JPH0418348A - ラミネートシート材及びラミネートシート - Google Patents
ラミネートシート材及びラミネートシートInfo
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- JPH0418348A JPH0418348A JP2119901A JP11990190A JPH0418348A JP H0418348 A JPH0418348 A JP H0418348A JP 2119901 A JP2119901 A JP 2119901A JP 11990190 A JP11990190 A JP 11990190A JP H0418348 A JPH0418348 A JP H0418348A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、身分証明用カード、運転免許証、パスポート
ブックを構成する身分証明用頁等に使用されるシート、
特に顔写真等が貼付されているシートを有するラミネー
トシート及び複写印刷画像を有するラミネートシートを
製造する材料として使用されるラミネートシート材の改
良と、このラミネートシート材を熱圧着して形成するラ
ミネートの改良とに関する。特に、上記のラミネートシ
ートが偽造されることができないようにする目的をもっ
て改良されたラミネートシート材とこのラミネートシー
ト材を使用して製造するラミネートシートとに関する。
ブックを構成する身分証明用頁等に使用されるシート、
特に顔写真等が貼付されているシートを有するラミネー
トシート及び複写印刷画像を有するラミネートシートを
製造する材料として使用されるラミネートシート材の改
良と、このラミネートシート材を熱圧着して形成するラ
ミネートの改良とに関する。特に、上記のラミネートシ
ートが偽造されることができないようにする目的をもっ
て改良されたラミネートシート材とこのラミネートシー
ト材を使用して製造するラミネートシートとに関する。
本明細書におけるラミネートシートとは、身分証明用カ
ード、運転免許証、パスポートブック中の身分証明用買
等における身分証明等の表示がなされ、その上、顔写真
等の貼付がなされている身分証明用シート及び顔写真と
同等のものが、複写印刷画像で形成されている身分証明
用シートの少なくとも１面が透明な合成樹脂フィルムを
もってカバーされ、融着されているラミネートシートを
云う。
ード、運転免許証、パスポートブック中の身分証明用買
等における身分証明等の表示がなされ、その上、顔写真
等の貼付がなされている身分証明用シート及び顔写真と
同等のものが、複写印刷画像で形成されている身分証明
用シートの少なくとも１面が透明な合成樹脂フィルムを
もってカバーされ、融着されているラミネートシートを
云う。
身分証明用カード、運転免許証、パスポートブック中の
身分証明用頁等には、その所持者の氏名等の表示と−も
に、その所持者の顔写真等が貼付されること及び顔写真
と同等のものが、複写印刷画像で形成されていることが
一般である。そして、これら表示を数置したり、写真及
び複写印刷画像等を擦り換えたりして、身分証明用シー
トを偽造・数置することを困難にするために、身分証明
用シート、特に顔写真及び複写印刷画像等の表面を透光
性合成樹脂フィルムをもってカバーするなり、上記の顔
写真等が貼付されている身分証明用シート及び鑵写真と
同等のものが、複写印刷画像で形成されている身分証明
用シートを２枚の透光性合成樹脂フィルムの間に挟入す
るなりして、これらフィルムを加熱・加圧して相互に融
着して、上記目的のラミネートシートを製造している。
身分証明用頁等には、その所持者の氏名等の表示と−も
に、その所持者の顔写真等が貼付されること及び顔写真
と同等のものが、複写印刷画像で形成されていることが
一般である。そして、これら表示を数置したり、写真及
び複写印刷画像等を擦り換えたりして、身分証明用シー
トを偽造・数置することを困難にするために、身分証明
用シート、特に顔写真及び複写印刷画像等の表面を透光
性合成樹脂フィルムをもってカバーするなり、上記の顔
写真等が貼付されている身分証明用シート及び鑵写真と
同等のものが、複写印刷画像で形成されている身分証明
用シートを２枚の透光性合成樹脂フィルムの間に挟入す
るなりして、これらフィルムを加熱・加圧して相互に融
着して、上記目的のラミネートシートを製造している。
しかし、上記の構造のラミネートシートは、機械的に融
着面をＭＨすることが必ずしも不可能ではなく、融着さ
れていた透光性合成樹脂フィルムの面は、これが剥離さ
