JPH0419153B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0419153B2
JPH0419153B2 JP19644187A JP19644187A JPH0419153B2 JP H0419153 B2 JPH0419153 B2 JP H0419153B2 JP 19644187 A JP19644187 A JP 19644187A JP 19644187 A JP19644187 A JP 19644187A JP H0419153 B2 JPH0419153 B2 JP H0419153B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
paper
plate
stapler
staple
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19644187A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6443454A (en
Inventor
Masakatsu Iwata
Sokichi Kobashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP19644187A priority Critical patent/JPS6443454A/ja
Priority to DE3850532T priority patent/DE3850532T2/de
Priority to EP88112798A priority patent/EP0302518B1/en
Priority to EP88112802A priority patent/EP0302519B1/en
Priority to DE3853972T priority patent/DE3853972T2/de
Publication of JPS6443454A publication Critical patent/JPS6443454A/ja
Publication of JPH0419153B2 publication Critical patent/JPH0419153B2/ja
Priority to US07/867,078 priority patent/US5169133A/en
Priority to US07/953,288 priority patent/US5320335A/en
Priority to US08/133,215 priority patent/US5342033A/en
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えばフアクシミリ装置や、コンピ
ユータ端末装置などの情報受信装置に関する。
〔従来の技術と問題点〕
便宜上、フアクシミリ装置を例にして説明す
る。
フアクシミリ装置は記録用紙として一般に長尺
ロール巻の用紙を装置内にセツトして用い、その
ロール用紙を巻戻しながら受信画像情報の画像記
録を実行させ、相手方から送信されてくる原稿1
ページ分に対応する画像情報の記録が終了する毎
にカツタ手段が作動して画像記録済みの用紙部分
と後続の用紙部分の切断がなされ、カツトシート
材としての記録紙が順次に出力される。
受信により出力される記録紙は1通信−1枚だ
けで終了する場合もあるし、1通信−複数枚1組
(数ページ1組)の場合もある。
それ等の出力記録紙は、1通信分の受信終了毎
にその都度取り去らない場合は発信元やページ数
の異なる複数通信分の記録紙が順次に重なり合つ
てたまつていく。夜間・休日等の自動受信状態の
場合などにはそのような状態となることが多い。
発信元やページ数の種々異なる複数通信分の出
力記録紙が多数枚重なり合つて一緒にたまつた場
合は爾後その仕分け(区分)に戸惑つたり、間違
つて仕分けしてしまうことも少なくなかつた。
本発明はこのような問題点を解消しようとする
ものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、相手側から送信されてくる情報を再
生して記録材に記録する記録手段と、前記記録手
段によつて記録されて排出される記録材を重ね合
わせて収納する収納手段と、前記収納手段に収納
された記録材に対して綴り処理可能な綴り手段
と、前記収納手段に収納される綴られるべき複数
の記録材の最後の記録材の後端が前記記録手段か
ら送り出される動作中に、その記録材の先端が先
行して収納されている他の記録材の先端に整合さ
れると前記綴り手段を作動させる制御手段と、を
有することを特徴とする情報受信装置、である。
〔作用〕
即ち、上記構成によれば、送信されてきた情報
が記録手段により記録された記録材を収納手段に
より順次収納し、1通信分の受信記録材の最後の
記録材、または、例えば許容枚数N毎に綴る場合
におけるN枚目の記録材などの綴られるべき記録
材の最後の記録材が排出される際に、その最後の
記録材の後端が排出されるのを待たずに綴り手段
を作動させて綴りを行うと、その最後の記録紙の
後端部が完全に出力され終るのを待つてから綴り
手段を作動させるのに比べて、通信時間が短縮で
き、かつ時間オーバによるエラーの可能性も低く
することができる。
〔実施例〕
図は具体的な実施例装置(フアクシミリ装置)
を示したものである。第1図は装置の外観斜面
図、第2図は装置前面側に設けた記録紙ホルダ板
を倒し開いた状態の装置の外観斜面図、第3図は
該装置の記録・排紙機構部の拡大横断面図であ
る。
A 送信 第1図において、1は装置外装筐、2は画像送
信すべき原稿(シート原稿)Oを載置セツトする
原稿台を兼ねる上蓋、3,3は該上蓋に具備させ
た原稿両側ガイド板であり、原稿Oの幅の大小に
合せて相互の間隔を広狭調節自由の可動板(スラ
イダ)である。4は操作盤(コンソールパネル)、
5は送信済み原稿の排出トレイ、6は送受話器で
ある。
