JP2001312470A - 暗証ワード発行方法、データ配信方法、暗証ワードの発行装置、暗証ワード発行方法を実行するプログラムを記録した記録媒体およびデータ配信方法を実行するプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

暗証ワード発行方法、データ配信方法、暗証ワードの発行装置、暗証ワード発行方法を実行するプログラムを記録した記録媒体およびデータ配信方法を実行するプログラムを記録した記録媒体

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JP2001312470A
JP2001312470A JP2000133371A JP2000133371A JP2001312470A JP 2001312470 A JP2001312470 A JP 2001312470A JP 2000133371 A JP2000133371 A JP 2000133371A JP 2000133371 A JP2000133371 A JP 2000133371A JP 2001312470 A JP2001312470 A JP 2001312470A
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computer
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JP2000133371A
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English (en)
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Iwao Nozaki
岩夫 野崎
Yoshiya Marumoto
喜也 丸本
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F21/00Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
    • G06F21/30Authentication, i.e. establishing the identity or authorisation of security principals
    • G06F21/31User authentication
    • G06F21/33User authentication using certificates

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホスト側およびクライエント側双方のセキュ
リティを向上させることができるデータ通信システムを
提供する。 【解決手段】 クライエントのコンピュータがホストコ
ンピュータの認証を受けるためのパスワードを再発行す
べき時期か否かを、ホストコンピュータが決定し、再発
行すべき時期であれば、ホストコンピュータがパスワー
ドを書き換える処理を行う。また、再発行するパスワー
ドには、データ通信に関するクライエントのコンピュー
タの現況を反映した特定のデータを含める。これによ
り、ホストコンピュータが、不的確なクライエントのコ
ンピュータや、パスワードを盗用する第三者から不正に
アクセスされることを確実に防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザ側端末機か
らデータの配信要求が入力されたときに、原盤サーバー
から、中間サーバー等を介してユーザ側端末機にデータ
を配信するにあたって、配信経路のいずれの段階でもデ
ータが盗用されないようにし、かつデータの配信に関わ
る料金徴収に漏れが出ないようにするために、データ配
信システムのセキュリティを高めることができる暗証ワ
ード発行方法、データ配信方法、暗証ワードの発行装
置、暗証ワード発行方法を実行するプログラムを記録し
た記録媒体およびデータ配信方法を実行するプログラム
を記録した記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今では、通信技術の飛躍的な進歩、お
よび通信インフラの整備によって、様々なデータが、様
々な通信回線を通じてやりとりされるようになってい
る。例えば、現在世界的に急速に普及しているインター
ネットにおいては、テキストベースのデータのみなら
ず、音楽データや画像データなども通信可能となってい
る。
【0003】また、例えば通信カラオケなどの分野にお
いては、全国に展開している店舗に通信機能を備えた再
生端末を設置し、これらの再生端末を専用通信回線でメ
インコンピュータに接続し、音楽データを有料で配信す
るシステムが広く普及している。このようなシステムに
よれば、必要とされる音楽データは専用通信回線を介し
てダウンロードすることによって再生端末に送られるの
で、新曲の追加なども迅速に行うことが可能となるなど
の利点を有している。
【0004】さらに、昨今では、ゲームのプログラムデ
ータ、音楽データ、ビデオデータなどを専用通信回線を
通じて、コンビニエンスストアなどに設けられた端末機
に送信し、一般の消費者がこの端末機から各種記録媒体
にこれらのデータを記録するシステムも普及しつつあ
る。このようなシステムにおいては、一般の消費者はそ
の端末機に対して定められた料金を支払うことによっ
て、各種データの記録が可能となる一方、ここで徴収さ
れた料金の一部は、それらのデータを提供している著作
権管理者に対して支払われることになっている。このよ
うなシステムを、ここでは専用回線型ビジネスモデルと
称することにする。
【0005】このような専用回線型ビジネスモデルの場
合、元データを所有している著作権管理者と、これらと
契約した配信業者のみによって、配信システムが構築さ
れることになる。すなわち、元データを所有している著
作権管理者の許諾を受けることによって、配信業者が、
これらのデータを格納する原盤サーバーを設置するとと
もに、この原盤サーバーに専用通信回線を介して接続さ
れた端末機を各地に設置することになる。すなわち、デ
ータの配信システムを1つの配信業者によって一元管理
することによって、料金の徴収および納金の状況などを
的確に把握することが可能となっている。
【0006】しかしながら、上記の専用回線型ビジネス
モデルでは、消費者までの配信ルートを一元管理してい
る配信業者において、例えば配信サーバーとして機能し
ているコンピュータがダウンするなどの状況が生じた時
などに、データの配信がストップしてしまうというよう
な可能性も考えられる。また、何らかの理由(例えば音
楽配信において、人気アーティストの新曲発売日など)
により、あるデータに対しての需要が極度に集中した場
合、1つの配信業者が所有しているサーバーの配信許容
量を超過するアクセスによって、データ転送の大幅な遅
延や、さらにはサーバーのダウンを引き起こすなどの問
題が生じる可能性もある。
【0007】そこで、コンピュータネットワークが発達
している今日では、著作権管理者が、複数の配信業者と
契約し、複数の配信業者間でデータのやりとりを可能と
し、データの配信を要求した端末機から、例えば最も効
率良くデータを受信することができる通信経路を辿りな
がらデータの配信を受けるシステムを構築することが考
えられる。このようなシステムでは、通信経路は、その
ときの通信状況等に応じて変化するので、固定化される
ことがない。
【0008】しかしながら、インターネットの発達によ
って、第三者が通信経路途上に多数介在する可能性が高
い状況が発現している。このため、例えば、データの
不正コピーの問題、データ配信の途中経路における盗
聴、データ改ざんなどの問題、配信経路のさらなる複
雑化によって、配信経路の管理が実質上不可能となる問
題、などの発生が懸念される。
【0009】そこで、データの配信側コンピュータから
受信側コンピュータへ、暗証ワードとして、ID(iden
tification)およびパスワードを発行し、受信側コンピ
ュータが配信側コンピュータにデータの配信を要求する
場合に、IDおよびパスワードを配信側コンピュータに
送信して、受信側コンピュータが配信側コンピュータに
正規に登録されていることの認証を受けると共に、認証
できた受信側コンピュータに対してのみデータの配信を
行う方式が採られている。
【0010】このような認証チェックを行いサーバーに
アクセス可能とする方法は、インターネットなどに接続
する場合に、プロバイダでも広く採用されている。
【0011】そして、受信側コンピュータは、IDおよ
びパスワードの更新を適当な時期に配信側コンピュータ
に求め、新たなIDおよびパスワードの再発行を受ける
ことによって、IDおよびパスワードの盗用防止策を講
じ、セキュリティの向上を図っている。
【0012】また、データの配信にあたっては、配信側
と受信側との間で、データの使用料金を取り決めた契約
や、データが音楽データであるとすれば、受信側コンピ
ュータが第三者のコンピュータに対して1曲あたり何回
までデータ配信を行ってよいかという再生回数上限など
を取り決めた契約を予め交わし、契約条件に則したデー
タ配信を行うようになっている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
認証方式を採用したデータ配信方法には、以下のような
問題が有る。
【0014】第1に、IDおよびパスワードの再発行
は、受信側コンピュータにおけるセキュリティ向上策と
してなされているものであって、配信側コンピュータの
セキュリティ向上策としてなされているものではないと
