JPH0418450B2 - - Google Patents
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- JPH0418450B2 JPH0418450B2 JP60170503A JP17050385A JPH0418450B2 JP H0418450 B2 JPH0418450 B2 JP H0418450B2 JP 60170503 A JP60170503 A JP 60170503A JP 17050385 A JP17050385 A JP 17050385A JP H0418450 B2 JPH0418450 B2 JP H0418450B2
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Landscapes
- Ceramic Capacitors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は電子部品本体の両端部から夫々リード
端子が引き出されてなるリード端子付き電子部品
の製造方法に関する。
端子が引き出されてなるリード端子付き電子部品
の製造方法に関する。
(従来技術)
従来、例えば第6図に示すように、積層チツプ
コンデンサ等のチツプ状の電子部品本体1の両端
面に夫々形成された電極2および3に、各一端が
偏平状に形成されるとともに、図示しないプリン
ト基板に実装したときの位置決め用の突起4bが
形成された断面が円形のリード端子4,4の偏平
部分4a,4aを半田付けし、電子部品本体1を
外装樹脂(図示せず。)により被覆してなる構成
を有するリード端子付きの電子部品の製造方法と
しては、例えば、次のような方法が周知である。
コンデンサ等のチツプ状の電子部品本体1の両端
面に夫々形成された電極2および3に、各一端が
偏平状に形成されるとともに、図示しないプリン
ト基板に実装したときの位置決め用の突起4bが
形成された断面が円形のリード端子4,4の偏平
部分4a,4aを半田付けし、電子部品本体1を
外装樹脂(図示せず。)により被覆してなる構成
を有するリード端子付きの電子部品の製造方法と
しては、例えば、次のような方法が周知である。
先ず、リール(図示せず。)に巻回された断面
が円形の銅等の材料からなるワイヤを引き出して
上記リード端子4のほぼ2倍の長さに切断し、リ
ールに巻回されて円弧状に湾曲している切断後の
ワイヤを直線状に伸線する。その後、第7図aに
示すように、切断後の上記ワイヤ4′をU字状に
湾曲させ、この湾曲部分5より上記ワイヤ4′を
厚紙もしくは樹脂フイルム等からなる保持テープ
6に形成された2本のスリツト7,7′の一方7
に、保持テープ6の表側から裏側に挿入し、さら
に、上記スリツトの他方7′に、保持テープ6の
裏側から表側に挿入し、保持テープ6によりワイ
ヤ4′を保持する。次に、第7図bに示すように、
ワイヤ4′の両端部を成形して偏平部分4a,4
aと位置決め用の突起4b,4bとを形成し、上
記偏平部分4a,4aの間に、矢印A0で示すよ
うに、電子部品本体1を挿入し、第7図cに示す
ように、上記偏平部分4a,4aの間に電子部品
本体1を保持する。この状態で電子部品本体1の
両端部に形成された電極2,3に上記偏平部分4
a,4aを半田付けし、上記電子部品本体1を外
層樹脂(図示せず。)により外装した後あるいは
前に、第7図cにおいて一点鎖線l0で示すワイヤ
4′の湾曲部分5の近くにてワイヤ4′を2本のリ
ード端子4,4に分離すれば、第6図のリード端
子付き電子部品を得ることができる。
が円形の銅等の材料からなるワイヤを引き出して
上記リード端子4のほぼ2倍の長さに切断し、リ
ールに巻回されて円弧状に湾曲している切断後の
ワイヤを直線状に伸線する。その後、第7図aに
示すように、切断後の上記ワイヤ4′をU字状に
湾曲させ、この湾曲部分5より上記ワイヤ4′を
厚紙もしくは樹脂フイルム等からなる保持テープ
6に形成された2本のスリツト7,7′の一方7
に、保持テープ6の表側から裏側に挿入し、さら
に、上記スリツトの他方7′に、保持テープ6の
裏側から表側に挿入し、保持テープ6によりワイ
ヤ4′を保持する。次に、第7図bに示すように、
ワイヤ4′の両端部を成形して偏平部分4a,4