画像送信すべき原稿Oは上蓋2の上に、本例装
置の場合は送信すべき画像面を下向きにし、原稿
先端部を上蓋2の奥辺側と操作盤4との間の原稿
挿入用の隙間開口7内に十分に差し込んで1枚或
は複数枚積載して載置セツトされる。送信スター
ト釦が押されると、上記の載置セツト原稿Oが操
作盤4の下側に配設されている不図示の引き込み
ローラ手段により操作盤4の下側を通つて装置内
へ所定の速度で引き込み搬送(中央基準搬送)さ
れていく。複数枚の原稿が積載されてセツトされ
ている場合は最下位の原稿から1枚宛分離されて
引き込み搬送されていく。上記引き込み搬送され
た原稿は、その原稿画像が原稿先端側から後端側
に順次に不図示の光電読取り手段により時系列電
気画素信号として光電読取りされて送信先の装置
へ送信される。画像読取りのなされた原稿はトレ
イ5へ排出搬送される。
B 受信 第3図において、8は装置内の受部材9内に収
容させた記録用紙としてのロール巻の長尺の感熱
記録用紙である。このロール巻の記録紙8は装置
の上蓋2を不図示のロツク手段を解除して該上蓋
の奥辺側に設けたヒンジ部(不図示)を中心に2
点鎖線示のように開き起こして装置内を開放して
受部材9内に落し込み的に載置することにより収
容される。そのロール巻の記録用紙の先端辺側を
少し巻き戻してプラテンローラ10の上面に位置
させて上蓋2を倒し閉じる。上蓋2は十分に閉じ
られるとロツク手段が係合して実線示の閉じ状態
に保持される。これにより上蓋2の内面側に配設
されている記録手段としての発熱素子アレイアセ
ンブリ(記録ヘツド)11の素子アレイ面がプラ
テンローラ10の上面に記録紙8を介して所定に
圧接状態になる。12は記録ヘツド11をプラテ
ンローラ10の上面に圧接させる付勢ばねであ
る。
13,14はプラテンローラ10の次位に配設
した固定刃と可動刃とよりなる用紙カツタ、1
5,16はカツタ13,14の次位に配設した用
紙送り出しローラ対で、下側のローラ15は矢示
方向に回転駆動される駆動ローラであり、上側の
ローラ16は従動ローラであり、該従動ローラ1
6は上蓋2側に配設されており、上蓋2が倒し閉
じられると駆動ローラ15に圧接状態となる。
17は装置シヤーシの前面側壁板、18,18
は第2図示のように該側壁板面の左右部に夫々外
面の一部を該側壁板17の外側に突出させて設け
たゴム製等の摩擦ローラであり、該ローラ18,
18は夫々ワンウエイクラツチ20を介して支軸
19に支持させてあり、該ワンウエイクラツチ2
0のアウタリングと、前記用紙送り出しローラ対
の駆動ローラ15の軸15Aとをベルト21で連
絡させてある。駆動ローラ15の軸15Aが回転
駆動されるとそれに連動して摩擦ローラ18,1
8が駆動ローラ15と同方向に回転状態となる。
一方該摩擦ローラ18,18は上記とは逆方向に
回転させようとする外力が作用してもワンウエイ
クラツチ20によりその回転が阻止される。
22は上記の装置シヤーシ前面側壁板17の外
側に配設した記録紙(受信紙)ホルダ板であり、
該ホルダ板はその下辺の左右両端側に設けたヒン
ジ部23,23を中心に第1,3図示のようにシ
ヤーシ前面側壁板17に対して略並行に起こし閉
じた状態と、第2図、第3図2点鎖線示のように
前方へ倒し開いた状態とに起倒操作自由である。
常時は起こし閉じた状態にされ、その状態がロツ
ク手段として第2図示のように、ホルダ板22の
左右両端部と、それに対応する装置シヤーシ前面
側壁板17面部分とに相対的に設けた弾性爪部材
24,24と係合孔25,25との係合により安
定に保持され、両板17,22間に隙間幅dの記
録紙スタツカ部としての上向きのポケツト空間2
6が構成される。又上記の起こし閉じ状態のホル
ダ板22の上辺22Aと、閉じ状態の上蓋2の手
前辺側に設けた下向き折曲げ縁の下辺2Aとの間
に横長の記録紙出口27が構成される。28は装
置の基盤(シヤーシ底板)、29は装置を載置し
たペデイスタル面を示す。
受信画像情報の記録開始信号に基づいてプラ
テンローラ10が1ライン記録分ずつ間欠回転
駆動される。又用紙送り出しローラ対15,1
6が所定の周速度で矢示方向に回転駆動され
る。摩擦ローラ18,18もローラ15の回転
駆動に連動して矢示方向に回転状態となる。
ロール巻の感熱記録紙8はその先端側がプラ
テンローラ10の上面と記録ヘツド11との間
に挾み込まれており、プラテンローラ10が1
ライン記録分ずつ間欠回転駆動されることによ
り引き出し力が作用し、その力で受部材9内で
繰り出し方向に回転しロール巻の記録用紙が順
次に繰り出される。その繰り出し用紙部分がプ
ラテンローラ10の記録ヘツド11との間、即
ち記録部を1ライン記録分ずつ間欠搬送されて
いく通過過程で記録ヘツド11の個々の発熱素
子が発信元から受信した画像情報の時系列電気
画素信号に対応して発熱制御されることによ
り、繰り出し用紙の上面に受信画像情報に対応
した画像情報が1ライン分ずつ順次に記録され
ていく。
記録済みの用紙部分はカツタの固定刃13と
可動刃14の間を通過して送り出しローラ対1
5,16間にくわえ込まれ、該ローラ対15,
16により斜め下向き方向に送り出され、前記
したシヤーシ前面側壁板17と起こし閉じ状態
の記録紙ホルダ板22との間に構成されるスタ
ツカ部としての上向きのポケツト空間26に進
入していき、該ポケツト空間26内に記録済み
用紙の先端辺側が上から下へ第3図2点鎖線示
8aのように進入していく。
引続く用紙の送り出しに伴ないポケツト空間
26に進入した記録済み用紙部分の先端辺8b
が記録紙ホルダ板22の下辺側に内向きに具備
させたストツプ部材としての受け底面22Bに
第4図Aのように突き当つて受け止められ、用
紙先端辺側のそれ以上のポケツト空間26内へ
の進入が規制(阻止)される。
その後は更にローラ対15,16から引続き
送り出される記録済み用紙部分は、ホルダ板2
2の上辺22Aと、ローラ対15,16の上側
ローラ16の間で外方にループ状にたわんで第
4図A2点鎖線示8cのように記録紙出口27
