JPH064008A - 磁気印刷装置 - Google Patents

磁気印刷装置

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JPH064008A
JPH064008A JP15815592A JP15815592A JPH064008A JP H064008 A JPH064008 A JP H064008A JP 15815592 A JP15815592 A JP 15815592A JP 15815592 A JP15815592 A JP 15815592A JP H064008 A JPH064008 A JP H064008A
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JP
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magnetic
toner
latent image
sleeve
drum
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JP15815592A
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English (en)
Inventor
Yusuke Sakagami
裕介 坂上
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像部の光学濃度が高く、非画像部の下地汚
れの少ない高印字品質の1成分乾式現像方式の磁気印刷
装置を提供することにある。 【構成】 消磁器2、潜像形成装置3、現像器4、転写
装置5、定着器6、クリーナ7が磁気ドラム1の周辺に
配置されている磁気印刷装置において、磁性スリーブ4
1、弾性ローラ42、弾性ブレード43、撹拌機44を
該現像器4に備え、磁性トナー9をその保磁力の2倍以
上の磁界で着磁することによって、磁性スリーブ41上
に磁気的力で薄層化し磁気ドラム1に接触させ、、磁気
潜像からの漏洩磁束によって磁性トナー9を選択的に吸
引して現像することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ等の出力
装置として使用される印刷装置において、特に磁気記録
によって磁気潜像を形成し、乾式1成分現像方式で現像
する磁気印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年コンピュータやOA機器の発展に伴
い、大量の情報をハードコピーするための出力装置とし
て、各種のプリンタや複写機が市販されている。これら
のプリンタや複写機については、高速性、高信頼性、高
耐久性、高画質、小型化などの強い要求がある。従来よ
りプリンタや複写機には、電子写真(静電記録)、感熱
記録、磁気記録など各種の原理が知られている。そのう
ち、磁気記録方式は、高速化、小型化、ドラムが長寿命
であること、画質の安定性に優れていることなどの理由
から見直されてきている。
【0003】磁気記録における現像方式即ち磁気潜像現
像方法は特公昭50−40622、特公昭55−173
82、特公昭57−46795などに開示されているよ
うに、印刷工程は、消磁(潜像消去)、磁気潜像形成、
現像、転写、定着、クリーニングから成る。
【0004】(1)消磁工程:先ず、磁気記録媒体を外
周に有する回転可能な磁気ドラムに対して、永久磁石又
は電磁石を有する消磁器によって磁気記録媒体表面に磁
束が漏洩しない状態を形成する。
【0005】(2)磁気潜像形成工程:次に磁気潜像形
成装置である磁気ヘッドを磁気ドラムに近接させ且つ相
対運動させながら、磁気ヘッドのギャップ部近傍から生
じる磁束により、磁気記録媒体に所望の磁気潜像を形成
する。
【0006】(3)現像工程:次に現像装置の回転可能
なマグネットロールの磁界により磁性トナーを穂立ち状
態に形成した後、ドクターブレード等で適切な高さに穂
立ちを規制し、磁気ドラム上の磁気潜像に磁性トナーの
