JPH04189550A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JPH04189550A
JPH04189550A JP32456390A JP32456390A JPH04189550A JP H04189550 A JPH04189550 A JP H04189550A JP 32456390 A JP32456390 A JP 32456390A JP 32456390 A JP32456390 A JP 32456390A JP H04189550 A JPH04189550 A JP H04189550A
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Masahiro Rachi
良知 正浩
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はドツトプリンタ、特に熱エネルギーを利用した
プリンタの通電ヒート補正に関するもので、ヒート不足
による印字欠け、ヒート過大による印字ニジミや素子の
劣化などを改良して印字の最適化を図ることが可能なプ
リンタに関するものである。
〔従来の技術〕
複数ドツトのヘッドを有するプリンタ例えばサーマルプ
リンタにおいて太い線と細い線、大きい点と小さい点な
どを組合わせてヒートを行うと、通電するドツトと通電
しないドツトの熱的干渉や通電の履歴による蓄熱の影響
により、太い線や大きい点では印字のニジミが発生しや
すく、細い線や小さい点では印字の欠けが発生する傾向
にある。
こういった問題点の改善策として、ヒート補正と呼ばれ
るドツト毎のヒートエネルギーを微調整する方法がある
。しかし、従来の方法では太い線と細い線などが混在す
る場合に同タイミングで通電を行っているため印字(ヒ
ート)パターンの組合わせによっては印字の欠け、ニジ
ミが発生しやすく対策としては不完全であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、このような改善要求に基づいてプリン
タの性能を下げることなくヒート補正の精度を上げ、特
に、高分解能のドツトプリンタにおいてドツトパターン
データを忠実に再現する最適化された印字結果を得るこ
とにある。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的を達成するため、本発明はヘッドの各ドツト
毎にヒート(通電)エネルギーを可変できる制御を実現
し、例えば、縦方向に64ドツトに対応した印字ヘッド
を有したプリンタ部における同タイミングでヒートすべ
き64ドツト或は、その一部分に対する制御に関し、同
タイミングのヒートでも各ドツトのエネルギーは異なっ
た値を選択できることを特徴とする。各ドツトへの通電
は、通電パルスのオン時間を可変にするためのドツト毎
に独立したイネーブル端子を設けること、または、通電
電流、通電電圧を可変にす゛るためのドツト毎に独立し
た電圧または電流の切り替え回路を設けることによって
行われる。
〔作用〕
本発明では、記録装置のプリンタ駆動回路内部に上記の
各ドツト毎に独立したヒートエネルギーを可変できる手
段を設けることで、例えば、ヒートパターンの太い部分
に相当するドツトでは通電パルスのオン時間を短くして
ヒートエネルギーを低減し、ヒートパターンの細い部分
に相当するドツトでは通電パルスのオン時間を長くして
ヒートエネルギーを増加させて、印字結果が最適になる
ように補正されることを特徴とする。
更に、前記補正値はパルスのオン時間データ、通電電圧
データ、または通電電流データとして制御手段の中のメ
モリ上にテーブルとして展開されていてヒート(印字)
パターンの大小によって最適化された補正データとして
選択され制徂を行うので、同タイミングで通電されても
ドツト毎に異なるエネルギーを供給して従来よりも高精
度のヒート補正を実現できる。
〔実施例〕
以下、添付図面に従って本発明の実施例を詳述する。
第1図は記録装置として熱エネルギーを利用するプリン