から装置外方へループ状に出てくる。そのルー
プは引続く記録済み用紙部分の送り出しに伴な
い次第に大きなループ8dとなつていく。
1ページ分の記録が終了して画像記録された
用紙の画像後端辺部がカツタ刃13,14間に
到達したときカツタの可動刃14が第4図Bの
ように軸14Aを中心に固定刃13とかみ合う
時計方向に回動され、再び戻り回動される。こ
れにより1ページ分の画像記録がなされた用紙
部分81(受信紙)と後続のロール巻側の用紙
部分8とがカツト8eされる。
カツトされた画像記録済みの用紙81の後端
辺8e側は引続き送り出しローラ対15,16
により送り出されていく。又プラテンローラ1
0は用紙カツト後に逆転駆動され、これにより
画像記録側とは切り離された用紙部分の逆搬送
がなされ、その用紙先端辺がプラテンローラ1
0と発熱素子アレイ11との接触位置まで後退
動され、その時点でプラテンローラ10の逆転
駆動が停止される。
ローラ対15,16を抜け出た受信紙として
の記録紙81の後端辺側は記録紙出口27から
装置外方へループ状に突出している用紙部分の
重量とループの弾性戻り反力により記録紙出口
27より装置外方に自然に第4図B2点鎖線示
8fのように抜け出る。
これにより記録紙出口27から装置外側に出
た用紙部分は、自重でホルダ板22の上辺22
Aに対応する部分がU字に屈曲してホルダ板2
2の外側に第4図Cのように垂下した状態にな
る。
このように記録紙出口27からホルダ板22
の外側に後端辺8e側が垂下状態になつた受信
紙としてのカツト済み記録紙81は、先端辺8
b側の用紙部分がホルダ板内側のスタツカ部と
してのポケツト空間26内に先端辺8bがポケ
ツト空間26内のストツプ部材としての受け底
面22Bに当るまで十分に進入状態にあり、且
つ記録紙出口27の用紙部分はホルダ板22の
上辺22Aに曲率の小さいU字状に屈曲してホ
ルダ板上辺22Aに引掛り状態にあること、又
ポケツト空間26内に進入している用紙部分の
面が摩擦ローラ18,18の外面に接触して抜
け止め摩擦力が作用することから、自然には抜
け落ちることなく安定に上記第4図Cの垂下状
態に保持される。
2ページ目・3ページ目……の受信記録も上
記〜と同様の動作で実行され、その2ペー
ジ目・3ページ目……の受信紙としてのカツト
済み記録紙が順次に記録紙出口27からホルダ
板22の外側に既に出力された記録紙に順に重
なり合つて垂下保持状態になる。第4図Dは3
ページ分の受信紙としてのカツト済み記録紙8
,82,83が順次に重なり合つて先端辺側は
スタツカ部としてのポケツト空間26内に保持
されて記録紙出口27からホルダ板22の外側
に垂下保持状態にあり、4ページ目の記録紙8
が出力途中にある状態を示している。各記録
紙81,82,83……の先端辺8bはストツプ
部材としての受け底面22Bに当つて受け止め
られて揃つた状態になる。
C 用紙(出力シート材)綴り手段 上述したように装置から順次に出力されて次々
と重なり合つて第4図Dのようにホルダ部に保持
されていく受信紙としての記録紙81,82,83
……について、互いに1組となる2ページ以上、
即ち互いに1組となる2枚以上複数枚の記録紙に
ついてはそれ等を自動的に1組の冊子として綴り
処理して、その組には入らない他の出力記録紙と
は区別化させる手段機構である。
第3図において30は装置基盤28に配設した
用紙綴り手段機構であり、本実施例では電動ステ
ープラユニツトである。第5図はその一部切欠き
拡大平面図を示している。31は機構基板、32
は該基板31上に回転軸33を上向きにして取付
け支持させた正逆転モータ(ステープラモータ)、
34は基板31に上向きに植設した支軸36を中
心に回転自由のプーリ、35は該プーリの下側に
該プーリに一体に具備させたカム板、35Aはそ
のカム爪部、37はモータ32の回転軸33とプ
ーリ34との間に懸回した回転力伝達ベルト、3
4Aはプーリ34に一体に設けた外方突出クラン
クアーム、34Bは該アームに植設したクランク
ピン、38は該クランクピンに回動自由に支持さ
せた用紙退避手段としての細長進退板、38Aは
該細長進退板面に長手に具備させたスリツト孔、
39は基板31の所定の位置に上向きに植設した
ピン軸であり、このピン軸に上記細長進退板のス
リツト孔38Aを嵌入係合させてある。40はス
テープラセンサであり、例えばマイクロスイツ
チ・光電センサ等である。このセンサはプーリ3
4及びカム板35の基準回動角位置を規定し、後
述するステープルジヤムを検知するものであり、
基板31の所定の位置に定置配設してある。
31Aは基板31の右辺側を上方へ折り曲げ加
工して形成した前後方向側壁、41はこの側壁内
側をガイド面として前後方向に案内されるスライ
ダ、42は該スライダの先端部に前方へ突出させ
て具備させたステープル打撃板、43はスライダ
41を常時後退方向に付勢する引張りばね、31
Bは前記前後方向側壁31Aの先端側を前方へ延
長しその延長部を左方へ直角に折り曲げて形成し
たアンビル取付け板部、44は該取付け板部31
Bの内面にねじ45でしつかりと取付け支持させ
たアンビル(ステープル両脚折り曲げ板)、46
は上記スライダ41に基部をピン軸47で回動自
由に取付けた、カム板35に対する作用アーム、
48は該作用アームを常時カム板方向に回動付勢
する押しばね、49は作用アーム46に干渉させ
るストツパピンであり、基板31の所定の位置に
植設してある。
50は基板31の前辺側に前辺に並行させて固
着したステープルマガジン嵌着部材であり、該部
材は横断面コ字形のチヤンネル部材(第9図参
照)で、開口側を前面にして基板31に対して取
付けてある。51は該嵌着部材50内に後半部側
を嵌入して保持させた左右方向に長いステープル
マガジンである。52は該マガジン51内に装填
した多数本のステープル並列体、53は案内棒5
3Aに沿つてスライド自由で、案内棒53Aに外
嵌したコイルばね53Bによつて移動付勢されて
ステープル並列体52を常時マガジン51内を先
