JPH0419197Y2 - - Google Patents

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JPH0419197Y2
JPH0419197Y2 JP2666786U JP2666786U JPH0419197Y2 JP H0419197 Y2 JPH0419197 Y2 JP H0419197Y2 JP 2666786 U JP2666786 U JP 2666786U JP 2666786 U JP2666786 U JP 2666786U JP H0419197 Y2 JPH0419197 Y2 JP H0419197Y2
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JP
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runner
head rail
spacer link
fixed
drive cord
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JP2666786U
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JPS62140199U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は上面の傾斜した開口に使用される斜設
用バーチカルブラインドの改良に関する。
[従来技術] 斜設用バーチカルブラインドは、実開昭59−
124298号に開示されているように、斜設されたヘ
ツドレール内にランナーが摺動自在に装着され、
各ランナーから斜めに突出するルーバ回転軸に自
在継手を介してルーバが取付けられる。ヘツドレ
ールの一旦に滑車が取付けられ、その滑車にドラ
イブコードが掛けられる。ドライブコードはヘツ
ドレールの他端から案内車を介して外へ引出され
る。そのドライブコードにトツプランナーを止着
し、ドライブコードを操作してトツプランナーを
摺動させる。ヘツドレールをスプライン型チルト
ロツドが貫通し、そのチルトロツドに各ランナー
の中空ヘリカルギヤをはめる。そのヘリカルギヤ
にルーバ回転軸と一体のヘリカルギヤをかみ合わ
せ、チルトロツドを操作してルーバを回転させ
る。
各ランナーは、バーチカルブラインドを開いた
ときにヘツドレールの高い側の端部に集められ、
バーチカルブラインドを開くときに低い側へ摺動
して展開する。各ランナーはスペーサリンクを介
して順次連結されるが、従来、スペーサリンク1
0は、自由端が低い側すなわち展開方向に突出す
るように、各ランナー20に固定されていたの
で、バーチカルブラインドを開いたとき各ランナ
ー20のスペーサリンク10は第5図aの状態に
なる。コードを引いてトツプランナー21を低い
方に摺動させてバーチカルブラインドを閉じる
と、第5図bに示すように、トツプランナー21
のスペーサリンク10の固定端のリング10bが
二番目のランナー20の自由端のフツク10aを
引掛けて引出し、二番目のランナーは三番目のラ
ンナーを引出す。このようにして順次ランナーを
引出して全ランナーを展開させるようにしている
が、傾斜が大きいと、第5図cに示すように、二
番目のランナー20と共に複数個のランナーが一
体となつて団子状に摺動してトツプランナー21
に衝突するため衝撃音が発生する。この団子状の
摺動はバーチカルブラインドを展開し終るまで何
回もくり返されるから、従来の斜設バーチカルブ
ラインドを閉じるときの騒音は非常に大きいとい
う問題があつた。
[考案が解決しようとする問題点] 本考案は上記問題を解決するためになされたも
のであり、その目的とするところは、バーチカル
ブラインドを閉じるときに騒音を発生しない斜設
用バーチカルブラインドを提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 前記目的を達成するため本考案のバーチカルブ
ラインドの特徴とする手段は、各ランナーにスペ
ーサリンクをその自由端が高い側に突出するよう
に固定して、そのスペーサリンクを介して各ラン
ナーを順次連結したことにある。ドライブコード
をトツプランナーに止着し、ドライブコードを走
行させてトツプランナーを摺動し、スペーサリン
クを介して他のランナーを牽引摺動させるので、
ドライブコードの止着位置はスペーサリンクの真
下にすることが望ましい。
[作用] バーチカルブラインドを開いてランナーをヘツ
ドレールの高い側の端部に寄せたとき、各ランナ
ーに固定されたスペーサリンクの自由端のフツク
は次のランナーのスペーサリンクの固定端のリン
グを通り、上方にはね上がるから、各ランナーは
一体となつて低い側に摺動しやすい。そこで、ド
ライブコードを操作してトツプランナーを低い側
へ摺動させると、すべてのランナーが一体になつ
て摺動するため、先ず、最後尾のランナーのスペ
ーサリンクのフツクが固定ランナーのリングに引
