JP5329844B2 - 縦型ブラインド - Google Patents

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Description

本発明は、ヘッドレール内を移動可能な複数のキャリアの各々からルーバーが吊下られた縦型ブラインドに関する。
従来、この種の縦型ブラインドとしては特許文献1に記載されたものが知られている。これによれば、縦型ブラインドのキャリアとしてのランナーが、ランナーケースと、ウォームと、ウォームに噛合わされたウォームホイールと、ウォームホイールに対して相対的に回転自在に貫通する吊具軸と、吊具軸の上端部に一体回転するように設けられるとともにウォームホイール上に載置された断続部材と、吊具軸の下端部に該吊具軸と一体に回転可能に設けられ、翼板を吊下げられる吊具と、を有している。ウォームは、建物の窓面の上端部付近に水平方向に設置される案内軸に対して相対的に回転不可能かつ軸方向に移動自在に嵌合される。
また、先頭ランナーのみには、案内軸と平行に設置されるねじ棒に螺合される雌ねじ体がランナーケースに対して回転不能な状態で収容されている。ねじ棒を一方向に回転すると、このねじ棒に雌ねじ体を螺合されている先頭ランナーが、ランナーに吊下げられている翼板とともに、ねじ棒及びランナー案内軸に沿って引き出し方向に移動され、続いて、先頭ランナーに連結片により連結されている後続の他のランナーも順次それぞれの翼板とともに引き出されていく。
実公昭58−40236号公報
特許文献1記載の構成においては、先頭ランナーとしてのマスターキャリアは、複数のキャリアの中でレールの一方端側に配置され、マスターキャリアが移動することによって、キャリアはレールの他方端方向に向かって畳み込まれるようになっている。通常、このマスターキャリアの位置は、ユーザが、翼板としてのルーバーが畳み込まれる他方端となる側を製品購入時に指定することによって、必然的に決定される。
したがって、一度製品として組み上がってしまうと、マスターキャリアの位置を変更することは容易ではないため、現実として、ルーバーの畳み込み方向を変更することができないという問題がある。
本発明はかかる課題に鑑みなされたもので、製品として組み上がった縦型ブラインドのルーバーの畳み込み方向を、自由に且つ簡単に変更することができる縦型ブラインドを提供することをその目的とする。
前述した目的を達成するために、本発明の請求項1記載の発明は、ヘッドレール内を移動可能な複数のキャリアの各々からルーバーが吊下られ、操作部の操作によってマスターキャリアがヘッドレール内を移動して他のキャリアを牽引または押し出すことにより、複数のルーバーからなるルーバー群が展開、畳み込み動作をする縦型ブラインドにおいて、
複数のキャリアのうち、両端部に配置されるキャリアがマスターキャリアとなっており、ヘッドレール内には、外周面にネジが形成された開閉軸が設けられ、各マスターキャリアには、該開閉軸に螺合するリードナットと、各マスターキャリアを該開閉軸の回転に伴い開閉軸に沿って移動する状態と、開閉軸の回転によっても移動しない状態とに外部からの切替操作により切り替える切替手段と、が設けられ、該切替手段によって、該マスターキャリアは操作部の操作に応答してヘッドレール内を移動可能な状態と、操作部の操作に応答しない状態とに切替可能とされることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の前記切替手段が、リードナットを回転不能にする状態と、リードナットを回転自在にする状態とに切替可能で、リードナットが回転不能の状態になったときには、マスターキャリアが該開閉軸の回転に伴い開閉軸に沿って移動する状態となり、リードナットが回転自在の状態になったときには、マスターキャリアが開閉軸の回転によっても移動しない状態となることを特徴とする。
請求項記載の発明は、ヘッドレール内を移動可能な複数のキャリアの各々からルーバーが吊下られ、操作部の操作によってマスターキャリアがヘッドレール内を移動して他のキャリアを牽引または押し出すことにより、複数のルーバーからなるルーバー群が展開、畳み込み動作をする縦型ブラインドにおいて、
