JPH0418808A - 自動等化器及び半導体集積回路 - Google Patents

自動等化器及び半導体集積回路

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JPH0418808A
JPH0418808A JP2122303A JP12230390A JPH0418808A JP H0418808 A JPH0418808 A JP H0418808A JP 2122303 A JP2122303 A JP 2122303A JP 12230390 A JP12230390 A JP 12230390A JP H0418808 A JPH0418808 A JP H0418808A
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博隆 原
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優 小久保
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    • H04L25/03Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H21/00Adaptive networks
    • HELECTRICITY
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    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
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  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動等化器もしくは適応型ディジタルフィルタ
並びにこれを構成するための回路を含む半導体集積回路
に係り、例えば、電話回線を用いたデータ転送における
エコーキャンセラ型伝送装置に適用して有効な技術に関
するものである。
〔従来の技術〕
電話回線などを用いて、音声やデータを伝送する場合、
伝送路の特性が変動するので、特性変動に応じて等化器
の係数が変更できる自動等化器が受信器又は送信器に用
いられる。
自動等化器は一般に非再帰形フィルタ(トランスバーサ
ルフィルタ)を用いており、その動作は入力データとタ
ップ係数によりフィルタの出力値を計数する動作(以下
これを出力演算とよぶ)と、フィルタ出力値と理想フィ
ルタ出力値の差分及び入力データを用いてタップ係数の
修正を行う動作(以下これを更新演算とよぶ)に分ける
ことができる。
一方、近年DSP (ディジタル・シグナル・プロセッ
サ)の発展により、自動等化器は、DSPを用いて実現
できるようになっている。このDSPは一般的に積和演
算の効率化が図られているもののサンプル時間内に実行
可能な演算量には自ずから制限があるので、従来1サン
プル時間当りの演算量を減少させる自動等化器が、特開
昭59−139717号公報において提案されている。
〔発明が解決しようとする課運〕
しかしなか前記従来の自動等化器では、自動等化器のト
レーニング期間においては、タップ係数の更新をサンプ
ル周期毎に毎回行う方式に比べてタップ係数の収束が遅
くなる点についての配慮がされておらず、また、サンプ
リングデータの伝送路の特性が定常的に変動するような
系において、自動等化器の追従特性が劣化するという問
題があった。
また、特開昭60−206232号公報には。
トレーニング初期において一部のタップの係数を更新し
、トレーニング中期以降には全てのタップの係数値を更
新する技術が開示されているが、係る技術においては、
トレーニング中期以降1サンプリング周期で全てのタッ
プの係数値を更新しなければならないから、ディジタル
信号処理プロセッサの演算能力との関係で自動等化器の
タップの数は制限を受けることになる。
本発明の目的は、上述の従来技術の欠点を解消し、タッ
プ係数の更新演算量を減らすことができると共に、タッ
プ係数の更新を毎回行う自動等化器と実質的に同等の等
化特性を得られる等化器を提供することにある。
また1本発明の別の目的は、限られたディジタル信号処
理演算ステップでもって、タップ係数の更新を毎回行う
自動等化器と実質的に同等の、タップ係数収束性能とサ
ンプリングデータ伝送路の特性の変動に対する追従特性
とを得ることができるディジタル信号処理用の半導体集
積回路を提供することにある。
本発明の前記並びにそのほかの目的と新規な特黴は本明
細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、タップ係数を更新可能な自動等化量において
、上記タップ係数の値の大きさに応じて。
タップ係数の更新値を演算する頻度が変えられて成る構
成を採用するものである。
タップ係数の更新値を演算する頻度を変える態様、すな
わち更新頻度を変える態様としては、タップ係数の更新
頻度が相対的に高くされるタップのグループと低くされ
るタップのグループに予め分けて制御する態様、そして
