JPH0418509Y2 - - Google Patents
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- JPH0418509Y2 JPH0418509Y2 JP7839386U JP7839386U JPH0418509Y2 JP H0418509 Y2 JPH0418509 Y2 JP H0418509Y2 JP 7839386 U JP7839386 U JP 7839386U JP 7839386 U JP7839386 U JP 7839386U JP H0418509 Y2 JPH0418509 Y2 JP H0418509Y2
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Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は電動注出式の電気貯湯装置に関するも
ので、例えば沸騰機能を持つ電動注出式の電気ポ
ツトとして利用される。
ので、例えば沸騰機能を持つ電動注出式の電気ポ
ツトとして利用される。
(従来の技術)
従来、沸騰型の加圧ポンプ注出式ポツトでは、
加圧ポンプによる内容液の加圧注出上器体を密閉
しておく必要があるが、内容液を沸騰させるとき
多量に生じる蒸気によつて異常昇圧するのを防止
するため、器体内の蒸気を蓋部に逃す蒸気抜き通
路を、内容液注出時以外開きつ放しの状態で設け
ている。
加圧ポンプによる内容液の加圧注出上器体を密閉
しておく必要があるが、内容液を沸騰させるとき
多量に生じる蒸気によつて異常昇圧するのを防止
するため、器体内の蒸気を蓋部に逃す蒸気抜き通
路を、内容液注出時以外開きつ放しの状態で設け
ている。
そこで電動注出式の場合、一操作で内容液を注
出することができるようにしている。これを本考
案の実施例を示す第1図を参照して説明すると、
注出操作部材26に電動ポンプ16を働かせるス
イツチ25の押動部26aと、蒸気抜き通路9の
常開開閉部12を閉じ操作する通路閉じ部26b
とを設け、注出操作部材26の操作部26dを押
動操作するだけで電動ポンプ16を働かせると同
時に蒸気抜き通路9の常開開閉部12を閉じ、内
容液の加圧が即開始されるようにしている。
出することができるようにしている。これを本考
案の実施例を示す第1図を参照して説明すると、
注出操作部材26に電動ポンプ16を働かせるス
イツチ25の押動部26aと、蒸気抜き通路9の
常開開閉部12を閉じ操作する通路閉じ部26b
とを設け、注出操作部材26の操作部26dを押
動操作するだけで電動ポンプ16を働かせると同
時に蒸気抜き通路9の常開開閉部12を閉じ、内
容液の加圧が即開始されるようにしている。
このように注出操作部材26は、器体4の上端
に被せられる蓋6の天面に設けられる操作部26
dを押動するだけで内容液を注出するものである
が、その操作の際の下動ストローク域に進退して
上動復帰位置にロツクしまたロツク解除を行うロ
ツク部材27が働かされている。
に被せられる蓋6の天面に設けられる操作部26
dを押動するだけで内容液を注出するものである
が、その操作の際の下動ストローク域に進退して
上動復帰位置にロツクしまたロツク解除を行うロ
ツク部材27が働かされている。
このロツク部材27は、操作部27bが注出操
作部材26の操作部26dよりも器体4の注出口
18aが設けられる前部側に位置し、かつ注出操
作部材26にはその操作部27bからスイツチ押
動部26a側に作用中心をもつてロツク作用を行
わせるようにしてある。
作部材26の操作部26dよりも器体4の注出口
18aが設けられる前部側に位置し、かつ注出操
作部材26にはその操作部27bからスイツチ押
動部26a側に作用中心をもつてロツク作用を行
わせるようにしてある。
(考案が解決しようとする問題点)
従来構造ではロツク作用中心が注出操作部材2
6の操作部26dからスイツチ押動部26a側に
偏心していることにより、ロツク状態で操作部材
26dを誤つて押動し、また押動状態になること
があると、注出操作部材26のロツク作用が働い
ている中心位置から操作部26dが偏心している
側で撓みによる下動が生じる。この下動で通路閉
じ部26bが蒸気抜き通路9の開閉部12を閉じ
てしまう。このときスイツチ25は押動操作され
ずオフのままであるが、内容器2が密閉状態にな
つていて蒸気圧により昇圧し、内容液を不用意に
注出してしまうことがある。また内容液が高温状
態であるほど注出が早期に起り危険である。ま
た、注出操作部材26の操作部26dよりも前に
ロツク部材27の操作部27bがあるため、操作
部27bが視覚的にまた操作上紛わしく、後方の
操作部26dによる注出操作に邪魔になり、メイ
ンである注出操作に不便である。
6の操作部26dからスイツチ押動部26a側に
偏心していることにより、ロツク状態で操作部材
26dを誤つて押動し、また押動状態になること
があると、注出操作部材26のロツク作用が働い
ている中心位置から操作部26dが偏心している
側で撓みによる下動が生じる。この下動で通路閉
じ部26bが蒸気抜き通路9の開閉部12を閉じ
てしまう。このときスイツチ25は押動操作され
ずオフのままであるが、内容器2が密閉状態にな
つていて蒸気圧により昇圧し、内容液を不用意に
注出してしまうことがある。また内容液が高温状
態であるほど注出が早期に起り危険である。ま
た、注出操作部材26の操作部26dよりも前に
ロツク部材27の操作部27bがあるため、操作
部27bが視覚的にまた操作上紛わしく、後方の
操作部26dによる注出操作に邪魔になり、メイ
ンである注出操作に不便である。
