JPH04184978A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH04184978A
JPH04184978A JP31521990A JP31521990A JPH04184978A JP H04184978 A JPH04184978 A JP H04184978A JP 31521990 A JP31521990 A JP 31521990A JP 31521990 A JP31521990 A JP 31521990A JP H04184978 A JPH04184978 A JP H04184978A
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(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置の製造方法に関し、特に縦型電界効
果トランジスタと、酸化股上に多結晶シリコンで形成し
たダイオードを有する半導体装置の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
一般に、縦型電界効果トランジスタはMO3構造である
ために、静電気に対して弱いということが言われている
。この静電気対策として、第2図に等価回路図を示すよ
うに、ゲート酸化膜を保護するためのダイオードDを縦
型電界効果トランジスタQのゲート、ソース間に接続し
たものが採用されている。
第3図はこのようなダイオードと縦型電界効果トランジ
スタを一体に構成した半導体装置の一例を示す縦断面図
である。同図において、比抵抗が0.01Ω・1程度の
P0半導体基板1上に0.1−10Ω・cm程度でその
厚さが5〜50μmのP型エピタキシャル層2を有し、
ここに縦型電界効果トランジスタを形成している。すな
わち、P型エピタキシャル層2の表面部に形成された深
さ3〜6μmのN型ベース領域3と、この領域内の一部
に形成された深さ約1μmのP0型ソース領域4と、こ
のP9型ソース領域4の間の半導体基板l上に、300
〜2000人のゲート酸化膜5を介して設けられたN 
+ +型のゲート電極としての多結晶シリコン6と、こ
れを覆うPSG等の絶縁膜7と、この上に形成したアル
ミニウム等の金属で構成されるソース電極8と、半導体
基板1の裏面に形成した金等の金属で構成されるドレイ
ン電極9とで構成されている。
一方、ダイオード部は、その直下の前記P型エピタキシ
ャル層2に形成したソース・ドレイン間の電界集中を防
止するためのN型ウェル層10と、その上に形成された
厚さが5000〜1oooo人程度のフィールド酸化膜
11と、この上に形成したP9型多結晶シリコン12a
と、このP4型多結晶シリコン12aを囲むように形成
したN型多結晶シリコン13と、さらにこのN型多結晶
シリコン13を囲むように形成したP゛型型詰結晶シリ
コン12bで構成されている。
なお、内側のP+型多結晶シリコン12aは前記ゲート
電極としてのN + +型多結晶シリコン6にアルミニ
ウム等の配線14で接続され、外側のP3型多結晶シリ
コン12bはソース電極8に接続されている。
次にこの半導体装置の製造方法、特にダイオード部の製
造方法を第4図(a)および(b)を用いて説明する。
先ず、第4図(a)のように、P゛゛半導体基板1にP
型エピタキシャル層2を形成した後、ダイオード部にN
型ウェル層10を形成し、さらGここの上にフィールド
酸化膜11とゲート酸化膜5を形成した後、全面に不純
物層を含まない(ノンドープ)多結晶シリコン15を形
成する。
次に、第4図(b)のように、ダイオード部を形成する
領域、すなわち第3図および第4図(b)のX線より内
側の領域の多結晶シリコン15を覆うように酸化膜16
を形成する。そして、この酸化膜16をマスクにしてリ
ンを拡散し、酸化膜16で覆われていない領域の多結晶
シリコンをN li li型とする。
その後、第3図に示したように、多結晶シリコン15を
X線の外側部分で分離させ、N 44型とした多結晶シ
リコン6はさらにパターニングして縦型電界効果トラン
ジスタのゲート電極とし、ダイオード部の多結晶シリコ
ンには選択的にリンやポロン等を導入し、P9型多結晶
シリコン12a。
12bとN型多結晶シリコン13とを形成する。
以下、常法により縦型電界効果トランジスタを形成する
ことで、第3図の半導体装置が形成される。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような従来の製造方法では、多結晶シリコンに対し
