JPH041807Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH041807Y2 JPH041807Y2 JP1985188207U JP18820785U JPH041807Y2 JP H041807 Y2 JPH041807 Y2 JP H041807Y2 JP 1985188207 U JP1985188207 U JP 1985188207U JP 18820785 U JP18820785 U JP 18820785U JP H041807 Y2 JPH041807 Y2 JP H041807Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- leaf spring
- protrusion
- notch
- slide button
- slide
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 12
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 10
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 5
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 238000004080 punching Methods 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A01—AGRICULTURE; FORESTRY; ANIMAL HUSBANDRY; HUNTING; TRAPPING; FISHING
- A01K—ANIMAL HUSBANDRY; AVICULTURE; APICULTURE; PISCICULTURE; FISHING; REARING OR BREEDING ANIMALS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; NEW BREEDS OF ANIMALS
- A01K89/00—Reels
- A01K89/01—Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line
- A01K89/0102—Reels with pick-up, i.e. with the guiding member rotating and the spool not rotating during normal retrieval of the line with a closed face
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T74/00—Machine element or mechanism
- Y10T74/21—Elements
- Y10T74/2133—Pawls and ratchets
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Environmental Sciences (AREA)
- Animal Husbandry (AREA)
- Biodiversity & Conservation Biology (AREA)
- Slide Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は魚釣用リールにおいて、ローターやス
プールのような回転体の逆転防止機構を切換え操
作する為のリール筐体に取付けられるスライドス
イツチに関する。
プールのような回転体の逆転防止機構を切換え操
作する為のリール筐体に取付けられるスライドス
イツチに関する。
従来スライドボタンを備えた回転体の逆転防止
機構は種々提案されている。
機構は種々提案されている。
例えば特開昭57−132826号公報に開示されてい
る機構は、板バネ調節部材が頭部付きピンで取付
けられ、頭部付きピンは調節ノブに対して90°だ
け組み立て位置に対して旋回することで頭部が鎖
錠されている構成である為組み立てが面倒である
ばかりでなく、板バネ調節部材を頭部付きピンで
取り付けるので部品点数も増し、しかも板バネ調
節部材が故障すると板バネ調節部材丈の取替えが
不可能であるため板バネ調節部材とピンと調節ノ
ブの3点品を同時に替えなければならないという
問題点があり、実開昭57−183869号公報に開示さ
れている機構は、係合バネ部が合成樹脂材で一体
に形成されたスライダーを備えてなる構成である
為、係合バネ部は樹脂のため金属性のバネに比べ
るとバネ性に乏しく、切換えの節度感触が出ない
問題点がある。
る機構は、板バネ調節部材が頭部付きピンで取付
けられ、頭部付きピンは調節ノブに対して90°だ
け組み立て位置に対して旋回することで頭部が鎖
錠されている構成である為組み立てが面倒である
ばかりでなく、板バネ調節部材を頭部付きピンで
取り付けるので部品点数も増し、しかも板バネ調
節部材が故障すると板バネ調節部材丈の取替えが
不可能であるため板バネ調節部材とピンと調節ノ
ブの3点品を同時に替えなければならないという
問題点があり、実開昭57−183869号公報に開示さ
れている機構は、係合バネ部が合成樹脂材で一体
に形成されたスライダーを備えてなる構成である
為、係合バネ部は樹脂のため金属性のバネに比べ
るとバネ性に乏しく、切換えの節度感触が出ない
問題点がある。
又、実開昭59−107870号公報に開示された機構
は、摘手と添え板を頸部で並行に連結し、添え板
に腕部を有する摘手部材と、コ字形の切欠部と係
合突部と屈曲保持片とを有する板バネとからな
り、上記切欠部に上記頸部を嵌合して板バネを添
え板に重合し、リール筐体の周縁に開設したコ字
形の切欠部に摘手部材の頸部を摺動自在に嵌合
し、摘手部材をリール筐体に取付けた蓋で抜け止
めした構成である為、前述の両者に比べて切換え
の節度感触が得られ、又組み立ても容易となる
が、摘手部材と板バネ及びリール筐体は、頸部と
各切欠部を単に嵌合するだけであり、かつ摘手部
材は蓋で押えているだけなので、蓋を取外すと簡
単に外れてしまい、又リール筐体に摘手部材と板
バネとを組込む際リール筐体と摘手部材と板バネ
の3部品を手で支えながら摘手部材と板バネとを
一緒に筐体の切欠部に板バネを組込むため歪ませ
て予備圧縮しつつ入れるのは熟練を要する作業で
あり、アフターサービスの際に熟練の無い人には
組込み困難であるという問題点がある。
は、摘手と添え板を頸部で並行に連結し、添え板
に腕部を有する摘手部材と、コ字形の切欠部と係
合突部と屈曲保持片とを有する板バネとからな
り、上記切欠部に上記頸部を嵌合して板バネを添
え板に重合し、リール筐体の周縁に開設したコ字
形の切欠部に摘手部材の頸部を摺動自在に嵌合
し、摘手部材をリール筐体に取付けた蓋で抜け止
めした構成である為、前述の両者に比べて切換え
の節度感触が得られ、又組み立ても容易となる
が、摘手部材と板バネ及びリール筐体は、頸部と
各切欠部を単に嵌合するだけであり、かつ摘手部
材は蓋で押えているだけなので、蓋を取外すと簡
単に外れてしまい、又リール筐体に摘手部材と板
バネとを組込む際リール筐体と摘手部材と板バネ
の3部品を手で支えながら摘手部材と板バネとを
一緒に筐体の切欠部に板バネを組込むため歪ませ
て予備圧縮しつつ入れるのは熟練を要する作業で
あり、アフターサービスの際に熟練の無い人には
組込み困難であるという問題点がある。
本考案は上記問題点に鑑みて検討の結果、板バ
ネに横断面コ字形状に保持部を設けて、該保持部
にてスライドボタンの下端部を保持することによ
りスライドボタンと板バネを一体に固着すること
によつて、組み立てを容易にできて、かつ板バネ
の脱落を皆無とすることができるばかりでなく、
熟練しなくても組立てが出来るのでアフターサー
ビスの際販売店でも該部品の交換が簡単にできる
魚釣用リールにおける逆転防止機構のスライドス
イツチを提供することが、その目的である。
ネに横断面コ字形状に保持部を設けて、該保持部
にてスライドボタンの下端部を保持することによ
りスライドボタンと板バネを一体に固着すること
によつて、組み立てを容易にできて、かつ板バネ
の脱落を皆無とすることができるばかりでなく、
熟練しなくても組立てが出来るのでアフターサー
ビスの際販売店でも該部品の交換が簡単にできる
魚釣用リールにおける逆転防止機構のスライドス
イツチを提供することが、その目的である。
即ち本考案は、下端部の一側から逆転防止爪と
作動する作動腕部を延設して一体に形成し、リー
ル筐体の周縁に開設した切欠部に首部を嵌合して
スライド自在に取付けられるスライドボタンと、
上記周縁の内側に突設した突部と係合自在な係合
突部及び上記首部に嵌合される切欠部を設けた板
バネとを具備する魚釣用リールの逆転防止機構の
スライドスイツチにおいて、上記板バネには本体
一側より横断面コ字形状の保持部を曲折形成し、
上記スライドボタンと板バネとを板バネの切欠部
から保持部に至る間の曲折部の弾撥力にて挾着す
るとともに掛止突部にてスライドボタンの下端部
に掛嵌抜止めして構成し、上記問題点を解決した
のである。
作動する作動腕部を延設して一体に形成し、リー
ル筐体の周縁に開設した切欠部に首部を嵌合して
スライド自在に取付けられるスライドボタンと、
上記周縁の内側に突設した突部と係合自在な係合
突部及び上記首部に嵌合される切欠部を設けた板
バネとを具備する魚釣用リールの逆転防止機構の
スライドスイツチにおいて、上記板バネには本体
一側より横断面コ字形状の保持部を曲折形成し、
上記スライドボタンと板バネとを板バネの切欠部
から保持部に至る間の曲折部の弾撥力にて挾着す
るとともに掛止突部にてスライドボタンの下端部
に掛嵌抜止めして構成し、上記問題点を解決した
のである。
以下本考案の実施例を図面に基づいて詳述すれ
ば、第1図ないし第4図に示したようにスライド
ボタン1と、板バネ2とで構成されている。
ば、第1図ないし第4図に示したようにスライド
ボタン1と、板バネ2とで構成されている。
上記スライドボタン1は、摘部3と、下端部4
と、それらの間に連設されている横断面四角形状
の首部5と、上記下端部4の一側から前方に傾斜
下降して延設され、先端部に作動部6aを曲成し
た後述する逆転防止爪と作動する作動腕部6とで
一体に形成させてある。
と、それらの間に連設されている横断面四角形状
の首部5と、上記下端部4の一側から前方に傾斜
下降して延設され、先端部に作動部6aを曲成し
た後述する逆転防止爪と作動する作動腕部6とで
一体に形成させてある。
又、上記下端部4における底面4aには上記板
バネ2の後述する保持部を安定性良く保持させる
のであるから、該底面4aの少なくとも中央部は
平面に形成させてあると共に、当該底面4aの中
央部の一側には平面略コ字形状の掛止凹部7を形
成させてある。
バネ2の後述する保持部を安定性良く保持させる
のであるから、該底面4aの少なくとも中央部は
平面に形成させてあると共に、当該底面4aの中
央部の一側には平面略コ字形状の掛止凹部7を形
成させてある。
一方、上記板バネ2は、帯状の本体2aと、該
本体2aの先端部を側面略逆V字形状に屈曲して
後述するリール筐体の突部と係脱自在に設けられ
ている係合突部8と、上記本体2aの一側から略
直角に下曲した後、その余端を本体2aと並行に
内側に屈曲して上記スライドボタン1の下端部4
を保持可能に横断面コ字形状に曲折形成した保持
部9と、上記スライドボタン1の掛止凹部7と掛
嵌可能に挾持部9の先端部近くの内側に突設され
る掛止突部10とで一体に形成させてあると共に
上記本体2aの略中央部には、上記スライドボタ
ン1の首部5と嵌合可能な平面コ字形状の切欠部
11を切設させてある。
本体2aの先端部を側面略逆V字形状に屈曲して
後述するリール筐体の突部と係脱自在に設けられ
ている係合突部8と、上記本体2aの一側から略
直角に下曲した後、その余端を本体2aと並行に
内側に屈曲して上記スライドボタン1の下端部4
を保持可能に横断面コ字形状に曲折形成した保持
部9と、上記スライドボタン1の掛止凹部7と掛
嵌可能に挾持部9の先端部近くの内側に突設され
る掛止突部10とで一体に形成させてあると共に
上記本体2aの略中央部には、上記スライドボタ
ン1の首部5と嵌合可能な平面コ字形状の切欠部
11を切設させてある。
又、上記掛止突部10は、保持部9の先端部近
くをポンチ等によつて打ち出し加工して形成する
か、又は図示のように平面コ字形状の切り割りを
設けて切り起こす等して形成するが、何れの場合
も、後述するようにして上記掛止凹部7と容易に
掛嵌できて、かつ先端が掛止凹部7の内端壁7a
と第2図のように掛止されて離脱が阻止されるよ
うに内向きに設けられる。
くをポンチ等によつて打ち出し加工して形成する
か、又は図示のように平面コ字形状の切り割りを
設けて切り起こす等して形成するが、何れの場合
も、後述するようにして上記掛止凹部7と容易に
掛嵌できて、かつ先端が掛止凹部7の内端壁7a
と第2図のように掛止されて離脱が阻止されるよ
うに内向きに設けられる。
尚、図示した実施例に於ては、板バネ2の保持
部9に設けた掛止突部10とスライドボタン1の
下端部4に設けた掛止凹部7とを切欠部11から
保持部9に至る間の屈曲部の弾撥力にて掛嵌する
ことにより板バネ2をスライドボタン1に保持す
るようにした。しかし図示しないが、上記実施例
とは逆に板バネ2の保持部9の先端部近くの内側
に掛止凹部を設けると共に、スライドボタン1の
下端部4の底面4aに掛止突部を設けることによ
り板バネ2をスライドボタン1に保持するように
しても良い。
部9に設けた掛止突部10とスライドボタン1の
下端部4に設けた掛止凹部7とを切欠部11から
保持部9に至る間の屈曲部の弾撥力にて掛嵌する
ことにより板バネ2をスライドボタン1に保持す
るようにした。しかし図示しないが、上記実施例
とは逆に板バネ2の保持部9の先端部近くの内側
に掛止凹部を設けると共に、スライドボタン1の
下端部4の底面4aに掛止突部を設けることによ
り板バネ2をスライドボタン1に保持するように
しても良い。
かくしてこれらをリール筐体12に組み込む時
は、先ず首部5と切欠部11を位置合せした状態
で、スライドボタン1に対し板バネ2を側方から
押し込むと、掛止突部10がスライドボタン1に
おける下端部4の底面4aに当接し案内されるの
で保持部9は自体の弾撥力に抗して押し拡げられ
ることによつて両者は嵌合されるから、上記首部
5と切欠部11が嵌合された時点で保持部9は弾
性復元し、掛止凹部7と掛止突部10は掛嵌され
若しくは下端部4が本体2aと保持部9の先端部
とで挾着され、スライドボタン1と板バネ2は切
欠部11から保持部9に至る間の屈曲部の弾撥力
にて掛嵌される。
は、先ず首部5と切欠部11を位置合せした状態
で、スライドボタン1に対し板バネ2を側方から
押し込むと、掛止突部10がスライドボタン1に
おける下端部4の底面4aに当接し案内されるの
で保持部9は自体の弾撥力に抗して押し拡げられ
ることによつて両者は嵌合されるから、上記首部
5と切欠部11が嵌合された時点で保持部9は弾
性復元し、掛止凹部7と掛止突部10は掛嵌され
若しくは下端部4が本体2aと保持部9の先端部
とで挾着され、スライドボタン1と板バネ2は切
欠部11から保持部9に至る間の屈曲部の弾撥力
にて掛嵌される。
次いで、リール筐体12の周縁13に切設した
コ字形状の切欠部14に上記首部5を嵌合する
が、この際、上記周縁13を摘部3と板バネ2と
の間に挾入させる。
コ字形状の切欠部14に上記首部5を嵌合する
が、この際、上記周縁13を摘部3と板バネ2と
の間に挾入させる。
これによつてスライドボタン1と板バネ2はリ
ール筐体12に、上記切欠部14の有効ストロー
クの範囲でスライド自在に組み込まれるのであ
り、次いで蓋板15をリール筐体12にビス止め
等にて固定して上記切欠部14の開口部を閉鎖す
ることで組み込みは終了する。
ール筐体12に、上記切欠部14の有効ストロー
クの範囲でスライド自在に組み込まれるのであ
り、次いで蓋板15をリール筐体12にビス止め
等にて固定して上記切欠部14の開口部を閉鎖す
ることで組み込みは終了する。
又、上記組み込みに際しては、リール筐体12
に枢設の逆転防止爪16のレバー部16aを作動
可能に上記スライドボタン1における作動腕部6
の作動部6aを関連ずけると共に、上記リール筐
体12における周縁13の内側に突設の突部17
と係脱自在に上記板バネ2の係合突部8を関連ず
けることはもとよりである。
に枢設の逆転防止爪16のレバー部16aを作動
可能に上記スライドボタン1における作動腕部6
の作動部6aを関連ずけると共に、上記リール筐
体12における周縁13の内側に突設の突部17
と係脱自在に上記板バネ2の係合突部8を関連ず
けることはもとよりである。
尚、上記逆転防止爪16は、その爪部16b
が、リールのローター18と一体に回転可能に回
転軸19に固定してある逆転防止歯車20と噛合
する方向にバネ21にて付勢させてあり、上記ス
ライドボタン1を前方へスライドして板バネ2の
係合突部8がリール筐体12の突部17を乗り越
えた第4図の状態で作動腕部6による上記逆転防
止爪16の回転拘束は解かれることによつて、そ
の爪部16bは逆転防止歯車20と噛合し、ロー
ター18は逆転防止位置に保持される。
が、リールのローター18と一体に回転可能に回
転軸19に固定してある逆転防止歯車20と噛合
する方向にバネ21にて付勢させてあり、上記ス
ライドボタン1を前方へスライドして板バネ2の
係合突部8がリール筐体12の突部17を乗り越
えた第4図の状態で作動腕部6による上記逆転防
止爪16の回転拘束は解かれることによつて、そ
の爪部16bは逆転防止歯車20と噛合し、ロー
ター18は逆転防止位置に保持される。
又、スライドボタン1を第4図の位置から後方
へスライドさせることによつて作動腕部6により
逆転防止爪16はバネ力に抗して回転され、爪部
16bは逆転防止歯車20から外れることによつ
てローター18は逆転可能に切換えられ、この
時、板バネ2の係合突部8は突部17を乗り越
え、スライドボタン1は切換え位置に保持され
る。
へスライドさせることによつて作動腕部6により
逆転防止爪16はバネ力に抗して回転され、爪部
16bは逆転防止歯車20から外れることによつ
てローター18は逆転可能に切換えられ、この
時、板バネ2の係合突部8は突部17を乗り越
え、スライドボタン1は切換え位置に保持され
る。
又、上記板バネ2の係合突部8が上記突部17
を乗り越える時、つまり切換時節度感が得られ
る。
を乗り越える時、つまり切換時節度感が得られ
る。
以上説明したように本考案に係る魚釣用リール
における逆転防止機構のスライドスイツチは構成
されたものであるから、切換えの節度感を得る為
の板バネ2の保持部9に設けた掛止突部10とス
ライドボタン1の下端部4に設けた掛止凹部7と
を切欠部11から保持部9に至る間の屈曲部の弾
撥力にて掛嵌する構成としたので、板バネ2は第
2図にて下方に板バネ2の掛止突部10を弾撥力
に抗して押し下げると同時にリール筐体12方へ
移動しないと分離しないので、リール筐体12と
板バネ2とスライドボタン1とを支えつつ組込む
必要がなく熟練者でなくとも簡単に組立てられア
フターサービスの際販売店にても容易に行い得
て、しかも上述の如く板バネ2とスライドボタン
1とを分離するのに工具を要せず行えるので板バ
ネ2が故障した時は板バネ2丈を交換なし得て部
品の無駄な交換をしなくて済み、板バネの材質も
金属材等を選定出来スライドボタンの材質に左右
されることがなく選定し得るので、バネ性が充分
得られることによつて切換え時の節度感が得られ
るなどの格別の効果がある。
における逆転防止機構のスライドスイツチは構成
されたものであるから、切換えの節度感を得る為
の板バネ2の保持部9に設けた掛止突部10とス
ライドボタン1の下端部4に設けた掛止凹部7と
を切欠部11から保持部9に至る間の屈曲部の弾
撥力にて掛嵌する構成としたので、板バネ2は第
2図にて下方に板バネ2の掛止突部10を弾撥力
に抗して押し下げると同時にリール筐体12方へ
移動しないと分離しないので、リール筐体12と
板バネ2とスライドボタン1とを支えつつ組込む
必要がなく熟練者でなくとも簡単に組立てられア
フターサービスの際販売店にても容易に行い得
て、しかも上述の如く板バネ2とスライドボタン
1とを分離するのに工具を要せず行えるので板バ
ネ2が故障した時は板バネ2丈を交換なし得て部
品の無駄な交換をしなくて済み、板バネの材質も
金属材等を選定出来スライドボタンの材質に左右
されることがなく選定し得るので、バネ性が充分
得られることによつて切換え時の節度感が得られ
るなどの格別の効果がある。
第1図は本考案に係る魚釣用リールにおける逆
転防止機構のスライドスイツチの実施例を示した
縦断側面図、第2図は第1図における−線矢
視断面図、第3図は同実施例の分解斜視図、第4
図は同実施例の一使用例を一部断面して示した側
面図である。 1……スライドボタン、2……板バネ、2a…
…本体、4……下端部、4a……底面、5……首
部、6……作動腕部、7……掛止凹部、8……係
合突部、9……保持部、10……掛止突部、1
1,14……切欠部、12……リール筐体、13
……周縁、16……逆転防止爪、17……突部。
転防止機構のスライドスイツチの実施例を示した
縦断側面図、第2図は第1図における−線矢
視断面図、第3図は同実施例の分解斜視図、第4
図は同実施例の一使用例を一部断面して示した側
面図である。 1……スライドボタン、2……板バネ、2a…
…本体、4……下端部、4a……底面、5……首
部、6……作動腕部、7……掛止凹部、8……係
合突部、9……保持部、10……掛止突部、1
1,14……切欠部、12……リール筐体、13
……周縁、16……逆転防止爪、17……突部。
Claims (1)
- 下端部4の一側から逆転防止爪16と作動する
作動腕部6を延設して一体に形成し、リール筐体
12の周縁13に開設した切欠部14に首部5を
嵌合してスライド自在に取付けられるスライドボ
タン1と、上記周縁の内側に突設した突部17と
係脱自在な係合突部8及び上記首部に嵌合される
切欠部11を設けた板バネ2とを具備する魚釣用
リールにおける逆転防止機構のスライドスイツチ
において、上記板バネには本体2a一側より横断
面コ字形状の保持部9を曲折形成し、上記スライ
ドボタンと板バネとを板バネの切欠部から保持部
に至る間の曲折部の弾撥力にて挾着するととも
に、掛止突部10にてスライドボタンの下端部に
掛嵌抜止めしてなることを特徴とする魚釣用リー
ルにおける逆転防止機構のスライドスイツチ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985188207U JPH041807Y2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 | |
US06/937,398 US4729527A (en) | 1985-12-05 | 1986-12-03 | Slide switch of anti-reverse mechanism for fishing reel |
GB8628876A GB2184632B (en) | 1985-12-05 | 1986-12-03 | Fishing reel |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985188207U JPH041807Y2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6294772U JPS6294772U (ja) | 1987-06-17 |
JPH041807Y2 true JPH041807Y2 (ja) | 1992-01-22 |
Family
ID=16219642
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985188207U Expired JPH041807Y2 (ja) | 1985-12-05 | 1985-12-05 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
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