JPH04184471A - 磁気記録媒体及び磁気記録装置 - Google Patents

磁気記録媒体及び磁気記録装置

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JPH04184471A
JPH04184471A JP31282190A JP31282190A JPH04184471A JP H04184471 A JPH04184471 A JP H04184471A JP 31282190 A JP31282190 A JP 31282190A JP 31282190 A JP31282190 A JP 31282190A JP H04184471 A JPH04184471 A JP H04184471A
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JP
Japan
Prior art keywords
layer
magnetic
film
magnetic recording
recording medium
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Pending
Application number
JP31282190A
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English (en)
Inventor
Haruki Yamane
治起 山根
Masanobu Kobayashi
小林 政信
Kiminori Maeno
仁典 前野
Kayoko Oishi
大石 佳代子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、磁気潜像を形成するのに適した磁気記録媒体
及びその磁気記録媒体を利用した磁気記録装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、磁気記録媒体は、例えば磁気プリンタに用いられ
ており、その場合磁気記録媒体に磁気潜像が形成され、
これを磁気的に現像して可視像を得るようにしている(
「マグネトグラフィプリンタ」今村舜仁著、大野信編集
、CMCrノンインバクドブリンティング」第15章P
、159〜P、168.1986参照)。
第2図は従来の磁気プリンタの印刷プロセス図である。
図において、記録用磁気ドラム1は矢印入方向に回転す
る。該記録用磁気ドラム1面上には磁気潜像を形成する
ための磁気記録媒体であるCr(hFR膜等が設けられ
ている。
印刷プロセスにおいて、まず消磁手段2が磁気記録媒体
を一定方向に磁化する。次に、磁気記録手段3が所定の
磁気潜像を形成し、現像手段4が磁気潜像上ムこトナー
を付着させることにより、磁気潜像は可視像化される。
ここで、トナーは磁気記録媒体面上の漏れ磁界による磁
力線と磁気記録媒体面とが交差する部分に付着し、その
結果、磁気潜像は可視像化される。
その後、転写手段5及び定着手段6は、可視像を用紙上
に転写、定着する。最後にクリーニング手段7は磁気記
録媒体上の残留トナーを除去し、印刷プロセスを絆了す
る。
ところで、上記磁気記録媒体上に磁気潜像を記録する方
法としては、磁気ヘッドを使用する方法゛  のほか、
サーマルヘッドによって加熱したりレーザビーム光の照
射によって加熱するサーマル磁気ヘッドを使用する方法
がある。また、磁気記録媒体の磁化方向は、主として記
録媒体面に沿う方向(面内記録法)と記録媒体の面に対
し垂直である方向(垂直記録法)とがあり、高解像度を
必要とする場合には垂直記録法が用いられる。
第3図は磁気記録媒体上の磁気力の垂直成分を示す図で
ある。
図において、実線は面内記録法による磁化方向と磁気力
の垂直成分を、破線は垂直記録法による磁化方向と磁気
力の垂直成分を示す。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の磁気記録媒体及び磁気記録装
置において、面内記録法によって記録する場合には、磁
化方向が反転する境界面Aに生しる漏れ磁界によって磁
性体であるトナーが吸着されるようになっているが、垂
直記録法による場合には磁化反転領域を同様に形成した
としても磁気力の変化が少なく記録を行うことはできな
い。このように、垂直記録用の垂直磁化膜を用いた磁気
プリンタは、原理的には記録の安定性が高く高解像度を
得ることができ、低消費力で作動することができるが、
有効な記録方法がない。
本発明は、上記従来の磁気記録媒体及び磁気記録装置の
問題点を解決して、画像に対応する磁気潜像の磁気力の
変化を大きくして高解像度を得ることができる磁気記録
媒体及び磁気記録装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) そのために、本発明の磁気記録媒体においては、基板の
上に一定方向に磁化された第1層目の垂直磁化膜が積層
され、更に該第1層目の垂直磁化膜の上に第2層目の垂
直磁化膜が積層されている。
上記第1層目の垂直磁化膜は、第2層目の垂直磁化膜よ
り保磁力が太き(なっている。
また、上記磁気記録媒体を利用して磁気記録を行うため
