JPH0718549Y2 - 粘着テープディスペンサーに使用される刃体カートリッジ - Google Patents
粘着テープディスペンサーに使用される刃体カートリッジInfo
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- JPH0718549Y2 JPH0718549Y2 JP2997390U JP2997390U JPH0718549Y2 JP H0718549 Y2 JPH0718549 Y2 JP H0718549Y2 JP 2997390 U JP2997390 U JP 2997390U JP 2997390 U JP2997390 U JP 2997390U JP H0718549 Y2 JPH0718549 Y2 JP H0718549Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、粘着テープを収納してこれを所定の長さに切
断するための粘着テープディスペンサーに使用される刃
体カートリッジに関するものである。
断するための粘着テープディスペンサーに使用される刃
体カートリッジに関するものである。
(従来の技術) 粘着テープを所定長さに切断して取り出す粘着テープデ
ィスペンサーとしては、種々なものが既に数多く提案さ
れてきているが、これらの粘着テープディスペンサーは
その切断刃として所謂「ギザ刃」を採用したものであ
る。つまり、この種の粘着テープディスペンサーは、粘
着テープを所定長さに引き出したとき、その位置決めを
行なうべく、粘着テープに突きささる突起を有したギザ
刃を使用しているものであり、またこのギザ刃によって
粘着テープ側の糊が付かないようにしているものであ
る。
ィスペンサーとしては、種々なものが既に数多く提案さ
れてきているが、これらの粘着テープディスペンサーは
その切断刃として所謂「ギザ刃」を採用したものであ
る。つまり、この種の粘着テープディスペンサーは、粘
着テープを所定長さに引き出したとき、その位置決めを
行なうべく、粘着テープに突きささる突起を有したギザ
刃を使用しているものであり、またこのギザ刃によって
粘着テープ側の糊が付かないようにしているものであ
る。
ところで、粘着テープは、その切断端部が所謂「ギザギ
ザ」の不定形状のものであっても通常問題はないが、例
えばこの粘着テープの端部を利用して図面やポスター等
の修正、色分け等を行いたい場合に、使用する粘着テー
プの切断端部が不定形状のものであると極めて不都合で
ある。そのために、切断端部が直線状に切断されている
粘着テープを取り出すことのできる粘着テープディスペ
ンサーが近年要求されてきているのである。しかしなが
ら、切断刃が直線状のものであると、これに粘着テープ
側の糊が付着し易くなってその交換を早期に行わなけれ
ばならないものであり、この点「ギザ刃」は糊の付着防
止を行うことができるから一般的な使用をする場合には
便利なものなのである。
ザ」の不定形状のものであっても通常問題はないが、例
えばこの粘着テープの端部を利用して図面やポスター等
の修正、色分け等を行いたい場合に、使用する粘着テー
プの切断端部が不定形状のものであると極めて不都合で
ある。そのために、切断端部が直線状に切断されている
粘着テープを取り出すことのできる粘着テープディスペ
ンサーが近年要求されてきているのである。しかしなが
ら、切断刃が直線状のものであると、これに粘着テープ
側の糊が付着し易くなってその交換を早期に行わなけれ
ばならないものであり、この点「ギザ刃」は糊の付着防
止を行うことができるから一般的な使用をする場合には
便利なものなのである。
要するに、この種の粘着テープディスペンサーにおいて
は、粘着テープの切断をギザギザのままで行うことがで
き、必要に応じて直線状の切断端部を有するものとして
も使用できるものが要望されてきているのであり、その
ためには切断刃の種類が交換できるものであればよい。
は、粘着テープの切断をギザギザのままで行うことがで
き、必要に応じて直線状の切断端部を有するものとして
も使用できるものが要望されてきているのであり、その
ためには切断刃の種類が交換できるものであればよい。
このような切断刃の交換を行うようにした粘着テープデ
ィスペンサーとしては、例えば実公昭58−54442号公報
に「カッタ付テープホルダ」が提案されており、このホ
ルダは上記公報の実用新案登録請求の範囲の記載からす
ると、 「着脱可能なカッタを有するテープホルダであって、カ
ッタは正方形をなし、その少なくとも2つの辺に刃が設
けられ且つ正方形の補助板がカッタに結合されており、
テープホルダの台座の一端にはテープ支持具と間隔をお
いて補助板付カッタを差込むための嵌合溝が設けられ、
該溝の内面と前記補助板との間には凹凸の関係で嵌合す
る係止手段が設けられており、且つ嵌合溝を構成する前
後板部にはその上縁から切欠した切欠部が設けられてい
ることを特徴とするカッタ付テープホルダ」 である。このホルダは、第17図及び第18図に示すような
ものであり、正方形のカッタ(91)の一辺を直線刃によ
って構成することにより、前述した問題は解決できそう
である。また、実開昭63−37671号公報にも、第19図に
示すような「テープカッティング装置」が示されてお
り、この「テープカッティング装置」をギザ刃のものと
直線刃のものと二種類を用意しておいても、前述した問
題を解決できそうである。
ィスペンサーとしては、例えば実公昭58−54442号公報
に「カッタ付テープホルダ」が提案されており、このホ
ルダは上記公報の実用新案登録請求の範囲の記載からす
ると、 「着脱可能なカッタを有するテープホルダであって、カ
ッタは正方形をなし、その少なくとも2つの辺に刃が設
けられ且つ正方形の補助板がカッタに結合されており、
テープホルダの台座の一端にはテープ支持具と間隔をお
いて補助板付カッタを差込むための嵌合溝が設けられ、
該溝の内面と前記補助板との間には凹凸の関係で嵌合す
る係止手段が設けられており、且つ嵌合溝を構成する前
後板部にはその上縁から切欠した切欠部が設けられてい
ることを特徴とするカッタ付テープホルダ」 である。このホルダは、第17図及び第18図に示すような
ものであり、正方形のカッタ(91)の一辺を直線刃によ
って構成することにより、前述した問題は解決できそう
である。また、実開昭63−37671号公報にも、第19図に
示すような「テープカッティング装置」が示されてお
り、この「テープカッティング装置」をギザ刃のものと
直線刃のものと二種類を用意しておいても、前述した問
題を解決できそうである。
しかしながら、実公昭58−54442号公報のホルダにおい
てはそのカッタ(91)それ自体が、また実開昭63−3767
1号公報の装置においては、その一対のガード部(92)
が外方に突出するものであるから、使用時にカッタ(9
1)あるいはガード(92)によって指等に傷をする可能
性が十分あるのである。すなわち、この種の粘着テープ
ディスペンサーは、その安全性を十分確保したものであ
ることも必要なのである。
てはそのカッタ(91)それ自体が、また実開昭63−3767
1号公報の装置においては、その一対のガード部(92)
が外方に突出するものであるから、使用時にカッタ(9
1)あるいはガード(92)によって指等に傷をする可能
性が十分あるのである。すなわち、この種の粘着テープ
ディスペンサーは、その安全性を十分確保したものであ
ることも必要なのである。
そこで、切断刃等の露出を防止したものとしては、例え
ば特開昭60−213661号公報に、第20図にて示すような
「自動収納刃付テープカッター」が提案されており、ま
た実開昭56−24405号公報においても第21図にて示すよ
うな「簡易粘着テープ結束器」が提案されている。とこ
ろが、これらの特開昭60−213661号公報及び実開昭56−
24405号公報にて提案されている構造は、これを構成す
る部品点数も多く非常に複雑なものであるから、これを
前述した実公昭58−54442号公報あるいは実開昭63−376
71号公報に示された粘着テープディスペンサーにそのま
ま適用することはできないものである。
ば特開昭60−213661号公報に、第20図にて示すような
「自動収納刃付テープカッター」が提案されており、ま