穂立ちを近接させて磁気力により選択的に磁性トナーを
付着させることにより現像する。
【0007】(4)転写工程:次いで、記録紙などの転
写部材に磁性トナーの画像を磁気ドラム上から転写装置
によって転写する。
【0008】(5)定着工程:転写後、定着器によって
転写部材上の磁性トナー画像を加熱(又は圧力)で定着
し、ハードコピーである印刷物を得る。
【0009】(6)クリーニング工程:転写工程で磁気
ドラム上に残留した磁性トナーをクリーナで除去し、磁
気ドラム表面を清浄に維持し次の印刷を待つ。
【0010】印刷装置の印字品質を決める重要な要因の
1つに解像度があり、磁気記録による磁気潜像は極めて
微細に形成できるため、高印字品質の印刷が可能であ
る。解像度が高い程高印字品質になるが、解像度に対し
て忠実に磁性トナーが現像されていないといくら磁気潜
像の解像度だけよくしてもその効果は少ない。印字品質
を向上させるためには、解像度を高くすると共に画像部
は磁性トナーが充分に現像され光学濃度が確保され、非
画像部はできるだけ磁性トナーが付着しないような現像
方式が不可欠である。
【0011】図2に従来の磁気印刷装置の概要を示す。
磁気ドラム1の周辺に、消磁器2、潜像形成装置3、現
像器10、転写装置5、定着器6、クリーナ7が工程順
に配置されている。現像器10には、磁性トナー9が必
要量だけ蓄えられており、現像工程を経て磁気ドラム1
上の磁気潜像に付着する。
【0012】従来の方式は磁気ブラシ現像法といわれ、
アルミニウムやステンレス鋼などの非磁性金属でできた
スリーブの中に円筒状永久磁石が同心状に配置されたマ
グネットロール、磁性トナーの穂立ち高さを規制するド
クターブレード、磁性トナー容器、スリーブと円筒状永
久磁石の回転機構およびその制御部などから構成され
る。円筒状永久磁石は、等方性のフェライト磁石などで
できており、6〜12極で均等に着磁される。この場
合、円筒状永久磁石を回転させながらスリーブ表面での
磁束密度をホール素子などで測定すると、正弦波に近い
特性が得られる。磁性トナー9の搬送には、スリーブ回
転・磁石固定、スリーブ回転・磁石回転などのタイプが
ある。磁性トナー9を磁性トナー容器に入れると、スリ
ーブ表面には磁界の強弱に応じて磁性トナー9が穂立ち
状態になり、磁性トナー9の供給が可能になる。更に、
ドクターブレードでこの穂立ちが規制されて、スリーブ
表面からほぼ一定の高さの磁性トナーの穂立ち状態が形
成され、磁気ドラム1の表面に磁性トナーの穂立ちが接
触して現像される。
【0013】永久磁石の着磁方法には、上記のように均
等にされる場合もあるが、非対称に着磁される場合もあ
る。この場合には、おもに非磁性スリーブの回転によっ
て磁性トナー9の搬送が行われ、非対称に着磁された円
筒状永久磁石の磁界によって磁性トナー9は選択的に磁
気ドラム1上の画像部に付着する。円筒状永久磁石から
発生する磁界には、磁性トナー9を搬送する磁界、磁気
潜像に磁性トナー9を付着させる現像磁界、非画像部な
どに付着した余分な磁性トナー9を取り除く磁界などが
あり、各磁界によって機能分離されているため、一般的
には等極に着磁された永久磁石の場合より高品質な画像
が得られていると報告されている。この場合、円筒状永
久磁石の代わりに、棒状永久磁石を数本貼合わせて同等
の磁界を発生することもできる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、永久磁
石が等極に着磁された場合には、スリーブ表面での磁界
の強さが正弦波的であるため、現像後の像にはそれに伴
う濃度むらができる傾向がある。これは、ドクターブレ
ードで規制をしてもスリーブ表面の穂立ち状態は均一で
はなく、磁界の強弱に応じて磁性トナー9の穂立ちの密
度むらが生じ、しかも磁界の強弱があるためである。均
一な画像濃度を確保するためには、円筒状磁石を高速
(およそ数100RPM以上)で回転させることによ
り、画像濃度むらの間隔を小さくすることが行われてい
る。また、周囲温度が変化すると、円筒状磁石の温度係