掛かつて停止し、ついで、最後尾の次のランナー
のスペーサリンクのフツクが訂正した最後尾のラ
ンナーのスペーサリンクのリングに引掛かつて停
止する。このように、最後尾のランナーから順次
一定の間隔を摺動した後に停止するから、ランナ
ー相互の衝突は起きない。したがつて、騒音の発
生もない。ドライブコードはトツプランナーのス
ペーサリンクの真下の位置に止着されるから、ト
ツプコードとスペーサリンクは同一垂直面におい
て平行になり、ランナーは円滑に摺動する。
[実施例] 本考案のバーチカルブラインドを図面に示す実
施例に基づいて説明する。第2図に示すように、
バーチカルブラインドのヘツドレール11はブラ
ケツト17を介して壁面又は天井面に傾斜した状
態で固定される。ヘツドレール11には複数個の
ランナーが装着される。一番高い側のランナー2
2は固定ランナーであり摺動しないが、一番低い
側の他のものよりも大きなトツプランナー21と
中間のランナー20はヘツドレール11の長手方
向に摺動自在である。各ランナーはスペーサリン
ク10を介して順次連結される。ヘツドレール1
1内にスプラインを入れたチルトロツド15が回
転自在に軸受けされ、そのチルトロツド15は各
ランナーを貫通する。チルトロツド15はケース
19に入れられた歯車機構を介して操作バトン1
8の回転駆動を受ける。ヘツドレール11の低い
側の端部に水平滑車13が軸止され高い側の端部
に一組の垂直滑車14が軸止される。その水平滑
車と垂直滑車にドライブコード12が掛けられ、
そのドライブコード12のヘツドレール11から
引出されたループ状の端部にテンシヨンウエイト
16が掛けられる。ドライブコード12は各ラン
ナーを貫通するが、トツプランナー21のみはド
ライブコード12に止着される。したがつて、ド
ライブコードの引出し部分を操作すると、トツプ
ランナー21はドライブコード12と共にヘツド
レール11内を走行する。各ランナー20,21
から回転軸23が突出し、その回転軸に自在継手
25を介してルーバ27が取付けられる。
第3図に示すように、各ランナー20は両側に
車輪29を備え、その車輪はヘツドレール11の
量内側のレール部にのり円滑にランナーを走行さ
せる。各ランナー20のチルトロツド15が貫通
する部分に中空ヘリカルギヤ26を回転自在に支
持し、そのヘリカルギヤを回転軸23に固定した
ヘリカルギヤ24にかみ合わせる。したがつて、
チルトロツド15を回転すると回転軸23が回
り、ルーバの角度が変る。ドライブコード12は
各ランナーのスペーサリンク10の真下にあり、
トツプランナーには止着されるが、他のランナー
20については孔28の中を通りだけであり、直
接ランナーに作用することはない。
第1図に示すように、トツプランナー21にス
ペーサリンク10を自由端が二番目のランナー2
0の方向に向くように固定し、その自由端のフツ
ク10aを二番目のランナー20に固定したスペ
ーサリンク10の固定端のリング10bに通す。
二番目以後のランナー20についても、スペーサ
リンク10は自由端が後続のランナーの方に向く
ように、すなわち、ヘツドレールの高い側の端部
に向くように固定されて自由端のフツク10bに
通される。バーチカルブラインドを開いてランナ
ー20,21を高い側の固定ランナー22に寄せ
ると、第4図aに示すように、各ランナー20,
21のスペーサリンク10は自由端が次のランナ
ー20に固定した次のスペーサリンク10の固定
端のリング10bを通り先端のフツク10aはは
ね上がるようになるが、中間のランナー10はト
ツプランナー21と共に一体に摺動しやすい状態
になる。第4図bに示すように、ドライブコード
を引いてトツプランナー21を低い方へ摺動させ
ると、中間のランナー20もトツプランナー21
と共に一体となつて摺動する。ドライブコードは
スペーサリンク10の真下にあるから摺動は至極
円滑である。しかし、固定ランナー22の次のラ
ンナー20はやがてそのスペーサリンク10のフ
ツク10aが固定ランナー22のスペーサリンク
のリング10bに掛かり停止する。ついで、その
停止したランナー20に固定したスペーサリンク
10のリング10bにその次のランナー20のス
ペーサリンクのフツク10aが掛かりそのランナ
ーも停止する。このようにして、固定ランナー2
2の次の高い側から中間ランナー20は、順次、
スペーサリンク10に基づく一定の間隔をあけ
て、停止していくから、斜設したバーチカルブラ
インドのランナーを低い側へ展開するときに、ラ
ンナー同志が衝突して騒音を発生することは全く
なく、各ランナー20,21は静かに摺動してバ
ーチカルブラインドを閉じる。
[考案の効果] 上記の通り、本考案のバーチカルブラインド
は、ランナーを順次連結するスペーサリンクの自
由端が斜設したヘツドレールの高い側へ向いてい
るので、従来のスペーサリンクの自由端が低い側
に向いているものと異なり、各ランナーはトツプ
ランナーと一体に摺動しやすく、トツプランナー
を低い側へ摺動させると、中間のランナーもトツ
プランナーと一体に摺動し、高い側の方から順
