JPH04183207A - 磁気浮上型リニアモータの位置制御装置 - Google Patents

磁気浮上型リニアモータの位置制御装置

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Publication number
JPH04183207A
JPH04183207A JP30753090A JP30753090A JPH04183207A JP H04183207 A JPH04183207 A JP H04183207A JP 30753090 A JP30753090 A JP 30753090A JP 30753090 A JP30753090 A JP 30753090A JP H04183207 A JPH04183207 A JP H04183207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
levitated
switching line
linear motor
guide rail
electromagnet
Prior art date
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Pending
Application number
JP30753090A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Yonemoto
米本 豊
Shinya Kominami
小南 真也
Shoji Nakatani
中谷 祥二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主として産業機器に利用される磁気浮上型リ
ニアモータの位置制御装置に関し、詳しくは自身に有す
る電磁石の駆動制御によって案内レールから所定ギャッ
プ量浮上される浮上側本体を、浮上側本体に設けられる
移動子と案内レールに設けられる固定子との間の電磁推
進作用によって移動させるのに、切換線に沿ってゲイン
を切換えるスライディングモード制御方式によって目標
位置に到達させる磁気浮上型リニアモータの位置制御装
置に関するものである。
従来の技術 上記のスライディングモード制御方式は、第5図に示す
ように、位相平面において切換線15に沿うようにゲイ
ンを切換え、浮上側本体を目標位置0に制御線18で示
すように到達させる。
また磁気浮上型直流リニアモータの固有ベクトルは、慣
性系であって第5図に示すように固有ベクトルa(線1
6)、またはb (線17)のようになる。ここで、負
荷変動があると磁気浮上型直流リニアモータの固有ベク
トルは、a (線16)からb (線17)へ、または
b (線17)からa(線16)へと変化する。この負
荷変動を見越してスライディングモードの切換え線15
を第5図に示すように固有ベクトルa (線16) 、
b  (線17)の双方に対して傾きを小さく採ってお
けば、負荷変動の影響を受けにくいシステムを構成でき
る。
発明が解決しようとする課題 しかしそれだけでは、負荷変動の影響を受けない反面、
切換線の傾きが小さいために、磁気浮上型直流リニアモ
ータの本質的な即応性を引き出せないと云う問題がある
。そこで、スライディングモード制御方式では、切換線
15の傾きが大きくなるほど、即応性は上がることに着
目すると、負荷変動が減少する方向へと変化した場合に
は、第5図に示すように固有ベクトルがa (線16)
からb (線17)に変化するので、切換線15もこれ
に応じて傾きを大きくすれば、磁気浮上型直流リニアモ
ータの本質的な即応性を引き出せることが分かる。とこ
ろが従来のスライディングモード制御方式では、負荷変
動を知ることができないために、切換線15を変化させ
ることができないし、行われていない。したがって即応
性を上げることはできていない。
さらに従来のスライディングモード制御方式をディジタ
ル化する場合には、第6図に切換線15の微小範囲を拡
大して示しであるように、切換線15が階段状、不連続
となる。また切換線15の傾きは大きくなれば1デイジ
ツト当たりの傾きの分解能は粗くなる。傾きの分解能が
粗くなれば従来の切換線15と異なり、目標値近くにな
ると、収束しなくなり、チャタリングを起こし易くなる
。しかがって高精度な位置決めができなくなる。
本発明者等が前記問題を解消すべく種々研究した結果、
チャツプセンサの出力を所定ギャップ量に対応する一定
値に保つように電磁石の駆動電流が制御されるが、この
ときの電流の変がは浮上側本体の負荷変動に起因したも
ので、この電流が浮上側本体の負荷に対応していること
を知見した。
そこで本発明は、このような知見に基づきスライディン
グモードでの位置制御装置の簡単な改良によって、浮上
側本体の負荷変動に充分対応しながら磁気浮上型直流リ
ニアモータの本質的な即応性を充分に引き出せるような
磁気浮上型リニアモータの位置制御装置を提供すること
を第1の課題とするものであり、さらに目標位置あたり
でのチャタリングを抑止して高精度な位置決めが可能な
磁気浮上型リニアモータの位置制御装置を提供すること
を第2の課題とするものである。
課題を解決するための手段 本願第1の発明は上記第1の課題を達成するために、自