aと位置決め用の突起4b,4bとを形成し、上
記偏平部分4a,4aの間に、矢印A0で示すよ
うに、電子部品本体1を挿入し、第7図cに示す
ように、上記偏平部分4a,4aの間に電子部品
本体1を保持する。この状態で電子部品本体1の
両端部に形成された電極2,3に上記偏平部分4
a,4aを半田付けし、上記電子部品本体1を外
層樹脂(図示せず。)により外装した後あるいは
前に、第7図cにおいて一点鎖線l0で示すワイヤ
4′の湾曲部分5の近くにてワイヤ4′を2本のリ
ード端子4,4に分離すれば、第6図のリード端
子付き電子部品を得ることができる。
ところで、上記のような横断面が円形のワイヤ
をリード端子4,4として使用する電子部品で
は、各リード端子4は断面が円形であるためにあ
らゆる方向に曲がる可能性がある。このため、電
子部品の製造過程等においてリード端子4,4に
曲がりや変形が生じ、電子部品の製造時に、リー
ド端子4,4の偏平部分4a,4aの間に電子部
品本体1をうまく挿入して保持することがなくな
り、リード端子4,4の偏平部分4a,4aを電
子部品本体1の電極2,3にうまく半田付けする
ことができなくなるといつた問題があつた。ま
た、上記電子部品の各リード端子4の製作には、
リールに巻回されて円弧状に湾曲している切断後
のワイヤ4′を直線状に伸線する工程や、ワイヤ
4′に偏平部分4a,4aおよび位置決め用の突
起4b,4bを形成する工程等、ワイヤ4′に対
する加工工程が多いという問題もあつた。
をリード端子4,4として使用する電子部品で
は、各リード端子4は断面が円形であるためにあ
らゆる方向に曲がる可能性がある。このため、電
子部品の製造過程等においてリード端子4,4に
曲がりや変形が生じ、電子部品の製造時に、リー
ド端子4,4の偏平部分4a,4aの間に電子部
品本体1をうまく挿入して保持することがなくな
り、リード端子4,4の偏平部分4a,4aを電
子部品本体1の電極2,3にうまく半田付けする
ことができなくなるといつた問題があつた。ま
た、上記電子部品の各リード端子4の製作には、
リールに巻回されて円弧状に湾曲している切断後
のワイヤ4′を直線状に伸線する工程や、ワイヤ
4′に偏平部分4a,4aおよび位置決め用の突
起4b,4bを形成する工程等、ワイヤ4′に対
する加工工程が多いという問題もあつた。
(発明の目的)
本発明の目的は、リード端子の製作が容易でリ
ード端子の曲がりや変形が少なく、製造が容易な
リード端子付き電子部品を提供することである。
ード端子の曲がりや変形が少なく、製造が容易な
リード端子付き電子部品を提供することである。
(発明の構成)
このため、本発明は、電子部品本体の対向する
両端面に夫々形成された電極にリード端子を夫々
導電的に接続してなるリード端子付き電子部品の
製造方法であつて、一定幅を有する金属板を用意
し、この金属板にその長手方向に一定間隔をおい
て両端部がほぼ三角形状となつた打抜き開口を形
成した後、上記金属板を各打抜き開口の中心を通
る線に沿つて切断して両端部に幅広部を有するリ
ード板を形成し、各リード板をそのほぼ中心部で
U字形状に湾曲させ、次いで各リード板をその湾
曲部分から保持テープの幅方向に間隔をおいて形
成された各々が大略上記リード板の両端の間隔に
等しい長さを有するスリツトに順次挿通して上記
各リード板を保持テープに保持し、各リード板の
両端の幅広部の間に上記電子部品本体を挿入して
挟持し、この状態で、上記電子部品本体の両端部
の電極に上記リード板の幅広部を半田付けし、次
いで上記リード板をそのU字形状の湾曲部で切断
して2本のリード端子に分離することを特徴とし
ている。
両端面に夫々形成された電極にリード端子を夫々
導電的に接続してなるリード端子付き電子部品の
製造方法であつて、一定幅を有する金属板を用意
し、この金属板にその長手方向に一定間隔をおい
て両端部がほぼ三角形状となつた打抜き開口を形
成した後、上記金属板を各打抜き開口の中心を通
る線に沿つて切断して両端部に幅広部を有するリ
ード板を形成し、各リード板をそのほぼ中心部で
U字形状に湾曲させ、次いで各リード板をその湾
曲部分から保持テープの幅方向に間隔をおいて形
成された各々が大略上記リード板の両端の間隔に
等しい長さを有するスリツトに順次挿通して上記