た実開昭56−24405号公報においても第21図にて示すよ
うな「簡易粘着テープ結束器」が提案されている。とこ
ろが、これらの特開昭60−213661号公報及び実開昭56−
24405号公報にて提案されている構造は、これを構成す
る部品点数も多く非常に複雑なものであるから、これを
前述した実公昭58−54442号公報あるいは実開昭63−376
71号公報に示された粘着テープディスペンサーにそのま
ま適用することはできないものである。
そこで、本考案者等は、直線刃とギザ刃との交換を容易
に行うことができ、しかも安全性を十分確保した粘着テ
ープディスペンサーを構成するためにはどうしたらよい
かについて種々検討を重ねてきた結果、本考案を完成し
たのである。
に行うことができ、しかも安全性を十分確保した粘着テ
ープディスペンサーを構成するためにはどうしたらよい
かについて種々検討を重ねてきた結果、本考案を完成し
たのである。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、以上のような経緯に基づいてなされたもの
で、その解決しようとする課題が、切断刃の種類の交換
及び安全性の確保を同時に達成することである。
で、その解決しようとする課題が、切断刃の種類の交換
及び安全性の確保を同時に達成することである。
そして、本考案の目的とするところは、粘着テープディ
スペンサーに適用されて、切断刃の交換を容易に行える
ことができ、しかも不使用時の安全性を確保することの
できる刃体カートリッジを簡単な構成によって提供する
ことにある。
スペンサーに適用されて、切断刃の交換を容易に行える
ことができ、しかも不使用時の安全性を確保することの
できる刃体カートリッジを簡単な構成によって提供する
ことにある。
(課題を解決するための手段) 以上の課題を解決するために、まず第一請求項に係る考
案の採った手段は、実施例において使用する符号を付し
て説明すると、 「粘着テープを収納する本体(10)と、この本体(10)
の開口部(11)に設けられたカッターベース(20)とを
備えた粘着テープディスペンサー(100)に使用される
刃体カートリッジ(30)であって、 この刃体カートリッジ(20)を、カッターベース(20)
の収納部(21)内に取出可能に収納されるカートリッジ
本体(31)と、このカートリッジ本体(31)の前面に支
持固定されてカートリッジ本体(31)から突出する切断
刃(41)または(42)と、カートリッジ本体(31)の裏
面側に弾性片(32a)を介して一体的に設けられて切断
刃(41)または(42)の上端が挿入される開口(33)を
有したブレードカバー(32)とを備えたものとして構成
したことを特徴とする刃体カートリッジ(30)」 である。
案の採った手段は、実施例において使用する符号を付し
て説明すると、 「粘着テープを収納する本体(10)と、この本体(10)
の開口部(11)に設けられたカッターベース(20)とを
備えた粘着テープディスペンサー(100)に使用される
刃体カートリッジ(30)であって、 この刃体カートリッジ(20)を、カッターベース(20)
の収納部(21)内に取出可能に収納されるカートリッジ
本体(31)と、このカートリッジ本体(31)の前面に支
持固定されてカートリッジ本体(31)から突出する切断
刃(41)または(42)と、カートリッジ本体(31)の裏
面側に弾性片(32a)を介して一体的に設けられて切断
刃(41)または(42)の上端が挿入される開口(33)を
有したブレードカバー(32)とを備えたものとして構成
したことを特徴とする刃体カートリッジ(30)」 である。
また、第二請求項に係る考案の採った手段は、同様に、 「粘着テープを収納する本体(10)と、この本体(10)
の開口部(11)に設けられたカッターベース(20)とを
備えた粘着テープディスペンサー(100)に使用される
刃体カートリッジ(30)であって、 この刃体カートリッジ(20)を、カッターベース(20)
の収納部(21)内に取出可能に収納されるカートリッジ
本体(31)と、このカートリッジ本体(31)の前面に一
体的に形成されてその上側にカム面(36a)を有するカ
バー支持体(36)と、このカバー支持体(36)に摺動可
能に案内支持されてカム面(36a)に当接する弾性片(3
2b)を有したブレードカバー(32)と、このブレードカ
バー(32)を挟んだ状態でカバー支持体(36)に固定さ
れてブレードカバー(32)より下方に位置する切断刃
(41)または(42)と、カートリッジ本体(31)の収納
部(31a)内に揺動自在に収納支持されてブレードカバ
ー(32)の下端に係合する係合片(37a)を有した揺動
ストッパ(37)と、この揺動ストッパ(37)をその係合
片(37a)の係合方向に付勢するスプリングとを備えた
ものとして構成したことを特徴とする刃体カートリッジ
(30)」 である。
の開口部(11)に設けられたカッターベース(20)とを
備えた粘着テープディスペンサー(100)に使用される
刃体カートリッジ(30)であって、 この刃体カートリッジ(20)を、カッターベース(20)
の収納部(21)内に取出可能に収納されるカートリッジ
本体(31)と、このカートリッジ本体(31)の前面に一
体的に形成されてその上側にカム面(36a)を有するカ
バー支持体(36)と、このカバー支持体(36)に摺動可
能に案内支持されてカム面(36a)に当接する弾性片(3
2b)を有したブレードカバー(32)と、このブレードカ
バー(32)を挟んだ状態でカバー支持体(36)に固定さ
れてブレードカバー(32)より下方に位置する切断刃
(41)または(42)と、カートリッジ本体(31)の収納
部(31a)内に揺動自在に収納支持されてブレードカバ
ー(32)の下端に係合する係合片(37a)を有した揺動
ストッパ(37)と、この揺動ストッパ(37)をその係合
片(37a)の係合方向に付勢するスプリングとを備えた
ものとして構成したことを特徴とする刃体カートリッジ
(30)」 である。
(考案の作用) 次に、上記のように構成した各考案に係る刃体カートリ
ッジ(30)の作用について説明するが、その前に、これ
らの刃体カートリッジ(30)が使用される粘着テープデ
ィスペンサー(100)の作用について説明する。
ッジ(30)の作用について説明するが、その前に、これ
らの刃体カートリッジ(30)が使用される粘着テープデ
ィスペンサー(100)の作用について説明する。
まず、この粘着テープディスペンサー(100)において
は、第3図に示すように、その本体(10)内に粘着テー
プ(T)を収納して、この粘着テープ(T)の端部(T
a)を、本体(10)に形成した開口部(11)から第1図
に示したように引き出して、これを後述の刃体カートリ
ッジ(30)に設けた切断刃によって所定長に切断するも
のである。この場合、粘着テープ(T)は本体(10)内
のテープ支持部(12)に支持してあるから、端部(Ta)
の引き出しに応じてこのテープ支持部(12)上を回転す
る。
は、第3図に示すように、その本体(10)内に粘着テー
プ(T)を収納して、この粘着テープ(T)の端部(T
a)を、本体(10)に形成した開口部(11)から第1図
に示したように引き出して、これを後述の刃体カートリ
ッジ(30)に設けた切断刃によって所定長に切断するも
のである。この場合、粘着テープ(T)は本体(10)内
のテープ支持部(12)に支持してあるから、端部(Ta)
の引き出しに応じてこのテープ支持部(12)上を回転す
る。
また、この粘着テープディスペンサー(100)において
は、その本体(10)の開口部(11)にカッターベース
(20)が支持軸(14)を介して回動可能に連結してあ
り、このカッターベース(20)は本体(10)の開口部
(11)を覆う程度の大きさを有しているものであるか
ら、この粘着テープディスペンサー(100)の使用時に
は第1図に示すようにこのカッターベース(20)を引き
出し、また不使用時には第2図に示すようにこのカッタ
ーベース(20)を開口部(11)内に収納して使用される
ものである。
は、その本体(10)の開口部(11)にカッターベース
(20)が支持軸(14)を介して回動可能に連結してあ
り、このカッターベース(20)は本体(10)の開口部