複数のキャリアのうち、両端部に配置されるキャリアがマスターキャリアとなっており、ヘッドレール内には、両端部に配置されるマスターキャリア及びそれ以外の複数のキャリアを順次挿通する無端状コードが配回しされ、各マスターキャリアには、外部からの切替操作により切替可能な切替手段が設けられており、該切替手段は、無端状コードをマスターキャリアに固定する状態と解放する状態とに切替可能で、無端状コードがマスターキャリアに固定されたときには、マスターキャリアが無端状コードの移動に伴って移動する状態となり、無端状コードが解放されたときには、マスターキャリアが無端状コードの移動によっても移動しない状態となり、切替手段によって該マスターキャリアは操作部の操作に応答してヘッドレール内を移動可能な状態と、操作部の操作に応答しない状態とに切替可能とされることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1ないしのいずれか1項に記載のマスターキャリアとそれに隣り合うキャリアとが、スペーサリンクによって連結されており、該スペーサリンクは、マスターキャリアとそれに隣り合うキャリアとを所定間隔を最大間隔として連結するために、その一端がマスターキャリアに固定された固定端となり、その他端が隣り合うキャリアに対して摺動可能に連結される自由端となっており、
各マスターキャリアに一端が固定されたスペーサリンクは、該固定端よりも該自由端の方が他方のマスターキャリアに接近するように設けられることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項記載の一方のマスターキャリアとそれに順次隣り合う少なくとも1つのキャリアにスペーサリンクの一端が固定され、スペーサリンクの他端の自由端が他方のマスターキャリア側に隣り合うキャリアに摺動可能に連結され、
他方のマスターキャリアとそれに順次隣り合う少なくとも1つのキャリアにはスペーサリンクの一端が固定され、スペーサリンクの他端の自由端が一方のマスターキャリア側に隣り合うキャリアに摺動可能に連結され、
一方のマスターキャリアに順次隣り合う少なくとも1つのキャリアと他方のマスターキャリアに順次隣り合う少なくとも1つのキャリアとの間にあるキャリアには、両側に隣り合うキャリアに一端が固定されたスペーサリンクの自由端が摺動可能に連結されることを特徴とする。
本発明によれば、両端部に配置されるキャリアがマスターキャリアとなっており、操作部の操作に応答して移動可能な状態のマスターキャリアと、操作部の操作に応答しない状態のマスターキャリアとなるマスターキャリアを切り替えることにより、自由に且つ簡単にルーバーの畳み込み方向を決定及び変更することができる。
また、切替手段を適宜操作することで、外周面にネジが形成された開閉軸の回転によって移動可能な両マスターキャリアのうち、いずれか一方のマスターキャリアのみを操作部の操作に応答して移動可能とし、他方のマスターキャリアのみを移動しないようにすることができる。
請求項記載の発明によれば、切替手段を適宜操作して、リードナットを回転不能にする状態と回転自在にする状態とを切り替えることによって、いずれか一方のマスターキャリアのみを操作部の操作に応答して移動可能とし、他方のマスターキャリアのみを移動しないようにすることができる。
請求項記載の発明によれば、切替手段を適宜操作して、無端状コードに固定する状態と、解放する状態とを切り替えることによって、いずれか一方のマスターキャリアのみを操作部の操作に応答して移動可能とし、他方のマスターキャリアのみを移動しないようにすることができる。
請求項記載の発明によれば、一方のマスターキャリアに一端が固定されたスペーサリンクの自由端が該一端よりも他方のマスターキャリアに接近するようになっているので、ルーバーの畳み込まれる方向が変わった場合でも、一方のマスターキャリアが他方のマスターキャリアの方に向かって畳み込まれた場合に、該一方のマスターキャリアに一端が固定されたスペーサリンクの自由端がヘッドレール端部と干渉しにくい構成とすることができる。
請求項記載の発明によれば、各マスターキャリアとそれに順次隣り合う少なくとも1つのキャリアに一端が固定されたスペーサリンクの自由端が該一端よりも他方のマスターキャリアに接近するようになっているので、ルーバーの畳み込み方向がいずれの方向に決定または変更されても、一方(他方)のマスターキャリアが他方(一方)のマスターキャリアの方に向かって畳み込まれた場合に、該一方(他方)のマスターキャリアとそれに順次隣り合う少なくとも1つのキャリアのスペーサリンクの自由端のキャリアからの突出代は、他方(一方)のマスターキャリアとそれに順次隣り合う少なくとも1つのキャリアの畳み代によって相殺されて、キャリア全体としてのスペーサリンクの突出代は小さくできるため、スペーサリンクの自由端がヘッドレール端部と干渉することを防止することができる。