れた後も特に損傷を受けず、構造的にも光学的にも全く
剥離前のａ′態と変わるところがないので、腰写真等及
び複写印刷画像を擦り換えた後、上記の剥離された合成
樹脂フィルムの膜を再度貼着することができ、そのため
、身分証明用シートを偽造することが全く不可能とは云
い難いと云う欠点を有している。
着面をＭＨすることが必ずしも不可能ではなく、融着さ
れていた透光性合成樹脂フィルムの面は、これが剥離さ
れた後も特に損傷を受けず、構造的にも光学的にも全く
剥離前のａ′態と変わるところがないので、腰写真等及
び複写印刷画像を擦り換えた後、上記の剥離された合成
樹脂フィルムの膜を再度貼着することができ、そのため
、身分証明用シートを偽造することが全く不可能とは云
い難いと云う欠点を有している。
本発明の目的は、この欠点を解消することにあり、ラミ
ネートシートを一旦剥離すると、このラミネートシート
は、少なくともその面に対接貼着されていた写真及び複
写印刷画像の面と一体となり、その表面が破損して復元
が困難であり、上記の剥離された合成樹脂フィルムの膜
とこれと組み合わされている記録買とを使用しては、身
分証明用カード、運転免許証、パスポートブック中の身
分証明用買等を構成するラミネートシートを偽造するこ
とが困難であるように改良されたラミネートシート材と
このラミネートシート材を使用して製造するラミネート
シートとを提供することにあ〔課題を解決するための手
段〕 上記の目的のうち、第１の目的は、下記の手段によって
達成される。
ネートシートを一旦剥離すると、このラミネートシート
は、少なくともその面に対接貼着されていた写真及び複
写印刷画像の面と一体となり、その表面が破損して復元
が困難であり、上記の剥離された合成樹脂フィルムの膜
とこれと組み合わされている記録買とを使用しては、身
分証明用カード、運転免許証、パスポートブック中の身
分証明用買等を構成するラミネートシートを偽造するこ
とが困難であるように改良されたラミネートシート材と
このラミネートシート材を使用して製造するラミネート
シートとを提供することにあ〔課題を解決するための手
段〕 上記の目的のうち、第１の目的は、下記の手段によって
達成される。
第１の手段は、透光性膜（１１）の裏面に熱接着剤が塗
布・乾燥されて熱接着剤膜Ｉ（１２）が形成され、この
熱接着剤膜（１２）の少なくとも一部領域（写真及び複
写印刷画像が配置される領域）に、変性されてもよいポ
リエチレンまたは変性されてもよいポリプロピレンとα
、βエチレン性不飽和カルボン酸との共重合体よりなる
写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤が塗布・乾燥され
て写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤膜（１３）が形
成されているカバー層（１）と、このカバー層（１）の
縁部一部領域において、写真及び複写印刷画像・記録保
持膜（２）と接着されているラミネートシート材である
。
布・乾燥されて熱接着剤膜Ｉ（１２）が形成され、この
熱接着剤膜（１２）の少なくとも一部領域（写真及び複
写印刷画像が配置される領域）に、変性されてもよいポ
リエチレンまたは変性されてもよいポリプロピレンとα
、βエチレン性不飽和カルボン酸との共重合体よりなる
写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤が塗布・乾燥され
て写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤膜（１３）が形
成されているカバー層（１）と、このカバー層（１）の
縁部一部領域において、写真及び複写印刷画像・記録保
持膜（２）と接着されているラミネートシート材である
。
上記の目的のうち、第２の目的は、下記の手段によって
達成される。
達成される。
第２の手段は、透光性膜（１１）の裏面に熱接着剤が塗
布・乾燥されて熱接着剤膜（１２）が形成され、この熱
接着剤膜（１２）の少なくとも一部領域（写真及び複写
印刷画像が配置される領域）に、変性されてもよいポリ
エチレンまたは変性されてもよいポリプロピレンとα、
βエチレン性不飽和カルボン酸との共重合体よりなる写
真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤が塗布・乾燥されて
写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤膜（１３）が形成
されているカバー層（１）に形成されている前記の写真
及び複写印刷画像破壊性熱接着剤膜（１３）に対応して
写真が配置され、前記のカバー層（１）に写真及び複写
印刷画像・記録保持膜（２）が熱圧着されているラミネ
ートシートである。
布・乾燥されて熱接着剤膜（１２）が形成され、この熱
接着剤膜（１２）の少なくとも一部領域（写真及び複写
印刷画像が配置される領域）に、変性されてもよいポリ
エチレンまたは変性されてもよいポリプロピレンとα、
βエチレン性不飽和カルボン酸との共重合体よりなる写
真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤が塗布・乾燥されて
写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤膜（１３）が形成
されているカバー層（１）に形成されている前記の写真
及び複写印刷画像破壊性熱接着剤膜（１３）に対応して
写真が配置され、前記のカバー層（１）に写真及び複写
印刷画像・記録保持膜（２）が熱圧着されているラミネ
ートシートである。
上記の写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤とは、上記
の相互に接着されている透光性膜（１１）と写真及び複
写印刷画像・記録保持膜（２）とを機械的に融着面で剥
離したとき、上記の写真及び複写印刷画像の表層と上記
の透光性膜（１１）の下面とが相互に接着されて一体と
なり、剥離にあたって上記の写真及び複写印刷画像の表
層と上記の透光性膜（１１）の下面とが損傷を受け、特
に上記の透光性膜（１１）の下面が原状を維持しなくな
るような機能を有する接着剤を云う。
の相互に接着されている透光性膜（１１）と写真及び複
写印刷画像・記録保持膜（２）とを機械的に融着面で剥
離したとき、上記の写真及び複写印刷画像の表層と上記
の透光性膜（１１）の下面とが相互に接着されて一体と
なり、剥離にあたって上記の写真及び複写印刷画像の表
層と上記の透光性膜（１１）の下面とが損傷を受け、特
に上記の透光性膜（１１）の下面が原状を維持しなくな
るような機能を有する接着剤を云う。
そして、その化学的組成は、変性されてもよいポリエチ
レンまたは変性されてもよいポリプロピレンとα、βエ
チレン性不飽和カルボン酸との共重合体である。
レンまたは変性されてもよいポリプロピレンとα、βエ
チレン性不飽和カルボン酸との共重合体である。
また、その化学的性質の主要点は、下記のとおりである
。
。
イ、軟化点は６０〜１００℃である。
咀重量平均分子量は１０．０００〜１００，０００であ
る。
る。
ハ、酸価は１０〜２００である。
本発明に係るラミネートシート材及びラミネートシート
に使用される写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤は変
性されてもよいポリエチレンまたは変性されてもよいポ
リプロピレンとα、βエチレン性不飽和カルボン酸との
共重合体を主成分とする熱接着剤であり、写真及び複写
印刷画像の表層との接着力が橿めて強力であることが実
験的に確認されている。
に使用される写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤は変
性されてもよいポリエチレンまたは変性されてもよいポ
リプロピレンとα、βエチレン性不飽和カルボン酸との
共重合体を主成分とする熱接着剤であり、写真及び複写
印刷画像の表層との接着力が橿めて強力であることが実
験的に確認されている。
この写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤をもって、少
なくとも上記の透光性膜（１１）と写真及び複写印刷画
像とが接着されているラミネートシートを偽造する目的
をもって、上記の透光性膜を機械的に剥離すると、上記
の写真及び複写印刷画像の表層が上記の透光性膜に接着
されたま一剥離されるので、上記の透光性膜が、特にそ
の接着面が破損し、その原形を保持することができない
。
なくとも上記の透光性膜（１１）と写真及び複写印刷画
像とが接着されているラミネートシートを偽造する目的
をもって、上記の透光性膜を機械的に剥離すると、上記
の写真及び複写印刷画像の表層が上記の透光性膜に接着
されたま一剥離されるので、上記の透光性膜が、特にそ
の接着面が破損し、その原形を保持することができない
。
そこで、この透光性膜を再度利用しようとしても、この
透光性膜の下面（接着面）には以前の写真及び複写印刷
画像が残存しているから、偽造であることが一目瞭然で
ある。その結果、身分証明用カード、運転免許証、パス
ポートブックを構成する身分証明用頁等として使用され
る霧写真入りのラミネートシート及び顔写真と同等の複
写印刷画像を形成するラミネートシートの偽造を有効に
防止することが可能となる。
透光性膜の下面（接着面）には以前の写真及び複写印刷
画像が残存しているから、偽造であることが一目瞭然で
ある。その結果、身分証明用カード、運転免許証、パス
ポートブックを構成する身分証明用頁等として使用され
る霧写真入りのラミネートシート及び顔写真と同等の複
写印刷画像を形成するラミネートシートの偽造を有効に
防止することが可能となる。
以下、図面を参照しつ一１本発明の二つの実施例に係る
ラミネートシートについて説明する。
ラミネートシートについて説明する。
第１図参照
図において、１１は透光性膜であり、例えば透明なポリ
エステルフィルム等の透光性合成樹脂フィルムである。
エステルフィルム等の透光性合成樹脂フィルムである。
この透光性合成樹脂フィルムの裏面には、例えばポリオ
レフィン樹脂よりなる熱接着剤が塗布・乾燥されて、熱
接着剤ｌ！１１１２が形成されている。１３は本発明の
要旨に係る写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤が塗布
・乾燥されて形成された写真及び複写印刷画像破壊性熱
接着剤膜である。この写真及び複写印刷画像破壊性熱接
着剤の組成は、手段の項に述べたように、変性されても
よいポリエチレンまたは変性されてもよいポリプロピレ
ンとα、βエチレン性不飽和カルボン酸との共重合体で
あり、上記の熱接着剤膜１２の少なくとも一部領域（顔
写真等の写真に対応する領域及び、複写印刷画像の顔写
真に相当する領域）において、版深が２５ａ以上のグラ
ビア印刷用版で、上記の写真及び複写印刷画像破壊性熱
接着剤が塗布・乾燥されている０本実施例においては、
上記の写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤は写真及び
複写印刷画像の顔写真に相当する部分に対応する熱接着
剤膜１２の一部領域とされているが、熱接着剤膜１２の
全領域に塗布・乾燥されてもよい、上記の透光性膜１１
と熱接着剤膜１２と写真及び複写印刷画像破壊性熱接着
剤１１１３とをもってカバー層１を構成している。この
カバー層１０縁部の一部領域において、このカバー層１
と、身分証明用の記録が記載され耀写真等の写真が貼付
される写真及び複写印刷画像・記録保持膜２とが接着さ
れてラミネートシート材が構成される。
レフィン樹脂よりなる熱接着剤が塗布・乾燥されて、熱
接着剤ｌ！１１１２が形成されている。１３は本発明の
要旨に係る写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤が塗布
・乾燥されて形成された写真及び複写印刷画像破壊性熱
接着剤膜である。この写真及び複写印刷画像破壊性熱接
着剤の組成は、手段の項に述べたように、変性されても
よいポリエチレンまたは変性されてもよいポリプロピレ
ンとα、βエチレン性不飽和カルボン酸との共重合体で
あり、上記の熱接着剤膜１２の少なくとも一部領域（顔
写真等の写真に対応する領域及び、複写印刷画像の顔写
真に相当する領域）において、版深が２５ａ以上のグラ
ビア印刷用版で、上記の写真及び複写印刷画像破壊性熱
接着剤が塗布・乾燥されている０本実施例においては、
上記の写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤は写真及び
複写印刷画像の顔写真に相当する部分に対応する熱接着
剤膜１２の一部領域とされているが、熱接着剤膜１２の
全領域に塗布・乾燥されてもよい、上記の透光性膜１１
と熱接着剤膜１２と写真及び複写印刷画像破壊性熱接着
剤１１１３とをもってカバー層１を構成している。この
カバー層１０縁部の一部領域において、このカバー層１
と、身分証明用の記録が記載され耀写真等の写真が貼付
される写真及び複写印刷画像・記録保持膜２とが接着さ
れてラミネートシート材が構成される。
上記の構成のラミネートシート材を使用して、上記の写
真及び複写印刷画像・記録保持膜２に証明すべき記録を
記載し、写真及び複写印刷画像を貼付した後、上記のカ
バー層１と写真及び複写印刷画像・記録保持膜２とを積
層し加熱・加圧して、カバー層１と写真及び複写印刷画
像・記録保持膜２とを融着してラミネートシートを製造
する。
真及び複写印刷画像・記録保持膜２に証明すべき記録を
記載し、写真及び複写印刷画像を貼付した後、上記のカ
バー層１と写真及び複写印刷画像・記録保持膜２とを積
層し加熱・加圧して、カバー層１と写真及び複写印刷画
