JPH041823B2 - - Google Patents

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JPH041823B2
JPH041823B2 JP14359485A JP14359485A JPH041823B2 JP H041823 B2 JPH041823 B2 JP H041823B2 JP 14359485 A JP14359485 A JP 14359485A JP 14359485 A JP14359485 A JP 14359485A JP H041823 B2 JPH041823 B2 JP H041823B2
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JP
Japan
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bolt
beams
connection plate
insertion hole
nut
Prior art date
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Expired
Application number
JP14359485A
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English (en)
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JPS626036A (ja
Inventor
Katsunori Oonishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP14359485A priority Critical patent/JPS626036A/ja
Publication of JPS626036A publication Critical patent/JPS626036A/ja
Publication of JPH041823B2 publication Critical patent/JPH041823B2/ja
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  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Materials For Medical Uses (AREA)
  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、上下に隣接して配置された2本の
梁を連結してなる合成された梁の構造に関する。
(従来の技術) 例えば、プレハブ家屋等では、柱の上端部、下
端部間に梁を連結して箱形の骨組を構成した家屋
ユニツトを、建築現場で複数個組み付けるように
なつている。ところで、下階の家屋ユニツトの上
部梁と上階の家屋ユニツトの下部梁とは、上下に
隣接して配置されており、この梁同士を連結する
ことにより、梁の強度を高める工夫が従来行なわ
れている。なお、梁の強度は、梁の高さの3乗に
比例するため、上記梁同士を一体的に強固に連結
して、合成された梁の構造を1本の梁と同等にす
るのが好ましい。
従来の梁同士の連結方法としては、実公昭57−
15924号公報等に見られる方法がある。すなわち、
上下に配置された梁のウエツブ部に接続プレート
を架け渡し、接続プレートの上下部にはそれぞれ
挿通孔を1個ずつ形成し、また、上下の梁にも1
個ずつ挿通孔を形成する。そして、これら挿通孔
にボルトのシヤンク部をそれぞれ挿通させ、ナツ
トとともに締め付けることにより、梁同士を連結
していた。
また、梁同士をハイテンシヨンボルトを用いて
連結する方法もある。例えば、下の梁の上部フラ
ンジ部と、上の梁の下部フランジ部にそれぞれ挿
通孔を形成させておき、ハイテンシヨンボルトの
シヤンク部を上記各挿通孔に挿通させ、ナツトと
ともに締め付けることにより、梁同士を連結させ
ていた。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、実公昭57−15924号公報の方法による
合成された梁の構造では、家屋ユニツトの製造誤
差や組み立て誤差を吸収するために、少なくとも
梁または接続プレートの挿通孔の径をボルトのシ
ヤンク部より大きくしなければならなかつた。こ
のため、通常のボルト,ナツトの締付力では、合
成された梁の構造に大きな荷重が付与された時
に、接続プレートが梁に対して動いてしまい、上
下の梁を一体的に強固に連結することができなか
つた。
また、ハイテンシヨンボルトを用いて連結する
方法で合成された梁の構造では、ハイテンシヨン
ボルトのシヤンク部と挿通孔との間に誤差吸収の
〓間があるにもかかわらず、締付力が強いので上
下の梁同士の連結を強固にすることができる。し
かし、大型の締付装置を必要とするので、合成さ
れた梁の構造とするための締め付け作業が困難で
あつた。
(問題点を解決するための手段) この発明は上記問題点を解消するためになされ
たもので、その要旨は、上下に隣接して配置され
それぞれ複数個の挿通孔を形成させた2本の梁
と、2本の梁に架け渡され各梁に対向する部位に
それぞれ複数個の挿通孔を形成させた接続プレー
トと、ヘツド部とシヤンク部とからなりシヤンク
部を上記梁および接続プレートの挿通孔に挿通さ
せるボルトと、このボルトのシヤンク部に螺着さ
れボルトとともに梁および接続プレートを締め付
けるナツトとを有し、上記接続プレートの挿通孔
にテーパ面が形成され、この挿通孔に対応する上
記ボルトのヘツド部または上記ナツトにテーパ面
が形成され、上記テーパ面同士が接合した状態で
上記テーパ面を有するボルトのヘツド部またはナ
ツトの一部が上記接続プレートの挿通孔にはめ込
まれていることを特徴とする合成された梁の構造
にある。
(作用) 2本の梁に接続プレートを架け渡す。上記梁お
よび接続プレートの挿通孔にボルトのシヤンク部
を挿通させ、このシヤンク部にナツトを螺着させ
る。上記ボルトのヘツド部とナツト間で梁および
接続プレートを締め付けると、上記接続プレート
の挿通孔のテーパ面と、この挿通孔に対応する上
記ボルトのヘツド部または上記ナツトのテーパ面
同士が接合する。これにより、上記テーパ面を有
するボルトのヘツド部またはナツトの一部が上記
接続プレートの挿通孔にはめ込まれる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を第1図から第5図ま
での図面に基づいて説明する。
プレハブ家屋の一階部分は、第3図に示すよう
に、工場で予め製造された家屋ユニツト1を複数
個、例えば4個隣接させることにより組み立てら
れる。この家屋ユニツト1の骨組は、4本の柱2
と各柱2の上端部間および下端部間を連結する梁
3とにより箱形に形成されている。この骨組に
は、天井材4等の必要な構成材が取り付けられて
いる。また、梁3は柱2の幅より狭く形成されて
おり、柱2の外面2aよりも家屋ユニツト1の内
側に引つ込んだ位置に連結されており、このた
め、隣接する家屋ユニツト1,1の梁3と梁3と
の間には、充分な間隔Dが設けられている。
二階部分の家屋ユニツトも同様に構成され、そ
の柱が一階部分の家屋ユニツト1の柱2に載つて
連結されるようになつている。そして、第1図、
第5図に示すように、一階部分の家屋ユニツト1
の上部梁3の上に、隙間を介して二階部分の家屋
ユニツトの下部梁5が配置されており、接続プレ
ート10を介してボルト20とナツト30により
連結されるようになつている。
上下の梁3,5は、鋼製であり、ウエツブ部3
a,5aと、ウエツブ部3a,5aの上端から内
側に水平に延びる上部フランジ部3b,5bと、
ウエツブ部3a,5aの下端から水平に延びる下
部フランジ部3c,5cとで縦断面コ字形をなし
ている。ウエツブ部3a,5aには、ボルト20
挿通用の多数の挿通孔3d,5dがそれぞれ形成
されている。
接続プレート10は、断面コ字形に形成されて
おり、平坦部11と、平坦部11の両側縁から直
角に曲折する一対のフランジ部12,12とを有
している。また、平坦部11の上下部には、2個
づつ計4個のボルト20挿通用の挿通孔13がそ
れぞれ形成されている。これら挿通孔13は、上
記梁3,5の挿通孔3d,5dよりも径が大き
く、テーパ面14を有している。
ボルト20は、ヘツド部21と、ねじ部を有し
たシヤンク部22とからなつている。上記シヤン
ク部22は、上記梁3,5の各挿通孔3d,5d
の径と略同じか、これより若干小さい外径を有し
ており、中間ナツト25とワツシヤ26を介して
梁3,5に固定されるようになつている。
ナツト30は、ボルト20のシヤンク部22に
螺着されるようになつており、接続プレート20
の挿通孔23に対応するテーパ面31を有してい
る。
上述構成において、一階の梁3と二階の梁5と
の間に接続プレート10を架け渡してボルト20
とナツト30により、梁3,5同士を連結する。
詳述すると、予め、ウエツブ部3a,5aの挿通
孔3d,5dにボルト20のシヤンク部22を挿
通させ、このシヤンク部22に中間ナツト25を
螺着させて締め付けることにより、ボルト20を
固定しておく。ボルト20は、ウエツブ部3aの
上部とウエツブ部5aの下部とに2個づつ固定す
る。この固定状態で、ボルト20のシヤンク部2
2が梁3,5のウエツブ部3a,5aの外側に突
出している。
この状態から、接続プレート10を上記梁3,
5間に架け渡し、梁3,5のウエツブ部3a,5
aから突出しているボルト20のシヤンク部22
を接続プレート10の挿通孔13に挿通させる。
挿通孔13はシヤンク部22より径が大きく、両
者の間に隙間が形成されるため、家屋ユニツト1
の製造誤差、組み立て誤差があつても確実に挿通
される。次に、上記ボルト20のシヤンク部22