(問題点を解決するための手段)
本考案は前記のような問題点を解決するため
に、器体の上端に被さられる蓋に、内容液を加圧
注出する電動ポンプのスイツチを下動操作するス
イツチ押動部及び器体からの蒸気抜き通路の常開
開閉部を下動閉じ操作する通路閉じ部を有する注
出操作部材と、注出操作部材の下動ストローク域
に進退されて注出操作部材を上動復帰位置にロツ
クしまたロツクを解除するロツク部材とを備え、
ロツク部材は、注出操作部材の操作部から通路閉
じ部側部分に作用中心をもつて働かせ、注出操作
部材の操作部をロツク部材の操作部よりも器体の
注出口が設けられる前部側に位置させたことを特
徴とするものである。
に、器体の上端に被さられる蓋に、内容液を加圧
注出する電動ポンプのスイツチを下動操作するス
イツチ押動部及び器体からの蒸気抜き通路の常開
開閉部を下動閉じ操作する通路閉じ部を有する注
出操作部材と、注出操作部材の下動ストローク域
に進退されて注出操作部材を上動復帰位置にロツ
クしまたロツクを解除するロツク部材とを備え、
ロツク部材は、注出操作部材の操作部から通路閉
じ部側部分に作用中心をもつて働かせ、注出操作
部材の操作部をロツク部材の操作部よりも器体の
注出口が設けられる前部側に位置させたことを特
徴とするものである。
(作用)
注出操作部材はその操作部から通路閉じ部側部
分に作用中心をもつてロツク部材が働くから、ロ
ツク状態で注出操作部材の操作部が押動されるよ
うなことがあつても、注出操作部材は下動操作さ
れないか、撓みによる下動が生じてもそれはスイ
ツチ押動部であつて、電動モータの作動スイツチ
をオンしモータを作動させることになるが、閉じ
操作部は下動されず蒸気抜き通路は開状態にある
ため、内容液の加圧は行われず内容液の注出を阻
止することができる。
分に作用中心をもつてロツク部材が働くから、ロ
ツク状態で注出操作部材の操作部が押動されるよ
うなことがあつても、注出操作部材は下動操作さ
れないか、撓みによる下動が生じてもそれはスイ
ツチ押動部であつて、電動モータの作動スイツチ
をオンしモータを作動させることになるが、閉じ
操作部は下動されず蒸気抜き通路は開状態にある
ため、内容液の加圧は行われず内容液の注出を阻
止することができる。
また、ロツク部材の操作部は注出操作部材の操
作部よりも後方にあつて、注出操作部材の操作部
の操作性を優先させることができる。
作部よりも後方にあつて、注出操作部材の操作部
の操作性を優先させることができる。
(実施例)
第1図から第8図に示す本考案の一実施例につ
いて説明すれば、外装体1に内容器2を収容して
外装体1上端の合成樹脂製肩部材19で受け、内
容器2の下部外周に湯沸、保温用のヒータ3を巻
着して、電気ポツトの器体4を形成している。
いて説明すれば、外装体1に内容器2を収容して
外装体1上端の合成樹脂製肩部材19で受け、内
容器2の下部外周に湯沸、保温用のヒータ3を巻
着して、電気ポツトの器体4を形成している。
肩部材19の後部軸受部5に蓋6の枢軸7を着
脱自在に保持し、蓋6を器体4に開閉自在に取付
けている。
脱自在に保持し、蓋6を器体4に開閉自在に取付
けている。
蓋6の内面には内容器2を閉じる内蓋8が固着
されている。内蓋8と蓋6との間に内容器2内か
ら蓋6外への蒸気抜き通路9を形成している。蒸
気抜き通路9は、内蓋8の前部側に寄つた位置に
内容器2内に開口する入口10を、また蓋6の後
部に外方に開口する出口11をそれぞれ有し、入
口10部から立ち上がる入口側縦通路9aと、こ
の入口側縦通路9a部から器体4の後部に伸びる
横通路9bと、この横通路9bの後端部から蓋6
を通じ出口11まで延びる出口側縦通路9cとか
らなり、入口側縦通路9aは弁カバー12付きの
弁室13(常開開閉部)に上端が開口し、弁室1
3と横通路9bとの隔壁に設けられた連通孔14
を介して横通路9bと連通するようになつてい
る。連通孔14は、器体4が満水液位Hの状態で
後方へ倒れたときの内容液が液位hよりも上位と
なる器体4の前方側へx片寄つた偏心位置に開口
させている。
されている。内蓋8と蓋6との間に内容器2内か
ら蓋6外への蒸気抜き通路9を形成している。蒸
気抜き通路9は、内蓋8の前部側に寄つた位置に
内容器2内に開口する入口10を、また蓋6の後
部に外方に開口する出口11をそれぞれ有し、入
口10部から立ち上がる入口側縦通路9aと、こ
の入口側縦通路9a部から器体4の後部に伸びる
横通路9bと、この横通路9bの後端部から蓋6
を通じ出口11まで延びる出口側縦通路9cとか
らなり、入口側縦通路9aは弁カバー12付きの
弁室13(常開開閉部)に上端が開口し、弁室1
3と横通路9bとの隔壁に設けられた連通孔14
を介して横通路9bと連通するようになつてい
る。連通孔14は、器体4が満水液位Hの状態で
後方へ倒れたときの内容液が液位hよりも上位と
なる器体4の前方側へx片寄つた偏心位置に開口
させている。
これにより、器体4が満水液位Hの状態で蒸気
抜き通路9の出口11が下部となる後向きに倒れ
た場合でも、そのときの液位hに対し前記連通孔
14は上位にあつて、内容液は連通孔14を越え
ることがなく、横通路9bへ出ないので、内容液
が蒸気抜き通路9を通じ外部へ流出するのを防止
することができる。
抜き通路9の出口11が下部となる後向きに倒れ
た場合でも、そのときの液位hに対し前記連通孔
14は上位にあつて、内容液は連通孔14を越え
ることがなく、横通路9bへ出ないので、内容液
が蒸気抜き通路9を通じ外部へ流出するのを防止
することができる。
34,35は入口側縦通路9a内、横通路9b
途中に設けられた逆止弁である。36は横通路9