像・記録保持膜２とを融着してラミネートシートを製造
する。
このようにして製造されたラミネートシートよりなる身
分証明用カード等を偽造する目的をもって、機械的に融
着面を剥離すると、上記の写真及び複写印刷画像破壊性
熱接着剤の強力な接着力によって、上記の写真及び複写
印刷画像・記録保持膜２上に貼付された写真及び複写印
刷画像の表層が上記の透光性１１１１に接着されたま一
剥離されるので、この透光性膜Ｉを再利用することはで
きない、以前の写真及び複写印刷画像の表層が透光性膜
に残存しているから、偽造であることが一目瞭然である
からである。その結果、身分証明用カード等として使用
される頗写真入りのラミネートシート及び顔写真と同等
の複写印刷両像を形成するラミネートシートの偽造を有
効に防止することが可能となる。
分証明用カード等を偽造する目的をもって、機械的に融
着面を剥離すると、上記の写真及び複写印刷画像破壊性
熱接着剤の強力な接着力によって、上記の写真及び複写
印刷画像・記録保持膜２上に貼付された写真及び複写印
刷画像の表層が上記の透光性１１１１に接着されたま一
剥離されるので、この透光性膜Ｉを再利用することはで
きない、以前の写真及び複写印刷画像の表層が透光性膜
に残存しているから、偽造であることが一目瞭然である
からである。その結果、身分証明用カード等として使用
される頗写真入りのラミネートシート及び顔写真と同等
の複写印刷両像を形成するラミネートシートの偽造を有
効に防止することが可能となる。
１ｉ！ＪＪ虻■
第２図参照
図において、２１は顔写真等の写真及び複写印刷画像で
あり、その他の記号とその材料・機能等は第１図の場合
と同一であるので冗長を避ける目的から説明を省略する
。
あり、その他の記号とその材料・機能等は第１図の場合
と同一であるので冗長を避ける目的から説明を省略する
。
本実施例におけるラミネートシートは、パスポートブッ
ク中の身分証明用頁等である写真及び複写印刷画像・記
録保持膜２の上に、透光性膜１１・熱接着剤膜１２・写
真及び、複写印刷画像破壊性熱接着剤膜１３より構成さ
れるカバー層１を截置し、加熱・加圧して、本実施例の
ラミネートシートを製造する。
ク中の身分証明用頁等である写真及び複写印刷画像・記
録保持膜２の上に、透光性膜１１・熱接着剤膜１２・写
真及び、複写印刷画像破壊性熱接着剤膜１３より構成さ
れるカバー層１を截置し、加熱・加圧して、本実施例の
ラミネートシートを製造する。
このようにして製造されたラミネートシートは、第１実
施例の場合と全く同一の理由をもって、偽造防止に極め
て効果的である。
施例の場合と全く同一の理由をもって、偽造防止に極め
て効果的である。
以上説明したとおり、本発明に係るラミネートシート材
は、透光性膜の裏面に熱接着剤が塗布・乾燥されて熱接
着剤膜が形成されており、この熱接着剤膜の少なくとも
一部領域（写真及び複写印１１Ｊｉｉｉ像・記録保持膜
に貼付される写真及び複写印刷画像に対応する領域）に
写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤（この写真及び複
写印１ｇ１！ｉ像破壊性熱接着剤の組成は、変性されて
もよいポリエチレンまたは変性されてもよいポリプロピ
レンとαβエチレン性不飽和カルボン酸との共重合体で
あり、その化学的性質は、軟化点は６０〜１００″Ｃ１
重量平均分子量は１０．０００−１００，０００ 、
ｉ！１価ハ１０〜２００である。）が塗布・乾燥されて
写真及び複写印刷画像破壊性熱接着ＭＷが形成されてお
り、これら透光性膜・熱接着剤膜・写真及び複写印刷画
像破壊性熱接着剤膜より構成されるカバー層の縁部一部
ＩＪｒ域において写真及び複写印刷画像・記録保持膜と
接着されている。
は、透光性膜の裏面に熱接着剤が塗布・乾燥されて熱接
着剤膜が形成されており、この熱接着剤膜の少なくとも
一部領域（写真及び複写印１１Ｊｉｉｉ像・記録保持膜
に貼付される写真及び複写印刷画像に対応する領域）に
写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤（この写真及び複
写印１ｇ１！ｉ像破壊性熱接着剤の組成は、変性されて
もよいポリエチレンまたは変性されてもよいポリプロピ
レンとαβエチレン性不飽和カルボン酸との共重合体で
あり、その化学的性質は、軟化点は６０〜１００″Ｃ１
重量平均分子量は１０．０００−１００，０００ 、
ｉ！１価ハ１０〜２００である。）が塗布・乾燥されて
写真及び複写印刷画像破壊性熱接着ＭＷが形成されてお
り、これら透光性膜・熱接着剤膜・写真及び複写印刷画
像破壊性熱接着剤膜より構成されるカバー層の縁部一部
