JPH04185640A - 有機硅素重合体と半導体装置の製造方法 - Google Patents

有機硅素重合体と半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JPH04185640A
JPH04185640A JP2314571A JP31457190A JPH04185640A JP H04185640 A JPH04185640 A JP H04185640A JP 2314571 A JP2314571 A JP 2314571A JP 31457190 A JP31457190 A JP 31457190A JP H04185640 A JPH04185640 A JP H04185640A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon polymer
semiconductor device
inorganic phosphorus
polymer
wiring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2314571A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Yamagami
山上 雅昭
Shunichi Fukuyama
俊一 福山
Tomoko Kobayashi
倫子 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2314571A priority Critical patent/JPH04185640A/ja
Publication of JPH04185640A publication Critical patent/JPH04185640A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Silicon Polymers (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 有機硅素重合体とこれを使用する半導体装置に関し、 誘電率か低く、耐クラツク性か優れ、また平坦化性の優
れた絶縁材料を開発すると共に、これを半導体装置装置
の層間絶縁膜として使用することを目的とし、 下記の組成式(1)で表される無機燐硅素重合体の外側
に下記の組成式(2)で示される構造単位か結合した有
機硅素重合体を作り、該有機硅素重合体を層間絶縁膜と
して半導体装置を製造する。
[(Si0472) + (PO5/2) w、 ] 
+   ・・・(1)(R3IOsz□)、     
    ・・・(2)ニーで、 Rは炭素数が1〜6のアルキル基またはフルオロアルキ
ル基を示し、平均分子量は5×103〜5X10’。
1:m=88〜99 : 20〜1 i:j=95〜50:5〜50 〔産業上の利用分野〕 本発明は有機硅素重合体と、これを層間絶縁膜とする半
導体装置の製造方法に関する。
本発明に係る有機硅素重合体は誘電率か少なく、段差の
平坦化性が優れており、また耐酸素プラズマ性に優れて
いる。
そのため、この絶縁膜の使用により信頼性の高い半導体
装置を実現することができる。
〔従来の技術〕
半導体装置は集積度が向上してLSIやVLSIか実用
化されているが、これは単位素子の小形化により実現さ
れており、そのため配線の最小線幅かサブミクロン(S
ub−micron)のパターンか用いられるようにな
った。
一方、配線の微細化による電気容量の減少を防ぐために
配線パターンの厚さは6000人〜1μmと高くする必
要があり、そのため段差は益々大きくなる傾向にある。
このため、多層配線を形成する上で、優れた平坦性か得
られる層間絶縁膜か必要になっている。
また、情報処理の高速化により信号の周波数はGHzに
まで及んでいるか、このように高速な信号を処理する半
導体装置の絶縁膜は、信号の伝播遅延時間(τ)を低減
するため、関係式(3)から明らかなように誘電率の小
さな材料を用いて形成する必要かある。
、=:、I/2/。      ・・(3)こ\て、 εは絶縁膜の誘電率、 Cは光の速度、 である。
従来、層間絶縁膜の材料としては無機絶縁材料や有機高
分子材料か使用されてきた。
すなわち、二酸化硅素(S10□)、窒化硅素(Sis
N4)、燐硅酸ガラス(略称PSG)なとの無機材料は
気相成長法(略称CVD法)なとを用いて形成されてい
るか、CVD法による場合は、下地と相似形に形成され
るために、基板面の凹凸かそのま\再現され、この上に
形成される配線の断線や絶縁不良の原因となる。
また、無機材料は一般に誘電率か高いと云う問題がある
一方、ポリイミド、オルガノシロキサン樹脂などの有機
高分子材料はスピンコード法などにより形成されており
、基板面の平坦化には有効であるが、多層配線工程にお
ける酸素(02)プラズマ処理によって有機基が酸化さ
れ、クラックを生じると云う問題がある。
例えば、ポリイミド系の材料は400 ”C程度の温度
で酸化されたり熱分解されたりして膜に歪みを生じ、こ
れによりクラックか発生する。
また、シリコーン系の材料は硬化後に酸化硅素膜に近い
熱膨張係数の小さな材料となり、硬化反応による膜の内
部歪みと熱衝撃によって5000λ以下の薄膜でもクラ
