JPH0355401Y2 - - Google Patents

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JPH0355401Y2
JPH0355401Y2 JP1987053567U JP5356787U JPH0355401Y2 JP H0355401 Y2 JPH0355401 Y2 JP H0355401Y2 JP 1987053567 U JP1987053567 U JP 1987053567U JP 5356787 U JP5356787 U JP 5356787U JP H0355401 Y2 JPH0355401 Y2 JP H0355401Y2
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liquid
electrode
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は液体容器の液量検出装置、殊に液位を
電気的に検出する液量検出装置に関するものであ
り、例えば電気ポツト等内部を透視できないよう
な液体容器の液量を外部表示するのに利用され
る。
(従来の技術) この種の液位を電気的に検出する液量検出装置
は、特開昭61−223618号公報で知られている。こ
のものは液体容器に通じた内容液導出路を絶縁性
とし、その外面に内容液導出路の内部を挟んで対
向するよう設けた2片以上の電極を設け、それら
電極間で内容液導出路内の液位に応じた静電容量
を得、これを電気的に検出して液位を検出するよ
うになつている。
(考案が解決しようとする問題点) 上記のような電気的検出方式は、液位を無段階
に検出することができる。
しかし内容液導出路の外面に、その内部を挟ん
で対向するよう2以上の電極を設けなくてはなら
ず、電極数および組立工数がかさむし、どの電極
も内容液導出路の液位検出範囲全域に及ぶ長さを
有する大きなものが必要であるから、コストアツ
プの原因となつている。
(問題点を解決するための手段) 器体外に器体内液位と同一液位が得られるよう
に器体と通じた内容液導出路を有した液体容器に
おいて、内容液導出路の液位検出範囲に、セツト
されていなければそのままステツプ#64に戻
り、セツトされているとステツプ#66に移行し
て現在時刻がセツトした時刻Aかどうか判別す
る。時刻Aに達していなければそのままステツプ
#64に戻る。つまり時刻Aになるまで通常の湯
沸し、保温制御が行われる。
ステツプ#66で時刻Aであるとステツプ#6
7に移行し、サーミスタ63の温度が省エネ設定
温度例えば70℃であるかどうか判別する。省エネ
設定温度以上であるとステツプ#68でサブヒー
タ1bをオフして、また省エネ設定温度以下であ
るとステツプ#70でサブヒータ1bをオ第1の
電極を設けるとともに、器体と内容液導出路とを
連結して内容液と電気的に通じかつ前記第1の電
極と継手によつて絶縁された連結路を第2の電極
とし、第1の電極と第2の電極を介し通じた内容
液導出路内の内容液との間に液位に応じて生じる
静電容量により液位を判定する判定手段を備えた
ことを特徴とするものである。
(作用) 器体内の内容液は器体と連結路を介し通じた内
容液導出路にも流入して同一レベルを保つてい
る。この状態で器体を内容液導出路の側に傾ける
か、内容液を加圧して押し出し力を与えると、内
容液は内容液導出路へと自然流出するか押出さ
れ、内容液導出路を通じて注出される。
第2の電極は内容液導出路と器体とを連結する
通路構成部材であつて内容液に電気的につなが
り、また第1の電極は内容液導出路内の内容液お
よび前記第2の電極の双方と電気的に絶縁されて
いるので、第1の電極を専用電極として設けるだ
けで、第1の電極と内容液導出路内の内容液とが
絶縁状態にて対峙し、その対峙領域の大きさ、つ
まり液位の高さに応じた静電容量を持つことがで
きる。そして液位判定手段はこの静電容量の多少
により液位を判定することができる。
また第1の電極と第2の電極との電気的な絶縁
は内容液導出路の継手の材質によつて絶縁のため
の部材を特別に設けることなく達成することがで
きる。