両方のマスターキャリアに順次隣り合う少なくとも1つのキャリアの間にあるキャリアには、両隣り合うキャリアに一端が固定されたスペーサリンクの自由端が摺動可能に連結されるために、全てのキャリアがスペーサリンクで連結されることになり、いずれの側のマスターキャリアが操作部の操作に応答して移動しても、全てのキャリアをマスターキャリアの移動に追随させることができる。
以下、図面を用いて本発明を説明する。
図1は本発明の第1実施形態による縦型ブラインド10のルーバー18を展開した状態を示す全体正面図であり、図2は図1のルーバー18が回転して閉鎖されている状態を示す全体正面図である。
縦型ブラインド10は、ブラケットによって窓枠や壁面等の固定部に固定されるヘッドレール12を有している。ヘッドレール12内には、複数のキャリアがヘッドレール12内を移動可能に設けられており、複数のキャリアのうちの両端部のキャリアは、マスターキャリア14、15となっており、両マスターキャリア14、15間にはマスターキャリア以外の複数のキャリア16が配置される。そして、両マスターキャリア14、15及び複数のキャリア16の各々からは、フック50を介してルーバー18が吊下げられて、複数のルーバー18はルーバー群を構成する。
ヘッドレール12内には、各キャリア14、15、16を挿通して、ヘッドレール12の長手方向に延びる開閉軸20が回転可能に軸支される。開閉軸20はマスターキャリア14側に近い一端部において、開閉操作部22に連結される。開閉操作部22は任意の構成とすることができるが、この例では、開閉軸20の一端に固定されたプーリと、該プーリに掛け渡された操作コードとから構成される。開閉操作部22の操作コードを操作してプーリを回転させることによって、開閉軸20が回転駆動されるようになっている。開閉軸20の外周面には雄ネジが形成されており、該雄ネジは、両マスターキャリア14、15の後述のリードナット32に螺合するのに対して、複数のキャリア16とは螺合せずに、開閉軸20は順次遊嵌状態でキャリア16を貫通している。
また、ヘッドレール12内には、各キャリア14、15、16を挿通して、ヘッドレール12の長手方向に延びる回転軸24が回転可能に軸支される。回転軸24もマスターキャリア14側に近い一端部において、回転操作部26に連結される。回転操作部26は任意の構成とすることができるが、この例では、回転軸24の一端に固定されたプーリと、該プーリに掛け渡された操作コードとから構成される。回転操作部26の操作コードを操作してプーリを回転させることによって、回転軸24が回転駆動されるようになっている。回転軸24の周面には、複数の長手方向に延びる溝が形成され、該溝には、各キャリア14、15、16内にそれぞれ設けられた後述の回転伝達機構40のウォーム42が長手方向に相対的に摺動可能に且つ相対的に回転不能に噛み合っている。回転伝達機構40によって、回転軸24の回転がフック50を介してルーバー18に伝達するようになっている。
図3ないし図5を参照して、マスターキャリア14、15の構成について詳細に説明する。両マスターキャリア14、15は同じ構成を有するため、一方のマスターキャリアの説明のみとする。図3はマスターキャリアの側面図、図4はリードナットロック時のマスターキャリアの状態を示す断面図、図5はリードナットロック解除時のマスターキャリアの状態を示す断面図である。
マスターキャリア14、15はキャリアケース30を有しており、その内部空間に、該キャリアケース30を貫通する前記開閉軸20に螺合するリードナット32が回転可能に支持されている。即ち、リードナット32の内周面には、開閉軸20の雄ネジに螺合する雌ネジが形成されると共に、リードナット32の外周面には、円周方向に等間隔に複数の突起と係合溝32aとが交互に形成される。
キャリアケース30の下面には、ヘッドレール12の長手方向に直交する方向に長手軸を有する長孔30aが形成されており、長孔30aには、該長孔30aに対して摺動可能に且つ長孔30aから脱落不能に切替部材34が設けられる。この切替部材34の下端部34bは、長孔30aから下方に突出しており、ヘッドレール12の下面に長手方向に形成された開口から手を入れてユーザがこの下端部34bを外部から操作可能となっている。