各リード板を保持テープに保持し、各リード板の
両端の幅広部の間に上記電子部品本体を挿入して
挟持し、この状態で、上記電子部品本体の両端部
の電極に上記リード板の幅広部を半田付けし、次
いで上記リード板をそのU字形状の湾曲部で切断
して2本のリード端子に分離することを特徴とし
ている。
(発明の効果)
本発明によれば、リード端子は打抜きにより形
成することができるので、リールに巻回された断
面が円形のワイヤのように、カツト後の伸線工程
や各種の成形工程が不要となり、リード端子の製
造も容易になる。また、本発明によれば、リード
板をその中央部でU字形状に湾曲させてリード板
の両端部間に電子部品本体を挟持して仮固定し、
電子部品本体の電極にリード端子を半田付けして
いるので、電子部品本体の電極へのリード端子の
半田付けが簡単かつ容易に行うことができ、リー
ド板の両端の間隔を調整して電子部品本体の保持
力の調整も容易に行うことができる。
成することができるので、リールに巻回された断
面が円形のワイヤのように、カツト後の伸線工程
や各種の成形工程が不要となり、リード端子の製
造も容易になる。また、本発明によれば、リード
板をその中央部でU字形状に湾曲させてリード板
の両端部間に電子部品本体を挟持して仮固定し、
電子部品本体の電極にリード端子を半田付けして
いるので、電子部品本体の電極へのリード端子の
半田付けが簡単かつ容易に行うことができ、リー
ド板の両端の間隔を調整して電子部品本体の保持
力の調整も容易に行うことができる。
(実施例)
以下、添付の図面を参照して本発明の実施例を
説明する。
説明する。
本発明により建造されるリード端子付き電子部
品の一例を第1図に示す。
品の一例を第1図に示す。
第1図に示すリード端子付き電子部品は、積層
コンデンサ11を電子部品本体とするものであ
る。この積層コンデンサ11は直方体形状を有
し、その両端部に夫々電極12および13が形成
されている。これら電極12および13には細幅
のリード端子14,14の一端に形成された幅広
部14a,14aが夫々半田付けされている。各
リード端子14の幅広部14aは、横幅W1が積
層セラミツクコンデンサ11の厚みにほぼ等し
く、長さl1が積層セラミツクコンデンサ11の幅
よりもやや大きい。
コンデンサ11を電子部品本体とするものであ
る。この積層コンデンサ11は直方体形状を有
し、その両端部に夫々電極12および13が形成
されている。これら電極12および13には細幅
のリード端子14,14の一端に形成された幅広
部14a,14aが夫々半田付けされている。各
リード端子14の幅広部14aは、横幅W1が積
層セラミツクコンデンサ11の厚みにほぼ等し
く、長さl1が積層セラミツクコンデンサ11の幅
よりもやや大きい。
上記リード端子14は、厚みが0.25mm程度の真
ちゆう、鉄、銅、燐青銅もしくな洋白等の良好な
導電性を有する金属からなる金属板21(第5図
a参照)を上記のような形状に打抜くことにより
形成される。
ちゆう、鉄、銅、燐青銅もしくな洋白等の良好な
導電性を有する金属からなる金属板21(第5図
a参照)を上記のような形状に打抜くことにより
形成される。
上記積層セラミツクコンデンサ11と、リード
端子14,14の幅広部14a,14aとは、こ
れらの幅広部14a,14aとリード端子14,
14との間に形成される段部14b,14bを残
して絶縁性の樹脂15により被覆される。
端子14,14の幅広部14a,14aとは、こ
れらの幅広部14a,14aとリード端子14,
14との間に形成される段部14b,14bを残
して絶縁性の樹脂15により被覆される。
上記のような構成を有するリード端子付きコン
デンサでは、各リード端子14は金属板の打抜き
により形成された一定の厚みを有する板状のもの
であるから、各リード端子14はその厚み方向に
対して直角な方向に曲がり難いが、厚み方向には
曲げることができる。従つて、リード端子14,
14は、第2図に示すように、その厚み方向に曲
げることにより、第1図のリード端子付きコンデ
ンサを実装するプリント回路基板(図示せず。)
の端子孔の間隔に対応して、間隔Fを調整するこ
とができる。
デンサでは、各リード端子14は金属板の打抜き