b終端部内に臨ませられた沸騰状態検知用の蒸気
センサであり、沸騰時の蒸気温度に応答してオフ
し、湯沸しを停止させるようにしたのもので、肩
部材19の軸受部5の内側に固着されている。
途中に設けられた逆止弁である。36は横通路9
b終端部内に臨ませられた沸騰状態検知用の蒸気
センサであり、沸騰時の蒸気温度に応答してオフ
し、湯沸しを停止させるようにしたのもので、肩
部材19の軸受部5の内側に固着されている。
外装体1内の内容器2の底部下に、前記蒸気セ
ンサ36を含むヒータ3の制御回路15や内容液
を加圧注出するための電磁ポンプ16が設けら
れ、ポンプ16から伸びる給気管路17は内容器
2の満水液位Hよりも高位の位置に第3図、第5
図の如く接続されている。17aは給気管路17
途中の逆止弁である。
ンサ36を含むヒータ3の制御回路15や内容液
を加圧注出するための電磁ポンプ16が設けら
れ、ポンプ16から伸びる給気管路17は内容器
2の満水液位Hよりも高位の位置に第3図、第5
図の如く接続されている。17aは給気管路17
途中の逆止弁である。
内容器2の底部には、内容液を外部に導き出す
注出管路18が接続されている。注出管路18は
第1図のように内容器2と外装体1との間の前記
空間部で立ち上がつて器体4の上端部に達し、肩
部材19の前部に形成された嘴状突出部19a部
で、注出口18aが下向きに開口されている。こ
れにより、内容器2内にポンプ16から加圧空気
が送り込まれ、内容液を加圧したとき、その加圧
される内容液は注出管路18を通じて外部に逃げ
ようとし、注出口18aから流出する。この流出
する内容液は一旦大気に開放されたスプラツシ
ユ、サイフオン両現象防止状態で嘴状突出部19
a部のパイプカバー51に取付けられた注液ガイ
ド20に流れ込み、乱れのない静かな自然流下状
態で流下するようになつている。
注出管路18が接続されている。注出管路18は
第1図のように内容器2と外装体1との間の前記
空間部で立ち上がつて器体4の上端部に達し、肩
部材19の前部に形成された嘴状突出部19a部
で、注出口18aが下向きに開口されている。こ
れにより、内容器2内にポンプ16から加圧空気
が送り込まれ、内容液を加圧したとき、その加圧
される内容液は注出管路18を通じて外部に逃げ
ようとし、注出口18aから流出する。この流出
する内容液は一旦大気に開放されたスプラツシ
ユ、サイフオン両現象防止状態で嘴状突出部19
a部のパイプカバー51に取付けられた注液ガイ
ド20に流れ込み、乱れのない静かな自然流下状
態で流下するようになつている。
しかも、注出口18aはその前部に下端から切
込んだスリツト18cが形成されている。このス
リツト18cによつて、注出口18aでの水切れ
がよくなる。また、スリツト18cは内容液が急
激に注出されたとき注液ガイド20部上部と注出
口18aとの間から上方へ逃げようとする空気の
注出内容液との衝突を柔らげ、注出内容液が注液
ガイド20と注出口18aとの間から溢れ出るよ
うなことを防止する。
込んだスリツト18cが形成されている。このス
リツト18cによつて、注出口18aでの水切れ
がよくなる。また、スリツト18cは内容液が急
激に注出されたとき注液ガイド20部上部と注出
口18aとの間から上方へ逃げようとする空気の
注出内容液との衝突を柔らげ、注出内容液が注液
ガイド20と注出口18aとの間から溢れ出るよ
うなことを防止する。
内容液注出管路18の前記立上がり部は透明管
18bよりなる液量表示とし、外装体1にその前
部の分断端を連結するように嵌め合せた樹脂パネ
ル21に有する表示窓22から透視できるように
してある。また内容液注出管路18の透明管18
b部分の直ぐ上に転倒時止水弁23が設けられて
いる。
18bよりなる液量表示とし、外装体1にその前
部の分断端を連結するように嵌め合せた樹脂パネ
ル21に有する表示窓22から透視できるように
してある。また内容液注出管路18の透明管18
b部分の直ぐ上に転倒時止水弁23が設けられて
いる。
嘴状突出部19aにはさらに、ポンプ16の動
作スイツチ25が防水カバーを施して設けられ、
蓋6を装備した注出操作部材26の突子26aに
よつて下動操作されてオンし、ポンプ16を動作
させるようにしている。
作スイツチ25が防水カバーを施して設けられ、
蓋6を装備した注出操作部材26の突子26aに
よつて下動操作されてオンし、ポンプ16を動作
させるようにしている。
転倒時止水弁23は、内容液注出管路18の一
部を局部的に拡張する形のバルブボツクス18d
に収容され、バルブボツクス18dの上半成形部
材に前記注出口18aを一体形成するとともにバ
ルブボツクス18dの後部取付片18eにそれと
一体のスペーサ突起18fを介し前記動作スイツ
チ25のスイツチケース25aの取付片25bを
受けてネジ42により結合し一体化してある。と
同時にそのネジ42によつてバルブボツクス18
dとスイツチケース25aとを、肩部材19の嘴
状突出部19aの下面に同時取付けしている。取
付片18e,25b及びスペーサ突起18fは、
前記取付けのほかに、バルブボツクス18d内を
流れる熱湯による動作スイツチ25への熱影響を
防止する熱的離隔を計つている。バルブボツクス
18dの前部には嘴状突出部19aの前部に形成
されたボツクス受切欠き19bの両側係合部19
cと係合する爪18gを有し、前部での安定が計
られている。
部を局部的に拡張する形のバルブボツクス18d
に収容され、バルブボツクス18dの上半成形部
材に前記注出口18aを一体形成するとともにバ
ルブボツクス18dの後部取付片18eにそれと
一体のスペーサ突起18fを介し前記動作スイツ