数によって画像濃度が変化するため、できるだけ温度係
数の小さい磁石が望ましい。しかしながら、温度係数の
小さい磁石は、アルニコ磁石、希土類磁石など高価にな
ってしまうのでなかなか使用されないのが実状である。
更に、磁石を着磁する時のばらつきがスリーブ表面の磁
界の強さのばらつきになるため、画像濃度のばらつきの
要因になっている。またトナー穂立ちが磁気ドラム表面
に接触した後現像されるため非画像部の下地汚れが生じ
やすい。
【0015】また、永久磁石の着磁が非対称にされた場
合にも、永久磁石の着磁のばらつき、永久磁石の温度係
数などがあるため、画像部の光学濃度にばらつきが出来
たり非画像部に下地汚れなどが発生したりすることがあ
る。
【0016】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、磁性トナーを必
要量供給し永久磁石の着磁のばらつきや永久磁石の温度
係数などに依存しない方式で現像することにより、画像
濃度のむらやばらつきがなく且つ画像濃度が高く下地汚
れのない高印字品質を備えた磁気印刷装置を提供するこ
とにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】磁気記録媒体を有する磁
気ドラム上の磁気潜像を消磁器によって消去した後、磁
気ヘッドで磁気潜像を形成し、回転可能な磁性スリーブ
及び磁性トナー薄層化手段を有する現像器によって磁性
トナーで磁気潜像を顕像化し、この磁性トナー像を記録
紙に転写し、転写した磁性トナー像を定着させる磁気印
刷装置において、磁気ドラム上の磁気潜像の最大表面磁
束密度が100〜800ガウスであり、磁性トナーが結
着材と保持力が200エルステッド以上である磁性粉を
必須成分とし、該磁性トナーが保持力の2倍以上の磁界
で着磁され、磁性スリーブの比透磁率が50以上である
ことを特徴とする。更に、前記磁性スリーブの厚さが1
0〜150μmであることを特徴とする。更に、前記磁
性スリーブの中に外径の小さい弾性スリーブを略同心状
に備えたことを特徴とする。更に、前記磁性スリーブの
回転方向が磁気ドラムと同周方向であることを特徴とす
る。更に、前記磁性スリーブに対向して配置された弾性
ブレードを備えたことを特徴とする。
【0018】また、磁気記録媒体を有する磁気ドラム上
の磁気潜像を消磁器によって消去した後、磁気ヘッドで
磁気潜像を形成し、回転可能な弾性ローラ及び磁性トナ
ー薄層化手段を有する現像器によって磁性トナーで磁気
潜像を顕像化し、この磁性トナー像を記録紙に転写し、
転写した磁性トナー像を定着させる磁気印刷装置におい
て、磁気ドラム上の磁気潜像の最大表面磁束密度が10
0〜800ガウスであり、磁性トナーが結着材と保持力
が200エルステッド以上である磁性粉を必須成分と
し、該磁性トナーが保持力の2倍以上の磁界で着磁さ
れ、弾性ローラの表面に磁性層を有し、その磁性層の比
透磁率が50以上であることを特徴とする。更に、前記
弾性ローラの表面に形成された磁性層の厚さが10〜1
50μmであることを特徴とする。更に、前記弾性ロー
ラの回転方向が磁気ドラムと同周方向であることを特徴
とする。更に、前記弾性ローラに対向して配置された弾
性ブレードを備えたことを特徴とする。
【0019】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0020】図1に本発明の磁気印刷装置の概略構造を
示す。磁気ドラム1の周辺に各工程の装置が工程順に配
置されており、現像工程を除けば基本的には従来の磁気
印刷装置の印字工程と同じである。磁気ドラム1の表面
には磁気記録層とそれを保護するための保護層が形成さ
れている。先ず、消磁器2により磁気記録層の磁気潜像
を消去する。次に、潜像形成装置3により所望の磁気潜
像を形成する。現像器4によって磁気潜像の磁化画素に
磁性トナー9を磁気的吸引力により磁気ドラム1の表面
に付着させ顕像化する。ここへ記録紙8が搬送されてき
て、転写装置5と磁気ドラム1の間に挿入され、磁気ド