切替部材34の上端部34aは、前記リードナット32の係合溝32aに係合可能となっており、前記長孔30aの切替部材34の位置に応じて、切替部材34がリードナット32に接近した係合位置においては、上端部34aが係合溝32aに係合し、切替部材34がリードナット32から離反した離脱位置においては、上端部34aが係合溝32aから離脱する。切替部材34は長孔30a内でこの係合位置と離脱位置との間で切替可能となっており、好ましくは、この係合位置と離脱位置とにおいて、非操作時に切替部材34が不用意に動かないようにするために、切替部材34に摩擦力または係止力を付与する手段が設けられるとよい。
切替部材34は、図4に示す係合位置にあるときには、その上端部34aがリードナット32の係合溝32aに係合するので、リードナット32が回転不能となり、後述のようにマスターキャリア14、15は操作部の操作に対して応答可能状態となる。また、切替部材34は、図5に示す離脱位置にあるときには、その上端部34aがリードナット32の係合溝32aから離脱するので、リードナット32が回転自在となり、後述のようにマスターキャリア14、15が操作部の操作に対して非応答状態となる。
また、マスターキャリア14、15のキャリアケース30の内部空間には、回転伝達機構40が設けられる。回転伝達機構40は、該キャリアケース30を貫通する前記回転軸24の溝に対して長手方向に相対的に摺動可能に且つ相対的に回転不能に噛み合うウォーム42と、ウォーム42に噛み合わされたウォームホイール44と、ウォームホイール44内に配置された摩擦ばね46と、を有する。ウォームホイール44は、その回転軸がヘッドレール12の前後方向の中央部において鉛直方向に向いており、キャリアケース30に回転可能に支持される前述のフック50は、ウォームホイール44と同軸上に且つその上部がキャリアケース30の下部と重なるようにして配置される。摩擦ばね46は、このウォームホイール44とフック50とが上下方向に一部重なり合う位置において、両者の間に介挿されており、両者に摩擦力を付与する。この回転伝達機構40によって、回転軸24の回転が、ウォーム42、ウォームホイール44、摩擦ばね46を介してフック50に伝達し、フック50に吊下げられたルーバー18が回転するようになっている。また、ルーバー18に負荷が作用して回転できない状況においては、摩擦ばね46によってウォームホイール44がフック50に対して空転することができるために、ルーバー18または回転伝達機構40の破損を防止するようになっている。
さらに、キャリアケース30の上部には、スペーサリンク52を固定するためのスペーサリンク固定溝30b、30cが前後に形成されている。
マスターキャリア14、15以外のキャリア16は、リードナット32、切替部材34がないことを除いては、ほぼマスターキャリア14、15と同じ構成となっている。
図6に示すように、両マスターキャリア14、15及び複数のキャリア16は、それぞれ互いに隣り合う同士が前記スペーサリンク52により順次連結されて、該スペーサリンク52により互いの離間間隔が、スペーサリンク52によって決まる長さを最大間隔として、変化し得るようになっている。
図6は、本発明における好ましいスペーサリンク52の設置を示す図である。スペーサリンク52は、その一方の固定端52aが一方のキャリアのスペーサリンク固定溝に固定され、その他方の自由端52bが隣り合うキャリアのスペーサリンク固定溝に、該スペーサリンク固定溝に固定された隣り合うスペーサリンク52の固定端52aの上側に重なるようにして、摺動可能に嵌め込まれる。
ここで、ヘッドレール12の一端部側にあるマスターキャリア14には、スペーサリンク固定溝30bにスペーサリンク52の固定端52aが固定され、スペーサリンク52の自由端52bは、ヘッドレール12の他端部側、換言すればマスターキャリア15の方に向かって突出するように設定される。逆にヘッドレール12の他端部側にあるマスターキャリア15には、スペーサリンク固定溝30cにスペーサリンク52の固定端52aが固定され、スペーサリンク52の自由端52bは、ヘッドレールの一端部側、換言すればマスターキャリア14の方に向かって突出するように設定される。マスターキャリア14、15にそれぞれ順次隣り合う1つ以上のキャリア16に一端52aが固定されるスペーサリンク52においては、隣り合うマスターキャリア14、15と整列して自由端が該隣り合うマスターキャリア14、15と同じ方向に突出するように設定される。