チ25のスイツチケース25aの取付片25bを
受けてネジ42により結合し一体化してある。と
同時にそのネジ42によつてバルブボツクス18
dとスイツチケース25aとを、肩部材19の嘴
状突出部19aの下面に同時取付けしている。取
付片18e,25b及びスペーサ突起18fは、
前記取付けのほかに、バルブボツクス18d内を
流れる熱湯による動作スイツチ25への熱影響を
防止する熱的離隔を計つている。バルブボツクス
18dの前部には嘴状突出部19aの前部に形成
されたボツクス受切欠き19bの両側係合部19
cと係合する爪18gを有し、前部での安定が計
られている。
液量表示部である透明管18bの上下端には樹
脂製のエルボ62,63が接続され、このエルボ
62,63によつて内容液抽出管路18のバルブ
ボツクス18d側との接続、および内容器2側と
の接続を行うようになつている。透明管18bの
背後には流量表示を明瞭化する添え板64が設け
られている。添え板64は薄い金属板を透明管1
8の後半部に沿うよう湾曲させられるとともに表
示窓22からの入光が添え板64の背後へもれな
くするよう両側への張り出し部を有している。
脂製のエルボ62,63が接続され、このエルボ
62,63によつて内容液抽出管路18のバルブ
ボツクス18d側との接続、および内容器2側と
の接続を行うようになつている。透明管18bの
背後には流量表示を明瞭化する添え板64が設け
られている。添え板64は薄い金属板を透明管1
8の後半部に沿うよう湾曲させられるとともに表
示窓22からの入光が添え板64の背後へもれな
くするよう両側への張り出し部を有している。
添え板64の上端と下端に、側縁からの切込み
によつて形成された帯状取付片64aが左右に形
成され、上部左右の取付片64aと下部左右一方
の取付片64aとは、それらに形成したスリツト
64bをエルボ62,63の側周面に一体形成し
た突起62a,63aに弾性的に嵌め合せてほぼ
安定状態に取付け、下部他方の取付片64aをエ
ルボ63に巻き沿わせることで、添え板64を簡
単な取付方式でありながら安定状態に取付けられ
るようにしている。
によつて形成された帯状取付片64aが左右に形
成され、上部左右の取付片64aと下部左右一方
の取付片64aとは、それらに形成したスリツト
64bをエルボ62,63の側周面に一体形成し
た突起62a,63aに弾性的に嵌め合せてほぼ
安定状態に取付け、下部他方の取付片64aをエ
ルボ63に巻き沿わせることで、添え板64を簡
単な取付方式でありながら安定状態に取付けられ
るようにしている。
注出操作部材26には、前記弁カバー12に対
向する突子(通路閉じ部)26bも設けられ、ス
イツチ25を押動操作する際、突子26bが弁カ
バー12を蒸気抜き通路9の入口側縦通路9aの
上端開口に押し付け、蒸気抜き通路9を通じた内
容器2の外部との連通を遮断し、ポンプ16によ
る内容液の加圧注出が可能となるようにしてあ
る。
向する突子(通路閉じ部)26bも設けられ、ス
イツチ25を押動操作する際、突子26bが弁カ
バー12を蒸気抜き通路9の入口側縦通路9aの
上端開口に押し付け、蒸気抜き通路9を通じた内
容器2の外部との連通を遮断し、ポンプ16によ
る内容液の加圧注出が可能となるようにしてあ
る。
注出操作部材26には、その操作部26dの両
側張り出し部26cの下動ストローク域に注出操
作部材26の長さ方向に沿つて進退するロツク部
27aを有するロツク部材27が組合せ装備さ
れ、ロツク部材27の操作位置によつて注出操作
部材26の押動操作を可能にしたり不能にしたり
する。27bはロツク部材27の操作部である。
側張り出し部26cの下動ストローク域に注出操
作部材26の長さ方向に沿つて進退するロツク部
27aを有するロツク部材27が組合せ装備さ
れ、ロツク部材27の操作位置によつて注出操作
部材26の押動操作を可能にしたり不能にしたり
する。27bはロツク部材27の操作部である。
注出操作部材26は、前後に伸びるバー部材で
あつて、その前後に前記突子26a,26bを下
向きに突設し、それら突設部のほぼ中間点で前記
操作部26dを上向きに突設している。蓋6の天
板6aの前部には、肩部材19の嘴状突出部19
aに対応する嘴状突出部6b部から蓋6のほぼ中
央部に入り込んだ部分で、前記注出操作部材26
を上下動可能に収容保持するポケツト部65が設
けられている。ポケツト部65は底部に各突子2
6a,26bを上下動自在かつ下方への突出可能
に嵌め合せる透孔65a,65bを有し、収容し
た注出操作部材26の一方の突子26aは透孔6
5aから蓋6の裏板66の透孔66aを通じてス
イツチ25を下動操作可能とし、他方の突子26
bは透孔65bから直接弁カバー12を下動操作
可能とする。
あつて、その前後に前記突子26a,26bを下
向きに突設し、それら突設部のほぼ中間点で前記
操作部26dを上向きに突設している。蓋6の天
板6aの前部には、肩部材19の嘴状突出部19
aに対応する嘴状突出部6b部から蓋6のほぼ中
央部に入り込んだ部分で、前記注出操作部材26
を上下動可能に収容保持するポケツト部65が設
けられている。ポケツト部65は底部に各突子2
6a,26bを上下動自在かつ下方への突出可能
に嵌め合せる透孔65a,65bを有し、収容し
た注出操作部材26の一方の突子26aは透孔6
5aから蓋6の裏板66の透孔66aを通じてス
イツチ25を下動操作可能とし、他方の突子26
bは透孔65bから直接弁カバー12を下動操作
可能とする。
注出操作部材26には蓋6の裏板66との間
で、各突子26a,26bに嵌め付けたばね6
7,68を働かせて上動復帰力を与え、ポケツト
部65に施したポケツト蓋69によつて外観を整