(11)を覆う程度の大きさを有しているものであるか
ら、この粘着テープディスペンサー(100)の使用時に
は第1図に示すようにこのカッターベース(20)を引き
出し、また不使用時には第2図に示すようにこのカッタ
ーベース(20)を開口部(11)内に収納して使用される
ものである。
そして、このカッターベース(20)の収納部(21)内に
は、第3図及び第4図に示すように、刃体カートリッジ
(30)のカートリッジ本体(31)が挿入されるのであ
り、これによりこのカッターベース(20)は刃体カート
リッジ(30)を交換可能に支持するのである。すなわ
ち、この刃体カートリッジ(30)は、そのカートリッジ
本体(31)の両側に形成した案内部(34)を、カッター
ベース(20)の収納部(21)内に形成した案内部(22)
と係合させることにより、カッターベース(20)に対し
て所定の角度で支持されるものであり、例えば第8図等
において示した係合突起(35)によってカッターベース
(20)側に係止されるものである。なお、実施例におい
て示す係合突起(35)は小さなものであり、この刃体カ
ートリッジ(30)に粘着した粘着テープ(T)の端部
(Ta)の粘着力よりは強く、使用者がこの刃体カートリ
ッジ(30)をカッターベース(20)から引き抜くときの
力よりは弱い力で係合しているものである。
は、第3図及び第4図に示すように、刃体カートリッジ
(30)のカートリッジ本体(31)が挿入されるのであ
り、これによりこのカッターベース(20)は刃体カート
リッジ(30)を交換可能に支持するのである。すなわ
ち、この刃体カートリッジ(30)は、そのカートリッジ
本体(31)の両側に形成した案内部(34)を、カッター
ベース(20)の収納部(21)内に形成した案内部(22)
と係合させることにより、カッターベース(20)に対し
て所定の角度で支持されるものであり、例えば第8図等
において示した係合突起(35)によってカッターベース
(20)側に係止されるものである。なお、実施例におい
て示す係合突起(35)は小さなものであり、この刃体カ
ートリッジ(30)に粘着した粘着テープ(T)の端部
(Ta)の粘着力よりは強く、使用者がこの刃体カートリ
ッジ(30)をカッターベース(20)から引き抜くときの
力よりは弱い力で係合しているものである。
次に、各考案に係る刃体カートリッジ(30)自体の作用
について、項を分けて説明する。
について、項を分けて説明する。
・第一請求項に係る刃体カートリッジ(30)について この刃体カートリッジ(30)の不使用時においては、第
5図または第6図に示すように、そのカートリッジ本体
(31)側に固定的に取付けたギザ型切断刃(41)または
直線型切断刃(42)等の切断刃が刃体カートリッジ(3
0)のブレードカバー(32)によって覆われていて、こ
れらの切断刃は第8図に示すようにブレードカバー(3
2)に形成した開口(33)の下部に位置している。従っ
て、不使用時の切断刃の刃は外部には突出していないの
であり、この粘着テープディスペンサー(100)の不用
意な使用によって使用者の指等を傷つけることはないの
である。
5図または第6図に示すように、そのカートリッジ本体
(31)側に固定的に取付けたギザ型切断刃(41)または
直線型切断刃(42)等の切断刃が刃体カートリッジ(3
0)のブレードカバー(32)によって覆われていて、こ
れらの切断刃は第8図に示すようにブレードカバー(3
2)に形成した開口(33)の下部に位置している。従っ
て、不使用時の切断刃の刃は外部には突出していないの
であり、この粘着テープディスペンサー(100)の不用
意な使用によって使用者の指等を傷つけることはないの
である。
この刃体カートリッジ(30)によって、粘着テープ
(T)を所定長に切断するには、まず第8図に示すよう
に、使用者が粘着テープ(T)の刃体カートリッジ(3
0)より内方側部分を指で持って所定長引き出すのであ
る。なお、粘着テープ(T)は、その端部(Ta)が刃体
カートリッジ(30)のブレードカバー(32)上に貼着し
て一定の長さ引き出された状態となっているため、粘着
テープ(T)のつまみはカッターベース(20)を第1図
に示したように引き出すことによって容易に行われる。
(T)を所定長に切断するには、まず第8図に示すよう
に、使用者が粘着テープ(T)の刃体カートリッジ(3
0)より内方側部分を指で持って所定長引き出すのであ
る。なお、粘着テープ(T)は、その端部(Ta)が刃体
カートリッジ(30)のブレードカバー(32)上に貼着し
て一定の長さ引き出された状態となっているため、粘着
テープ(T)のつまみはカッターベース(20)を第1図
に示したように引き出すことによって容易に行われる。
次に、粘着テープ(T)を所定長さ引き出した使用者
は、第9図に示すように、粘着テープ(T)の切断した
い部分をブレードカバー(32)上に位置させて、そのま
ま粘着テープ(T)を下に引くのである。そうすると、
刃体カートリッジ(30)のブレードカバー(32)は、弾
性片(32a)によってカートリッジ本体(31)に一体化
されているものであるから、この弾性片(32a)が下方
に屈撓してブレードカバー(32)が下がる。刃体カート
リッジ(30)のカートリッジ本体(31)には切断刃が固
定的に取付けてあるから、第10図に示すように、切断刃
の上端がブレードカバー(32)に形成した開口(33)か
ら相対的に上動することになる。このブレードカバー
(32)の上方には粘着テープ(T)の一部があるから、
ブレードカバー(32)に対して相対的に上動した切断刃
は粘着テープ(T)を切断するのである。
は、第9図に示すように、粘着テープ(T)の切断した
い部分をブレードカバー(32)上に位置させて、そのま
ま粘着テープ(T)を下に引くのである。そうすると、
刃体カートリッジ(30)のブレードカバー(32)は、弾
性片(32a)によってカートリッジ本体(31)に一体化
されているものであるから、この弾性片(32a)が下方
に屈撓してブレードカバー(32)が下がる。刃体カート
リッジ(30)のカートリッジ本体(31)には切断刃が固
定的に取付けてあるから、第10図に示すように、切断刃
の上端がブレードカバー(32)に形成した開口(33)か
ら相対的に上動することになる。このブレードカバー
(32)の上方には粘着テープ(T)の一部があるから、
ブレードカバー(32)に対して相対的に上動した切断刃
は粘着テープ(T)を切断するのである。
粘着テープ(T)が切断されると、この粘着テープ
(T)の切断刃より内方部分には力が加わらなくなるか
ら、第11図に示すように、粘着テープ(T)の端部(T
a)をブレードカバー(32)上に粘着したままの状態
で、ブレードカバー(32)は弾性片(32a)の弾性によ
り不使用時の状態に復帰するのである。なお、実施例に
て示した刃体カートリッジ(30)においては、そのブレ
ードカバー(32)の下面にカートリッジ本体(31)に形
成した係合部(31b)に係止する係止脚(32c)を有して
いるから、ブレードカバー(32)は第8図または第11図
に示した位置に復帰するのみで、それ以上上動はしな
い。
(T)の切断刃より内方部分には力が加わらなくなるか
ら、第11図に示すように、粘着テープ(T)の端部(T
a)をブレードカバー(32)上に粘着したままの状態
で、ブレードカバー(32)は弾性片(32a)の弾性によ
り不使用時の状態に復帰するのである。なお、実施例に
て示した刃体カートリッジ(30)においては、そのブレ
ードカバー(32)の下面にカートリッジ本体(31)に形
成した係合部(31b)に係止する係止脚(32c)を有して
いるから、ブレードカバー(32)は第8図または第11図
に示した位置に復帰するのみで、それ以上上動はしな
い。
また、この刃体カートリッジ(30)においては、これに
固定支持すべき切断刃の交換も可能になっているもので
ある。すなわち、第7図に示したように、刃体カートリ
ッジ(30)のカートリッジ本体(31)の前面に対して
は、ギザ型切断刃(41)または直線型切断刃(42)がセ
ットプレート(39)によって固定されるのであるが、こ
の固定は、セットプレート(39)の突起(39a)を切断
刃側に形成した穴を通してカートリッジ本体(31)の固