(実施例) 第1図から第6図に示す本考案の実施例は、エ
アポンプ式の卓上電気ポツトの場合を示すもので
あつて、第1図に示すように、側周壁下部にヒー
タ1を巻付けた内容器2が外装ケース3に収容保
持され器体4を形成している。内容器2の口部2
aは外装ケース3の上端に合成樹脂製の肩部材5
によつて連結され、肩部材5の後部鉤型軸受9に
軸6によつて外蓋7が開閉および着脱自在に枢着
されている。外蓋7の下面には内容器2の口部2
aに施される内蓋8が取付けられ、外蓋7と一体
的に開閉される。
外蓋7内には、外蓋7の上面押圧板10によつ
て押動操作されるベローズポンプ11が設けら
れ、内蓋8とベローズポンプ底板12との間に設
けられる給気通路13を通じて内容器2内に加圧
空気を送り込み、内容液を加圧するようになつて
いる。給気通路13は分枝孔14を通じて外蓋7
の上面へ抜ける蒸気抜き通路15が設けられ、ヒ
ータ1による保温や沸騰の際に発生する蒸気を外
部に逃し内容器2内が異常昇圧しないようになつ
ている。
前記分枝孔14は、ベローズポンプ11の押圧
操作に連動して下動される弁36によつて、ベロ
ーズポンプ底板12の給気口16と切換え閉塞さ
れ、内容液加圧時に加圧空気が蒸気抜き通路15
へ逃げたり、貯湯状態のとき蒸気がベローズポン
プ11内に侵入したりすることが起きないように
なつている。
前記加圧される内容液を内容器2の外部上方へ
案内する導出路17が、基端を内容器2の底部に
接続して設けられ、内容器2と底部で通じかつ上
端が外部に開放されていることにより、内容器2
内の内容液が常時流入して同一レベルを保つよう
になつている。導出路17の上端には合成樹脂製
エルボ20を接続してある。このエルボ20は肩
部材5の嘴状に一側へ張り出した嘴状部5aの裏
側に固着した逆U字管23に接続している。逆U
字管23はエルボ20との接続部直ぐ上に転倒時
止水弁25を内蔵しており、先端の下向き吐出口
19はその全面側に下端から内容器2の満水位置
よりも上位にまで達するスリツト26が形成され
ている。器体4の嘴状部5aの下には、嘴状部5
aを包囲する形のパイプカバー27が設けられ、嘴
状部5aおよび器体4の外装ケース3に嵌め付け
てある。パイプカバー27の底部には、逆U字管2
3の吐出口19からの吐出液を大気への開放状態
で受入れて下方へ流出させる注液ガイド管24を
下方から着脱自在に取付けてある。
この大気への開放状態での受入れには前記スリ
ツト26も関係し、サイフオン・スプラツシュお
よび急激な注出の場合の内容液噴き出しを確実に
防止する。注液ガイド管24は、肩部材5の嘴状
部5a部に着脱可能に嵌め付けられ、吐出口19
からの吐出液をやや大きな口径で無理なく受け入
れ、整流板28で整流して静かに下方に流下させ
る。
給気通路13には逆止弁29が設けられている
が、転倒時逆止弁29は一時安定せず内容液を流
出させてしまうことがある。その流出量は少いけ
れども、蒸気抜き通路15を通じて外蓋7部から
外部に流れ出ることがあると、万一その場所に乳
幼児が居た場合等危険でもある。そこで、ベロー
ズポンプ底板12の給気口16とは別に給気路1
3に通じる補助連通孔30を設けて常時は重り弁
31で閉じ状態にしておき、前記内容液が給気路
13に流出した場合、流出液が給気路13内に充
満しようとして重り弁31を押し開き、補助連通
孔30を通じベローズポンプ11内に流入し、分
枝孔14を通じた蒸気抜き通路15側への流出を
抑止するようになつている。
なお、肩部材5の一部に裏側から蒸気センサ3
7を突出させて、蒸気抜き通路15内にその一部
の透孔15aから臨み、蒸気温度により内容液の
沸騰を検出するようになつている。
内容液の導出路17の立上がり部は液位検出部
17bとし、絶縁材料で形成してある。具体的に
はガラスでもよいが樹脂の方が誘電率がよく静電
容量変化を得やすいし、液面周囲の表面張力によ
る盛上がりが原因した液面レベルの不特定性を抑
えることができる。液量検出部17bは合成樹脂
製の直状接続管17c,金属製曲管17a,合成
樹脂製エルボ17d、金属製接続口17eを介し
て内容器2の底部に接続されている。
ここで液位検出部17bの外周にはアルミニウ