、タップ係数の値の大きさの判定結果に基づいて、タッ
プ係数の更新頻度が変えられる態様などに大別すること
ができる。
前者においては、グループ毎にタップ係数の更新頻度が
変えられて成るもの、一のグループは各サンプリング周
期毎にタップ係数が更新され、他のグループはm(m≧
2)サンプリング周期毎にタップ係数が更新され、その
他のグループはn(n>m)サンプリング周期毎にタッ
プ係数が更新されるようにされて成るもの、或いはタッ
プ係数の更新頻度が相対的に低くされる前記タップのグ
ループに対してはサンプリング周期毎に同数のタップを
交互に係数更新するようにされて成るものを採用するこ
とができる。
〔作 用〕
上記手段によれば、先ず、サンプルデータ伝送路の位相
特性が大きく変動しない系の場合、タップ係数値の大き
いタップと小さいタップを大まかに予測することが可能
となる。そこで、タップ係数値の大きいタップはサンプ
ル期間毎に更新演算を行なう回路で構成し、タップ係数
値の小さいタップは、jサンプル(j≧2)期間毎に更
新演算を行なう回路で構成する。タップ係数値の大きい
タップは、自動等化器の初期トレーニング時の収束時間
並びに定常時における伝送路のゲイン特性の変動に対す
る追従特性に大きく関与している。したがって、斯るタ
ップ係数値の大きなタップに関して毎回更新演算を行な
うことは、従来例に比べて上記収束時間及び追従特性を
大きく改善するように作用し、全タップを毎回更新する
よりも少ない演算量でもって、それとほぼ同等の等化特
性を得ることを達成する。
次に、伝送路の位相特性が大きく変動する系の場合、タ
ップ係数の大きいタップ、小さいタップを予測すること
は困難である。そこで、各タップ係数の出力にタップ係
数値の絶対値の大きさを判定する比較回路を追加する。
この比較回路によりタップ係数値の絶対値が大きいと判
定されたタップには、毎回タップ係数を更新するための
回路に接続され、タップ係数値の絶対値が小さいと判定
されたタップには、n回(n≧2)に1回タップ係数を
更新する回路が接続される。上記比較回路は、毎回動作
する必要はなく、各タップ独立に、又伝送路の変動特性
に応じた周期で動作させればよいので、全タップを毎回
更新演算する回路に比較して、サンプル周期毎の演算量
を削減し、同時に同等の上記収束時間並びに追従特性を
得る。
〔実 施 例〕
第1図には伝送路の位相特性が大きく変動しない系で用
いられる自動等化器の一実施例が示される。
同図において、Xi (i=1〜に+20)は入力デー
タである。Xiは1の入力端子より、サンプル周期に呼
応する遅延時間を持った遅延素子2−i  (i=1〜
に+2Q−1)に順次入力される。
Ci  (i=1〜に+2Q)は調整可能なタップ係数
で、4−i  (i=1〜に+2Q)の乗算器によりX
lと乗算される。7は加算器で、 i=1 であってY−Ydの値を算出する。5は減算器9の出力
にタップ更新係数gを乗じてg・(Y −Yd)の値を
算出する。
そしてサンプル信号Xi (i=1〜k)は、線路12
により、乗算器3−i (i=1〜k)においてg・ 
(Y−Yd)と積をとり、減算器6−i(i=1〜k)
により、前回のタップ係数即ちサンプル周期に呼応する
遅延時間を持った遅延素子20−i  (i=l〜k)
との差を得て、これをタップ係数とする。この更新演算
は、以下の式にな机 Ci″’= C1=−’ −g−Xi・(Y −Yd)
(i = 1− k)一方乗算器5の出力は、スイッチ
回路10により、サンプル周期毎に2つの線路11−1
.11−2に交互に分配される。
線路11−1に分配された信号即ちg・(Y−Yd)の
値は、奇数番目の乗算器3−i (i=に+1.に、+
3.・・・)でサンプル信号Xi (i=に+l、に+
3.・・)と乗算される。線路11−2に分配された信
号の値g・(Y −Y d )は、偶数番目の乗算器3
−i (i=に+2.に+4.・・・)でサンプル信号
Xi  (i=に+2.に+4.・・・)と乗算される
。これらの乗算回路3−iの各出力は、引き算器6−i
 (i=に+1〜に+Q)で前回のタップ係数である偶
数番目の係数はCi””奇数番目の係数はCi”−1と
の差を得て、これを新しいタップ係数とする。即ち、タ
ップ係数C1(+〜Ck+zQまでの更新演算は以下の
式によって与えられる。
Ci  2P=Cコ ” 2−  g  −X  j 
  ・ (y−yd)(i==に+2.に+4.・・・
、に+2Q)Ci2P”=Ci”1− g−X i・(
Y−Yd)(i=に+1.に+3.・・・、に+2Q−
1,)したがって、タップ係数C1(i=に+1〜に+
2Q)の更新は、2サンプル周期毎に全部で1回行われ
ることになる。
第6図(A)は、第1図の自動等化量の入力端子1に印
加される入力信号の一例が示されている。
サンプル周期t□毎に入力端子1に供給される入力信号
は遅延素子2−1を介して、次段の遅延素子2−2に供
給される。この様にして入力信号は、最終段の遅延素子
2−に+212−1まで順次シフトされる。
第6図(B)は、上記自動等化器の入力端子1に供給さ
れる入力信号の他の一例が示されている。