定穴(31c)に挿通固定することにより行われているも
のである。従って、このセットプレート(39)を刃体カ
ートリッジ(30)のカートリッジ本体(31)から取り外
すことにより、一個の刃体カートリッジ(30)自体にお
いても、第7図に示したようにギザ型切断刃(41)また
は直線型切断刃(42)の交換が行えるのである。なお、
刃体カートリッジ(30)をカッターベース(20)に支持
させた後は、このカッターベース(20)の裏側にベース
カバー(24)を取付けて、刃体カートリッジ(30)のセ
ットプレート(39)が外から見えないようにしている。
固定支持すべき切断刃の交換も可能になっているもので
ある。すなわち、第7図に示したように、刃体カートリ
ッジ(30)のカートリッジ本体(31)の前面に対して
は、ギザ型切断刃(41)または直線型切断刃(42)がセ
ットプレート(39)によって固定されるのであるが、こ
の固定は、セットプレート(39)の突起(39a)を切断
刃側に形成した穴を通してカートリッジ本体(31)の固
定穴(31c)に挿通固定することにより行われているも
のである。従って、このセットプレート(39)を刃体カ
ートリッジ(30)のカートリッジ本体(31)から取り外
すことにより、一個の刃体カートリッジ(30)自体にお
いても、第7図に示したようにギザ型切断刃(41)また
は直線型切断刃(42)の交換が行えるのである。なお、
刃体カートリッジ(30)をカッターベース(20)に支持
させた後は、このカッターベース(20)の裏側にベース
カバー(24)を取付けて、刃体カートリッジ(30)のセ
ットプレート(39)が外から見えないようにしている。
・第二請求項に係る刃体カートリッジ(30)について この第二請求項に係る刃体カートリッジ(30)は、その
カートリッジ本体(31)によってカッターベース(20)
の収納部(21)内に収納固定されること、及びカートリ
ッジ本体(31)の前面に対してギザ型切断刃(41)また
は直線型切断刃(42)の固定がセットプレート(39)に
よって選択的に行えることについては前述した第一請求
項に係る刃体カートリッジ(30)と同様であるが、次の
作用において異なっている。
カートリッジ本体(31)によってカッターベース(20)
の収納部(21)内に収納固定されること、及びカートリ
ッジ本体(31)の前面に対してギザ型切断刃(41)また
は直線型切断刃(42)の固定がセットプレート(39)に
よって選択的に行えることについては前述した第一請求
項に係る刃体カートリッジ(30)と同様であるが、次の
作用において異なっている。
すなわち、この刃体カートリッジ(30)においては、粘
着テープディスペンサー(100)の不使用時における切
断刃の露出防止を、第12図に示すように、カートリッジ
本体(31)の前面に一体的に形成したカバー支持体(3
6)に上下動可能に案内支持したブレードカバー(32)
によって行われているのである。このブレードカバー
(32)は、平板状のものではあっても、カートリッジ本
体(31)側のカバー支持体(36)が挿入される開口(32
d)内に左右一対の弾性片(32b)が下方に向けて突出し
ており、この弾性片(32b)がカバー支持体(36)の上
側に山形に形成したカム面(36a)に当接しているか
ら、各弾性片(32b)の弾性力によって元位置に復帰す
るようになっているのである。勿論、この弾性片(32
b)を有するブレードカバー(32)の前方側にはカバー
支持体(36)に固定された切断刃が位置しているが、こ
の切断刃とブレードカバー(32)とはカバー支持体(3
6)によって直接接触しないようになっているから、各
弾性片(32b)の弾性力に抗してブレードカバー(32)
が下動されたとき、切断刃の上端は相対的にブレードカ
バー(32)から突出することになるものである。
着テープディスペンサー(100)の不使用時における切
断刃の露出防止を、第12図に示すように、カートリッジ
本体(31)の前面に一体的に形成したカバー支持体(3
6)に上下動可能に案内支持したブレードカバー(32)
によって行われているのである。このブレードカバー
(32)は、平板状のものではあっても、カートリッジ本
体(31)側のカバー支持体(36)が挿入される開口(32
d)内に左右一対の弾性片(32b)が下方に向けて突出し
ており、この弾性片(32b)がカバー支持体(36)の上
側に山形に形成したカム面(36a)に当接しているか
ら、各弾性片(32b)の弾性力によって元位置に復帰す
るようになっているのである。勿論、この弾性片(32
b)を有するブレードカバー(32)の前方側にはカバー
支持体(36)に固定された切断刃が位置しているが、こ
の切断刃とブレードカバー(32)とはカバー支持体(3
6)によって直接接触しないようになっているから、各
弾性片(32b)の弾性力に抗してブレードカバー(32)
が下動されたとき、切断刃の上端は相対的にブレードカ
バー(32)から突出することになるものである。
以上のような刃体カートリッジ(30)を有する粘着テー
プディスペンサー(100)によって、粘着テープ(T)
の切断を行なう場合について、第13図〜第16図を参照し
て説明すると、次の通りである。まず、粘着テープ
(T)の切断を行わない場合は、第13図に示すように、
ブレードカバー(32)がその各弾性片(32b)の弾性力
により上動した状態にあり、これによりブレードカバー
(32)はカートリッジ本体(31)のカバー支持体(36)
に固定した切断刃の上方に突出していて切断刃の刃に直
接指等が触れないようにしている。また、この場合、カ
ートリッジ本体(31)の収納部(31a)内に支持軸(37
b)を中心に揺動可能に支持した揺動ストッパ(37)
は、これに一体的に形成したスプリング(38)の弾性力
によってその上端が第13図の図示左端に位置するように
付勢されており、これにより揺動ストッパ(37)の下端
に一体的に形成した係合片(37a)はブレードカバー(3
2)の下端に係合している。従って、このままの状態で
は、ブレードカバー(32)は第13図に示した位置から下
方へは移動しないようになっているのである。また、こ
のとき、粘着テープ(T)の端部(Ta)は、通常の揺動
ストッパ(37)の上端に粘着しているものである。
プディスペンサー(100)によって、粘着テープ(T)
の切断を行なう場合について、第13図〜第16図を参照し
て説明すると、次の通りである。まず、粘着テープ
(T)の切断を行わない場合は、第13図に示すように、
ブレードカバー(32)がその各弾性片(32b)の弾性力
により上動した状態にあり、これによりブレードカバー
(32)はカートリッジ本体(31)のカバー支持体(36)
に固定した切断刃の上方に突出していて切断刃の刃に直
接指等が触れないようにしている。また、この場合、カ
ートリッジ本体(31)の収納部(31a)内に支持軸(37
b)を中心に揺動可能に支持した揺動ストッパ(37)
は、これに一体的に形成したスプリング(38)の弾性力
によってその上端が第13図の図示左端に位置するように
付勢されており、これにより揺動ストッパ(37)の下端
に一体的に形成した係合片(37a)はブレードカバー(3
2)の下端に係合している。従って、このままの状態で
は、ブレードカバー(32)は第13図に示した位置から下
方へは移動しないようになっているのである。また、こ
のとき、粘着テープ(T)の端部(Ta)は、通常の揺動
ストッパ(37)の上端に粘着しているものである。
粘着テープ(T)を所定長に切断したい使用者は、第13
図に示したように、粘着テープ(T)の刃体カートリッ
ジ(30)より内側に位置する部分をつまんでこれを所定
長引き出し、第14図に示すように、粘着テープ(T)の
切断したい部分の近傍を揺動ストッパ(37)の上端に粘
着させてから、この粘着テープ(T)を斜め下方に引く
のである。そうすると、揺動ストッパ(37)は第13図に
示した位置から第14図に示した位置にまで揺動し、この
揺動ストッパ(37)の下端に設けた係合片(37a)とブ
レードカバー(32)の下端との係合が解かれるから、ブ
レードカバー(32)はカバー支持体(36)に対して下動
可能な状態になる。このとき、粘着テープ(T)は使用