により形成された一定の厚みを有する板状のもの
であるから、各リード端子14はその厚み方向に
対して直角な方向に曲がり難いが、厚み方向には
曲げることができる。従つて、リード端子14,
14は、第2図に示すように、その厚み方向に曲
げることにより、第1図のリード端子付きコンデ
ンサを実装するプリント回路基板(図示せず。)
の端子孔の間隔に対応して、間隔Fを調整するこ
とができる。
また、上記各リード端子14は、その幅広部1
4aとの間に段部14bを有し、この段部14b
は上記リード端子付きコンデンサをプリント回路
基板に実装したときに、このプリント回路基板に
当接し、上記リード端子付きコンデンサの位置決
め用として機能させることができる。なお、上記
段部14bに幅広部14aからリード端子14に
向かうテーパを持たせるようにすれば、上記リー
ド端子付きコンデンサをプリント回路基板に実装
するときに、端子孔にこのテーパ部分を圧入する
ことにより、上記リード端子付きコンデンサをプ
リント回路基板に仮固定することができる。
4aとの間に段部14bを有し、この段部14b
は上記リード端子付きコンデンサをプリント回路
基板に実装したときに、このプリント回路基板に
当接し、上記リード端子付きコンデンサの位置決
め用として機能させることができる。なお、上記
段部14bに幅広部14aからリード端子14に
向かうテーパを持たせるようにすれば、上記リー
ド端子付きコンデンサをプリント回路基板に実装
するときに、端子孔にこのテーパ部分を圧入する
ことにより、上記リード端子付きコンデンサをプ
リント回路基板に仮固定することができる。
上記積層チツプコンデンサ11の形状が小さ
く、リード端子14,14間の間隔Fが小さくな
り過ぎる場合は、たとえば第3図に示すように、
リード端子14,14は、予めその幅広部14
a,14aにて2箇所で逆方向にほぼ直角に折曲
され、上記間隔Fが広げられる。
く、リード端子14,14間の間隔Fが小さくな
り過ぎる場合は、たとえば第3図に示すように、
リード端子14,14は、予めその幅広部14
a,14aにて2箇所で逆方向にほぼ直角に折曲
され、上記間隔Fが広げられる。
上記第1図および第3図の構造を有する積層チ
ツプコンデンサ11に代えて、第4図に示すよう
に、円柱状や円筒状の電子部品本体19の両端部
に夫々金属キヤツプ20,20を冠着してなるも
のであつてもよい。
ツプコンデンサ11に代えて、第4図に示すよう
に、円柱状や円筒状の電子部品本体19の両端部
に夫々金属キヤツプ20,20を冠着してなるも
のであつてもよい。
次に、上記構造を有するリード端子付きコンデ
ンサの製造方法を説明する。
ンサの製造方法を説明する。
先ず、第5図aに示すように、一定の幅w11を
有する厚さt11の帯状の金属板21を用意する。
この金属板21の材料としては、真ちゆう、鉄、
銅、燐青銅、もしくは洋白等の良好な導電性を有
する金属剤材料を使用することができる。金属板
21の上記幅w11および厚さt11は、積層チツプコ
ンデンサ11の寸法等に対応して、たとえば、
w11=84mm、t11=0.25mmに選択される。
有する厚さt11の帯状の金属板21を用意する。
この金属板21の材料としては、真ちゆう、鉄、
銅、燐青銅、もしくは洋白等の良好な導電性を有
する金属剤材料を使用することができる。金属板
21の上記幅w11および厚さt11は、積層チツプコ
ンデンサ11の寸法等に対応して、たとえば、
w11=84mm、t11=0.25mmに選択される。
上記金属板21には、その長手方向に一定間隔
をおいて、両端部がいずれも三角形状となつた打
抜き開口21a,21a,……を打ち抜く。次い
で上記金属板21は、第5図aにおいて点線で示
す上記各打抜き開口21aの中心を通る線で切断
し、第5図bに示すように、両端部に幅広部14
a,14aを有するリード板14′を形成する。
このリード板14′の各幅広部14aの幅w12お
よばび長さl11は、積層チツプコンデンサ11の
両端面の寸法にほぼ等しく、たとえば、w12=1
mm、l11=4mmである。また、リード板14′の幅
w13はw13=0.5mmである。
をおいて、両端部がいずれも三角形状となつた打
抜き開口21a,21a,……を打ち抜く。次い
で上記金属板21は、第5図aにおいて点線で示