ＩＪｒ域において写真及び複写印刷画像・記録保持膜と
接着されている。
また、本発明に係るラミネートシートは、上記のラミネ
ートシート材と同様にして製造された透光性膜・熱接着
剤膜・写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤膜よりなる
カバー層と写真及び複写印刷画像・記録保持膜とが熱圧
着されている。
ートシート材と同様にして製造された透光性膜・熱接着
剤膜・写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤膜よりなる
カバー層と写真及び複写印刷画像・記録保持膜とが熱圧
着されている。
以上のような構成を有するので、本発明に係るラミネー
トシート材を使用して製造された、本発明に係るラミネ
ートシート（身分証明用カード、運転免許証、パスポー
トブック中の身分証明用頁等）を偽造の目的をもって、
機械的に接着面を剥離すると、上記の写真及び複写印刷
画像破壊性熱接着紅の強力な接着力によって、上記の写
真及び複写印刷画像・記録保持膜に貼付された写真及び
複写印刷画像の表層が上記の透光性膜に接着されたま一
剥離されるので、この透光性膜を再利用すれば、以前の
写真及び複写印刷画像の表層が透光性膜に残存している
から、偽造であることが明瞭である。その結果１本発明
に係るラミネートシート材及びラミネートシートは、身
分証明用カード、運転免許証、パスポートブック中の身
分証明用頁等の偽造を効果的に防止することができる。
トシート材を使用して製造された、本発明に係るラミネ
ートシート（身分証明用カード、運転免許証、パスポー
トブック中の身分証明用頁等）を偽造の目的をもって、
機械的に接着面を剥離すると、上記の写真及び複写印刷
画像破壊性熱接着紅の強力な接着力によって、上記の写
真及び複写印刷画像・記録保持膜に貼付された写真及び
複写印刷画像の表層が上記の透光性膜に接着されたま一
剥離されるので、この透光性膜を再利用すれば、以前の
写真及び複写印刷画像の表層が透光性膜に残存している
から、偽造であることが明瞭である。その結果１本発明
に係るラミネートシート材及びラミネートシートは、身
分証明用カード、運転免許証、パスポートブック中の身
分証明用頁等の偽造を効果的に防止することができる。
第１図は、本発明の第１実施例に係るラミネートシート
材の断面図である。 第２図は、本発明の第２実施例に係るラミネートシート
の断面図である。 ・・カバー層、 ・・透光性膜、 ・・熱接着剤膜、 ・・写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤膜、・・写真
及び複写印刷画像・記録保持膜、・・写真及び複写印刷
画像。
材の断面図である。 第２図は、本発明の第２実施例に係るラミネートシート
の断面図である。 ・・カバー層、 ・・透光性膜、 ・・熱接着剤膜、 ・・写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤膜、・・写真
及び複写印刷画像・記録保持膜、・・写真及び複写印刷
画像。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ［１］透光性膜（１１）の裏面に熱接着剤が塗布・乾燥
されて熱接着剤膜（１２）が形成され、該熱接着剤膜（
１２）の少なくとも一部領域に、変性されてもよいポリ
エチレンまたは変性されてもよいポリプロピレンとα，
βエチレン性不飽和カルボン酸との共重合体よりなる写
真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤が塗布・乾燥されて
写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤膜（１３）が形成
されてなるカバー層（１）と、 該カバー層（１）の縁部一部領域は、写真及び複写印刷
画像・記録保持膜（２）と接着されてなる ことを特徴とするラミネートシート材。 ［２］透光性膜（１１）の裏面に熱接着剤が塗布・乾燥
されて熱接着剤膜（１２）が形成され、該熱接着剤膜（
１２）の少なくとも一部領域に変性されてもよいポリエ
チレンまたは変性されてもよいポリプロピレンとα，β
エチレン性不飽和カルボン酸との共重合体よりなる写真
及び複写印刷画像破壊性熱接着剤が塗布・乾燥されて写
真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤膜（１３）が形成さ
れてなるカバー層（１）の前記写真及び複写印刷画像破