てX線よりも内側を被覆した酸化膜16をマスクにして
リン拡散を行うため、第5図(第4図(b)のA部分の
拡大図)に示すように、リンの横方向の拡散によりダイ
オード部としての多結晶シリコンの一部にまでリンが拡
散され、この部分はN″9型の多結晶シリコンとなって
いる。そして、多結晶シリコンはこのX線よりも外側で
エツチングしているため、N++型の多結晶シリコンが
ダイオード部に残されることになる。さらに、この後の
工程で高温の熱処理を行っているため、このN゛型の部
分から内側へリンが拡散し、ダイオード部の外側のP型
多結晶シリコン12bに不純物勾配が生じることになる
通常、ダイオードのブレークダウン電圧は低濃度側(こ
こでは、N型多結晶シリコン)でほぼ決定されるため、
このような不純物勾配が生じていると、ゲートにプラス
を印加した場合とマイナスを印加した場合でブレークダ
ウン電圧が異なったり、・静電気に対する耐量がばらつ
くことがあり、またロフト間、ウェハ間におけるばらつ
きも大きくなるという問題が生じる。
本発明の目的は、安定したブレークダウン電圧を得ると
ともに、静電気に対する耐量を安定させ、さらにロット
間やウェハ間のばらつきを小さくした半導体装置の製造
方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の半導体装置の製造方法は、多結晶シリコン上に
ダイオード部の境界線よりも外側に突出させたマスクを
形成し、このマスクを利用して多結晶シリコンに縦型電
界効果トランジスタのゲート電極を形成するための不純
物の導入を行う工程と、多結晶シリコンをダイオード部
の境界線でエツチングして境界線よりも外側の部分を除
去する工程と、エツチングで残されたダイオード部の多
結晶シリコンに不純物を選択的に導入してダイオードを
形成する工程を含んでいる。
この場合、ゲート電極を形成する際の不純物の導入をイ
オン注入法によって行うことが好ましい。
〔作用〕
本発明方法によれば、ゲート電極を形成する際の不純物
導入によってダイオード部の境界線内に拡散された不純
物を、エツチング工程で除去するため、ダイオード部に
不純物勾配が生じることを防止する。
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図(a)ないしくe)は本発明の製造方法、特にダ
イオード部の製造方法の一実施例を工程順に示す縦断面
図である。
先ず、第1図(a)に示すように、P゛型半導体基板1
にP型エピタキシャル層2を形成した後、ダイオード部
にN型ウェル層10を形成し、さらにこの上にフィール
ド酸化膜11とゲート酸化膜5を形成した後、全面にノ
ンドープの多結晶シリコン15を成長し、さらにその表
面に厚さが1500人程度0酸化膜16を形成する。
次いで、第1図(b)のように、リソグラフィ技術によ
りダイオード部としての多結晶シリコン15の境界X線
よりも多少外側に突き出たY線まで酸化膜16を残し、
これをマスクにして多結晶シリコン15の抵抗を下げる
ためにリン拡散を行い、ダイオード部以外の多結晶シリ
コン15を、N++型多結晶シリコン6とする。このと
き、リンは横方向に拡散するが、X線よりも内側にまで
は拡散しないようにY線位置を設定する。したがって、
ダイオード部の多結晶シリコンはノンドープのままであ
る。
その上で、多結晶シリコン15を選択的にエツチングし
、ダイオード部と、縦型電界効果トランジスタ部のゲー
ト電極とをそれぞれパターン形成する。
次いで、第1図(C)のように、エツチングした多結晶
シリコンの表面にチャネリング防止のため500人程0
の酸化膜17を形成し、5E13〜5E14程度のリン
をイオン注入する。その後、1100〜1200°Cで
深さが3〜6μmとなるように熱処理を行う。このとき
、ダイオード部はンンドープ多結晶シリコンからN型の
多結晶シリコン13となる。
次に、第1図(d)のように、リソグラフィ技術により
ダイオード部では外側および内側のP1型多結晶シリコ
ン12a、12bを形成するように、また縦型電界効果
トランジスタ部ではP1型のソース領域4を形成するよ
うにフォトレジスト1Bを残す。
次いで、第1図(e)に示すように、前記フォトレジス
ト18をマスクとして5E15〜5E16程度のボロン
等のイオン注入を行い、その後1000℃程度の熱処理
を行う、ダイオード部では、この 。
イオン注入された部分がN型多結晶シリコン13を囲む
ようにP4型多結晶シリコン12a、12bとなる。な
