JPH04185610A - エポキシ基含有重合体 - Google Patents

エポキシ基含有重合体

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JPH04185610A
JPH04185610A JP31463090A JP31463090A JPH04185610A JP H04185610 A JPH04185610 A JP H04185610A JP 31463090 A JP31463090 A JP 31463090A JP 31463090 A JP31463090 A JP 31463090A JP H04185610 A JPH04185610 A JP H04185610A
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JP
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polymer
zirconium dichloride
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cyclopentagenyl
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JP31463090A
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English (en)
Inventor
Masayuki Tomita
雅之 冨田
Hiroshi Nakano
博 中野
Hidefumi Uchino
英史 内野
Toshihiko Sugano
利彦 菅野
Mitsutoshi Aritomi
有富 充利
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Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Petrochemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の背景〕 〈産業上の利用分野〉 本発明は、末端にオレフィン性不飽和結合を有するシン
ジオタクチックα−オレフィン重合体にエポキシ基を導
入することにより得られる、接着性、印刷性、ポリマー
ブレンドでの相溶性等に優れたエポキシ基含有重合体に
関する。
〈従来の技術〉 α−オレフィンの単独重合体やその共重合体は、廉価で
あることに加えて、優れた機械的強度、光沢、透明性、
成形性、耐湿性、耐薬品性等を有している。しかしなが
ら、α−オレフィン重合体は、分子構造が非極性である
ために他物質との親和性に乏しく、接遇性、印刷性、ポ
リマーブレンドでの相溶性等の諸性質が劣っている。
そこで、従来からα−オレフィン重合体に各種の官能基
を導入することが試みられている。官能基の中でもエポ
キシ基は、水酸基、カルボン酸基、酸無水物基、酸ハロ
ゲン基、エステル基、ハロゲン化炭化水素基、メルカプ
ト基、イソシアナト基等の種々の官能基と速やかに反応
して対応する化学結合を生じるので、非常に有用である
と考えられる。
これまでエポキシ基をα−オレフィン重合体に導入する
方法としては、プロピレンと鎖状非共役ジエンとの不飽
和共重合体樹脂を変性し、不飽和共重合体樹脂中のオレ
フィン性不飽和結合にエポキシ基を導入する方法が提案
されている(特開昭61−85405号公報)。しかし
ながら、この方法では実質的に全ての不飽和結合をエポ
キシ化するのは難しいため、成形時にゲル化をおこす場
合があって、使用上の制約を受けがちであった。
また、この方法は、共重合させるべき鎖状非共役ジエン
が共重合性が低いところより、この高価なジエンを大量
に使用する必要があり、また触媒使用量に対する共重合
体生産量(すなわち触媒活性)も低いようである。
一方、特開平1−132605号公報では、液状のα−
オレフィン重合体のエポキシ化変性物の提案がなされて
いる。しかし、この提案によるものは、成形品としての
実用的な機械的強度を有しないばかりか、ポリマーブレ