そして、複数のキャリア16の内の1つのキャリア16aにおいてのみ、その両方のスペーサリンク固定溝に、両マスターキャリア14、15から順次連結される両隣り合った2つのキャリア16に一端52aが固定されるスペーサリンク52の両方の自由端52bが、摺動自在にそれぞれ嵌め込まれる。この両側からのスペーサリンク52bの自由端が摺動可能に連結されるキャリア16aは、複数のキャリア16のうちの任意の位置のキャリアで良く、必ずしも、複数のキャリア16のうちの中央に位置するキャリアに限定されるものではないが、好ましくは、中央に位置するキャリアとするとよい。
次に、第1実施形態の作用について説明する。
図1に示すルーバー18が展開された状態から、ルーバー18を開閉操作部22及び回転操作部26が配置されている一端部方向に畳み込みたい場合には、図7に示すように、ユーザがヘッドレール12内にあるマスターキャリア14の切替部材34を操作して、切替部材34を離脱位置に移動させる。これによって、マスターキャリア14の切替部材34は係合溝32aから離脱し、リードナット32のロックが解除され回転自在となる。このため、リードナット32は、開閉軸20が回転されたときに、開閉軸20と一緒に回転するために、マスターキャリア14自体は長手方向に移動しなくなる。
一方のマスターキャリア15の切替部材34は係合位置に移動させる。これによって、マスターキャリア15の切替部材34は係合溝32aに係合して、リードナット32はロックされて回転不能となる。このため、リードナット32は、開閉軸20が回転されたときに、回転しないために、マスターキャリア15は開閉軸20に沿って長手方向に移動する。
以上の各マスターキャリア14、15の設定状態で、開閉操作部22を操作して、開閉軸20を図7中矢印Aで示す方向に回転させると、マスターキャリア14は、その当初の位置を維持する一方で、マスターキャリア15は、開閉操作部22の操作に応答して、図7中矢印Bで示すように、マスターキャリア15が一端部方向へ移動していく。図8に示すように、マスターキャリア15の移動に伴って、これに当接するキャリア16がマスターキャリア15に押し出され、隣り合うキャリア16同士が順次当接して押し出されることにより、マスターキャリア15及び順次当接する複数のキャリア16が一端部方向へ移動していく。また、このとき、図8に示すように、移動するマスターキャリア15及びキャリア16のスペーサリンク52は、これらの自由端52bが摺動して、順次重なり合っていく。
このようなマスターキャリア15及びキャリア16の移動により、図10に示すように、ルーバー18が一端部方向に順次畳み込まれていき、図11に示すように、隣り合うマスターキャリア14、15及びキャリア16の全てが当接する状態まで移動すると、全てのルーバー18が一端部に完全に畳み込まれた状態となる。
図9に示すように、完全に畳み込まれた状態では、マスターキャリア15及びキャリア16aよりもマスターキャリア15寄りにあるキャリア16からのスペーサリンク52の自由端52aがヘッドレール12の一端部側へと突出するが、その突出代が、マスターキャリア14及びキャリア16aよりもマスターキャリア14寄りにあるキャリア16の畳み代によって相殺されるために、キャリア全体としてのスペーサリンク52の突出代は僅かとなり、ヘッドレール12の一端部に干渉するおそれがない。
次に、開閉操作部22を反対方向に操作して、開閉軸20を反対方向に回転させると、マスターキャリア15は、他端部方向へ移動していき、マスターキャリア15の移動に伴って、隣り合うキャリア16がスペーサリンク52によって牽引されていき、順次、キャリア16が牽引されて、マスターキャリア15及び順次隣合う複数のキャリア16が他端部方向へと移動して、ルーバー18が展開される。
また、回転操作部26を操作すると、回転軸24が回転して、回転伝達機構40を介して各ルーバー18が回転することができる(図2参照)。
次に、ルーバー18を開閉操作部22及び回転操作部26が配置されていない他端部方向に畳み込みたい場合には、図12に示すように、ユーザがヘッドレール12内にあるマスターキャリア14の切替部材34を操作して、切替部材34を係合位置に移動させ、マスターキャリア15の切替部材34を操作して、切替部材34を離脱位置に移動させる。