ックを生ずると云う問題がある。
そこで、有機高分子材料を使用する場合は、この上に0
2ブラスマ処理によって化学変化を生じない無機膜を形
成する必要がある。
然し、でき得れば平坦化性の優れ、耐酸素プラズマ性か
優れ、且つ絶縁抵抗の優れた単一材料を用いて絶縁膜を
形成するのが望ましい。
〔発明か解決しようとする課題〕
以上記したように、半導体集積回路の層間絶縁膜に使用
する材料は誘電率か低く、平坦化能力が優れており、ま
た硬化工程などの熱処理によりクラックの発生すること
かないことが必要である。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題は下記の一般式(])で表される無機燐硅素
重合体の外側に下記の一般式(2ンで示される構造単位
か結合した有機硅素重合体を作り、この有機硅素重合体
を層間絶縁膜として半導体装置を製造することにより解
決することができる。
((Si0472)t (PO5yx)、 ) +  
  ・・・(1)(R5;0s7z) t      
     ・・・(2)こ−で、 Rは炭素数が1〜6のアルキル基またはフルオロアルキ
ル基を示し、平均分子■は5×103〜5X10’。
1:m=88〜99 : 20〜1 i:j=95〜50:5〜50 〔作用〕 本発明は無機燐硅素重合体の外側を有機硅素重合体で覆
うことにより両者の特徴を合わせもつ組成物を実現する
ものである。
すなわち、SiO□やPSGなどの無機絶縁物は、■ 
耐熱性か優れ、 ■ 耐酸素プラズマ性に優れ、 ■ 絶縁抵抗の高い絶縁膜を形成できる、などの特徴を
もつ反面、 ■ 平坦化作用が乏しく、 ■ 誘電率か高く、 ■ 吸湿性か大きい、 なとの問題がある。
一方、シリコーン樹脂のような有機絶縁物は、■ 平坦
化作用に優れ、 ■ 誘電率が低く、 ■ 吸湿性が少ない、 などの反面、 ■ 耐熱性に劣り、 ■ 耐酸素プラズマ性に劣る なとの問題がある。
そこで、本発明は無機燐硅素重合体の表面に有機硅素重
合体を配することにより、スピンコードを可能にし、ま
な、表面に疎水性の育機基を配向させるために吸湿性を
減らし、また誘電率を下げるもので、誘電率を3以下の
値にすることかできる。
また、このように表面コートした樹脂は従来のシリコー
ン樹脂に較べて有機成分や四官能構造単位を減らすこと
かできるために、加熱硬化時の収縮量か少なく、また、
酸素プラズマによる酸化を受けにくい。
そのためクラックを生じることなく3μmの厚さまで使
用可能である。
〔実施例〕
合成例工: 147のフラスコ中で、テトラアセトキシシラン0.5
モルをテトラヒドロフラン(略称THF)500 ml
に溶解し、これにトリエチル燐酸0.5モルを加え、乾
燥塩化水素ガスを導入しなから2時間に亙って加熱還流
して白色の沈澱を得た。
濾別した沈澱を100m1のメタノールに溶してアセト
キシ基をメトキシ基に置換した後、イオン交換水50m
A’を加え、50°Cで1時間攪拌して加水分解−重縮
合を行った。
得られた無機燐硅素重合体溶液にメチルトリメトキシシ
ラン0,5モルを徐々に滴下しながら50°Cで2時間
攪拌し、得られた樹脂溶液にブチルセロソルブ50 m
lを加え、更に減圧してメタノールとTHFを留去し、
平均分子量か2.0X10’の樹脂溶液を得た。
合成例2: 11のフラスコ中で、テトラアセトキシシラン0.5モ
ルをTHF500 m!!に溶解し、これにトリメチル
燐酸0.5モルを加え、乾燥塩化水素ガスを導入しなか
ら2時間に亙って加熱還流して白色の沈澱を得た。
濾別した沈澱を100m1!のメタノールに溶してアセ
トキシ基をメトキシ基に置換した後、イオン交換水50
m!!を加え、50°Cで1時間攪拌して加水分解−重
縮合を行った。
得られた無機燐硅素重合体溶液に3.3.3− トIJ
フルオロプロピルトリメトキシシラン0.5モルを徐々
に滴下しながら50°Cで2時間攪拌し、得られた樹脂
溶液にブチルセロソルブ50mAを加え、更に減圧して
メタノールとTHFを留去し、平均分子量か1.8X1
0”の樹脂溶液を得た。
実施例1: 第−層のAβ配線(配線厚1μm、最小線幅1μm1最
小線間隔1.5μm)を施したSi基板上に合成例1で
調整した樹脂溶液脂を3000rpm、 30秒の条件
でスピンコード法により筒布して厚さが1μmの塗膜を
作り、80℃で20分の溶剤乾燥を行った後、N2気流
中で450℃で30分の熱処理を行った。
熱処理後の基板表面の段差は0.2μm以下であり、第
−層Al配線より生じた段差は平坦化されていた。
続いて、スルーホールを形成し、第二層目のAl配線を
行い、保護層として1.3μmのPSG層を形成した後
、電極取り出し用の窓開けを行って半導体装置を得た。
この装置は大気中500°Cで1時間の加熱試験と一6
5〜150°Cの10回の熱衝撃試験後も全く不良は認
められなかった。
実施例2: 第−層のl配線(配線厚1μm、最小線幅1μm、最小
線間隔1.5μm)を施したSi基板上に合成例2で調
整した樹脂溶液脂を3000rpm、 30秒の条件で
スピンコード法により塗布して厚さが1μmの紛膜を作
り、80℃で20分の溶剤乾燥を行った後、N2気流中
で450℃で30分の熱処理を行った。
熱処理後の基板表面の段差は0.2μm以下であり、第
−層Aj’配線より生じた段差は平坦化されていた。
