JPH04180451A - 情報配給方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、配給者が著作権者または著作権管理者から
提供されて記憶装置に記憶させている多数の情報の中か
ら、需要者が希望する情報を伝送路を経由して送って貰
い、これを需要者が保有する記憶装置に一旦記憶させた
後に再生する方式に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、音声、文字、映像などの情報をレコード、テープ
、書籍などの媒体ごと入手する手段としては、レコード
店、書店などで購入することが行なわれ、情報のみを入
手する手段としては、テレビジ菖ンまたはラジオ放送の
受信、有線音楽放送の受信、貸しコード店や貸ビデオ店
からの借用や、キャプテンシステムなどの画像情報受信
がある。

〔発明が解決しようとする課題〕

需要者が情報のみを入手しようとする場合、放送は放送
局側が一方的に番組を決めるために、需要者が希望する
情報がなかなか放送されない欠点がある。貸しコード店
や貸ビデオ店から入手しようとする場合は、それらの営
業時間内に店へ出向かなければならぬ不便があり、かつ
著作権上の問題が多発している。キャプテンシステムな
どの画像情報は、静止画像のみであり、かつ選択できる
画像数は数１０枚程度にすぎず、長持間にわたってこれ
を観察する場合はその間通信回線が占有されるなどの欠
点がある。

この発明は、需要者が数多くの情報の中から希望する情
報を希望する時期に入手することができるようにしたも
のである。

〔課題を解決するための手段〕

この発明による配給方式は、配給者側の装置と多数の需
要者側の装置と両者を結ぶ伝送路とによって構成される
。

配給者側装置は、演送家、放送局といった著作者権や、
レコード会社のような著作権管理者から提供された多数
の情報が、大容量の記憶装置に記憶されている。この情
報は、音楽、映画、テレビジョンの報道番組や教養番組
、天気予報番組や気象図、文章、動かない絵画や図形な
ど多岐にわたり、更に著作権料が不要な公的機関の広報
番組や企業の広告番組なども含ませることができる。

配給者側装置には、上記記憶装置の他に、需要者の注文
を受信する手段と、この注文に対応して該当する情報を
上記記憶装置に記憶されている中から選出してこれを上
記需要者側装置へ向け伝送路を経由して送信する手段と
、この送信の都度回数または著作権料を上記著作権者ま
たは著作権管理者ごとに累算する手段と、上記送信の都
度回数または配給費用を需要者ごとに累算する手段とを
有する。

上記需要者側装置は、上記配給者側装置へ向けて希望す
る情報を注文する手段と、送られて来た情報を受信して
これを記憶装置に記憶させる手段と、この記憶されてい
る情報を再生する手段とを有する。

〔作　用〕

成る需要者が、成る情報を入手したいときは、自己の装
置の注文手段を作動させて配給者側装置へこれを注文す
る。

配給者側装置がこの注文を受信すると、該当する情報を
上記記憶装置に記憶されている中から選出し、伝送路を
経由してこれを上記需要者の装置へ送信する。これと同
時に、この情報の著作権者用のレジスタに、情報使用回
数または著作権料が登録される。また、上記需要者用の
レジスタには、情報配給回数または配給費用が登録され
る。

上記需要者の装置は、送られてきた情報を一旦記憶装置
に記憶させた上で、需要者が希望する時期に、画像また
は音声としてこれを再生させることができる。

この情報配給の費用として、配給者は需要者用レジスタ
に登録されている配給費用の累算額を、定期的に文書で
、或いは上述の情報配給経路によって請求し、需要者は
その額を適当な支払手段によって支払う、また、著作権
者らは、著作検者用レジスタに登録されている著作権料
の累算額を、配給者から支払いを受ける。

ここで、双方の記憶装置に高速書込読出が可能な磁気デ
ィスク、光ディスクなどを用いることにより、情報を短
時間内に伝送させることが可能になる。

〔実施例〕

第１図において、ｌＯは配給者側装置、２０は伝送路を
示し、伝送路２０には多数の需要者側装置３０が接続さ
れている。

配給者側装置ｌＯは大容量の記憶装！１を有し。

これには多数の情報１ａ、　ｌｂ、ＩＣ・・・・が記憶
されている。これらの情報は、著作権者または著作権管
理者から提供された音楽、映画、テレビジョン番組、気
象情報、公的機関の広報、企業の広告のほか、成る需要
者から１名または複数基の他の需要者に向けた私的な情
報も含めることができる。そして、これらの情報には、
著作権料の支払いが必要なもの、著作権料は不要で単に
需要者から配給費用を徴収すれば足りるもの、配給費用
を機関や企業が負担するものなどが含まれている。記憶
装置１は、情報１ａ、　ｌｂ、１ｃ・・・・の目録１ｐ
も記憶している。

２は伝送路２０を経由して需要者側から送られて来た信
号の受信部で、受信された信号は先づＩＤコードを識別
した後、照合部３において需要者情報バンク４が保有す
る需要者識別番号、料金の入金状況、契約有効期限等の
情報と照合され、次に分析部５で受信信号の内容が分析
され、その分析の結果、記憶装置ｉ１の記憶情報の注文
であった場合は、情報検索部６を作動させて指定された
情報を選び出し、これを高速で読出す、この情報がアナ
ログ信号の場合はＡ／Ｄ変換部７でデジタル化し、圧縮
部８でデータ圧縮を行った後、送信部９から伝送路２０
を経由して注文を行った需要者へ高速度で送信する。

これと同時に、著作４１１者レジスタｌ！では、上記情
報の著作権者の口座に、送った情報の名称及びその著作
権料が登録され、かつ著作権料の累算が行なわれる。ま
た、需要者レジスタ１２では、注文を行なったｗ１要者
の口座に、送った情報の名称及び配給費用が登録され、
かつ配給費用の累算が行なわれる。この配給費用は、上
記著作権料に配給者の手数料を加算したものである。

この著作権者レジスタ１１の登録内容は、定期的に著作
権者または著作権管理者に通報される。また、需要者レ
ジスタ１２の内容は、情報配給の都度または需要者から
伝送路２０を経由して要求があったときに、伝送路２０
を経由して送られ、かつ定期的に請求書の形式で需要者
へ送られる。

伝送路２０としては１例えば映画やテレビジョン画像の
ように情報量が多い場合は、光フアイバーケーブルなど
を用いる必要があるが、静止画像や音声のように比較的
情報量が少なければ、電話回線を利用することができる
。

需要者側装置３０は、ＩＤフード及び識別番号や、注文
信号などを入力するための入力部３１と、この入力を伝
送路２０を経由して配給者側装置ｌＯへ送るための送信
部３２とを有する。更に、配給者側装置ｌＯから送られ
てきた情報及び需要者レジスタ１２の登録内容を受信す
るための受信部３３を有し、その受信信号は一旦記憶装
置１３４に蓄えられる。そして、適当な時期に、これを
読出し、データ伸張部３５においてデータ圧縮部８で受
けた圧縮を復原し、デジタル信号の場合はＤ／Ａ変換部
３６においてアナログ信号に変換されて、再生部３７に
おいて画像表示または音響再生される。また、この情報
受信の都度、受信回数、情報の明細、配給費用等がレジ
スタ３８に登録される。

配給者側装置１０には、特定の情報に対して、需要者側
で記憶装置３４からの情報読出を１回或いは需要者が希
望する回数だけに制限する制御信号の発生部１３が設け
られており、この制御信号は特定の情報を送信する際に
その情報信号に附加される。これに対応して需要者側の
装置３０には制御部３９が設けられており、制御部３９
は、上記制御信号が受信されている場合は、記憶装置３
４からその記憶情報を指定回数だけ読出した際に、その
記憶を消去する。

この他、１＃Ｊ要者側装置３０には、需要者が配給者側
装置１０を経由して他の需要者へ情報を送りたい場合に
、この情報を送信部３２に入力するための情報入力部４
０が設けられている。また、記憶装置３４には、外部増
設記憶装置４１を附加接続するためのインターフェース
４２が設けられている。特に、映画やテレビジョン番組
のように情報量が極めて大きい場合には、テープ式のビ
デオレコーダを使用することもある。

上述の方式において、需要者は配給者から配布される目
録により、配給者側に記憶されている情報のタイトル及
び情報番号、分類コード、著作権書名及びコード、等を
知ることができるが、後述する注文手続によって、配給
者側の記憶装置ｌに記憶されている目録を入手すること
もできる。これにより、成る歌手の成る歌曲を注文した
い場合は、先づ歌曲を示す分類ボードと、その歌手名及
び歌曲基を示す情報番号を探す。

次に、第２図に示すフローチャートに従って操作を行な
う。

先づ、ステップＳ１において装置を作動状態にすると、
ステップＳ２において再生部３７の画面にＩＤコードの
入力の指示が出る。そこでＩＤニードを入力部３１で入
力すると、受信部２においてＩＤニードの照合が行なわ
れ、違っていればステップＳ５に移り、画面にアクセス
不能の表示が出て、ステップＳ６に移って終了する。