えるとともに注出操作部材26の脱落を防止して
いる。
で、各突子26a,26bに嵌め付けたばね6
7,68を働かせて上動復帰力を与え、ポケツト
部65に施したポケツト蓋69によつて外観を整
えるとともに注出操作部材26の脱落を防止して
いる。
ポケツト蓋69は、第4図に示すようにその両
側壁前後に弾性係合片69aを一体形成してい
て、これを蓋6のポケツト部65の両側部に開設
した係合孔70に嵌め合せてその一縁に弾性係合
させることにより取付けるだけで、注出操作部材
26をポケツト部65に収納保持することができ
る。なおポケツト蓋69の確固な取付けを保証す
るため、天板6aの下方よりポケツト蓋69に螺
入させたネジ71によつてネジ締めするようにし
てある。
側壁前後に弾性係合片69aを一体形成してい
て、これを蓋6のポケツト部65の両側部に開設
した係合孔70に嵌め合せてその一縁に弾性係合
させることにより取付けるだけで、注出操作部材
26をポケツト部65に収納保持することができ
る。なおポケツト蓋69の確固な取付けを保証す
るため、天板6aの下方よりポケツト蓋69に螺
入させたネジ71によつてネジ締めするようにし
てある。
ポケツト蓋69には、注出操作部材26の操作
部26dおよびロツク部材27の操作部27bを
外部操作可能に露出させる窓72,73が前後に
開設されている。
部26dおよびロツク部材27の操作部27bを
外部操作可能に露出させる窓72,73が前後に
開設されている。
ロツク部材27は、第4図に示すように注出操
作部材26外周にその後方側からスライド自在に
嵌り合う枠型をなし、その上部に自身の操作部2
7bを注出操作部材26の操作部26dの後部側
に位置するように一体形成しており、側壁一部に
は注出操作部材26の操作部26dが注出操作部
材26から側方に張り出している張り出し部26
cの前、後壁部分の下動ストローク域に進退され
るロツク部27aを有し、ロツク部27aの前記
進退によつて注出操作部材26の下動を阻止しま
たその下動阻止を解除するようになつている。
作部材26外周にその後方側からスライド自在に
嵌り合う枠型をなし、その上部に自身の操作部2
7bを注出操作部材26の操作部26dの後部側
に位置するように一体形成しており、側壁一部に
は注出操作部材26の操作部26dが注出操作部
材26から側方に張り出している張り出し部26
cの前、後壁部分の下動ストローク域に進退され
るロツク部27aを有し、ロツク部27aの前記
進退によつて注出操作部材26の下動を阻止しま
たその下動阻止を解除するようになつている。
これによつて、内容液を注出する操作はロツク
部材27の操作部27bを、注出操作部材26の
操作部26dから遠ざかる後方にスライド操作す
ることにより注出操作部材26のロツクを解除し
た後、注出操作部材26の操作部26dに戻つて
それを押動する2段階操作で行われ、その各操作
がロツク部材の操作方向上自然には連鎖せず、順
次意識的に行うことになるので、幼児によるいた
ずら操作や、不用意な注出操作防止になる。
部材27の操作部27bを、注出操作部材26の
操作部26dから遠ざかる後方にスライド操作す
ることにより注出操作部材26のロツクを解除し
た後、注出操作部材26の操作部26dに戻つて
それを押動する2段階操作で行われ、その各操作
がロツク部材の操作方向上自然には連鎖せず、順
次意識的に行うことになるので、幼児によるいた
ずら操作や、不用意な注出操作防止になる。
また注出操作部材26はロツク状態のとき自身
の操作部26dの部分にロツク部材27が働かさ
れているので、ロツク状態で操作部26dを押動
してもロツク部材27によつて下動を阻止され、
注出部材26に撓みによる部分的下動が生じな
い。このため突子26aにスイツチ25をオン操
作させたり、突子26bに弁カバー13を押動操
作させることがない。
の操作部26dの部分にロツク部材27が働かさ
れているので、ロツク状態で操作部26dを押動
してもロツク部材27によつて下動を阻止され、
注出部材26に撓みによる部分的下動が生じな
い。このため突子26aにスイツチ25をオン操
作させたり、突子26bに弁カバー13を押動操
作させることがない。
なお、注出操作部材25に操作部26dの突子
26b側でロツク部材27が働かされる場合、そ
の操作部26dの中心位置からロツク部材27の
作用中心位置までの偏心量に応じて、注出操作部
材26の突子26a側に撓みによる下動が生じ、
突子26aによつてスイツチ25をオン操作する
ことが起り得る。しかし突子26b側の下動は起
らず蒸気抜き通路9は開状態に保たれたままであ
るから、スイツチ25のオンによつてポンプ16
が作動し、内容器2内に空気が送り込まれるもの
の、蒸気抜き通路9から内部空気が逃げるので内
容液の加圧は行われない。したがつて内容液を注
出してしまうようなことがない。
26b側でロツク部材27が働かされる場合、そ
の操作部26dの中心位置からロツク部材27の
作用中心位置までの偏心量に応じて、注出操作部
材26の突子26a側に撓みによる下動が生じ、
突子26aによつてスイツチ25をオン操作する
ことが起り得る。しかし突子26b側の下動は起
らず蒸気抜き通路9は開状態に保たれたままであ
るから、スイツチ25のオンによつてポンプ16
が作動し、内容器2内に空気が送り込まれるもの
の、蒸気抜き通路9から内部空気が逃げるので内
容液の加圧は行われない。したがつて内容液を注
出してしまうようなことがない。
注出操作部材26の操作部26dを操作しての
注出操作は、操作部26dがロツク部材27の前
部側にあつて、視覚的にまた操作上操作部27b
