JPH04183662A - 駆動車輪の空転防止装置 - Google Patents

駆動車輪の空転防止装置

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JPH04183662A
JPH04183662A JP30862290A JP30862290A JPH04183662A JP H04183662 A JPH04183662 A JP H04183662A JP 30862290 A JP30862290 A JP 30862290A JP 30862290 A JP30862290 A JP 30862290A JP H04183662 A JPH04183662 A JP H04183662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydraulic pump
auxiliary hydraulic
master cylinder
auxiliary
driving wheel
Prior art date
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Pending
Application number
JP30862290A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Kuroiwa
黒岩 政明
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NIPPON RIIKURESU KOGYO KK
Original Assignee
NIPPON RIIKURESU KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両が雪道またはぬかるみ道等の悪路上にお
いて、駆動輪の一方が空転して走行不能になるのを防止
する駆動車輪の空転防止装置に関するものである。
(従来の技術) 上述のような悪路上において、駆動輪の一方の空転を阻
止する従来の装置としては、例えばノン・スリップ・デ
ィファレンシャル等がある。
(発明が解決しようとする課B) しかしながら上述した従来のノン・スリップ・ディファ
レンシャルは、車両が正常状態でカーブ走行中において
も作動を制御する力が作用するので、通常の車両よりタ
イヤの摩耗がはやい上に、ディファレンシャル内のクラ
ッチ板も摩耗がはやいという問題点があった。
(課題を解決するための手段) 上述の問題点を解決するため本発明においては、油圧式
制動装置を備えた車両において、各駆動輪に設けた制動
装置とマスタシリンダとの油圧回路の途中に補助油圧ポ
ンプを接続し、この補助油圧ポンプと前記マスタシリン
ダとの間、および前記補助油圧ポンプと左右の駆動輪の
制動装置との間にそれぞれ電磁弁を設けると共に、左右
の駆動輪に回転数検知用のセンサーを設け、これら各セ
ンサーの信号を入力すると共に、前記各電磁弁および補
助油圧ポンプを作動させる信号を出力するコントロール
ボックスを設け、駆動輪の一方が空転状態になった時に
それを検知して、その駆動輪側の電磁弁を開くと共に、
他の電磁弁を閉じ、この状態で前記補助ポンプを作動さ
せて、その駆動輪の空転を防止するようにして駆動車輪
の空転防止装置を構成する。
(作 用) 上述のように本発明によれば、従来のノン・スリップ・
ディファレンシャルは使用しないから、タイヤの摩耗や
、ディファレンシャル内のクラッチ板の摩耗がはやまる
という欠点はなくなる。
また本発明装置は、従来の複雑で高価なノン・スリップ
・ディファレンシャルの代わりに簡単な構造の電磁弁と
、補助ポンプとコントロールボックスを使用するように
したから、製造が容易でコストも低下するという利点が
ある。
(実施例) 以下、図面について本発明の一実施例を説明する。
図中1.2は車両の左右の前輪、3,4は左右の後輪、
5,6は前輪1,2に設けた油圧式の制動装置、7.8
は後輪3.4に設けた油圧式の制動装置、9はマスタシ
リンダ、10はマスタシリンダ9と前輪1,2に設けた
制動装置5.6とを結ぶ配管、11はマスタシリンダ9
と左右の後輪3゜4に設けた制動装置7.8とを結ぶ配
管、13は後車軸、13aはデフケースであり、本実施
例では後輪3,4が駆動輪である。
本実施例においては、各駆動輪3.4に設けた制動装置
7.8とマスタシリンダ9との油圧回路である配管11
の途中に補助油圧ポンプ12をチーズ11aを介して接
続し、この補助油圧ポンプ12と前記マスタシリンダ9
との間の配管11中に電磁弁14を介装すると共に、前
記補助油圧ポンプ12と左右の駆動輪3,4の制動装置
7,8との間の配管11中にもそれぞれ電磁弁15.1
6を設け、さらに左右の駆動輪3,4に回転数検知用の
センサー17.18を設け、これら各センサー17.1
8の信号を入力すると共に、前記各電磁弁14.15.
16および補助油圧ポンプ12を作動させる信号を出力
するコントロールボックス19を設け、駆動輪3,4の
一方が空転状態になった時にそれを検知して、その駆動
輪側の電磁弁を開くと共に、他の電磁弁を閉じ、この状
態で前記補助ポンプ12を作動させて、その駆動輪の空
転を防止するようにする。
本実施例の補助ポンプ12はプランジャ型で、12aは
