JPH04190027A - 輻射冷暖房装置 - Google Patents

輻射冷暖房装置

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JPH04190027A
JPH04190027A JP2321950A JP32195090A JPH04190027A JP H04190027 A JPH04190027 A JP H04190027A JP 2321950 A JP2321950 A JP 2321950A JP 32195090 A JP32195090 A JP 32195090A JP H04190027 A JPH04190027 A JP H04190027A
Authority
JP
Japan
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panel
radiation
air
radiant
heat exchange
Prior art date
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Pending
Application number
JP2321950A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshito Takenami
敏人 竹浪
Toshihiko Yamazaki
俊彦 山崎
Kazuya Matsuo
松尾 一也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Filing date
Publication date
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、輻射冷暖房装置に係り、特に空調エアを輻射
パネル表面に流し、空調システムと組み合わせた輻射冷
暖房装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、熱交換パネルを用いた冷暖房装置としては、該熱
交換パネルを床面に設置して温水を流したりあるいは電
気ヒータにより加熱して床暖房を行う構造が多く採用さ
れていた。この構造によると、床面から足を通じてやわ
らかな快適暖房を行うことが可能であり、家庭用暖房機
器等として利用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
一方、冷房装置については、天井面の空調用吹き出し口
から除湿された15〜20℃の冷風を吹き出し、室内を
換気することによって冷房を行っているのが殆どである
。しかし冷風が直接人体にあたると、風のあたる部分が
特に冷やされ、不快感を覚えたり、あるいは騒音や振動
の原因になるといった問題点があった。
また、熱交換パネルを用いた輻射冷房装置については、
幾つか事例は見られるが、パネル表面を室内の露点以下
の温度にすると結露が発生するため、露点以上の温度に
設定しなければならなかった。したがって、従来の輻射
パネルの表面温度は18℃程度であるため、輻射冷房の
効果を高めることができず、従来の冷房空調方式に依存
する部分が大きかった。
輻射による熱交換量は、次式で表わされる。
Q=tδ・(T、’−T、’) S  [kcal/b
]ε:輻射率 δ:シ二テファン・ボルツマン常数 T、:壁面温度 T2 :室温 S:壁面の面積 この式より壁面と室温の差が大きいほど、輻射による冷
房効果の大きいことがわかる。
したがって、従来の輻射パネルでは壁面と室温との温度
差が十分にとれなかったため、従来の冷房空調を併用し
て冷房効果を高めるといったシステムが多く用いられて
いた。
また、パネル表面を0〜10℃の冷水によって低温に冷
却することで、輻射冷房の効果を上げることができるが
、この場合、表面に結露するため、この結露した水を排
水する必要がある。このため、排水設備が必要になるほ
か、表面が常にぬれているため、かびや細菌の発生源に
なり易く、衛生面で問題が残る。さらに、パネルの設置
場所が天井であれば、清掃が行いにく(なり、しかも側
壁に設置された場合、衣服がぬれてしまうほか、外観上
も良くないといった欠点がある。さらにまた、低温の冷
水を流すために、パネル専用の冷凍機等が必要となり、
設備コストの増大を招くという問題点もあった。
本発明の目的は、前記従来技術の欠点にgみなされたも
ので、結露せずに、輻射効率の高い輻射冷暖房装置を提
供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)の発明は、熱交換バネノペ断熱材等からな
る輻射冷暖房パネルを備えた輻射冷暖房装置において、
調温、調湿された空調エアを輻射パネル表面に平行に配
置された透明塩化ビニール板またはガラス板との間に流
すよう構成したものである。
請求項(2)の発明は、熱源を熱電素子とじて熱交換パ
ネルに設置し、該熱交換パネルの加熱、冷却を行わせる
よう構成したものである。
〔作用〕
このように本発明によれば、輻射パネルから多少隙間を
おいて透明塩化ビニール板またはガラス板を設置してお
り、この隙間に空調機で除湿し冷却した空調エアを通し
てから室内に吹き出すようにすれば、この空調エアの露
点まで壁面温度を下げることができる。これによって、
パネル表面に結露が生じることなく、輻射効率の高い輻
射冷暖房装置を提供することができる。
〔実施例〕
以下、図に示す実施例を用いて本発明の詳細な説明する
。− 第1図は本発明に係る輻射冷暖房装置の一実施例を示す
要部概略断面図である。熱交換パネル1の裏面には冷温