が紛わしくそれに邪魔されないので優先的に容易
に行える。
注出操作は、操作部26dがロツク部材27の前
部側にあつて、視覚的にまた操作上操作部27b
が紛わしくそれに邪魔されないので優先的に容易
に行える。
ヒータ3の制御回路15は、第8図に示す通り
であり、ヒータ3は保温ヒータ3aと湯沸しヒー
タ3bとに分設し、保温ヒータ3aはTRS29
によつて制御され、湯沸しヒータ3bはTRS3
3、前記再沸騰スイツチ24、蒸気センサ36、
空炊き防止用サーモスタツト37、リレーコイル
38のリレー接点38aによつて制御されるよう
にしてある。なお39,40は保温、湯沸し各動
作状態を表示するパイロツトランプである。
であり、ヒータ3は保温ヒータ3aと湯沸しヒー
タ3bとに分設し、保温ヒータ3aはTRS29
によつて制御され、湯沸しヒータ3bはTRS3
3、前記再沸騰スイツチ24、蒸気センサ36、
空炊き防止用サーモスタツト37、リレーコイル
38のリレー接点38aによつて制御されるよう
にしてある。なお39,40は保温、湯沸し各動
作状態を表示するパイロツトランプである。
蒸気センサ36が沸騰時の蒸気に応答してオフ
されると、先ずリレー38がオフしてその接点3
8aを開くので、湯沸しヒータ3bがオフされて
沸騰が停止する。この後、蒸気温度が下がつて蒸
気センサ36をオンに復帰させても、リレー接点
38aがすでに開いているので、水の補給等で
TRS33がオンするまで温度低下するか再沸騰
スイツチ24がオンするかしないと湯沸しヒータ
3bはオンせず、再度急に沸騰することはない。
されると、先ずリレー38がオフしてその接点3
8aを開くので、湯沸しヒータ3bがオフされて
沸騰が停止する。この後、蒸気温度が下がつて蒸
気センサ36をオンに復帰させても、リレー接点
38aがすでに開いているので、水の補給等で
TRS33がオンするまで温度低下するか再沸騰
スイツチ24がオンするかしないと湯沸しヒータ
3bはオンせず、再度急に沸騰することはない。
ヒータ3は第1図、第5図のように帯状カバー
81に内蔵した状態で内容器2の外周に巻き付
け、カバー81の両端間をネジ81aで連結し締
め付けることにより固定してある。カバー81の
連結締め付け部は、ヒータ3のカバー8内の端部
間に対応していて、器体4の前記液量表示が行わ
れる前部に位置している。このヒータ3の端部間
に対応して内容器2の底部下に熱影響に弱いリレ
ー38を配し、その反対側に空く位置に比較的熱
影響に強い電動ポンプ16を配し、ヒータ3の熱
影響に対する安全を計つている。
81に内蔵した状態で内容器2の外周に巻き付
け、カバー81の両端間をネジ81aで連結し締
め付けることにより固定してある。カバー81の
連結締め付け部は、ヒータ3のカバー8内の端部
間に対応していて、器体4の前記液量表示が行わ
れる前部に位置している。このヒータ3の端部間
に対応して内容器2の底部下に熱影響に弱いリレ
ー38を配し、その反対側に空く位置に比較的熱
影響に強い電動ポンプ16を配し、ヒータ3の熱
影響に対する安全を計つている。
リレー38は、外装体1の環状底盤28の一部
に一体成形した下方及び内方に開放したリレーボ
ツクス82内に弾性的に嵌め付けてある。この弾
性的嵌め付けにはリレーボツクス82の側壁に切
込み部で形成したフツク状弾性係合片を利用して
いる。ポンプ16は底盤28の点検窓28aの開
口縁に形成した台座28bにネジ83によつて取
付けてある。
に一体成形した下方及び内方に開放したリレーボ
ツクス82内に弾性的に嵌め付けてある。この弾
性的嵌め付けにはリレーボツクス82の側壁に切
込み部で形成したフツク状弾性係合片を利用して
いる。ポンプ16は底盤28の点検窓28aの開
口縁に形成した台座28bにネジ83によつて取
付けてある。
内容器2の背面一部に段落し平面部1aを形成
し、この平面部1aに制御回路15のサーモスタ
ツト37およびTRS33を取付けてある。これ
らサーモスタツト37,TRS33は平面部1a
にスポツト溶接して取付けた台座85によつて取
付けられ、平面部1aに圧接している。TRS2
9や33は熱良導カバー52でカバーし、その上
からアルミニウム板53で押え付けるようにして
取付け、内容器2から受熱しやすいようにしてあ
る。
し、この平面部1aに制御回路15のサーモスタ
ツト37およびTRS33を取付けてある。これ
らサーモスタツト37,TRS33は平面部1a
にスポツト溶接して取付けた台座85によつて取
付けられ、平面部1aに圧接している。TRS2
9や33は熱良導カバー52でカバーし、その上
からアルミニウム板53で押え付けるようにして
取付け、内容器2から受熱しやすいようにしてあ
る。
内容器2の側周面上半部には断熱材86が巻き
付けられ、ヒータ3を巻き付けている下半部に
は、ヒータ3の実質発熱部に対応する側周まわり
の範囲に胴まわり遮熱板87を設けるとともに、
この胴まわり遮熱板87の下端部には別の底部遮
熱板88が取付けられている。
付けられ、ヒータ3を巻き付けている下半部に
は、ヒータ3の実質発熱部に対応する側周まわり
の範囲に胴まわり遮熱板87を設けるとともに、
この胴まわり遮熱板87の下端部には別の底部遮
熱板88が取付けられている。
これら遮熱板87,88はヒータ3からの幅射
熱を遮断してまわりへの熱影響を防止するととも
に、幅射熱を内容器2側に反射させるので熱効率
をよくすることにもなる。
熱を遮断してまわりへの熱影響を防止するととも
に、幅射熱を内容器2側に反射させるので熱効率
をよくすることにもなる。
底部遮熱板87,88は内容器2の底部にスポ
ツト溶接して取付けた取付金具91にネジ締めし