ラム1上の磁性トナー9が記録紙8に転写される。磁気
ドラム1上の磁性トナー9はそのほとんどが記録紙8に
転写されるが、一部残留することがある。そのためクリ
ーナ7が残留磁性トナーを除去し、磁気ドラム1表面は
清浄に維持され、次の印刷時に下地汚れ等が生じない。
【0021】(実施例1)以下各工程毎に詳細に説明し
ていく。磁気ドラム1の構成は、アルミニウムなどの金
属でできたドラムにNi、Ni−Pなどの下地層をおよ
そ1〜30μm形成し、この上にCo−Ni、Co−
P、Co−Ni−P、Co−Zn−P、Co−Ni−Z
n−Pなどの磁気記録層をおよそ0.1〜10μm形成
し、更にNi、Ni−Pなどの保護層をおよそ0.1〜
5μm形成する。下地層のメッキにピンホールなどの欠
陥があると、磁気記録層にも欠陥ができてしまうので細
密で均一なメッキが要求される。更に、下地層と保護層
については、非磁性であることが要求される。各層の表
面はテープ研磨などで表面精度が保たれており、磁気潜
像を形成する磁気ヘッドとの間隙が精度良く維持され
る。メッキ以外にも、スパッタや蒸着などの方法もあ
る。磁気記録層の磁気特性は、保磁力が200〜100
0エルステッド程度がよい。以上は、面内記録式の場合
の磁気記録媒体の構成であるが、垂直記録式の場合には
記録層の下に透磁率の高い軟磁性層があり、いずれかに
限定するものではない。
【0022】潜像形成装置3は、基本的には磁気ヘッド
とその駆動回路から成る。磁気ヘッドには、おもにフル
ライン型磁気ヘッドとマルチチャンネル型磁気ヘッドが
あり、フルライン型磁気ヘッドの場合には磁気ヘッドを
走査する必要はないが、マルチチャンネル型磁気ヘッド
の場合には磁気ドラム1に対して磁気ヘッドを走査する
必要がある。走査の方法にはシリアル走査とヘリカル走
査があり、ヘリカル走査の方は潜像形成工程だけ特別に
磁気ドラム1の回転速度を変更してやれば記録速度が速
くすることが可能である。磁気ヘッドの各チャンネルの
コイルに電流を流すことにより磁極先端部から漏洩磁束
が生じ、これにより磁気記録媒体を磁化することによっ
て磁気潜像を形成する。磁気ヘッドからの出力は、磁気
記録媒体の保磁力の2〜3倍必要である。ここで形成し
た磁気潜像は消磁器2で消去しない限り消えることはな
く、現像、転写、定着、クリーニングの各工程を繰り返
せばマルチコピー機能を有することができ、磁気印刷装
置の特徴である。また、磁気潜像は湿度の影響を受けに
くいため、静電式に比べ環境安定性に優れている。
【0023】磁性トナー9は、基本的には結着材と磁性
粉からなり、必要に応じて着色剤、帯電制御剤、導電性
制御剤、流動化剤、IR吸収剤などが内添または外添さ
れる。結着材としては、従来から磁気印刷装置で使用さ
れている樹脂は殆どの樹脂が使用することができる。具
体的には、スチレン及びその置換体の単独重合体及びそ
れらの共重合体樹脂、スチレンと(メタ)アクリル酸エ
ステルとの共重合体樹脂、スチレンと(メタ)アクリル
酸エステルと他のビニル系モノマーとの多元共重合体樹
脂、スチレンと他のビニル系モノマーとのスチレン系共
重合体樹脂、及び上記各樹脂の一部を架橋したものが使
用できる。更にはポリメチルメタクリレート、ポリブチ
ルメタクリレート、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリエステル
樹脂、ビスフェノルA型エポキシ樹脂等のエポキシ樹
脂、ポリアミド樹脂、ポリオレフィン樹脂、シリコーン
樹脂、ポリブチラール樹脂、ポリビニルアルコール樹
脂、ポリアクリル酸樹脂、フェノール樹脂、脂肪族又は
指環族炭化水素樹脂、石油樹脂、スチレン−酢酸ビニル
共重合体樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂、ワ
ックス系樹脂等の単体又はこれらの混合体などが適して
いる。
【0024】磁性粉としては、マグネタイト、ヘマタイ
ト、フェライト等の磁性酸化物、Fe、Co、Ni等強
磁性金属の単体またはこれらの合金の金属微粒子などが