す上記各打抜き開口21aの中心を通る線で切断
し、第5図bに示すように、両端部に幅広部14
a,14aを有するリード板14′を形成する。
このリード板14′の各幅広部14aの幅w12お
よばび長さl11は、積層チツプコンデンサ11の
両端面の寸法にほぼ等しく、たとえば、w12=1
mm、l11=4mmである。また、リード板14′の幅
w13はw13=0.5mmである。
上記リード板14′は、第5図cに示すように、
その中央部にて、両端部の幅広部14a,14a
を対向させてU字状に湾曲させ、紙もしくは樹脂
等と材料から可撓性を有する材料からなる保持部
材としての保持テープ22に保持させる。この保
持テープ22による上記リード板14′の保持は、
第7図aにおいて説明したのと同様にして、保持
テープ22に予め形成されたスリツトにより行な
われる。
その中央部にて、両端部の幅広部14a,14a
を対向させてU字状に湾曲させ、紙もしくは樹脂
等と材料から可撓性を有する材料からなる保持部
材としての保持テープ22に保持させる。この保
持テープ22による上記リード板14′の保持は、
第7図aにおいて説明したのと同様にして、保持
テープ22に予め形成されたスリツトにより行な
われる。
すなわち、上記保持テープ22には、その長手
方向に、一つのリード14′に対して上記リード
板14′の幅広部14a,14aの間隔dにほぼ
等しい長さを有する2本のスリツト23,23′
が形成されている。リード板14′は、その湾曲
部分14cが上記スリツトの一方23に保持テー
プ22の表側から裏側に挿通され、その後、上記
スリツトの他方23′に、保持テープ22の裏側
がら表側に挿通されて保持テープ22に保持され
る。
方向に、一つのリード14′に対して上記リード
板14′の幅広部14a,14aの間隔dにほぼ
等しい長さを有する2本のスリツト23,23′
が形成されている。リード板14′は、その湾曲
部分14cが上記スリツトの一方23に保持テー
プ22の表側から裏側に挿通され、その後、上記
スリツトの他方23′に、保持テープ22の裏側
がら表側に挿通されて保持テープ22に保持され
る。
次に、リード板14′の幅広部14a,14a
は、第5図dに示すように、積層チツプコンデン
サ11の電極12,13が形成された端面間の寸
法に合わせて、その間隔が狭くなるように成形し
た後、その間に積層チツプコンデンサ11を矢印
A11で示すように挿入し、第5図eに示すよう
に、リード板14′の幅広部14a,14aの間
に上記積載層チツプコンデンサ11を保持する。
は、第5図dに示すように、積層チツプコンデン
サ11の電極12,13が形成された端面間の寸
法に合わせて、その間隔が狭くなるように成形し
た後、その間に積層チツプコンデンサ11を矢印
A11で示すように挿入し、第5図eに示すよう
に、リード板14′の幅広部14a,14aの間
に上記積載層チツプコンデンサ11を保持する。
この状態で、上記リード板14′の幅広部14
a,14aを予熱し、これら幅広部14a,14
aを積層チツプコンデンサ11の電極12,13
に半田付けする。
a,14aを予熱し、これら幅広部14a,14
aを積層チツプコンデンサ11の電極12,13
に半田付けする。
次いで、上記リード板14′を第5図eに一点
鎖線l12で示すように、その湾曲部14cの近傍
にて切断して2本のリード端子14,14に分離
し、これら2本の端子14,14間の静電容量を
測定した後、上記積層チツプコンデンサ11を絶
縁性の樹脂15により外装し、上記リード端子1
4,14を所定の位置で切断すれば、第3図にお
いて説明したがコンデンサを得ることができる。
第1図のコンデンサも同様の工程により製造する
ことができる。
鎖線l12で示すように、その湾曲部14cの近傍
にて切断して2本のリード端子14,14に分離
し、これら2本の端子14,14間の静電容量を
測定した後、上記積層チツプコンデンサ11を絶
縁性の樹脂15により外装し、上記リード端子1
4,14を所定の位置で切断すれば、第3図にお
いて説明したがコンデンサを得ることができる。
第1図のコンデンサも同様の工程により製造する
ことができる。
上記のようにすれば、リード端子14は、金属
板21を単に打ち抜くだけで製作することがで