タ例えば熱転写プリンタを有する電子タイプライタの外
観上面図である。図において使用者はキーボード1から
印字データを入力することで、プリンタ部(図示せず)
のキャリッジ2がプラテン3方向(左右)に移動し、サ
ーマルヘッド4をプラテン3に押圧して断続的にサーマ
ルヘッド4の発熱素子(図示せず)に電力印加すること
でリボンカセット5のインクを用紙6に転写して印字動
作が実行される。
第2図は本発明によるプリンタの制御を行うためのブロ
ック図である。図において用紙6の送りは制御回路7か
らの駆動信号11をドライブ回路D1で増幅し、紙送り
パルスモータFMを駆動することでギヤ列G1がプラテ
ン3に回転力を与えて行っている。
リボンカセット5、サーマルヘッド4、キャリッジモー
タCMなどからなるキャリッジ2は、内部にあるキャリ
ッジ送りパルスモータCMが制御回路7からの駆動信号
12をドライブ回路D2で増幅することで回転し、キヤ
列G2(ラック、ピニオン)が移動することでキャリッ
ジ2はプラテン3に沿った方向へ移動する(矢印)。サ
ーマルヘッド4は印字動作の始めに制御回路7からの駆
動信号13をドライブ回路D3で増幅し、キャリッジ内
のヘッド移動ソレノイド(電磁プランジャー)8を動作
させることでプラテンに近付く方向(矢印)へ移動し用
紙6を押圧する。次に前記キャリッジモータCMの回転
によりキャリッジ2は右方向に移動を開始し一定速度に
至る。
この定速状態でサーマルヘッド4の発熱素子41に制御
回路7からの駆動信号14をドライブ回路D4で増幅し
て電力印加すると、発熱素子のドツト形状に応じた大き
さでインクリボンの背面を加熱させてインクを溶解させ
、任意の印字パターンを用紙6に転写することが可能と
なる。インクの転写動作が終了すると、キャリッジ2の
移動を減速した後停止する。次に用紙6への抑圧を解除
すべくヘット移動ソレノイド8への通電をオフしてサー
マルヘッド4をプラテン3から離れた待機位置に戻す。
この後、キャリッジ2を左マージンへ戻す動作、用紙6
を送る改行動作なとを実行して待機状態となり一連の印
字動作を完了する。
また、第2図においてPSは電源部であり、AC商用電
源または電池から供給される電力をDC−DCコンバー
タ回路で構成される直流安定化回路を通して各機能ブロ
ックに安定した電圧が供給される。各機能ブロックはプ
リンタPRT、表示器DSP、音声ブサーBZ、および
制御回路7なとで構成され、プリンタPRTはセンサー
(図示せず)などの印字情報信号をライン15から増幅
回路A1を通して制御回路7へ出力し、制御回路7は前
述のごとくプリンタに駆動信号を出力する。
表示器DSPにはライン16から駆動回路D5を通して
表示駆動信号を出力する。
制御回路7は各種制御の他、特にプリンタのサーマルヘ
ッド4への通電を最適化するヒート補正を行っており、
この制御を実行するための例えば第6図に示すプログラ
ムを記憶するメモリ部M1と、ヒート補正のための通電
量や演算データと比較を行う固定データを記憶するデー
タメモリ部M2 (例えばROM)と、印字パターン示
すドツト情報を展開して記憶させるバッファメモリ部M
3、判別した結果や演算データを格納するためのメモリ
部、M4 C例えば書き換え可能なRAMを使用)と、
サーマルヘッド4への通電タイミングの制御や動作状態
をカウントするタイマ回路部TCを内部に有している。
第3図は本発明による一実施例である前述のサーマルヘ
ッド4のドライブ回路D4の内部回路図である。図にお
いて制御回路7からの入力信号I!4は、各ドツトの通
電時間を決定するイネーブル信号EN、〜EN、、通電
データをセットするラッチ信号LT、シリアル入力デー
タSI、シフトレジスタに入力するためのシフトクロッ
クCLKなとから構成される。内部回路はnビットのシ
フトレジスタD41、nヒツトのラッチ回路D42、A
NDケートD43−1−n、出力トランジスタD44−
1〜nからなる。ヘットへの通電はシフトクロックCL
Kに同期させてシリアルデータSIをシフトレジスタD
41に入力し、これらnビットのデータをラッチ回路D
