JPH0350821Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0350821Y2 JPH0350821Y2 JP1985141381U JP14138185U JPH0350821Y2 JP H0350821 Y2 JPH0350821 Y2 JP H0350821Y2 JP 1985141381 U JP1985141381 U JP 1985141381U JP 14138185 U JP14138185 U JP 14138185U JP H0350821 Y2 JPH0350821 Y2 JP H0350821Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water level
- water
- tank
- electrode plates
- detection pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 98
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 17
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 5
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 5
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 238000010411 cooking Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000012777 electrically insulating material Substances 0.000 description 1
- 238000005868 electrolysis reaction Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は水位センサ付き湯沸器に関するもので
ある。
ある。
ヒータを備えて、タンク内の水を沸騰させた
後、保温できるようにした電気ポツトが提案され
ている(特開昭58−143720号公報)。この電気ポ
ツトでは、タンク内に水位センサを設けて、該水
位センサで水位を検出して水位表示レベルメータ
で水量表示を行い、また水位センサからの信号で
水量に応じた沸騰時間を決定するように構成され
ている。
後、保温できるようにした電気ポツトが提案され
ている(特開昭58−143720号公報)。この電気ポ
ツトでは、タンク内に水位センサを設けて、該水
位センサで水位を検出して水位表示レベルメータ
で水量表示を行い、また水位センサからの信号で
水量に応じた沸騰時間を決定するように構成され
ている。
上記水位センサでは、基準電極と水位検出電極
が水により導通することで水位を検出するもの
で、基準電極と水位検出電極をタンク内の水に直
接浸しており、このため電気分解が起こり、また
電極が腐食して水中に溶解して水質に影響を与え
る問題があつた。また、水位を精度よく検出する
ためには長さの異なる多数本の水位検出電極を必
要とする問題があつた。
が水により導通することで水位を検出するもの
で、基準電極と水位検出電極をタンク内の水に直
接浸しており、このため電気分解が起こり、また
電極が腐食して水中に溶解して水質に影響を与え
る問題があつた。また、水位を精度よく検出する
ためには長さの異なる多数本の水位検出電極を必
要とする問題があつた。
本考案の目的は、簡単な構成でタンク内の水の
水質に影響を与えることなく水位を精度よく検出
することができる水位センサを備えた湯沸器を提
供することである。
水質に影響を与えることなく水位を精度よく検出
することができる水位センサを備えた湯沸器を提
供することである。
本考案は上記目的を達成するため、湯沸器のタ
ンク内の水位と同じ水位を示す水位検出パイプの
外周面に二枚の電極板を互いに対向させて該水位
検出パイプの軸線方向に沿つて配置し、該電極板
間の静電容量変化からタンク内の水位を検出して
複数の発光ダイオードからなる表示器で段階的に
表示するように構成してなることを特徴とする。
ンク内の水位と同じ水位を示す水位検出パイプの
外周面に二枚の電極板を互いに対向させて該水位
検出パイプの軸線方向に沿つて配置し、該電極板
間の静電容量変化からタンク内の水位を検出して
複数の発光ダイオードからなる表示器で段階的に
表示するように構成してなることを特徴とする。
タンク内の水位が変化すると、この水位の変化
に応じて二枚の電極板間の静電容量が変化して水
位が電気信号として検出される。このとき、電極
板は水と接触せず水質に影響を与えるおそれがな
い。
に応じて二枚の電極板間の静電容量が変化して水
位が電気信号として検出される。このとき、電極
板は水と接触せず水質に影響を与えるおそれがな
い。
以下本考案の一実施例を図面を参照して説明す
る。
る。
第1図は本考案の水位センサ付き湯沸器の一例
を示している。図中符号1は湯沸器本体、2は該
湯沸本体1内に装備されたタンクである。湯沸器
本体1には図示しないが湯沸かしを行うメインヒ
ータと沸かされた湯を保温する保温ヒータが装備
されている。
を示している。図中符号1は湯沸器本体、2は該
湯沸本体1内に装備されたタンクである。湯沸器
本体1には図示しないが湯沸かしを行うメインヒ
ータと沸かされた湯を保温する保温ヒータが装備
されている。
タンク2の外側には、軸線方向に沿つてタンク
2から若干離れて水位検出パイプ3が設けられて
いる。この水位検出パイプ3は電気絶縁材(例え
ばガラス)から形成されていて、その一端部はタ
ンク2の上端部と連通し、また他端部はタンク2
の下端部と連通して、タンク2内の水位と同じ水
位を示すようになつている。
2から若干離れて水位検出パイプ3が設けられて