き、リード端子14の製作が非常に容易になるう
えに、保持テープ22を利用してリード端子付き
のコンデンサを、自動機械により連続的に製造す
ることができる。また、本発明において、リード
端子14の半田付性、酸化防止性を向上するに
は、錫や半田メツキ膜を適宜施すようにすればよ
い。
板21を単に打ち抜くだけで製作することがで
き、リード端子14の製作が非常に容易になるう
えに、保持テープ22を利用してリード端子付き
のコンデンサを、自動機械により連続的に製造す
ることができる。また、本発明において、リード
端子14の半田付性、酸化防止性を向上するに
は、錫や半田メツキ膜を適宜施すようにすればよ
い。
なお、上記金属板21に形成する打抜き開口2
1a,21a,……は先端部が三角形状のものに
限らず、たとえば、長方形状のもの等であつても
よく、また、上記各打抜き開口21aの両端部に
夫々対向する切欠きを形成するようにしてもよ
い。
1a,21a,……は先端部が三角形状のものに
限らず、たとえば、長方形状のもの等であつても
よく、また、上記各打抜き開口21aの両端部に
夫々対向する切欠きを形成するようにしてもよ
い。
第1図は本発明により製造されるリード端子付
き電子部品の内部構造を示す一部破断斜視図、第
2図は第1図のリード端子付き電子部品のリード
端子間隔調整の説明図、第3図はいま一つのリー
ド端子付き電子部品の変形例の内部構造を示す一
部破断斜視図、第4図は円柱状の電子部品本体の
斜視図、第5図a、第5図b、第5図c、第5図
dおよび第5図eは夫々第1図および第3図のリ
ード端子付きコンデンサの製造方法の説明図、第
6図は従来方法により製造されるリード端子付き
コンデンサの斜視図、第7図a、第7図bおよび
第7図cは夫々第6図のリード端子付きコンデン
サの製造方法の説明図である。 11……積層コンデンサ、12,13……電
極、14……リード端子、14a……幅広部、1
4b……段部、21……金属板、21a……打抜
き開口。
き電子部品の内部構造を示す一部破断斜視図、第
2図は第1図のリード端子付き電子部品のリード
端子間隔調整の説明図、第3図はいま一つのリー
ド端子付き電子部品の変形例の内部構造を示す一
部破断斜視図、第4図は円柱状の電子部品本体の
斜視図、第5図a、第5図b、第5図c、第5図
dおよび第5図eは夫々第1図および第3図のリ
ード端子付きコンデンサの製造方法の説明図、第
6図は従来方法により製造されるリード端子付き
コンデンサの斜視図、第7図a、第7図bおよび
第7図cは夫々第6図のリード端子付きコンデン
サの製造方法の説明図である。 11……積層コンデンサ、12,13……電
極、14……リード端子、14a……幅広部、1
4b……段部、21……金属板、21a……打抜
き開口。
Claims (1)
- 1 電子部品本体の対向する両端面に夫々形成さ
れた電極にリード端子を夫々導電的に接続してな
るリード端子付き電子部品の製造方法であつて、
一定幅を有する金属板を用意し、この金属板にそ
の長手方向に一定間隔をおいて両端部がほぼ三角
形状となつた打抜き開口を形成した後、上記金属
板を各打抜き開口の中心を通る線に沿つて切断し
て両端部に幅広部を有するリード板を形成し、各
リード板をそのほぼ中央部でU字形状に湾曲さ
せ、次いで各リード板をその湾曲部分から保持テ
ープの幅方向に間隔をおいて形成された各々が大
略上記リード板の両端の間隔に等しい長さを有す
るスリツトに順次挿通して上記各リード板を保持
テープに保持し、各リード板の両端の幅広部の間
に上記電子部品本体を挿入して挟持し、この状態
で、上記電子部品本体の両端部電極に上記リード
板の幅広部を半田付けし、次いで上記リード板を
そのU字形状の湾曲部で切断して2本のリード端
子に分離することを特徴とするリード端子付き電
子部品の製造方法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17050385A JPS6230307A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | リード端子付き電子部品の製造方法 |