ンドでの相溶性が満足できるレベルになく、よって、な
お−層の改良か望まれている。
〔発明の概要〕
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明は、これらの問題点に解決を与えることを目的と
するものであって、末端オレフィン性不飽和結合を有す
る特定のα−オレフィン重合体にエポキシ基を導入して
、この目的を達成しようとするものである。
く課題を解決するための手段〉 すなわち、本発明によるエボキン基含有α−オレフィン
重合体は、炭素数3〜20のα−オレフィンの少なくと
も一種よりなり、その末端にオレフィン性不飽和結合を
有し、かつ13C−NMRの測定によるトリアンドの[
rr)分率が0. 7以上である不飽和t6体を変性し
、この重合体の末端オレフィン性不飽和結合にエポキシ
基を導入したこと、を特徴するものである。
く効 果〉 本発明によるエポキシ基含有重合体は、分子中に反応性
の高いエポキシ基を含むために種々の特徴ある性質、例
えば、各種のインク、塗料あるいはアルミニウムその他
の金属との接着性、が優れたものである。また、本発明
による重合体は、他樹脂とのポリマーブレンドにおいて
も優れた相溶化効果を発揮し、後記の応用例−1に示さ
れる様に、例えばポリフェニレンエーテルとポリプロピ
レンとのポリマーブレンドにおいて耐衝撃性を改良する
ことができる。
そして、本発明によるエポキシ基含有重合体は、成形時
のゲル化の問題が解決されたものである。
また、鎖状非共役ジエンのような高価な特殊モノマーを
使用しないことに加えて触媒あたりの生産性も高いもの
なので、経済性の点においても優れたものである。
〔発明の詳細な説明〕
く変性すべき不飽和重合体〉 く−船釣説明〉 本発明で使用される不飽和重合体は、炭素数3〜20、
好ましくは3〜12、のα−オレフィンの少なくとも一
種よりなり、その末端にオレフィン性不飽和結合を有し
、かつ13C−NMRの測定によるトリアッドのCrt
)分率が017以上、好ましくは0.75以上、さらに
好ましくは0.8以上、のちのが用いられる。これらの
ポリマーの片側の末端は、実質的に全てがビニリデン結
合になっている。
ここで、トリアッドの〔「r〕分率とは、α−オレフィ
ン重合体における単量体単位で立体構造の最小単位であ
る「トリアッド」、すなわち[三量体単位」、がとり得
る三つの立体異性構造体、すなわち〔l曹〕 (アイソ
タクチック)、(sr)  (ヘテロタクチック)及び
CrrE  (シンジオタクチック)の総数X中で、C
rt〕構造をとっているトリアッドの数yの割A(y/
x)をいうものである。
この不飽和重合体の分子量は任意であるが、−般にはゲ
ルバーミエーンヨンクロマトグラフィー〇mj定ニヨル
数平均分子tt−1000〜1000000゜好ましく
は2000〜500000、さらに好ましくは5000
〜200000、である。
なお、13C−NMRの測定は、日本電子製JEOL、
FX−200を用い、測定温度130℃、測定周波数5
0.1MHz、スペクトル幅8000)!z、パルス繰
り返し時間2,0秒、パルス幅7μ秒、積算回数100
00〜50000回の条件で行なったものである。また
、スペクトルの解析は、^、Zasbel I iのM
acromolecules  21 B+7(191
1B)及び朝倉哲部の高分子学会予稿集3B (8)2
40B<1987)に基づいておこなった。  ・この
ような不飽和重合体は、後述するように特定の成分(A
)および成分(B)からなる触媒とα−オレフィンとを
接触させて重合させることにより製造することができる
〈α−オレフィン〉 本発明で使用するa−オレフィンの例としては、プロピ
レン、1−ブテン、1−ヘキセン、3−メチル−1−ブ
テン、3−メチル−1−ペンテン、4−メチル−]−ペ
ンテン、3,3−ジメチル−1−ブテン、4,4−ジメ
チル−1−ペンテン、3−メチル−1−ヘキセン、4−
メチル−1−ヘキセン、4.4−ジメチル−1−ヘキセ
ン、5−メチル−1−ヘキセン、アリルシクロヘキサン
、アリルシクロヘキサン、アリルベンゼン、3−シクロ