身に有する電磁石の駆動制御によって案内レールから所
定ギャップ量浮上される浮上側本体を、浮上側本体に設
けられる移動子と案内レールに設けられる固定子との間
の電磁推進作用によって移動させるのに、切換線に沿っ
てゲインを切換えるスライディングモード制御方式によ
り目標位置に到達させる磁気浮上型リニアモータの位置
制御装置において、前記浮上側本体を所定ギャップ量浮
上させるのに、電磁石に流れる電流から浮上側本体の負
荷変動を判定し、この負荷変動に応じて前記スライディ
ングモード制御におけるゲインの切換線を変化させるこ
とを特徴とするものである。
本願第2の発明は上記第2の課題をもさらに −達成す
るために、第1の発明においてさらに、ゲインの切換線
をディジタル化して制御するのに、目標位置あたりの所
定の微小範囲で比例制御に切換え、かつ切換線の傾きに
応じて前記微小範囲を変化させることを特徴とするもの
である。
作     用 本願筒1の発明の上記構成によれば、浮上側本体の負荷
が変動すれば、磁気浮上型リニアモータの固有ベラトル
も変動するが、前記負荷の変動を浮上側本体を所定ギャ
ップ量浮上させるのに電磁石に流れる電流から判定し、
この判定した負荷に応じて位置制御のためのゲインの切
換制御を規定する切換線の傾きを変化させるので、前記
負荷の変動によって変化する磁気浮上型リニアモータの
固有ベクトルの傾きに対し、切換線の傾きを最大限に近
い傾き位置に設定することができ、負荷変動に対応しな
がら磁気浮上型リニアモータの本質的な即応性を最大限
に満足することができる。
本願筒2の発明の上記構成によれば、第1の発明におい
てさらに、スライディングモード制御方式を切換線のデ
ィジタル化にて実行するのに、目標位置あたりでの微小
範囲では比例制御に切換えるので、切換線の傾きが大き
くなって目標位置あたりでの傾きの分解能が低下するよ
うなことを回避することができるし、前記負荷変動に応
じて前記比例制御範囲を変かさせるので、負荷変動に応
じて切換線の傾きが大きくなることにより切換線の傾き
の分解能が低下することも回避することができる。
実施例 第1図、第2図は本発明の第1の実施例としての磁気浮
上型直流リニアモータの位置制御装置の一例を示してい
る。
磁気浮上型直流リニアモータは第1図に示すように、案
内レール1と浮上側本体2とからなり、浮上側本体2に
取りつけられた電磁石3とギャップセンサ4を用いて案
内レール1と浮上側本体2とのギャップを制御すること
により、案内レール1に対し非接触なように浮上側本体
2を所定ギャップ量浮上させる。そしてこの浮上状態に
おいて、浮上側本体2に取り付けられた異なる極を持つ
交互に配列された数個の永久磁石5と、これに対向する
ように案内レール1上に並べられたモータ捲線6とによ
り、案内レール1の長手方向に浮上側本体2が移動され
るように構成されている。そしてこのような磁気浮上型
直流リニアモータに対し位置制御を行う。この制御方式
として、スライディングモード制御方式を用いる。
この制御について説明する。第1図の電磁石3は、ギャ
ップセンサ4が検出する案内レール1と浮上側本体2と
の間のギャップが所定値となるように駆動電流を制御さ
れる。この駆動電流iは電磁石3によって浮上側本体2
を所定量のギャップを持つように浮上させるものである
から、電磁石3に流れる電流iは、浮上側本体2を所定
位置まで浮上させる最の負荷に比例している。
つまり負荷mと、浮上側本体2の重量Mと、ギャップセ
ンサ4の出力Z、および電磁石3に流れる電流iの関係
は、重力の加速度をgとすればM+m−g=f (Z、
i)となる。ギヤツブセンサ4の出力Zは一定値に保つ
ように制御されるので、実際には電磁石3に流れる電流
iは負荷mの変動のみに影響される。すなわち負荷変動
は電流iの変動として検出できる。したがってこの電流
iを検出することにより、スライディングモード制御方
式におけるゲイン切換制御用の切換線の傾きを変化させ
る。
具体的には第3図に示すように、負荷変動と浮上側本体
2の固有ベクトルの傾きとは反比例するので、電流iが
増加して負荷の増加が判別されるとき切換線の傾きを切
換線11から切換線12へと大きくし、電流が減少して
負荷の減少が判別されるとき切換線の傾きを切換線12
から切換線11へと小さくするように装置を構成する。
本実施例では第1図に示すように磁気浮上型制御をギャ
ップセンサ4の出力値をインタフェイス8を介してCP
[I 9に取り込み、電流値を計算しD/A変換器10
を通して電磁石3に出力する方式を採っている。この場
合、電流センサ等を用いることなく前記CPU 9での
計算電流値をそのまま負荷変動判別のための電流値とし
て得ることができる。
ところで負荷が減少すれば、第3図のように磁気浮上型
直流リニアモータの固有ベクトルはa(線13)からb
(線14)へと変化するのであるから、本質的な即応性
が上がる。また前述したように切換線も系の本質的な即
応性に応じた変化を示すので、磁気浮上型直流リニアモ
ータの本質的な即応性を引き出すことができる。
本発明の第2の実施例は、第4図に切換線11.12の
目標位置あたりを拡大して示しであるように、目標位置
あたりに設定する微小範囲例えば31.32内で比例制
御方式に切換えるとともに、第1の実施例の制御方式の
切換線の例えば11.12の傾きに応じて目標位置あた
りの微小範囲を前記31と32との間で変化させるよう
にする。
具体的には、切換線の傾きが大きくなれば(切換線11
から12へと変化すれば、)微小範囲を31から32へ
と広くし、また切換線の傾きが小さくなれば(切換線1
2から11へと変化すれば)微小範囲を32から31へ
と狭くするように装置を構成する。
このような方式によれば、ディジタル化によるスライデ
ィングモード制御方式の切換線の分解能の影響を目標位
置あたりの微小範囲で別の比例制御方式に切換えること
で除去することができる。このため目標位置周りでのチ
ャタリングを抑えることができる。加えて、本願第1の
実施例に対応すべく、切換線の傾きが変化することによ
る分解能の変化に応じて、目標位置あたりでの微小範囲
を切換えることができ、これによって切換線の傾きが変
化して傾きの分解能が低下する範囲が変動してもこれに
充分対応し、目標位置あたりでのチャタリングを抑え、
高精度な位置決めを実現することができる。
発明の効果 本願第1の発明によれば、浮上側本体の負荷が変動すれ
ば、磁気浮上型リニアモータの固有ベクトルも変動する
が、前記負荷の変動を浮上側本体を所定ギャップ量浮上
させるのに電磁石に流れる電流から判定し、この判定し
た負荷に応じて位置制御のためのゲインの切換制御を規
定する切換線の傾きを変化させ、前記負荷の変動によっ
て変化する磁気浮上型リニアモータの固有ベクトルの傾
きに対し、切換線の傾きを最大尿に近い傾き位置に設定
することができ、負荷変動に対応しながら磁気浮上型リ
ニアモータの本質的な即応性を最大限に満足することが
できるで、浮上側本体を迅速かつ正確に位置決めするこ
とができる。
本願第2の発明によれば、第1の発明においてさらに、
スライディングモード制御方式を切換線のディジタル化
にて実行するのに、目標位置あたりでの微小範囲では比
例制御に切換え、切換線の傾きが大きくなって目標位置
あたりでの傾きの分解能が低下するようなことを回避す
ることができるし、前記負荷変動に応じて前記比例制御
範囲を変かさせ、負荷変動に応じて切換線の傾きが大き
くなることにより切換線の傾きの分解能が低下すること
も回避することができるで、浮上側本体をさらに構成度
に安定して位置決めすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す磁気浮上型直流リ
ニアモータの一例を示す横断面図、第2図は制御回路図
、第3図は位相平面上の切換線を示すグラフ、第4図は
本発明の第2の実施例を示す切換線のディジタル化状態
での制御を示すグラフ、第5図は従来の位置制御方式を
示すグラフ、第6図は第5図の目標位置あたりの拡大図
である。 1・・−・−・−・−・−・・・−・浮上側本体2−・
・−・−−−−−−−−−−−・・−・・−・−案内レ
ール3−・−−−−−−−−−−−−−−−・−−−−
・・・−・−電磁石4−・−m−−−−−−・−−−−
−・−・−・・・−ギャップセンサ5−・−−一−−−
−−−−−−−−−−−−・−・−・永久磁石6・−・
・・−−−−−−−・・−〜−−−・−・・−・・モー
タ巻線7−・−・・・−・・−−−−−−−−−−−−
−一負荷8・・・−・−=−・−−−−−・・−・−・
−・・インクフェイス9−・・−−−−−・−−−−−
−−−−−−−−−−−CPU10−・−・−−−−m
−−・・・−・−−−−−−−1/D変換器11.12
−−−−−−−−・−・−−−−−−−一切換線31.
32−−−−−−−一・・−・−−−−−−一微小範囲
0・−・−・−・・・−一−−−−−−・−・目標位置
代理人 弁理士 石 原   勝 第3図 11.12−1ニア7襖媒 31.32−−イ顛11転1 く  Cつ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自身に有する電磁石の駆動制御によって案内レー
    ルから所定ギャップ量浮上される浮上側本体を、浮上側
    本体に設けられる移動子と案内レールに設けられる固定
    子との間の電磁推進作用によって移動させるのに、切換
    線に沿ってゲインを切換えるスライディングモード制御
    方式によって目標位置に到達させる磁気浮上型リニアモ
    ータの位置制御装置において、 前記浮上側本体を所定ギャップ量浮上させるのに電磁石
    に流れる電流から浮上側本体の負荷変動を判定し、この
    負荷変動に応じて前記スライディングモード制御におけ
    るゲインの切換線を変化させることを特徴とする磁気浮
    上型リニアモータの位置制御装置。
  2. (2)ゲインの切換線をディジタル化して制御するのに
    、目標位置周りの所定の微小範囲で比例制御に切換え、
    かつ切換線の傾きに応じて前記微小範囲を変化させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の磁気浮上型リニアモータ
    の位置制御装置。
JP30753090A 1990-11-13 1990-11-13 磁気浮上型リニアモータの位置制御装置 Pending JPH04183207A (ja)

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