JPH11225294A - 広報機、小型情報機および記録媒体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、広報機、小型情報機、および記録
媒体に関し、小型情報機に任意の場所で広報機などから
番組などの付帯情報を保存し得る機能を持たせ、保存し
た付帯情報をもとにメディア機（ＴＶ受像機や録画機な
ど）によって視聴や録画予約を可能にし、簡単な操作で
所望の番組などの視聴や所望の情報の取得を実現するこ
とを目的とする。 【解決手段】 放映する番組を表示および音声出力する
手段と、番組の付帯情報をワイヤレスで発信して小型機
に保存させる手段とを備えたことを特徴とする広報機、
およびワイヤレスで発信された番組の付帯情報あるいは
商品広告の付帯情報をワイヤレスで受信して保存する手
段と、保存した中から任意の付帯情報をメディア機にワ
イヤレスで発信して当該付帯情報の番組あるいは商品広
告を視聴あるいは録画予約させる手段とを備えたことを
特徴とする小型情報機である。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、広報機、小型情報
機および記録媒体に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、公共の放送等による番組を見る場
合には、番組表をもとにその表題を調べて希望するチャ
ネルや時間を意識し、ユーザがＴＶ受像機のチャネルに
設定して所望の番組を視聴するようにしている。

【０００３】また、近年、ネットワーク機能を利用して
番組表を転送し、それから直接に番組を指定して視聴で
きるようになっている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
番組を視聴するには、番組表から視聴したい表題を選択
してＴＶ受像機を操作して希望する番組を視聴したり、
録画予約してその時刻に番組を録画するようにしていた
ため、番組表を表示あるいは専用の機器によってネット
ワークから番組表をダウンロードして表示させ、選択し
てＴＶ受像機などを操作しないと希望する番組を視聴し
たり、録画予約したりできず、煩雑な操作が要求されて
しまうという問題があった。

【０００５】また、街頭で番組中の商品の広告などを行
っていても、その場で利用者に単に視聴させるのみで、
その番組を視聴する情報（チャネル、時間帯など）を視
聴者に保存させて帰宅して家庭のＴＶ受像機などで視聴
させることができないなどの問題もあった。

【０００６】本発明は、これらの問題を解決するため、
小型情報機に任意の場所で広報機などから番組などの付
帯情報を保存し得る機能を持たせ、保存した付帯情報を
もとにメディア機（ＴＶ受像機や録画機など）によって
視聴や録画予約を可能にし、簡単な操作で所望の番組な
どの視聴や所望の情報の取得を実現することを目的とし
ている。

【０００７】

【課題を解決するための手段】図１を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図１において、小型機１
は、番組および商品広告などの付帯情報をワイヤレスで
保存したり、付帯情報をメディア機３にワイヤレスで送
信して視聴したりなどするものである。

【０００８】広報機２は、番組および商品項目を表示お
よび音声出力したり、ワイヤレスで番組および商品広告
などの付帯情報を送信したりなどするものである。メデ
ィ機３は、小型機１からのワイヤレスで送信された番組
および商品広告などの付帯情報をもとに表示および音声
出力したり、録画したりなどするものである。

【０００９】次に、動作を説明する。広報機２が放映す
る番組を表示および音声出力すると共に、番組の付帯情
報をワイヤレスで発信して小型機１に保存させるように
している。

【００１０】また、広報機２が商品広告を表示および音
声出力すると共に、商品広告の付帯情報をワイヤレスで
発信して小型機１に保存させるようにしている。これら
の際に、広報機２はビデオ媒体あるいはネットワークか
ら番組と番組の付帯情報あるいは商品広告と商品広告の
付帯情報を再生あるいはダウンロードするようにしてい
る。

【００１１】また、小型機（小型情報機）１が広報機２
からワイヤレスで発信された番組の付帯情報あるいは商
品広告の付帯情報をワイヤレスで受信して保存すると共
に、保存した中から任意の付帯情報をメディア機３にワ
イヤレスで発信して当該付帯情報の番組あるいは商品広
告を視聴あるいは録画予約させるようにしている。

【００１２】この際、小型機１がワイヤレスで発信され
た付帯情報をワイヤレスで受信して保存する際に、有料
の場合には固有ＩＤを発信元の広報機２に返信して視聴
許可を取得するようにしている。

【００１３】また、小型機１は広報機２からワイヤレス
で発信された付帯情報をワイヤレスで受信して保存する
際に、有料の場合には固有ＩＤを広報機２に返信および
広報機２に支払して視聴許可を取得するようにしてい
る。

【００１４】従って、小型情報機１に任意の場所で広報
機２などから番組などの付帯情報を保存し得る機能を持
たせ、保存した付帯情報をもとに番組などを指定してメ
ディア機（ＴＶ受像機や録画機など）によって視聴や録
画予約を行うことにより、簡単な操作で所望の番組や商
品広告の視聴や所望の情報の取得を実現することが可能
となる。

【００１５】

【発明の実施の形態】次に、図１から図６を用いて本発
明の実施の形態および動作を順次詳細に説明する。

【００１６】図１は、本発明の１実施例構成図を示す。
図１の（ａ）は、小型機１および広報機２の構成例を示
す。図１の（ａ）において、小型機（小型情報機）１
は、広報機２とワイヤレス通信して付帯情報を保存した
り、送信したりするものであって、ここでは、番組付帯
情報を保存するものであり（図１の（ｂ）、（ｃ）でメ
ディア機３にワイヤレスで送信する）、１１ないし１５
から構成されるものである。

【００１７】ワイヤレス通信手段１１は、ワイヤレス
（例えば光通信、音波通信、電波通信など）で広報機２
と情報の送受信を行うものである。番組付帯情報保管管
理手段１２は、広報機２からワイヤレスで受信した番組
などの付帯情報を保管・管理するものである。

【００１８】番組付帯情報処理手段１３は、番組などの
付帯情報を処理するものであって、付帯情報の一覧を作
成したりなどの各種編集や処理を行うものである。視聴
許可キー処理手段１４は、広報機２からワイヤレスで受
信した番組や情報などが有料の場合に、小型機１の固有
ＩＤを広報機２に送信して視聴許可を取得などするもの
である。

【００１９】メディア機の制御手段１５は、保存した番
組などの付帯情報をワイヤレスで各種メディア機３に送
信してメディア機３を操作して番組を視聴したり、録画
予約したりなどするものである。

【００２０】広報機（ネットワーク接続型）２は、ネッ
トワーク接続された広報機であって、ネットワークから
番組などおよび番組などの付帯情報をダウンロードし、
番組などを表示および付帯情報をワイヤレスで送信した
りなどするものであり、２１ないし２６から構成される
ものである。

【００２１】ワイヤレス通信手段２１は、ワイヤレスで
小型機１との間で情報を送受信を行うものである。番組
付帯情報保管管理手段２２は、ネットワークからダウン
ロードした番組などおよび番組などの付帯情報を保管・
管理するものである。

【００２２】番組付帯情報処理手段２３は、番組などの
付帯情報を処理するものであって、付帯情報の一覧を作
成したりなどの各種編集や処理を行うものである。視聴
許可キー処理手段１４は、小型機１からワイヤレスで番
組の視聴要求に対して、有料の場合に、小型機１の固有
ＩＤを送信して視聴許可を与えたりなどするものであ
る。

【００２３】番組案内情報表示手段２５は、番組などの
案内情報を表示するものである。ネットワーク接続手段
２６は、ネットワークと接続して放送サービス局３０か
ら所望の番組などおよびその付帯情報をダウンロードす
るものである。

【００２４】図１の（ｂ）は、小型機１が広報機２から
番組の付帯情報をダウロンードして保存し、メディア機
３に番組の付帯情報を送信して視聴あるいは録画予約す
る状態を示す。

【００２５】図１の（ｂ−１）は、小型機１がワイヤレ
スで広報機１２上に表示されている番組の付帯情報を要
求して保存する状態を示す。この場合には、広報機２上
に図示のように、番組Ａの宣伝／解説が放映されてお
り、これを見た利用者が小型機１を操作して番組Ａの付
帯情報を要求し、この要求に対応して広報機２から番組
Ａの付帯情報をワイヤレスで発信し、小型機１が受信し
て保存する。

【００２６】以上によって、利用者は小型機１を操作
し、広報機２上に表示されている番組Ａの付帯情報（チ
ャネル、放映時間などの視聴に必要な情報）を取得して
内部に保存することが可能となる。