適している。具体的には、γ−Fe23、Fe34、C
o−FeO2 、CrO2 、Fe2N 、Baフェライト等
があり、商品名としては関東電化工業社製CJ−300
0B(マグネタイト)、Pferrox2228Hc
(γ−フェライト)、Pferrox3570(Co−
γ−フェライト)などが例示できる。これらの平均粒径
は5μm以下で、好ましくは1μm以下の微粉末であ
り、結着材中に均一に分散させる。磁性粉の含有量は1
0〜80重量%、好ましくは30〜60重量%の割合で
添加されると良い。磁性粉が多いほど現像剤の磁気特性
は向上するが、多過ぎると転写性、定着性が劣るので適
正な含有量がある。現像剤の平均粒径は印刷装置の解像
度にも依存するが5〜20μmが適しており、磁性トナ
ー9の形状もできるだけ突起部が少ない方が望ましい。
【0025】これらの磁性トナー9を製造工程の最終段
階で着磁する。粉砕工程以前に着磁を行うと、磁性トナ
ー同志が磁気的に吸引し合って粉砕性を劣化させるた
め、平均粒径を小さくすることができなくなる傾向があ
る。着磁磁界の強さは、含有する磁性粉の保磁力の2倍
以上が必要であり、より望ましくは保磁力の2.5倍以
上である。着磁された磁性トナーの粉体としての性質も
少し変化する。即ち、磁性トナー同志で磁気的吸引力が
作用するため、嵩密度は着磁前に比べてやや小さくな
り、磁性トナーが単独で遊離することは少なくなり、集
団として振舞うようになる。この性質は着磁した磁性ト
ナー9の特徴であり、外部の熱や振動などで磁性トナー
同士が凝集するのを抑制する効果があり、磁気印刷装置
には適した性質である。
【0026】現像器4の構造は、磁性スリーブ41、弾
性ローラ42、磁性トナー9を薄層化するための弾性ブ
レード43、磁性トナー9を撹拌するための撹拌機4
4、磁性トナー9を収納する容器、磁性スリーブ41と
弾性ローラ42を回転させる回転機構とその制御部など
から構成される。磁気印刷装置の場合、静電気力の影響
はできるだけ避けるため、撹拌機44、容器などは、金
属などの導電性で且つ非磁性材料で作り、しかもそれぞ
れの電位が共通であることが望ましい。
【0027】磁性スリーブ41は、その透磁率が高いこ
とが必要であり、鉄、ニッケル、コバルトなどの強磁性
金属などの単体及びこられの合金などが適している。磁
性スリーブ41の保磁力はできるだけ小さい方が望まし
く、磁性トナー9中の磁性粉の保磁力より少なくとも小
さくなければならない。更に、磁性シリーブ41の厚さ
は、適度な弾力性を持って磁気ドラム1に接触し、且つ
着磁された磁性トナー9と磁気回路を構成するに必要な
磁気的特性を兼ね備える必要があり、10〜150μm
がよく、より望ましくは30〜100μmがよい。磁性
スリーブ41は磁性トナー9の供給量に応じて、その表
面にエッチングなどの方法により微小な凹凸を形成する
手段が取られることがある。即ち、供給量を多くしたい
場合には磁性スリーブ41の表面を荒くし、逆に供給量
を少なくしたい場合には表面を平滑にする。
【0028】弾性ローラ42の外径は、磁性スリーブ4
1のそれよりやや小さく、しかも略同心状に配置されて
いる。弾性ローラ42の構造は回転軸と弾性層から成
り、回転軸としてアルミニュウム及びアルミニュウム系
合金、銅及び銅系合金、鉄及び鉄系合金、又は高剛性プ
ラスチックなどが適しており、弾性層はゴム系材料又は
発砲性ゴムなどが適している。弾性層の表面は、磁性ス
リーブ41との摩擦抵抗が比較的大きいものが適してお
り、摩擦力によって磁性スリーブ41を回転させる役目
を持っている。
【0029】弾性ブレード43は回転する磁性スリーブ
41に隣接して配置されている。この弾性ブレード43
は、磁性スリーブ41上の磁性トナー9を薄層化するた
めの手段であり、均一な磁性トナー層を形成することが
要求される。従って、弾性ブレード43の押力は、磁性
トナー9の厚さを決める重要なものであり、磁性トナー
9の平均粒径、流動性、磁気特性、プロセス速度などに
よって決められる。
【0030】撹拌機44は、磁性トナー9が常に磁性ス