端方向へ押圧付勢するステープル押し子である。
第9図は上記ステープルマガジン嵌着部材50
と、それから外した状態のステープルマガジン5
1の斜面図を示している。50A,50Aは嵌着
部材50の上面板と下面板の左端寄りの面位置に
互いに対向させてプレス押圧で形成した内向き小
凸部、51A,51Aはステープルマガジン51
の上面板と下面板の左端寄りの面位置に具備させ
た上記内向き小凸部が嵌係合する切欠き孔であ
り、嵌着部材50に対するステープルマガジン5
1の装着は上記嵌着部材50側の小凸部50A,
50Aに対してマガジン51側の切欠き孔51
A,51Aを嵌係合させてマガジン51を嵌着部
材50内に押し込むことによりなされる。装着状
態のマガジン51は小凸部50A,50Aを中心
に回動自由である。
54はステープルマガジン51の先端側に対応
する、基板31の所定面位置に定置配設した反射
型光電式のステープル残量検知センサである。第
10図はこのセンサ部分の斜面図を示している。
ステープルマガジン51内のステープルが消費さ
れていき残量が所定量よりも少なくなると或は無
くなると、ステープル押し子53の面に設けた反
射面53Cがセンサ54の前面に移動位置して対
面し、センサ54からの出射光が反射されてセン
サ54の受光素子に入射する。これによりステー
プル残量が少なくなつたこと、或は無くなつたこ
とが検知される。
上記のステープラユニツト30は、前述出力記
録紙81,82,83……の先端辺側を受け入れて
保持するスタツカ部としてのポケツト空間26に
おいて、ポケツト空間26内に入つてストツプ部
材としての底面22Bに夫々突き当つて受け止め
られる用紙記録紙81,82,83……の先端辺右
角部に対応する外側位置にアンビル44の内面が
位置し、嵌着部材50に装着されたステープルマ
ガジン51が装置シヤーシ前面側壁板17の内側
に略並行に位置するように、ステープラユニツト
30の基板31を装置基盤28の上面に対してし
つかりと定着して配設してある。
ステープラ30はステープル打込み動作でアン
ビル44やステープル打撃機構等にかなり大きな
衝撃力が作用する。そこでステープラユニツト3
0、或は少なくともアンビル44は強固な支持体
としての、本体装置(フアクシミリ装置)の基盤
28等の枠体に対してしつかりと組付けて配設す
る。
ステープルマガジン51が対応する装置シヤー
シ前面側壁板17の面部分は切欠き窓部17Aと
してある。又記録紙ホルダ板22についてもアン
ビル44及びステープルマガジン51の略前半部
に対応する面部分は切欠き窓部22Cとしてあ
る。ステープルマガジン51は、第2図示のよう
に記録紙ホルダ板22を倒しあけて装置シヤーシ
前面側壁板17の上記切欠き窓部17Aから嵌着
部材50に対して着脱される。
D ステープル打込み動作 第5図は機構の待機状態時を示している。モ
ータ32はオフであり、プーリ34及びカム板
35は基準回動角位置に停止している。この状
態において用紙退避手段としての細長進退板3
8はクランクアーム34Aが後方を向いた回動
角位置にあることにより最も後退した位置にあ
り、該進退板38の後端部38Bがセンサ40
に対応している。又アンビル打撃板42を具備
させたスライダ41はその作用アーム46がカ
ム板35の低位面に当つていてばね43により
後退位置に引かれている。
ステープル打込み信号に基づいてモータ32
の正転駆動がなされる。これによりモータ回転
軸33が時計方向に正転aし、それに伴ないプ
ーリ34・カム板35も支軸36を中心に時計
方向に正転する。このプーリ34・カム板35
の正転によりスライダ41の作用アーム46の
先端がカム板35のカム爪部35Aで押され
る。その押圧力でスライダ41即ちステープル
打撃板42がばね43に抗してステープルマガ
ジン51の先端部に向つて前進する。
その前進過程で打撃板42の先端辺がステー
プルマガジン51内に装填されているステープ
ル並列体52の先頭ステープル52Aの上辺に
当り、ステープルマガジン51が前述の後端側
の小凸部50A,50Aを中心に時計方向に回
動揺動(第6図)して先端側のステープル出口
部が、記録紙ホルダ部のポケツト空間26内に
入つてストツプ部材としての底面22Bに夫々
先端辺8bが突き当つて受け止められ先端揃え
状態となつている1組となるべき複数枚の出力
記録紙81,82,83……の先端辺の右角部を
中に挾んだ状態でアンビル44に突き当る。そ
して更に引続くスライダ41の前進に伴なうス
テープル打撃板42の前進でステープルマガジ
ン内の先頭ステープル52Aが1本だけ出口部
から押し出されて両脚部が用紙81,82,83
……を貫き、アンビル44で互いに内向きに折
り曲げられる。即ちステープルの打込みがなさ
れる。第6図はステープルが打込まれた状態時
を示している。これにより1組となるべき複数
枚の出力記録紙81,82,83……が冊子とし
て綴り処理される。
上記スライダ41の前進動にもとずくステー
プル打込みはプーリ34・カム板35が略45°
回動した時点で完了する。スライダ41の作用
アーム46はカム板35が略45°回動する間に
ストツパピン49に接してばね48に抗してス
ライダ41方向に次第にすぼまり回動し、カム
板35が略45°回動し終つた時点で作用アーム
46の先端部がカム爪部35Aの最上位面の上
にのり上つてカム爪部35Aとの係合が外れ、
カム爪部35Aによる作用アーム46への押圧
力が解除される。そのためにスライダ41即ち
ステープル打撃板42はばね43により後退位
置へ引き戻される。又ステープル打撃板42の
進退動に伴ないステープルマガジン51も後端
側小凸部50A,50Aを中心に引戻し回動さ
れる。
プーリ34・カム板35の正転は引続き続行
され、その正転続行過程において用紙退避手段
としての細長進退板38がクランクアーム34
A・クランクピン34Bの回動に伴ない前進動
し、その先端部が装置シヤーシ前面側壁板17
の切欠き窓部17A及び記録紙ホルダ板22の
