JPH04191695A - タイマ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、夏時間と冬時間が異なる国や地域で使用され
る、ＶＴＲの録画予約などに使用するタイマ装置に関す
るものである。

従来の技術 近年、タイマ装置は１力月先や１竿先までなどのように
、実行時刻設定可能期間が長期化している。

以下図面を参照しながら、上述した従来のタイマ装置の
一例について説明する。

第２図は従来のタイマ装置のブロック図を示すものであ
る。第２図において、９は現在時刻を運針する時計部で
ある。１０はメモリ部で、装置。

本体が制御する機器の動作実行時刻を格納している。１
１は操作部で、現在時刻や装置１本体の実行時刻を設定
することができる。１２はタイマ実行部で、時計部９の
現在時刻とメモリ部１０のタイマ実行時刻を比較して、
制御する機器に実行指令１３を出力する。

以上の様に構成された従来のタイマ装置について、以下
その動作について説明する。

まず操作部１１より現在時刻を設定する。次に操作部１
１より、機器を動作させたい時刻を設定しメモリ部１０
に格納する。タイマ実行部１２は、時計部９の現在時刻
と、メモリ部１０に格納されているタイマ実行時刻を逐
次比較し、一致すれば制御する機器に対して実行指令１
３を出力する。

発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、時計部９の現在時
刻の運針が夏時間と冬時間の切り換えに対応できていな
いので、夏時間、冬時間を採用している国や地域では、
時間の切り換えの前後でタイマ装置の時計部９が運針し
ている時刻が実際の時刻と異なってしまう。

よって、時間の切り換え前に切り換え後に実行するタイ
マ動作を設定する場合は、時間の切り換えによって発生
する装置本体の運針している時刻と実際の時刻との時間
差を考慮して設定するか、時間の切り換え後に装置本体
の現在時刻を再設定しない限り、誤った時刻にタイマ動
作を実行してしまうという課題を有していた。

本発明は上記課題に鑑み、夏時間と冬時間の切り換え時
期とその時間差をデータとしてタイマ装置に持たせるこ
とにより、時間の切り換え後にタイマ装置が運針してい
る時刻を自動的に補正するようにしたタイマ装置を提供
するものである。

課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明のタイマ装置は、現在
時刻を運針する時計部と、夏時間と冬時間の切り換え時
刻とその時間差を記憶しているデータ格納部と、上記時
計部の現在時刻と上記データ格納部の切り換え時刻を比
較する比較部と、比較結果にしたがってその変化する時
間分だけ現在時刻を補正する現在時刻補正部と、装置本
体の実行時刻を記憶しているメモリ部と、上記時計部の
現在時刻と上記メモリ部のタイマ実行時刻を比較して機
器の動作を制御するタイマ実行部と、現在時刻やタイマ
実行時刻を設定する操作部という構成を備えたものであ
る。

作用 本発明は上記した構成によって、夏時間と冬時間の切り
換え後のタイマ装置が運針している現在時刻の修正が自
動的に行われることになり、これにより年に２回必要で
あったタイマの時刻の再設定が不要になる。さらに、時
間の切り換えの前に切り換え後のタイマ動作を設定する
とき、時間の切り換えを考慮して設定しなくても正しく
タイマ動作を実行することができることとなる。

実施例 以下、本発明のタイマ装置の一実施例について、図面を
参照しながら説明する。

第１図は本発明のタイマ装置のブロック図を示すもので
ある。第１図において、１は現在時刻を運針する時計部
である。２はデータ格納部で、各年の夏時間と冬時間の
切り換え時刻とその時間差を持っている。３は時計部１
の現在時刻と時間切り換え時刻２を比較する比較部で、
４は比較部３の結果によって動作する現在時刻補正部で
ある。

５はメモリ部で、装置１本体が制御する機器の動作実行
時刻を格納している。６は操作部で、現在時刻や装置１
本体の実行時刻を設定することができる。７はタイマ実
行部で、時計部１の現在時刻とメモリ部５のタイマ実行
時刻を比較して、制御する機器に実行指令８を出力する
。

以上の様に構成されたタイマ装置について、以下その動
作を説明する。

まず、操作部６より現在時刻を設定する。次に操作部６
より、機器を動作させたい時刻を設定しメモリ部５に格
納する。時計部１は設定された時刻より運針するが、比
較部３でこの現在時刻とデータ格納部２の時間切り換え
時刻を比較する。

もし一致すれば現在時刻補正部４が、データ格納部２の
示す時間差分だけ現在時刻を補正する。タイマ実行部７
は、時計部１の現在時刻と、メモリ部５に格納されてい
るタイマ実行時刻を逐次比較し、一致すれば制御する機
器に対して実行指令８を出力する。

以上の様に本実施例によれば、各年の夏時間と冬時間の
切り換え時刻とその時間差を持つデータ格納部２と、時
計部１の現在時刻とデータ格納部２の時間切り換え時刻
を比較する比較部３と、その結果によって動作する現在
時刻補正部４を設けることにより、夏時間と冬時間の切
り換え時にタイマ装置の現在時刻を自動的に補正するこ
とが可能になり、タイマ装置の現在時刻を常に実際の時
刻に一致させることができる。

発明の効果 以上の様に本発明は、夏時間と冬時間の切り換え時に、
自動的にタイマ装置の現在時刻を補正する機能を設ける
ことにより、毎年２回必要だったタイマ装置１本体の現
在時刻再設定が不要になり、時間切り換え前に切り換え
後に実行するタイマ動作を設定するとき、時間差を考慮
しなくても正しくタイマ動作を実行するといった優れた
効果を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例であるタイマ装置を示すブロ
ック図、第２図は従来のタイマ装置を示すブロック図で
ある。 １・・・・・・時計部、２・・・・・・データ格納部、
３・・・・・・時刻比較部、４・・・・・・現在時刻補
正部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 現在の時刻を運針する時計部と、各年の夏時間と冬時間
   の切り換え時刻とその時間差を記憶しているデータ格納
   部と、上記時計部の現在時刻と上記データ格納部の切り
   換え時刻を比較する比較部と、比較部の結果にしたがっ
   てその変化する時間分だけ現在時刻を補正する現在時刻
   補正部と、装置本体の実行時刻を記憶しているメモリ部
   と、上記時計部の現在時刻と上記メモリ部のタイマ実行
   時刻を比較して機器の動作を制御するタイマ実行部と、
   現在時刻やタイマ実行時刻を設定する操作部とを備えた
   ことを特徴とするタイマ装置。