以上の各マスターキャリア14、15の設定状態で、開閉操作部22を操作して、開閉軸20を図12中矢印Cで示す方向に回転させると、マスターキャリア15は当初の位置を維持する一方で、マスターキャリア14は、図12中矢印Dで示すように他端部方向へ移動していく。マスターキャリア14の移動に伴って、これに当接するキャリア16がマスターキャリア14に押し出され、隣り合うキャリア16同士が順次当接して押し出されることにより、マスターキャリア14及び順次当接する複数のキャリア16が他端部方向へ移動していく。また、このとき、移動するマスターキャリア14及びキャリア16のスペーサリンク52は、これらの自由端52bが摺動して、順次重なり合っていく。
このようなマスターキャリア14及びキャリア16の移動により、図13に示すように、ルーバー18が他端部方向に順次畳み込まれていき、図14に示すように、隣り合うマスターキャリア14、15及びキャリア16の全てが当接する状態まで移動すると、全てのルーバー18が他端部に完全に畳み込まれた状態となる。
このように、両マスターキャリア14、15に設けられている切替部材34の位置を切替えるだけで、両マスターキャリア14、15を操作部の操作により応答可能状態と非応答可能状態とに切替えることができるため、この状態を適宜切替えることにより、自由に且つ簡単に縦型ブラインドの左右どちら側へもルーバー18を畳み込んだり展開したりすることができる。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態では、開閉軸20を設ける代わりにコードを設けたコード式の縦型ブラインドに適用した例である。
図15及び図16に示すように、ヘッドレール12内には、両端部にあるマスターキャリア14、15と両マスターキャリア14、15の間にあるマスターキャリア以外の複数のキャリア16が配置されている。
各マスターキャリア14、15には、そのキャリアケース30の前後に2つの無端状コード挿通部30d、30eが形成されており、マスターキャリア14、15以外のキャリア16にも、同様の無端状コード挿通部が形成されている。
ヘッドレール12内には、無端状コード60が配回されており、無端状コード60は、マスターキャリア14の一方の無端状コード挿通部30d、その他のキャリア16の一方の無端状コード挿通部、マスターキャリア15の一方の無端状コード挿通部30dを挿通して、ヘッドレール12の他端部で折り返されて、マスターキャリア15の他方の無端状コード挿通部30e、その他のキャリア16の他方の無端状コード挿通部、マスターキャリア14の他方の無端状コード挿通部30eを挿通して、ヘッドレール12の一端部でヘッドレール12から導出された後、再び、ヘッドレール12内に導入されてループを形成しており、ヘッドレール12から導出された部分が操作部62を構成している。
両マスターキャリア14、15のキャリアケース30には一方の無端状コード挿通部30dに連通するネジ孔30fが形成されており、該ネジ孔30fには切替部材64が螺着されている。切替部材64は、ユーザがこの下端部64bを外部から操作可能となっている。
切替部材64をネジ孔30fにねじ込むと、切替部材64の先端部64aが無端状コード60を無端状コード挿通部30dの壁面に押し付けることにより、無端状コード60はマスターキャリア14、15に固定される。この状態では、マスターキャリア14、15は操作部の操作に対して応答可能状態となる。逆に切替部材64のねじ込みを緩めると、無端状コード60はマスターキャリア14、15から解放される。この状態では、マスターキャリア14、15は操作部の操作に対して非応答状態となる。
切替部材64を操作して、マスターキャリア15に無端状コード60を固定すると共にマスターキャリア14から無端状コード60を解放する設定状態とすることにより、図17に示すように、操作部62を操作して、無端状コード60を所定の方向に移動させると、マスターキャリア15が無端状コード60と共に移動し、マスターキャリア14は移動しないので、ヘッドレール12の一端部側にルーバー18を畳み込むことができる。
または、図17と反対に、切替部材64を操作して、マスターキャリア14に無端状コード60を固定すると共にマスターキャリア15から無端状コード60を解放する設定状態とすることにより、操作部62を操作して、無端状コード60を所定の方向に移動させると、マスターキャリア14が無端状コード60と共に移動し、マスターキャリア15は移動しないので、ヘッドレール12の他端部側にルーバー18を畳み込むことができる。