者によって斜め下方に引かれているから、粘着テープ
(T)の一部がブレードカバー(32)の上端に当接して
これを各弾性片(32b)の弾性力に抗して押し下げるの
である。
図に示したように、粘着テープ(T)の刃体カートリッ
ジ(30)より内側に位置する部分をつまんでこれを所定
長引き出し、第14図に示すように、粘着テープ(T)の
切断したい部分の近傍を揺動ストッパ(37)の上端に粘
着させてから、この粘着テープ(T)を斜め下方に引く
のである。そうすると、揺動ストッパ(37)は第13図に
示した位置から第14図に示した位置にまで揺動し、この
揺動ストッパ(37)の下端に設けた係合片(37a)とブ
レードカバー(32)の下端との係合が解かれるから、ブ
レードカバー(32)はカバー支持体(36)に対して下動
可能な状態になる。このとき、粘着テープ(T)は使用
者によって斜め下方に引かれているから、粘着テープ
(T)の一部がブレードカバー(32)の上端に当接して
これを各弾性片(32b)の弾性力に抗して押し下げるの
である。
使用者が更に粘着テープ(T)を引くと、第15図に示す
ように、ブレードカバー(32)は相対的に切断刃の下方
に位置することになり、切断刃の上端に形成した刃によ
って粘着テープ(T)が切断されるのである。粘着テー
プ(T)が切断されれば、ブレードカバー(32)に対す
る押圧力がなくなるから、このブレードカバー(32)は
各弾性片(32b)の弾性力によって、第16図に示すよう
に元位置に復帰するとともに、揺動ストッパ(37)に対
する外力も無くなるから、揺動ストッパ(37)はそのス
プリング(38)の弾性力によって元位置に復帰し、この
揺動ストッパ(37)の係合片(37a)とブレードカバー
(32)の下端とが係合するのである。
ように、ブレードカバー(32)は相対的に切断刃の下方
に位置することになり、切断刃の上端に形成した刃によ
って粘着テープ(T)が切断されるのである。粘着テー
プ(T)が切断されれば、ブレードカバー(32)に対す
る押圧力がなくなるから、このブレードカバー(32)は
各弾性片(32b)の弾性力によって、第16図に示すよう
に元位置に復帰するとともに、揺動ストッパ(37)に対
する外力も無くなるから、揺動ストッパ(37)はそのス
プリング(38)の弾性力によって元位置に復帰し、この
揺動ストッパ(37)の係合片(37a)とブレードカバー
(32)の下端とが係合するのである。
以上のようにして、切断刃は再びブレードカバー(32)
によって保護されるとともに、粘着テープ(T)はその
端部(Ta)が揺動ストッパ(37)の上端に粘着して次の
切断を待つのである。
によって保護されるとともに、粘着テープ(T)はその
端部(Ta)が揺動ストッパ(37)の上端に粘着して次の
切断を待つのである。
(実施例) 次に、各請求項に係る刃体カートリッジ(30)を、図面
に示した実施例によって詳細に説明するが、これら各刃
体カートリッジ(30)は第1図に示したような粘着テー
プディスペンサー(100)に対して使用されるものであ
る。
に示した実施例によって詳細に説明するが、これら各刃
体カートリッジ(30)は第1図に示したような粘着テー
プディスペンサー(100)に対して使用されるものであ
る。
粘着テープディスペンサー(100)は、粘着テープ
(T)を収納保持する本体(10)と、この本体(10)の
開口部(11)近傍に揺動可能に設けたカッターベース
(20)と、このカッターベース(20)の収納部(21)内
に交換可能に支持される刃体カートリッジ(30)とによ
って構成されるものであって、第1図に示したように、
カッターベース(20)を本体(10)から引き出すことに
より開口部(11)を開放してこの開口部(11)から粘着
テープ(T)を引き出してその切断をカッターベース
(20)に支持させた刃体カートリッジ(30)によって行
うものである。
(T)を収納保持する本体(10)と、この本体(10)の
開口部(11)近傍に揺動可能に設けたカッターベース
(20)と、このカッターベース(20)の収納部(21)内
に交換可能に支持される刃体カートリッジ(30)とによ
って構成されるものであって、第1図に示したように、
カッターベース(20)を本体(10)から引き出すことに
より開口部(11)を開放してこの開口部(11)から粘着
テープ(T)を引き出してその切断をカッターベース
(20)に支持させた刃体カートリッジ(30)によって行
うものである。
本体(10)は、第3図及び第4図に示すように、互いに
開閉可能に嵌合される二つのものからなっており、その
一部には開口部(11)が形成してあり、またその中央部
に形成したテープ支持部(12)に対して粘着テープ
(T)を回動可能かつ交換可能に支持するようにしてあ
る。なお、この本体(10)の中心部は、第1図にも示し
たように、開口となっており、この開口には粘着テープ
ディスペンサー(100)を持ち易くするためのグリップ
(13)が取付けてある。
開閉可能に嵌合される二つのものからなっており、その
一部には開口部(11)が形成してあり、またその中央部
に形成したテープ支持部(12)に対して粘着テープ
(T)を回動可能かつ交換可能に支持するようにしてあ
る。なお、この本体(10)の中心部は、第1図にも示し
たように、開口となっており、この開口には粘着テープ
ディスペンサー(100)を持ち易くするためのグリップ
(13)が取付けてある。
この本体(10)の開口部(11)の近傍には、第4図に示
したように支持軸(14)が一体的に形成してあり、この
支持軸(14)にカッターベース(20)が揺動可能に連結
してある。このカッターベース(20)は、後述の第一ま
たは第二請求項に係る刃体カートリッジ(30)を交換可
能に支持するものであり、そのためにこのカッターベー
ス(20)の中心に、第4図に示したように、上方に向け
て開口する収納部(21)を形成して、この収納部(21)
内には刃体カートリッジ(30)を案内支持するための案
内部(22)が形成してある。なお、このカッターベース
(20)は、その支持軸(14)とは反対側の面が保護プレ
ート(23)によって覆われるものであり、また刃体カー
トリッジ(30)を支持した後のカッターベース(20)の
背面側はベースカバー(24)によって覆われるものであ
る。
したように支持軸(14)が一体的に形成してあり、この
支持軸(14)にカッターベース(20)が揺動可能に連結
してある。このカッターベース(20)は、後述の第一ま
たは第二請求項に係る刃体カートリッジ(30)を交換可
能に支持するものであり、そのためにこのカッターベー
ス(20)の中心に、第4図に示したように、上方に向け
て開口する収納部(21)を形成して、この収納部(21)
内には刃体カートリッジ(30)を案内支持するための案
内部(22)が形成してある。なお、このカッターベース
(20)は、その支持軸(14)とは反対側の面が保護プレ
ート(23)によって覆われるものであり、また刃体カー
トリッジ(30)を支持した後のカッターベース(20)の
背面側はベースカバー(24)によって覆われるものであ
る。
各刃体カートリッジ(30)は、第7図及び第12図に示す
ように、そのカートリッジ本体(31)の両側に、カッタ
ーベース(20)の収納部(21)内に形成した各案内部
(22)に係合する直線状の案内部(34)を有しているも
のであり、この案内部(34)を介してカートリッジ本体
(31)をカッターベース(20)の収納部(21)内に嵌挿
することにより、カッターベース(20)に対して交換可
能に支持されるものである。なお、各刃体カートリッジ
(30)のカートリッジ本体(31)の下端には、例えば第
8図に示すように、係合突起(35)が一体的に形成して
あり、この係合突起(35)はカッターベース(20)側の
突起に係合して刃体カートリッジ(30)のカッターベー
ス(20)に対する固定を行うものである。
ように、そのカートリッジ本体(31)の両側に、カッタ
ーベース(20)の収納部(21)内に形成した各案内部
(22)に係合する直線状の案内部(34)を有しているも
のであり、この案内部(34)を介してカートリッジ本体
(31)をカッターベース(20)の収納部(21)内に嵌挿
することにより、カッターベース(20)に対して交換可
