JP2003143584A - 近辺にurlを無線通知する映像再生装置、この装置に使用する映像記録媒体 - Google Patents

近辺にurlを無線通知する映像再生装置、この装置に使用する映像記録媒体

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JP2003143584A
JP2003143584A JP2001335257A JP2001335257A JP2003143584A JP 2003143584 A JP2003143584 A JP 2003143584A JP 2001335257 A JP2001335257 A JP 2001335257A JP 2001335257 A JP2001335257 A JP 2001335257A JP 2003143584 A JP2003143584 A JP 2003143584A
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JP
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video
url
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karaoke
video data
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JP2001335257A
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English (en)
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Toru Nozawa
亨 野沢
Shinji Sakurai
伸司 桜井
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Daiichikosho Co Ltd
Original Assignee
Daiichikosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像再生装置により映し出されている映像に
関連した情報をインターネット上の特定の情報サイトか
ら取り寄せる行為を、その映像を見ている人が所持して
いるパーソナル携帯情報端末を使って実行するのに、利
用者にほとんど負担をかけないようにする。 【解決手段】 デジタル蓄積メディアまたはデジタル通
信メディアにより与えられる映像データを表示する映像
再生装置であって、自身が主局となって従局となる近辺
に存在するパーソナル携帯情報端末と所定のプロトコル
に従って無線通信するための近距離無線通信手段と、表
示処理する映像データに付帯して所定のデータ構造でU
RLが記述されている場合、そのURLを前記パーソナ
ル携帯情報端末にハイパーリンク形式で伝達するための
電文を前記近距離無線通信手段により発信するURL通
知手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタル蓄積メ
ディアまたはデジタル通信メディアにより与えられる映
像データを表示する映像再生装置に関し、とくに、表示
される映像に関連した情報を提供しているサイトのUR
Lを近辺に無線通知する装置に関する。
【0002】
【発明の背景】我が国ではインターネットに接続できる
携帯電話サービス(PHSも含む)の利便性・有用性が
多くの人々に支持され、一般社会に急速に普及しつつあ
る。これにより人々のコミュニケーションのありさまに
激変がもたらされ、また企業や団体の広告活動とか広報
活動に従来あり得なかったさまざまな新手法が採り入れ
られている。
【0003】インターネット上には携帯電話機の利用者
向けにさまざまな情報を提供する多数のサイトが運営さ
れている。利用者がブラウザ付き携帯電話機を操作して
任意の情報提供サイトにアクセスすると、サイトに用意
されている情報が携帯電話機に送達される。この情報
は、典型的にはマークアップ言語で記述されたハイパー
テキスト形式の文書情報である。この情報がブラウザに
よって解釈処理されて携帯電話機の液晶表示器に文書の
体裁で表示される。この文書を表示している状態におい
て、ハイパーテキストの仕組みでさまざまな情報通信処
理機能を利用できる。最近では、情報提供サイトから携
帯電話機にJavaプログラムなどを送達し、このプロ
グラムなどを携帯電話機で解釈実行することで、電子商
取引やネットワークゲームなどの大規模で複雑で高度な
情報通信処理を行う応用も現実的になってきた。音楽や
画像などのデジタルコンテンツを携帯電話機に提供する
サービスも増えている。
【0004】一方で、このような携帯電話機向けの情報
提供サービスに関し、実に単純なことだけれども実用的
には重要な問題点が明らかになった。それは、希望の情
報提供サイトを特定するためのアドレス(URL)の文
字記号列を携帯電話機のキーボードから入力することが
きわめて面倒くさいということである。
【0005】たとえば、電車の中の吊り広告にURLを
掲載しておき、これを見た人が携帯電話機で自社サイト
にアクセスしてくれることを期待することは、多くの場
合うらぎられるであろう。電車内の広告に掲示されたU
RLを携帯電話機で入力することは面倒であり、多くの
人に気軽にやってもらえることではない。
【0006】ブラウザ付き携帯電話機にはブックマーク
機能が用意されており、利用者が頻繁にアクセスする情
報提供サイトを登録しておけば、それら登録サイトに簡