た補助金具92にネジ止め等して取付けられてい
る。遮熱板87,88どうしの重なり部はスポツ
ト溶接してある。底部遮熱板88には、保温用
TRS29および空炊き防止用温度ヒユーズ93
の取付用アルミニウム板53をネジ止めしてあ
る。
ツト溶接して取付けた取付金具91にネジ締めし
た補助金具92にネジ止め等して取付けられてい
る。遮熱板87,88どうしの重なり部はスポツ
ト溶接してある。底部遮熱板88には、保温用
TRS29および空炊き防止用温度ヒユーズ93
の取付用アルミニウム板53をネジ止めしてあ
る。
パネル21の下部にはヒータ3により内容液を
適時沸騰させる再沸騰スイツチ24の操作ボタン
24aや、保温、湯沸しの各表示パイロツトラン
プ39,40の操作窓96や表示窓97,98が
設けられている。操作窓96には操作ボタン24
aが臨み、表示窓97,98には各ランプ39,
40の色の違うカバー99,100が臨んでい
る。
適時沸騰させる再沸騰スイツチ24の操作ボタン
24aや、保温、湯沸しの各表示パイロツトラン
プ39,40の操作窓96や表示窓97,98が
設けられている。操作窓96には操作ボタン24
aが臨み、表示窓97,98には各ランプ39,
40の色の違うカバー99,100が臨んでい
る。
パネル21の前面中央部には、透明なカバーシ
ート111が前記各表示窓22,97,98およ
び操作窓96の各開設部にわたる全長範囲に貼り
付けられている。この貼り付けは接着剤や熱、高
周波を利用するなど種々な方法をとつて行うこと
ができる。
ート111が前記各表示窓22,97,98およ
び操作窓96の各開設部にわたる全長範囲に貼り
付けられている。この貼り付けは接着剤や熱、高
周波を利用するなど種々な方法をとつて行うこと
ができる。
カバーシート111は、樹脂パネル21の表
面、表示パイロツトランプ39,40の表示部、
スイツチ24の操作部を保護しかつ光沢を与える
とともに、液量表示窓22、操作窓96、表示窓
97,98の外まわりを面一に整えて段部や隙間
があることにより異物が付着しやすいと云ったこ
とを解消することができる。このため型の成形面
を磨いたりせずに面一で清潔な外観を得、窓縁部
の段部に付着し、たまる異物を取除いたりする面
倒な作業なしに前記外観を長期に保ち得る。
面、表示パイロツトランプ39,40の表示部、
スイツチ24の操作部を保護しかつ光沢を与える
とともに、液量表示窓22、操作窓96、表示窓
97,98の外まわりを面一に整えて段部や隙間
があることにより異物が付着しやすいと云ったこ
とを解消することができる。このため型の成形面
を磨いたりせずに面一で清潔な外観を得、窓縁部
の段部に付着し、たまる異物を取除いたりする面
倒な作業なしに前記外観を長期に保ち得る。
また、透明カバーシート111は透明な窓板を
兼用して一部品を消滅することができるし、液量
表示目盛112をも前記各種表示とともに印刷し
ておくことで液量表示も含めた各種表示が1つの
部材に施すだけで足り、製品コストの低減を計れ
る。
兼用して一部品を消滅することができるし、液量
表示目盛112をも前記各種表示とともに印刷し
ておくことで液量表示も含めた各種表示が1つの
部材に施すだけで足り、製品コストの低減を計れ
る。
肩部材19の左右両側に端部を枢着30された
手提げハンドル31は、第2図に示すように、器
体4および蓋6の平面形状に沿う形状、つまり器
体4および蓋6の円形外周に沿い、外周一部に蓋
6を枢支部が張り出している部分に適合した逃げ
膨み部31aを持つた形状とされている。これに
より、ハンドル31が横倒可能な最小のものとな
り、かさ張らないし、直立状態では前記逃げ膨み
部31aが手提げ部の位置決めと滑り防止とに役
立つ。また器体4の肩部19に設けられている軸
受部5の後面下部にはハンドル受32を形成し、
ハンドル31を横倒状態に安定させるようになつ
ている。43は器体後部下に設けられた電源接続
用マグネツトプラグである。
手提げハンドル31は、第2図に示すように、器
体4および蓋6の平面形状に沿う形状、つまり器
体4および蓋6の円形外周に沿い、外周一部に蓋
6を枢支部が張り出している部分に適合した逃げ
膨み部31aを持つた形状とされている。これに
より、ハンドル31が横倒可能な最小のものとな
り、かさ張らないし、直立状態では前記逃げ膨み
部31aが手提げ部の位置決めと滑り防止とに役
立つ。また器体4の肩部19に設けられている軸
受部5の後面下部にはハンドル受32を形成し、
ハンドル31を横倒状態に安定させるようになつ
ている。43は器体後部下に設けられた電源接続
用マグネツトプラグである。
第9図、第10図、第11図に示す実施例は
TRS29や33の取付け方の変形例を示すもの
で、左右取付座45a,45a間の部分を門形の
屈曲部45bとし、この屈曲部45bの中央にス
リツト45cを縦設した取付金具45を用いるも
のでスリツト45cにより形成される取付座45
aの内縁45d,45d間でTRS29,33を
軸線方向に規制し、スリツト45cの立ち上がり
縁45e,45eでTRS29,33を両側から
挟み込んで、TRS29,33の平面的な動きを
止め、金具45にネジ46により取付けた押え板
47でTRS29,33を押え付けて内容器等に
圧接させるようにしてある。
TRS29や33の取付け方の変形例を示すもの
で、左右取付座45a,45a間の部分を門形の
屈曲部45bとし、この屈曲部45bの中央にス
リツト45cを縦設した取付金具45を用いるも
のでスリツト45cにより形成される取付座45
aの内縁45d,45d間でTRS29,33を
軸線方向に規制し、スリツト45cの立ち上がり
縁45e,45eでTRS29,33を両側から