能に支持されるものである。なお、各刃体カートリッジ
(30)のカートリッジ本体(31)の下端には、例えば第
8図に示すように、係合突起(35)が一体的に形成して
あり、この係合突起(35)はカッターベース(20)側の
突起に係合して刃体カートリッジ(30)のカッターベー
ス(20)に対する固定を行うものである。
以上が、第一及び第二請求項に係る刃体カートリッジ
(30)の共通部分、及び各刃体カートリッジ(30)が使
用される粘着テープディスペンサー(100)の説明であ
るが、以下には各刃体カートリッジ(30)毎の構成につ
いて項を分けて説明する。
(30)の共通部分、及び各刃体カートリッジ(30)が使
用される粘着テープディスペンサー(100)の説明であ
るが、以下には各刃体カートリッジ(30)毎の構成につ
いて項を分けて説明する。
・第一請求項に係る刃体カートリッジ(30)について 第5図〜第7図には、第一請求項に係る刃体カートリッ
ジ(30)の実施例が示してあり、第5図に示した刃体カ
ートリッジ(30)は切断刃として直線型切断刃(42)を
採用したものを示しており、また第6図には切断刃とし
てギザ型切断刃(41)を採用した刃体カートリッジ(3
0)が示してある。つまり、この刃体カートリッジ(3
0)は、ギザ型切断刃(41)及び直線型切断刃(42)を
それぞれ有したものの二種類を用意しておき、これらを
必要に応じて交換しながらカッターベース(20)に支持
させて使用してもよく、また、一つの刃体カートリッジ
(30)に対してギザ型切断刃(41)または直線型切断刃
(42)を交換して固定支持させて使用してもよいもので
ある。
ジ(30)の実施例が示してあり、第5図に示した刃体カ
ートリッジ(30)は切断刃として直線型切断刃(42)を
採用したものを示しており、また第6図には切断刃とし
てギザ型切断刃(41)を採用した刃体カートリッジ(3
0)が示してある。つまり、この刃体カートリッジ(3
0)は、ギザ型切断刃(41)及び直線型切断刃(42)を
それぞれ有したものの二種類を用意しておき、これらを
必要に応じて交換しながらカッターベース(20)に支持
させて使用してもよく、また、一つの刃体カートリッジ
(30)に対してギザ型切断刃(41)または直線型切断刃
(42)を交換して固定支持させて使用してもよいもので
ある。
この刃体カートリッジ(30)は、第7図に示したように
カッターベース(20)の収納部(21)内に取出可能に収
納されるカートリッジ本体(31)と、このカートリッジ
本体(31)の前面に支持固定されてカートリッジ本体
(31)から突出する切断刃(41)または(42)と、カー
トリッジ本体(31)の裏面側に弾性片(32a)を介して
一体的に設けられて切断刃(41)または(42)の上端が
挿入される開口(33)を有したブレードカバー(32)と
を備えたものとして構成してある。そして、この刃体カ
ートリッジ(30)は、カートリッジ本体(31)の前面側
に固定されて切断刃を支持するセットプレート(39)以
外は、合成樹脂等を材料として一体的に形成されるもの
である。
カッターベース(20)の収納部(21)内に取出可能に収
納されるカートリッジ本体(31)と、このカートリッジ
本体(31)の前面に支持固定されてカートリッジ本体
(31)から突出する切断刃(41)または(42)と、カー
トリッジ本体(31)の裏面側に弾性片(32a)を介して
一体的に設けられて切断刃(41)または(42)の上端が
挿入される開口(33)を有したブレードカバー(32)と
を備えたものとして構成してある。そして、この刃体カ
ートリッジ(30)は、カートリッジ本体(31)の前面側
に固定されて切断刃を支持するセットプレート(39)以
外は、合成樹脂等を材料として一体的に形成されるもの
である。
この刃体カートリッジ(30)のカートリッジ本体(31)
は、ギザ型切断刃(41)または直線型切断刃(42)をそ
の前面に固定するものであり、そのためにこれらの切断
刃に対応する形状の凹所がその前面に形成してあるとと
もに、この凹所内にセットプレート(39)の突起(39
a)を嵌合して支持するための固定穴(31c)が形成して
ある。そして、このカートリッジ本体(31)の上端に
も、ブレードカバー(32)側の係止脚(32c)を係止固
定するための係合部(31b)が形成してある。
は、ギザ型切断刃(41)または直線型切断刃(42)をそ
の前面に固定するものであり、そのためにこれらの切断
刃に対応する形状の凹所がその前面に形成してあるとと
もに、この凹所内にセットプレート(39)の突起(39
a)を嵌合して支持するための固定穴(31c)が形成して
ある。そして、このカートリッジ本体(31)の上端に
も、ブレードカバー(32)側の係止脚(32c)を係止固
定するための係合部(31b)が形成してある。
ブレードカバー(32)は、弾性片(32a)を介してカー
トリッジ本体(31)に一体化されており、この弾性片
(32a)の弾性力に抗して第7図の図示下方に揺動した
とき、このブレードカバー(32)に形成した開口(33)
内にカートリッジ本体(31)の前面に固定した切断刃の
上端が相対的に挿入されるのであり、このブレードカバ
ー(32)がカートリッジ本体(31)の上端に当接したと
きには、切断刃の上端すなわち刃はこのブレードカバー
(32)のカートリッジ本体(31)から上方に突出するも
のである。
トリッジ本体(31)に一体化されており、この弾性片
(32a)の弾性力に抗して第7図の図示下方に揺動した
とき、このブレードカバー(32)に形成した開口(33)
内にカートリッジ本体(31)の前面に固定した切断刃の
上端が相対的に挿入されるのであり、このブレードカバ
ー(32)がカートリッジ本体(31)の上端に当接したと
きには、切断刃の上端すなわち刃はこのブレードカバー
(32)のカートリッジ本体(31)から上方に突出するも
のである。
・第二請求項に係る刃体カートリッジ(30)について 第12図には、第二請求項に係る刃体カートリッジ(30)
の分解斜視図が示してあり、この刃体カートリッジ(3
0)は、その刃体カートリッジ(20)を、カッターベー
ス(20)の収納部(21)内に取出可能に収納されるカー
トリッジ本体(31)と、このカートリッジ本体(31)の
前面に一体的に形成されてその上側にカム面(36a)を
有するカバー支持体(36)と、このカバー支持体(36)
に摺動可能に案内支持されてカム面(36a)に当接する
弾性片(32b)を有したブレードカバー(32)と、この
ブレードカバー(32)を挟んだ状態でカバー支持体(3
6)に固定されてブレードカバー(32)より下方に位置
する切断刃(41)または(42)と、カートリッジ本体
(31)の収納部(31a)内に揺動自在に収納支持されて
ブレードカバー(32)の下端に係合する係合片(37a)
を有した揺動ストッパ(37)と、この揺動ストッパ(3
7)をその係合片(37a)の係合方向に付勢するスプリン
グとを備えたものとして構成してある。
の分解斜視図が示してあり、この刃体カートリッジ(3
0)は、その刃体カートリッジ(20)を、カッターベー
ス(20)の収納部(21)内に取出可能に収納されるカー
トリッジ本体(31)と、このカートリッジ本体(31)の
前面に一体的に形成されてその上側にカム面(36a)を
有するカバー支持体(36)と、このカバー支持体(36)
に摺動可能に案内支持されてカム面(36a)に当接する
弾性片(32b)を有したブレードカバー(32)と、この
ブレードカバー(32)を挟んだ状態でカバー支持体(3
6)に固定されてブレードカバー(32)より下方に位置
する切断刃(41)または(42)と、カートリッジ本体
(31)の収納部(31a)内に揺動自在に収納支持されて
ブレードカバー(32)の下端に係合する係合片(37a)
を有した揺動ストッパ(37)と、この揺動ストッパ(3
7)をその係合片(37a)の係合方向に付勢するスプリン
グとを備えたものとして構成してある。
すなわち、この刃体カートリッジ(30)においては、切
断刃の保護を行なうブレードカバー(32)をカートリッ
ジ本体(31)とは独立したものとして構成したものであ
り、このブレードカバー(32)はその中心に形成した開
口(32d)によって、カートリッジ本体(31)の前面に