こうして、切替部材64により、適宜切替えることにより、自由に且つ簡単に縦型ブラインドの左右どちら側へもルーバーを畳み込んだり展開したりすることができる。
なお、第1実施形態及び第2実施形態に示した切替部材は一例であり、これに限定されるものではなく、マスターキャリアを操作部の操作に対して応答可能な状態と非応答な状態とに切替えることができるものであれば、他の構成を有するものであってもよい。
尚、以上の例では、キャリア16aにその両隣り合うキャリア16に一端が固定されたスペーサリンク52の自由端52bが摺動可能に連結されることによって、すべてのキャリアがマスターキャリアの移動に追随することができるようになっていたが、これに限るものではなく、キャリア16aを設ける代わりに、両マスターキャリア14、15から順次連結される両隣り合った2つのキャリア16を分離可能リンクによって連結することも可能である。この分離可能リンクは、例えば、一方のキャリアに一端が連結されるコードと、該コードの先端に設けられたマグネットまたは磁性体とから構成することができ、他方のキャリアに該マグネットまたは磁性体と磁力によって吸着する磁性体またはマグネットを設ける。これによって、分離可能リンクによって2つのキャリア16が連結されているときには、マスターキャリアの移動に全てのキャリアが追随することができ、分離可能リンクによって分離されているときには、マスターキャリアの移動に該マスターキャリアにスペーサリンクによって連結されているキャリアのみが追随することができ、ルーバー群の一部のみを展開させることができる。
本発明の第1実施形態による縦型ブラインドのルーバーを展開した状態を示す全体正面図である。 図1に示す縦型ブラインドのルーバーを閉鎖した状態を示す全体正面図である。 マスターキャリアの側面図である。 リードナットロック時のマスターキャリアの状態を示す断面図である。 リードナットロック解除時のマスターキャリアの状態を示す断面図である。 図1に示す状態の縦型ブラインドのヘッドレール内の状態を示す平面図である。 マスターキャリア15を移動可能な状態とし、マスターキャリア14を移動不能な状態として、マスターキャリア15を移動させている途中の状態を示すヘッドレール内の平面図である。 図7に示す状態よりも、さらにマスターキャリア15を移動させている途中の状態を示すヘッドレール内の平面図である。 ルーバーが完全に畳み込まれた状態を示すヘッドレール内の平面図である。 マスターキャリア15を移動させて、ルーバーを畳み込む途中の状態を示す全体正面図である。 ルーバーを操作部が配置されている側の端部に完全に畳み込んだ状態を示す全体正面図である。 マスターキャリア14を移動可能な状態とし、マスターキャリア15を移動不能な状態として、マスターキャリア14を移動させている途中の状態を示すヘッドレール内の平面図である。 マスターキャリア14を移動させて、ルーバーを畳み込む途中の状態を示す全体正面図である。 ルーバーを操作部が配置されていない側の端部に完全に畳み込んだ状態を示す全体正面図である。 第2実施形態による縦型ブラインドのルーバーを展開した状態を示す全体説明図である。 第2実施形態によるマスターキャリアの側面図である。 マスターキャリア15を移動可能な状態とし、マスターキャリア14を移動不能な状態として、マスターキャリア15を移動させている途中の状態を示すヘッドレール内の平面図である。
符号の説明
10 縦型ブラインド
12 ヘッドレール
14、15 マスターキャリア
16,16a キャリア
18 ルーバー
20 開閉軸
26 回転操作部
32 リードナット
34、64 切替部材
52 スペーサリンク
52a 一端
52b 自由端
60 無端状コード
62 操作部

Claims (5)

  1. ヘッドレール(12)内を移動可能な複数のキャリアの各々からルーバー(18)が吊下られ、操作部の操作によってマスターキャリアがヘッドレール内を移動して他のキャリアを牽引または押し出すことにより、複数のルーバー(18)からなるルーバー群が展開、畳み込み動作をする縦型ブラインド(10)において、