ム箔41を巻付けて第1の電極とし、液位検出部
17b内の内容液に電気的につながる前記曲管1
7aを第2の電極とし、第1の電極41と第2の
電極17aに通じた液位検出部17b内の内容液
42とが、液位検出部17bの絶縁周壁を介し対
峙し、その対峙領域の大きさ、つまり内容液42
の液位高さに応じた静電容量を得られるようにし
てある。
この液位に応じた静電容量の違いは、第1、第
2の各電極41,17aを、ポツトの動作制御用
マイクロコンピユータ(以下マイコンと云う)6
6(第4図)に水量検出回路Aを介し接続するこ
とで、マイコン66に入力するようにしている。
これによりマイコン66はその静電容量の違いに
応じた入力によつて内容液の液位を、給水を促す
べき給水ライン、安全最低水位でエンプテイ警告
の必要なエンプテイラインをも含み判定し、その
判定に応じてマイコン66に水量表示回路Bを介
し接続している外部表示用の発光ダイオード42
,422…426を駆動し、液位を外部表示する
ようにしてある。
発光ダイオード421〜426は外装体1の前部
に嵌め付けた樹脂製パネル43に有する表示窓4
4を通じ点灯表示するようにしてある。最下位の
発光ダイオード421は安全最低水位に対応し給
水を促す表示、最上位発光ダイオード426満水
位、他の発光ダイオード422〜425は各中間液
位をそれぞれ表示する。
樹脂パネル43の下部にはヒータ1により内容
液を適時沸騰させる再沸騰回路Cの再沸騰スイツ
チ45を操作する操作ボタン45aが設けられて
いるし、沸騰表示用、保温表示用の各発光ダイオ
ード46,47が窓49を通じ外部表示するよう
に設けられている。そしてそれらが設けられてい
る部分は透明な樹脂カバーシート48によつて面
一状態に覆い、それらに必要な表示はカバーシー
ト48の裏面に印刷してある。
樹脂パネル43は第3図に示す外装体1の前部
の凹陥部1a部に当てがい、両側の爪43aと凹
陥部1aの両側の係合孔1bとの係合によつて嵌
付け、外装体1の上端に肩部材5を装着すること
で抜け止めされる。外装体1は金属板よりなり後
部での突き合せ縁が互いに逆向きの係合爪1cど
うしが係合し合うことで仮連結され、肩部材5や
底板68との組立てに供される。組立後は肩部材
5や底板68との嵌合によつて隙間のない接合状
態に保たれるようになつている。
内容器2の背部に設けた段落し部61には、取
付板33を利用してサーミスタ63が取付けら
れ、内容器2の底部には温度ヒユーズ60が取付
けられている。
マイコン66はヒータ1の通電や信号ブザー6
5の動作等も制御するが、CPUとROMとを持つ
ものであり、基板67に他の必要な回路部分とと
もに装備されており、クロツク発生回路Dからの
クロツク信号を基準に動作する。基板67は、外
装ケース3の下端に取付けた環状の基板68の一
部に一体形成しかつ出入れ口69bが下向きに開
口するマイコンボツクス69に下方より収容して
ネジ70によりネジ止めし、かつ上方から被せた
遮熱板72をもネジ74によりネジ止めしてあ
る。マイコンボツクス69の天板69aは、その
下面に基板67をネジ止めするときのスペーサ突
起71が四箇所、また上面に遮熱板72を取付け
るときのスペーサ突起73が四箇所前記スペーサ
突起71と同じ位置に設けられている。
基板67のネジ70によるネジ止めは、前記三
箇所のスペーサ突起71,73部を利用して下方
から上方に貫通しないようにして行い、遮熱板7
2はマイコンボツクス69の外周に嵌り合うスカ
ート壁72aを持ち、スカート壁72aに設けた
孔72bがマイコンボツクス69の外周に形成し
た係合爪69cに弾性係合させることで装着し、
取付けの安定のために、他の一箇所のスペーサ突
起71,73部を利用して上方から下方に貫通し
ないようにしてネジ74によりネジ止めしてい
る。これによつてマイコンボツクス69は上方の
貫通部が一切なく、上方から溢流水が流下してき
たとしても、マイコンボツクス69内には入ら
ず、マイコンボツクス69内の基板67に装備さ
れている電子回路を前記溢流水から保護すること
ができる。
内容器2の上半部外まわりには断熱材78が巻
き付けられ、下半部外まわりには遮熱板75が設
けられている。ヒータ1はバンド状ケース76に