切欠き窓部22Cから装置前面側の外方へ第7
図示のように突出してくる。その突出量はプー
リ34・カム板35が第5図の基準回動角位置
から略200°回動した時点で最大となる。
この細長進退板38の突出動作により、既に
ステープル52Aの打込みの完了している用紙
1,82,83……の先端辺右角部側が記録紙
ホルダ板22の切欠き窓部22Cから外方へ突
き出され、ステープル52Aの打込まれている
用紙81,82,83……の先端辺右角部がアン
ビル44の内面側から外方へ外される。
プーリ34・カム板35の正転は引続き続行
され、1回転360°終了するまでの間に細長進退
板38は後退動していく。そしてプーリ34・
カム板35が1回転終了した時点で細長進退板
38の後端板38Bがセンサ40に対応し、そ
の対応信号が制御回路にフイードバツクされ、
モータ32の駆動停止がなされ、第5図と同じ
待機時状態に戻る。
細長進退板38の前進動によりアンビル44
の内面側から外方へ突き出された、ステープル
52Aの打込まれている用紙81,82,83
…の先端辺右角部は細長進退板38の後退動後
は用紙のコシで戻つて第8図のようにアンビル
取付け板31Bの外面側に位置した状態とな
る。即ちステープルの打込みで冊子として綴り
処理された用紙がステープル手段の作動位置
(ステープル打込み位置)より退避した状態と
なる。
従つてアンビル44の内面側には既にステー
プル打込みのなされた用紙角部は存在しないか
ら、次に出力されてくる複数枚1組となる記録
用紙についてのステープル打込み処理が可能状
態となる。
装置から出力された記録紙が1通信−1ペー
ジだけで完了の1枚用紙である場合にはステー
プルの打込み処置は必要としない。この場合に
はモータ32には逆転方向の通電がなされ、プ
ーリ34・カム板35の逆転方向1回転がなさ
れる。これによりスライダ41の前進動作は行
われず、即ちステープルの打込み動作は行われ
ず、細長進退板38だけが1回前進・後退動し
てその1枚用紙の先端辺右角部のアンビル外方
への突き出し、即ちステープル手段の作動位置
からの退避がなされる。
E ステープラの制御 第11図は上記電動ステープラユニツト30の
制御部を含んだフアクシミリ装置の制御ブロツク
図である。
本例の制御部は装置(フアクシミリ装置)全体
を制御するメインCPU100と、NCU(網制御
装置)101と、モデム102と、データ制御部
103と、モデム制御部104と、後記(4)項、(5)
項で説明する第13図A・Bに示すプログラムを
格納してあるROM105と、作業用として使用
するRAM106と、操作制御部4と、I/O1
07と、駆動制御部111と、ドライバ112
と、記録制御部115と、ステープラユニツト3
0の制御部116とを有する。
操作制御部4は第1図の操作盤(コントロール
パネル)4であり、表示部を表示制御すると共
に、受信ボタンから受信の指示を受ける。
I/O107は記録シート有無センサ108と
記録シート幅検出センサ109とから信号を受け
る。
駆動制御部111のドライバ112は記録モー
タ113とカツタモータ114を駆動するもので
ある。
ステープラ制御部116のドライバ117はス
テープラモータ32を駆動し、I/O118はス
テープラセンサ40とステープルマガジン51内
のステープル52の残量を検出するセンサ54か
らの信号を受ける。
第12図のフローチヤートを用いて受信時のス
テープラ動作(ステープル打込み動作)を説明す
る。
ここでステツプのNはステープラ30による
ステープル打込み可能な用紙最大枚数であり、予
め設定した固定数でも、ユーザが自由に設定でき
る可変数の何れでもよい。また厚みや紙質等の異
なる記録用紙が使用可能な装置では、用紙の種類
を検知し、Nを設定してもよい。すなわち厚い紙
の時にはNを小さく、薄い紙の時にはNを大きく
というように複数のNを設定できるようにしても
よい。
次にステツプのLは、記録ヘツド11の記録
位置から、ストツプ部材22Bまでの間の記録紙
通過パス長さに若干の余裕を加えた長さに相当す
る記録ライン数であり、記録中のラインがLライ
ン目であることを検出(ステツプのYES)す
ることにより、記録中の出力記録紙先端辺8bが
ストツプ部材22Bに達したことを確認できるわ
けである。
(1) 出力記録紙が1ページだけの場合(1通信分
−1枚だけの場合) まず送信側から受信した画情報はNCU101
(第11図)を経由しモデム102で復調されて
デジタル信号となり、データ制御部103へ送ら
れる。データ制御部103がデータバスを介して
RAM106にデータを送りRAM106のデー
タをCPU100が復号化し、この復号化された
データを再びRAM106に記憶する。このよう
にしてRAM106に1ライン分のデータが記憶
されると、そのデータは記録制御部115を介し
て記録ヘツド11に送られ用紙8に対して1ライ
ン分の記録を行う(ステツプ)。1ライン分の
記録が終了すると、CPU100が記録モータ1
13を駆動しプラテンローラ10が回転し、記録
用紙8を1ライン分搬送する(ステツプ)。
上記動作を繰り返し、記録ラインがLラインに
なつた時(ステツプのYES)、記録中のページ
が何ページ目かを見る(ステツプ)が、この(1)
項の場合は1ページだけなので、再び上記動作を
1ページ終了する(ステツプのYES)まで繰
り返す。しかるのち、プラテンローラ10により
記録用紙8が少し連続搬送され(ステープル)、
画像後端位置がカツタ13,14に達するとカツ
タモータ114が駆動しカツタ13,14によつ
て記録用紙8のカツトがなされる(ステツプ、
第4図B)。そしてカツトされた記録紙81の後端
辺側が送り出しローラ対15,16により記録紙
出口27から装置外へ完全に送り出される(第4
図B2点鎖線示8f)。一方、プラテンローラ10
は用紙カツト後に少し逆回転駆動され、これによ
り記録紙81とは切り離しのなされた用紙8の先
端辺部がカツタ13,14の位置より記録ヘツド