次、一定幅に展開した後に停止していく。したが
つて、傾斜が急であり、長さが長くても、従来の
ように中間ランナーが団子状に摺動してトツプラ
ンナーとの衝突をくりかえして騒音を発生するこ
とはなく、ランナーは静かに展開してバーチカル
ブラインドを開閉するという格別の効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のバーチカルブラインドのラン
ナーの接続を示す斜視図、第2図は本考案のバー
チカルブラインドの要部を一部断面で示す正面
図、第3図は第2図の−線に沿う断面図、第
4図a〜bは第2図のランナーの展開を示す略
図、第5図a〜cは従来のもののランナーの展開
を示す略図である。 図において、符号10はスペーサリンク、10
aはフツク、10bはリング、11はヘツドレー
ル、12はドライブコード、13は水平滑車、1
4は垂直滑車、15はチルトロツド、16はテン
シヨンウエイト、18は操作バトン、20はラン
ナー、21はトツプランナー、23は回転軸、2
5は継手、27はルーバをそれぞれ示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 傾斜固定されたヘツドレール11と、前記ヘ
    ツドレールにその長手方向に摺動自在に装着さ
    れたランナー20と、前記ヘツドレールに回転
    自在に軸受けされて各ランナーを長手方向に貫
    通するチルトロツド15と、前記ヘツドレール
    に付設された滑車13,14に掛けられてその
    内部を走行するドライブコード12と、前記ラ
    ンナーに回転自在に支持されて前記チルトロツ
    ドに一体回転するようにはめられた中空ヘリカ
    ルギヤ24と、前記ランナーに軸受けされて下
    方に突出する回転軸23と、前記回転軸に固定
    されて前記中空ヘリカルギヤとかみ合うヘリカ
    ルギヤ26と、前記回転軸に自在継手を介して
    吊されたルーバ27と、前記ランナーの低い側
    の一番前のものであつて前記ドライブコードに
    止着されたトツプランナー21と、各ランナー
    を順次連結するスペーサリンク10とからなる
    バーチカルブラインドにおいて、前記スペーサ
    リンクの一端は前記ランナーに固定された固定
    端であり、その固定端の上面はスリツトを有す
    るリング10bを一体に備え、前記スペーサリ
    ンクの他端としての自由端はフツク10aを一
    体に備え、各スペーサリンクのリングとフツク
    の中間は次のスペーサリンクのリングにそのス
    リツトから相互に長手方向摺動自在に挿通可能
    に形成され、かつ各スペーサリンクのフツクは
    次のスペーサリンクのリングと係合可能に形成
    され、前記自由端は前記ヘツドレールの高い側
    に向き、各スペーサリンクのリングとフツクの
    中間を次のスペーサリンクのリングに通すこと
    により全スペーサリンクが一連に連結されるこ
    とを特徴とする斜設用バーチカルブラインド。 2 ドライブコード12はヘツドレール11の低
    い側の端部に設けられた水平滑車13に掛けら
    れてトツプランナー21を除く各ランナー20
    の孔をすり抜け、ヘツドレールの高い側の端部
    に設けられた一組の垂直滑車14から外に引出
    されてテンシヨンウエイト16が掛けられたこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の斜設用バーチカルブラインド。 3 トツプランナー21はスペーサリンク10の
    真下の位置においてドライブコード12に止着
    され、各ランナー20のドライブコードのすり
    抜ける孔は各ランナーのスペーサリンクの真下
    に形成されたことを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第2項記載の斜設用バーチカルブライ
    ンド。
JP2666786U 1986-02-27 1986-02-27 Expired JPH0419197Y2 (ja)

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JP2666786U JPH0419197Y2 (ja) 1986-02-27 1986-02-27

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JPS62140199U JPS62140199U (ja) 1987-09-04
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JP5329844B2 (ja) * 2008-05-27 2013-10-30 株式会社ニチベイ 縦型ブラインド

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