へキシル−1−ブテン、ビニルシクロプロパン、ビニル
シクロヘキサン、2−ビニルビシクロ(2,2,1) 
 −へブタンなどを挙げることができる。これらのうち
好ましい例としては、プロピレン、1−ブテン、1−ヘ
キセン、3−メチル−1−ブテン、3−メチル−1−ペ
ンテン、4−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−
ヘキセン、などを挙げることができ、特にプロピレン、
1〜ブテン、3−メチル−1−ブテン、および4−メチ
ル−1−ペンテンが好ましい。これらのα−オレフィン
は一種でもよく、二種類以上用いてもさしつかえない。
また、共重合体の場合にはコモ、ツマ−とじてエチレン
を使用することもできる。二種以上のα−オレフィンを
用いる場合は、該a−オレフィンが不飽和重合体中にラ
ンダムに分布していてもよく、あるいはブロック的に分
布していてもよい。
〈触 媒〉 本発明で使用される不飽和重合体は、成分(A)および
成分(B)からなる触媒と前記のa−オレフィンとを接
触させて重合させることにより製造することができる。
ここで、「からなる」ということは、成分が挙示のもの
(すなわち、(A)および(B))のみであるというこ
とを念味するのではなく、合目的的な他成分の共存を排
除しない。
成分(A) 成分(A)は、下記の一般式[1)であられされる遷移
金属化合物である。
Q (CpR)(CpR2)MeXY−・−(1)一 
              〇 〔ここで、Qはシクロペンタジェニル基を架橋する結合
性基を、Cpはシクロペンタジェニル基又はill換さ
れたシクロベンタージェニル環を、R1及びR2はそれ
ぞれ独立して炭化水素基あるいはケイ素含有炭化水素基
(R1またはR2はシクロペンタジェニル基に複数箇所
で結合していてもよく、また、複数個のR1またはR2
は同一でも異なりでもよい)を、Meは周期律表IVB
〜VIB族遷移金属を、X及びYはそれぞれ独立して水
素、ハロゲン基、炭化水素基、アルコキシ基、アミノ基
あるいはケイ素含有炭化水素基(XとYは同一でも異な
ってもよい)を示す。mは0≦m≦2の整数であり、n
は2≦n≦4の整数であり、有する〕 一般式〔1〕のQ、R1、R2、Cp、Me、Xおよび
Yの詳細は、下記の通りである。
Qはシクロペンタジェニル基を架橋する結合性基である
が、これは具体的には(イ)メチレン基、エチレン基、
イソプロピレン基、ジフェニルメチレン基等のアルキレ
ン基、(ロ)シリレン基、ジメチルシリレン基、ジンリ
レン基、テトラメチルジシリレン等のシリレン基、(ハ
)ゲルマン、リン、窒素、ホウ素またはアルミニウムを
含む炭素数1〜30、好ましくは1〜2o、の炭化水素
基、である。好ましくはアルキレン基、シリレン基、さ
らに好ましくはアルキレン基、である。
R及びR2は、それぞれ独立して炭素数1〜20、好ま
しくは、1〜10、の炭化水素基あるいはケイ素含有炭
化水素基(炭素数1〜20、好ましくは1〜10)であ
る。RまたはR2は、シクロペンタジェニル基に複数箇
所で結合していても良い。また、RまたはR2のいずれ
かを複数個有する場合、それらはそれぞれ同一でも異な
っていてもよい。
Cpは、シクロペンタジェニル基または、炭素数1〜2
0、特に1〜12、のアルキル基に置換されたシクロペ
ンタジェニル環である。
Meは、周期律表IVB〜VrB族遷移金属、好ましく
はTVB族遷移金属、である。
X及びYは、それぞれ独立して、(イ)水素、(ロ)ハ
ロゲン基、(ハ)炭素数1〜20、好ましくは1〜10
、の炭化水素基、あるいは(ニ)ケイ素含有炭化水素基
(炭素数1〜40、好ましくは1〜20)、(ホ)炭素
数1〜20、好ましくは1〜10、のアルコキシ基、あ
るいは(へ)アミノ基、(ト)炭素数1〜10の炭素含
有アミノ基(XとYは同一でも異なってもよい)を示す
mは、0≦m≦2の整数であり、nは2≦n≦4の整数
であり、そして(CpR’)と■ (CpR2)は異なった構造をHする。
口 好ましい成分(A)は、R1の置換基が、Cpの2位及
び5位に結合しているものであり、R−″の置換基がC
pの3位及び4位に結合しているものである。
