JPH04183931A - 過給機付エンジンの制御装置 - Google Patents

過給機付エンジンの制御装置

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JPH04183931A
JPH04183931A JP2311382A JP31138290A JPH04183931A JP H04183931 A JPH04183931 A JP H04183931A JP 2311382 A JP2311382 A JP 2311382A JP 31138290 A JP31138290 A JP 31138290A JP H04183931 A JPH04183931 A JP H04183931A
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JP
Japan
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switching valve
opening
turbocharger
valve
intake
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Pending
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JP2311382A
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English (en)
Inventor
Mamoru Yoshioka
衛 吉岡
Toshihisa Sugiyama
敏久 杉山
Toru Kidokoro
徹 木所
Yuji Kanto
関東 勇二
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、主、副ターボチャージャが並列に配設され、
低吸入空気量域では主ターボチャージャのみ、高吸入空
気量域では両ターボチャージャを作動させるようにした
過給機(1エンジンの制御プj法に関する。
〔従来の技術〕
エンジン本体に対し、主、制御つのターボチャージャを
並列に配置し、低吸入空気量域では主ターボチャージャ
のみ作動さセて1個ターボチャージャとし、高吸入空気
量域では両ターボチャージャを作動さセるようにした、
いわゆる2ステージターホシステムを採用した過給機付
エンジンが知られている。この種の過給機付エンジンの
構成は、たとえば第6l6こ示ずようになっている。エ
ンジン本体9Jに対し、主ターボチャージャ(T/C−
1) 92と副ターボチャージ−1−(T/C−2)9
3が並列に設けられている。副ターボチャージャ93に
接続される吸、排気系には、それぞれ吸気切替弁94、
排気切替弁95が設けられ、副ターボチャージャ93の
コンプレッサをバイパスする吸気バイパス通路には、吸
気バイパス弁96が設けられている。
吸気切替弁−94、排気切替弁95をともに全閉とする
ことにより、主ターボチャージャ92のみを過給作動さ
せ、ともに全開とし、吸気バイパス弁96も閉じること
により、副ターボチャージャ93にも過給作動を行わせ
、2個ターボチャージャ作動とすることができる。
1個ターボチャージャ作動(つまり、主ターボチャージ
ャ92のみ過給作動)から2個ターボチャージャ作動(
つまり両ターボチャージャ92.93過給作動)への切
替をよりスムーズに行うために、特開昭61−1127
34号公報のシステムでは、ターボチャージャ切替時よ
りも低い過給圧で排気切替弁を徐々に開いて小開し、切
替前に副ターボチャージャの助走回転数を高めるように
している。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、排気切替弁の制御においては、開弁初期
の摩擦抵抗に対して開弁トルクが小さいので、弁体が動
きにくく開弁遅れが生しるという問題があった。これを
、第7図および第8図によって説明する。第7図は、排
気切替弁がバタフライ弁から構成されている場合を示し
ている。図に示すように、排気切替弁81には、両方か
ら排気ガス圧が作用しているが、一方の排気ガス圧P1
が他方のガス圧P2よりも著しく高いので、排気切替弁
81の回転軸82に作用する荷重が大きくなり、排気切
替弁81の開弁初期には回転軸82とこれを支持する部
材の間の摩擦抵抗により、排気切替弁81は動きにくく
なる。そのため、開弁遅れが生じ、第8図のP3に示ず
ように、過給圧がオーバシュートし、過給圧制御性が悪
くなるという問題が生じていた。
第9図は、排気切替弁の開度あ対する開弁トルクの変化
を示している。図に示すように、開弁初期は、開弁トル
クTが大であり、開度が大になるにしたがって開弁トル
クTは一旦小さくなり、その後、開度が大になるにした
がって開弁トルクTも大となっている。したがって、排
気切替弁においては、開弁遅れを解消するためには、開
弁初期に大きなトルクで排気切替弁を駆動させる必要が
ある。
本発明は、上記の問題に着目し、排気切替ブ↑を開弁初
期に素早く開弁させ、開弁遅れに起因する過給圧制御性
の悪化を防止することのできる制御装置を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的に沿う本発明に係る過給機付エンジンの制御装
置は、主ターボチャージャおよび副ターボチャージャと
、副ターボチャージャに接続されたエンジンの吸、排気
系にそれぞれ設けられ、ともに全開のときは副ターボチ
ャージャに過給作動を行わゼ、ともに全開のときには副
ターボチャージ十の過給作動を停止させる吸気切替弁お
よび排気切替弁と、を備え、主ターボチャージャのみの
過給作動から両ターボチャージャの過給作動への切替前
に、小開用ダイヤフラム室と全開用ダイヤフラム室とを
有する2段ダイヤフラムアクチュエータによって排気切
替弁を小開制御し、排気ガスの一部を作動停止している
副ターボチャージャに流して副ターボチャージャを助走
回転さゼる過給機付エンジンの制御装置において、 前記排気切替弁の小開開始初期に過給圧検知手段からの
信号に基づいて前記2段ダイヤフラムアクチュエータの
小開用ダイヤフラム室と全開用ダイヤフラム室の双方に
過給圧を導入することを指令する初期駆動制御手段を設
けたことから成る。
〔作用〕
このように構成された過給機付エンジンの制御装置にお
いては、排気切替弁手段の開弁初期には初期駆動制御手
段からの指令によって、小開用ダイヤプラム室と全開用
ダイヤフラム室の双方に過給圧が導入される。そのため
、排気切替弁を開弁させる力は大となる。したがって、
排気切替弁の前後差圧に起因する開弁初期の摩擦抵抗に
十分打勝つことができ、排気切替弁の開弁遅れは解消さ
れる。
〔実施例〕
以下に、本発明に係る過給機付エンジンの制御装置の望
ましい実施例を、図面を参照して説明する。
第1図ないし第5図は、本発明の一実施例を示している
。このうち第2図し、1本発明を実施するための装置構
成を示し“ζおり、とくに6気筒エンジンに適用した場
合を示している。
第2図において、1はエンジン、2はサージタンク、3
はljl気マニホール1を示す。排気マニポールl=’
 3はilll士気を伴わない#1〜#3気筒ffYと
#4〜#6気筒群の2つに集合され、その集合部が連通
路3aによって互いに連通されている。
7.8は互いに並列に配置された主ターボチャージャ、
副ターボチャージャである。ターボチャージャ7.8の
それぞれのタービン7a、8aはlJト気マニポールト
3の集合部に接続され、それぞれのコンプレy t 7
 b、8bは、インククーラ6、スロットル弁4を介し
゛Cザージタンク2に接続されている。主ターボチャー
ジャ7は低吸入空気量域から高吸入空気量域まで作動さ
れ、副ターボチャージャ8は低吸入空気量域で停止され
る。
双方のターボチャージャ7.8の作動、停止を可能なら
しめるために、副ターボチャージャ8のタービン8aの
下流に排気切替弁17が、コンプレッサ8bの下流に吸
気切替弁18が設けられる。ここで、排気切替弁17は
、バタフライ弁から構成されている。吸、排気切替弁1
8.17の両方とも全開のときは、両方のターボチャー
ジャ7.8が作動される。
低吸入空気量域で停止される副ターボチャージャ8の吸
気通路には、1個ターボチャージャから2(11ilタ
ーボチヤージヤへの切替を円滑にするために、コンプレ
ッサ8bの上流と下流とを連通ずる吸気バイパス通路1
3と、吸気バイパス通路13の途中に配設される吸気バ
イパス弁33が設けられる。
吸気バイパス弁33はアクチュエータ10によって開閉
される。なお、吸気バイパス通路の空気流れ下流側を主
ターボチャージャ7のコンブレノ→)」二液の吸気通路
に連通してもよい。また、吸気切替弁18の」二液と下
流とを連通ずるバイパス通路に逆上ブ↑]2を設けて、
吸気切替ブr18閉時においても、副ターボチャージャ
8例のコンプレッサ出口圧力が主ターボチャージャ7側
より大になったとき、空気が」= ?J!”を側から下
流側に流れることができるようにしである。なお、第4
図中、14はコンブレノ4J出口側の吸気通路、15は
コンプレッサ入口側の吸気通路を示す。
吸気通路15はエアフローメータ24を介してエアクリ
ーナ23に接続される。11気通路を形成するフロンI
・パイプ20は、II気ガス触媒21を介して排気マフ
ラー22に接続される。
吸気切替弁18はアクチュエータ1jによって開閉され
、ljl気切替ブ↑17は2段ダイヤフラム式アクチュ
エータ16によって開閉され、一つのアクチコー工−タ
16にて抽気切替弁17の小間、全開の両方の制御を行
うごとができるようになっている。なお、9はウェスト
ゲートバルブ エータを示す。アクチュエータ10、11、16を作動
する過給圧または負圧をON−OFFする(過給圧また
は負圧と大気圧とを選択的に切り替える)ために、第1
、第2、第3、第4の三方電磁弁25、26、27、2
8が設けられている。三方電磁弁25、26、27、2
8の切替は、エンジンコントロールコンビエータ29か
らの指令に従って行う。三方電磁弁25、28のONは
吸、排気切替弁18、17を全開とするようにアクチュ
エータ11、16を作動させ、OFFは吸、排気切替弁
】8、17を全閉とするようにアクチュエータ11、1
6を作動さゼる。
第3図は、排気切替弁17を開閉駆動さセる2段ダイヤ
フラムアクチュエータ16を示している。アクチュエー
タ16は、仕切壁16aと2つのダイヤフラム16b,
16cとによって区画されている。アクチュエータ16
には、これらの仕切壁16aおよびダイヤフラム16b
、16cとによって、全開用ダイヤフラム室16d、ス
プリング室16e、小開用ダイヤフラム室16f、スプ
リング室16gがそれぞれ形成されている。一方のスプ
リング室16eには、ダイヤフラム16bを付勢するス
プリング16hが配設されている。他方のスプリング室
16gには、ダイヤフラム16cを付勢するスプリング
16iが配設されている。一方のダイヤフラム16bに
は、ロフト16jが連結されており、ロッド16jの一
端は、排気切替弁17に連結されている。ロッド16j
の他端は、ダイヤフラム16cに取付けられた保合部材
16にと保合可能となっている。
全開用ダイヤフラム室16clには、第4の三方電磁弁
28を介して過給圧Pが導かれるようになっている。小
開用ダイヤフラム室16fには、第5の三方電磁弁32
を介して過給圧Pが導かれるようになっている。第5の
三方電磁弁32は、ONで過給圧をアクチュエータ16
の小開用ダイヤフラム室16fに導入し、排気切替弁1
7を小開し、OFFで小開を中止するようになっている
。なお、−旦開弁した後は、小間用ダイヤフラム室16
fのみに過給圧Pが導かれ、通常の小開制御が行なわれ
る。
nF気切替弁17を駆動させる2段ダイヤフラムアクチ
ュエータ16は、エンジンコントロールコンビュータ2
9によってデユーティ制御卸されている。デユーティ制
御は、周知の通り、デユーティ比により通電時間を制御
することであり、デジタル的に通電、非通電の割合を変
えることにより、アナログ的に平均電流が可変制御され
る。なお、デユーティ比は、1サイクルの時間に対する
通電時間の割合であり、1サイクル中の通電時間をA、
非通電時間をBとすると、デユーティ比−A/(A+B
 ) x 100(%)で表わされる。本実施例では、
第5の三方電磁弁32をデユーティ制御することにより
、この電磁弁の開口量が可変、可能となっている。
エンジンコントロールコンピュータ29は、エンジンの
各種運転条件検出センサと電気的に接続され、各種セン
サからの信号が入力される。エンジン運転条件検出セン
サには、過給圧検知手段としての吸気管圧力センサ30
、スロットル開度センサ5、吸入空気量測定センサとし
てのエアフローメータ24.0□センサ19等が含まれ
る。 ′エンジンコントロールコンピュータ29は、演
算をするためのセントラルプロセソサユニノト(CPU
)、読み出し専用のメモリであるリードオンリメモリ 
(ROM> 、−時記憶用のランダムアクセスメモリ 
(RAM) 、人出力インターフエイス(■10インタ
ーフェイス)、各種センサからのアナログ信号をディジ
タル量に変換するA/Dコンバータを備えでいる。
エンジンコントロールコンビ1−夕29には、排気切替
弁17の小開初期に過給圧検知手段(吸気管圧力センサ
)30からの信号に基づいて2段ダイヤフラムアクチュ
エータ16の小開用ダイヤフラム室16fと全開用ダイ
ヤフラム室16dの双方に過給圧を導入することを指令
する初期駆動制御手段61が形成されている。この初期
駆動制御手段61は、エンジンコントロールコンピコ、
−夕29に格納されるプログラムから構成されている。
つぎに、過給機付エンジンにおける排気切替弁のデユー
ティ制御方法を、第4図のフローチャートに基づいて説
明する。
第4図において、ステップ100で排気小開デュ−ティ
制御ルーチンに入り、ステップ101でエンジン回転数
(NE)が読込まれる。つぎに、ステップ102に進み
、エンジン回転数が400Orpm以上であるか否かが
判断される。ここで、エンジン回転数が400’Or 
p mよりも高い場合は、ステップ103に進み、吸入
空気量Qが読込まれる。吸入空気量はエアフローメータ
24からの信号である。ステップ103で吸入空気量1
03が読込まれると、ステップ104に進み、吸入空気
量103が、たとえば4000β/minよりも大であ
るか否かが判断される。ここで、吸入空気量が4000
β/minよりも大である場合は、ステップ107に進
む。
ステップ102において、エンジン回転数が400゜r
pmよりも低い場合は、ステップ105に進み、吸気管
圧力(PM)が読込まれる。吸気管圧力は、吸気管圧力
センサ30からの信号である。ステップ105−’6吸
気管圧力が読込まれると、ステップ106に進み、たと
えば吸気管圧力が→−500mm11gよりも大である
か否かが判断される。ここで、吸気管圧力が+500 
+nHgよりも大である場合は、ステップ107に進む
。ステップ106で吸気管圧力が」500mm11gよ
りも低いと判断された場合It: 、後述するステップ
117 に進む。
ステップ107では、デユーティ比がゼロに設定されて
いるか否かが牢11断される。ごごで、デユ−ティ比が
セロに設定されていれば、ステップ]09に進み、スキ
ップ制御がONであるか否かが判断される。スギ、プa
、++御は、iJl気切替弁17におLJる開弁開始時
の駆動力と閉弁終了lhの駆動力に差があるために必要
な制御である。すなわち、排気切替弁17の駆りJ力に
はヒステリシスか存在し、これに対応するためにチュー
ティ比を積分定数によって補正するスキップ制御が行な
われる。ステップ]09でスキ、ブ制御がONであると
判断された場合は、ステップ110に進む。
ステップ107 において、チューティ比がセl」でな
いと判断された場合は、ステップ108に進め、ここで
スキ、プ制御がONに設定されているか否かが判断され
る。ステップ108でスキップ制御がONIこ設定され
ていると判断された場合は、ステノブ川1に進み、ON
に設定されていない場合は、ステップ112に進む。
ステップ110では、デユーティ比A1がたとえば50
%に設定され、このデユ−ティ比A1に積分定数Cがイ
」加される。つぎに、ステップ110 に進んで、第4
の三方電磁弁28をONとし、ステップ113に進む。
ステップIll では、デユーティ比B1がたとえば5
%に設定され、このデユーティ比B+に積分定数Cが付
加される。ステップ112では、デユーティ比C1だた
とえば2%に設定され、このデユーティ比C1に積分定
数Cがイ」加される。
つまり、ステップ107でデユーティ比がゼロと設定さ
れている場合は、排気切替弁17が閉弁していると判断
し、ステップ]10においてデユーティ比が著しく大に
設定される。ステップ113では、スキノフ“制御卸の
ONがリセットされ、さらにステップ114 に進んで
スキップ制御のOFFがセットされる。
ステップ107において、デユーティ比がゼロ以外に設
定され、ステップ108でスキップ制御が0Nにセフ1
・されていれば、Illト気切替弁17は僅かではある
が開弁じていると判断され、ステップ+11の処理がな
される。そして、ここでデユーティ比131が5%に設
定され、ステップ川3に進む。ステップ108 におい
て、スキップ制御がONに設定されていない場合は、ス
テップ]12に進み、デユーティ比CIが2%に設定さ
れ、その後、ステップ115に進む。
ステ、プ115では、デユーティ比が100%以上に設
定されているかを判断し、100 %以」二であると判
断された場合は、ステップ116に進み、デコ。
−ティ比は100%に設定(修正)される。ステップ1
15において、チューティ比が100%以下に設定され
ている場合は、ステップ129に進む。
このように、ステップ107〜116までの処理は、吸
気管圧力または吸入空気量が設定値基」二になっ 。
た場合の制御を示し、この場合は、デユーティ化を増加
さ−U、排気切替弁17を開く方向に作動さ−Uる。
前に戻って、ステップ104で吸入空気量が4000p
、/minよりも少ない場合、またはステップ106で
吸気管圧力が+500施■++gよりも低い場合は、ス
テ7ブ117へ進む。このステップ1.17では、デユ
ーティ比がゼロに七ノドされているか否かが判断され、
ここで、デユーティ比がゼロに設定されていれば、ステ
ップ119に進め、スキップ制御がOFFにセ、l・さ
れているか否かが判断される。スキップ制御は、上述し
たように、排気切替弁17の駆動ノ〕にヒステリシスが
存在するために行なわれる制御である。ステップ119
でスキップ制1111がOFFであると判断された場合
は、ステップ120 に進む。
ステップ117において、デユーティ比がゼロでないと
判断された場合は、ステップ118に進め、ここでスキ
ップ制御がOFFに設定されているか否かが判断される
。ステップ118でスキップ制御がOFFに設定されて
いると判断された場合は、ステップ121 に進み、O
F Fに設定されていない場合は、ステップ122に進
む。
ステップ120では、デユーティ比A、が第1図のポイ
ントに1から50%減算される。また、ステップ121
 ではポイントに2から5%のデユーティ比が減算され
る。さらに、ステップ122ではポイントに、から2%
のデユーティ比が減算される。
ステップ120およびステップ121 の処理がなされ
ると、ステップ123に進んでスキップ制御卸のOFF
がリセソ1〜される。そして、さらにステップ124に
進んでスキップ制御のON七ノドがなされ、ステップ1
25に至る。なお、ステップ122の処理が完了した場
合も、ステップ125に進む。
ステップ+25においては、チューティ比がゼロかまた
はゼロよりも小であるか否かが判断される。
ここで、デユーティ比がゼロかまたはゼロよりも小であ
ると判断された場合は、ステップ126に進み、デユー
ティ比はゼロに修正される。そして、ステップ127 
に進んでデユーティ比はゼロにセットされる。ステップ
125において、デユーティ比がゼロまたはゼロよりも
小と判断された場合は、ステップ128に進む。ステッ
プ127およびステップ128の処理が完了すると、ス
テップ127aに進み、「9 第4の電磁弁28の制御フラグがセントされているか否
かが判断される。ここで、リセットされていると判断さ
れた場合は、ステップ127bに進め、第4の電磁弁2
日がOFFとされる。逆にセットされていると判断され
た場合は、ステップ129に進み、第5の三方電磁弁3
2のデユーティ制御が行なわれる。このステップ129
からは、第5図に示すバルブ制御が開始される。
このように、ステップ117〜12Bは、吸気管圧力ま
たは吸入空気量が設定値以下となった場合の制御処理を
示しており、この場合はデユーティ比を減少させ、排気
切替弁17を閉じる方向に作動させる。
第5図は、本実施例におけるバルブ制御処理の手順を示
したフローチャートであり、図において第1〜第5の三
方電磁弁をそれぞれVSVlkl〜VSVIh5、ター
ボチャージャをT/Cと表わしである。
第5図において、ステップ200でバルブ制御ルーチン
に入り、ステップ201でエンジンの吸入空゛気量Qを
読み込む。吸入空気量はエアフローメーク24からの信
号である。つぎにステップ202で高吸入空気量域か低
吸入空気量域か、すなわち2個ターボチャージャ作動域
か1個ターボチャージャ作動域かを判定する。図示例で
は、たとえばQが55001 /minより大きい場合
は2個ターボチャージャ作動に切替えるべきと判断し、
55001! /min以下のときは1個ターボチャー
ジャ作動域と判断している。ただし、後述の如く、実際
に2個ターボチャージャ作動に切り替わるには、時間遅
れがあるので、6000 e /min近辺で切り替わ
ることになる。
ステップ202で2個ターボチャージャ作動に切り替え
るべきと判断された場合はステップ203に進み、それ
までの1個ターボチャージャ時に吸気切替弁1Bが開(
パーシャル載量)になっている場合には、第2の三方電
磁弁26をOFFとして吸気切替弁18を閉じる。続い
てステップ204で第3の三方電磁弁27をONとし、
アクチュエータIOのダイヤフラム室10aにコンプレ
ッサ下流の吸気管圧力(過給圧力)を導いて吸気バイパ
ス弁33を閉じる。ただし、このとき、後述の如く、1
個ターボチャージャ作動域において、排気切替弁17は
既に小開制御されており、副ターボチャージャ8は助走
回転されている。
次に、上記第3の三方電磁弁27ON後、作動停止側の
ターボチャージャ、つまり副ターボチャージャ8の助走
回転数をアップするのに必要な所定時間、例えば1秒の
時間遅れをもたせ、1秒経過後にステップ205で第4
の三方電磁弁28をONとし、アクチュエータ16のダ
イヤフラム室16aにコンプレッサ下流の吸気管圧力(
過給圧力)を導い−ご排気切替弁17を全開にする。も
し、副ターボチャージャ8のコンプレッサ圧力が主ター
ボチャージャ7のコンプレッサ圧力より大きくなると、
副ターボチャージャ8の過給空気が逆止弁12を介して
エンジンに供給される。
ステップ205の処理が終了すると、ステップ215a
に進み、第4の三方電磁弁28の制御のためのフラグが
セットされる。続いて、上記第4の三方電磁弁28ON
後、所定時間、例えば0.5秒経過後にスう一ノブ20
6 で第1の三方電磁ブT25をONとし、アクチュエ
ータ11のダイヤフラム室11aにコンブレノザ■り流
の吸気管圧力(過給圧力)を導いて吸気切替弁18を全
開にする。この状態では2個のターボチャージャが作動
する(なお、上記所定時間経過後に2個ターボチャージ
ャに切り替えられる際には、吸入空気量はタービン効率
の酔いl]標のけぼ60001! /minとなってい
る。)続いてステップ221 に進んでリターンする。
ステップ202で1個ターボチャージャ作動域と判断さ
れた場合はステップ207に進め、第1の三方電磁弁2
5をOFFとして吸気切替弁18を全閉とし、ステップ
208で第4の三ブj電磁弁28をOFFとして排気切
替弁17を全閉とし1、ステップ208aに進む。ステ
ップ208aでは、第4の三方電磁弁28のフラグのリ
セットを行ない、ステップ209に進む。
ステップ209で第3の三方電磁弁27をOF T’と
して吸気バイパス弁33を全開とする。続いてステップ
210で吸気管圧力PMを読み込む。ステップ211で
吸気管圧力が所定値より大きいか小さいかが判定される
。吸気管圧力PMが例えば+ 50Q *猟IIgより
も小さい場合はステップ212に進め、第5の三方電磁
弁32をOFFとし、アクチュエータ16のダイヤフラ
ム室16bに大気圧力を導く。この状態でステップ21
3に進み、軽負荷が高負荷かを判断する。図は負荷信号
として吸気管圧力を例にとった場合を示しているが、吸
気管圧力の代わりにスロットル開度、吸入空気量/エン
ジン回転数で代替えされてもよい。例えば敵前圧力PM
が一100mmngより小さい場合は軽負荷と判断し、
 100 ++allG以上の場合は高負荷と判断する
ステップ213で高負荷と判断された場合はステップ1
20に進み、第2の三方電磁弁26をOFFとする。す
なわち、吸気切替弁18を全閉とし、ステップ221 
 に進めリターンする。この状態では吸気切替弁18が
全開、排気切替弁17が全閉、吸気バイパス33が全開
となるので、吸入空気量の少ない状態にて1個ターボチ
ャージャ作動となり、過給圧力、l・ルクレスポンスが
良好となる。
ステップ213で軽負荷と判断された場合は、ステップ
214 に進め第2の三方電磁弁26をONとし、アク
チュエータ11のダイヤフラムllbにサージタンク2
内の9圧を導いて吸気切替弁18を開く。この状態では
、排気切替弁17が閉であるから副ターボチャージャ8
は作動せず、主ターボチャージャ7のみの作動となる。
しかし、吸気通路14は吸気切替弁18が開いているた
め、2個ターボチャージャ分の吸気通路が開の状態であ
る。つまり、両刃のターボチャージャの」1ンプレソ→
t 7 b、8bを通して空気が吸入される。この結果
、多量の過給空気量をエンジン]に供給でき、低負荷か
らの加速特性が改善される。続いて、ステップ121 
に進みリターンする。
ステップ21】 で吸気管圧力PMが+500 mnt
jg以1−と判断された場合は、ステップ215で第5
の三方電磁弁32をONとし、アクチュエータ16のダ
イヤフラム室16bに主ターボチャージャ7のコンブレ
ノ“す゛下流の吸気管圧力(過給圧力)を導く。これに
よって、排気切替弁17は小開制御される。
この小開制御は、吸気管圧力が+500 mm11gよ
りも大きくならないように排気切替弁17を部分的に開
いて制御するものである。通常ターボチャージャの過給
圧制御は、設定圧→−5QQ mm11gより大きくな
った場合にウエストゲートハルプ31を開き、主ターボ
チャージャ7回転数を制御するが、本実施例の作vJ個
数可変有り並列ターボチャージャでは、ウェストゲ−1
−バルブ31を開く代わりに排気切替弁17を部分的に
開いて)Jト気ガスの一部を停止側の副ターボチャージ
ャ8のタービン8aに導くごとにより副ターボチャージ
ャ8を助走回転さセる。
副ターボチャージャ8の助走回転数が高い程、1個ター
ボチャージャから2個ターボチャージャへの切替時のト
ルク低下(トルクショック)が軽減され、滑らかに切替
えられるものである。
排気切替弁17の小開初期には、過給圧検知手段として
の吸気管圧力セン+30からの信号に基づいて2段ダイ
ヤフラムアクチュエータ]6の小間用ダイヤフラム室1
6fと全開用ダイヤフラム室+6dの双方に過給圧が導
入される。これは、第1図に示すように、初期駆動制御
手段61からの指令によって第4の三方電磁弁28と第
5の三方電磁弁32とが作動されることによって行なわ
れる。これによって、2段ダイヤフラムアクチュエータ
16のロッド16jには、双方のダイヤフラム室16d
、16fに作用する圧力によって生じる力が伝達され、
その開弁力は従来に比べて著しく大となる。したがって
、排気切替弁17は素早く回動され、開弁初期の摩擦抵
抗による排気切替弁17の開弁遅れが防止され、過給圧
の制御性が向上される。
つぎに、1個ターボチャージャ作動の場合と、2個ター
ボチャージャ作動の場合の過給特性について説明する。
高吸入空気量域では、吸気切替弁18と排気切替弁17
がともに開かれ、吸気バイパス弁33が閉しられる。こ
れによって2個ターボチャージャ7.8が過給作動し、
十分な過給空気量が得られ、出力が向上される。このと
き過給圧は、たとえば+500 +nHgを越えないよ
うに、ウェストゲートバルブ31で制御される。
低速域でかつ高負荷時には、吸気切替弁18と排気切替
弁17がともに閉しられ、吸気バイパス弁33ば開かれ
る。これによって1個のターボチャージャ7のみが駆動
される。低回転域で1個ターボチャージャとする理由は
、低回転域では1個ターボ  □チャージャ過給特性が
2個ターボチャージャ過給特性より優れているからであ
る。1個ターボチャージャとすることにより、過給圧、
トルクの立上りが早くなり、レスポンスが迅速となる。
低速域でかつ軽負荷時には、排気切替弁17を閉したま
ま吸気切替弁1Bを開にする。これによって、1個ター
ボチャージャ駆動のまま、吸気通路2個ターボチャージ
ャ分が開となり、1個ターボチャージャによる吸気抵抗
の増加を除去できる。これによって、低負荷からの加速
初期における過給圧立上り特性、レスポンスをさらに改
善できる。
低吸入空気量域から高吸入空気量域に移行するとき、つ
まり1個ターボチャージャから2個ターボチャージャ作
動へ切り替えるときには、排気切替弁17の小開制御が
開始された後、吸入空気量Qが55001 /minに
達したときに吸気バイパス弁33が閉じられ、その後時
間遅れをもたせて(本実施例では1秒経過後)、排気切
替弁17が全開され、続いて吸気切替弁18が全開され
て、2個ターボチャージャ過給作動が開始される。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る過給機付エンジンの
制御装置によるときは、排気切替弁の小開開始初期に過
給圧検知手段からの信号に基づいて排気切替弁を駆動す
る2段ダイヤフラムアクチュエータの小開用ダイヤフラ
ム室と全開用ダイヤフラム室の双方に過給圧を導入する
ことを指令する初期駆動制御手段を設けるようにしたの
で、排気切替弁の小開初期における開弁力を大幅に増加
させることが可能となり、排気切替弁の前後差圧に起因
した開弁初期の摩擦抵抗による開弁遅れを解消すること
ができる。したがって、小開制御時における過給圧のオ
ーバシュートが防止され、過給圧制御特性を向上させる
ことができる。  。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る過給機付エンジンの制御装置のブ
ロック図、 第2図は本発明に係る過給機付エンジンの系統図・ 第3図は第2図の装置における2段ダイヤフラムアクチ
ュエータの拡大断面図、 第4図は第2図の装置における排気切替弁の制御の流れ
を示すフローチャート、 第5図は第2図の装置における各弁の制御手順を示すフ
ローチャート、 第6図は従来の過給機付エンジンの概略系統図、第7図
は従来の排気切替弁の上流側および下流側に排気ガス圧
力が作用している状態を示す断面図、 第8図は第7図の排気切替弁による小開制御をした場合
の過給圧の変化を示す特性図、第9図は第7図の排気切
替弁の開度と開弁トルクの関係を示す特性図、 である。 1・・・・・・エンジン 2・・・・・・サージタンク 3  排気マニホールド 4・・・スじJノI・ル弁 5・・・・スロノ)・ル開度センザ 〔3・・・インタークーラ 7・・・・主ターボチャージャ 8・・・・・・副ターボチャージ中 13・・・・・吸気バイパス通路 14・・・・・吸気通路(コンプレッサ下流)15・・
・・・吸気通路(コンプレッサ」二液)16−−11気
りJ替ブ↑用の2段ダイヤフラムアクチュエーク 〕7・・・・・rll気切替ブ↑ 1B・・・ 吸気切替弁 24・・・・・・エアフローノーク 25・・・・・第1の三方電磁弁 16d・・・・・全開用ダイヤフラノ4室16f・・・
・小間用ダイヤフラム室 26・・・・第2の三方電磁弁 27・・ 第3の三方電C〃弁 28・・・・・・第4の三方電磁弁 29   エンソンコンI・ロールコンピュータ30・
・・・・吸気圧力検知手段 31・・・・・・ウェストゲートバルブ32   ・・
 第 5 の ヨニブノ 電磁 弁33・・・・・・吸
気バイパス弁 61・・・・・・初31JJ駆動制御手段特 許 出 
願 人   l・ヨタ自り」車株式会社第7図 第8図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、主ターボチャージャおよび副ターボチャージャと、
    副ターボチャージャに接続されたエンジンの吸、排気系
    にそれぞれ設けられ、ともに全開のときは副ターボチャ
    ージャに過給作動を行わせ、ともに全閉のときには副タ
    ーボチャージャの過給作動を停止させる吸気切替弁およ
    び排気切替弁と、を備え、主ターボチャージャのみの過
    給作動から両ターボチャージャの過給作動への切替前に
    、小開用ダイヤフラム室と全開用ダイヤフラム室とを有
    する2段ダイヤフラムアクチュエータによって排気切替
    弁を小開制御し、排気ガスの一部を作動停止している副
    ターボチャージャに流して副ターボチャージャを助走回
    転させる過給機付エンジンの制御装置において、 前記排気切替弁の小開開始初期に過給圧検知手段からの
    信号に基づいて前記2段ダイヤフラムアクチュエータの
    小開用ダイヤフラム室と全開用ダイヤフラム室の双方に
    過給圧を導入することを指令する初期駆動制御手段を設
    けたことを特徴とする過給機付エンジンの制御装置。
JP2311382A 1990-11-19 1990-11-19 過給機付エンジンの制御装置 Pending JPH04183931A (ja)

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