JPH0418705Y2 - - Google Patents

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JPH0418705Y2
JPH0418705Y2 JP3307686U JP3307686U JPH0418705Y2 JP H0418705 Y2 JPH0418705 Y2 JP H0418705Y2 JP 3307686 U JP3307686 U JP 3307686U JP 3307686 U JP3307686 U JP 3307686U JP H0418705 Y2 JPH0418705 Y2 JP H0418705Y2
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JP
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drying
air
compartment
drying oven
chambers
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JP3307686U
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  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば、塗装後の自動車のボデイ
を乾燥処理するような乾燥炉内温度調整装置に関
する。
(従来技術) 従来、上述例の乾燥炉内温度調整装置として
は、例えば、実開昭59−116795号公報に記載の装
置がある。
すなわち、入口と出口とを備えた乾燥炉を設
け、この乾燥炉の入口部と出口部とにのみエアカ
ーテンを形成すると共に、これら各エアカーテン
で仕切られた乾燥炉の前位および後位にエア加熱
手段としてのバーナを配設した装置である。
そして、上述の乾燥炉内において例えば台車コ
ンベアに搭載した塗装後の自動車のボデイを搬送
し、乾燥時間を略一定に保つて塗料を乾燥処理す
るように構成している。
しかし上述の従来装置においては次の如き問題
点があつた。
つまり、生産台数の低減時およびタクトダウン
時において、乾燥時間を一定に保つ際、台車コン
ベアの搬送速度を低下させると供に、例えば後位
のバーナを停止制御するが、この場合、前位のバ
ーナで加熱された熱が、停止中の後位のバーナに
対応する炉内に逃げるため、熱エネルギの大幅な
損失が生ずる問題点を有していた。
(考案の目的) この考案は、熱エネルギの損失を防止すること
ができる乾燥炉内温度調整装置の提供を目的とす
る。
(考案の構成) この考案は、入口および出口を有する乾燥炉
と、上記乾燥炉内において被乾燥物を搬送する搬
送手段と、上記乾燥炉内を複数の区画乾燥室にエ
アカーテンで区画するエアカーテン形成手段と、
前記区画乾燥室を乾燥処理可能に加熱する加熱手
段と、前記搬送手段の搬送速度の高低に対応して
区画乾燥室の駆動対象を設定し、該設定した区画
乾燥室の前後のエアカーテン形成手段と、該区画
乾燥室の加熱手段とを駆動制御する制御手段とを
備えた乾燥炉内温度調整装置であることを特徴と
する。
(考案の効果) この考案によれば、搬送手段による被乾燥物の
搬送速度に基づいて、上述の制御手段で所定の区
画乾燥室に対応したエア加熱手段のみを駆動制御
すると共に、上述の区画乾燥室の区画部位におけ
るエアカーテンにより、この区画乾燥室を他のエ
ア加熱手段停止中の区画乾燥室に対して良好に仕
切ることができるので、熱エネルギの損失を防止
することができる効果がある。
(実施例) この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は乾燥路内温度調整装置を示し、第1図、
第2図において、入口1と出口2とを備えた角筒
状の乾燥炉3を設け、この乾燥炉3の床面4を走
行する搬送手段としての台車コンベア5上に自動
車のボデイ6(被乾燥物)を搭載し、上述の乾燥
路3内において、塗装後のボデイ6の塗料を乾燥
処理すべく構成している。
上述の乾燥炉3の外部で、この乾燥炉3の長手
方向に沿う主流送風ダクト7を設け、この主流送
風ダクト7の始端部には、低温フイルタ8を介し
て浄化外気を送風する主流フアン9を介設してい
る。
ところで、前述の乾燥炉3内を、後述するエア
カーテン10,11,12,13で例えば3つの
区画乾燥室14,15,16に仕切り、これら各
区画乾燥室14,15,16と上述の主流送風ダ
クト7との間には送風ユニツト17A,17B,
17Cをそれぞれ介設している。
上述の各送風ユニツト17A〜17Cの構成は
それぞれ同一であるから、ここでは、一つの送風
ユニツト17Aについて詳述する。
この送風ユニツト17Aは、主流送風ダクト7
に連通する分岐ダクト18Aに浄化外気を加熱、
送風するバーナブロア19Aを介設する一方、区
画乾燥室14を含むループ状の送風経路20Aを
形成し、この送風経路20Aと分岐ダクト18A
との連通部にバーナ21Aを、また起風側に循環
フアン22Aを、還流側に高温フイルタ23Aを
それぞれ介設している。
また、上述の循環フアン22Aの吹出側と区画
乾燥室14とを結ぶ送風経路20Aの一部から分
流ダクト24Aを分岐形成し、この分流ダクト2
4Aに自動開閉弁25Aを介設すると共に、この
分流ダクト24A先端の区画乾燥室14との対向
部には第2図に示すようなエアカーテン形成用の
多数のノズル26A……を穿設し、これら多数の
ノズル26A……を介して上述の分流ダクト24
A内と、区画乾燥室14とを連通することで、上
方から下方に向けて流下するエアカーテン11を
形成すべく構成している。
なお、前述の他の送風ユニツト17B,17C
は、この送風ユニツト17Aと同一構造であるの
で、同一の部分には同一番号にB,Cを付加した
符号を付して、その詳しい説明を省略する。
第3図は乾燥炉内温度調整装置の制御回路を示
し、CPU30は、台車コンベア5からの搬送速
度入力に基づいて、ROM28に格納されたプロ
グラムに沿つて、主流フアン9および各送風ユニ
ツト17A,17B,17Cを駆動制御し、また
RAM29は各送風ユニツト17A〜17Cのア
ドレスおよび搬送速度に対応するバーナブロア、
バーナの駆動台数などの必要なデータを記憶す
る。