11の記録位置まで引き戻される(ステツプ)。
その後受信枚数が1枚であるので(ステツプ
のNO)、メインCPU100はステープラ制御部
116に退避動作、即ち前記D−項のステープ
ラモータ32の逆転1回転駆動を指示し(ステツ
プ)、受信を終了する(ステツプ)。
(2) 出力記録紙が2ページ以上〜(N−1)ペー
ジ以下の場合(1通信−複数枚1組の場合) 1ページ目の受信を、前記(1)項の出力記録紙が
1ページだけの場合と同様に終えたあと、次ペー
ジがあるので(ステツプのYES)、再びステツ
プへ戻り次ページの記録が開始される。以下ス
テツプ〜,〜が次ページがなくなるまで
(ステツプのNO)繰り返えされる。しかるの
ち、出力記録紙が2ページ以上なので(ステツプ
のNO)、メインCPU100はステープラ制御
部116にステープル動作を指示し(ステツプ
)、受信を終了(ステツプ)する。ステープ
ル動作、即ち前記D−,,,項のステー
プル動作により出力された複数枚の記録紙P1
P2,P3……のステープル打込み、ステープル打
込み用紙部分の退避動作(ステープル手段の作動
位置(ステープル打込み位置)からの退避がなさ
れる。
(3) 出力記録紙がNページ以上の場合 N−1ページ目迄は前記(2)項と同様に記録が実
行され、Nページ目で記録ライン数がLになつた
時(ステツプのYES)、Nページ目の記録であ
ることが検知され(ステツプのYES)、メイン
CPU100はステープラ制御部116にステー
プル動作を指示し(ステツプ)、受信枚数カウ
ンタをリセツトし(ステツプ)、記録動作に戻
る。この時、記録動作とステープル動作は同時に
作動する。
このようにして、Nページ目毎にメインCPU
100がステープラ制御部116にステープル動
作を指示する(ステツプ)。
次ページがなくなると(ステツプのNO)、
枚数カウンタを調べ、枚数が0枚であれば(ステ
ツプのYES)、そのまま受信を終了し(ステツ
プ)、それ以外は前述の(1)項又は(2)項の場合と
同様に処理して受信を終了する。
すなわち、nを自然数0,1,2……、xを総
受信枚数とし、x=n×N+aとあらわした時a
=0の時は、そのまま受信を終了し、a=1の場
合は前記(1)項の場合のように退避動作のみを行
い、a=2〜(N−1)の時は前記(2)項の場合の
ようにステープル動作を行つたのち受信を終了す
る。
このように、N枚目の出力記録紙の先端辺がス
トツプ部材22Bに達して受け止められたとき
に、記録動作と同時にステープル動作を行うこと
により、1枚の受信と次の受信との間にステープ
ル動作を行うことに比べて、通信時間が短縮で
き、かつ時間オーバによるエラーの可能性も低く
することができる。
(4) ステープル動作 第13図Aは、第12図フロー中のステツプ
及びにおける「ステープル動作」を示すステー
プラ制御部のフローチヤートである。
ステープラ制御部はステープル動作の指示を受
けると、まずステープラジヤムを検出するための
ステツプカウンタT1を0にリセツトする(ステ
ツプ)。次にステープラセンサ40がオンして
いなければ(ステツプ21のNO)、前回のステー
プル動作でステープラジヤム(ステープラ機構が
何等かの原因で第5図の待機状態に復帰していな
い状態)が起つたものと判断され、ステープラは
作動しない。ステープラセンサ40がオンであれ
ば(ステツプ〓〓のYES)、ステツプカウンタT1
スタートし、ステープラモータ32が正転駆動さ
れる(ステツプ〓〓)。
ステツプ〓〓においてTmaxはプーリ34・カム
板35が丁度1回転するモータステツプ数に若干
の余裕数を加えたモータステツプ数であり、ステ
ープラセンサ40がオンになるか(ステツプ〓〓)、
あるいはステツプカウンタT1がTmaxになる
(ステツプ〓〓)までステープラモータ31は正転
駆動され、その後に停止されて(ステツプ〓〓)ス
テープル動作を終了する。
上記においてもしステープラセンサ40が先に
オンすれば、ステープル動作は正常に終了してお
り、逆にステツプカウンタT1がTmaxに達して
いれば、ステープル動作はジヤムを起こしている
とみなすことができる。この結果はステープラセ
ンサ40によつて保持されているので、受信動作
をすべて終了したのちメインCPU100がステープ
ラセンサ40の出力をみることにより、ステープ
ラ動作の良否判断がなされる。
(5) 退避動作 第13図Bは第12図フロー中のステツプに
おける「退避動作」を示すステープラ制御部のフ
ローチヤートである。
ステープラ制御部はメインCPU100から退
避動作の指示を受けると、まずステープラジヤム
を検出するためのステツプカウンタT1を0にリ
セツトする(ステツプ〓〓)。次にステツプカウン
タT1がスタートし、ステープラモータ32が逆
転駆動される。次にステープラセンサ40がオン
になるか(ステツプ〓〓)、あるいはステツプカウ
ンタT1がTmaxになるまで(ステツプ〓〓)ステ
ープラモータ32は逆転駆動がなされ、その後に
停止されて(ステツプ〓〓)退避動作を終了する。
上記においてもしステープラセンサ40が先に
オンすれば、退避動作は正常に終了しており、先
にステツプカウンタT1がTmaxに達していれば
退避動作はジヤムを起こしているとみなすことが
できる。この結果はステープラセンサ40によつ
て保持されているので、受信動作をすべて終了し
た後、メインCPU100がステープラセンサ4
0の出力をみることにより、退避動作の良否判断
がなされる。
(6) ステープラジヤムの処理 受信動作終了後にステープラセンサ40がオン
になつていなければ、メインCPU100はステ
ープラジヤムと判断し(第12図のフローのステ
ツプのNO)、操作盤4のデイスプレイに「ス
テープラ点検」等の表示をする(ステツプ〓〓)。
この表示によりオペレータはステープルマガジ
ン51を嵌着部材50から取り外し、つまつたス
テープル針を取り除き、再びステープルマガジン
51を嵌着部材51にセツトし、操作盤4上のリ
セツトボタン(不図示)を押下する。このフロー