収納して内容器2に巻付けてあるが、ヒータ1自
信は通常外周3/4範囲程度にしか設けられないの
でこの範囲に対応する部分にのみ遮熱板75を設
けてあり、遮熱板75の内容器2下方への折り込
み部には底遮熱板77も併せ設けてある。
これによつて、基板67は、遮熱板75の前記
折込み部および底遮熱板77、遮熱板72、マイ
コンボツクス69とそれらの間にある空気層とに
よつてヒータ1からの熱を遮断され、十分な熱保
護を受ける。
遮熱板75、底遮熱板77は、内容器2の底部
に溶接などして取付けた取付金具79に温度ヒュ
ーズ60の取付板80と共にネジ81により同時
に取付けられている。なお、ネジ81による取付
けで今1つの遮熱板72をも仮想線のように取付
けることができる。その場合スペーサリング82
を用いるとよい。
マイコン基板67上の回路を含む制御回路91
は第4図に示すブロツク図の通りであり、マイコ
ン66に必要な各種外部電子部品や動作部品と結
線されている。なおヒータ1はメインヒータ1a
とサブヒータ1bとの組合せとされている。
制御回路91からの第1の電極41への接続端
子101は、第1の電極41の外面に当てがつて
液位表示部に被せたシユリンク樹脂膜102によ
つて押付け、第1の電極41との接触を確固に保
つようにしてある。
またシユリンク樹脂膜102の上からはさらに
前記端子101の基部対応箇所に樹脂バンド10
3で締付け、端子101が抜け外れないようにし
ている。
第2の電極17aへの接続端子104は、第2
の電極17aにスポツト溶接した金属片105
に、一般の接続金具106を嵌付け、それに対し
接続してある。
今一連の制御動作を第7図に示す制御フローチ
ヤートに従つて説明すると、電源オンによつて動
作制御がスタートし、先ずステツプ#1で必要な
初期設定が行われた後、ステツプ#2に移行しブ
ザー65を作動させて、加熱開始を外部表示し、
電気ポツトの使用開始を知らせると共に以後の取
扱いの注意を促す。次いでステツプ#3で内容液
がエンプテイ状態かどうかを、第1、第2各電極
41,17aを通じた静電容量により判別され
る。このエンプテイ検出時点でも適当な残量があ
つて完全な空炊き状態になるまでには少しの時間
が掛かるようにしてある。エンプテイ状態でなけ
ればステツプ#4、ステツプ#5と移行して、電
気ポツトが安全使用可能な状態かどうか判別しな
がら必要な準備処置をし、使用不可の場合はステ
ツプ#1に戻つて最初からフローを繰返すように
してある。
使用可であればステツプ#6に移行し内容液が
給水ライン以上かどうかを前記と同じく静電容量
から判別する。給水ライン以下であつたときはス
テツプ#51で給水動作準備制御を行い、それが
給水ブザー完了状態でないことを条件に確認され
たとき(ステツプ#52、#53)、ステツプ
#54に移行して給水表示用ダイオード421
点滅させると共にそれに同期してブザー65を断
縁に作動(例えば2回)させて給水が必要な残量
に達していることを外部表示し、給水を促す。そ
の後給水動作解消および給水ブザー完了の制御を
経て(ステツプ#55、#56)、ステツプ#5
2に戻る。このとき給水ブザー完了が確認される
のでステツプ#34に戻り通常の保温動作制御が
繰返される。この際ステツプ#6で再度給水ライ
ン以下か判別されてステツプ#51、#52へ移
行しても給水ブザー完了状態のままであるため、
ステツプ#52からステツプ#34に戻るだけで
あり、前記必要回数の給水外部表示以後は、給水
表示用ダイオード421は点灯しつ放しとなる。
ステツプ#6で給水ラインに達したことが確認
されるとステツプ#6aに移行して給水ブザー完
了制御を解消しておきステツプ#7に移行する。
ステツプ#7ではステツプ#21での沸騰状態
を示すブザー65の動作の準備を行つた後ステツ
プ#8に移行し、再沸騰スイツチ44がオンかど
うか判別する。再沸騰スイツチ44がオンである
とステツプ#9でブザー65を作動させて“ピ
ツ”と鳴し応動したことを外部表示するとともに
ステツプ#10で沸騰準備をしてステツプ#11
に移行する。再沸騰スイツチ44がオフである場
合はステツプ#9,#10を実行せず即ステツプ