にナツト30を螺着させ、ナツト30を締め付け
る。ナツト30のテーパ面31が上記接続プレー
ト10の挿通孔13のテーパ面14に接合するま
で上記ナツト30を締め付ける。これらテーパ面
14,31の案内作用により、上記誤差を解消し
て、梁3,5の相対的位置関係を正確に矯正する
ことができ、また、挿通孔13の中心とシヤンク
部22の軸心とを一致させることができる。
その結果、上記接続プレート10の挿通孔13
にナツト30の一部が合致してはめ込まれるた
め、接続プレート10は梁3,5に対してウエツ
部3a,5aと平行な方向にずれることがなく、
梁3,5同士は接続プレート10を介して強固に
連結される。梁3,5を一体化してなる合成され
た梁の構造は、実質的に梁3,5の高さHの約2
倍の高さを有する1本の梁として機能し、梁3,
5の約8倍の強度を備えたことになり、その強度
が著しく向上する。
隣接する家屋ユニツト1,1の梁3,3間に、
一定の間隔Dが設けられているため、接続プレー
ト10の架け渡し、ナツト30の締め付け等の作
業を簡単に行うことができる。
第6図は他の実施例を示すものである。この実
施例では、梁3,5のウエツブ部3a,5aの内
側に、その挿通孔3d,5dに対応してナツト3
0′が溶接等で固定されている。また、ボルト2
0′のヘツド部21′には、テーパ面23′が形成
されている。そして、上下に配置された梁3,5
を連結するに際し、上記ボルト20′のシヤンク
部22′を接続プレート10の挿通孔13に挿通
してナツト30′に螺着する。ボルト20′のテー
パ面23′が上記接続プレート10の挿通孔13
のテーパ面14に接合するまで上記ボルト20′
を締め付けると、接続プレート10の挿通孔13
にボルト20′のヘツド部21′の一部がはめ込ま
れるため、梁3,5同士は接続プレート10を介
して強固に連結され、上記実施例と同様の合成さ
れた梁の構造が得られる。なお、26′はワツシ
ヤである。
この発明は上記各実施例に制約されず種々の態
様が可能である。例えば、接続プレート10に形
成する挿通孔13は、4個に限らずそれ以上でも
よい。
(発明の効果) 以上説明したように、この発明の合成された梁
の構造では、上下に配置された梁を連結する際に
おいて、接続プレートの挿通孔のテーパ面と、こ
の挿通孔に対応するボルトのヘツド部またはナツ
トに形成されたテーパ面を接合するとともに、上
記テーパ面を有するボルトのヘツド部またはナツ
トの一部が上記接続プレートの挿通孔にはめ込ま
れるため、上記梁同士は強固に一体的に連結され
たものとなる。その結果、合成された梁の構造
は、上下に2本の梁が合成されたものであるにも
かかわらず、2本の梁背の合計に対応する梁背の
一本の梁と同等の強度を有し、強度が著しく向上
したものになる。
また、この発明の合成された梁の構造は、大型
の締付装置を必要としないので、ボルトの締め付
け作業が簡単となり、強度の高い合成された梁の
形成が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図から第5図はこの発明の実施例を示すも
のであり、第1図は合成された梁の構造の正面
図、第2図は第1図のA部分の拡大図、第3図は
隣接する家屋ユニツトを一部断面にして示す平面
図、第4図は第3図のB部分の拡大横断面図、第
5図は第4図中−線に沿う縦断面図、第6図
は他の実施例を示す縦断面図である。 3,5……梁、3a,5a……ウエツブ部、3
d,5d……挿通孔、10……接続プレート、1
3……挿通孔、14……テーパ面、20,20′
……ボルト、21,21′……ヘツド部、22,
22′……シヤンク部、23′……テーパ面、30
……ナツト、31……テーパ面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上下に隣接して配置されそれぞれ複数個の挿
    通孔を形成させた2本の梁と、2本の梁に架け渡
    され各梁に対向する部位にそれぞれ複数個の挿通
    孔を形成させた接続プレートと、ヘツド部とシヤ
    ンク部とからなりシヤンク部を上記梁および接続
    プレートの挿通孔に挿通させるボルトと、このボ
    ルトのシヤンク部に螺着されボルトとともに梁お
    よび接続プレートを締め付けるナツトとを有し、
    上記接続プレートの挿通孔にテーパ面が形成さ
    れ、この挿通孔に対応する上記ボルトのヘツド部
    または上記ナツトにテーパ面が形成され、上記テ
    ーパ面同士が接合した状態で上記テーパ面を有す
    るボルトのヘツド部またはナツトの一部が上記接
    続プレートの挿通孔にはめ込まれていることを特
    徴とする合成された梁の構造。
JP14359485A 1985-06-28 1985-06-28 合成された梁の構造 Granted JPS626036A (ja)

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