この例ではフィルタ回路の説明を簡略化するためサンプ
ル期間T1の間に入力信号パルスが1回だけ供給される
場合を示している。第6図(B)の入力信号に対する各
タップ係数Ci (i == 1〜に+2Q)の値を示
している。すなわち、横軸は時間、縦軸は振幅値を表わ
し、白丸は実際に出力するタップ係数値を表わす。伝送
路の位相特性が大きく変動しない系では、図に示すよう
にインパルス値、すなわちタップ係数値の大きい区間A
と小さい区間Bという場合分けが可能である。例えばl
5DN (Integrated  5ervices
  Digital  Network)用加入者線伝
送装置に用いられるエコーキャンセラは、様々な加入者
線を接続した場合でも、C工〜C工、までのタップ係数
値が01.以降のタップ係数値よりも大きくなるので1
区間A、Bの場合分けができる。区間Aは第1図におけ
るタップ係数C工〜Ckに相当し、初期収束時及び定常
時にも値が大きく変動するので、サンプル周期毎に乗算
器3−1〜3−kからなる第1乗算部を用いて更新演算
を行なう、また第1乗算部によって更新されたタップ係
数に基づいて、乗算器4−1〜4−kからなる第2乗算
部を用いて加算器7の入カ信号工、〜1kを形成する。
区間Bは第1図におけるタップ係数Ckや、〜Ck+z
Qに相当し、タップ係数値が区間Aに比べて小さく、定
常時の値の変動も遅いため、乗算器3−に+1〜3−に
+20からなる第3乗算部を用いて1個置きに半分づつ
のタップを交互に更新し、サンプル周期毎の総演算量を
削減する。また更新されたタップ係数についてはその係
数に基づき、更新されなかったタップ係数については前
のサンプル周期で更新されたタップ係数に基づき1乗算
器4−に+1〜4− k+2 Qからなる第4乗算部を
用いて加算器7の入力信号1に+〜Ik+zQが形成さ
れる。この様に、上記第1、第2及び第4乗算部におい
ては、全ての内部乗算器がサンプル周期毎に演算動作を
実行するが、第3乗算部においては、サンプル周期毎に
内部乗算器の半分が演算動作を実行する。本実施例に従
うと、タップ係数値の大きさに応じて、タップ係数の更
新値を演算する頻度が異なる。従って、サンプル周期毎
の総演算回数を削減できるとともに、全タップで毎回更
新演算を行なう回路と同等の初期収束および追従特性を
確保できる、。
第2図には伝送路の位相特性が大きく変動しない系で用
いられる自動等化器の別の実施例が示される。第1図に
示されるものと同一機能を有するものには同じ符号を付
しである。
第2図における自動等化器の出力演算およびタップ係数
C1〜Ckまでの更新演算は第1図と同様なのでその詳
細な説明は省略する。
タップ係数Ck+ x〜CkHz Qまでの更新演算は
、線路21−1.21−2と乗算器3−iとの接続が第
1図と異なり、21−1は1乗算器3−i(i=に+1
〜ki)21−2は、乗算器3−i(i=に+Q+1〜
に+2 Q)と結ばれている。
したがってタップ係数の更新演算は以下の式になる。
Ci”=Ci””−g−X i ・(Y −Y d )
(i=に+1〜に+Q) Ci””=Ci”1− g −X i  ・(Y−Yd
)(〕=に十Ω+1〜に+2R) よってタップ係数Ci (i = k + 1〜に+2
Q)の更新演算は、前半に位置するタップと後半に位置
するタップとに分けられて交互に行われ、第1図と同様
に2サンプル周期に1回タップ係数C1(i=に+1〜
に+2 Q)が全体的に更新される。
すなわち、第6図(C)における区間Aは第2図におけ
るタップ係数C工〜Ckに相当し、初期収束時及び定常
時にも値が大きく変動するので、サンプル周期毎に乗算
器3−1〜3−kからなる第1乗算部を用いて更新演算
を行なう。また第1乗算部によって更新されたタップ係
数に基づいて、乗算器4−1〜4−kからなる第2乗算
部を用いて加算器7の入力信号工、〜Ikを形成する。
区間B−1は第2図におけるタップ係数Ck+□〜Ck
+Qに相当し、区間B−2は第2図におけるタップ係数
Ck+Q+x−Ck+zQに相当する。区間B−1及び
B−2のタップ係数値が区間Aに比べて小さく。
定常時の値の変動も遅いため、乗算器3−に+1〜3−
 k+flからなる第3乗算部と乗算器3−に+Q千1
〜3−に+2Qからなる第4乗算部を交互に動作させる
。これにより、半分づつのタップを交互に更新し、サン
プル周期毎の総演算量を削減する。また更新されたタッ
プ係数についてはその係数に基づき、更新されなかった
タップ係数については、前のサンプル周期で更新された
タップ係数に基づき、乗算器4−に+1〜4− k+2
12からなる第5乗算部を用いて加算器7の入力信号I
k+z〜Ik◆2Qが形成される。この様に、上記第1
、第2及び第5乗算部においては、全ての内部乗算器が
サンプル周期毎に演算動作を実行するが、第3及び第4
乗算部においては、2サンプル周期毎に内部乗算器が演
算動作を実行する。本実施例に従うと、タップ係数値の
大きさに応じて、タップ係数の更新値を演算する頻度が
異なる。従って、サンプル周期毎の総演算回数を削減で
きるとともに、全タップで毎回更新演算を行なう回路と
同等の初期収束および追従特性を確保できる。