お、縦型電界効果トランジスタ部のN + 4型多結晶
シリコン6はリン拡散での不純物量が高いため、このイ
オン注入では影響を受は難く、N゛のままである。
その後、第3図に示したように、PSG絶縁膜7の成長
、コンタクト形成、ソース電極8およびドレイン電極9
を形成することで半導体装置が完成される。
この製造方法によれば、第1図(a)の工程で酸化膜1
6をダイオード部の境界となるX線よりも外側のY線に
まで形成し、その後X線に沿って多結晶シリコン15を
エツチングしているので、リンの横方向拡散によってY
線からX線方向への一部がN″″型とされても、この部
分はエツチングにより除去されるため、ダイオード部に
N型の不純物が存在することがない。これにより、ダイ
オード部の多結晶シリコンに不純物勾配が生じることは
なく、外側のP型多結晶シリコン12bを均一不純物濃
度とする。したがって、ダイオードのブレークダウン電
圧が安定化され、静電気に対する耐量も安定化され、か
つロット間、ウェハ間におけるばらつきも改善される。
ここで、第1図(a)の工程におけるリン拡散を、フォ
トレジストをマスクとしたリンのイオン注入に換えても
よい。このようにすれば、多結晶シリコン15中のリン
の横方向拡散はイオン注入の方が少ないため、X線とY
線の距離を短くでき、高集積化を進めることができる利
点がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、ゲート電極を形成する際
の不純物導入によってダイオード部の境界線内に拡散さ
れた不純物を、エツチング工程で除去するため、ダイオ
ード部に不純物勾配が生じることを防止でき、これによ
りダイオードのブレークダウン電圧が安定化され、静電
気に対する耐量も安定化され、かつロット間、ウェハ間
におけるばらつきも改善されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)ないしくe)は本発明の一実施例を製造工
程順に示す縦断面図、第2図は静電耐圧を向上させた縦
型電界効果トランジスタの等価回路図、第3図は第2図
の縮型電界効果トランジスタの一例を示す縦断面図、第
4図(a)および(b)は従来の製造方法の工程一部を
示す縦断面図、第5図は第4図(b)のA部分の拡大図
である。 1・・・P+型半導体基板、2・・・P型エピタキシャ
ル層、3・・・N型ベース領域、4・・・P型ソース領
域、5・・・ゲート酸化膜、6・・・N゛型多結晶シリ
コン、7・・・PSG絶縁膜、8・・・ソース電極、9
・・・ドレイン電極、10・・・N型ウェル層、11・
・・フィールド酸化膜、12a、12b・・・P゛型多
結晶シリコン、13・・・N型多結晶シリコン、14・
・・配線、15・・・ノンドープ多結晶シリコン、16
.17・・・酸化膜、18・・・フォトレジスト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、縦型電界効果トランジスタ部と、ダイオード部とを
    半導体基板に一体に形成し、前記縦型電界効果トランジ
    スタのゲート電極とダイオード部とを同一の多結晶シリ
    コンで形成してなる半導体装置の製造方法において、前
    記多結晶シリコン上にダイオード部の境界線よりも外側
    に突出させたマスクを形成し、このマスクを利用して前
    記多結晶シリコンに前記ゲート電極を形成するための不
    純物の導入を行う工程と、前記多結晶シリコンをダイオ
    ード部の境界線でエッチングして境界線よりも外側の部
    分を除去する工程と、エッチングで残されたダイオード
    部の多結晶シリコンに不純物を選択的に導入してダイオ
    ードを形成する工程を含むことを特徴とする半導体装置
    の製造方法。 2、ゲート電極を形成する際の不純物の導入をイオン注
    入法によって行う特許請求の範囲第1項記載の半導体装
    置の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014125862A1 (ja) * 2013-02-12 2014-08-21 セイコーインスツル株式会社 クランプ素子を備えた半導体装置
CN118098980A (zh) * 2024-04-23 2024-05-28 希力微电子(深圳)股份有限公司 一种具有esd结构的高压超结mosfet器件及其制备方法

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