    複数のキャリアのうち、両端部に配置されるキャリアがマスターキャリア(14、15)となっており、ヘッドレール(12)内には、外周面にネジが形成された開閉軸(20)が設けられ、各マスターキャリア(14、15)には、該開閉軸(20)に螺合するリードナット(32)と、各マスターキャリア(14、15)を該開閉軸(20)の回転に伴い開閉軸(20)に沿って移動する状態と、開閉軸(20)の回転によっても移動しない状態とに外部からの切替操作により切り替える切替手段(34)と、が設けられ、該切替手段(34)によって、該マスターキャリア(14、15)は操作部の操作に応答してヘッドレール(12)内を移動可能な状態と、操作部の操作に応答しない状態とに切替可能とされることを特徴とする縦型ブラインド。
  2. 前記切替手段(34)は、リードナット(32)を回転不能にする状態と、リードナット(32)を回転自在にする状態とに切替可能で、リードナット(32)が回転不能の状態になったときには、マスターキャリア(14、15)が該開閉軸(20)の回転に伴い開閉軸(20)に沿って移動する状態となり、リードナット(32)が回転自在の状態になったときには、マスターキャリア(14、15)が開閉軸(20)の回転によっても移動しない状態となることを特徴とする請求項記載の縦型ブラインド。
  3. ヘッドレール(12)内を移動可能な複数のキャリアの各々からルーバー(18)が吊下られ、操作部の操作によってマスターキャリアがヘッドレール内を移動して他のキャリアを牽引または押し出すことにより、複数のルーバー(18)からなるルーバー群が展開、畳み込み動作をする縦型ブラインド(10)において、
    複数のキャリアのうち、両端部に配置されるキャリアがマスターキャリア(14、15)となっており、ヘッドレール(12)内には、両端部に配置されるマスターキャリア(14、15)及びそれ以外の複数のキャリア(16)を順次挿通する無端状コード(60)が配回しされ、各マスターキャリア(14、15)には、外部からの切替操作により切替可能な切替手段(64)が設けられており、該切替手段(64)は、無端状コード(60)をマスターキャリア(14、15)に固定する状態と解放する状態とに切替可能で、無端状コード(60)がマスターキャリア(14、15)に固定されたときには、マスターキャリア(14、15)が無端状コード(60)の移動に伴って移動する状態となり、無端状コード(60)が解放されたときには、マスターキャリア(14、15)が無端状コード(60)の移動によっても移動しない状態となり、切替手段(64)によって該マスターキャリア(14、15)は操作部の操作に応答してヘッドレール(12)内を移動可能な状態と、操作部の操作に応答しない状態とに切替可能とされることを特徴とする縦型ブラインド。
  4. マスターキャリア(14、15)とそれに隣り合うキャリア(16)とは、スペーサリンク(52)によって連結されており、該スペーサリンクは、マスターキャリアとそれに隣り合うキャリアとを所定間隔を最大間隔として連結するために、その一端がマスターキャリアに固定された固定端(52a)となり、その他端が隣り合うキャリアに対して摺動可能に連結される自由端(52b)となっており、
    各マスターキャリアに一端が固定されたスペーサリンクは、該固定端よりも該自由端の方が他方のマスターキャリアに接近するように設けられることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の縦型ブラインド。
  5. 一方のマスターキャリア(14)とそれに順次隣り合う少なくとも1つのキャリア(16)にはスペーサリンク(52)の一端が固定され、スペーサリンク(52)の他端の自由端が他方のマスターキャリア(15)側に隣り合うキャリア(16)に摺動可能に連結され、
    他方のマスターキャリア(15)とそれに順次隣り合う少なくとも1つのキャリア(16)にはスペーサリンク(52)の一端が固定され、スペーサリンク(52)の他端の自由端が一方のマスターキャリア(14)側に隣り合うキャリア(16)に摺動可能に連結され、
    一方のマスターキャリア(14)に順次隣り合う少なくとも1つのキャリア(16)と他方のマスターキャリア(15)に順次隣り合う少なくとも1つのキャリア(16)との間にあるキャリア(16a)には、両側に隣り合うキャリア(16)に一端が固定されたスペーサリンク(52)の自由端(52b)が摺動可能に連結されることを特徴とする請求項記載の縦型ブラインド。
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