42にセットするとD42−1〜nにデータが出力し、
イネーブルEN、〜EN。
がオンすると信号のオン時間の聞出力トランシスタD4
4−1〜nの中で該当するドツトが動作して、サーマル
ヘッドの各発熱素子に通電することで行う。この時に、
各ドツトに対応するイネーブル信号EN、〜ENLlは
1ヒート(通電)サイクル中で任意に時間幅に設定可能
であり、例えば同じタイミングで通電を開始してもドツ
ト別にオフ時間を可変にして通電時間を異なる値で選択
できるので通電エネルギーの微調整が容易にできる。ま
た、ラッチ回路D42−1〜nの出力は1ヒートサイク
ルごとに印字データに対応して更新される。
第4−1図、第4−2図は本発明による印字例(ヒート
パターン)である。第4−1図においては、人(オング
ストローム)のドツトパターン(各ドツトを旧印で表わ
す)にアミカケと称する細い線による飾り模様(各ドツ
トを1印で表わす)を付加したパターン例を示す。
このようなドツトプリントにおいてはパターンの細い■
印部は熱の伝達効率が下がるためにヒートエネルギーを
通常より多く印加する補正を行い、反対に、旧印部の中
でパターンの太い部分は周辺ドツトの影響で加熱される
のでヒートエネルギーを通常より少なく印加する補正を
行う必要がある。
このようにして、欠けやニジミのないドツトデータに忠
実な印字パターンを得られる。
以上述べてきたヒートエネルギーをパターンによって補
正した例を第4−2図に示す。図において■、口、○印
はヒートパターンの各ドツトを示しそれぞれヒートエネ
ルギーが異なり、■〉口〉○の順になっている。つまり
、■印は細いパターンなので多いエネルギーで、旧印は
中程度のパターンまたは太いパターンの周辺ドツトなの
で中程度のエネルギーで、○印は太いパターンの中央部
で周囲の蓄熱の影響も受けているので少ないエネルギー
でそれぞれ通電することで印字結果が補正され最適化が
図れる。
第5図に第4−2図の一部(図の中でワクで囲んだ部分
)の通電信号波形を示す。図においてヒートエネルギー
の補正はイネーブル信号の通電パルスのオン時間をドツ
トパターン条件によって切換えることによってなされる
。従って、1印のドツトのオン時間は長く、旧印のオン
時間は中程度で、O印のオン時間は短く通電することで
ヒート補正が実現できる。(tA>tB>Tc) 第6図に本発明によるヒート補正動作のフローチャート
例を示す。つまり、同じタイミングで駆動すべき例えば
縦48ドツトのヘッドの駆動の制御例である。図におい
て、キー人力により印字動作が起動すると(ステップ−
81)、制御回路はまずサーマルヘッドをプラテンに押
付けるヘッドダウン動作を行った後(S2)、キャリッ
ジを移動させて定速状態に保つ(s3)。次に、制御回
路は印字すべきドツトパターンをデータメモリM2から
参照してバッファメモリM3上に展開しくS4)、これ
らのパターンデータからさらに通電時間の切換えを行う
ための補正データにメモリM3の内容を変換し、第4−
2図に示す通電時間テーブルを得る(S5)。この通電
テーブルに従ってキャリッジ2を定速で移動させながら
印字位置に合わせてサーマルヘッドの各発熱素子41の
ドツト通電を行う。通電の開始は印字のために該当する
ドツトのイネーブル信号EN、〜EN、をオンすること
で行われる(S6)。
第4−2図に示すO印のドツトは通電時間が短いので制
御回路内のタイマのカウントにより所定の時間がきたら
該当するドツトの○印のみイネーブル信号をオフする(
37、S8)。同様にして通電時間の短い順に旧印のド
ラI−(S9.5IO)、園印のドツトのイネーブル信
号をオフして(S11.512)タイマ回路TC内にあ
る印字ドツト数をカウントするドツトカウンタを+1加
算して同タイミングのドツトの1ヒ一トサイクル動作を
終る(S 13)。本実施例では36ドツトで横方向の
1文字が構成されているので前記ドツトカウンタの値が
36になった時点で1文字の印字を終り(S14)、ド
ツトカウンタの値をクリアする(S 15)。次に印字
を続行する(ヒート動作)か否かの判定を行い、引き続
き印字入力があればステップS4に戻り、次の文字のド
ツトデータの展開を実行し、印字入力がないときには(
’516)キャリッジを減速させた後、停止させ(S1
7)、サーマルヘッドをプラテンから待機位置に戻す動
作(ヘッドアップ)を実行して(S 18)待機状態に
戻る。
〔他の実施例〕
本実施例では感熱性のインクを使った熱転写プリント方
式においてヒートエネルギーの調整、最適化のために発
熱素子のに通電するヒートパルスの時間幅を変化させて
制御しているが、他の方法としてはヒートパルスの時間
を一定にして通電電圧または電流を変化させてヒート補
正を行うことも可能である。この場合には、前記実施例
におけるヒートパルス用イネーブル端子EN、〜EN、
の代わりに通電電圧または電流をドツト毎に独立して切
換え可能な回路を追加すれば実現できる。
第7図は本発明による他の実施例であるサーマルヘッド
4のドライブ回路D7の内部回路図である(先の実施例
のドライブ回路D4を置換えたもの)。
図において制御回路7からの入力信号14は、各発熱素
子H1〜、の通電エネルギー(電圧または電流)を決定
するための制御信号O81〜ゎ、通電ドツトデータをセ
ットするラッチ信号LT、シリアル入力データSI、シ
フトレジスタに入力するためのシフトクロックCLKな
どから構成される。内部回路はnビットのシフトレジス
タD71、nビットのラッチ回路D72、ANDゲート
73−1〜。、データ駆動トランジスタD74−1− 
、通電エネルギーを切換える制御電流変換回路D A 
1〜。、前記制御電流で駆動される電流ドライブ回路D
751〜nからなる各発熱素子H1−ユへの通電はシフ
トクロックCLKに同期させてシリアルデータSlをシ
フトレジスタD71に入力し、これらnビットのデータ
をラッチ回路D72にセットすると該当するデータ駆動
トランジスタD71.〜。がオンし、さらに図の上部に
ある制御電流変換回路D A +〜、の出力で定まる電
流指示値に従って電流ドライブ回路D75−.〜。が動
作して発熱素子H1〜nへの通電が行われる。このとき
、第4−2図に示すように各印字ドツトに対応する通電
二ネルキーに合わせて制御電流変換回路DA、〜nの電
流出力を設定することて、同じタイミンクのヒートサイ
クル中に各ドツト別に独立のヒートエネルキーを供給で
きるので第3図に示したドライブ回路と同様に通電エネ
ルギーの微訓整ができる。
第8図に第7図に示すドライブ回路による通電波形を示
す。図は第4−2図で示すドツトパターンの一部、第4
−2図の中でワクで囲んだ部分の電流ドライブ回路D7
5−.〜。の動作波形であり、■印のドツトのオン時の
電流が大きく、旧印のオン電流は中程度で、○印のオン
電流は小さくすることでヒート補正を実現している。本
発明は実施例に示したサーマルプリント以外のドツト印
字方式においても通電エネルギーの微訓整を前述と同様
に通電パルス時間、または通電電圧や電流を変化させる
ことで行うのでドツト間の干渉や蓄熱に伴う不具合を補
正して印字の最適化を実現できる。
第9図は本発明に係るサーマルプリンタの他の例として
のバブルジェットプリンタ45を利用したインクの構成
例を示す。
ここで809はインクジェット記録ヘッドを有したヘッ
ドカートリッジ、尚、ヘットは不図示ではあるが、縦方
向(後述のS方向とは直交する方向)に80ドツトの記
録を行う為の80個のオープニングが設けられ、ヒート
に応じてバブルを生成し、各オープニングからインク滴
を吐出するものである。811はこれを搭載して図中S
方向に走査するためのキャリッジである。813はヘッ
ドカートリッジ809をキャリッジ811に取付けるた
めのフック、815はフック813を操作するためのレ
バーである。このレバー815には、後述するカバーに
設けられた目盛を指示してヘッドカートリッジの記録ヘ
ッドによる印字位置や設定位置等を読取り可能とするた
めのマーカ817が設けられている。819はヘットカ
ートリッジ809に対する電気接続部を支持する支持板
である。821はその電気接続部と本体制御部とを接続
するためのフレキシブルケーブルである。