そのプランジャと一体のロッド、12bはそのロッド1
2aに嵌装したコイルばねである。また20はその補助
ポンプ駆動用のソレノイドで、20aはソレノイド20
が付勢した時に押し出されるロッドである。さらに21
は中間部を軸22により枢支したレバーで、一端がロッ
ド20aと係合し、他端がロッド12aと係合している
つぎに上述のように構成した本発明装置の作用を説明す
る。
本発明装置を設けた車両が走行中において、例えば左側
の駆動輪3がぬかるみに入って空転したとすると、セン
サー17.18の信号によりコントロールボックス19
内でそれを検知して、その状況に対応した制御信号を出
力する。
すなわち電磁弁14.16を閉しると共に、電磁弁15
を開き、ソレノイド20を付勢して、ロッド20aを矢
印Aのように押し出すことにより、レバー21を介して
プランジャ型の補助ポンプ12のプランジャと一体のロ
ッド12aを矢印Bのように押し込み、これにより吐出
される圧力油が配管11および電磁弁15を経て油圧式
制動装置7に入って駆動輪3を制動する。このため駆動
輪3の空転が阻止されると共に、駆動輪4が回転して、
車両はそのぬかるみから離脱することができる。
そして車両が正常な路面に達すれば、センサー17、1
8の信号によってコントロールボックス19の制御が元
の正常状態に戻る。
すなわち電磁弁14.15.16はすべて開き、ソレノ
イド20は消磁する。このためコイルばね12bの作用
によりロッド12aが補助ポンプ12より抜は出すと共
に、レバー21を介してソレノイド20のロッド20a
も引っ込んで元に戻る。
この状態でマスタシリンダ9のペダルを踏み込めば、平
常通りすべての車輪1,2,3.4を制動することがで
きる。
(発明の効果) 上述のように本発明によれば、従来のノン・スリップ・
ディファレンシャルは使用しないから、タイヤの摩耗や
、ディファレンシャル内のクラッチ板の摩耗がはやまる
という欠点はなくなる。
また本発明装置は、従来の複雑で高価なノン・スリップ
・ディファレンシャルの代わりに簡単な構造の電磁弁と
、補助ポンプとコントロールボックスを使用するように
したから、製造が容易でコストも低下するという利点が
ある。
したがって本発明によれば、車両の悪路走行性能が向上
する上に、タイヤの摩耗が軽減され、さらに製造が容易
になると共にコストが低減するという多くの効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を付した車両の説明用の平面図であ
る。 1.2・・・前輪     3,4・・・後輪(駆動輪
)5.6,7.8・・・油圧式の制動装置9・・・マス
タシリンダ  10.11・・・配管12・・・補助ポ
ンプ    12a・・・ロッド12b・・・コイルば
ね   13・・・後車軸13a・・・デフケース  
 14.15.16・・・電磁弁17、18・・・セン
サー 19・・・コントロールボックス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、油圧式制動装置を備えた車両において、各駆動輪に
    設けた制動装置とマスタシリンダとの油圧回路の途中に
    補助油圧ポンプを接続し、この補助油圧ポンプと前記マ
    スタシリンダとの間、および前記補助油圧ポンプと左右
    の駆動輪の制動装置との間にそれぞれ電磁弁を設けると
    共に、左右の駆動輪に回転数検知用のセンサーを設け、
    これら各センサーの信号を入力すると共に、前記各電磁
    弁および補助油圧ポンプを作動させる信号を出力するコ
    ントロールボックスを設け、駆動輪の一方が空転状態に
    なった時にそれを検知して、その駆動輪側の電磁弁を開
    くと共に、他の電磁弁を閉じ、この状態で前記補助ポン
    プを作動させて、その駆動輪の空転を防止するようにし
    たことを特徴とする駆動車輪の空転防止装置。
JP30862290A 1990-11-16 1990-11-16 駆動車輪の空転防止装置 Pending JPH04183662A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58202142A (ja) * 1982-04-28 1983-11-25 ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 駆動スリツプ調整装置
JPS6144035A (ja) * 1984-08-08 1986-03-03 Akebono Brake Chuo Gijutsu Kenkyusho:Kk 車両の発進制御方法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58202142A (ja) * 1982-04-28 1983-11-25 ロ−ベルト・ボツシユ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 駆動スリツプ調整装置
JPS6144035A (ja) * 1984-08-08 1986-03-03 Akebono Brake Chuo Gijutsu Kenkyusho:Kk 車両の発進制御方法

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