーザ・ユーザ情報要素解析の制御
を行なう解析制御部３２、ユーザ情報内容よりアプリケ
ーションコードを取り出すアプリケーションコ−１・解
析部３３、ユーザ情報内容より起動条件を取り出す起動
条件解析部３４によって構成される。

第５図に起動情報設定部１１に設定された内容を示す。

次の上記構成の端末装置の動作を説明する。

（１）利用者ばあらかしめ起動情報設定部１１に各アプ
リケーションとそれに対応するアプリケーションコート
とを第５図のように設定する。

（２）通信網より呼設定メツセージを受は取ると、通信
処理部１５て着信のプロトコル処理が行なわれる。通信
処理部１５によって正常に受は付けられた呼設定ツノセ
ージは情報要素解析部１２へと渡される。

（３）情報要素解析部１２ては、受は取ったのが呼設定
メッセージであることを認識すると、情報要素判定部３
１によりメッセージ中に含まれる情報要素を解析し、ユ
ーザ　ユーザ情幸長要素を取り出し、解析制御部３２に
渡す。

（４）解析制御部３２ては、ユーザ・ユーザ情報要素に
含まれるユーザ情報をアプリケーションコード解析部３
３に渡ず。

（５）アプリケーションコード解析部３３ては渡された
ユーザ情報を解析し、アプリケーションコードを取り出
して解析側ｊＪ１部３２に渡す。

（６）解析側′４ＴＴ部３２ては、渡されたアプリケー
ションコードで示されたアプリケーションが起動条件を
設定できるものであれば、ユーザ情報を起動条件解析部
３４に渡す。

（７）起ＩＪＪ条件解析部３４ては渡されたユーザ情報
を解析し、アプリケーションを起動する際の設定内容を
取り出して解析制御部３２に渡す。

（８）起動条件解析部は、アプリケーションコードと、
起動条件が設定できるならば渡された起動条件とを選択
処理部１３に通知する。

（９）選択処理部１３は起動情報設定部１１に設定され
ている情報を−リ“ブアドレス情報によって検索し、起
動するアプリケーションを選択する。選択されたアプリ
ケーションと起動条件がある場合はその起動条件をアプ
リケーション起動部１４に渡ず。

（１０）アプリケーション起動部１４は渡されたアプリ
ケーションを起動条件に従った設定で起動し、処理を開
始する。

以上の手順によって、着信時に端末がフーーザ情幸ドを
判定することＱこよって、適切なアブリゲーノヨンを起
動するごとが可能となる。また、ユーザ情報内容にアプ
リケーション起動のための条件を設定するごとにより、
アプリケーション起動の際のパラメータなどの条件を発
呼側で指定することができる。

なお、本実施例においてザブア］・レス情報、ユーザ情
ｔａを起動情幸じとして用いたが、呼設定に含まれる他
の情報を用いることもてきる。また、アプリケーション
起動の条件は、利用者により随時追加、削除ができる。

発明の効果 本発明の端末装置によれば、呼設定メッセージに含まれ
る起動情報、起動条件によって、アプリケーションを選
択し起動することによって、利用者は、複合端末を実現
するときに、アプリケーション起動のための特別な処理
を（ｄ加することなく構成することができ、その実用的
効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における端末装置の概略構成
図、第２図は呼設定メッセージのフォーマットを示す図
、第３図は本発明の一実施例における起動情報設定部１
１の設定内容を示す模式図、第４Ｍは本発明の一実施例
における情報要素解析部１２の概略構成図、第５図は本
発明の一実施例における起動情報設定部１１の設定内容
を示す模式図である。 １０　・・通信端末装置、１１・・・起動情報設定部、
１２・・・情報要素解析部、１３・・・選択処理部部、
１４・・・アプリケーション起動部。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）外部から設定される、呼設定に含まれる起動情報
   と起動されるアプリケーションの関係を設定する起動情
   報設定部と、呼設定メッセージに含まれる情報要素を解
   析し、起動情報を取り出す情報要素解析部と、前記起動
   情報設定部に登録された内容と前記情報要素解析部によ
   って解析された起動情報から、起動するアプリケーショ
   ンを選択する選択処理部と、前記選択処理部によって選
   択されたアプリケーションを起動するアプリケーション
   起動部を備えたことを特徴とするＩＳＤＮ複合端末装置
   。
2. （２）呼設定メッセージに起動情報と共にアプリケーシ
   ョンの起動条件を含め、前記起動条件によってアプリケ
   ーションを起動することを特徴とする、請求項１記載の
   ＩＳＤＮ端末装置。