チヤートを第14図に示す。即ちリセツトボタン
の押下(ステツプ〓〓)によりメインCPU100
はステープラ制御部116に退避動作を指示し
(ステツプ〓〓)、退避動作終了後にステープラセン
サ40がオンになつていれば正常に復したものと
判断され、もしオンでなければ再度「ステープラ
点検」等の表示がなされ(ステツプ〓〓=第12図
ステツプ〓〓)オペレータに再点検をうながす。
(7) ステープルの補充 ステープルマガジン51内のステープル52は
消費により所定量より少なくなると、或は無くな
ると前述(第10図)したようにそれがセンサ5
4で検出され(第12図フローのステツプ)、
その旨がメインCPU100により操作盤4のデ
イスプレイに表示・警告される(ステツプ〓〓)。
受信中にステープルが無くなつたことが検出さ
れても、受信及び記録紙の出力は続行され、受信
中或は受信後にその表示・警告がなされる。
その表示・警告がでたらオペレータはステープ
ルマガジン51を嵌着部材50から取り外し、マ
ガジン内にステープル52を補充挿填し、再びそ
のマガジン51を嵌着部材50にセツトする。
F その他 (1) 用紙(シート材)綴り手段はステープル打込
み手段の他にも、のり付け綴り手段、鋲打ち綴
り手段、プレス刃形で切れ目を入れて綴り状態
にする手段などを採用することができる。
(2) 綴り手段で冊子として綴り処理された用紙、
或は綴り処理する必要のない用紙(1通信分−
1枚だけで終了の用紙など)を、次に出力され
てくる用紙の綴り処理のために綴り手段の作動
位置から退避させる手段は、前述実施例のよう
な進退部材38による綴り手段作動位置から外
側への押出し(はじき出し)方式の他にも、例
えば a 排出ローラ等の用紙排出搬送手段を具備さ
せ、その作動により記録紙スタツカ部として
のポケツト空間26内から上記綴り処理済み
の用紙或は綴り処理する必要のない用紙を装
置外部の受け箱等に排出搬送させる。
b 記録紙ホルダ板22の自動開閉手段を具備
させ、該ホルダ板を第2図のように倒しあけ
動作させることにより、スタツカ部としての
ポケツト空間26内から上記綴り処理済みの
用紙或は綴り処理する必要のない用紙を外部
の受け箱等に滑落させて排除させる。
c スタツカ部としてのポケツト空間26内に
保持された用紙をその幅方向に関し綴り手段
の作動位置側とは逆方向に押しずらす手段を
具備させ、その作動により該用紙を綴り手段
の作動位置から位置ずれ退避させる。
等の手段を採用することができる。
(3) 出力記録紙がNページ以上の場合について
は、用紙綴り手段の作動を禁止する作動制御形
態にするようにしてもよい。そしてそのNペー
ジ以上の出力記録紙の最後の記録紙の先端辺が
ストツプ部材22Bに到達したら退避手段を作
動させて綴り手段の作動位置より退避させた状
態にする。
(4) 幅寸法を大小異にする少なくとも2種以上の
用紙を出力用紙として使用可能な装置の場合
は、使用されている用紙の幅を検出する手段を
具備させ、その検出用紙幅に応じて綴り手段を
適切な位置に位置移動変更させる手段を具備さ
せた構成のものとすることもできる。
(5) 又同じく幅寸法を大小異にする少なくとも2
種以上の用紙を出力用紙として使用可能な装置
の場合は、それ等の用紙を片側基準搬送で出力
させ、その片側基準搬送線側に綴り手段を固定
的に配設する構成のものとすることもできる。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、綴り処理される
べき互いに組となる複数枚の記録材の最終枚数目
の記録材についてその排出途中過程において先端
が整合された後はその記録材の後端が排出され終
わるのを待つことなく、綴り手段を作動させるこ
とにより、未だ排出途中過程にある最終枚目の記
録材も含めて綴り処理されるので、最終枚目の記
録材の後端部が完全に排出され終わるのを待つて
から綴り手段を作動させるのに比べて、通信時間
が短縮でき、かつ時間オーバーによるエラーの可
能性も低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
図面は一実施例装置としてのフアクシミリ装置
の例を示すもので、第1図は装置の外観斜面図、
第2図は装置前面側の記録紙ホルダ板を倒し開い
た状態の同上図、第3図は装置の記録・排紙機構
部分の拡大横断面図、第4図A・B・C・Dは画
像記録された記録紙の送り出し過程図、第5図・
第6図・第7図はステープラユニツトの動作過程
を示す拡大平面図、第8図はステープル打込み処
理がなされた記録紙のステープル打込み部分がア
ンビルの内面側からアンビル取付け部材の外面側
へ位置している退避状態を示す斜面図、第9図は
ステープラマガジンと該マガジンの嵌着部材の斜
面図、第10図はステープル残量検知センサ部分
の斜面図、第11図はステープラ制御部のブロツ
ク図、第12図は制御フローチヤート、第13図
A・BはROMに格納してあるプログラム図、第
14図はステープラジヤム解除のフローチヤート
である。 8は記録用紙、81,82,83……は出力され
た記録紙、10,11はプラテンローラと記録ヘ
ツド、13,14は用紙カツタ、22は記録紙ホ
ルダ板、22Bは出力記録紙の先端辺を受け止め
て規制するストツプ部材としての記録紙ホルダ板
底面、30はステープラユニツト、42はステー
プル打撃板、44はアンビル、51はステープル
マガジン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 相手側から送信されてくる情報を再生して記
    録材に記録する記録手段と、 前記記録手段によつて記録されて排出される記
    録材を重ね合わせて収納する収納手段と、 前記収納手段に収納された記録材に対して綴り
    処理可能な綴り手段と、 前記収納手段に収納される綴られるべき複数の
    記録材の最後の記録材の後端が前記記録手段から
    送り出される動作中に、その記録材の先端が先行