リーブ41に供給されるように連続的または断続的に回
転している。これは、磁性トナー9の凝集防止にも効果
がある。
【0031】現像器4で可視化された像は、転写装置5
によって記録紙8に転写される。転写装置5には、静電
転写方式、圧力転写方式、これらを併用した静電圧力方
式などがある。静電転写方式では、帯電器で記録紙8に
磁性トナーの電荷と反対の電荷を与え、静電力により転
写するものである。圧力転写方式は、磁気ドラム1と転
写装置5の転写ロールとの間の圧力により、磁性トナー
9を塑性変形させながら記録紙8の表面に付着させ転写
するものである。
【0032】記録紙8上に転写された磁性トナー9は、
この状態では圧力で塑性変形したりしてはいるもののま
だ記録紙8の繊維にまで深く入り込んでいないため、定
着装置6で加熱され溶融し記録紙8の繊維のなかまで入
り込み固着する。この状態では、記録紙8を折り曲げた
り、粘着テープを貼った後剥しても磁性トナー9が剥が
れることはない。
【0033】転写効率が100%に至らない場合には、
転写後の磁気ドラム1上に磁性トナー9の一部分が残留
することになる。これを除去するのがクリーナ7であ
り、基本的にクリーニングブレードと残留磁性トナーの
容器から成る。転写効率が低い場合には残留磁性トナー
が多くなるため、永久磁石を備え残留磁性トナーを磁気
的に吸引しこぼれないようにすることもある。
【0034】新しい印刷を行なう場合には、潜像形成装
置3で磁気潜像を形成する前に磁気潜像を消去する必要
がある。消磁器2には、永久磁石式と電磁石式の2通り
がある。永久磁石式の場合には、磁気ドラム1の円周方
向に一様に磁化して局所的に磁束が漏洩しないようにす
るもので、電力等のエネルギーが不要で安価である。但
し磁気潜像を消去しない場合には、消磁器2を磁気ドラ
ム1に対して移動させ磁気的な距離を大きくして消去磁
界を弱くする必要がある。これに対して電磁石式は、ヨ
ークとコイルから成り電流を流す必要があるが、磁気潜
像を消去する必要がない場合には電流を切ることにより
消去磁界がゼロになるため制御が比較的自由である。
【0035】(実施例2)現像器4’の部分のみ異なっ
ているので、以下の説明も現像器4’についてのみとす
る。現像器4’の構造は、磁性層46を有する弾性ロー
ラ45、磁性トナー9を薄層化するための弾性ブレード
43、磁性トナー9を撹拌するための撹拌機44、磁性
トナー9を収納する容器、弾性ローラ45を回転させる
回転機構とその制御部などから構成される。磁気印刷装
置の場合、静電気力の影響はできるだけ避けるため、撹
拌機44、容器などは、金属などの導電性で且つ非磁性
材料で作り、しかもそれぞれの電位が共通であることが
望ましい。
【0036】弾性ローラ45上の磁性層46は、その透
磁率が高く保磁力が小さいことが必要であり、強磁性の
微粒子と結着材から成る。強磁性微粒子としては、鉄、
ニッケル、コバルトなどの強磁性金属などの単体及びこ
られの合金またはフェライト、γ−フェライト、コバル
ト変成型γ−フェライト、マグネタイト二酸化クロムな
ど酸化物の微粒子が用いられる。結着材としては、塩化
ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリブチラールなどのビ
ニル系樹脂、ニトロセルロースなどの繊維素系の樹脂、
エポキシ、ウレタンなどの架橋性樹脂、アクリル樹脂な
どの樹脂が単体または混合して用いられる。これらの樹
脂中に強磁性の微粒子を分散させた後、適当な粘度に保
って弾性ローラ45に塗布する。この時の塗布厚さは、
10〜150μmがよく、より望ましくは30〜100
μmがよい。乾燥後の特性として、弾性ローラ45は磁
気ドラム1に対して面接触するように柔らかく接触し、
且つ着磁された磁性トナー9と磁気回路を構成するに必
要な磁気的特性を兼ね備える必要がある。弾性ローラ4
5は磁性トナー9の供給量に応じて、その表面の粗さを
研磨の仕上げ具合いによって微小な凹凸を調整する手段
が取られることがある。即ち、供給量を多くしたい場合