壊性熱接着剤膜（１３）に対応して写真及び複写印刷画
像が配置され、 前記写真及び複写印刷画像破壊性熱接着剤膜（１３）に
対応して写真及び複写印刷画像が配置されてなる前記カ
バー層（１）の前記写真及び複写印刷画像破壊性熱接着
剤膜（１３）に対応して、写真及び複写印刷画像・記録
保持膜（２）が熱圧着されてなる ことを特徴とするラミネートシート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2119901A JP2896920B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | ラミネートシート材及びラミネートシート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2119901A JP2896920B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | ラミネートシート材及びラミネートシート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0418348A true JPH0418348A (ja) | 1992-01-22 |
| JP2896920B2 JP2896920B2 (ja) | 1999-05-31 |
Family
ID=14773023
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2119901A Expired - Fee Related JP2896920B2 (ja) | 1990-05-11 | 1990-05-11 | ラミネートシート材及びラミネートシート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2896920B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6908527B2 (en) * | 2002-03-06 | 2005-06-21 | Transilwrap Company, Inc. | Identification card |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49113880A (ja) * | 1973-03-05 | 1974-10-30 | ||
| JPH0196276A (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-14 | Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd | 易開封性シール材料 |
| JPH01167388A (ja) * | 1987-12-24 | 1989-07-03 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 積層物用接着剤 |
-
1990
- 1990-05-11 JP JP2119901A patent/JP2896920B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49113880A (ja) * | 1973-03-05 | 1974-10-30 | ||
| JPH0196276A (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-14 | Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd | 易開封性シール材料 |
| JPH01167388A (ja) * | 1987-12-24 | 1989-07-03 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 積層物用接着剤 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6908527B2 (en) * | 2002-03-06 | 2005-06-21 | Transilwrap Company, Inc. | Identification card |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2896920B2 (ja) | 1999-05-31 |
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