第4図にはタップ係数の初期収束特性が示される。第2
図に示した回路を用い、総タップ数を50とし、タップ
係数C1〜C1,まではサンプル周期毎に更新演算を行
ない、C15〜C9゜までは2サンプル周期毎に更新演
算を行なった場合の初期収束の特性が実線で示される。
横軸はトレーニング回数で、縦軸は誤差の2乗平均を表
わしている。
同図において実線で示される特性は、全タップをサンプ
ル周期毎に更新演算を行なう自動等化器と全く同等の収
束特性になっており、これと同等の等化特性を維持して
サンプル周期あたりの演算量を減らすことができた。同
図において2点鎖線で示される特性は前記特開昭59−
139717号公報に示される様な従来の等化器、すな
わち、タップ係数値の大小にかかわらず、偶数番目のタ
ップ係数と奇数番目のタップ係数を交互に更新する等化
器を用いた場合の収束特性を表す。
第3図には伝送路の位相特性が大きく変動する系例えば
音響信号の伝達系で用いる自動等化器の実施例が示され
る。第1図に示されるものと同一機能を有するものには
同じ符号を付しである。
第3図における自動等化器の出力演算は第1図と同様で
あり、 C1 は乗算器4−iのほかに、比較回路17−1に入力する
。比較回路17−1は、上記タップ係数値の絶対値と入
力端子16より入力されるタップ係数値の大小を判定す
る基準値を比較して、タップ係数値の絶対値が大きい場
合に1、小さい場合に0を出力する。減算器9の出力は
乗算器5によりgの重みづけが行なわれ、その出力は一
方において、線路13によりスイッチ15−i(i=1
〜k)のA端子に接続され、他方において、スイッチ回
路18に接続される。スイッチ回路18は、n(n≧2
)サンプル周期毎に導通するスイッチである。スイッチ
回路18の出力は線路14によりスイッチ回路15−i
 (i=1〜k)のB端子に接続される。スイッチ回路
15−i(i=1〜k)は、比較回路17−i (i=
1〜k)の出力が1のときA端子に接続し、出力が0の
ときB端子に接続する。そして、スイッチ回路15−1
の出力は1乗算器3−iに接続し、タップ係数の更新演
算に用いられる。
本実施例の自動等化量におけるタップ係数の更新演算は
次のようにして行われる。
先ず、本実施例による自動等化器が初期収束段階にある
ときは、タップ係数値はいったんクリアされ、すへてO
からスタートする。よってトレーニング開始時は、比較
回路17−1の出力は0となり、スイッチ回路15−1
はすべてB端子に接続されるので、全タップとも更新演
算は、となる(但し、i=1〜に、n≧2)。
次にタップ係数の収束が進むにつれ、タップ係数値が大
きくなり、比較回路17−1の出力が1となるタップが
出現する。そして比較回路17−1の出力が1となるタ
ップに接続されているスイッチ回路15−1はB端子か
らA端子に切り換わる。そして、伝送路の特性が変動す
るにつれ、スイッチ回路15−1はタップ係数01の大
きさに応じて適応的に切り換わる。従って定常状態では
タップ係数の更新演算は、タップ係数と基準値との関係
により、 (i=1〜kまでの任意) とされ。
これ以外のものは となる。
ところで、比較回路17−1はサンプル周期毎に動作さ
せる必要はなく、各タップ独立に動作させてよい。また
比較回路17−1は、伝送路特性の変動に追従できる周
期で動作させればよいので、例えばサンプル周期毎に1
タツプずつの比較回路を動作させると、比較回路を加え
たことによるサンプル周期中の演算数の増大は1となる
。一方、タップ係数の更新演算は1例えば総タップ数を
50とし、スイッチ回路15−1のうち16個がAに、
34個がBに接続されたとすると、全タップ毎回更新演
算を行なう場合に比べ、サンプル周期当りの更新演算は
17低減することになる。また。
タップ係数値の大きいタップは毎回更新するので、定常
時の追従特性も劣化しない。
第5図には上記自動等化器をl5DN用伝送装置におけ
るエコーキャンセラに適用した場合の一例が示される。
l5DN用伝送装置はバランシング・ネットワーク回路
]、 00を介して電話回線に接続される。D/A(D
igital−To−An alo g)変換器101
は送信データを複数レベルのアナログ信号に変換し、こ
れをバランシングネットワーク回路100に与える。バ
ランシングネットワーク回路100がらの受信アナログ
信号はA/D (Analog−To−Digital
)変換器102でディジタル信号に変換されて伝送装置
の後段に送り込まれる。前記バランシングネットワーク
回路100は、トランス103を介して電話回線104
から与えられる電圧成分から送信アナログ信号の電圧成
分を除去するようになっている。概略的にはトランス1
03のインピーダンスR1と抵抗R2によって得られる
抵抗分正比に等しい抵抗分圧比を持つ直接抵抗R3,R
4を設け、前者の分圧電圧から後者の分圧電圧を減算器
105で減算するようになっている。
電話回線を介して互いに結合される複数のディジタル信
号処理プロセッサは、それぞれ、送信動作と受信動作を
同時に実行する。従って、第5図に示すディジタル信号
処理プロセッサは、その送信信号が、D/A変換器1.