この実施例では、上述の台車コンベア5の搬送
速度に基づいて所定の区画乾燥室14,15,1
6に対応するバーナブロア19A,19B,19
C、バーナ21A,21B,21Cの駆動制御
は、上述のCPU30で行なう。
図示実施例は上記の如く構成するものにして、
以下作用を説明する。
いま、自動車の所定生産台数に対応して全送風
ユニツト17A〜17Cおよび主流フアン9を駆
動する場合の作用について述べると、まず、主流
フアン9の駆動によつて低温フイルタ8を介して
外気が吸入され、この外気は上述の低温フイルタ
8で塵埃その他が除去されて浄化され、浄化され
た吸入外気は主流フアン9を介して、主流送風ダ
クト7および分岐ダクト18A,18B,18C
に送風される。
上述の全送風ユニツト17A〜17Cの駆動に
より、これら各分岐ダクト18A,18B,18
Cを流通する浄化空気は、まずバーナブロア19
A,19B,19Cで加温処理され、次いで、バ
ーナ21A,21B,21Cで所定温度に加熱さ
れた後に、この加熱空気は循環フアン22A,2
2B,22Cの吹出側から各区画乾燥室14,1
5,16内に流入し、台車コンベア5で搬送され
る自動車のボデイ6の塗料を乾燥する。
しかも、上述の各区画乾燥室14,15,16
の前後の区画部位には、自動開閉弁25A,25
B,25Cの開弁制御により、分流ダクト24
A,24B,24Cの先端のノズルからエアカー
テン10〜13が形成される。
上述のボデイ6乾燥後の高温空気は、高温フイ
ルタ23A,23B,23Cによりヤニその他の
不純物が除去された後に、送風経路20A,20
B,20Cの起風側に還流する。
ところで、自動車の生産台数を低減したり或は
タクトダウン時においては、ボデイ6の搬送速度
を低下させる。
この時、前述の台車コンベア5からの搬送速度
入力に基づいてCPU30が次の如き制御を行な
う。
すなわち、上述の3つの区画乾燥室14,1
5,16のうちの例えば1つの区画乾燥室15に
対応したバーナブロア19B、バーナ21Bのみ
を駆動制御し、他のバーナブロア19A,19
C、バーナ21A,21Cを停止制御する。
また、この場合には上述の各エアカーテン10
〜13のうち、区画乾燥室15前後のエアカーテ
ン11,12が必要であるため、これら各エアカ
ーテン11,12の形成に必要な循環フアン22
A,22Bを駆動制御すると共に、対応する自動
開閉弁25A,25Bを開弁制御する。
この結果、前後のエアカーテン11,12で仕
切られた単一の区画乾燥室15に対してのみ、高
温に加熱された空気が吹き込まれ、自動車のボデ
イ6をこの乾燥室15において乾燥処理する。
しかも、この区画乾燥室15を、他のバーナ2
1A,21C停止中の区画乾燥室14,16に対
して、上述のエアカーテン11,12で良好に仕
切ることができるため、区画乾燥室15内の高温
乾燥熱エネルギが他の区画乾燥室14,16に逃
げるのを良好に阻止して、熱エネルギの損失を防
止することができる効果がある。
この考案の構成と、上述の実施例との対応にお
いて、 この考案の被乾燥物は、実施例の自動車のボデ
イ6に対応し、 以下同様に、 搬送手段は、台車コンベア5に対応し、 エアカーテン形成手段はノズル26Aに対応
し、 エア加熱手段はバーナ21A,21B,21C
に対応し、 制御手段はCPU30に対応するも、 この考案は、上述の実施例の構成のみに限定さ
れるものではなく、例えば、台車コンベア5に代
えてオーバヘツド構造の搬送手段を用いてもよ
く、バーナ21A〜21Cに代えてヒータその他
のエア加熱手段を用いてもよい。
さらに区画乾燥室14〜16の室数も上述の実
施例の室数に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は乾
燥炉内温度調整装置の系統図、第2図は区画乾燥
室の正面図、第3図は制御回路ブロツク図であ
る。 1……入口、2……出口、3……乾燥炉、5…
…台車コンベア、6……ボデイ、10,11,1
2,13……エアカーテン、14,15,16…
…区画乾燥室、20A,20B,20C……送風
経路、21A,21B,21C……バーナ、26
A……ノズル、30……CPU。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 入口1および出口2を有する乾燥炉3と、 上記乾燥炉3内において被乾燥物6を搬送する
    搬送手段5と、 上記乾燥炉3内を複数の区画乾燥室14,1
    5,16にエアカーテン11,12,13で区画
    するエアカーテン形成手段22,24,25,2
    6と、前記区画乾燥室14,15,16を乾燥処
    理可能に加熱する加熱手段20,21,22,2
    3と、 前記搬送手段5の搬送速度の高低に対応して区
    画乾燥室14,15,16の駆動対象を設定し、
    該設定した区画乾燥室14,15,16の前後の
    エアカーテン形成手段22,24,25,26
    と、該区画乾燥室14,15,16の加熱手段2
    0,21,22,23とを駆動制御する制御手段
    30とを備えた乾燥炉内温度調整装置。
JP3307686U 1986-03-06 1986-03-06 Expired JPH0418705Y2 (ja)

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JP3307686U JPH0418705Y2 (ja) 1986-03-06 1986-03-06

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JP3307686U JPH0418705Y2 (ja) 1986-03-06 1986-03-06

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JPS62144573U JPS62144573U (ja) 1987-09-11
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JPH0627626B2 (ja) * 1986-04-08 1994-04-13 トリニテイ工業株式会社 乾燥装置

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