形成したカバー支持体(36)に対して上下動可能に支持
されるものである。また、このブレードカバー(32)
は、その開口(32d)の内に突出する一対の弾性片(32
b)を有しており、これら各弾性片(32b)がカバー支持
体(36)のカム面(36a)に当接することにより、カバ
ー支持体(36)に対して弾性的に支持されるものであ
る。なお、カバー支持体(36)の前面には保護プレート
(23)が形成してあり、この保護プレート(23)に切断
刃の固定穴を通してセットプレート(39)の突起(39
a)を挿通することにより、カバー支持体(36)に対し
て切断刃が交換可能に固定されるものである。勿論、切
断刃のカバー支持体(36)に対する固定を行なう前に、
ブレードカバー(32)をその開口(32d)によってカバ
ー支持体(36)に嵌合しておくものである。
断刃の保護を行なうブレードカバー(32)をカートリッ
ジ本体(31)とは独立したものとして構成したものであ
り、このブレードカバー(32)はその中心に形成した開
口(32d)によって、カートリッジ本体(31)の前面に
形成したカバー支持体(36)に対して上下動可能に支持
されるものである。また、このブレードカバー(32)
は、その開口(32d)の内に突出する一対の弾性片(32
b)を有しており、これら各弾性片(32b)がカバー支持
体(36)のカム面(36a)に当接することにより、カバ
ー支持体(36)に対して弾性的に支持されるものであ
る。なお、カバー支持体(36)の前面には保護プレート
(23)が形成してあり、この保護プレート(23)に切断
刃の固定穴を通してセットプレート(39)の突起(39
a)を挿通することにより、カバー支持体(36)に対し
て切断刃が交換可能に固定されるものである。勿論、切
断刃のカバー支持体(36)に対する固定を行なう前に、
ブレードカバー(32)をその開口(32d)によってカバ
ー支持体(36)に嵌合しておくものである。
また、この刃体カートリッジ(30)のカートリッジ本体
(31)においては、第12図及び第13図に示したように、
上下方向の収納部(31a)が形成してあり、この収納部
(31a)内に揺動ストッパ(37)が収納してある。揺動
ストッパ(37)は、その両側に形成した支持軸(37b)
によってカートリッジ本体(31)に対して揺動可能に支
持したものであり、その上端がカートリッジ本体(31)
から突出するとともに、その下端に形成した係合片(37
a)がブレードカバー(32)の下端に位置するように構
成してある。また、この揺動ストッパ(37)は、第12図
に示すように波状のスプリング(38)が一体的に形成し
てあり、このスプリング(38)によって、第13図に示す
ようにその上端が図示左方に位置するように付勢される
ものである。本実施例においては、スプリング(38)を
揺動ストッパ(37)と同一材料によって揺動ストッパ
(37)に一体的なものとして構成した例を示している
が、前述したような揺動ストッパ(37)に対する作用を
行うのであれば、このスプリング(38)を通常のコイル
スプリング等によって構成するようにして実施してもよ
い。
(31)においては、第12図及び第13図に示したように、
上下方向の収納部(31a)が形成してあり、この収納部
(31a)内に揺動ストッパ(37)が収納してある。揺動
ストッパ(37)は、その両側に形成した支持軸(37b)
によってカートリッジ本体(31)に対して揺動可能に支
持したものであり、その上端がカートリッジ本体(31)
から突出するとともに、その下端に形成した係合片(37
a)がブレードカバー(32)の下端に位置するように構
成してある。また、この揺動ストッパ(37)は、第12図
に示すように波状のスプリング(38)が一体的に形成し
てあり、このスプリング(38)によって、第13図に示す
ようにその上端が図示左方に位置するように付勢される
ものである。本実施例においては、スプリング(38)を
揺動ストッパ(37)と同一材料によって揺動ストッパ
(37)に一体的なものとして構成した例を示している
が、前述したような揺動ストッパ(37)に対する作用を
行うのであれば、このスプリング(38)を通常のコイル
スプリング等によって構成するようにして実施してもよ
い。
(考案の効果) 以上のように構成した各刃体カートリッジ(30)は、粘
着テープディスペンサーに適用されて、切断刃の交換を
容易に行えることができ、しかも不使用時の安全性を確
保することのできる刃体カートリッジを簡単な構成によ
って提供することができるのである。
着テープディスペンサーに適用されて、切断刃の交換を
容易に行えることができ、しかも不使用時の安全性を確
保することのできる刃体カートリッジを簡単な構成によ
って提供することができるのである。
すなわち、各刃体カートリッジ(30)はこれ自体がその
カートリッジ本体(31)前面にギザ型切断刃(41)また
は直線型切断刃(42)を交換可能に支持することができ
るから、これを粘着テープディスペンサー(100)のカ
ッターベース(20)に支持させることにより、粘着テー
プ(T)の切断を直線状またはギザギザ状に行うことが
できるのである。また、粘着テープ(T)の切断状態を
変更するには、ギザ型切断刃(41)を固定した刃体カー
トリッジ(30)と直線型切断刃(42)を固定した刃体カ
ートリッジ(30)とを交換することにより行うことがで
きることは当然である。しかも、この刃体カートリッジ
(30)の交換作業は、カッターベース(20)の収納部
(21)に対する挿入・取外しによって行えばよいから、
その交換作業を非常に容易に行うことができるものなの
である。
カートリッジ本体(31)前面にギザ型切断刃(41)また
は直線型切断刃(42)を交換可能に支持することができ
るから、これを粘着テープディスペンサー(100)のカ
ッターベース(20)に支持させることにより、粘着テー
プ(T)の切断を直線状またはギザギザ状に行うことが
できるのである。また、粘着テープ(T)の切断状態を
変更するには、ギザ型切断刃(41)を固定した刃体カー
トリッジ(30)と直線型切断刃(42)を固定した刃体カ
ートリッジ(30)とを交換することにより行うことがで
きることは当然である。しかも、この刃体カートリッジ
(30)の交換作業は、カッターベース(20)の収納部
(21)に対する挿入・取外しによって行えばよいから、
その交換作業を非常に容易に行うことができるものなの
である。
また、各刃体カートリッジ(30)においては、これに支
持固定した切断刃に対して、ブレードカバー(32)が上
下動可能となっているから、これにより、粘着テープデ
ィスペンサー(100)の不使用時に切断刃の上端部すな
わち刃をブレードカバー(32)によって保護することが
でき、不用意な使用によって使用者が指等に傷をするこ
とはないのである。
持固定した切断刃に対して、ブレードカバー(32)が上
下動可能となっているから、これにより、粘着テープデ
ィスペンサー(100)の不使用時に切断刃の上端部すな
わち刃をブレードカバー(32)によって保護することが
でき、不用意な使用によって使用者が指等に傷をするこ
とはないのである。
特に、第一請求項に係る刃体カートリッジ(30)におい
ては、主として、カートリッジ本体(31)と、これに弾
性片(32a)を介して一体化したブレードカバー(32)
によって構成したものであるから、その全体構成を非常
に簡単にすることができることは勿論、これにより、そ
の製造を非常に容易に行うことができるのである。
ては、主として、カートリッジ本体(31)と、これに弾
性片(32a)を介して一体化したブレードカバー(32)
によって構成したものであるから、その全体構成を非常
に簡単にすることができることは勿論、これにより、そ
の製造を非常に容易に行うことができるのである。
また、第二請求項に係る刃体カートリッジ(30)におい
ては、カートリッジ本体(31)と、このカートリッジ本
体(31)とは別体のブレードカバー(32)と、カートリ
ッジ本体(31)の開口(32d)内に支持される揺動スト
ッパ(37)とにより主として構成したから、第一請求項
に係る刃体カートリッジ(30)に比較すれば構成が少し
多くなってはいるが、揺動ストッパ(37)を揺動させて