いう問題が有る。したがって、配信側コンピュータは、
認証を求めてきたIDおよびパスワードが、正規の受信
側コンピュータから送信されてきたのか、そうではな
く、盗用した第三者のコンピュータから送信されてきた
のかを区別することができず、IDおよびパスワードの
盗用が発覚するまで、データを第三者に非合法に取得さ
れ続けるおそれがある。
【0015】第2に、配信側コンピュータは、IDおよ
びパスワードを再発行するときに、接続許可のチェック
を除けば、受信側コンピュータの契約履行状況等に関す
る特別なチェックは行っていないため、例えばデータ使
用料金が未納の状態であったとしても、IDおよびパス
ワードを再発行してしまい、不正常な契約違反の状態の
発見が遅れてしまうという問題が有る。
【0016】第3に、配信側と受信側との間で交わされ
る契約条件を、受信側の利用状況や契約履行状況などの
現況に応じて、配信側主導で自動的に変更できるように
することが望まれるのに対し、現行のデータ配信方法で
は、契約条件の変更に即応することができないという問
題が有る。したがって、現行のデータ配信方法では、デ
ータの使用料金を増減させるとか、データが音楽データ
であるとすれば、1曲あたりの再生回数上限を増減させ
るとか、あるいはデータの使用を停止する等のように契
約条件を変更する場合、配信側と受信側との両者が一定
の手続きを踏まなければならない。
【0017】ここで、上記のように複数の配信業者間で
データのやりとりを行うシステムとした場合において、
原盤サーバーから直接データが配信される配信業者を二
次配信業者と呼び、二次配信業者からデータが配信され
る配信業者を三次配信業者と呼ぶことにする。この場
合、二次配信業者は、端末機に対するデータの配信を行
うこともあるし、三次配信業者に向けてデータを配信す
ることもある。このようなシステムにおいて、さらに配
信業者が四次、五次…と増えることになると、上記の第
1ないし第3の問題は一層深刻になる。
【0018】特に、配信するデータが著作権で保護され
ている場合、複数の配信業者間でデータのやりとりを行
う配信システムは、著作権管理者に不安感を抱かせる要
因を含んでおり、実現が困難となっている。
【0019】また、さらには、インターネット上におい
て、複数の配信業者間でデータのやりとりを可能とする
配信システムを構築しようとする場合には、さらに著作
権管理者の不安感を増大させる要因が増えることにな
る。
【0020】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、配信側コンピュータが受
信側コンピュータのIDおよびパスワードを再発行する
時期を決めることができ、しかも再発行にあたって、基
準条件を満たしている受信側コンピュータに対してのみ
IDおよびパスワードを再発行するようにして、配信側
コンピュータのセキュリティ向上を図ると共に、配信側
と受信側との間で交わされる契約条件を、受信側の利用
状況や契約履行状況などの現況に応じて、配信側主導で
簡単に変更できるようにする暗証ワード発行方法、デー
タ配信方法、暗証ワードの発行装置、暗証ワード発行方
法を実行するプログラムを記録した記録媒体およびデー
タ配信方法を実行するプログラムを記録した記録媒体を
提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る暗
証ワード発行方法は、上記の課題を解決するために、ク
ライエントのコンピュータが、通信を開始するときにホ
ストコンピュータの認証を受けるべくホストコンピュー
タに送信する暗証ワードを、ホストコンピュータが発行
する暗証ワード発行方法において、上記ホストコンピュ
ータが、上記暗証ワードを再発行する時期か否かを監視
し、再発行の時期であれば、上記暗証ワードを書き換え
る処理を行うことを特徴としている。
【0022】上記の構成によれば、ホストコンピュータ
は、クライエントのコンピュータからIDまたはパスワ
ードのような暗証ワードの再発行を求められなくても、
ホストコンピュータで適宜設定した時期に、暗証ワード
を書き換えることができる。したがって、ホストコンピ
ュータが暗証ワードを書き換えた後では、クライエント
のコンピュータは、その書き換えた暗証ワードの再発行
を受けない限り、ホストコンピュータの認証を受けるこ
とができなくなる。
【0023】これにより、第三者が暗証ワードを盗用し
ようとしても、ホストコンピュータで暗証ワードが書き
換えられているので、暗証ワードの盗用が発覚するま
で、データが不正に取得され続けるという事態を防止す
ることができる。したがって、ホスト側およびクライエ
ント側双方のセキュリティを向上させることができる。
【0024】なお、暗証ワードを書き換えるインターバ
ルを短く設定する程、セキュリティは向上するが、セキ
ュリティの度合いとシステムの負担とのバランスによっ
て、当該インターバルを設定すればよい。
【0025】また、暗証ワードを書き換える時期として
は、一定の時間経過時点の他に、データ通信に関する契
約条件の変更時、クライエントから再発行を要求された
時点等、種々の形態が含まれる。
【0026】請求項2の発明に係る暗証ワード発行方法
は、上記の課題を解決するために、請求項1に記載の暗
証ワード発行方法に加えて、上記暗証ワードが、ホスト
コンピュータの管理者と上記クライエントとの間で結ば
れるデータ通信に関するクライエントの契約条件を示す
特定データを含んでいることを特徴としている。
【0027】上記の構成によれば、クライエントのコン
ピュータは、ホストコンピュータから発行された暗証ワ
ードを解読することによって契約条件を認識し、契約条
件に従ったデータ通信処理を即座に設定することが可能
となる。
【0028】また、データ配信側のホストコンピュータ
は、契約条件に変更が生じたときに、新たな契約条件を
示す特定データを含めた暗証ワードを再発行することが
できる。
【0029】このように、ホストコンピュータの管理者
とクライエントとの間で契約条件を確認し合い、契約条
件に従う処理がそれぞれ行われるようにする手続きや、
契約条件の変更に関する手続きを簡便にするデータ配信
システムを提供することができる。
【0030】請求項3の発明に係る暗証ワード発行方法
は、上記の課題を解決するために、請求項2に記載の暗
証ワード発行方法に加えて、上記暗証ワードを書き換え
る処理が、ホストコンピュータとクライエントのコンピ
ュータとの間、またはクライエントのコンピュータと第
三者のコンピュータとの間の少なくとも一方でやり取り
されるデータ配信に関するクライエントの現況を予め定
めた基準条件と比較する処理と、その比較結果に応じ
て、上記特定データを書き直す処理とを含むことを特徴
としている。
【0031】上記の構成によれば、データ配信側のホス
トコンピュータが発行する暗証ワードに、データ配信に
関するクライエントの現況に応じた契約条件を反映させ
ることができる。したがって、データの配信側と受信側
とで、クライエントの現況に応じた契約条件を確認し、
その契約条件に従う処理が行われるようにする手続き
や、クライエントの現況が変化した場合に、契約条件の
変更に関して行う必要が有る手続きを簡便にするデータ
配信システムを提供することができる。
【0032】ここで、データ配信に関するクライエント
の現況とは、例えば、データ配信に関して、データ配信
側とクライエント側とで交わした契約の履行状況(デー
タ使用料金の納付状況を含む)や、通信速度のような通
信環境等を意味する。したがって、データ配信側のホス
トコンピュータは、予め定めた基準条件の充足度を判断
し、その充足度によって契約条件を変更し、変更した契
約条件を暗証ワードに反映させる処理を行うことができ
る。
【0033】請求項4の発明に係る暗証ワード発行方法
は、上記の課題を解決するために、請求項1ないし3の
いずれか1項に記載の暗証ワード発行方法に加えて、さ
らに、上記データ配信に関するクライエントの現況を確
認し、クライエントの現況が、予め定めた基準条件を満
足しているときに、上記書き換えた暗証ワードを再発行
する処理を行う一方、上記クライエントの現況が、予め
定めた基準条件を満足していないときに、上記書き換え
た暗証ワードを再発行する処理を中止することを特徴と
している。
【0034】上記の構成によれば、暗証ワードを再発行
する時期に至ったときに、データ配信に関するクライエ
ントの現況、すなわちデータ配信に関して、データ配信
側とクライエント側とで交わした契約の履行状況(デー
タ使用料金の納付状況を含む)や、通信速度のような通
信環境等の的確性ないし満足度が確認され、暗証ワード
を再発行できる条件を備えたクライエントを選別し、的
確性の有るクライエントに対してのみ、暗証ワードを再
発行することができる。さらに、パスワードを再発行で
きる条件を備えていない不的確なクライエントには、パ
スワードの再発行を停止することができる。
【0035】パスワードの再発行が停止された不的確な
クライエントは、以後、ホストコンピュータの認証を受
けることが不可能になるので、データ配信を受けられな
くなる。
【0036】また、請求項2の発明と組み合わせた場合
には、データ配信に関するクライエントの現況を確認し
た後、的確性の有るクライエントに対しては、クライエ
ントの現況に応じて契約条件を変更し、変更した契約条
件を暗証ワードに含めることができる。したがって、ク
ライエントの的確性の確認および契約条件の変更を機敏
かつ確実に行うことができる。
【0037】これにより、データ配信自体を行うか否か
を、クライエントの的確性に応じてデータ配信側の主導
で自動的に設定することができるので、データ配信側の