【００２７】図１の（ｂ−２）は、小型機１がワイヤレ
スでメディア機３に図１の（ｂ−１）で保存した番組の
付帯情報を送信して視聴あるいは録画予約する状態を示
す。この場合には、図１の（ｂ−１）で保存した番組の
付帯情報をワイヤレスでメディア機（自宅のＴＶ）３に
送信し、放送時間ならば番組表示指示して視聴し、一
方、放送時間でなければ、メディア機（自宅のビデオ）
３に録画予約を指示する。

【００２８】以上によって、利用者は小型機１を操作
し、図１の（ｂ−１）で保存した番組の付帯情報につい
て、放送時間帯であればメディア機（ＴＶ）３上に番組
を表示させて視聴し、一方、放送時間帯でなければメデ
ィア機（ビデオ）３に録画予約してその時間になったと
きに録画させることが可能となる。

【００２９】図１の（ｃ）は、メディア機３が広報機２
の機能を持ちネットワーク接続した場合を示す。この場
合には、既述した図１の（ｂ−１）の広報機２と（ｂ−
２）のメディア機（ＴＶ）３の機能を合わせ持つので、
利用者は小型機１を操作し、ネットワークからダウンロ
ードして広報機３上に放映されている番組Ａの宣伝／解
説の付帯情報をワイヤレスで送信を受けて内部に保存す
る。そして、利用者は小型機１を操作して保存した番組
の付帯情報の一覧表示してその中から１つを選択してワ
イヤレスでメディア機３に送信してその番組を視聴する
ことが可能となる。

【００３０】図１の（ｄ）は、メディア機３が広報機２
の機能を持ちかつビデオ接続した場合を示す。この場合
には、既述した図１の（ｂ−１）の広報機２と（ｂ−
２）のメディア機（ＴＶ）３の機能を合わせ持つがネッ
トワーク接続の替わりにビデオ接続しているので、利用
者は小型機１を操作し、ビデオ３１から再生されて広報
機３上に放映されている番組Ａの宣伝／解説の付帯情報
をワイヤレスで送信を受けて内部に保存する。そして、
利用者は小型機１を操作して保存した番組の付帯情報の
一覧表示してその中から１つを選択してワイヤレスでメ
ディア機３に送信してその番組を視聴することが可能と
なる。

【００３１】次に、図２のフローチャートに示す順序に
従い、図１の構成の動作の詳細に説明する。図２は、本
発明の動作説明フローチャートを示す。

【００３２】図２において、Ｓ１は、広報機に希望する
番組のＣＭ（コマーシャル）がでているか判別する。Ｙ
ＥＳの場合には、Ｓ２に進む。ＮＯの場合には、Ｓ１０
で番組一覧を希望するか判別し、ＹＥＳのときのＳ１１
で番組一覧を読み込み（要求して読み込み）、Ｓ３に進
み、ＮＯのときにＳ１に戻る。

【００３３】Ｓ２は、小型機により情報所得要求を行
う。Ｓ３は、小型機により番組付帯情報を取り込む。Ｓ
４は、小型機に情報保存する。これらＳ２ないしＳ４
は、利用者が小型機１を操作し、Ｓ２で番組付帯情報の
要求をワイヤレスで行い、それに対応して広報機２から
要求のあった番組付帯情報をワイヤレスで発信し、Ｓ３
でこれを小型機１が受信して内部に取り込み、Ｓ４で保
存する。

【００３４】Ｓ５は、小型機を操作してメディア機の起
動を行う。Ｓ６は、小型機に希望番組情報の番組一覧情
報が保存されているか判別する。ＹＥＳの場合には、Ｓ
７に進む。ＮＯの場合には、Ｓ１２で汎用的なメディア
機制御機能を起動し、終了する。

【００３５】Ｓ７は、小型機内の希望番組に現在放送中
のものがあるか判別する。ＹＥＳの場合には、Ｓ８に進
む。ＮＯの場合には、Ｓ１３で現在および以降の希望番
組／番組一覧を表示し（希望番組は強調表示）、Ｓ１４
で録画希望か判別し、ＹＥＳのときにＳ１９の録画処理
を行い、Ｓ９で該当する番組を表示し、一方、ＮＯのと
きにＳ１５で表示予約処理を行う。

【００３６】Ｓ８は、Ｓ７のＹＥＳで現在放送中のもの
があると判明したので、該当するものが１つか判別す
る。ＹＥＳの場合には、Ｓ９で該当する番組を表示し、
終了する。ＮＯの場合には、現在放送中の番組が複数と
判明したので、Ｓ１６で現在放送中の番組一覧を表示
し、Ｓ１７で番組選択処理を行い、Ｓ１８で選択されな
かった番組は録画希望か判別し、ＹＥＳのときにＳ１９
で録画処理してＳ９で該当する番組を表示し、ＮＯのと
きにＳ９で該当する番組を表示する。

【００３７】以上によって、広報機２上に希望する番組
が表示されている場合に、利用者が小型機１を操作して
番組の付帯情報をワイヤレスで受信して保存し、次に、
小型機１を操作してメディア機３を起動して現在放送中
の番組の付帯情報をもとに該当する番組を表示させた
り、現在放送中の番組が複数のときは他の表示できない
番組を録画したりすることが可能となる。

【００３８】図３は、本発明の番組管理テーブル例を示
す。これは、既述した図２の広報機２上に表示する番組
が有料番組の場合に、視聴希望者の小型機１のＩＤを登
録して視聴を許可したり、課金したり管理するテーブル
である。ここでは、図示のように、番組管理テーブルに
は、番組ＩＤ毎に、 ・視聴希望者の小型機１のＩＤ： ・支払状況： ・視聴状況： ・その他： を登録して管理する。既述した図２のＳ２、Ｓ３、Ｓ４
で小型機１を操作して広報機２から番組の付帯情報をワ
イヤレスでダウンロードを受けて保存するときに併せて
小型機１の固有ＩＤを広報機２に送信して有料番組の視
聴許可を得たときに当該広報機２の側の番組管理テーブ
ルに図示のように小型機１のＩＤ、支払状況、視聴状況
を登録する。

【００３９】図４は、本発明の付帯情報例を示す。付帯
情報には、番組の付帯情報、商品の付帯情報、レンタル
品の付帯情報などがある。以下説明する。図４の（ａ）
は、付帯情報（番組）の例を示す。この付帯情報（番
組）は、図示の下記のように番組を視聴するために必要
な情報およびその概要が判明する程度に番組名、内容要
約などを登録したものである。

【００４０】 ・管理ＩＤ：＃１（番組の付帯情報を表すＩＤ） ・分類 ：ドラマ ・番組名 ：君の瞳 ・内容要約：悲恋の・・・ ・放送時刻：９８．１．１ １０：００〜 ・チャネル：ＣＳ１００ ・その他 ： 図４の（ｂ）は、付帯情報（商品）の例を示す。この付
帯情報（商品）は、図示の下記のように商品や商品に関
する販売方法や用途などの必要な情報およびその概要が
判明する程度に商品名、内容要約などを登録したもので
ある。

【００４１】 ・管理ＩＤ：＃１１（商品の付帯情報を表すＩＤ） ・分類 ：パソコン ・商品名 ：ＦＭＶ ・内容要約：最新の・・・ ・販売時期：９８．１．１ １０：００〜 ・店舗情報：Ｇ１ ・その他 ： 図４の（ｃ）は、付帯情報（レンタル品）の例を示す。
この付帯情報（レンタル品）は、図示の下記のようにレ
ンタル品やレンタル品に関する情報の概要が判明する程
度に分類、内容要約などを登録したものである。

【００４２】 ・管理ＩＤ：＃２１（レンタル品の付帯情報を表すＩ
Ｄ） ・分類 ：書籍 ・品名 ：僕の本 ・内容要約：昔・・・ ・販売時期：９８．１．１ １０：００〜 ・貸出場所：〇図書館 ・その他 ： 図５は、本発明の他の実施例構成図を示す。

【００４３】図５の（ａ）は、ポスターを見て利用者が
小型機１を操作して単機能広報機２７から番組の付帯情
報を保存する例を示す。この場合には、図示のように、
番組Ａの宣伝／解析ポスターを利用者が見て、小型機１
を操作してポスターの下段に取り付けてある単機能広報
機２７からワイヤレスで図示の番組Ａの付帯情報を読み
出して内部に保存する。そして、既述した図１の（ｄ）
に示すようにして、小型機１を操作し、メディア機３に
番組Ａの付帯情報をワイヤレスで送信して画面上に番組
Ａを表示あるいは録画予約することが可能となる。