その係合片(37a)とブレードカバー(32)との係合を
解かない限り揺動ストッパ(37)の下動をすることがで
きないのであるから、切断刃の刃が露出することによる
危険性を確実に防止することができるのである。
ては、カートリッジ本体(31)と、このカートリッジ本
体(31)とは別体のブレードカバー(32)と、カートリ
ッジ本体(31)の開口(32d)内に支持される揺動スト
ッパ(37)とにより主として構成したから、第一請求項
に係る刃体カートリッジ(30)に比較すれば構成が少し
多くなってはいるが、揺動ストッパ(37)を揺動させて
その係合片(37a)とブレードカバー(32)との係合を
解かない限り揺動ストッパ(37)の下動をすることがで
きないのであるから、切断刃の刃が露出することによる
危険性を確実に防止することができるのである。
第1図は本考案に係る刃体カートリッジが使用される粘
着テープディスペンサーの斜視図、第2図はカッターベ
ースによって開口部を閉じた状態の粘着テープディスペ
ンサーの斜視図、第3図は粘着テープディスペンサーの
本体を開いた状態の斜視図、第4図は粘着テープディス
ペンサーの構成を示す分解斜視図である。 第5図〜第11図は第一請求項に係る刃体カートリッジを
示すもので、第5図は切断刃として直線型切断刃を採用
した刃体カートリッジの拡大斜視図、第6図は切断刃と
してギザ型切断刃を採用した刃体カートリッジの拡大斜
視図、第7図はこの第一請求項に係る刃体カートリッジ
の分解斜視図、第8図〜第11図のそれぞれは粘着テープ
を切断する際の各部の状態を順を追って示す縦断面図で
ある。 第12図〜第16図は第二請求項に係る刃体カートリッジを
示すもので、第12図はこの刃体カートリッジの分解斜視
図、第13図〜第16図のそれぞれは粘着テープを切断する
際の各部の状態を順を追って示す縦断面図である。 第17図〜第21図は従来の技術を示すもので、第17図は粘
着テープディスペンサーの部分破断側面図、第18図はこ
の粘着テープディスペンサーに使用されているカッタの
拡大斜視図、第19図は他の粘着テープディスペンサーを
示す斜視図、第20図及び第21図のそれぞれは従来の切断
刃の保護構成を示す部分拡大断面図である。 符号の説明 100…粘着テープディスペンサー、10…本体、11…開口
部、20…カッターベース、21…収納部、22…案内部、30
…刃体カートリッジ、31…カートリッジ本体、31a…収
納部、32…ブレードカバー、32a・32b…弾性片、32d…
開口、33…開口、34…案内部、36…カバー支持体、36a
…カム面、37…揺動ストッパ、38…スプリング、39…セ
ットプレート、T…粘着テープ。
着テープディスペンサーの斜視図、第2図はカッターベ
ースによって開口部を閉じた状態の粘着テープディスペ
ンサーの斜視図、第3図は粘着テープディスペンサーの
本体を開いた状態の斜視図、第4図は粘着テープディス
ペンサーの構成を示す分解斜視図である。 第5図〜第11図は第一請求項に係る刃体カートリッジを
示すもので、第5図は切断刃として直線型切断刃を採用
した刃体カートリッジの拡大斜視図、第6図は切断刃と
してギザ型切断刃を採用した刃体カートリッジの拡大斜
視図、第7図はこの第一請求項に係る刃体カートリッジ
の分解斜視図、第8図〜第11図のそれぞれは粘着テープ
を切断する際の各部の状態を順を追って示す縦断面図で
ある。 第12図〜第16図は第二請求項に係る刃体カートリッジを
示すもので、第12図はこの刃体カートリッジの分解斜視
図、第13図〜第16図のそれぞれは粘着テープを切断する
際の各部の状態を順を追って示す縦断面図である。 第17図〜第21図は従来の技術を示すもので、第17図は粘
着テープディスペンサーの部分破断側面図、第18図はこ
の粘着テープディスペンサーに使用されているカッタの
拡大斜視図、第19図は他の粘着テープディスペンサーを
示す斜視図、第20図及び第21図のそれぞれは従来の切断
刃の保護構成を示す部分拡大断面図である。 符号の説明 100…粘着テープディスペンサー、10…本体、11…開口
部、20…カッターベース、21…収納部、22…案内部、30
…刃体カートリッジ、31…カートリッジ本体、31a…収
納部、32…ブレードカバー、32a・32b…弾性片、32d…
開口、33…開口、34…案内部、36…カバー支持体、36a
…カム面、37…揺動ストッパ、38…スプリング、39…セ
ットプレート、T…粘着テープ。
Claims (2)
- 【請求項1】粘着テープを収納する本体と、この本体の
開口部に設けられたカッターベースとを備えた粘着テー
プディスペンサーに使用される刃体カートリッジであっ
て、 この刃体カートリッジを、前記カッターベースの収納部
内に取出可能に収納されるカートリッジ本体と、このカ
ートリッジ本体の前面に支持固定されてカートリッジ本
体から突出する切断刃と、前記カートリッジ本体の裏面
側に弾性片を介して一体的に設けられて前記切断刃の上
端が挿入される開口を有したブレードカバーとを備えた
ものとして構成したことを特徴とする刃体カートリッ
ジ。 - 【請求項2】粘着テープを収納する本体と、この本体の
開口部に設けられたカッターベースとを備えた粘着テー
プディスペンサーに使用される刃体カートリッジであっ
て、 この刃体カートリッジを、前記カッターベースの収納部
内に取出可能に収納されるカートリッジ本体と、このカ
ートリッジ本体の前面に一体的に形成されてその上側に
カム面を有するカバー支持体と、このカバー支持体に摺
動可能に案内支持されて前記カム面に当接する弾性片を
有したブレードカバーと、このブレードカバーを挟んだ
状態で前記カバー支持体に固定されて前記ブレードカバ
ーより下方に位置する切断刃と、前記カートリッジ本体
の収納部内に揺動自在に収納支持されて前記ブレードカ
バーの下端に係合する係合片を有した揺動ストッパと、
この揺動ストッパをその係合片の係合方向に付勢するス
プリングとを備えたものとして構成したことを特徴とす
る刃体カートリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2997390U JPH0718549Y2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 粘着テープディスペンサーに使用される刃体カートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2997390U JPH0718549Y2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 粘着テープディスペンサーに使用される刃体カートリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03120393U JPH03120393U (ja) | 1991-12-11 |
JPH0718549Y2 true JPH0718549Y2 (ja) | 1995-05-01 |
Family
ID=31532716
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2997390U Expired - Lifetime JPH0718549Y2 (ja) | 1990-03-23 | 1990-03-23 | 粘着テープディスペンサーに使用される刃体カートリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0718549Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6221672B2 (ja) * | 2013-11-19 | 2017-11-01 | コクヨ株式会社 | テープディスペンサー |
-
1990
- 1990-03-23 JP JP2997390U patent/JPH0718549Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03120393U (ja) | 1991-12-11 |
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