セキュリティを一層向上させることができる。
【0038】請求項5の発明に係るデータ配信方法は、
上記の課題を解決するために、データ受信側のクライエ
ントのコンピュータが、データ配信側のホストコンピュ
ータに暗証ワードを送信することによって、ホストコン
ピュータの認証を受けるステップを含むデータ配信方法
において、上記クライエントのコンピュータが、上記デ
ータ配信側で定めた時期に、上記ホストコンピュータか
ら、暗証ワードの再発行を受け、暗証ワードを更新する
処理を行うことを特徴としている。
【0039】上記の構成によれば、IDまたはパスワー
ドのような暗証ワードの再発行をクライエントのコンピ
ュータが求めなくても、ホストコンピュータで適宜設定
した時期に、暗証ワードが書き換えられる。したがっ
て、ホストコンピュータが暗証ワードを書き換えた後で
は、クライエントのコンピュータは、その書き換えた暗
証ワードの再発行を受けない限り、ホストコンピュータ
の認証を受けることができなくなる。
【0040】これにより、第三者が暗証ワードを盗用し
ようとしても、ホストコンピュータで暗証ワードが書き
換えられているので、暗証ワードの盗用が発覚するま
で、データが不正に取得され続けるという事態を防止す
ることができる。したがって、ホスト側およびクライエ
ント側双方のセキュリティを向上させることができる。
【0041】さらに、上記クライエントのコンピュータ
が、上記ホストコンピュータから、データ配信に関する
クライエントの契約条件を示す特定データを含む暗証ワ
ードの発行を受け、発行された暗証ワードから上記特定
データの内容を読み取り、読み取った内容に従って、上
記契約条件を履行する処理を行うようにすれば、クライ
エントのコンピュータは、ホストコンピュータから発行
された暗証ワードを解読することによって契約条件を認
識し、契約条件に従うように、データ配信に関する処理
を即座に設定することが可能となる。
【0042】したがって、データの配信側と受信側と
で、契約条件を確認し、契約条件に従う処理が行われる
ようにする手続きや、契約条件の変更に関する手続きを
配信側主導で簡便にするデータ配信システムを提供する
ことができる。
【0043】請求項6の発明に係る暗証ワードの発行装
置は、上記の課題を解決するために、データ通信にあた
って、クライエントのコンピュータを認証するために、
該コンピュータから送信される暗証ワードの発行装置に
おいて、上記暗証ワードの再発行時期を求める再発行時
期演算部と、上記再発行時期演算部が求めた再発行時期
に基づいて、暗証ワードを再発行すべきか否かを判断
し、再発行すべき場合に、上記暗証ワードを書き換える
処理を行う暗証ワード発行部とを備えていることを特徴
としている。
【0044】上記の構成によれば、例えばデータの配信
を行うホストコンピュータのような暗証ワードの発行装
置は、クライエントのコンピュータからIDまたはパス
ワードのような暗証ワードの再発行を求められなくて
も、再発行時期演算部で再発行時期を割り出し、暗証ワ
ード発行部によって暗証ワードを書き換えることができ
る。したがって、請求項1に記載の暗証ワード発行方法
について説明したのと同様の作用効果を奏することがで
きる。
【0045】請求項7の発明に係る暗証ワードの発行装
置は、上記の課題を解決するために、上記暗証ワード発
行部が、ホストコンピュータの管理者と上記クライエン
トとの間で結ばれるデータ通信に関する契約条件を示す
特定データを含む暗証ワードを発行することを特徴とし
ている。
【0046】上記の構成によれば、請求項2に記載の暗
証ワード発行方法について説明したのと同様の作用効果
を奏することができる。
【0047】請求項8の発明に係る暗証ワードの発行装
置は、上記の課題を解決するために、請求項7に記載の
構成に加えて、さらに、クライエントのコンピュータに
対するデータ配信、またはクライエントのコンピュータ
と第三者のコンピュータとの間でやり取りされるデータ
配信に関するクライエントの現況を示す情報を記録して
管理すると共に、クライエントの現況と比較すべき基準
条件を予め記録しておく情報管理部を備え、上記暗証ワ
ード発行部は、暗証ワードを再発行すべき場合に、上記
情報管理部が記録したクライエントの現況を示す情報と
基準条件とを読み出して比較し、その比較結果に応じ
て、上記特定データを書き直すことを特徴としている。
【0048】上記の構成によれば、請求項3に関して既
に説明した内容のクライエントの現況が、情報管理部に
よって記録されるようになっている。記録の手段につい
ては特に限定されるものではなく、クライエントのコン
ピュータがホストコンピュータに現況を定期的に送信す
ることによって情報管理部により自動的に記録されるよ
うにしてもよいし、クライエントの現況を管理するフォ
ルダーを持つ別のコンピュータを設けて、クライエント
のコンピュータは当該フォルダに現況の情報を蓄積し、
ホストコンピュータは当該フォルダからクライエントの
現況情報を収集して情報管理部により記録するようにし
てもよい。
【0049】これにより、請求項3に記載の暗証ワード
発行方法について説明したのと同様の作用効果を奏する
ことができる。
【0050】請求項9の発明に係る暗証ワードの発行装
置は、上記の課題を解決するために、請求項6ないし8
のいずれか1項に記載の構成に加えて、さらに、クライ
エントのコンピュータに対するデータ配信、またはクラ
イエントのコンピュータと第三者のコンピュータとの間
でやり取りされるデータ配信に関するクライエントの現
況を示す情報を記録して管理すると共に、クライエント
の現況と比較すべき基準条件を予め記録しておく情報管
理部を備え、上記暗証ワード発行部は、クライエントの
現況が、予め定めた基準条件を満足しているときに、上
記書き換えた暗証ワードを再発行する処理を行う一方、
上記クライエントの現況が、予め定めた基準条件を満足
していないときに、上記書き換えた暗証ワードを再発行
する処理を中止することを特徴としている。
【0051】上記の構成によれば、請求項4に記載の暗
証ワード発行方法について説明したのと同様の作用効果
を奏することができる。
【0052】請求項10の発明に係るコンピュータ読み
取り可能な記録媒体は、ホストコンピュータが、クライ
エントのコンピュータと通信を開始するときに、クライ
エントのコンピュータを認証するための暗証ワードを、
クライエントのコンピュータに対して再発行する時期か
否かを監視し、再発行の時期であれば、上記暗証ワード
を書き換える処理を行うことを特徴とする暗証ワード発
行方法を実行するプログラムを記録している。
【0053】これにより、ホストコンピュータが上記記
録媒体から暗証ワード発行方法を実行するプログラムを
読み出すことによって、請求項1に記載の暗証ワード発
行方法について説明したのと同様の作用効果を奏するこ
とができる。
【0054】請求項11の発明に係るコンピュータ読み
取り可能な記録媒体は、データ受信側のクライエントの
コンピュータが、データ配信側のホストコンピュータの
認証を受けるための暗証ワードを、データ配信に関する
クライエントの契約条件を示す特定データを含む状態で
発行を受け、発行された暗証ワードから上記特定データ
の内容を読み取り、読み取った内容に従って、上記契約
条件を履行する処理を行うことを特徴とするデータ配信
方法を実行するプログラムを記録している。
【0055】これにより、クライエントのコンピュータ
が上記記録媒体からデータ配信方法を実行するプログラ
ムを読み出すことによって、請求項5に記載のデータ配
信方法について説明したのと同様の作用効果を奏するこ
とができる。
【0056】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図5に基づいて説明すれば、以下のとおりであ
る。
【0057】図5は、本発明の実施の形態に係る情報配
信システムの概略構成を示す説明図である。同図に示す
ように、該情報配信システムは、ゲームのプログラムデ
ータ、音楽データ、映像データ、および書籍データなど
の元データが格納されている原盤サーバー1、上記各種
データを原盤サーバー1から他のコンピュータへ受け渡
しする配信業務を行う二次配信サーバー2A・2B・2
C、および上記各種データを二次配信サーバー2A・2
B・2Cから他のコンピュータへ受け渡しする配信業務
を行う三次配信サーバー3A・3B・3Cを備えた構成
となっている。
【0058】なお、実際のシステムにおいては、二次配
信サーバー、三次配信サーバーの数は多数存在すること
が可能であるとともに、三次配信サーバーのさらに下位
に、四次、五次…のようにn次の配信サーバーを設ける
ことも可能である。また、原盤サーバーを複数設けるシ
ステムとすることも可能である。
【0059】また、各種データの配信先となる上記他の
コンピュータは、他の配信サーバーであってもよいし、
他のコンピュータへの配信機能を持たない端末機であっ
てもよい。
【0060】上記原盤サーバー1は、例えば図5に示す
ように、ゲームメーカー5A、レコード会社5B、映像
プロダクション5C、および出版業者5Dなどの著作権
管理者との契約によって、上記したような元データを格
納するサーバーコンピュータおよびこれを管理する原盤
サーバー管理業者を示している。この原盤サーバー1に
は、デジタルコード化された元データ、あるいはこの元
データに基づいて配信用のデータ形式に変換された配信
用データが格納されている。
【0061】二次配信サーバー2A・2B・2Cは、原
盤サーバー1と通信回線によって接続されたサーバーコ
ンピュータおよびこれを管理する二次配信業者を示して