01及びトランス103を介して電話回線104に供給
されているときに、これと並行して、図示しない他のデ
ィジタル信号処理プロセッサからの送信信号が、電話回
線104、トランス103及びA/D変換器102を介
して第5図に示すディジタル信号処理プロセッサに受信
される。ここで、D/A変換器101から送信される信
号の一部がトランス103を介してA/D変換器102
に雑音成分として帰還されることを防止するために減算
器105を含むバランシングネットワーク100が設け
られている。
このバランシングネットワーク回路100は、電話回線
のインピーダンスはどこでも135Ωのような一定の値
にするという規格に従ってトランス103のインピーダ
ンスを一定と仮定して送信信号の回り込みを排除してい
るが、実際にはそのインピーダンスには誤差があり、ま
た電話回線の状態も経時的に変化し、且つどのような状
態の電話回線に接続されるかは全く予想することができ
ないため、実際に送信側から受信側に回り込んでくる不
所望な成分即ちエコー成分を確実に除去するためにエコ
ーキャンセラが用いられている。ここで、ブラックボッ
クスとして示されるフィルタ回路として、第1図、第2
図又は第3図に示す各フィルタ回路を用いることができ
る。エコー成分Ydは信号Yによってキャンセルされる
第7図には上記自動等化量としての機能を実現するため
のディジタル信号処理プロセッサの一部ブロック図が示
される。
同図に示されるディジタル信号処理プロセッサは、プロ
グラムメモリとデータメモリを分離して構成する所謂バ
ーバードアーキテクチャを採り。
演算データ転送系と命令転送系が基本的に分離され、そ
の演算系は、ディジタル信号処理における変数データや
係数データなどを格納するためのデータRAM200と
データROM201を持ち、複数化されたデータバス2
02〜204がそれらメモリ200,201の所定のボ
ートに接続されて並列的にデータ転送可能にされ、さら
に1乗算器206と算術論理演算器207を個別的に備
えることによって頻度の高い乗算と加算を並列的に実行
可能にされている。例えば、前記データRAM200の
ライトポートはデータバス204に結合される。データ
RAM200のリードボート及びデータROM201の
リードボートは夫々データバス203,202に接続さ
れていて、データバス202,203に読み出されるデ
ータは、レジスタ208,209を介して乗算器206
や算術論理演算器207に供給可能になっている。また
、それら乗算器206及び算術論理演算器207には、
データバス204からもデータが供給可能にされている
。前記乗算器206の演算結果はレジスタ210に1命
令サイクル期間保持されて算術論理演算器207に与え
られる。算術論理演算器207は、前記レジスタ210
やデータRAM200又はデータROM201並びにデ
ータバス204から選択的に与えられるデータに対して
加減算などを行う。算術論理演算器207による演算結
果は一部アキュムレータ211,212に保持されてか
らデータバス204に戻されるようになっている。
ここで、第1図並びに第2図に示される遅延素子2−i
、20−iはデータRAM200によってその機能が実
現されている。乗算器3−1.4−1,5は乗算器20
6によってその機能が実現され、また、加算器7や減算
器6−i、9は算術論理演算器207によってその機能
が実現されている。
ディジタル信号処理プセッサと外部のホストプロセッサ
とのインタフェースは、人出力バッファ215に接続さ
れるパラレル入力レジスタ216及びパラレル出力レジ
スタ217によって行われる。双方のレジスタ216,
217などに対する外部からのアクセス制御は、チップ
セレクト信号C8、リード・ライト信号R/W、そして
4ビツトのファンクション信号FO−F3などが供給さ
れるバスインタフェースコントローラ218が行う。前
記ファンクション信号FO〜F3は、チップ選択状態に
おいてその各ビットの論理値の組合せ状態に従って前記
レジスタ216,217や後述するプログラムカウンタ
240そしてコントロールレジスタ231などを直接外
部からリード・ライト可能に選択する為の制御信号であ
り、例えば図示しないホストプロセッサが出力するアド
レス信号の所定ビットに対応される。
A/D変換回路とD/A変換回路とのインタフェースは
、内部データバス204に接続されているシリアル入力
レジスタ220及びシリアル出力レジスタ221によっ
て行われ、その入出力制御は、特に制限されないが、サ
ンプリングイネーブルクロック信号RSAMI、TSA
Mlなどを受けるシリアルインタフェースコントローラ
222が行う。このシリアルインタフェースコントロー
ラ222は、サンプリングイネーブルクロック信号R5
At1の変化に同期する所定のタイミングでシリアル入
力レジスタ220にシリアル人力クロック5ICKを与
え、ビットシリアルに入力されるデータを取り込み制御
する。また、サンプリングイネーブルクロック信号TS