いる。この水位検出パイプ3は電気絶縁材(例え
ばガラス)から形成されていて、その一端部はタ
ンク2の上端部と連通し、また他端部はタンク2
の下端部と連通して、タンク2内の水位と同じ水
位を示すようになつている。
水位検出パイプ3の外周面には、第2図a,b
に示すように軸線方向に沿つて二枚の電極板4,
4が互いに対向するように設けられている。この
電極板4,4間には誘電体となる水位検出パイプ
3と水位検出パイプ3内の水と空気が介在されて
いて一種のコンデンサとなつており、水位の変化
により水と空気の占める比率が変わり誘電率(静
電容量)が変化する。電極板4,4には発振回路
5(第3図参照)から低電圧の交流電流が印加さ
れる。
に示すように軸線方向に沿つて二枚の電極板4,
4が互いに対向するように設けられている。この
電極板4,4間には誘電体となる水位検出パイプ
3と水位検出パイプ3内の水と空気が介在されて
いて一種のコンデンサとなつており、水位の変化
により水と空気の占める比率が変わり誘電率(静
電容量)が変化する。電極板4,4には発振回路
5(第3図参照)から低電圧の交流電流が印加さ
れる。
第3図は上記水位センサの電気回路を示してい
る。同図において符号5は発振回路、Cxは水位
センサ(電極板4,4間に誘電体となる水位検出
パイプ3と水位検出3内の水と空気が介在された
一種のコンデンサ)、Coは水位センサCxに並列
に接続されるコンデンサで、発振回路5による誘
導ノイズを低減する。Zはインピーダンスで、水
位センサCxの値等により決められる。6,7は
演算増幅器である。
る。同図において符号5は発振回路、Cxは水位
センサ(電極板4,4間に誘電体となる水位検出
パイプ3と水位検出3内の水と空気が介在された
一種のコンデンサ)、Coは水位センサCxに並列
に接続されるコンデンサで、発振回路5による誘
導ノイズを低減する。Zはインピーダンスで、水
位センサCxの値等により決められる。6,7は
演算増幅器である。
発振回路5の出力はまず水位センサCx、コン
デンサCoを介して演算増幅器6に入力されてこ
こで反転増幅される。このときインピータンスZ
を介してネガテイブフイードバツクがかけられ
る。水位の変化が生じると水位センサCxの静電
容量が変化するため−端子に入力される出力が変
わる。そして、ダイオードDとコンデンサCによ
り整流されて再び演算増幅器7により反転増幅さ
れる。ここで、温度補償用サーミスタ8により温
度補償がなされる。
デンサCoを介して演算増幅器6に入力されてこ
こで反転増幅される。このときインピータンスZ
を介してネガテイブフイードバツクがかけられ
る。水位の変化が生じると水位センサCxの静電
容量が変化するため−端子に入力される出力が変
わる。そして、ダイオードDとコンデンサCによ
り整流されて再び演算増幅器7により反転増幅さ
れる。ここで、温度補償用サーミスタ8により温
度補償がなされる。
電極板4,4間の静電容量の変化は演算増幅器
7により電気信号の変化として検出され、この演
増幅器7の出力は水位表示回路9とマイクロコン
ピユータ10に入力される。水位表示回路9は複
数の発光ダイオードからなる表示器11を動作す
るもので、水位の変動に応じて複数の発光ダイオ
ードが段階的に点滅する。
7により電気信号の変化として検出され、この演
増幅器7の出力は水位表示回路9とマイクロコン
ピユータ10に入力される。水位表示回路9は複
数の発光ダイオードからなる表示器11を動作す
るもので、水位の変動に応じて複数の発光ダイオ
ードが段階的に点滅する。
また、マイクロコンピユータ10では演算増幅
器7の出力により水位が最低水位より低いかある
いは最高水位よりも高いかが判定され、最低水位
よりも低いときには空炊くを防止するためにメイ
ンヒータ、保温ヒータへの通電を遮断し、また最
高水位よりも高いときには沸騰した水がタンク2
から湯沸器本体1の頭部に設けた蒸気孔(図示せ
ず)を通つて外部に吹き出るのを防止するためメ
インヒータへの通電を遮断する。
器7の出力により水位が最低水位より低いかある
いは最高水位よりも高いかが判定され、最低水位
よりも低いときには空炊くを防止するためにメイ
ンヒータ、保温ヒータへの通電を遮断し、また最
高水位よりも高いときには沸騰した水がタンク2
から湯沸器本体1の頭部に設けた蒸気孔(図示せ
ず)を通つて外部に吹き出るのを防止するためメ
インヒータへの通電を遮断する。
なお、第1図中12は昇水パイプである。
本考案は上記した如くに、湯沸器のタンク内の
水位と同じ水位を示す水位検出パイプの外周面に
二枚の電極板を互いに対向させて該水位検出パイ
プの軸線方向に沿つて配置し、該電極板間の静電
容量変化からタンク内の水位を検出して複数の発
光ダイオードからなる表示器で段階的に表示する
ように構成してなるものであるから、水位を連続
的に精度よく検出してこれを多段階にわたつて表
示できるものであり、この際においてタンク内の
水が電気分解されたり、電極板が腐食して水中に
溶解するようなことがなく、水質に影響を与えな
い。
水位と同じ水位を示す水位検出パイプの外周面に
二枚の電極板を互いに対向させて該水位検出パイ
プの軸線方向に沿つて配置し、該電極板間の静電
容量変化からタンク内の水位を検出して複数の発
光ダイオードからなる表示器で段階的に表示する
ように構成してなるものであるから、水位を連続
的に精度よく検出してこれを多段階にわたつて表
示できるものであり、この際においてタンク内の
水が電気分解されたり、電極板が腐食して水中に
溶解するようなことがなく、水質に影響を与えな
い。
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は本考案の一実施例を示す略解断面図、第2図a
は要部の一部省略側面図、同図bは同平面図、第
3図は電気回路図である。 1……湯沸器本体、2……タンク、3……水位
検出パイプ、4……電極板、5……発振回路、
6,7……演算増幅器。
は本考案の一実施例を示す略解断面図、第2図a