いる。この二次配信サーバー2A・2B・2Cは、原盤
サーバー1にIDおよびパスワードを送信することによ
り、原盤サーバー管理業者と契約している正規のサーバ
ーであることを証明して認証を受け、その契約条件に基
づいて、原盤サーバー1に格納されている元データある
いは配信用データを通信回線を通じてダウンロードする
ことが可能となっている。
【0062】また、二次配信サーバー2A・2B・2C
もまた、通信回線によって三者相互に接続されており、
データの受信側から配信側へIDおよびパスワードを送
信することにより、データ配信に関して互いに契約して
いる正規のサーバーであることを証明して認証を受け、
その契約条件に基づいて、それぞれのサーバーが所有す
るデータの送受信を行うことが可能となっている。
【0063】さらに、各二次配信サーバー2A・2B・
2Cは、消費者Cに対してデータを販売することも可能
となっている。販売の形態については特に限定しない
が、例えば、コンビニエンスストアやゲームセンターな
どに端末機を設置し、消費者Cがその端末機に足を運ん
で、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、磁気
テープ、磁気メモリ等の記録媒体に所望するデータを記
録し、該記録媒体を購入する、というシステムなどが考
えられる。
【0064】三次配信サーバー3A・3B・3Cは、二
次配信サーバー2A・2B・2Cと通信回線によって接
続されたサーバーコンピュータおよびこれを管理する三
次配信業者を示している。この三次配信サーバー3A・
3B・3Cは、二次配信サーバー2A・2B・2Cの
内、任意の相手にIDおよびパスワードを送信すること
により、二次配信業者と契約している正規のサーバーで
あることを証明して認証を受け、その契約条件に基づい
て、二次配信サーバー2A・2B・2Cに格納されてい
る配信用データを通信回線を通じてダウンロードするこ
とが可能となっている。
【0065】これらの三次配信サーバー3A・3B・3
Cは、消費者Cに対してデータを販売する構成となって
いる。販売の形態については特に限定しないが、例え
ば、前記した二次配信サーバー2A・2B・2Cにおけ
る販売形態と同様に、コンビニエンスストアやゲームセ
ンターなどに端末機を設置し、消費者Cがその端末機に
足を運んで、何らかの記録媒体に所望とするデータを記
録し、該記録媒体を購入する、というシステムなどが考
えられる。
【0066】なお、図5に示す例においては、三次配信
サーバー3A・3B・3Cは、さらなる配信を行わない
端末機として機能する構成となっているが、例えば各三
次配信サーバー3A・3B・3C同士を通信回線によっ
て接続し、各三次配信業者同士の間の契約に基づいて、
それぞれのサーバーが所有するデータの送受信を行うこ
とが可能な構成とすることも可能である。また、四次、
五次等n次の配信サーバーを設け、これらを上位の配信
サーバーに接続する構成とすることも可能である。
【0067】また、本実施形態に係る情報配信システム
は、図5に示すように、原盤サーバーおよびn次配信サ
ーバからなるデータ配信経路とは別に、管理サーバー4
が設けられている。この管理サーバー4は、二次配信サ
ーバー2A・2B・2C、および三次配信サーバー3A
・3B・3Cに接続されており、これらのサーバーか
ら、データの売上の際に発行される履歴データを受信す
る構成となっている。そして、管理サーバー4に集めら
れた履歴データは、著作権管理者であるゲームメーカー
5A、レコード会社5B、映像プロダクション5C、お
よび出版業者5Dなどに送信され、それによって、各著
作権管理者は、自らが著作権を管理しているデータの販
売量、販売高等の売上状況について把握することができ
る。
【0068】図5に示す情報配信システムでは、例えば
二次配信サーバー2A・2B・2Cと原盤サーバー1と
の間、三次配信サーバー3A・3B・3Cと二次配信サ
ーバー2A・2B・2Cとの間、あるいは任意のn次配
信サーバー同士の間で、通信開始時に、データの配信を
受ける受信側からデータを配信する配信側へと送信され
るIDおよびパスワードの内、特にパスワード(暗証ワ
ード)の発行方法と、その発行方法を実行する装置構成
に特徴がある。
【0069】すなわち、本発明に係る情報配信システム
では、受信側のコンピュータが上記パスワードの再発行
を求めてきた場合に、配信側のサーバーコンピュータが
パスワードを書き換えて再発行する通常の発行方法に加
えて、受信側のコンピュータがパスワードの再発行を求
めてこない場合でも、配信側のサーバーコンピュータ
が、パスワードを再発行する時期か否かを監視し、再発
行の時期であれば、パスワードを書き換える処理を行う
ようになっている。
【0070】上記再発行の時期は、日単位、週単位、月
単位等で適宜設定された一定経過時間毎でもよいし、配
信側の業者と受信側のユーザ業者との間における契約条
件に変更が生じたときでもよい。
【0071】また、上記契約条件に変更が生じるときと
は、受信側のユーザ業者が配信側の業者からデータの配
信を受けたデータ利用回数が基準値を上回ったため、デ
ータ使用料金を下げる必要が生じたとき、逆に、データ
利用回数が基準値を下回ったため、データ使用料金を上
げる必要が生じたとき、さらに、各著作権管理者が、管
理サーバー4から取得したデータの売上状況に応じて、
n次配信サーバーのいずれかを業務停止にしたい場合
や、データの使用料金やデータを他のコンピュータに配
信できる再生回数制限等を変更したい場合に、配信側の
業者と受信側のユーザ業者との間における契約条件を変
更させる必要が生じたとき等である。
【0072】なお、配信側のサーバーコンピュータは、
パスワード(暗証ワード)を発行または再発行したコ
ンピュータ、発行または再発行したパスワードを受信
したコンピュータ、パスワードの発行日時および再発
行日時、パスワードを発行または再発行したときの契
約条件、を少なくとも含む暗証ワード発行記録を累積的
に保存するようになっている。
【0073】また、その暗証ワード発行記録を、記録の
更新時または定期的に、配信側のサーバーコンピュータ
から管理サーバー4のコンピュータに送信し、管理サー
バー4のコンピュータもまた、暗証ワード発行記録をn
次配信サーバー毎に累積的に保存することができる。
【0074】また、パスワードには、配信側の業者と受
信側のユーザ業者との間におけるデータ配信に関わる契
約条件を示す特定データが含まれており、さらに、その
特定データには、データ配信に関するユーザ業者の現況
を示すユーザ情報が反映されるようになっている。
【0075】まず、パスワードに反映させるユーザ情報
の内容を詳細に説明する。
【0076】その第1は、データ使用料金や上述のデー
タ配信回数制限に関する割引適用ランク情報である。割
引適用ランクは、受信側のユーザ業者のデータ受信回数
(データ利用頻度)、データ使用料の一律な割引率に関
する基本契約内容、平均通信速度から導出される。すな
わち、データ利用頻度の高いユーザ業者には基本契約内
容に基づく割引率を大きくしたり、平均通信速度が大き
いユーザ業者には、通信回線の専有時間が短いことを評
価して上記割引率を大きくしたりするようなランク付け
を行う。
【0077】また、上記基本契約内容は、受信サーバー
の売上状況や通信速度等を考慮して著作権管理者または
管理サーバー4で決定され、管理サーバー4から該当す
る配信サーバーに送信されるようになっている。また、
データ利用頻度および平均通信速度についても、配信サ
ーバー自体がその情報を蓄積することもできるし、管理
サーバー4から受け取ることもできる。
【0078】その第2は、対象データ分類情報である。
対象データ分類情報とは、上記基本契約内容を元にし
て、利用できるデータの種類や範囲を特定する情報であ
る。例えば、データが音楽データであれば、データ配信
を受けることができるデータの供給元であるレコード会
社の組み合わせを特定する情報や、音楽のジャンル(ポ
ップス、演歌、映画音楽、ジャズ、ロック等)や、曲目
を特定する情報が、対象データ分類情報である。
【0079】その第3は、最大再利用回数情報である。
最大再利用回数情報とは、データを他のコンピュータに
配信できる回数(再生回数)の上限値を、基本契約内容
に基づいて指定する情報である。例えば、ある曲目の音
楽データは、最大100回まで、他のコンピュータに配
信することを許可するというケースでは、最大再利用回
数情報は100となる。
【0080】この他、ユーザ情報とは別に、キャンペー
ン情報をパスワードに反映させることもできる。キャン
ペーン情報とは、特定のデータを対象として一定期間、
データ利用料金を特別価格に設定することを示す情報で
ある。
【0081】続いて、割引適用ランクの算出について、
具体的に説明する。
【0082】まず、例えば、基本契約内容をa,b,c
の3ランクに分け、aは割引率0%、bは割引率5%、
cは割引率10%に設定する。
【0083】次に、データ利用頻度について、100回
未満に対し0点、100回以上500回未満に対し1
点、500回以上1000回未満に対し2点、1000
回以上に対し3点を割り当てる。
【0084】次に、平均通信速度について、通信エラー
回数を含めて判定できるように、非常に良い状態に対し
3点、良い状態に対し1点、普通の状態に対し0点、悪
い状態に対し−1点、非常に悪い状態に対し−3点を割
り当てる。
【0085】そして、データ配信に関するユーザの現況
を後述する手法で取得した上で、ユーザの現況を評価す
る。この評価として、例えば、二次配信サーバー2Aに
とって三次配信サーバー3Bが、基本契約内容b、デー