#11に移行する。
ステツプ#11ではサーミスタ63が所定温度
を検知しているかどうか判別する。検知していな
ければステツプ#12に移行して沸騰準備ができ
ているかどうか判別する。準備できているとその
まま、準備できていなければステツプ#13に移
行してサーミスタ63が沸騰温度以下である場合
にステツプ#14での沸騰、準備動作を経て、そ
れぞれステツプ#15に移行し、メインヒータ1
a、サブヒータ1bを共にオンさせる。この後ス
テツプ#16で沸騰表示用発光ダイオード46を
オンさせて沸騰使用状態にあることを外部表示す
ると共に保温表示用発光ダイオード47をオフさ
せる。
次いでステツプ#17に移行し蒸気センサ37
が沸騰温度以下かどうか判別する。以下であると
ステツプ#3に移行して沸騰のための加熱を繰返
す。ステツプ#17で沸騰温度以上であるとステ
ツプ#18に移行して蒸気センサ37が95°以下
であるとステツプ#3に移行し沸騰のための加熱
を繰返す。95°以下でなければステツプ#19に
移行しメインヒータ1a、サブヒータ1bをオフ
にし、ステツプ#20で沸騰準備を解消し、ステ
ツプ#21で沸騰表示部用発光ダイオード46を
点滅させるとともにブザー65を作動させて、沸
騰状態に達したことを外部表示させる。この後ス
テツプ#3に移行する。
ステツプ#11でサーミスタ63が所定温度で
ある場合はステツプ#31に一旦移行してメイン
ヒータ1a、サブヒータ1bをオフにした後ステ
ツプ#32に移行し、沸騰準備がされている場合
のみステツプ#33に移行して保温表示用発光ダ
イオード47をオフにした後ステツプ#17に移
行して沸騰処理を行わせる。
ステツプ#32で沸騰準備がされていない場合
は保温状態であるので、ステツプ#34に移行し
沸騰表示用発光ダイオード46をオフするととも
に保温表示用発光ダイオード47を点灯させ、保
温状態であることを外部表示させる。次いでステ
ツプ#35でサーミスタ63が所定温度以上かど
うか判別し、以下であるとステツプ#36でサブ
ヒータ1bをオンさせた後、以上であるとそのま
ま、ステツプ#37に移行しサーミスタ63が所
定温度以下であればそのまま、以上であればステ
ツプ#38に移行してサブヒータ1bをオフした
後ステツプ#3に移行し保温状態を繰返す。
給水外部表示にかかわらず給水なしのまま使用
が続く等により、ステツプ#3で内容液がエンプ
テイ状態であると判別されると、ステツプ#41
に移行して電源オン時のエンプテイかどうか判別
し、そうでなければステツプ#42に移行して所
定回数連続してエンプテイ状態かどうか判別され
る。ステツプ#41、#42でエンプテイである
とステツプ#43に移行して沸騰表示用発光ダイ
オード46、保温表示用発光ダイオード47、給
水表示用発光ダイオード42をオフにした後、ス
テツプ#44でメインヒータ1a、サブヒータ1
bをオフにし、さらにステツプ#45で給水表示
用発光ダイオード42を点滅させ(例えば32回)、
視覚的にエンプテイ状態を外部表示する。
次いでステツプ#46でエンプテイのブザー動
作指令状態であるかどうか判別し、そうであると
ステツプ#47でブザー65を作動させて連続的
に鳴らし、ステツプ#48でエンプテイのブザー
動作指令状態を解除した後ステツプ#3に戻るよ
うにしてある。ステツプ#46でエンプテイのブ
ザー動作指令状態でなければそのままステツプ
#3に戻る。
ステツプ#41、#42でエンプテイでない場
合もステツプ#3に戻る。
マイコン66はまた時計装置87およびデジタ
ル時計表示部88、さらに現在時刻セツトのため
の時変更キー83、分変更キー83、省エネルギ
ー(以下省エネと云う)開始時刻Aセツトキー8
5、省エネ終了時刻Bセツトキー86が接続さ
れ、表示部88にリアルタイムを表示するととも
に夜間や外出中等の所定時間に間ヒータ1に通電
を抑え、再加熱の立上がりを極端に悪くすること
のない程度の最低温度を保つ省エネ保温が可能な
ようにしてある。
表示部82、各キー83,84,85,86の
各操作部83a,84a,85a,86aは樹脂
パネル43の下部に設けられている。
以下この省エネ保温制御につき第8図に示すフ
ローチヤートに基づき説明する。