以下、実施例1と同様にスルーホールを形成し、第二層
目のAI!配線を行い、保護層として1.3μmのPS
G層を形成した後、電極取り出し用の窓開けを行って半
導体装置を得た。
この装置は大気中500°Cて1時間の加熱試験と=6
5〜150℃の10回の熱衝撃試験後も全く不良は認め
られなかった。
〔発明の効果〕 このように、無機燐硅素重合体の外側に有機硅素重合体
を配した組成物を眉間絶縁膜として使用することにより
、低誘電率で、耐クラツク性をもち、また高い平坦性を
得ることができ、これにより信頼性の高い半導体集積回
路を製造することかできる。
代1)′ 弁1′″1″ 井桁 貞°示。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記の組成式(1)で表される無機燐硅素重合体
    の外側に下記の組成式(2)で示される構造単位が結合
    してなることを特徴とする有機硅素重合体。[(SiO
    _4_/_2)_l(PO_5_/_2)_m]__i
    …(1)(RSiO_3_/_2)j…(2) こゝで、 Rは炭素数が1〜6のアルキル基またはフルオロアルキ
    ル基を示し、平均分子量は5× 10^3〜5×10^4、 l:m=88〜99:20〜1 i:j=95〜50:5〜50
  2. (2)請求項1記載の有機硅素重合体を層間絶縁膜とし
    て使用することを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP2314571A 1990-11-20 1990-11-20 有機硅素重合体と半導体装置の製造方法 Pending JPH04185640A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2314571A JPH04185640A (ja) 1990-11-20 1990-11-20 有機硅素重合体と半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2314571A JPH04185640A (ja) 1990-11-20 1990-11-20 有機硅素重合体と半導体装置の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04185640A true JPH04185640A (ja) 1992-07-02

Family

ID=18054886

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2314571A Pending JPH04185640A (ja) 1990-11-20 1990-11-20 有機硅素重合体と半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04185640A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3418458B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US6395649B1 (en) Low dielectric constant polyorganosilicon coatings generated from polycarbosilanes
KR900005894B1 (ko) 표면이 평평한 절연층의 형성방법
EP1149412B9 (en) Dielectric films from organohydridosiloxane resins
JP3465411B2 (ja) 半導体装置の層間絶縁膜
JP2002201415A (ja) シリカ系被膜形成用塗布液、シリカ系被膜の製造方法及び半導体装置
JP3485425B2 (ja) 低誘電率絶縁膜の形成方法及びこの膜を用いた半導体装置
JPH04185640A (ja) 有機硅素重合体と半導体装置の製造方法
JPH04125929A (ja) 半導体装置の絶縁膜形成方法および半導体装置
JPH07242747A (ja) 有機珪素重合体及び半導体装置
JPH0439371A (ja) 絶縁膜形成方法および絶縁膜を有する半導体装置
JPH04359056A (ja) 樹脂組成物と層間絶縁膜の形成方法
JP2705078B2 (ja) 半導体素子表面の平坦化方法
JPH01313942A (ja) 半導体装置
JPH04185639A (ja) 絶縁膜の形成方法および半導体装置
JPH04185641A (ja) 耐熱性樹脂組成物と絶縁膜の製造方法
JPH10144672A (ja) 半導体装置の絶縁膜形成方法及び絶縁膜形成材料
JPH0120531B2 (ja)
JPH02192729A (ja) 絶縁層の製造方法
JP2671902B2 (ja) 半導体集積回路の多層配線形成方法
KR100553203B1 (ko) 유기실록산 수지 및 이를 함유한 막
JPS62290139A (ja) 耐熱樹脂組成物
JPH04252230A (ja) 有機燐珪素重合体およびそれを用いた半導体装置
JPH05267479A (ja) 半導体装置の製造方法
JPH0551457A (ja) シリカゾル改質有機りんけい素樹脂およびこれを層間絶縁膜とする半導体装置