タ利用頻度120回、平均通信速度が非常に遅いという
結果になったすると、割引適用率は、基本契約内容bに
基づく5%、データ利用頻度に対する1点、および平均
通信速度に対する−3点を用いて、5+1+(−3)を
計算する結果、3%に変更される。これにより、二次配
信サーバー2Aにとって、三次配信サーバー3Bは、割
引適用ランク3に分類される。
【0086】続いて、上記対象データ分類情報に関する
簡単な具体例を説明する。例えば、図5に示すレコード
会社5Bは、レコード会社5B1 ・5B2 ・5B3 の3
社で構成されており、各レコード会社5B1 ・5B2
5B3 が異なるジャンルの音楽データの供給元になって
いるとする。そうすると、対象データ分類情報の一例
は、供給元レコード会社の組み合わせを数値化したデー
タである。
【0087】すなわち、5B1 →1、(5B1 ,5
2 )→2、(5B1 ,5B3 )→3、(5B1 ,5B
2 ,5B3 )→4、5B2 →5、(5B2 ,5B3 )→
6、5B 3 →7のように、供給元レコード会社の組み合
わせに対する数値を割り当てる。したがって、原盤サー
バー1が二次配信サーバー2Cに、レコード会社5B1
・5B2 の音楽データの配信を許可するのであれば、対
象データ分類情報は2となる。
【0088】この他、各レコード会社5B1 ・5B2
5B3 に曲目集を持たせ、その曲目集に掲載された曲番
号の範囲を指定する数値を対象データ分類情報としても
よい。例えば、レコード会社5B1 の1曲目から100
曲目を1、101曲目から200曲目を2、・・・レコ
ード会社5B2 の1曲目から100曲目を10で表す
等、様々な形態を選ぶことができる。
【0089】続いて、上記キャンペーン情報の具体例を
説明する。例えば、ある対象データの割引率を、対象デ
ータの発売開始後3ヵ月〜6ヵ月の期間、5%に設定し
ようとする場合、キャンペーン情報を3M−6M05と
表す。なお、対象データの先頭に付加されるヘッダ情報
には、対象データを特定するID情報が含まれており、
このID情報の中に対象データの発売開始日情報が含ま
れているものとする。
【0090】一方、対象データがレコード会社5B1
音楽データ全般であり、割引率を5%に設定しようとす
る場合、レコード会社5B1 を表す記号(例えばS)を
用いて、キャンペーン情報をScorp05と表す。
【0091】ここで、上記の割引率は、データ使用料金
の割引率として用いる以外に、最大再利用回数、すなわ
ちデータを他のコンピュータに配信できる回数の上限値
を増やすのに用いてもよい。例えば、原盤サーバー1が
二次配信サーバー2Cに、レコード会社5B1 の音楽デ
ータを1曲あたり50回まで配信する許可を与える契約
が結ばれていたとする。このとき、レコード会社5B1
の音楽データ全般を割引率5%に設定しようとする場
合、最大再利用回数を50+50×0.05=52.5
と算出し、端数を切り上げて53回に設定するようにし
てもよい。
【0092】このようにして作成したユーザ情報やキャ
ンペーン情報をパスワードに反映させる具体例は、以下
のとおりである。 (1) 乱数により基本パスワードを作成する(例えば、A
AAx001N)。 (2) ユーザ情報として、割引適用ランク3、対象データ
分類情報2、最大再利用回数53を求める。 (3) キャンペーン情報として、Scorp05を設定する。 (4) ユーザ情報およびキャンペーン情報からなる組み込
み情報として、 3n2n53nScorp05 を作成する。 (5) ユーザ情報反映パスワードとして、 AAAx3n2n53nScorp050001N を作成する。
【0093】ただし、上記ユーザ情報反映パスワードは
単純な結合であるが、セキュリティの面から、組み込み
情報を暗号化することが好ましい。例えば、暗号化を利
用して、3n2n53nScorp05をxt0001mw
A12vvと変換してから、基本パスワードと結合し、 AAAxxt0001mwA12vv001N を作成してもよい。
【0094】図4は、上述のようなユーザ情報反映パス
ワードを配信側サーバーから受信側サーバーへ、随時再
発行するときのデータ配信システムの接続イメージを示
している。ここでは、データを配信する側のサーバーを
配信サーバー、データを受信し、データを消費者に売却
するサーバーを受信サーバーと称することにする。
【0095】例えば、配信サーバー6Aは、受信サーバ
ー7A〜7Cのそれぞれについて、ユーザ情報反映パス
ワードを再発行する時期を監視しており、再発行する時
期になれば、受信サーバー7A〜7C毎に異なるユーザ
情報を反映した新たなパスワードを再発行する。このと
き、管理サーバー4からキャンペーン情報を受け取って
いるとすれば、キャンペーン情報も組み込んだ新たなパ
スワードを再発行する。この点は、他の配信サーバー6
B・6Cについても同様であるから、受信サーバー7A
〜7Cは、配信サーバー6A〜6Cのそれぞれから、異
なる割引適用ランク、対象データ分類情報、最大再利用
回数を含むパスワードの再発行を受ける。
【0096】また、パスワードに反映するユーザ情報
(割引適用ランク、対象データ分類情報、最大再利用回
数)は、配信サーバー6Aが算出する構成と、データ配
信に関する各サーバー6A〜6C、7A〜7Cの現況を
一元管理する管理サーバー4がユーザ情報を配信サーバ
ー6A〜6Cに供給する構成とが考えられるが、どの構
成を選択したり併用したりするかは、管理サーバー4に
おいて管理がしやすいかどうか、データ使用料を著作権
者に適正に納金できるかどうかに応じて決めればよい。
なお、配信サーバー6A〜6Cは、受信サーバー7A〜
7Cのいずれかを配信中止にする指示を管理サーバー4
から受け取る場合も有る。
【0097】次に、本発明の暗証ワードの発行装置に相
当する配信サーバー6A〜6Cの構成について説明す
る。図2は、配信サーバー6A〜6Cの概略構成を示す
ブロック図である。なお、図2に示す構成は、配信サー
バー6A〜6CをPC(Personal Computer) ベースのサ
ーバーで構成した例を示している。
【0098】同図に示すように、配信サーバー6A〜6
Cは、データ記憶部8、中央処理部9、認証チェック部
10、送信データチェック部11、送受信完了情報チェ
ック部12、暗証ワード発行部14、通信処理部15、
表示部16、操作部17、課金管理部18、送信データ
管理部19、契約内容変更処理部20、管理サーバー情
報受信部41、およびユーザ情報管理部42を備えた構
成となっている。
【0099】なお、図2は、上記の各構成が全て同様に
接続された図となっているが、実際には、各種バスやイ
ンターフェースなどを介してハードウェア的に接続され
ている部分と、制御・処理プログラム上での連係によっ
てソフトウェア的に接続されている部分とが存在してい
る。以下の各構成の説明では、配信サーバー6A〜6C
を単に配信サーバーと称することにする。
【0100】データ記憶部8は、例えばハードディスク
(HD)装置などの記憶手段によって構成されるもので
あり、配信対象となる配信データを記憶したり、データ
配信に関する受信サーバーの現況(利用頻度、通信速
度、基本契約内容、料金支払い状況等)を示す情報を記
憶したり、配信に関わる様々な管理データを記憶するも
のである。なお、このハードディスク装置内、あるいは
別のハードディスク装置内には、配信サーバーの動作に
必要なOSや各種プログラム、データなどが記憶されて
おり、本発明の記録媒体に相当している。
【0101】中央処理部9は、CPU(Central Process
ing Unit) などの演算処理装置によって構成されるもの
であり、配信サーバー内の各種演算処理を行うものであ
る。なお、図示はしていないが、各種演算処理を行う上
で必要とされるRAM(Random Access Memory)なども適
宜設けられている。
【0102】通信処理部15は、配信サーバーの外部に
あるコンピュータとのインターフェースとなるものであ
り、配信サーバーを構成するコンピュータの特定のCO
Mポートが割り当てられる。なお、ネットワークインタ
ーフェースとしては特に限定するものではなく、例え
ば、Ethernet(登録商標)、FDDI(Fiber D
istributed Data Interface)、ISDN(Integrated Se
rvices Digital Network) 、ATM(Asynchronous Tran
sfer Mode)などが用いられる。
【0103】表示部16は、CRT(Cathode Ray Tube)
やLCD(Liquid Crystal Display)などの各種表示モニ
ターによって構成されるものである。また、操作部17
は、キーボードやマウスなどの入力装置によって構成さ
れるものである。これら表示部16や操作部17によっ
て、配信サーバーの稼働状況をチェックしたり、処理動
作を変更するなどのメンテナンスが行われる。
【0104】以上説明した、データ記憶部8、中央処理
部9、通信処理部15、表示部16、および操作部17
が、配信サーバーにおけるハードウェア的な構成を示す
ブロックである。そして、以下に示す認証チェック部1
0、送信データチェック部11、送受信完了情報チェッ
ク部12、暗証ワード発行部14、課金管理部18、送
信データ管理部19、契約内容変更処理部20、管理サ
ーバー情報受信部41、およびユーザ情報管理部42
が、配信サーバーにおけるソフトウェア的な構成を示す
ブロックとなる。
【0105】認証チェック部10は、配信サーバーに対
して、特定のデータの配信要求を送出した受信サーバー
の認証チェックを行うブロックである。受信サーバーか