単にアクセスできるようになっている。しかし、これは
携帯電話機にいちど取り込んだURLにあとでアクセス
しようと思った場合に有効な機能であって、初めてのU
RL入力が簡便に行えるわけではない。
【0007】携帯電話機でのURL入力の面倒くささを
改善するために、いくつかの対策が案出され、実用化さ
れているものもある。たとえば、携帯電話機にバーコー
ドリーダーを組み込んでおき、バーコード化されたUR
Lを読み取る方法がある。また、短縮番号照会サーバー
を経由することで、長いURLに割り当てられた短縮番
号を入力するだけで希望のサイトにつながるサービスが
ある。
【0008】
【発明の開示】出願人らは、たとえばカラオケ装置に付
属の映像再生装置において、カラオケ演奏のあいまに広
告映像を流した上で、その広告に関連した情報を提供し
ているインターネット上の情報サイトに利用者を誘導し
たいと考えた。そのために、この発明では、デジタル蓄
積メディアまたはデジタル通信メディアにより与えられ
る映像データを表示する映像再生装置において、自身が
主局となって従局となる近辺に存在するパーソナル携帯
情報端末と所定のプロトコルに従って無線通信するため
の近距離無線通信手段と、表示処理する映像データに付
帯して所定のデータ構造でURLが記述されている場
合、そのURLを前記パーソナル携帯情報端末にハイパ
ーリンク形式で伝達するための電文を前記近距離無線通
信手段により発信するURL通知手段とを設けたことを
特徴とする。
【0009】また第2の発明は、前記のように構成され
た映像再生装置が取り扱う前記デジタル蓄積メディアで
あって、映像データに付帯して所定のデータ構造でUR
Lが記述されていることを特徴とする映像記録媒体であ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】===実施例としてのカラオケ演
奏装置=== 以下では、いわゆるカラオケボックスとかカラオケバー
などと呼ばれるカラオケ店で運用されているカラオケ演
奏装置をとりあげ、それに付属の映像再生装置に本発明
を適用した実施例について説明する。
【0011】図1はこの発明を適用したカラオケ演奏装
置の構成例を示している。よく知られているように、カ
ラオケ演奏装置は、パソコン相当のコンピュータ応用機
器であって、中央処理装置1がCPU・ROM・RAM
を含んだコンピュータ本体であり、大容量の外部記憶で
あるハードディスク装置2と、加入電話回線またはIS
DN回線を介してカラオケホスト装置と通信する通信制
御装置3と、利用者からの入力情報を受け付けるととも
に利用者に向けて案内情報や応答情報を提示する利用者
インタフェース装置4と、MIDIデータを主体にした
音楽演奏データに基づいて伴奏音楽の音響信号を生成す
る音楽生成装置5と、伴奏音楽やマイクロホンからの音
響信号を増幅してスピーカーから発音する音響装置6
と、CRTやLCDあるいはPDPなどを用いた映像表
示装置7と、この映像表示装置7に表示すべき画像デー
タを処理する画像処理装置8と、各種の映像データが収
録されたCD−ROMやDVD−ROMをディスクチェ
ンジャに装填しておいて適宜に再生する光ディスク装置
9と、中央処理装置1に制御下で近辺のパーソナル携帯
情報端末(図示していない)と無線通信するブルートゥ
ース通信装置10とを備えいてる。
【0012】中央処理装置1は、適宜な記憶部に演奏予
約の待ち行列を作成してカラオケ楽曲の演奏順番を管理
し、その待ち行列から登録順に楽曲番号を取り出し、ハ
ードディスク装置2のカラオケ楽曲データベースから該
当するカラオケ楽曲データを取り出して処理する。1つ
の楽曲番号に対応する1曲分のカラオケ楽曲データは、
MIDIデータやADPCMデータなどで表現されたカ
ラオケ伴奏音楽の起源となる音楽演奏データと、伴奏音
楽に同期した歌詞字幕を表示するための歌詞字幕データ
と、伴奏音楽の出力期間に前記歌詞字幕の背景として表
示すべき映像データを直接または間接に指定する映像指
定データと、当該楽曲のタイトルやアーチストや著作者
を字幕表示するための楽曲説明字幕データなどが対応づ
けされたデータ群である。また、ハードディスク装置2
と光ディスク装置9を記憶資源として、カラオケ背景と
して表示される映像データベースも構築されており、中
央処理装置1はカラオケ楽曲データ処理の一環として前
記映像指定データに基づいて映像データベースから適宜
な映像データを取り出して画像処理装置8に受け渡し、
歌詞字幕とともに映像表示装置7により表示する。
【0013】===映像番組の表示=== カラオケ演奏装置においては、カラオケ演奏時に歌詞字
幕と組み合わせて適宜な映像番組を表示することに加え
て、リクエスト曲がない場合には適宜に選定される映像
番組を映像表示装置7にて表示するし、またリクエスト
曲があっても楽曲番号とは違うサブコンテンツ番号を前
記待ち行列に自動的または手動で登録しておき、そのサ
ブコンテンツ番号に順番がまわってくると該当する映像
番組を映像表示装置7にて表示する。
【0014】これらいずれの映像表示モードにおいても
本発明を適用することができる。この実施例において
は、光ディスク装置9のチェンジャにつぎのような映像
データを収録したDVD−ROMタイトル「通信販売ガ
イド」が存在する。このDVD−ROMタイトルには、
通信カラオケプロバイダーと提携しているいくつかの通
販業者の取扱商品を適宜に分類整理してカラオケ利用者
に向けて紹介し、購買を促し、購入方法を案内するため
の映像番組がいくつかの番組に分けて収録されている。
もちろんその映像番組には音声が付いていてもよい。
【0015】DVD−ROMタイトル「通信販売ガイ
ド」に収録されている各番組の映像データには、所定の
フォーマットで記述されたURL通知データが所定のデ
ータ構造で多重化されている。このURL通知データ
は、商品番号、商品名、URLのデータセットを
1フレームとするものであり、DVD−ROMの映像番
組中である商品を紹介している期間中やその前後におい
て時間的にこれに重なるように、当該商品に関わる商
品番号と商品名とURLのデータセットが多重化さ
れている。
【0016】===ブルートゥースによるピコネット=
== カラオケ演奏装置に備えられたブルートゥース通信装置
10は、カラオケを利用しているお客さんが所持してい
るブルートゥース通信機能付き携帯電話機を主な相手と
想定して、自らが主局となってときどき呼び出しをか
け、応答した携帯電話機を従局とするピコネットのリン
クを確立する。そしてブルートゥース通信装置10は、
DVD−ROMタイトル「通信販売ガイド」に関連した
URL通知を受け取るためのプログラムが各従局(携帯
電話機)にインストールされているか否かを調査し、イ
ンストールされていない従局に対してはそのプログラム
を送達する。
【0017】カラオケ演奏装置の中央処理装置1は、前
述したような機会にDVD−ROMタイトル「通信販売
ガイド」に収録されている適当な映像番組を選んで光デ
ィスク装置9で再生して映像表示装置7にて表示する。
そのとき同時に中央処理装置1は、表示処理している映
像データに前記URL通知データ(商品番号と商品
名とURLのデータセット)が多重化されているか否
かを随時チェックしており、URL通知データが現れた
ら、そのデータをブルートゥース通信装置10に受け渡
す。これを受けてブルートゥース通信装置10は、ピコ
ネットのリンクを確立している各従局(携帯電話機)に
向けて商品番号と商品名とURLのデータセット
を通達するための通信を行う。
【0018】これによって、映像表示装置7で映し出さ
れている「通信販売ガイド」の映像番組中である商品を
紹介しているとき、それを見ている人の携帯電話機にそ
の商品に関わる商品番号と商品名とURLが通知
されてきて、その携帯電話機に一時保存されるとともに
表示器に表示される。とくに携帯電話機に表示されたU
RLはハイパーリンク形式のデータであり、利用者が表
示上のURLをクリックすると、その携帯電話機のイン
ターネット接続機能が働きだし、インターネット上の前
記URLで特定される情報サイトに向けてリクエストが
発信され、そのリクエストに対するレスポンスが前記情
報サイトから送られてきて、その携帯電話機に取り込ま
れて表示される。
【0019】このときインターネット上の情報サイトか
らカラオケ店の利用者の携帯電話機に送られてくるWeb
情報は、カラオケ演奏装置の映像表示装置7でさっき映
し出されていた「通信販売ガイド」で紹介されていた商
品についての情報であり、その商品の詳細な説明や、そ
の商品の購入方法などを説明するものである。
【0020】以上では、URL通知データを多重化した
映像データがDVD−ROMに収録されていて、その映
像データを再生するときにURL通知を行うとした。こ
の発明はこの実施例に限定されるものではなく、そのよ
うな映像データがデジタル通信メディアやデジタル放送
メディアを通じて映像再生装置に与えられる場合にも前
記と同様に本発明を適用することができる。
【0021】
【発明の効果】この発明によれば、映像再生装置により
映し出されている映像に関連した情報をインターネット
上の特定の情報サイトから取り寄せる行為を、その映像
を見ている人が所持しているパーソナル携帯情報端末を
使って実行するのに、利用者にほとんど負担をかけずに
すむ。そのため、映像を見た利用者がおっくうがらずに
情報サイトにアクセスしてくれるようになり、アクセス
数を増やしたい情報提供者の期待がかなえられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用したカラオケ演奏端末の概略構
成図である。
【符号の説明】
1 中央処理装置 2 ハードディスク装置 3 通信制御装置 4 利用者インタフェース装置 5 音楽生成装置 6 音響装置 7 映像表示装置 8 画像処理装置 9 光ディスク装置 10 ブルートゥース通信装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタル蓄積メディアまたはデジタル通
    信メディアにより与えられる映像データを表示する映像
    再生装置であって、自身が主局となって従局となる近辺
    に存在するパーソナル携帯情報端末と所定のプロトコル
    に従って無線通信するための近距離無線通信手段と、表
    示処理する映像データに付帯して所定のデータ構造でU
    RLが記述されている場合、そのURLを前記パーソナ
    ル携帯情報端末にハイパーリンク形式で伝達するための
    電文を前記近距離無線通信手段により発信するURL通
    知手段とを備えたことを特徴とする近辺にURLを無線
    通知する映像再生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の映像再生装置が取り扱
    う前記デジタル蓄積メディアであって、映像データに付
    帯して所定のデータ構造でURLが記述されていること
    を特徴とする映像記録媒体。
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