は要部の一部省略側面図、同図bは同平面図、第
3図は電気回路図である。 1……湯沸器本体、2……タンク、3……水位
検出パイプ、4……電極板、5……発振回路、
6,7……演算増幅器。
Claims (1)
- 湯沸器のタンク内の水位と同じ水位を示す水位
検出パイプの外周面に二枚の電極板を互いに対向
させて該水位検出パイプの軸線方向に沿つて配置
し、該電極板間の静電容量変化からタンク内の水
位を検出して複数の発光ダイオードからなる表示
器で段階的に表示するように構成してなることを
特徴とする水位センサ付き湯沸器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985141381U JPH0350821Y2 (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985141381U JPH0350821Y2 (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6250526U JPS6250526U (ja) | 1987-03-28 |
JPH0350821Y2 true JPH0350821Y2 (ja) | 1991-10-30 |
Family
ID=31049107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985141381U Expired JPH0350821Y2 (ja) | 1985-09-18 | 1985-09-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0350821Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008516857A (ja) * | 2004-10-14 | 2008-05-22 | バン−オー−マティック コーポレーション | 飲料ディスペンサー用液体レベル測定装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0355401Y2 (ja) * | 1987-04-08 | 1991-12-10 | ||
JPH0211110A (ja) * | 1988-06-29 | 1990-01-16 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | マイクロコンピュータ制御電気ポット |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS635639Y2 (ja) * | 1981-04-08 | 1988-02-16 | ||
JPS5987714U (ja) * | 1982-12-06 | 1984-06-14 | 三洋電機株式会社 | 電気ジヤ−式ポツトの安全装置 |
-
1985
- 1985-09-18 JP JP1985141381U patent/JPH0350821Y2/ja not_active Expired
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008516857A (ja) * | 2004-10-14 | 2008-05-22 | バン−オー−マティック コーポレーション | 飲料ディスペンサー用液体レベル測定装置 |
US8429965B2 (en) | 2004-10-14 | 2013-04-30 | Bunn-O-Matic Corporation | Fluid level measuring device for a beverage dispenser |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6250526U (ja) | 1987-03-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003057092A (ja) | 水位センサ | |
JPS5885314A (ja) | エンジンオイルの劣化検知装置 | |
US4517982A (en) | Sensing device for cardio-pulmonary functions | |
JPH0350821Y2 (ja) | ||
CN111076789A (zh) | 一种水位检测装置、水位检测方法及储水装置 | |
JPH0238988A (ja) | 液体センサ | |
CN107126088A (zh) | 加热容器 | |
JPS60219517A (ja) | 水位検知装置付風呂釜 | |
JPS61223618A (ja) | 液位検出器 | |
JPS57182975A (en) | Detection of liquid level of fuel cell | |
JPS6474440A (en) | Raindrop detecting device | |
CN218646403U (zh) | 非接触式液体检测防干烧传感器 | |
JP2731264B2 (ja) | 電気ポット | |
CN211346990U (zh) | 一种水位检测装置及储水装置 | |
JPH0449548Y2 (ja) | ||
JPS63171117U (ja) | ||
JPH0331234Y2 (ja) | ||
JPH02122323U (ja) | ||
JPH0619085Y2 (ja) | 湿度センサ装置 | |
JPH064305Y2 (ja) | 小型水圧センサ | |
JPS57153221A (en) | Water level alarm device | |
JPS6430470U (ja) | ||
JPS6444425U (ja) | ||
JPS5813245Y2 (ja) | 残湯表示装置 | |
JPH0348207Y2 (ja) |