先ずステツプ#61で現在時刻をセツトする。
このセツトは前記時変更キー83および分変更キ
ー84を適宜操作することで行われ、デジタル時
計表示部88の時刻表示が現在時刻となる。そこ
でステツプ#62に移行し省エネ開始時刻Aをセ
ツトする。このセツトは省エネ開示時刻Aセツト
キー85を操作した後時変更キー83および分変
更キー84を操作し、デジタル時計表示部88で
の時刻表示が所定時刻Aとなるようにして行う。
ステツプ#63に移行し省エネ終了時刻Bをセ
ツトする。このセツトは省エネ終了時刻Bセツト
キー86を操作した後時変更キー83および分変
更キー84を操作し、デジタル時計表示部88で
の時刻表示が所定時刻Bとなるようにして行う。
省エネ開始時刻Aセツトキー85、省エネ終了
時刻Bセツトキー86を操作したときのデジタル
時計表示部88での時刻A、Bの表示は、一定時
間キー85,86および83,84が操作されな
いときリアルタイム表示に戻るようにしてある。
以上の時刻A,Bのセツトの後ステツプ#64
に移行し、前記第7図で説明した通常の湯沸し、
保温ループを一巡した後ステツプ#65に移行す
る。ここで省エネ時刻A、Bがセツトされている
か否かが判別されンして、それぞれステツプ#6
9に移行し、ここで現在時刻が時刻Bであればス
テツプ#64に戻り、時刻Bでなければステツプ
#67に移行する。これにより時刻Bに達するま
で内容液を70℃に保つ省エネ保温が行われる。
なお第1の電極41は液位検出部17bの外周
に蒸着鉱金したり、インサート成形により全週ま
たは一定幅に形成したもの等とすることもでき
る。
また第2の電極17aは、内容器2そのものな
ど液位検出部17b内の内容液に電気的につなが
る内容器2側部分のどこを兼用してもよい。
(考案の効果) 本考案によれば、内容液導出路を利用した静
電容量方式の液量検出において、この液量検出の
ための第2の電極は内容液導出路と器体とを連絡
する通路構成部材であつて内容液に電気的につな
がり、また第1の電極は内容液導出路内の内容液
および前記第2の電極の双方と電気的に絶縁され
ており、第2の電極を専用電極として設けるだけ
で、第1の電極と内容液導出路内の内容液とが絶
縁状態にて対峙し、その対峙領域の大きさ、つま
り液位の高さに応じた静電容量を持つて液量の検
出を可能とするので、内容液導出管路の液量検出
範囲に亘つて従来設けている特別な電極1つを、
連絡路の第2の電極としての巧みな利用によつて
省略することができ、しかも第1の電極と第2の
電極との電気的な絶縁は内容液導出路の継手の材
質によつて絶縁のための部材を特別に設けること
なく達成するので、部品点数および組立工数の少
ない構造の簡単な安価なものとなる。
また内容液そのものが第1の電極と直接対峙し
て自身の液位に応じた静電容量を正確に生じさせ
るので液位の検出精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第
2図は分解斜視図、第3図は外装体の斜視図、第
4図は制御回路図、第5図は通常の湯沸し、保温
制御状態を示すフローチヤート、第6図は省エネ
保温状態を示すフローチヤートである。 2……器体、17……内容液導出路、17a…
…第2の電極、17c……直状接続管(連絡路)、
41……アルミニウム泊(第1の電極)、66…
…マイコン(液位判定手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 器体外に器体内液位と同一液位が得られるよう
    に器体と通じた内容液導出路を有した液体容器に
    おいて、 内容液導出路の液位検出範囲に第1の電極を設
    けるとともに、器体と内容液導出路とを連結して
    内容液と電気的に通じかつ前記第1の電極と継手
    によつて絶縁された連結路を第2の電極とし、第
    1の電極と第2の電極を介し通じた内容液導出路
    内の内容液との間に液位に応じて生じる静電容量
    により液位を判定する判定手段を備えた ことを特徴とする液体容器の液量検出装置。
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