    して収納されている他の記録材の先端に整合され
    ると前記綴り手段を作動させる制御手段と、 を有することを特徴とする情報受信装置。
JP19644187A 1987-08-07 1987-08-07 Sheet material output device Granted JPS6443454A (en)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19644187A JPS6443454A (en) 1987-08-07 1987-08-07 Sheet material output device
DE3850532T DE3850532T2 (de) 1987-08-07 1988-08-05 Bogenausgabevorrichtung mit einer Heftmaschine.
EP88112798A EP0302518B1 (en) 1987-08-07 1988-08-05 Control means for sheet discharger with stapler
EP88112802A EP0302519B1 (en) 1987-08-07 1988-08-05 Sheet discharger with stapler
DE3853972T DE3853972T2 (de) 1987-08-07 1988-08-05 Kontrollvorrichtung für eine Bogenausgabevorrichtung mit einer Heftmaschine.
US07/867,078 US5169133A (en) 1987-08-07 1992-04-14 Sheet discharger with stapler
US07/953,288 US5320335A (en) 1987-08-07 1992-09-30 Control method for sheet discharger with stapler method of stapling a group a discharged sheets into sub-groups having up to n sheets
US08/133,215 US5342033A (en) 1987-08-07 1993-10-07 Control method for sheet discharger with stapler

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19644187A JPS6443454A (en) 1987-08-07 1987-08-07 Sheet material output device

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6443454A JPS6443454A (en) 1989-02-15
JPH0419153B2 true JPH0419153B2 (ja) 1992-03-30

Family

ID=16357876

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19644187A Granted JPS6443454A (en) 1987-08-07 1987-08-07 Sheet material output device

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6443454A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6443454A (en) 1989-02-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5342033A (en) Control method for sheet discharger with stapler
JP2002241046A (ja) 書類綴じ装置の綴じ処理テーブル
EP0378912A2 (en) Sealing device for facsimile receiving paper
US5169133A (en) Sheet discharger with stapler
US6474387B1 (en) Sorting device
JPH0419153B2 (ja)
JPH0464985B2 (ja)
JPH0464984B2 (ja)
JPH0679955B2 (ja) 情報受信装置
JP2568216B2 (ja) シ−ト材出力装置
JP4126567B2 (ja) 排出スタッカ昇降装置の制御方法、排出スタッカ昇降装置、記録装置および液体噴射装置
JPH0671978B2 (ja) シ−ト材出力装置
JPH01108001A (ja) ステープラ
JPH07296Y2 (ja) 印字装置の排出用紙収納構造
WO2002018110A2 (en) Staple storage unit and stapler device comprising the same
JP2001080777A (ja) シート材給送装置及びシート材処理装置
JP2003267600A (ja) ロ−ル紙の装着方法、ロ−ル紙の装着装置、及びそれを用いたプリンタ
JPH09202504A (ja) 用紙排出装置
JPH09238225A (ja) 画像形成装置およびこれに用いるカッタ駆動機構
JP3564183B2 (ja) トレイ装置及び自動原稿送り装置
JP2024036722A (ja) 原稿給紙装置
JP2540208Y2 (ja) シート搬送装置
JP3397555B2 (ja) シート搬送装置および画像読取装置
JPS6211665A (ja) プリンタ
JPH08244993A (ja) シート給送装置および画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees