JPH04186271A - 電子写真装置の定着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電子写真装置における定着装置のクリーニン
グバット及びクリーニングローラの改良に関するもので
ある。

〔従来の技術〕

従来の定着装置は、オフセットや画像の乱れを防止する
ためにクリーニングパッドやクリーニングローラを加熱
ローラや加圧ローラに圧接しているが、寿命が短く数十
枚印字するとメンテナンスが必要となる。従って特開平
２−１４４５８７号のように長寿命を目的とするクリー
ニングパッドの発明や特開平２−７９０６８号に記載さ
れているウェブ方式のクリーニング手段の発明が出願さ
れている。

またクリーニング装置のサービス性を向上させるべき特
開平２−１４９８７７号に記載の出願もある。

〔発明が解決しようとする課題］ 上記従来技術は、クリーニングパッドやクリーニングロ
ーラの長寿命化が計れず、短周期での交換が必要となる
。またウェブ方式の様に汚れた部分を巻取る方法は、構
成が複雑となり、またランニングコストが高くなる等の
問題がある。

本発明の目的は、クリーニング装置の長寿命化を計り、
しかも簡単な構成で安価である定着装置を提供すること
にある。

〔課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、クリーニングパッドおよび
クリーニングローラを定着ローラの回転が停止、または
、速度が減少した時点で定着ローラから退避する手段を
供えたものである。

〔作用〕

定着装置を運転するとクリーニング装置には、除々にト
ナーが付着堆積する。このトナーの堆積量が多くなると
、ウオーミングアツプ時、加熱ローラと接触しているク
リーニング装置に堆積したトナーは、溶融状態となり加
熱ローラが回転を始める際に溶融状態となったトナーが
加熱ローラに再付着し、さらに圧接ローラに付着する。

従って用紙が定着装置に進入して来ると、加熱ローラが
汚れている場合印字面が汚れ、加圧ローラが汚れている
場合印字の裏面が汚れる。これを防止するには、堆積し
たトナーを溶融状態まで加熱させないため、加熱ローラ
から退避させることである。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面により説明する。

第１図は、本発明となる定着装置の断面図を示す。１は
加熱ローラで表面にテフロンコーティングを施し、中央
には熱源となるランプ２が両端より挾持されている。３
は加圧ローラで中心部の芯金の外周にゴム材でコートさ
れ、別部材（図示していない）で、加熱ローラ１に圧接
されている。

４は、クリーニングローラで耐熱繊維が螺施状に巻いて
あり加熱ローラ１に従動回転する。またクリーニングロ
ーラ４は、シリコンオイルを含浸させ、加熱ローラ１に
塗布し、トナーの離型性向上と、クリーニングを兼てい
る場合も有る。５は、クリーニングローラ４を両側で支
持するアームで、６の引きバネで加熱ローラ１にクリー
ニングローラ４を圧接させている。またアーム５の片端
はピン７で回動自在に支承されており、他端の下部には
、樹脂製のカム８が取付けられ、その他端をソレノイド
９のプランジャー１０と連結され、ソレノイド９に通電
されることにより、アーム８が上昇して加熱ローラ１よ
りクリーニングローラ４が離間する。

以上の構成において、加熱ローラ１が回転している時は
、ソレノイド９はＯＦＦしており、クリーニングローラ
４は、加熱ローラ１に圧接しながら回転しクリーニング
を行ない、加熱ローラｌが停止すると、ソレノイド９が
ＯＮ状態となって、クリーニングローラ４を加熱ローラ
１から離間する。従って、電子写真装置の電源をＯＮす
ると、ソレノイド９がＯＮし、クリーニングローラ４と
加熱ローラ１は、離間するため、ウオーミングアツプを
いている間、クリーニングローラ４に堆積したトナーは
、軟化するだけで溶融状態にはならず、設定した温度に
達した加熱ローラｌが回転するとソレノイド９が０ＦＦ
Ｉ、てクリーニングローラ４が加熱ローラｌに圧接回転
する。また電子写真装置が待機している状態では、加熱
ローラ１の熱源であるランプ２が○Ｎ−０ＦＦを繰返し
ある温度を保ちながら加熱ローラ１は停止しており、ク
リーニングローラ４も離間した状態となっている。

よって、加熱ローラ１にクリーニングローラ４に堆積し
たトナーが再付着することなく高品質の画像が得られ、
クリーニングローラ４の長寿命化が計れる。また簡単な
構成で安価であり、ランニングコストが大幅に改良出来
る。

第２図は、上記応用例でありクリーニングローラ４にＣ
ギヤ１１を固定し、加熱ローラ１の駆動ギヤ１２とＣギ
ヤ１１の間にアイドラギヤ１３を入れて、加熱ローラ１
の回転に対しカウンタ一方向に回転させることにより、
加熱ローラ１に付着した微細で微少なトナーの回収効率
を向上させることが出来る。またクリーニングローラ４
の退避構成は、同じである。

また図示していないが、加熱ローラが回転する前にクリ
ーニングローラが回転をして加熱口−ラに再付着を防止
する手段がある。

［発明の効果］ 本発明によれば、クリーニングローラに付着堆積したト
ナーは、加熱ローラおよび加圧ローラに再付着すること
なく、長期間において高品質の画像を保つと共にクリー
ニングローラの長寿命化が計れ、メンテナンスフリーお
よびランニングコストの大幅な低減が行なえる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す定着装置の断面図、第
２図は応用例の定着装置の断面図である。 １・・・加熱ローラ、２・・・ランプ、３・・・加圧ロ
ーラ、４・・・クリーニングローラ、５・・・アーム、
６・・・引きバネ、７・・・ビン、８・・・カム、９・
・・ソレノイド、１０・・・プランジャー、１１・・・
Ｃギヤ、１２・・・駆動第　１　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、熱源を有する加熱ローラと、その加熱ローラに圧接
   する加圧ローラを供え、さらに上記加熱ローラに圧接し
   てなるクリーニング手段を供えた定着装置において、上
   記加熱ローラが停止した時にクリーニング装置を加熱ロ
   ーラから離間し、また加熱ローラが回転している間は、
   クリーニング装置が、加熱ローラ圧接している手段を供
   えたことを特徴とする電子写真装置の定着装置。 ２、請求項第１項記載の装置であって、前記加熱ローラ
   の回転方向に対し、カウンターとなる様に回転するクリ
   ーニング装置を有することを特徴とする電子写真装置の
   定着装置。３、請求項第１項記載の装置であって前記加
   熱ローラの回転前のクリーニング装置を回転させる手段
   を供えたことを特徴とする電子写真装置の定着装置。