水配管2が接触配置されており、さらに該冷温水配管2
の裏面には断熱材3が接触配置されている。また、熱交
換パネル1の表面には所定距離離間して透明塩化ビニー
ル板4が熱交換パネル1の表面と平行になるよう配置さ
れており、この熱交換パネル1と透明塩化ビニール板4
との間に調温、調湿された空調エア5が流されるように
構成されている。
このような構成の輻射冷暖房装置においては、熱交換パ
ネル1の裏面に接する冷温水配管2によって、冬期は温
水を、夏期には冷水を流すことにより、熱交換パネルl
を加熱または冷却して輻射冷暖房パネルとして用いてい
る。このような構成によって、やわらかな空調、すなわ
ち騒音、振動が少なく森林浴空調のような快適空調を行
うことが可能になる。
暖房用の輻射パネルは、従来から温水や電気ヒータを熱
源としたものが広く普及されているため問題点の殆どが
改善されている。しかし、冷房用の輻射パネルについて
は、例えば25℃、50%RHの室内であれば、露点が
14℃であるので、壁面温度が14℃以下で結露が発生
する。そこで、壁面を10℃程度まで冷却しても結露が
生じないように熱交換パネル1から多少隙間を開けて透
明塩化ビニール板4を設置して、その隙間に空調機で除
湿し冷却した空調エア5を通してから室内に吹き出すよ
うにすれば、この空調エア5の露点まで壁面温度を下げ
ることが可能となる。また、壁面温度を10℃に設定す
ることで、空調機の冷却コイルで除湿に用いる冷水と同
じ冷水を使用することができるため、この輻射パネル専
用の冷凍機を設置しなくてもすむ。これにより、設備コ
ストを安くすることができる。
一方、熱交換パネル1の表面から多少隙間を開けて透明
塩化ビニール板4を設置しても、輻射は電磁波によるエ
ネルギー移動による効果であるから、吸収されることな
く、殆どの電磁波が通過するため、透明塩化ビニール板
4の表面に結露することはない。
また、この構造によると、従来の空調エアを用いている
が輻射による冷房効果との併用であるため、空調エア5
の風量を低減することとなり、空調機の送風動力を低減
し、振動や騒音も抑えられ、人体に風圧を感じさせずに
、やわらかな空調を行うことが可能となる。
第2図には、この構造を実際に天井面に設置したときの
実施例を示す。天井面を透明塩化ビニール板4が構成し
ており、この透明塩化ビニール板4に空調エア5の吹出
し口6が設けられている。
また、透明塩化ビニール板4の上方には所定の隙間をお
いて熱交換パネル1が配置されており、さらにこの熱交
換パネル1の上方には冷温水配管2、断熱材3が順次接
触配置された構造となっている。
このように天井面に輻射冷暖房装置を設置した構造とす
れば、壁面よりも広い面積を輻射ノでネルとして利用で
きるほか、透明塩化ビニール板40面を破損するおそれ
も少ない。特に冷房時には、頭部に近いため、輻射熱を
感じやすく、より効果的である。
なお、上述した各実施例においては、熱交換パネル1の
表面側に所定距離離間して透明塩化ビニール板4を配置
した構成としたが、この透明塩化ビニール板40代わり
にガラス板を用いた構成としてもよい。
また、上述した実施例によれば、熱交換パネル1の裏面
に冷水や温水を流す配管2を設置して熱交換パネル1と
の熱交換を行っていたが、この熱源を熱電素子に換え、
熱交換パネル1の裏面に設置した構造としてもよい。こ
のような構造とすれば、熱源として冷水や温水を流すた
約の配管や冷凍機等が不要となり、電気配線を行うのみ
ですむためパネルの設置工事が容易で、水漏れ等の事故
の心配もないという利点を有する。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、調温、調湿された
空調エアを輻射パネル表面に平行に配置された透明塩化
ビニール板またはガラス板との間に流すよう構成したの
で、パネル表面に結露することなく、輻射効率の高い輻
射冷暖房装置を提供することができるという優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る輻射冷暖房装置の一実施例を示す
要部概略断面図、第2図は本発明に係る輻射冷暖房装置
の具体的使用例を示す概略構成図である。 1・・・熱交換パネル、 2・・・冷温水配管、 3・・・断熱材、 4・・・透明塩化ビニール板、 5・・・空調エア。 出願人 日立プラント建設株式会社 第1図 1・・・熱交換パネル 2・・・冷温水配管 3・・・断熱材 4・・・透明塩化ビニール板 5・・・空調エア 第2図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱交換パネルに、断熱材等からなる輻射冷暖房パ
    ネルを備えた輻射冷暖房装置において、調温、調湿され
    た空調エアを輻射パネル表面に平行に配置された透明塩
    化ビニール板またはガラス板との間に流すよう構成した
    ことを特徴とする輻射冷暖房装置。
  2. (2)熱源を熱電素子として熱交換パネルに設置し、該
    熱交換パネルの加熱、冷却を行わせるようにしたことを
    特徴とする請求項(1)記載の輻射冷暖房装置。
JP2321950A 1990-11-26 1990-11-26 輻射冷暖房装置 Pending JPH04190027A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04106438U (ja) * 1991-02-27 1992-09-14 矢崎総業株式会社 天井輻射パネル
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