【００４４】図５の（ｂ）は、図５の（ａ）の単機能広
報機２７に、小型機１から番組の付帯情報をワイヤレス
で書き込む状態を示す。このように、小型機１を利用し
て、図１の（ａ）のポスターの下段の単機能広報機２７
に当該ポスターに記載した番組の付帯情報を容易に書き
込むことが可能となる。

【００４５】図５の（ｃ）は、番組の他に、切符／券／
商品の宣伝、説明に応用した例を示す。図５の（ｃ−
１）は、ユーザーが小型機１を操作して、広報機２上に
表示されている切符情報、券情報、商品の宣伝情報を見
て、必要な情報をワイヤレスで小型機１に取り込んで保
存する状態を示す。

【００４６】図５の（ｃ−２）は、図５の（ｃ−１）で
小型機１に保存した情報（切符／券／商品などの付帯情
報）をワイヤレスで、ここでは発券装置２８に送信して
付帯情報の券を表示し、レジ装置２９で支払を行って発
券を受ける状態を示す。

【００４７】図５の（ｄ）は、番組サムネイルにより番
組指定を行うシステムの例を示す。図５の（ｄ−１）
は、利用者が小型機１を操作し、広報機３上に表示され
ている番組サムネイル提供を見て、これをワイヤレスで
要求して読み込んで内部に保存する状態を示す。この
際、図示のように、単機能広報機２７から番組サムネイ
ルをワイヤレスで小型機１が要求して送信を受けて内部
に保存するようにしてもよい。

【００４８】図５の（ｄ−２）は、図５の（ｄ−１）で
番組サムネイルを取得して小型機１の表示部上に表示し
た状態を示す。この小型機１上に表示された番組サムネ
イルを利用者が見て、メディア機３にワイヤレスで送信
して視聴指示したり録画予約指示したりすることが可能
となる。

【００４９】図５の（ｄ−３）は、利用者が小型機１を
操作して旧メディア機３２に番組のチャネルを指示して
表示させる状態を示す。この場合には、旧メディア機３
２とのワイヤレスによる通信方式を、予め広報機３から
ワイヤレスで取得して内部に保持する必要がある。

【００５０】図６は、本発明の他の実施例構成図を示
す。これは、小型機１の固有ＩＤを含む視聴許可キーに
より有料番組視聴を許可するシステムの例である。図６
の（ａ）は、利用者が小型機１を操作し、広報機２上に
放送サービス局３０から配信された有料の宣伝／解説映
像を見て視聴を希望する状態を示す。ここでは、利用者
は広報機２の画面上に表示されている有料の宣伝／解説
映像を見て、視聴を希望する場合には、小型機１を操作
し、視聴を希望する旨および固有ＩＤを広報機２にワイ
ヤレスで送信する。この際、広報機２は、放送サービス
局３０から宣伝／解説映像ＤＢから宣伝／解説映像の送
信を受けると共に、番組付帯情報の配信を受ける。

【００５１】図６の（ｂ）は、小型機１から固有１ＩＤ
および視聴希望をワイヤレスで広報機２を経由して放送
サービス局３０が受信して視聴許可ＤＢに登録すると共
に、番組ＩＤおよび番組付帯情報を小型機１が記録した
状態を示す。この状態では、視聴許可ＤＢには、下記の
項目を順に登録する。

【００５２】・番組ＩＤ．小型機の固有ＩＤ．視聴許
可．視聴済 具体的には、図示の下記のように項目を順次登録する。 ・Ｂ０１．Ａ０１．未．未 ここで、先頭から順にＢ０１は番組ＩＤ、Ａ０１は小型
機１の固有ＩＤ、未は視聴許可が未、未は視聴済みが未
をそれぞれ表す。

【００５３】図６の（ｃ）は、放送サービス局３０で視
聴許可を発行し、視聴許可ＤＢに済みを登録した状態を
示す。この状態では、視聴許可ＤＢには、図示の下記の
ように登録される。

【００５４】・Ｂ０１．Ａ０１．済．未 図６の（ｄ）は、小型機１がメディア機３を経由して希
望する有料番組の提供を放送サービス局３０に要求およ
び固有ＩＤと番組ＩＤを送信し、放送サービス局３０か
ら所定の番組を配信し、ユーザが希望した番組を視聴す
る状態を示す。この状態では、放送サービス局３０から
メディア機３に希望した番組の例えばスクランブルが解
除される信号が番組のフレーム間の帰線期間に挿入され
ておりそれを用いてメディア機３がスクランブルを解除
して番組を画面上に表示および音声出力する。

【００５５】図６の（ｅ）は、番組が終了した時点など
で放送サービス局３０では視聴許可ＤＢの視聴済の項目
を済にして下記のように更新する状態を示す。 ・Ｂ０１．Ａ０１．済．済 以上によって、小型機１は、広報機２上の有料番号につ
いてその付帯情報を保存し、この付帯情報をワイヤレス
でメディア機３に送信して放送サービス局３０に希望す
る番組ＩＤ、固有ＩＤを送信して許可を得て、メディア
機３上で番組を視聴することが可能となると共に、放送
サービス局３０側では視聴許可ＤＢに番組ＩＤ、固有Ｉ
Ｄ、視聴許可、視聴済を登録して管理すると共に課金を
管理することが可能となる。

【００５６】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
小型情報機１に任意の場所で広報機２などから番組など
の付帯情報を保存し得る機能を持たせ、保存した付帯情
報をもとに番組などをメディア機（ＴＶ受像機や録画機
など）によって視聴や録画予約を行う構成を採用してい
るため、簡単な操作で所望の番組や商品広告の視聴や所
望の情報の取得を実現できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の１実施例構成図である。

【図２】本発明の動作説明フローチャートである。

【図３】本発明の番組管理テーブル例である。

【図４】本発明の付帯情報例である。

【図５】本発明の他の実施例構成図である。

【図６】本発明の他の実施例構成図である。

【符号の説明】

１：小型機 １１、２１：ワイヤレス通信手段 １２、２２：番組付帯情報保管管理手段 １３、２３：番組付帯情報処理手段 １４、２４：視聴許可キー処理手段 １５：メディア機の制御手段 ２５：番組案内情報表示手段 ２６：ネットワーク接続手段 ２７：単機能広報機 ３０：放送サービス局 ３：メディア機 ３１：ビデオ

Claims (7)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】番組を視聴させる広報機において、 放映する番組を表示および音声出力する手段と、 上記番組の付帯情報をワイヤレスで発信して小型機に保
   存させる手段とを備えたことを特徴とする広報機。
2. 【請求項２】商品広告を視聴させる広報機において、 商品広告を表示および音声出力する手段と、 上記商品広告の付帯情報をワイヤレスで発信して小型機
   に保存させる手段とを備えたことを特徴とする広報機。
3. 【請求項３】ビデオ媒体あるいはネットワークから上記
   番組と番組の付帯情報あるいは商品広告と商品広告の付
   帯情報を再生あるいはダウンロードすることを特徴とす
   る請求項１あるいは請求項２記載の広報機。
4. 【請求項４】メディア機を操作して番組あるいは商品広
   告を視聴する小型情報機において、 ワイヤレスで発信された番組の付帯情報あるいは商品広
   告の付帯情報をワイヤレスで受信して保存する手段と、 保存した中から任意の付帯情報をメディア機にワイヤレ
   スで発信して当該付帯情報の番組あるいは商品広告を視
   聴あるいは録画予約させる手段とを備えたことを特徴と
   する小型情報機。
5. 【請求項５】上記ワイヤレスで発信された付帯情報をワ
   イヤレスで受信して保存する際に、有料の場合には固有
   ＩＤを発信元に返信して視聴許可を取得する手段を備え
   たことを特徴とする請求項４記載の小型情報機。
6. 【請求項６】広報機から上記ワイヤレスで発信された付
   帯情報をワイヤレスで受信して保存する際に、有料の場
   合には固有ＩＤを上記広報機に返信および上記広報機に
   支払いして視聴許可を取得する手段を備えたことを特徴
   とする請求項４記載の小型情報機。
7. 【請求項７】ワイヤレスで発信された番組あるいは商品
   広告の付帯情報をワイヤレスで受信して保存する手段
   と、 保存した中から任意の付帯情報をメディア機にワイヤレ
   スで発信して当該付帯情報の番組あるいは商品広告を視
   聴あるいは録画予約させる手段として機能させるプログ
   ラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。