DE19863625238 DE3625238A1 (de) | 1985-07-31 | 1986-07-25 | Elektronisches bauteil mit anschlussdraehten und verfahren zur herstellung dieses bauteils |
US06/891,557 US4785990A (en) | 1985-07-31 | 1986-07-29 | Electronic component with lead terminals and method of manufacturing said electronic component |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17050385A JPS6230307A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | リード端子付き電子部品の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6230307A JPS6230307A (ja) | 1987-02-09 |
JPH0418450B2 true JPH0418450B2 (ja) | 1992-03-27 |
Family
ID=15906165
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17050385A Granted JPS6230307A (ja) | 1985-07-31 | 1985-07-31 | リード端子付き電子部品の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6230307A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6279611A (ja) * | 1985-10-02 | 1987-04-13 | コーア株式会社 | 電子部品連続テ−プの製造方法 |
JP4736127B2 (ja) * | 2006-03-27 | 2011-07-27 | 株式会社村田製作所 | リード線付き電子部品、及びリード線付き電子部品の製造方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5726836B2 (ja) * | 1974-06-29 | 1982-06-07 | ||
JPS5744533B2 (ja) * | 1979-01-13 | 1982-09-21 | ||
JPS5976414A (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-01 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 磁器コンデンサの製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5726836U (ja) * | 1980-07-23 | 1982-02-12 | ||
JPS5744533U (ja) * | 1980-08-26 | 1982-03-11 |
-
1985
- 1985-07-31 JP JP17050385A patent/JPS6230307A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5726836B2 (ja) * | 1974-06-29 | 1982-06-07 | ||
JPS5744533B2 (ja) * | 1979-01-13 | 1982-09-21 | ||
JPS5976414A (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-01 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 磁器コンデンサの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6230307A (ja) | 1987-02-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |