JPH04183893A - Zn―Ni合金めっき鋼線及びその製造方法 - Google Patents

Zn―Ni合金めっき鋼線及びその製造方法

Info

Publication number
JPH04183893A
JPH04183893A JP2314928A JP31492890A JPH04183893A JP H04183893 A JPH04183893 A JP H04183893A JP 2314928 A JP2314928 A JP 2314928A JP 31492890 A JP31492890 A JP 31492890A JP H04183893 A JPH04183893 A JP H04183893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel wire
wire
plating
content
alloy
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2314928A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Yamaoka
幸男 山岡
Keiji Hattori
服部 啓司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Wire Co Ltd
Original Assignee
Shinko Wire Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Wire Co Ltd filed Critical Shinko Wire Co Ltd
Priority to JP2314928A priority Critical patent/JPH04183893A/ja
Publication of JPH04183893A publication Critical patent/JPH04183893A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、Zn−Ni合金めっき鋼線及びその製造方法
に関し、詳細には、バネ線やワイヤロープに用いて好適
な高耐食性及び高疲労強度を有するZn−Ni合金めっ
き鋼線及びその製造方法に関する。。
(従来の技術) 従来バネ用線としては、ステンレス鋼線、高炭素鋼線の
強度の伸線加工によって作られる硬鋼線やピアノ線、高
炭素鋼線にZnめっき層を被覆してなるZnめっき鋼線
かある。一方、ワイヤロープとしては、ステンレス鋼線
及び高炭素鋼線よりなるものか用いられている。
上記高炭素鋼練製の硬鋼線やピアノ線は、高疲労強度を
有しているので、懸架バネや弁バネ或いは高応力を受け
る使用条件で多用されている。尚、ワイヤロープの中、
重要保安部品として人命に関わるエレベータ用ロープで
は、唯一高炭素鋼線の使用が規定されている。しかし、
高炭素鋼線は腐食損傷を受は易いので、めっき、プラス
チックコーティング、グリース塗布等の防食処理か成さ
れて使用される場合か多いが、未だ完全なものは少なく
問題が多い。
これに対し、ステンレス鋼線は、優れた耐食性を有する
ため比較的厳しい腐食環境下で使用し得る他、光沢を有
して外観上デザイン性に優れているという特長を持って
いる。しかし、高価であると共に、バネやワイヤロープ
て重要な疲労強度か低くて高炭素鋼線の約半分であると
いう短所かあり、高荷重を受けるバネや人命に関わるエ
レベータ用ロープては、安全上の見地から全(使用され
ていないのか現状である。
Znめっき鋼線は、耐食性、疲労強度、価格とも上記高
炭素鋼線とステンレス鋼線との中間に位置し、それらの
特性の水準はある程度高いか充分でなくて高炭素鋼線に
比し疲労強度か劣り、ステンレス鋼線に比し耐食性が劣
る。
(発明か解決しようとする課題) このように高炭素鋼線及びステンレス鋼線は各々一長一
短を有し、一方Znめっき鋼線は特性が充分でないのて
、耐食性及び疲労強度の両特性に優れた線4Aを開発す
へく種々研究されているか、未だ種々の問題が残されて
いる現状である。
例えば、耐食性向上元素を添加して高炭素鋼線の耐食性
を向上させる試みかなされているか、耐食性は向上する
ものの、疲労強度や加工性等の他の特性を損なうという
新たな問題が現出する。
又、耐食性に富むと共にZnめつき鋼線に比し加工性に
優れるZn−Ni合金めっき鋼線か開発されているか、
それでも伸線加工の際にめっき層の割れを起す恐れがあ
る。そこで、その対策が検討され、特開平1−2220
90号公報には、Ni含有量が異なる2層のZn−Ni
合金めっき層を被覆した鋼線か提示されている。該めっ
き層は表面層がNiを0.5〜4wt%含み、内部がN
iを5〜4wt%含んでなる。
かかる2層構造のZn−Ni合金めつき鋼線は耐食性に
優れると共に、加工性にも一応優れている。
しかし、伸線や曲げ加工を行った場合に2層めっきの層
間で剥離する恐れがあり、又、めっきを2段階別々に行
う必要があって、品質管理及びコスト上て難点があり、
更に2層間の固着強度を高めるめっき処理か容易には成
し得ないという問題点もある。
本発明は、このようにZn−Ni合金めっき鋼線におい
ても実用面での問題を有している実情に着目してなされ
たものであって、その目的は前記従来の2層構造のZn
−Ni合金めっき鋼線が有する問題点を解消し、それに
より伸線や曲げ加工の際のめっき層間での剥離が生じ難
く、且つステンレス鋼線に比して優れた耐食性を有する
と共に高炭素鋼線と同等に優れた高疲労強度を有するZ
n−Ni合金めっき鋼線及びその製造方法を提供しよう
とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は次のような構成の
Zn−Ni合金めっき鋼線及びその製造方法としている
即ち、本発明に係るZn−Ni合金めっき鋼線は、Zn
−Ni合金めっき層を被覆したZn−Ni合金めっき鋼
線において、該めっき層の表層部から内層部に至りNi
含有量か漸増的に変化すると共に、最表層部のNi含有
量が0〜1wt%、最内層部のNi含有量か5〜20w
t%であることを特徴とするZn−Ni合金めっき鋼線
である。
本発明に係るZn−Ni合金めっき鋼線の製造方法は、
Znイオン及びNiイオンを含有するZn−Ni合金め
っき用電気めっき液が収容されためっき浴に鋼線を連続
通過させると共に、めっき浴の鋼線入口部から鋼線出口
部に向けて鋼線に対する電気めっきの電流密度を漸増変
化せしめて、表層部から内層部に至りNi含有量が漸増
的に変化すると共に最表層部のNi含有量か0〜1wt
%、最内層部のNi含有量が5〜20wt%にしてなる
Zn−Ni合金めっき層を鋼線に被覆することを特徴と
するZn−Ni合金めっき鋼線の製造方法である。
(作 用) 本発明は、Zn−Ni合金めっき鋼線を種々の条件で作
り、それら鋼線の緒特性を調へ、その結果得られた下記
知見に基づきなされたものである。
即ち、Zn−Ni合金めっき鋼線は、第1図に示す如く
、合金めっき層中のNi量:5〜20wt%ては、ステ
ンレス鋼線に比し、塩水噴霧テストでの赤錆発生時間か
長くて耐食性が優れている。但し、該Ni量はめっき層
全体に均一になる必要はなく、最内層部のNi量が5〜
20wt%てあればよいことが確認された。
第2図に示す如く、合金めっき層中のNi量か増えると
合金めっき層の硬ぎが上昇するが、Ni量が1wt%以
下では可成り軟らかくて加工性が良い。
第3図に、Zn−Ni合金めっき鋼線について仕上げ目
標径Φ1. Ommとし、500kgの量を穴ダイスに
より伸線したときの伸線後の線径、即ちダイス穴での摩
耗程度を示す。前記第2図でのNi量増大によるめっき
層の硬さ上昇に対応してダイス摩耗が増大しているが、
Ni量:1wt%以下ではダイス摩耗が小さくて加工性
が良い。かかる伸線加工は線材の表面で効くので、該表
面でNi量が1wt%以下であれば加工性が良いことに
なり、そのことも実験で確認された。
以上、第1〜3図による物理的知見を総合すれば、合金
めっき層の最表層部のNi含有量か1wt%以下であり
、内部に入るに従ってNi量か増え、最内層部でN]量
か5〜20wt%となるめっき(即ち、傾斜めっき)が
可能てあれば、加工性に優れ、耐食性もステンレス鋼線
と同等の鋼線か実現可能である。しかも、この傾斜めっ
き構造とすることによって、めっき層内で組織の急激な
変化や界面か存在せず、従って、加工の際に従来の2層
構造のZn−Ni合金めっき鋼線で認められる層間剥離
等の問題か起らなくなる。
そこで本発明に係るZn−Ni合金めっき鋼線は、Zn
−Ni合金めっき層の表層部から内層部に至りNi含有
量か漸増的に変化すると共に、最表層部のNi含有量か
0〜1wt%、最内層部のNi含有量が5〜20wt%
となるようにしているのであり、従って、前記従来の2
層構造のZn−Ni合金めっき鋼線が有する問題点を解
消し、伸線や曲げ加工の際のめっき層間での剥離が生じ
難(、且つステンレス鋼線に比して優れた耐食性を有す
ると共に高炭素鋼線と同等に優れた高疲労強度を存する
ようになる。
尚、上記最表層部のNi含育量:0wt%のとき、Ni
を含まず、最表層部がZnよりなることを示す。
次に、第4図に示す如く、Zn−Ni合金のめっきの電
気めっきにおいて、めっきの電流密度を大きくすると、
Zn−Ni合金めっき層中のNi量か減少する。従って
、Zn−Ni合金めっき用電気めっき浴に鋼線を連続通
過させると共に、めっき浴の鋼線入口部から鋼線出口部
に向けて鋼線に対する電気めっきの電流密度を漸増変化
させれば、めっき層の表層部から内層部に至りNi含有
量が漸増的に変化するめっき(傾斜めっき)か可能にな
る。
例えば、12mのめっき槽を6ユニツトに分け、各ユニ
ットに対極(電極)を配し、各電極と被めっき線材との
間の電圧を変えることにより、鋼線入口部より1.5.
2.5.4.0.10.0.20.0そして出口部で2
5 A/dm2と漸増的に電流密度を変えてめっきする
と、Zn−Ni合金めっき層(厚み=12μm)の断面
のNi量分布は第5図に示す如くなる。即ち、各電極間
は両側の影響を受けてNi量か前後の電流密度に対応し
たNl量の中間値を示しているが、全体としてみれば最
表層部でNi量:0wt%、最内層部でNi量:12w
t%Niとなっている。かくして傾斜めっきが、めっき
浴の鋼線入口部から鋼線出口部に向けて鋼線に対する電
気めっきの電流密度を順次変化させる手段によって確実
に、且つ容易に実現されることが理解される。
そこで、本発明に1系るZn−Ni合金めっき鋼線の製
造方法は、Zn−Ni合金めっき用電気めっき液が収容
されためっき浴に鋼線を連続通過させると共に、めっき
浴の鋼線人口部から鋼線出口部に向けて鋼線に対する電
気めっきの電流密度を漸増変化せしめて、表層部から内
層部に至りNi含有量か漸増的に変化すると共に最表層
部のNi含有量が0〜1wt%、最内層部のNi含有量
か5〜20wt%にしてなるZn−Ni合金めっき層を
鋼線に被覆するようにしているのであり、従って、前述
の如き優れた特性を有する鋼線(本発明に係るZn−N
i合金めっき鋼線)を製造し得るようになる。
(実施例) 実施例1 C:0.77wt%、Φ2.5mmの高炭素鋼線を鉛浴
てパテンティングした後、酸洗処理して酸化スケールを
除去した。次に、該鋼線について、表面脱脂後、NiC
1t−ZnC1z混合液(Ni/Znモル比:0.1.
pH:4、温度:50”C,導電助剤のKCI:3.O
mol#!含有)をめっき浴として用い、12mの浴に
2m間隔で6ユニツトの電極を配置し、めっきの電流密
度を入口部より1.5.2.5.4.0. 10.20
.25A/dm2と変化させ、該浴中での線の走行速度
を2m/分として電気めっきした。めっき層の厚みは1
3μmであり、該めっき層のNi量分布状態は第5図に
示したものと同一のパターンを示していた。該めっき後
の鋼線(実施例1の鋼線)を連続伸線機で01.0mm
まで伸線加工してばね線に仕上げた。
一方、比較のため比較例イとして、めっきの電流密度を
とこも一定とし、該点を除き前記と同様の電気めっきを
してZn−Ni合金めっき鋼線を作った。該鋼線を連続
伸線機て前記と同様に01.0mmまで伸線しようとし
たが、断線が多発し仕上げ径は01.14mmと太くな
り、ダイス荒損のため、ばね線の製造は困難であった。
比較例口として、C:0.77wt%、Φ2.5mmの
高炭素鋼線を鉛浴てパテンティングした後、酸洗し、コ
ーティングし、Φ1.15mmまで伸線した後、鉛加熱
、HCIての活性化処理、間、CIフラックス処理し、
次いて443°Cの溶融Znめっき浴に連続的に浸漬し
て溶融Znめっきした。その後、Φ1. Ommまて伸
線加工してばね用めっき鋼線に仕上げた。
又、比較例ハとして、Φ2.3mmの5US304ステ
ンレス鋼線材を1150°Cて固溶化処理の後、酸洗し
、続いてコーティングした後、連続伸線機で01.0m
mまで伸線加工してばね線に仕上げた。
上記本発明の実施例、比較例に係るばね用線の特性比較
結果を第1表に示す。
実施例1に係るZn−Ni合金めっき鋼線は、疲労強度
が従来のZnめっき鋼線(比較例口)と同等であり、耐
食性はステンレス鋼線(比較例ハ)の約2倍径度優れて
おり、更に比較例イに係るZn−Ni合金めっき鋼線て
は、ばね用線の製造は困難であったか、実施例1に係る
Zn−Ni合金めっき鋼線では、めっき層の最表層部の
Ni量:0wt%であるため、加工性、伸線性に何ら問
題がないことも特長となっている。
実施例2 素線を37本束ねたストランドの6本を撚り合わせてワ
イヤロープを製造した。
本発明の実施例として、C:0.62wt%のΦ3.2
2mm及びΦ3.50mmの伸線材を作り、該伸線材に
前記実施例1の場合と同様の方法によりZn−Ni傾斜
合金めっきを施した。
上記めっき鋼線を連続伸線機によってΦ3.22mmの
ものはΦ1.32mmに、Φ3.50mmのものはΦ1
.40mmに伸線し、Φ1.40mmのものを芯とし、
Φ1.32mmのものを側線として前述の37本束ねの
ストランドを製作し、該ストランド6本を撚り合わせて
ワイヤロープに仕上げた。
一方、比較のため比較例(a)として、Φ3.22mm
及びΦ3.50mmの伸線材に、前記比較例イと同様の
条件て12wt%Niの均−Zn−Ni合金めっきを行
った。
次いて、該めっき鋼線を伸線加工したか、伸線中に断線
が多発し、仕上げ径はΦ1.45mm及びΦ1.58m
mと太くなり、ダイス荒損のためめっき鋼線の表面もダ
イマークが多くなり、ワイヤロープの製作は不可能であ
った。
比較例(b)として、C:0.62wt%のΦ3.22
mm及びΦ3、50mmの伸線材を鉛浴でパテンティン
グした後、前記比較例口の場合と同様の方法により前処
理及び溶融Znめっきした後、連続伸線機によって、Φ
3、22mmのものは01.32mmに、Φ3.50m
mのものはΦ1.40mmに伸線し、本発明の実施例と
同様のワイヤロープに仕上げた。
又、比較例(C)として、Φ2.5mm及びΦ2.8m
mの5US304ステンレス鋼線材を1150°Cて固
溶化処理の後、Φ2.5mmのものはΦ1.32mmに
、Φ2.8mmのものはΦ1.40mmに伸線し、次い
て比較例(b)と同様のワイヤロープに仕上げた。
それ等の特性比較結果を第2表に示す。この表より明ら
かな如く、本発明例のもの(実施例2に係るもの)は、
疲労強度か従来のZnめつき鋼線製のワイヤロープと同
等に優れ、耐食性は5US304ス第1表 第2表 (注) **−−−−一引張応力変化の繰返し疲労試験
による。
(以下余白) テンレス鋼線の場合の約2倍径度優れている。
(発明の効果) 本発明は以上述へた構成を有し作用をなすものであって
、本発明に係るZn−Ni合金めっき鋼線は、耐食性に
関しては5US304ステンレス鋼線の約2倍径度の寿
命かあって優れており、しかもZnめっき鋼線と同等の
高疲労強度を有するものであって、バネやワイヤロープ
用線材として好適に適用し得、苛酷な腐食環境に充分耐
え、且つ、高疲労強度か要求される需要場所への用途か
拡大される。
又、めっき層か傾斜めっきで構成されているために、組
織の急激な変化や界面が存在せず、一体となっているこ
とから、加工の際に従来の2層構造のZn−Ni合金め
っき鋼線で認められる層間剥離が起らなくなり、従って
、加工性にも優れているという特長を有する。
本発明に係るZn−Ni合金めっき鋼線の製造方法は、
上記の如き優れた特性を有する鋼線(本発明に係るZn
−Ni合金めっきm線)゛を製造し得るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はZn−Ni合金めっき鋼線の合金めっき層中の
Niff1と塩水噴霧テストでの赤錆発生時間との関係
を示す図、第2図はZn−Ni合金めっき鋼線の合金め
っき層中のNi量と合金めっき層のビッカース硬さとの
関係を示す図、第3図はZn−Ni合金めっき鋼線のN
l量と穴ダイスによる伸線後の線径との関係を示す図、
第4図はZn−Ni合金電気めっきてのめっきの電流密
度と得られるめっき層中のNi量との関係を示す図、第
5図は傾斜めっきにより得られたZn−Ni合金めっき
鋼線のめっき層の断面のNi量分布(めっき層の表面か
らの距離とNi量との関係)の−例を示す図である。 特許出願人  神鋼鋼線工業株式会社 代 理 人  弁理士  金丸 章− Q 8r壮巽雰e詣摩「 1%J                    v」 授塚ぐ赴化層ア(硬条狽1鴨1ト区ム)主ΩΩ初姦Q〜
か−R−に撃明樫寝♂)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)Zn−Ni合金めっき層を被覆したZn−Ni合
    金めっき鋼線において、該めっき層の表層部から内層部
    に至りNi含有量が漸増的に変化すると共に、最表層部
    のNi含有量が0〜1wt%、最内層部のNi含有量が
    5〜20wt%であることを特徴とするZn−Ni合金
    めっき鋼線。
  2. (2)Znイオン及びNiイオンを含有するZn−Ni
    合金めっき用電気めっき液が収容されためっき浴に鋼線
    を連続通過させると共に、めっき浴の鋼線入口部から鋼
    線出口部に向けて鋼線に対する電気めっきの電流密度を
    漸増変化せしめて、表層部から内層部に至りNi含有量
    が漸増的に変化すると共に最表層部のNi含有量が0〜
    1wt%、最内層部のNi含有量が5〜20wt%にし
    てなるZn−Ni合金めっき層を鋼線に被覆することを
    特徴とするZn−Ni合金めっき鋼線の製造方法。
JP2314928A 1990-11-19 1990-11-19 Zn―Ni合金めっき鋼線及びその製造方法 Pending JPH04183893A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2314928A JPH04183893A (ja) 1990-11-19 1990-11-19 Zn―Ni合金めっき鋼線及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2314928A JPH04183893A (ja) 1990-11-19 1990-11-19 Zn―Ni合金めっき鋼線及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04183893A true JPH04183893A (ja) 1992-06-30

Family

ID=18059340

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2314928A Pending JPH04183893A (ja) 1990-11-19 1990-11-19 Zn―Ni合金めっき鋼線及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04183893A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994008072A1 (en) * 1992-09-25 1994-04-14 Nippon Piston Ring Co., Ltd. Method for manufacturing magnetic material for multilayered film by plating
WO2006028260A1 (ja) * 2004-09-08 2006-03-16 Ebara Corporation 金属膜の成膜方法及び装置
JP2018044574A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 日東精工株式会社 タッピンねじ
WO2018139615A1 (ja) 2017-01-26 2018-08-02 新日鐵住金株式会社 めっき鋼線、スチールコード及びゴム-めっき鋼線複合体

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55152194A (en) * 1979-05-12 1980-11-27 Nippon Steel Corp Production of steel strip plated by zinc-nickel alloy
JPS57120694A (en) * 1981-01-16 1982-07-27 Orient Watch Co Ltd Plating film and its formation
JPH01222090A (ja) * 1988-03-02 1989-09-05 Kawatetsu Kousen Kogyo Kk 耐蝕性に優れた鋼線

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55152194A (en) * 1979-05-12 1980-11-27 Nippon Steel Corp Production of steel strip plated by zinc-nickel alloy
JPS57120694A (en) * 1981-01-16 1982-07-27 Orient Watch Co Ltd Plating film and its formation
JPH01222090A (ja) * 1988-03-02 1989-09-05 Kawatetsu Kousen Kogyo Kk 耐蝕性に優れた鋼線

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1994008072A1 (en) * 1992-09-25 1994-04-14 Nippon Piston Ring Co., Ltd. Method for manufacturing magnetic material for multilayered film by plating
US5552030A (en) * 1992-09-25 1996-09-03 Nippon Piston Ring Co., Ltd. Method of making a magnetic material in the form of a multilayer film by plating
WO2006028260A1 (ja) * 2004-09-08 2006-03-16 Ebara Corporation 金属膜の成膜方法及び装置
JP2006077275A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Ebara Corp 金属膜の成膜方法及び装置
US7498261B2 (en) 2004-09-08 2009-03-03 Ebara Corporation Method and apparatus for forming metal film
JP2018044574A (ja) * 2016-09-13 2018-03-22 日東精工株式会社 タッピンねじ
WO2018139615A1 (ja) 2017-01-26 2018-08-02 新日鐵住金株式会社 めっき鋼線、スチールコード及びゴム-めっき鋼線複合体
KR20190103406A (ko) 2017-01-26 2019-09-04 닛폰세이테츠 가부시키가이샤 도금 강선, 스틸 코드 및 고무-도금 강선 복합체

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104928956B (zh) 高防腐渔业用钢丝绳的制作方法
US4952249A (en) Intermediate coating of steel wire
JPS61222737A (ja) 加硫性ゴム物品補強用スチ−ル要素
JPH02210078A (ja) 釣糸
JPH0790267B2 (ja) スチ−ルワイヤ−及びその製造方法
US5380407A (en) Method for facilitating distinction between different steel products
JPH04183893A (ja) Zn―Ni合金めっき鋼線及びその製造方法
JP6352668B2 (ja) ゴム物品補強用スチールコード
JPH0323674B2 (ja)
JP4937846B2 (ja) 耐腐食疲労特性に優れたゴム製品補強用鋼線及びその製造方法
JP6835104B2 (ja) めっき鋼線、スチールコード及びゴム−めっき鋼線複合体
JP2906025B2 (ja) ゴム製品補強用高強度スチールワイヤおよびスチールコード並びに高強度スチールの製造方法
JP2645837B2 (ja) ワイヤーロープの表面処理方法
JPH04187336A (ja) 複合金属線
JP2002317388A (ja) 高耐食めっき撚り鋼線およびその製造方法
JPH0417616A (ja) ステンレス鋼線の製造方法
JP2593207B2 (ja) ゴム製品補強用高強力鋼線およびスチールコード
JPH04193981A (ja) 耐銹性と加工性を備えた鋼線
JPS61287932A (ja) ゴム用補強材
JPH08176975A (ja) 耐摩耗性耐食性ワイヤロープ
JP3443999B2 (ja) 腐食疲労特性に優れた極細鋼線
JPH08284081A (ja) ゴム補強用スチールコード及びラジアルタイヤ
JP3412307B2 (ja) 腐食疲労特性に優れた極細鋼線
JP2017145449A (ja) 鋼線及び該鋼線を埋設するゴム−金属複合体
JPH08154548A (ja) 高強度細径テグス