には弾性ローラ45の表面を荒くし、逆に供給量を少な
くしたい場合には表面を平滑にする。
【0037】弾性ブレード43は回転する磁性スリーブ
41に隣接して配置されている。この弾性ブレード43
は、磁性スリーブ41上の磁性トナー9を薄層化するた
めの手段であり、均一な磁性トナー層を形成することが
要求される。従って、弾性ブレード43の押力は、磁性
トナー9の厚さを決める重要なものであり、磁性トナー
9の平均粒径、流動性、磁気特性、プロセス速度などに
よって決められる。
【0038】撹拌機44は、磁性トナー9が常に磁性ス
リーブ41に供給されるように連続的または断続的に回
転している。これは、磁性トナー9の凝集防止にも効果
がある。
【0039】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、実施
例1の場合には容器内の磁性トナー9が凝集などを起こ
さないよう、また磁性トナー9が定常的に供給されるよ
うに撹拌機44が一定速度で回転している。供給された
磁性トナー9は磁性スリーブ41に接触すると、磁性ト
ナー9は着磁されているため磁性スリーブ41との間で
磁気回路を構成し、磁気的力で吸引される。磁性スリー
ブ41は、弾性ローラ42と略同心状に配置されてお
り、弾性ローラ42の回転に伴って摩擦力によって同一
方向に回転する。この時、弾性ブレード43の適度な押
力で磁性スリーブ41と弾性ローラ42が接触してい
る。弾性ブレード43で磁性トナー9を薄層化し、磁性
スリーブ上には2〜3層の磁性トナー9の薄層が形成さ
れる。
【0040】磁性スリーブ41と磁気ドラム1とは同じ
周速で回転しており、磁気記録媒体上の磁気潜像からの
磁界により磁性トナー9は磁気潜像の方に選択的に磁気
吸引され磁気ドラム1表面上に付着する。この時の磁性
トナー9は磁気潜像に対して1層だけでは光学的濃度が
確保され難いので1.5〜2層重なる方が望ましいが、
あまり多すぎると解像度がきちんと表現されないことに
なりやすい。磁性トナー9の供給量が薄層化された以上
にならないため、過剰供給になり難くかぶり現象が少な
い特徴を持つ。また、永久磁石を使用しないので、着磁
のばらつきや温度係数による影響を受けないので安定し
た現像が実現できる。従来のマグネットロールを用いた
方法に比べ、磁性スリーブ41のたるみを利用している
ので、磁性スリーブ41と弾性ローラ42の回転機構は
単純構造でしかも組立てが容易であり、組立て精度を必
要としない。従って、製造コストが安価で安定した現像
を行うことができ、画像部の光学濃度が高く、非画像部
の下地汚れの少ない高印字品質の印刷物を得ることが可
能になる。
【0041】実施例2の場合にも同様であり、容器内の
磁性トナー9が凝集などを起こさないよう、また磁性ト
ナー9が定常的に供給されるように撹拌機44が一定速
度で回転している。供給された磁性トナー9は弾性ロー
ラ45上の磁性層46に接触すると、磁性トナー9は着
磁されているため磁性層46との間で磁気回路を構成
し、磁気的力で吸引される。弾性ローラ45は1方向に
回転しており、この時弾性ブレード43は適度な押力で
弾性ローラ45と接触している。弾性ブレード43で磁
性トナー9を薄層化し、弾性ローラ45上の磁性層46
には2〜3層の磁性トナー9の薄層が形成される。
【0042】弾性ローラ45と磁気ドラム1とは同じ周
速で回転しており、磁気記録媒体上の磁気潜像からの磁
界により磁性トナー9は磁気潜像の方に選択的に磁気吸
引され磁気ドラム1表面上に付着する。この場合にも、
磁性トナー9の供給量が薄層化された以上にならないた
め、過剰供給になり難くかぶり現象が少ない。また、永
久磁石を使用しないので、着磁のばらつきや温度係数に
よる影響を受けないので安定した現像が実現できる。従
来のマグネットロールを用いた方法に比べ、弾性ローラ
45の弾力性を利用しているので、弾性ローラ45の回
転機構は単純構造でしかも組立てが容易であり、組立て
精度を必要としない。従って、製造コストが安価で安定
した現像を行うことができ、画像部の光学濃度が高く、
非画像部の下地汚れの少ない高印字品質の印刷物を得る
ことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の磁気印刷装置の実施例を示す図。
【図2】 従来の磁気印刷装置の例を示す図。
【図3】 本発明の磁気印刷装置の別な実施例を示す
図。
【符号の説明】
1 磁気ドラム 2 消磁器 3 潜像形成装置 4、4’ 現像器 41 磁性スリーブ 42 弾性ローラ 43 弾性ブレード 44 撹拌機 45 弾性ローラ 46 磁性層 5 転写装置 6 定着器 7 クリーナ 8 記録紙 9 磁性トナー 10 現像器

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記録媒体を有する磁気ドラム上の磁
    気潜像を消磁器によって消去した後、磁気ヘッドで磁気
    潜像を形成し、回転可能な磁性スリーブ及び磁性トナー
    薄層化手段を有する現像器によって磁性トナーで磁気潜
    像を顕像化し、この磁性トナー像を記録紙に転写し、転
    写した磁性トナー像を定着させる磁気印刷装置におい
    て、磁気ドラム上の磁気潜像の最大表面磁束密度が10
    0〜800ガウスであり、磁性トナーが結着材と保持力
    が200エルステッド以上である磁性粉を必須成分と
    し、該磁性トナーが保持力の2倍以上の磁界で着磁さ
    れ、磁性スリーブの比透磁率が50以上であることを特
    徴とする磁気印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記磁性スリーブの厚さが10〜150
    μmであることを特徴とする請求項1記載の磁気印刷装
    置。
  3. 【請求項3】 前記磁性スリーブの中に外径の小さい弾
    性スリーブを略同心状に備えたことを特徴とする請求項
    1記載の磁気印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記磁性スリーブの回転方向が磁気ドラ
    ムと同周方向であることを特徴とする請求項1記載の磁
    気印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記磁性スリーブに対向して配置された
    弾性ブレードを備えたことを特徴とする請求項1記載の
    磁気印刷装置。
  6. 【請求項6】 磁気記録媒体を有する磁気ドラム上の磁
    気潜像を消磁器によって消去した後、磁気ヘッドで磁気
    潜像を形成し、回転可能な弾性ローラ及び磁性トナー薄
    層化手段を有する現像器によって磁性トナーで磁気潜像
    を顕像化し、この磁性トナー像を記録紙に転写し、転写
    した磁性トナー像を定着させる磁気印刷装置において、
    磁気ドラム上の磁気潜像の最大表面磁束密度が100〜
    800ガウスであり、磁性トナーが結着材と保持力が2
    00エルステッド以上である磁性粉を必須成分とし、該
    磁性トナーが保持力の2倍以上の磁界で着磁され、弾性
    ローラの表面に磁性層を有し、その磁性層の比透磁率が
    50以上であることを特徴とする磁気印刷装置。
  7. 【請求項7】 前記弾性ローラの表面に形成された磁性
    層の厚さが10〜150μmであることを特徴とする請
    求項6記載の磁気印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記弾性ローラの回転方向が磁気ドラム
    と同周方向であることを特徴とする請求項6記載の磁気
    印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記弾性ローラに対向して配置された弾
    性ブレードを備えたことを特徴とする請求項6記載の磁
    気印刷装置。
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