ＩＤコードが正しければ、ステップＳ４からＳ７へ移り
、画面に需要者識別番号の入力の指示が表示されるから
、ステップＳ８で識別番号を入力すると、ステップＳ９
において照合部３での照合が行なわれる。この入力した
識別番号が間違っていれば、ステップＳＩＯで画面に間
違いであるから再入力するよう指示が表われる。そして
、再入力を３回繰返しても正しい識別番号が入力されな
ければ、ステップＳ５に移って画面にアクセス不能の表
示が現われ、ステップＳ６で終了する。また、正しい識
別番号が入力されても、需要者に契約期限切れや料金怠
納があるときは、やはりステップＳ５においてアクセス
不能であることが、その理由と共に表示される。

ステップＳ９における適格審査を通過すると、ステップ
Ｓｌｌに移り、画面に情報の分類番号の入力の指示が表
示される。ステップＳ１２で歌曲を示す分類コードを入
力すると、ステップＳ１３で歌手名、曲名に対応する情
報番号の入力の指示が表示される。ステップＳ１４でこ
れらを入力すると、ステップＳ１５で分析が行なわれ、
その情報番号が間違っていれば、ステップＳ１Ｇへ移り
、間違いであるため再入力するよう指示が表示される。

入力した情報番号が正しければ、ステップＳ１？へ移り
、画面に歌手名、曲名などと共に、確認を求める表示が
現われる。若し、これが希望した曲でなかったら、ステ
ップＳ１Ｂで取消を入力し、希望した通りであればステ
ップＳ１９で確認を入力する。

情報の種類によっては、著作権料が不要なものもあるが
、多くの場合は利用する際に著作権料が入用であり、か
つ利用回数に応じて著作権料を納めるのが合理的な場合
もある。このような場合はステップＳ２０において記憶
装置３４からの記憶再生の回数についての質問が画面に
現われる。よってステップＳ２１で再生回数を入力する
と、その信号によってステップＳ２２に示す制御信号発
生部１３の設定が行なわれ、配給者側の記憶装置１から
需要者側の記憶装置３４に転送される情報に、再生回数
を入力した数に制限するための信号が附加される。情報
転送は、ステップＳ２３で行なわれ、その間表示画面に
は送信中であることを示す表示が、明滅して現われる。

送られる情報が著作権料を要しない場合は、ステップＳ
１９から直接ステップＳ２３へ移る。

なお、ステップＳ２２においては、上述のように制御信
号発生部１３の設定のほかに、著作権者レジスタ１１に
おける回数や著作権料などの登録、及び需要者レジスタ
１２における情報名２回数、配給費用などの登録も行な
われる。

情報の転送が終了すると、ステップＳ２４において送信
終了の表示が現われ、ステップＳ２５に移って動作が終
了する。

上述のようにして記憶装置３４に転送された情報は、需
要者は好みの時間に再生することができる。そして、ス
テップＳ２１で入力した回数の再生を終れば、その情報
は記憶装置３４から消去される。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によるときは、需要者が希望す
る情報を昼夜の別なく何時でも能率良く配給者から伝送
するものであり、しかも情報の使用量に応じて配給費用
及び著作権料を管理することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例のブロー、り図、第２図はそ
の動作の１例のフローチャートである。 １０・−・・配給者側装置、２０・−・・伝送路、３０
・・・・需要者側装置、ｌ・・・・記憶装置、２・・・
・配給者側受信部、９・・・・配給者側送信部、　１１
・・・・著作権者レジスタ、１２・・・・需要者レジス
タ、３１・・・・入力部（注文手段の一部）、３２・・
・・需要者側送信部（注文手段の一部）、３３・・・・
需要者側受信部、３４・・・・記憶部、３７・・・・再
生部。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）配給者側装置と複数の需要者側装置とよりなり、
   上記配給者側装置は、著作権者または著作権管理者から
   提供された多数の情報を記憶する記憶装置と、需要者の
   注文を受信する手段と、この注文に対応して該当する情
   報を上記記憶装置に記憶されている中から選出してこれ
   を注文をした需要者側装置に向け伝送路を経由して送信
   する手段と、この送信の都度送信回数または著作権料を
   上記著作権者または著作権管理者ごとに累算する手段と
   、上記送信の都度回数または配給費用を需要者ごとに累
   算する手段とを有し、上記需要者側装置は、上記配給者
   側装置へ向けて希望する情報を注文する手段と、送られ
   てきた情報を受信してこれを記憶装置に記憶させる手段
   と、この記憶装置に記憶されている情報を再生する手段
   とを有することを特徴とする情報配給方式。