823はキャリッジ811をS方向に案内するためのガ
イド軸であり、キャリッジ811の軸受825に挿通さ
れている。827はキャリッジ811が固着され、これ
をS方向に移動させるための動力を伝達するタイミング
ベルトであり、装置両側部に配置されたプーリ829A
、829Bに張架されている。一方のプーリ829Bに
は、ギヤ等の伝導機構を介してキャリッジモータ831
より駆動力が伝達される。
833は紙等の記録媒体(以下記録紙ともいう)の被記
録面を規制するとともに記録等に際してこれを搬送する
ためのプラテンローラであり、搬送モータ835によっ
て駆動される。837は記録媒体を給紙トレー側より記
録位置に導くためのペーパーパン839は記録媒体の送
給経路途中に配設されて記録媒体をプラテンローラ83
3に向けて押圧し、これを搬送するためのフィートロー
ラである。841は記録媒体搬送方向上、記録位置より
下流側に配置され、記録媒体を不図示の排紙口へ向けて
排紙するための排紙ローラである。842は排紙ローラ
841に対応して設けられる拍車であり、記録媒体を介
してローラ841を押圧し、排紙ローラ841による記
録媒体の搬送力を生じさせる。843は記録媒体のセッ
ト等に際してフィードローラ839、押え板845、拍
車842それぞれの付勢を解除するための解除レバーで
ある。
845は記録位置近傍において記録媒体の浮上り等を抑
制し、プラテンローラ833に対する密着状態を確保す
るための押え板である。本実施例においては、記録ヘッ
ドとしてインク吐出を行うことにより記録を行うインク
ジェット記録ヘッドを採用している。従って記録ヘッド
のインク吐出口形成面と記録媒体の被記録面との距離は
比較的微少であり、かつ記録媒体と吐出口形成面との接
触を避けるべくその間隔が厳しく管理されなければなら
ないので、押え板845の配設が有効である。847は
押え板845に設けた目盛、849はこの目盛に対応し
てキャリッジ811に設けられたマーカであり、これら
によっても記録ヘットの印字位置や設定位置が読取り可
能である。
851はホームポジションにおいて記録ヘットのインク
吐出口形成面と対向するゴム等の弾性材料で形成したキ
ャップであり、記録ヘッドに対し当接/離脱が可能に支
持されている。このキャップ851は、非記録時等の記
録ヘットの保護や、記録ヘッドの吐出回復処理に際して
用いられる。
吐出回復処理とは、インク吐出口内方に設けられてイン
ク吐出のために利用されるエネルギ発生素子を駆動する
ことにより全吐出口からインクを吐出させ、これによっ
て気泡や塵埃、増粘して記録に適さなくなったインク等
の吐出不良要因を除去する処理(予備吐出)や、これと
は別に吐出口よりインクを強制的に排出させることによ
り吐出不良要因を除去する処理である。
853はインクの強制排出のために吸引力を作用すると
ともに、かかる強制排出による吐出回復処理や予備吐出
による吐出回復処理に際してキャップ851に受容され
たインクを吸引するために用いられるポンプである。8
55はこのポンプ853によって吸引された廃インクを
貯留するための廃インクタンク、857はポンプ853
と廃インクタンク855とを連通ずるチューブである。
859は記録ヘッドの吐出口形成面のワイピングを行う
ためのブレードであり、記録ヘッド側に突出してヘッド
移動の過程でワイピングを行うための位置と、吐出口形
成面に係合しない後退位置とに移動可能に支持されてい
る。861は回復系モータ、863は回復系モータ86
1がら動力の伝達を受けてポンプ853の駆動およびキ
ャップ851やブレード859の移動をそれぞれ行わせ
るためのカム装置である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば熱エネルギーを利用
したドツト式のプリンタに生じる字欠け、ニジミをはじ
めとする印字の不具合を通電エネルギーの補正によって
改良し、前記補正の制御は、同タイミングで複数ドツト
を通電するときに、各ドツトが独立して通電時間、通電
電圧または電流を変化させてエネルギーを補正するので