の磁気記録装置は、上記磁気記録媒体に対向して、磁気
記録媒体の表面に磁気潜像を形成する磁気記録手段を有
している。該磁気記録手段は、磁気記録媒体の画像に対
応する箇所を磁化して磁気潜像を形成する。また、上記
磁気潜像の上にトナーを付着して可視像とする現像手段
が設けられる。
そして、上記磁気記録媒体は、基板と、該基板上に積層
され、かつ一定方同に磁化された第1層目の垂直磁化膜
と、該第1層目の垂直磁化膜の上に積層され、上記第1
層目の垂直磁化膜より保磁力が小さい第2層目の垂直磁
化膜から成る。また、該第2層目の垂直磁化膜の磁化方
向を選択的に反転させるため、上記磁気記録手段は、上
記第1層目の垂直磁化膜の保磁力と第2層目の垂直磁化
膜の保磁力の間の保磁力に対応する磁界を発止すること
によって上記第2層目の垂直磁化膜を磁化するもので構
成される。
(作用) 本発明によれば、上記のように基板の上に一定方向に磁
化された第1層目の垂直磁化膜が積層され、更に該第1
層目の垂直磁化膜の上に第2層目の垂直磁化膜が積層さ
れ、上記第1層目の垂直磁化膜は、第2層目の垂直磁化
膜より保磁力が高くしである。
したがって、上記磁気記録手段によって、第1層目の垂
直磁化膜の保磁力と第2層目の垂直磁化膜の保磁力の間
の保磁力に対応する磁界を発生することによって上記第
2層目の垂直磁化膜を磁化すると、第1層目の垂直磁化
膜は一定の方向に磁化されたままの状態を保ち、一方第
2層目の垂直磁化膜は、画像に対応するように磁化され
て磁気潜像が形成される。
このようにして形成された磁気潜像の上に、現像手段に
よってトナーが付着され可視像が形成される。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本発明の磁気記録媒体を示す図、第1図(A)
は磁気記録媒体の断面図、第1図(B)は記録用磁気ト
ラムの断面図である。
回において、厚さが数十〜数百μmの曲折自在なステン
レス基板8上に、保磁力が10000eである第1層目
の垂直磁化1]W9と、保磁力が5000e程度である
第2層目の垂直値化Il!!10が積層され、磁気記録
媒体IIが形成される。該磁気記録媒体11はシート状
に形成され、記録用磁気ドラム芯材12上に巻き付けら
れる。
第4図は本発明の磁気記録装置を示す図、第4図(A)
は本発明の磁気記録装置の消去プロセスを示す図、第4
図(B)は本発明の磁気記録装置の記録プロセスを示す
図である。
図において、9は第1層目の垂直磁化膜、10は第2層
目の垂直磁化膜であり、これらに対向して消去用磁気ヘ
ンド13及び記録用磁気ヘッド14が配設される。
本発明の磁気記録媒体を使用して記録を行う場合、まず
、第4図(A)に示す消去プロセスを行い、次に第4図
(B)の記録プロセスにより任意の磁気潜像を形成し、
磁気記録媒体11と磁性体であるトナーとの磁気的な力
F2によりトナーを磁気記録媒体11に付着させるもの
である。ここで、保磁力が大きい第1層目の垂直磁化膜
9は、予め一定方向に磁化されており、消去用磁気へン
ド13及び記録用磁気ヘッド14によって磁化の方向が
変えられることはない。また、第2層目の垂直磁化膜1
0は消去用磁気ヘッド13及び記録用磁気ヘッド14の
磁場によって磁化方向を反転させることができる。
すなわち、消去プロセスにおいては、第2層目の垂直磁
化膜10を第1層目の垂直磁化膜9と反対方向に磁化す
る。この場合、両者は互いに磁界を打ち消し合い、消去
を行う。
一方、記録プロセスにおいては、記録用磁気ヘッド14
は第2層目の垂直磁化膜10の画像データに対応した場
所を第1層目の垂直磁化1199と同じ方向ムこ磁化す
る。その結果、第1層目の垂直磁化膜9と第2層目の垂
直磁化膜10とが同し方向に磁化された場所(状態Aの
箇所)では磁界が強められ、また、反対方向に磁化され
た場所(状態Bの箇所)では磁界が弱められ、図に示す
ように磁気力の強弱が発生して磁気潜像が形成される。
第5図は本発明の磁気記録装置の印刷プロセスを示す図
である。
図において、記録用磁気トラム1は矢印A方向に回転す
る。該記録用磁気ドラム1は第1図(B)に示すように
記録用磁気ドラム芯材12の表面上に磁気潜像を形成す
るための磁気記録媒体11を巻き付けて形成される。
印刷プロセスにおいて、まず消去用磁気へ・7ド13が
磁気記録媒体11を一定方向に磁化する。次に、記録用
磁気ヘッド14が所定の磁気潜像を形成し、現像手段4
が磁気潜像上にトナーを付着させることにより、磁気潜
像は可視像化される。ここで、トナーは磁気記録媒体1
1面上の漏れ磁界による磁力線と磁気記録媒体面とが交
差する部分に付着し、その結果、磁気潜像は可視像化さ
れる。
その後、転写手段5及び定着手段6は、可視像を用紙上
に転写、定着する。最後にクリーニング手段7は磁気記
録媒体11上の残留トナーを餘去し、印刷プロセスを終
了する。
上記記録方法によって磁気記録を行った結果を以下に示
す。
この実験においては、第1層目の垂直磁化#9としてC
o−Cr合金膜を用い、また、第2層目の垂直磁化膜1
0としてCo/Pt人工格子膜又はCo/Pd人工格子
膜を用いた。
第1層目の垂直磁化膜9であるCo−Cr合金膜はCo
z Cr+ae−xであって、75≦X≦85(Xは原
子%)とする。また、第2層目の垂直磁化膜10である
Co/Pt人工格子膜、又はCo/Pd人工格子膜はC
oWiT!I−d c、、 Pt層厚d #L+ Pd
層厚d pdをそれぞれ1人≦d ca≦15人、2人
≦d、L≦30人、2人≦apa≦30人としである。
この磁気記録媒体11を磁気プリンタの記録用磁気ドラ
ムIに用いて評価したところ、100本/層以上の高解
像度を得ることが確かめられた。
上記実施例においては、磁気ヘッドとして消去用のもの
と記録用のものを2つ使用しているが1つにすることも
できる。
第6図は本発明の磁気記録媒体を使用した他の記録方法
を示す図である。
図において、9は第1層目の垂直磁化膜、10は第2層
目の垂直磁化膜であり、これらC:対向して記録・消去
両用磁気ヘット15が配設される。該記録・消去両用磁
気ヘッド15は、電流を流す方向を反転させることがで
きようになっており、この電流の方向によって磁場を形
成して上記第2層目の垂直磁化膜10の磁化方向を反転
させることができる。
この場合には、同図に示すように消去を行わないで重ね
書き(オーバーライド)を行うことも可能である。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
例えば、上記実施例においては、磁気記録媒体11の基
板としてステンレス基板8を用いているが、非磁性体で
あるポリイミド樹脂基板を利用してもよい。
また、磁気記録媒体11として、第1層目の垂直磁化膜
9にCo−Cr合金膜を用い、第2層目の垂直磁化膜1
0にCo/Pt人工格子膜又はCo/Pd人工格子膜を
使用しているが、CooやRE−TMの垂直磁化膜を使
用することもできる。
(発明の効果) 以上詳細に説明したように、本発明によれば、基板の上
に一定方向に磁化された第1層目の垂直磁化膜が積層さ
れ、更に該第1層目の垂直磁化膜の上に第2層目の垂直
磁化膜が積層され、上記第1層目の垂直磁化膜は、第2
層目の垂直磁化膜より保磁力が大きくしてあり、磁気記
録手段によって、第1層目の垂直磁化膜の保磁力と第2
層目の垂直磁化膜の保磁力の間の保磁カムこ対応する磁
界を発生させることによって上記第2層目の垂直磁化膜
を磁化し、その結果、磁気潜像が形成されるようになっ
ている。
したがって、磁気力を打ち消し合う部分と強め合う部分
とによって磁気力の強弱をつけることができ、鮮明な画
像を形成することができる。
また、磁気ヘッドによって消去及び記録を行うため、垂
直記録媒体に熱を加える必要がなく、その分消費電力を
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気記録媒体を示す図、第1図(A)
は磁気記録媒体の断面図、第1図(B)は記録用磁気ド
ラムの断面図、第2図は従来の磁気プリンタの印刷プロ
セス図、第3図は磁気記録媒体上の磁気力の垂直成分を
示す図、第4図は本発明の磁気記録装置を示す図、第4
図(A)は本発明の磁気記録装置の消去プロセスを示す
図、第4図(B)は本発明の磁気記録装置の記録プロセ
スを示す図、第5図は本発明の磁気記録装置の印刷プロ
セスを示す図、第6図は本発明の磁気記録媒体を使用し
た他の記録方法を示す図である。 3・・・磁気記録手段、4・・・現像手段、8・・・ス
テンレス基板、9・・・第1層目の垂直磁化膜、10・
・・第2層目の垂直磁化膜、11・・・磁気記録媒体、
12・・・記録用磁気ドラム芯材。 第1図 五は気グソンタっf−ぜ希]フ11セ、て2第2図 磁叡言僧勢q本玉っ膚飢力っ市道j0案左示すZ第3図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)基板と、 (b)該基板上に積層され、かつ一定方向に磁化された
    第1層目の垂直磁化膜と、 (c)該第1層目の垂直磁化膜の上に積層された第2層
    目の垂直磁化膜から成り、 (d)上記第1層目の垂直磁化膜は、第2層目の垂直磁
    化膜より保磁力を大きくしたことを特徴とする磁気記録
    媒体。
  2. (2)(a)磁気記録媒体と、 (b)該磁気記録媒体に対向して配設され、磁気記録媒
    体の表面に磁気潜像を形成する磁気記録手段と、 (c)上記磁気潜像の上にトナーを付着して可視像とす
    る現像手段を有し、 (d)上記磁気記録媒体は、基板と、該基板上に積層さ
    れ、かつ一定方向に磁化された第1層目の垂直磁化膜と
    、該第1層目の垂直磁化膜の上に積層され、上記第1層
    目の垂直磁化膜より保磁力が小さい第2層目の垂直磁化
    膜から成り、 (e)上記磁気記録手段は、上記第1層目の垂直磁化膜
    の保磁力と第2層目の垂直磁化膜の保磁力の間の保磁力
    に対応する磁界を発生して上記第2層目の垂直磁化膜を
    磁化するものであることを特徴とする磁気記録装置。
JP31282190A 1990-11-20 1990-11-20 磁気記録媒体及び磁気記録装置 Pending JPH04184471A (ja)

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