Meがジルコニウムである場合の成分(A)の具体例は
下記の通りである。
(])メチレン(シクロペンタジェニル)(3゜4−ジ
メチルシクロペンタジェニル)ジルコニウムジクロリド
、 (2)メチレン(シクロペンタジェニル)(3゜4−ジ
メチルシクロペンタジェニル)ジルコニウムクロリドヒ
ドリド、 (3)メチレン(シクロペンタジェニル)(3゜4−ジ
メチルシクロペンタジェニル)ジルコニウムジメチル、 (4)メチレン(シクロペンタジェニル)(3゜4−ジ
メチルシクロペンタジェニル)ジルコニウムジフェニル
、 (5)メチレン(シクロペンタジェニル)(トリメチル
シクロペンタジェニル)′;ルコニウムジクロリド、 (6)メチレン(シクロペンタジェニル)(テトラメチ
ルシクロペンタジェニル)ジルコニウムジクロリド、 (7)イソプロピリデン(シクロペンタジェニル>  
(3,4〜ジメチルシクロペンタジエニル)ジルコニウ
ムジクロリド、 (8)イソプロピリデン(シクロペンタジェニル)(3
−メチルインデニル)ジルコニウムジクロリド、 (9)イソプロピリデン(シクロペンタジェニル)(フ
ルオレニル)ジルコニウムジクロリド、(10)イソプ
ロピリデン(2−メチルシクロペンタジェニル)(フル
オレニル)ジルコニウムジクロリド、 (11)イソプロピリデン(2,5−ジメチルシクロペ
ンタジェニル)(3,4−ジメチルシクロペンタジェニ
ル)ジルコニウムジクロリド、(12)イソプロピリデ
ン(2,5−ジメチルシクロペンタジェニル)(フルオ
レニル)ジルコニウムジクロリド、 (13)エチレン(シクロペンタジェニル)(3゜5−
ジメチルシクロペンタジェニル)ジルコニウムジクロリ
ド、 (14)エチレン(シクロペンタジェニル)(フルオレ
ニル)ジルコニウムジクロリド、(15)エチレン(2
,5−ジメチルシクロペンタジェニル)(フルオレニル
)ジルコニウムジクロリド、 (16)エチレン(2,5−ジエチルシクロペンタジェ
ニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、 (17)ジフェニルメチレン(シクロペンタジェニル)
(3,4−ジメチルシクロペンタジェニル)ジルコニウ
ムジクロリド、 (18)ジフェニルメチレン(シクロペンタジェニル)
(3,4−ジエチルシクロペンタジェニル)ジルコニウ
ムジクロリド、 (19)シクロへキシリデン(シクロペンタジェニル)
(フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、(20)シ
クロへキシリデン(2,5−ジメチルシクロペンタジェ
ニル)  (3,4−メチルシクロペンタジェニル)ジ
ルコニウムジクロリド、(21)ジメチルシリレン(シ
クロペンタジェニル)(3,4−ジメチルシクロペンタ
ジェニル)ジルコニウムジクロリド (22)ジンチルシリレン(シクロペンタジェニル)(
トリメチルシクロペンタジェニル)ジルコニウムジクロ
リド、 (23)ジメチルシリレン(シクロペンタジェニル)(
テトラメチルシクロペンタジェニル)ジルコニウムジク
ロリド、 (24)ジメチルシリレン(シクロペンタジェニル)(
3,4−ジエチルシクロペンタジェニル)ジルコニウム
ジクロリド、 (25)ジメチルシリレン(シクロペンタジェニル)(
トリエチルシクロペンタジェニル)ジルコニウムジクロ
リド、 (26)ジメチルシリレン(シクロペンタジェニル)(
テトラエチルシクロペンタジェニル)ジルコニウムジク
ロリド、 (27)ジメチルシリレン(シクロペンタジェニル)(
フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、(28)ジメ
チルシリレン(シクロペンタジェニル>  (2,7−
ジーt−ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロリド
、 (29)ジメチルシリレン(シクロペンタジェニル)(
オクタヒドロフルオレニル)ジルコニウムジクロリド、 (30)ジメチルシリレン(2−メチルシクロペンタジ
ェニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、 (31)ジメチルシリレン(2,5−ジメチルシクロペ
ンタジェニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロリ
ド、 (32)ジメチルシリレン(2−エチルトンクロペンタ
ジェニル)(フルオレニル)ジルコニウムツクロリド、 (33)ジメチルシリレン(2,5−ジエチルシクロペ
ンタジェニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロリ
ド、 (34)ジメチルシリレン(2−メチルシクロペンタジ
ェニル)(2,7−ジーt−ブチルフルオレニル)ジル
コニウムジクロリド、 (35)ジメチルシリレン(2,5−ジメチルシクロペ
ンタジェニル)  (2,7−ジーt−ブチルフルオレ
ニル)ジルコニウムジクロリド、(36)ジメチルシリ
レン(2−エチルシクロペンタジェニル)(2,7−ジ
ーt−ブチルフルオレニル)ジルコニウムジクロリド、 (37)ジメチルシリレン(ジエチルシクロペンタジェ
ニル)  (2,7−ジーt−ブチルフルオレニル)ジ
ルコニウムジクロリド、 (38)ジメチルシリレン(メチルシクロペンタジェニ
ル)(オクタヒドロフルオレニル)ジルコニウムジクロ
リド、 (39)ジメチルシリレン(ジメチルシクロペンタジェ
ニル)(オクタヒドロフルオレニル)ジルコニウムジク
ロリド、 (40)ジメチルシリレン(エチルシクロペンタジェニ
ル)(オクタヒドロフルオレニル)ジルコニウムジクロ
リド、 (41)ジメチルシリレン(ジエチルシクロペンタジェ
ニル)(オクタヒドロフルオレニル)ジルコニウムジク
ロリド、 (42)ジメチルゲルマン(シクロペンタジェニル)(
フルオレニル)ジルコニウムジクロリド、(43)フェ
ニルアミノ(シクロペンタジェニル)(フルオレニル)
ジルコニウムジクロリド、(44)フェニルアルミノ(
シクロペンタジェニル)(フルオレニル)ジルコニウム
ジクロリド、等が例示される。
また、Meかチタン、ハフニウム、ニオブ、モリブデン
またはタングステンである場合は、上記のようなジルコ
ニウム化合物の中心金属を対応する金属に書き換えた化
合物を例示することが出来る。
これらの化合物のうちで、成分(A)として好ましいも
のは、ジルコニウム化合物及びハフニウム化合物である
。さらに好ましいものはアルキレン基で架橋された構造
を有するジルコニウム化合物及びハフニウム化合物であ
る。
成分(B) 成分(B)はアルモキサンである。アルモキサンは一種
類又は二種類以上のトリアルキルアルミニウムと水との
反応により得られる生成物である。
トリアルキルアルミニウムは、炭素数1〜12、特に炭
素数1〜6、のアルキルを有するものが好ましい。
したがって、成分(B)の具体例としては、(イ)一種
類のトリアルキルアルミニウムと水とから得られるもの
、例えばメチルアルモキサン、エチルアルモキサン、ブ
チルアルモキサン、イソブチルアルモキサン等、(ロ)
二種類のトリアルキルアルミニウムと水とから得られる
もの、例えばメチルエチルアルモキサン、メチルブチル
アルモキサン、メチルイソブチルアルモキサン等がある
。これらの中で、特に好ましいのはメチルアルモキサン
である。これらのアルモキサンは、複数種併用すること
も可能である。
また、本発明では、アルモキサンとアルキルアルミニウ
ム、例えばトリメチルアルミニウム、トリエチルアルミ
ニウム、トリイソブチルアルミニウム、ジメチルアルミ
ニウムクロリド等とを併用することも可能である。
上記のアルモキサンは、公知の様々な条件下に調製する
ことかできる。
具体的には以下の様な方法か例示できる。
(イ)  トリアルキルアルミニウムをトルエン、ベン
ゼン、エーテル等の適当な有機溶剤を用いて直接水と反
応させる方法。
(ロ)  トリアルキルアルミニウムと結晶水を有する
塩水和物、例えば硫酸銅、硫酸アルミニウムの水和物と
を反応させる方法。
(ハ))!Jアルキルアルミニウムとシリカゲル等に含
浸させた水分とを反応させる方法。
く不飽和重合体の製造〉 触媒成分(A)および成分(B)からなる触媒を用いて