AMIの変化に同期する所定のタイミングでシリアル出
力レジスタ221にシリアル出力クロック5OCKを与
え、ビットシリアルなデータ出力制御を行う。前記サン
プリングイネーブルクロック信号R5AMI。
TSAM2は、特に制限されないが、プログララマブル
タイマ224,225から出力され、その設定は、ホス
トプロセッサによる制御又はマイクロプログラム制御で
行われる。
前記データバス204にはそのほかにアドレスポインタ
230.コントロールレジスタ231゜ステータスレジ
スタ232、リピートカウンタ233、コンデイション
コードレジスタ234、デイレイレジスタ235、そし
て汎用レジスタアレイ236が結合されている。
前記アドレスポインタ230は、データRAM200や
データROM201、並びに汎用レジスタアレイ236
をアドレシングするためのものである。前記ステータス
レジスタ232はディジタル信号処理プロセッサの内部
状態例えば前記パラレル入力レジスタ216やパラレル
出力レジスタ217によるデータの入出力状態や割込み
マスク状態などを反映するフラグを保持する。前記コン
トロールレジスタ231はディジタル信号処理プロセッ
サ1の動作を制御するための各種条件を保持する。リピ
ートカウンタ233は積和演算などの為の反復命令など
の繰返し実行回数の計数に利用される。
ディジタル信号処理プセッサの命令制御系は。
特に制限されないが、次に実行すべき命令番地を保有す
るプログラムカウンタ240、外部割込みやジャンプ/
ブランチの発生に起因して前記プログラムカウンタ24
0の値をネスト数4まで退避可能とするスタックレジス
タ241〜244.ディジタル信号処理プセッサの動作
プログラムを例えば複数のマイクロ命令系列として保有
すると共に前記プログラムカウンタ240の出力によっ
てアドレシングされるマイクロROM245、このマイ
クロROM245から出力されるマイクロ命令をフェッ
チするマイクロインストラクションレジスタ246、こ
のマイクロインストラクションレジスタ246から出力
されるマイクロ命令をデコードして各種内部制御信号な
どを生成するマイクロインストラクションデコーダ24
7.そして割込み発生などに基づいてマイクロ命令のア
ドレス制御などを行うファンクション・モードコントロ
ーラ248を備える。
本実施例に従えば、前記マイクロROM245にはエコ
ーキャンセルのための動作プログラムが格納されている
前記ファンクション・モードコントローラ248による
命令アドレス制御や割込み制御は、バスインタフェース
コントローラ218やシリアルインタフェースコントロ
ーラ222から与えられる情報、即ち、シリアル入力レ
ジスタ220やシリアル出力レジスタ221などに対す
る入出力動作を指示する情報、内部レジスタに対する外
部からの直接アクセスを指示する情報などに従って行わ
れ、その情報の種類に応じて必要な処理ルーチンにマイ
クロプログラムを分岐させるための分岐先アドレスの発
生や、それに付帯する退避処理、そして復帰処理を制御
する。尚、−群のマイクロ命令の実行シーケンスにおい
てマイクロROM245のネクストアドレスは、特に制
限されないが、マイクロインストラクションレジスタ2
46を介して与えることもできる。
前記マイクロROM245は、演算命令のスループット
を向上させるために同一命令サイクル中に複数の動作を
実行可能な水平型マイクロ命令体系に従った動作プログ
ラムを保有する。1命令サイクルによって並列実行可能
な動作は、乗算器206のオペレーション、算術論理演
算器20’7のオペレーション、データROM201や
RAM200並びに各種レジスタに対するリード・ライ
トアクセスなどとされる。乗算は、全ての命令サイクル
で動作可能になっており、乗算器206の入力データが
命令によって選択されることによって乗算が行われる。
乗算結果はレジスタ210に蓄えられ、次の命令サイク
ルでその乗算結果を利用して算術論理演算器207によ
る加減算が実行されることになる。これにより1乗算と
加算はパイプライン的に並列実行され、積和演算は見掛
は上1命令サイクルで能率的に行われる。
上記実施例によれば以下の作用効果がある。
(1)サンプルデータ伝送路の位相特性が大きく変動し
ない系の場合、タップ係数値の大きいタップと小さいタ
ップは大兄予測することができる。
この場合には第1図や第2図のようにタップ係数値の大
きいタップはサンプル期間毎に更新演算を行ない、タッ
プ係数値の小さいタップは2サンプル期間毎に更新演算
を行なう回路で構成することにより、タップ係数値の大
きいタップは自動等化量の初期トレーニング時の収束時
間並びに定常時における伝送路のゲイン特性の変動に対
する追従特性に大きく関与しているが故に、従来例に比
べて上記収束時間及び追従特性を大きく改善することが
でき、全タップを毎回更新するよりも少ない演算量でも
って、それとほぼ同等の等化特性を得ることができる。
(2)この場合に、第2図のようにタップ係数Ck+1