ら配信サーバーにアクセス要求がなされた際には、この
認証チェック部10によって、受信サーバーのIDなら
びにパスワードのチェックが行われ、このチェックを通
過した場合にのみ、受信サーバーのアクセスが許可され
ることになる。
【0106】送信データチェック部11は、受信サーバ
ーから配信要求された特定のデータ、および該データの
再生回数情報などのデータ情報が、配信サーバー内に蓄
えられている配信データと合致するか、言い換えれば、
配信サーバーが、受信サーバーからの配信要求に的確に
応答することが可能であるか否かをチェックするブロッ
クである。この送信データチェック部11において、配
信不能であると判断された場合には、その旨が受信サー
バーに送られる。
【0107】送受信完了情報チェック部12は、配信サ
ーバーから受信サーバーへデータの配信動作が行われた
際に、受信サーバーにデータが正常に送られたか否かを
チェックするブロックである。具体的には、配信サーバ
ーからデータが送信された後に、受信サーバーからデー
タの受信が完了したことを示す信号を受信したか否かに
よって、送受信が正常に完了したかがチェックされる。
【0108】ここで、送受信にエラーが発生した場合に
は、配信サーバー内にエラーが発見されなければ、受信
サーバー側に問題があると見なされ、図2においては図
示していないが、エラー情報がデータ記憶部8に記録さ
れると共に、管理サーバー4に送出される。これによ
り、例えば受信サーバーが操作者のいない独立した端末
機である場合などに、この端末機の故障を迅速に管理サ
ーバー4に知らせることが可能となる。
【0109】暗証ワード発行部14は、データの配信契
約を結んでいる受信サーバーのそれぞれに対してパスワ
ードを発行すると共に、既に説明したユーザ情報反映パ
スワードを必要な時期に再発行する、本発明の特徴的な
ブロックである。さらに、暗証ワード発行部14は、そ
の役割によって、暗証ワード発行時期算出処理部14a
(再発行時期演算部)、該当ユーザ情報取得処理部14
b、暗証ワード発行判断部14c、ユーザ情報反映暗証
ワード発行部14d(暗証ワード発行部)、新暗証ワー
ド送受信制御処理部14eに分かれている。
【0110】暗証ワード発行時期算出処理部14aは、
ユーザ情報管理部42によってデータ記憶部8に記録さ
れた受信サーバー毎の再発行間隔、受信サーバー毎の利
用頻度(データ配信回数)をチェックしていると共に、
管理サーバー情報受信部41が管理サーバー4から基本
契約内容の変更情報を受信したかどうかをチェックして
おり、そのチェック結果に基づいてパスワードの再発行
時期を求める。再発行間隔のチェックは、前述したよう
な経過時間チェックであり、前回のパスワードの発行時
期から所定時間が経過した時点をパスワードの再発行時
期とする。利用頻度のチェックは、受信サーバー毎の利
用頻度をデータ記憶部8に記録された基準値と比較する
処理である。例えば、利用頻度が基準値を上回った時点
をパスワードの再発行時期とする。この基準値も、基本
的には管理サーバー4によって決められている。基本契
約内容の変更については、管理サーバー情報受信部41
が管理サーバー4から基本契約内容変更情報を受信した
時点をパスワードの再発行時期とする。
【0111】該当ユーザ情報取得処理部14bは、受信
サーバー毎の利用頻度、平均通信速度、基本契約内容、
料金支払い状況をチェックし、前述の割引適用ランクを
求める。
【0112】暗証ワード発行判断部14cは、データ配
信に関するクライエントの現況が、予め定めた基準条件
を満足しているかどうかをチェックする。例えば、料金
支払いが完済されていることを基準条件とした場合、料
金支払いが未納ないし滞納になっている受信サーバーに
対しては、パスワードの再発行が不可能と判断する。あ
るいは、通信エラー回数が基準条件より悪い場合に、該
当する受信サーバーに対しては、パスワードの再発行が
不可能と判断する。
【0113】ユーザ情報反映暗証ワード発行部14d
は、暗証ワード発行判断部14cによって再発行可能と
判断された受信サーバーについて、既に説明したよう
に、ユーザ情報を反映したパスワードを作成する。
【0114】新暗証ワード送受信制御処理部14eは、
ユーザ情報反映暗証ワード発行部14dによって作成さ
れたユーザ情報反映パスワードを、該当する受信サーバ
ーに送信する制御、およびその新しいユーザ情報反映パ
スワードを受信サーバーから受信したときに、認証処理
に移行する制御を行う。
【0115】課金管理部18は、配信データの課金情報
を、既に説明したようにユーザ情報に基づいて算出した
り、再生1回当たりの課金を変更したりするブロックで
ある。
【0116】送信データ管理部19は、配信データを受
信サーバーに送信する際に、その送信情報をログとして
記録するとともに、配信データに配信サーバーIDを付
与し、配信データの送信の制御を行うブロックである。
【0117】契約内容変更処理部20は、管理サーバー
4から基本契約内容変更情報を受け取ったときに、該当
する受信サーバーの基本契約内容を変更し、ユーザ情報
管理部44に更新処理を行わせる。
【0118】管理サーバー情報受信部41は、既に説明
したように、管理サーバー4から送られてくる基本契約
内容変更情報や、キャンペーン情報や、ユーザ情報を受
信する。
【0119】ユーザ情報管理部44は、既に説明した各
受信サーバーのユーザ情報を管理し、データ記憶部8の
該当ファイルに記録するブロックである。この他、各受
信サーバーのIDおよびパスワードの情報を管理し、デ
ータ記憶部8の該当ファイルに記録する。
【0120】次に、受信サーバー7A〜7Cの構成につ
いて説明する。図3は、受信サーバー7A〜7Cの概略
構成を示すブロック図である。なお、図3に示す構成
は、受信サーバー7A〜7CをPCベースのサーバーで
構成した例を示している。
【0121】同図に示すように、配信サーバー7A〜7
Cは、データ記憶部21、中央処理部22、音データ出
力装置24、再生データチェック部25、再生データ保
存処理部26、発注先選択処理部27、音声ガイド制御
処理部28、再生完了処理部29、通信処理部30、表
示部31、操作部32、再生処理部33、課金管理部3
4、発注データ管理部35、発注処理部36および認証
チェック部37を備えた構成となっている。
【0122】なお、図3は、上記の各構成が全て同様に
接続された図となっているが、実際には、各種バスやイ
ンターフェースなどを介してハードウェア的に接続され
ている部分や、制御・処理プログラム上での連係によっ
てソフトウェア的に接続されている部分などが存在して
いる。以下の各構成の説明では、受信サーバー7A〜7
Cを単に受信サーバーと称することにする。
【0123】データ記憶部21は、例えばハードディス
ク装置(HD)などの記憶手段によって構成されるもの
であり、配信サーバーから受信した再生用の配信データ
を再生用コード化データとして記憶したり、受信および
再生に関わる様々な管理データを記憶するものである。
なお、このハードディスク装置内、あるいは別のハード
ディスク装置内には、受信サーバーの動作に必要なOS
や各種プログラム、データなどが記憶されている。
【0124】中央処理部22は、CPUなどの演算処理
装置によって構成されるものであり、受信サーバー内の
各種演算処理を行うものである。なお、図示はしていな
いが、各種演算処理を行う上で必要とされるRAMなど
も設けられている。
【0125】通信処理部30は、受信サーバーの外部に
あるコンピュータとのインターフェースとなるものであ
り、受信サーバーを構成するコンピュータの特定のCO
Mポートが割り当てられる。なお、ネットワークインタ
ーフェースとしては特に限定するものではなく、配信サ
ーバーにおいて説明したように、例えば、Ethernet、F
DDI、ISDN、ATMなどが用いられる。
【0126】表示部31は、CRTやLCDなどの各種
表示モニターによって構成されるものである。また、操
作部32は、ジョイスティックやボタンなどの入力装置
によって構成されるものである。消費者は、この表示部
31における表示を見て、操作部32によって入力動作
を行うことによって、所望とするデータを購入すること
ができる。
【0127】音データ出力装置24は、アンプ部および
スピーカーなどから構成されるものであり、様々な音声
を出力するためのブロックである。例えば、音楽データ
を購入する際には、その音楽を試聴する際の音声を出力
したり、操作のガイドを行う音声を出力したり、BGM
を出力したりすることになる。
【0128】再生データ保存処理部26は、消費者がデ
ータの購入を行う際に、該データを何らかの記録媒体に
記録する処理を行うブロックである。記録媒体の種類と
しては特に限定しないが、例えばMD、CD−R、CD
−RW、DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM、
ICメモリー、フロッピー(登録商標)ディスク、ZI
Pディスク、MO、小型ハードディスクなどが挙げられ
る。また、このような記録媒体は、消費者が自ら持参し
て記録を行う形態でもよいし、端末機内で予め記録媒体
を用意しておき、販売する際には、データの料金に記録
媒体の料金を加えた額を請求する形態としてもよい。
【0129】以上説明した、データ記憶部21、中央処
理部22、音データ出力装置24、再生データ保存処理
部26、通信処理部30、表示部31および操作部32
は、受信サーバーにおけるハードウェア的な構成を示す
ブロックである。そして、以下に示す再生データチェッ
ク部25、発注先選択処理部27、音声ガイド制御処理
部28、再生完了処理部29、再生処理部33、課金管
理部34、発注データ管理部35、発注処理部36およ
び認証チェック部37が、配信サーバーにおけるソフト
ウェア的な構成を示すブロックとなる。
【0130】再生データチェック部25は、消費者が再
生要求を行った特定のデータが当該受信サーバー内に蓄
えられている場合、その蓄えられている特定のデータの
再生回数情報をチェックし、再生が可能であるか否かを
チェックするブロックである。ここで再生が不可能であ
ると判断された場合には、再生要求が行われた特定のデ
ータを、当該受信サーバーが受信可能な配信サーバーに
配信要求することになる。
【0131】音声ガイド制御処理部28は、消費者に対
して、データの再生に関する様々な音声ガイドを制御す
るブロックである。
【0132】再生完了処理部29は、消費者に対する再
生処理を完了した際に、履歴データを管理サーバー4に
送信するとともに、該履歴データを保存する処理を行う
ブロックである。
【0133】再生処理部33は、再生要求されたデータ
に対して、暗号化されたデータをデコードするととも
に、該当データが圧縮されている場合には、同時に解凍
(伸張)処理を行うブロックである。これにより、再生
要求されたデータが再生可能なデータ形式に変換される
ことになる。
【0134】課金管理部34は、消費者による再生要
求、すなわちデータ購入要求がなされた際の課金の管理
を行うブロックである。課金の形態としては、現金支払
い、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカ
ードなどによる支払いなどが挙げられる。よって、課金
管理部34は、現金の収受を行う装置、あるいは各種カ
ードによる決済を行う装置などを備えるとともに、これ
らの装置の制御を行うシステムを有している。また、課
金管理部34は、配信データの課金情報を、再生回数情
報などに基づいて算出したり、再生1回当たりの課金を
変更したりする機能をも有している。
【0135】発注データ管理部35は、受信サーバー内
に蓄えられているデータの再生回数情報をチェックし、
各データのIDと共に記録、管理を行うブロックであ
る。この発注データ管理部35によって、受信サーバー
内に蓄えられている各データが、あと何回分再生可能で
あるかを把握することが可能となっている。
【0136】発注処理部36は、上記発注データ管理部
35によって再生残回数が0または所定値以下となって
いると認識されたデータの配信要求を、配信サーバーに
対して行うブロックである。
【0137】発注先選択処理部27は、発注処理部36
における配信要求処理のために、配信要求対象となって
いるデータに適した配信サーバーを選択する。
【0138】認証チェック部37は、本受信サーバーの
特徴的ブロックであり、送信サーバーに対してIDなら
びにパスワードを送出し、送信サーバーで認証されたか
どうかを確認する基本的機能の他に、暗証ワードチェッ
ク処理部37a、暗証ワード変更処理部37bおよび暗
証ワード内容確認処理部37cに分かれている。
【0139】暗証ワードチェック処理部37aは、契約
している配信サーバーからIDおよびパスワードが送信
されてきたとき、IDおよびパスワードを用いて正規の
配信サーバーであるか否をチェックし、認証できた配信
サーバーにアクセスの許可を与える。
【0140】暗証ワード変更処理部37bは、その新た
なパスワードの再発行を受けるまで有効であった旧パス
ワードを新たなパスワードに更新する処理を行う。
【0141】暗証ワード内容確認処理部37cは、新た
なパスワードに含まれている前述したようなユーザ情報
およびキャンペーン情報からなる組み込み情報を抽出
し、割引適用ランク、対象データ分類情報、最大再利用
回数およびキャンペーン情報を解読する。
【0142】例えば、割引適用ランクに変更が有った場
合や、キャンペーン情報が含まれていた場合、課金管理
部34は、暗証ワード内容確認処理部37cの確認に基
づいて、消費者に対する課金の変更や、著作権者に納め
るデータ使用料の変更処理を行う。また、利用できるデ
ータの種類や範囲を変更する対象データ分類情報が含ま
れていた場合や、最大再利用回数の変更情報が含まれて
いた場合、発注データ管理部35は、暗証ワード内容確
認処理部37cの確認に基づいて、記録されている利用
できるデータの種類や範囲を変更する処理を行ったり、
対象データの記録されている最大再利用回数を変更する
処理を行う。
【0143】このように、受信サーバーは、ユーザ情報
反映パスワードを解読することによって契約条件を読み
取り、データ配信に関する処理を読み取った契約条件に
従って即座に設定することができる。したがって、配信
サーバーの管理者と受信サーバーの管理者との間で契約
条件を確認し合い、契約条件に従う処理がそれぞれ行わ
れるようにする手続きや、契約条件の変更に関する手続
きを極めて簡便にすることができる。
【0144】最後に、配信サーバーで行われるユーザ情
報反映パスワードの再発行について、その処理の流れを
図1に基づいて説明する。
【0145】パスワード変更処理として、まず、ステッ
プ1(以下、S1と略記)で、暗証ワード発行時期算出
処理部14aによって、パスワードを変更する再発行時
期か否かのチェックが行われる。S1で再発行時期であ
ることが確認されると、該当ユーザ情報取得処理部14
bは、ユーザ情報管理部22が管理しているデータ利用
頻度のチェック(S2)、平均データ通信速度のチェッ
ク(S3)、料金決済状況のチェック(S4)、基本契
約内容およびその変更有無のチェック(S5)、通信安
定度のチェック(S6)を行い、前述の割引適用ランク
を求める。
【0146】次に、暗証ワード発行判断部14cは、こ
れらユーザ情報を基準条件と比較する(S7)。そし
て、暗証ワード発行判断部14cで、ユーザ情報が基準
条件を満足しているかどうかを判断し(S8)、ユーザ
情報が基準条件を満足していなければ、パスワードの発
行処理を中止する(S9)と共に、該当受信サーバーは
不的確なので、今後データ配信を行わないようにするた
めに、該当受信サーバーのパスワードを書き換える処理
は行う(S10)。これにより、該当受信サーバーは、
今後、配信サーバーの認証を受けることができなくな
る。したがって、例えばデータ使用料が未納であるよう
な不的確な受信サーバーが、不正にデータ配信を受け続
けることを防止できるので、配信サーバーのセキュリテ
ィを向上させることができる。
【0147】また、S8で、ユーザ情報が基準条件を満
足している場合には、ユーザ情報反映暗証ワード発行部
14dが、該当ユーザ情報取得処理部14bで求められ
た割引適用ランクや、その他のユーザ情報およびキャン
ペーン情報を組み込んだユーザ情報反映パスワードを作
成し、該当受信サーバーについて記録してあるパスワー
ドを書き換える処理を行う(S11)。
【0148】続いて、配信サーバーが受信サーバーに自
分のパスワードを送信して認証を受けた後、S12で、
新暗証ワード送受信制御処理部14eは、作成したユー
ザ情報反映パスワードを対象の受信サーバーに送信す
る。このとき、認証チェック部10によって受信サーバ
ーの認証を行うが、それには受信サーバーから旧パスワ
ードを提示してもらうことによって行う(S13)。認
証チェック部10における認証チェックの良否判定(S
14)の結果、認証チェックが不良であった場合、パス
ワードの発行処理を中止する(S15)と共に、認証チ
ェックのリトライや、認証不良であったことを管理サー
バー4に送信する等、原因究明に必要な措置を取る(S
16)。
【0149】また、S14で、認証チェックが正常であ
った場合、受信サーバーでは、新しいパスワードが受け
取られ、旧パスワードを更新し、新しいパスワードを登
録する処理が行われる。配信サーバーは、受信サーバー
から新しいパスワードが送信されてくるのを待ち、送信
されたときに認証チェック部10で認証チェックの良否
判定を行う(S17)。もし、新しいパスワードによる
認証チェックが不良であれば、受信サーバーの更新処理
にエラーが起きている可能性が高いので、認証できない
ことを示すメッセージ等を受信サーバーに送るようにし
てもよい。
【0150】また、S17で、新しいパスワードによる
認証チェックが正常であれば、認証が成功し、新しいパ
スワードの再発行処理が成功したことを示す完了情報を
受信サーバーに返信して(S18)、全ての処理を完了
する。
【0151】このように、本発明によれば、パスワード
を再発行すべき時期になると、受信サーバーの的確性の
如何に関わらず、S10またはS11において、配信サ
ーバーで必ずパスワードが書き換えられるようになって
いる。したがって、第三者がパスワードを盗用しようと
しても、配信サーバーでパスワードが書き換えられてい
るので、パスワードの盗用が発覚するまで、データが不
正に取得され続けるという事態を確実に防止することが
できる。したがって、配信サーバーおよび受信サーバー
双方のセキュリティを向上させることができる。
【0152】本実施の形態では、配信サーバーと受信サ
ーバーとのデータ送受信関係に関して主に説明を行った
が、本発明は配信サーバーと受信サーバーとの関係に限
定されるものではない。すなわち、本発明は、ホストコ
ンピュータと、ホストコンピュータからパスワードの発
行を受けるクライエントのコンピュータという関係が成
り立つあらゆるコンピュータネットワークに適用するこ
とができる。
【0153】例えば、図5に示す二次配信サーバー2A
〜2Cおよび三次配信サーバー3A〜3Cのそれぞれ
が、管理サーバー4からユーザ情報反映パスワードの発
行および再発行を受ける形態とした場合、管理サーバー