α−オレフィンを重合させる方法は、通常のスラリー重
合が採用できるのはもちろんであるが、実質的に溶媒を
用いない液相無溶媒重合法、溶液重合法、または気相重
合法を採用することができる。また、連続重合、回分式
重合または予備重合を行なう方式により行うこともでき
る。スラリー重合の場凸の重合溶媒としては、ヘキサン
、ヘプタン、ペンタン、シクロヘキサン、ベンゼン、ト
ルエン等の飽和脂肪族または芳香族炭化水素の単独ある
いは混合物が用いられる。重合温度は室温から200℃
程度、好ましくは50〜150℃、であり、そのときの
分子量調節剤として補助的に水素を用いることができる
成分(A)および成分(B)の使用量は、成分(B)中
のアルミ原子/成分(A)の遷移金属の原子比で0,0
〕〜100000、好ましくは0.1〜30000、で
ある。成分(A)と成分(B)との接触は、重合時に別
々に接触させることもできるし、重合槽外て予め接触さ
せることもてきる。
く不飽和重合体の変性〉 本発明では、上記の不飽和重合体を変性して、末端のオ
レフィン性不飽和結合にエポキシ基を導入する。
本発明において、オレフィン性不飽和結合にエポキシ基
を導入するということは、オレフィン性不飽和結合を利
用してエポキシ基を誘導することを意味し、オレフィン
性不飽和結合に酸素を結合させてエポキシ基に転化させ
たり、オレフィン性不飽和結合にエポキシ基含有化合物
を結合させる等の方法によってエポキシ基を導入するこ
とができる。
エポキシ基の導入量は、不飽和重合体中のオレフィン性
不飽和結合の1%以上、好ましくは3%以上、さらに好
ましくは5%以上、最も好ましくは1096以上、であ
る。導入量が1%未満では、結果的にエポキシ基の含有
量が低くて変性効果が乏しい。
不飽和重合体末端のオレフィン性不飽和結合にエポキシ
基を導入する方法は特に限定されないが、オレフィン性
不飽和結合の酸化による方法、分子内に1つ以上のエポ
キシ基を含有する化合物のオレフィン性不飽和結合への
付加反応による方法、およびその他、に大別される。
オレフィン性不飽和結合の酸化による方法の例としては
、(イ)過ギ酸、過酢酸、過安息香酸などの過酸による
酸化、(ロ)マンガンポルフィリン錯体などの金属ポル
フィリン錯体の存在下または非存在下での次亜塩素ナト
リウムなどによる酸化、(ハ)バナジウム、タングステ
ン、モリブデン化合物などの触媒の存在下または不存在
下での過酸化水素、ヒドロ過酸化物などによる酸化、(
ニ)アルカリ性過酸化水素による酸化、(ホ)酢酸/次
亜塩素酸t−ブチル系での付加物のアルカリによる中和
、などの方法がある。
一方、分子内に1つ以上のエポキシ基を含有する化合物
の一群はオレフィン性不飽和結合に対する付加反応、特
にマイケル型付加反応、を行うべき活性水素を有するも
のであって、具体例としては、チオグリシドール、チオ
グリコール酸グリシジルなどのチオール化合物などが挙
げられる。
反応は、重合体が溶媒による膨潤状態または溶解状態で
、あるいは融解状態で、実施される。溶解または融解状
態での反応が好ましい。使用される溶媒は反応の種類に
よって適宜選択されるべきであるが、脂肪族、脂環族、
芳呑族の炭化水素およびそのハロゲン化物、炭素数6以
上のエステル、ケトン、エーテル、および二硫化炭素の
中から選ばれることが多く、当然二種以上の混合溶媒と
して使うこともできる。反応の選択率は必ずしも100
%である必要はなく、実質的にエポキシ基が導入されて
いれば副反応による生成物が混入してもかまわない。
く変性重合体〉 本発明による変性重合体は、末端にエポキシ基をもつた
めに特徴ある性質を示す。たとえば、各種印刷インク、
塗料の接着性か優れ、染色性か付与される。銅その地合
金属との接着力か優れ、他樹脂との接着性も優れる。他
樹脂との接着性がすぐれていることから、これを非相溶
性樹脂間のバインダーとして使用すると有利であり、特
にポリオレフィン系の樹脂とエポキシ基と反応性のある
官能基を持つ樹脂との界面強度の向上に寄与する。
また、エポキシ基の反応性を利用して、たとえば酸化防
止性、紫外線吸収性、防曇性、感光性、蛍光性、発色性
、キレート性などの官能基をもつ化合物を導入すること
によって上述の性質を付与することも可能である。
上記に加えて本発明による変性重合体は、機械的強度も
優れたものである。
〔実 験 例〕
く不飽和重合体製造例−1〉 触媒成分(A)の製造 イソプロピリデン(シクロペンタジェニル)(フルオレ
ニル)ジルコニウムジクロリドの合成。
充分に窒素置換した500m1フラスコに、THF  
200m1およびフルオレン16.5gを導入し、−5
0℃以下に冷却した後、メチルリチウムジエチルエーテ
ル希釈溶液(1,4M)67mlを30分かけて滴下し
た後、徐々に室温まで昇温し3時間反応させた。次いで
、再度−50℃以下に冷却した後、6.6−ジメチルフ
ルベン10グラムを30分かけて滴下した。滴下終了後
、ゆっくり室温迄昇温し、二昼夜反応させた。反応終了
後、H20を60m1加えて反応を停止し、エーテル層
を分離し、無水MgSO4を用いて脱水した後、エーテ
ルをエバポレーション乾燥することにより2−シクロペ
ンタジェニル2−フルオレニルプロパン粗結晶17,6
グラムを得た。
次いで、上記粗結晶10グラムをTHF100ミリリッ
トルに希釈し、−50℃以下に冷却し、nブチルリチウ
ム46.0m1(0,0736モル)を10分間で滴下
した。1時間かけて室温に戻し、室温下で2時間反応さ
せた。次に、窒素気流下で、溶媒を蒸発させて乾燥した
後、ジクロロメタン100ミリリツトルを加え、−50
℃以下に冷却した。次に、予め、低温下、50ミリリツ
トルのジクロロメタンに四塩化ジルコニウム8.16グ
ラム混合した溶液を、−気にフィードした。混合後、3
時間かけてゆっくり昇温し、室温下で一昼夜反応させた
。反応終了後、固形物を清適して取り除く。炉液を濃縮
して再結晶することにより、4.68グラムの赤色のイ
ソプロピリデン(シクロペンタジェニル)(フルオレニ
ル)ジルコニウムジクロリドを得た。
触媒成分(B)の製造 トリメチルアルミニウム48.2.を含むトルエン溶液
565m1に、攪拌下、硫酸銅5水塩50gを0℃で、
5gづつ5分間隔で投入する。終了後、溶液をゆっくり
と25℃に昇温し、25℃で2時間反応させ、さらに3
5℃に昇温して2日間反応させる。残存する硫酸銅の固
体を分離し、アルモキサンのトルエン溶液を得る。メチ
ルアルモキサンの濃度は27.3g/ml (2,7w
/v%)であった。
樹脂−Aの製造 攪拌及び温度制御装置のついた内容積1.0IJツトル
のステンレス鋼製オートクレーブに、充分に脱水及び脱
酸素したベグタン500ミリリツトル、メチルアルモキ
サン580ミリグラムおよびイソプロピリデン(シクロ
ペンタジェニル)(フルオレニル)ジルコニウムジクロ
リドを0.432ミリグラム(0,001ミルモル)導
入し、プロピレン圧カフ kg / cシG150℃で
4時間重合を行なった。重合終了後、重合溶液を3リツ
トルのメタノール中に抜き出し、重合体を濾別し乾燥さ
せたところ、133グラムの樹脂(樹脂−A)が回収さ
れた。ゲルパーミェーションクロマトグラフィーの測定
の結果、このものは数平均分子量(Mn)26.9x1
03、分子量分布(MV/Mn=Q)は2.21であっ
た。JEOL、FX−200により13C−NMRを測
定した結果、[rr]  ()リアラド)は0.86で
あり、片側末端は全てビニリデン結合であった。
樹脂−Bの製造 攪拌及び温度制御装置のついた内容積1.0リツトルス
テンレス鋼製オートクレーブに充分に脱水及び脱酸素し
たトルエン400ミリリツトル、1−ヘキセン20ミリ
リツトル、メチルアルモキサン239ミリグラムおよび
イソプロピリデン(シクロペンタジェニル)(フルオレ
ニル)ジルコニウムジクロリドを0,86ミリグラム(
2,0XIO’モル)導入し、プロピレン圧力3 kg
 / cシロ115℃で4時間重合した。重合終了後、
二′タノール3リットル中に重合反応液を抜き出し、濾
過したのち乾燥して、58.7グラムの樹脂(樹脂−卸
を得た。”C−NMRの測定の結果、1−ヘキセンの含
有量は1.75モルパーセント、末端の一方は全てビニ
リデン結合になっており、 〔rr〕  )リアラドは
0.91の値を示した。数平均分子量(Mn)は37.
8X10”、分子量分布(MW/Mn)は1.96であ
った。
(実施例−1〉 乾燥した300m1フラスコにおいて、不飽和重合体製
造例−1で得た樹脂A5gを100℃でキシレン100
m1中に溶解させた。この溶液に、メタクロロ過安息香
酸0,8gをキシレン40 ml E溶解させた溶液を
1時間かけて滴下し、100”Cて3時間反応を行った
。その後、このポリマー溶液を多量の冷メタノール中に
注いでポリマーを析出させ、濾別洗浄したのち、次いで
減圧乾燥することにより変性重合体を得た。
NMR分光法により重合体中にエポキシ基が導入された
ことが確認され、末端オレフィン性不飽和結合のエポキ
シ基への転化率は81%であることが判った。
〈実施例−2〉 乾燥した300m1フラスコに不飽和重合体製造例−1
で得た樹脂A5gを110℃でキシレン100m1中に
溶解させた。この溶液に、キュメンハイドロパーオキサ
イド0.4g、オクチル酸モリブデン0.01gおよび
ホウ酸トリイソプロピル0.05gを加え、110℃で
3時間反応を行った。その後、このポリマー溶液を多量
の冷アセトン中に注いでポリマーを析出させ、濾別した
後、2N−NaOH水溶液で洗浄し、さらに水で洗浄し
たのち、減圧乾燥することにより変性重合体を得た。
NMR分光法により重合体中にエポキシ基が導入された
ことが確認され、末端オレフィン性不飽和結合のエポキ
シ基への転化率は80%であることが判った。
〈実施例−3〉 実施例−1において、樹脂Aにかえて不飽和重合体製造
例−1で得られた樹脂Bを使用した以外は、実施例−1
と全く同様に反応を行った。
NMR分光法により重合体中にエポキシ基が導入された
ことが確認され、末端オレフィン性不飽和結合のエポキ
シ基への転化率は59%であることが判っt二。
く応用例−1〉 ポリプロピレン樹脂(三菱油化(株)製TA8)と、マ
レイン酸変性ポリフェニレンエーテル(マレイン酸含量
0.5重量%、数平均分子量Mnm9200、重量平均
分子量MW−31000)と、実施例−1で得たエポキ
シ基含有α−オレフィン重合体とを、内容積60m1の
東洋精機社製のプラストミルにて表−1に示す組成で2
80℃、回転数60「p−の条件で6分間溶融混練した
。得られた混合物を280℃の条件でプレス成形して、
厚み2曹■のシートを作成した。このシートより各種試
験片を切り出して物性評価に供した。
く測定及び評礁法〉 (1)曲げ弾性率 幅25.■、長さ80龍の試験片を切削加工し、JIS
  K7203に準拠してインストロン試験機を用いて
測定した。
(2)アイゾツト衝撃強度 耐衝撃強度はJIS  K7110に準じて、厚さ2鰭
の試験片を3枚重ねにして、23℃のノツチ無しアイゾ
ツト衝撃強度を測定した。
く結 果〉 上記の方法により得られた結果を表−1に示す。
表−1からも明らかなように、本発明によるエポキシ基
含有α−オレフィン重合体を用いた組成物は高い衝撃強
度を示すものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 炭素数3〜20のα−オレフィンの少なくとも一種より
    なり、その末端にオレフィン性不飽和結合を有し、かつ
    ^1^3C−NMRの測定によるトリアッドの〔rr〕
    分率が0.7以上である不飽和重合体を変性し、この重
    合体の末端オレフィン性不飽和結合にエポキシ基を導入
    したことを特徴とする、エポキシ基含有α−オレフィン
    重合体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2016017405A1 (ja) * 2014-07-31 2016-02-04 三井化学株式会社 新規な末端分岐型ポリオレフィン系重合体およびその用途

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WO2016017405A1 (ja) * 2014-07-31 2016-02-04 三井化学株式会社 新規な末端分岐型ポリオレフィン系重合体およびその用途
JPWO2016017405A1 (ja) * 2014-07-31 2017-05-25 三井化学株式会社 新規な末端分岐型ポリオレフィン系重合体およびその用途

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