〜Ck+pまでのグループと、タップ係数Ck+Q◆、
〜Ck+z(lまでのグループとに分け、グループ毎に
タップ係数の更新演算を行うようにすると、第7図のデ
ータRAM200で成るような遅延要素の値を積和演算
に従って順次書き換えていくときのアドレスを前記各グ
ループ内で連続させることができ、データRAM200
に対するアドレス制御が容易になる。これに対し、従来
例もそうであるが、第1図のようにタップを一個置きに
別々のグループに振り分けるようなグループ分けをして
同グループのタップ係数をグループ単位で更新する場合
には、グループ単位で遅延要素の記憶領域を分割しない
限りアドレスポイント制御は複雑化するという点に考慮
しなければならない。
(3)伝送路の位相特性が大きく変動する系の場合、タ
ップ係数の大きいタップ、小さいタップを予測すること
は困難であり、その場合には、第3図に示されるように
、各タップ係数の出力にタップ係数値の絶対値の大きさ
を判定する比較回路17−1〜17−kを追加し、これ
ら比較回路によりタップ係数値の絶対値が大きいと判定
されたタップには、毎回タップ係数を更新するための回
路を接続し、タップ係数値の絶対値が小さいと判定され
たタップには、複数回に1回タップ係数を更新する回路
を接続するようにすることによって対処することができ
る。この場合には、前記比較回路17−1〜17−には
、毎回動作する必要はなく、各タップ独立に、又伝送路
の変動特性に応じた周期で動作させればよいので、全タ
ップを毎回更新演算する回路に比較して、サンプル周期
毎の演算量を削減し、同時に同等の上記収束時間並びに
追従特性を得ることができる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明はそれに限定されるもので
はなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可
能であることは言うまでもない。
例えば、第3図の例では、比較回路17−1とスイッチ
回路15−1を全タップに設けた例について示したが、
タップをいくつかの連続したタップで構成される区間に
分割して、その区間毎に比較回路とスイッチ回路を設け
る方法もある。例えば、総タップ数を50として、タッ
プを5つの区間(1〜10.11〜20.21〜30.
31〜40.41〜50)に分割し、その区間の任意の
タップあるいはその区間のタップ係数の絶対値の総和に
比較回路を付加し、上記比較回路の出力により、スイッ
チ回路を動作させて上記区間の更新演算の頻度を一律に
ll!整する回路も有効である。
また、第1図、第2図、第3図の例においては、更新演
算の回路として、サンプル周期毎に更新する回路と2サ
ンプル周期毎に更新する回路の組合せ、そしてサンプル
周期毎に更新する回路とnサンプル周期毎に更新する回
路の組合せについて述べたが、本発明は上記の組合せに
限定されるものではない。総タップ数が大きい場合、ま
たタップによってはタップ係数値に大きな差異がある場
合には、更新頻度の異なる3つ以上の更新演算の回路を
組合せることにより、更に演算数を削減することができ
る。例えば、一のグループは各サンプリング周期毎にタ
ップ係数が更新され、他のグループはm (m≧2)サ
ンプリング周期毎にタップ係数が更新され、その他のグ
ループはn(n>m)サンプリング周期毎にタップ係数
が更新されるようにする。
また、第1図乃至第3図の自動等化量の入力端子1は何
ビットであってもよい。また、ディジタル信号処理プロ
セッサにはA/D変換器やD/A変換器などのアナログ
回路部も含めて1チツプ化することができる。
また、上記実施例では線形フィルタを一例に説明したが
、非線形フィルタであってもよく、さらには毎回更新演
算を行う部分若しくは予めタップ係数値が大きくなると
予想される部分に対して部分的に非線形フィルタを適用
することもできる。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
を主としてその背景となった利用分野であるエコーキャ
ンセラ型伝送装置に適用した場合について説明したが5
本発明はそれに限定されるものではなく、モデム、音声
圧縮、音声合成1画像処理などのためのフィルタリング
処理に広く適用することができる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち、代表的なものによ
って得られるように効果を簡単に説明すれば下記の通り
である。
すなわち、タップ係数値の大きさに応じて、タップ係数
の更新頻度が変えられて成る構成を採用することにより
、若しくは毎サンプリング周期毎にタップ係数が更新さ
れるタップのグループと所定サンプリング周期毎にタッ
プ係数が更新されるタップのグループに分けて成る構成
を採用することにより、タップ係数の更新を毎回行う自
動等化器と実質的に同等の等化特性を得ながら、サンプ
ル時間内の総攬算数を削減できるという効果がある6 そして、定常時に大きく特性が変動する系においても、