、プリンタの基本性能である印字速度を下げることなく
印字の最適化が実現できる。特に、1ドツト分を通電(
ヒート)するために複数の通電パルスのオン・オフで通
電(ヒート)補正を行っている従来の方法と比べて印字
の高速化をはかれると同時に、より高精度の補正を実現
できる利点を有している。
本発明はド、ットの間隔の小さい高分解能のプリンタや
熱の影響を受けやすい熱転写プリンタ、サーマルプリン
タ或はインクジェットプリンタのきめ細かいドツト通電
補正を実現するために有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は熱転写プリンタを有する電子タイプライタの外
観図、 第2図は本発明の一実施例の内部構成を示すブロック図
、 第3図は本発明による第1の実施例を示すサーマルヘッ
ドドライブ用の内部回路図、 第4−1図は本発明を説明するためのドツト印字例のド
ツトパターン図、 第4−2図は本発明を説明するためのドツト印字例の通
電補正後のドツトパターン図、第5図は本発明の第1の
実施例による通電補正パルスの波形図、 第6図は本発明による通電補正制御のフローチャート、 第7図は本発明による第2の実施例を示すサーマルヘッ
ドドライブ用の内部°回路図、第8図は本発明の第2の
実施例による通電補正パルスの波形図、 第9図はインクジェットプリンタ部の構造図である。 7・・・制御回路 EN・・・イネーブル信号 D4・・・ヘッド駆動部 M3・・バッファメモリ部 第 3図 rカ I L−一−−−−−−−−−−−−−磯」笑5図 〆ρ8  xi7f X/6  XI/  X/Z  
713  、X!  i6 81b  X/7  X/
8  X/り痛 二11111”’l  l lllλ
 発 ≧ さ 陵 延 ミ 埒

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同タイミングで複数ドットの通電制御を行って印
    字パターンを形成するプリンタであって、印字パターン
    データを記憶させるバッファメモリを有し、前記バッフ
    ァメモリの内容を参照して通電エネルギーを変化させる
    手段を持ち、印字パターンの形状変化に応じて太い(大
    きい)形状では通電エネルギーを減少させ、細い(小さ
    い)形状では通電エネルギーを増加させることを特徴と
    するプリンタ。
  2. (2)前記通電エネルギー(電力)の切換えは、前記バ
    ッファメモリの内容を参照して印字パターンの太い、細
    いの判定を行った後、所定の通電時間データが展開され
    ているテーブルから通電時間データを選択することで通
    電エネルギーを変化させて行うことを特徴とする第1項
    記載のプリンタ。
  3. (3)前記通電時間を変えるためにプリンタ駆動回路部
    に印字データ入力端子とは別に各ドット毎に通電時間制
    御のためのイネーブル入力端子を独立して持つことを特
    徴とする第2項記載のプリンタ。
  4. (4)前記通電エネルギー(電力)の切換えは、前記印
    字バッファメモリの内容を参照して印字パターンの太い
    、細いの判定を行った後、所定の通電エネルギーデータ
    が展開されているテーブルからデータを選択することで
    電圧値または電流値を変化させて行うことを特徴とする
    第1項記載のプリンタ。
  5. (5)前記電圧または電流値を変えるために、プリンタ
    駆動回路部に各ドット毎に電圧または電流の切換え回路
    を独立して設けたことを特徴とする第4項記載のプリン
    タ。
  6. (6)前記プリンタは熱エネルギーを利用して、インク
    を吐出させて、ドット記録を行うことを特徴とする第1
    項記載のプリンタ。
JP32456390A 1990-11-26 1990-11-26 プリンタ Pending JPH04189550A (ja)

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