JP2842061B2 - 締結部を有する枠組棚 - Google Patents

締結部を有する枠組棚

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JP2842061B2
JP2842061B2 JP4187186A JP18718692A JP2842061B2 JP 2842061 B2 JP2842061 B2 JP 2842061B2 JP 4187186 A JP4187186 A JP 4187186A JP 18718692 A JP18718692 A JP 18718692A JP 2842061 B2 JP2842061 B2 JP 2842061B2
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俊二 信川
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Daifuku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば自動倉庫の枠
組棚や、フォークリフトにより荷を出し入れ自在な枠組
棚など、各種の枠組棚に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来では図5〜図9に示すように、枠組
棚10は、ベース枠11から前後および左右に所定間隔をあ
けて支柱12が立設される。そして前後の支柱12間は、水
平材13と斜材14とを介して互いに連結固定され、また左
右の支柱12間は、枠組棚10の背面の所定位置で横方向に
連続する横ビーム15を介して互いに連結固定される。さ
らに枠組棚10の背面側においては、支柱12と横ビーム15
の交差部に位置するブレース取付け板やブレースが設け
られる。
【0003】各支柱12の外面には、それぞれ左右方向の
受けブラケット16が着脱自在に取付けられ、また各受け
ブラケット16の内面側に腕木17が取付けられるととも
に、前後で対向した腕木17の遊端間には腕木レール18が
連結される。そして左右の腕木レール18間で、パレツト
19を介して荷20を(または直接に荷20を)支持すべく構
成される。
【0004】前記支柱12は、互いに対向する外板部21お
よび内板部22と左右の側板部23とを有し、内板部22の中
央に長手方向にわたってスリット24を形成することで、
断面がほぼC字の型材状に形成される。そして内板部22
にはスリット24の端縁から90度外側に折り曲げられて突
出する左右一対の連結板部25がスリット24に沿って互い
に対向して形成される。この連結板部25間には前記水平
材13および斜材14の端部が挿入され、ボルトナットやリ
ベットなどにより連結固定される。
【0005】前記外板部21には、前記受けブラケット16
を連結するためのボルト孔26が形成され、他方、受けブ
ラケット16にもボルト孔27が形成されている。そして両
ボルト孔26,27を合致させたのちボルトナット28により
締結することで、支柱12に受けブラケット16が連結され
る。さらに受けブラケット16の両端には腕木17を連結す
るためのボルト孔29が形成され、腕木17側に形成したボ
ルト孔30を前記ボルト孔29に合致させたのち、ボルトナ
ット31により締結することで、受けブラケット16に腕木
17が連結される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来構成にお
いては、たとえば腕木17が長尺の枠組棚10の場合、製作
や運搬の都合から、ボルトナット31により受けブラケッ
ト16に腕木17を連結する作業は現地で行われる。その際
に、ボルト径に対してボルト孔29,30の内径を少し大き
めに形成していることから、締結時にがたつきが生じ易
く、その結果、荷20を支持した際に腕木17は遊端側が下
がり状に傾斜し、荷支持姿勢が不安定になる。
【0007】本発明の目的とするところは、締結はがた
つくことなく強固に行え、現地での組み立てを容易に行
える締結部を有する枠組棚を提供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明の締結部を有する枠組棚は、枠組棚を構成する一対
の部材間を連結するに、第1部材と第2部材とにそれぞ
れボルト孔を形成するとともに、少なくとも一方のボル
ト孔の周縁は外方への突出縁部に形成し、両ボルト孔間
に挿通自在なボルトの頭部と、このボルトに螺合自在な
ナットとの相対向する面側に、前記突出縁部のボルト孔
形成面による端面と、他方のボルト孔の縁部とに当接自
在なテーパ部を形成している。
【0009】
【作用】かかる本発明の構成によると、一対の部材を連
結するに、合致させた両ボルト孔に対してボルトを通す
とともに、このボルトの突出端にナットを螺合させる。
そしてナットを締付けて行くと、ボルト頭部やナットに
形成したテーパ部の一方がボルト孔の縁部に外側から当
接して、この縁部を締結方向へ変形させるとともに、他
方のテーパ部が突出縁部の端面に当接することになり、
以てボルトとナットは、両部材を締結すると同時に、こ
れら部材に対してがたつくことなく一体化されることに
なる。
【0010】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図1〜図4に基づ
いて説明する。なお、上述した従来例と同一またはほぼ
同一構成物は同一符号を付して詳細な説明は省略する。
すなわち10は枠組棚、12は支柱、13は水平材、14は斜
材、16はブラケット、17は腕木、18は腕木レール、21は
外板部、22は内板部、23は側板部、24はスリット、25は
連結板部、26,27はボルト孔、28はボルトナットをそれ
ぞれ示す。
【0011】本実施例においては、第1部材の一例であ
るブラケット16と第2部材の一例である腕木17とを連結
するに、ブラケット16と腕木17とにそれぞれ複数個(実
施例では2個)のボルト孔1,2を形成している。そし
て、少なくとも一方のボルト孔である腕木17のボルト孔
2は、その周縁をバーニング加工などにより外方への突
出縁部3に形成している。両ボルト孔1,2間に挿通自
在なボルト4と、このボルト4に螺合自在なナット5と
が設けられる。
【0012】ここでボルト4の頭部4Aで、前記ナット
5に相対向する面側には、前記ブラケット16におけるボ
ルト孔1の縁部6に外側から当接自在なテーパ部4aを
形成している。そしてナット5として、前記ボルト頭部
4Aに相対向する面側をテーパ部5aに形成したコーン
ナットが採用され、ここでテーパ部5aは前記突出縁部
3の端面3aに当接自在に構成されている。
【0013】上記実施例において、ブラケット16に腕木
17を連結するに、まず図1に示すように両ボルト孔1,
2を合致させた状態で、ブラケット16の外側から両ボル
ト孔1,2に対してボルト4を通すとともに、このボル
ト4の突出端にナット5を螺合させる。
【0014】そしてナット5を締付けて行くと、ボルト
頭部4Aに形成したテーパ部4aがボルト孔1の縁部6
に外側から当接して、この縁部6を図2に示すようにナ
ット5側へ変形させるとともに、ナット5に形成したテ
ーパ部5aが突出縁部3の端面3aに当接することにな
り、以てボルト4とナット5は、ブラケット16と腕木17
を締結すると同時に、これらブラケット16と腕木17に対
してがたつくことなく一体化されることになる。
【0015】上記実施例では、ナット5のテーパ部5a
を端面3aに当接させているが、これはボルト4のテー
パ部4aを端面3aに当接させて締結を行ってもよい。
またブラケット16の端部6を予めバーニング加工などし
ておいてもよい。
【0016】上記実施例では、第1部材の一例であるブ
ラケット16と第2部材の一例である腕木17とを締結する
状態を示したが、これは支柱12とブラケット16との締
結、支柱12に対する水平材13や斜材14の締結など、枠組
棚10を組み立てる際の各所の部材間の締結に採用し得る
ものである。
【0017】
【発明の効果】上記構成の本発明によると、ボルトとナ
ットは、一対の部材を締結すると同時に、これら部材に
対して一体化でき、したがって締結はがたつくことなく
強固に行うことができるとともに、現地での組み立てを
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、締結部における締結
前の縦断面図である。
【図2】同締結部における締結時の縦断面図である。
【図3】同枠組棚の腕木連結部の正面図である。
【図4】同枠組棚の腕木連結部の平面図である。
【図5】従来例を示し、枠組棚の要部の正面図である。
【図6】同枠組棚の要部の側面図である。
【図7】同枠組棚の要部の平面図である。
【図8】同枠組棚の腕木連結部の正面図である。
【図9】同枠組棚の腕木連結部の平面図である。
【符号の説明】
1 ボルト孔 2 ボルト孔 3 突出縁部 3a 端面 4 ボルト 4A 頭部 4a テーパ部 5 ナット 5a テーパ部 6 縁部 10 枠組棚 12 支柱 16 ブラケット(第1部材) 17 腕木(第2部材) 18 腕木レール 19 パレット 20 荷 21 外板部 26 ボルト孔 27 ボルト孔 28 ボルトナット
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 1/14 A47B 47/02 F16B 5/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枠組棚を構成する一対の部材間を連結す
    るに、第1部材と第2部材とにそれぞれボルト孔を形成
    するとともに、少なくとも一方のボルト孔の周縁は外方
    への突出縁部に形成し、両ボルト孔間に挿通自在なボル
    トの頭部と、このボルトに螺合自在なナットとの相対向
    する面側に、前記突出縁部のボルト孔形成面による端面
    と、他方のボルト孔の縁部とに当接自在なテーパ部を形
    成したことを特徴とする締結部を有する枠組棚。
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