タップ係数値をモニタして更新演算の頻度を適応的に変
化させる回路により、自動等化器の等化特性を劣化させ
ることなく、サンプル時間内の総攬算数を削減できる。
さらに、限られたディジタル信号処理演算ステップでも
って、タップ係数の更新を毎回行う自動等化器と実質的
に同等の、タップ係数収束性能とサンプリングデータ伝
送路の特性の変動に対する追従特性とを得ることができ
るディジタル信号処理用の半導体集積回路を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動等化器の一実施例論理回路図
、 第2図は本発明に係る自動等化器の他の実施例論理回路
図。 第3図は本発明に係る自動等化器のさらに別の実施例論
理回路図。 第4図はタップ係数のトレーニング回数と誤差の関係を
示す説明図、 第5図は自動等化量をl5DN用伝送装置におけるエコ
ーキャンセラに適用した場合の一例ブロック図、 第6図(A)は自動等化器の入力信号の一例説明図、 第6図(B)は自動等化器の入力信号の別の一例を示す
説明図、 第6図(C)は第6図(B)の入力信号に対する各タッ
プ係数の値を示す説明図、 第7図は本実施例の自動等化器を実現するためのディジ
タル信号処理プロセッサの一例ブロック図である。 1・・入力端子、2−1 + 20− i・・・遅延素
子、3−i、4−i、5・・・乗算器、6−i、9−i
・・・減算器、7・・・加算器、10,15.18・・
・スイッチ回路、17−1・・・比較回路。Ci・・・
タップ係数。 200・・・データRAM。 ♀ 第 図 )L−=;り・回縦

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、連続する複数個の入力サンプル信号を得る手段と、
    上記複数個のサンプル信号にタップ係数を乗ずる手段と
    、上記タップ係数を乗じられた各サンプル信号を加算す
    る加算回路と、上記加算回路出力から得られた信号によ
    り上記タップ係数を制御する更新手段を有する自動等化
    器において、上記タップ係数の値の大きさに応じて、タ
    ップ係数の更新頻度が変えられて成るものであることを
    特徴とする自動等化器。 2、連続する複数個の入力サンプル信号を得る手段と、
    上記複数個のサンプル信号にタップ係数を乗ずる手段と
    、上記タップ係数を乗じられた各サンプル信号を加算す
    る加算回路と、上記加算回路出力から得られた信号によ
    り上記タップ係数を制御する更新手段を有する自動等化
    器において、毎サンプリング周期毎にタップ係数が更新
    されるタップと、所定サンプリング周期毎にタップ係数
    が更新されるタップとを含んで成るものであることを特
    徴とする自動等化器。 3、連続する複数個の入力サンプル信号を得る手段と、
    上記複数個のサンプル信号にタップ係数を乗ずる手段と
    、上記タップ係数を乗じられた各サンプル信号を加算す
    る加算回路と、上記加算回路出力から得られた信号によ
    り上記タップ係数を制御する更新手段を有する自動等化
    器において、上記タップ係数の値の大きさに応じて、タ
    ップ係数の更新頻度が相対的に高くされるタップのグル
    ープと低くされるタップのグループを含んで成るもので
    あることを特徴とする自動等化器。 4、前記タップのグループは、グループ毎にタップ係数
    の更新頻度が変えられて成るものである請求項3記載の
    自動等化器。 5、一のグループは各サンプリング周期毎にタップ係数
    が更新され、他のグループはm(m≧2)サンプリング
    周期毎にタップ係数が更新され、その他のグループはn
    (n>m)サンプリング周期毎にタップ係数が更新され
    るようにされて成る請求項4記載の自動等化器。 6、タップ係数の更新頻度が相対的に低くされる前記タ
    ップのグループは、サンプリング周期毎に同数のタップ
    を交互に係数更新するようにされて成る請求項3記載の
    自動等化器。 7、連続する複数個の入力サンプル信号を得る手段と、
    上記複数個のサンプル信号にタップ係数を乗する手段と
    、上記タップ係数を乗じられた各サンプル信号を加算す
    る加算回路と、上記加算回路出力から得られた信号によ
    り上記タップ係数を制御する更新手段を有する自動等化
    器において、上記タップ係数の絶対値の大きさを判定す
    る比較手段を有し、その比較結果に基づいて、タップ係
    数の更新頻度が変えられて成るものであることを特徴と
    する自動等化器。 8、請求項1乃至7の何れか1項記載の自動等化器を構
    成するディジタル信号処理部が1個の半導体基板に形成
    されて成るものであることを特徴とする半導体集積回路
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