挟み込んで、TRS29,33の平面的な動きを
止め、金具45にネジ46により取付けた押え板
47でTRS29,33を押え付けて内容器等に
圧接させるようにしてある。
これによつてTRS29,33は第1実施例の
ような熱良導体によるカバー等なしに簡単に取付
けて充分な受熱を発揮することができる。
ような熱良導体によるカバー等なしに簡単に取付
けて充分な受熱を発揮することができる。
(考案の効果)
本考案によれば、ロツク部材を、注出操作部材
の操作部から閉じ操作部側に作用中心をもつて働
かせたことによつて、ロツク状態で注出操作部材
の操作部が押動されても、内容液の注出を確実に
阻止することができる。また、注出操作部材の操
作部がロツク部材の操作部よりも前側に位置して
いるので、視覚的にまた操作上ロツク部材の操作
による紛わしさはなく、メインである注出操作が
誤りなく容易に行える。
の操作部から閉じ操作部側に作用中心をもつて働
かせたことによつて、ロツク状態で注出操作部材
の操作部が押動されても、内容液の注出を確実に
阻止することができる。また、注出操作部材の操
作部がロツク部材の操作部よりも前側に位置して
いるので、視覚的にまた操作上ロツク部材の操作
による紛わしさはなく、メインである注出操作が
誤りなく容易に行える。
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は別の部分の一部断面図、第3図は一部を除
いた平面図、第4図は蓋の部分を分解して見た斜
視図、第5図は器体の外装ケースを取外して見た
一部分解状態の斜視図、第6図は器体の外装ケー
スを取外して第3図とは別の角度から見た斜視
図、第7図は内容器を逆さにして底部を示す斜視
図、第8図は制御回路図、第9図はTRSの取付
け方変形例を示す斜視図、第10図は取付状態の
側面図、第11図は取付状態の正面図である。 4……器体、6……蓋、9……蒸気抜き通路、
12……開閉部、16……電動ポンプ、25……
スイツチ、26……注出操作部材、26a……ス
イツチ押動部、26b……通路閉じ部、26d…
…操作部、27……ロツク部材、27a……ロツ
ク部、27b……操作部。
2図は別の部分の一部断面図、第3図は一部を除
いた平面図、第4図は蓋の部分を分解して見た斜
視図、第5図は器体の外装ケースを取外して見た
一部分解状態の斜視図、第6図は器体の外装ケー
スを取外して第3図とは別の角度から見た斜視
図、第7図は内容器を逆さにして底部を示す斜視
図、第8図は制御回路図、第9図はTRSの取付
け方変形例を示す斜視図、第10図は取付状態の
側面図、第11図は取付状態の正面図である。 4……器体、6……蓋、9……蒸気抜き通路、
12……開閉部、16……電動ポンプ、25……
スイツチ、26……注出操作部材、26a……ス
イツチ押動部、26b……通路閉じ部、26d…
…操作部、27……ロツク部材、27a……ロツ
ク部、27b……操作部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 器体の上端に被せられる蓋に、内容液を加圧注
出する電動ポンプのスイツチを下動操作するスイ
ツチ押動部および器体からの蒸気抜き通路の常開
開閉部を下動閉じ操作する通路閉じ部を有する注
出操作部材と、注出操作部材の下動ストローク域
に進退させて注出操作部材を上動復帰位置にロツ
クしまたロツクを解除するロツク部材とを備え、 ロツク部材は、注出操作部材の操作部から通路
閉じ部側部分に作用中心をもつて働かせ、 注出操作部材の操作部をロツク部材の操作部よ
りも器体の注出口が設けられる前部側に位置させ
た ことを特徴とする電動注出式の電気貯湯容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7839386U JPH0418509Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7839386U JPH0418509Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62189022U JPS62189022U (ja) | 1987-12-01 |
JPH0418509Y2 true JPH0418509Y2 (ja) | 1992-04-24 |
Family
ID=30927296
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7839386U Expired JPH0418509Y2 (ja) | 1986-05-23 | 1986-05-23 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0418509Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0736591Y2 (ja) * | 1990-10-03 | 1995-08-23 | タイガー魔法瓶株式会社 | 電動ポット |
JPH0642576Y2 (ja) * | 1990-12-18 | 1994-11-09 | タイガー魔法瓶株式会社 | 電気貯湯容器 |
-
1986
- 1986-05-23 JP JP7839386U patent/JPH0418509Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62189022U (ja) | 1987-12-01 |
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