4を図2に示す配信サーバーのように構成し、各配信サ
ーバー2A〜2C、3A〜3Cを図3に示す受信サーバ
ーのように構成することができる。
【0154】なお、配信サーバーおよび受信サーバーで
の処理は、プログラムで実現することが可能である。こ
のプログラムはコンピュータで読み取り可能な記録媒体
に格納されている。本発明では、この記録媒体として、
配信サーバーおよび受信サーバーで処理が行われるため
に必要な図示していないメモリ(例えばROMそのも
の)であってもよいし、また図示していないが外部記憶
装置としてプログラム読み取り装置が設けられ、そこに
記録媒体を挿入することで読み取り可能なプログラムメ
ディアであってもよい。
【0155】上記いずれの場合においても、格納されて
いるプログラムはマイクロプロセッサ(図示せず)のア
クセスにより実行される構成であってもよいし、格納さ
れているプログラムを読み出し、読み出したプログラム
を配信サーバーおよび受信サーバー図示されていないプ
ログラム記憶エリアにダウンロードすることにより、そ
のプログラムが実行される構成であってもよい。この場
合、ダウンロード用のプログラムは予め本体装置に格納
されているものとする。
【0156】ここで、上記プログラムメディアは、本体
と分離可能に構成される記録媒体であり、磁気テープや
カセットテープ等のテープ系、フロッピーディスクやハ
ードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/
MD/DVD等の光ディスクのディスク系、ICカード
(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、ある
いはマスクROM、EPROM、EEPROM、フラッ
シュROM等による半導体メモリを含めた固定的にプロ
グラムを担持する媒体であってもよい。
【0157】また、本発明においては、インターネット
を含む通信ネットワークと接続可能なシステム構成であ
ることから、通信ネットワークからプログラムをダウン
ロードするように流動的にプログラムを担持する媒体で
あってもよい。なお、このように通信ネットワークから
プログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロ
ード用プログラムは予め本体装置に格納しておくか、あ
るいは別な記録媒体からインストールされるものであっ
てもよい。
【0158】なお、記録媒体に格納されている内容とし
てはプログラムに限定されず、データであってもよい。
【0159】ところで、本発明に係る暗証ワードの発行
装置を、「データ通信にあたって、クライエントのコン
ピュータを認証するために、該コンピュータから送信さ
れる暗証ワードの発行装置において、データ通信に関す
るクライエントの契約条件を記録しておく情報管理部
と、該契約条件を示す特定データを含む暗証ワードを発
行する暗証ワード発行部とを備えている暗証ワードの発
行装置」と構成してもよい。
【0160】これにより、暗証ワードの発行装置を備え
るホストコンピュータは、クライエントのコンピュータ
に暗証ワードを発行するだけで、データ通信に関する契
約条件をクライエントに伝達することができ、クライエ
ントのコンピュータは、該特定データを解読することに
よって、契約条件に則したデータ通信処理を即座に行う
ことができる。
【0161】また、本発明に係る記録媒体を、「データ
配信側のホストコンピュータが、データ受信側のクライ
エントのコンピュータを認証するための暗証ワードを、
データ配信に関するクライエントの契約条件を示す特定
データを含めた状態で、クライエントのコンピュータに
対して発行することを特徴とするデータ配信方法を実行
するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体」と構成してもよい。
【0162】さらに、本発明に係るデータ配信方法を、
「データ受信側のクライエントのコンピュータが、デー
タ配信側のホストコンピュータに暗証ワードを送信する
ことによって、ホストコンピュータの認証を受けるステ
ップを含むデータ配信方法において、上記クライエント
のコンピュータが、上記ホストコンピュータから、デー
タ配信に関するクライエントの契約条件を示す特定デー
タを含む暗証ワードの発行を受け、発行された暗証ワー
ドから上記特定データの内容を読み取り、読み取った内
容に従って、上記契約条件を履行する処理を行うことを
特徴とするデータ配信方法」としてもよい。
【0163】これにより、クライエントのコンピュータ
は、ホストコンピュータから発行された暗証ワードを解
読することによって契約条件を認識し、契約条件に従う
ように、データ配信に関する処理を即座に設定すること
が可能となる。
【0164】ここで、契約条件に従ったデータ配信に関
する処理には、例えば、データ配信側に対する1回あた
りのデータ使用料の納金を契約条件に則して自動遂行す
る処理とか、クライエントのコンピュータがホストコン
ピュータからダウンロードしたデータを、第三者のコン
ピュータへダウンロードさせる仲介配信業者である場合
には、当該データの配信回数を契約条件に従って制限す
る処理とか、あるデータの使用料を一定期間だけ変更す
る処理等が含まれる。
【0165】一方、データ配信側のホストコンピュータ
は、契約条件に変更が生じたときに、新たな契約条件を
示す特定データを含めた暗証ワードを再発行しさえすれ
ば、クライエントのコンピュータに、変更された契約条
件に従うように、データ配信に関する処理を即座に設定
し直させることが可能となる。
【0166】このように、データの配信側と受信側と
で、契約条件を確認し、契約条件に従う処理が行われる
ようにする手続きや、契約条件の変更に関する手続きを
配信側主導で簡便にするデータ配信システムを提供する
ことができる。
【0167】
【発明の効果】請求項1の発明に係る暗証ワード発行方
法は、以上のように、クライエントのコンピュータが、
通信を開始するときにホストコンピュータの認証を受け
るべくホストコンピュータに送信する暗証ワードを、ホ
ストコンピュータが発行する暗証ワード発行方法におい
て、上記ホストコンピュータが、上記暗証ワードを再発
行する時期か否かを監視し、再発行の時期であれば、上
記暗証ワードを書き換える処理を行うことを特徴として
いる。
【0168】それゆえ、第三者が暗証ワードを盗用しよ
うとしても、ホストコンピュータで暗証ワードが書き換
えられているので、暗証ワードの盗用が発覚するまで、
データが不正に取得され続けるという事態を防止するこ
とができる。したがって、ホスト側およびクライエント
側双方のセキュリティを向上させることができるという
効果を奏する。
【0169】請求項2の発明に係る暗証ワード発行方法
は、以上のように、請求項1に記載の暗証ワード発行方
法に加えて、上記暗証ワードが、ホストコンピュータの
管理者と上記クライエントとの間で結ばれるデータ通信
に関するクライエントの契約条件を示す特定データを含
んでいることを特徴としている。
【0170】それゆえ、ホストコンピュータの管理者と
クライエントとの間で契約条件を確認し合い、契約条件
に従う処理がそれぞれ行われるようにする手続きや、契
約条件の変更に関する手続きを簡便にするデータ配信シ
ステムを提供することができるという効果を奏する。
【0171】請求項3の発明に係る暗証ワード発行方法
は、以上のように、請求項2に記載の暗証ワード発行方
法に加えて、上記暗証ワードを書き換える処理が、ホス
トコンピュータとクライエントのコンピュータとの間、
またはクライエントのコンピュータと第三者のコンピュ
ータとの間の少なくとも一方でやり取りされるデータ配
信に関するクライエントの現況を予め定めた基準条件と
比較する処理と、その比較結果に応じて、上記特定デー
タを書き直す処理とを含むことを特徴としている。
【0172】それゆえ、データ配信側のホストコンピュ
ータが発行する暗証ワードに、データ配信に関するクラ
イエントの現況に応じた契約条件を反映させることがで
きるので、データの配信側と受信側とで、クライエント
の現況に応じた契約条件を確認し、その契約条件に従う
処理が行われるようにする手続きや、クライエントの現
況が変化した場合に、契約条件の変更に関して行う必要
が有る手続きを簡便にするデータ配信システムを提供す
ることができるという効果を奏する。
【0173】請求項4の発明に係る暗証ワード発行方法
は、以上のように、請求項1ないし3のいずれか1項に
記載の暗証ワード発行方法に加えて、さらに、上記デー
タ配信に関するクライエントの現況を確認し、クライエ
ントの現況が、予め定めた基準条件を満足しているとき
に、上記書き換えた暗証ワードを再発行する処理を行う
一方、上記クライエントの現況が、予め定めた基準条件
を満足していないときに、上記書き換えた暗証ワードを
再発行する処理を中止することを特徴としている。
【0174】それゆえ、暗証ワードを再発行できる条件
を備えたクライエントを選別し、的確性の有るクライエ
ントに対してのみ、暗証ワードを再発行することができ
る。さらに、パスワードを再発行できる条件を備えてい
ない不的確なクライエントには、パスワードの再発行を
停止することができる。したがって、データ配信自体を
行うか否かを、クライエントの的確性に応じてデータ配
信側の主導で自動的に設定することができるので、デー
タ配信側のセキュリティを一層向上させることができる
という効果を奏する。
【0175】請求項5の発明に係るデータ配信方法は、
以上のように、データ受信側のクライエントのコンピュ
ータが、データ配信側のホストコンピュータに暗証ワー
ドを送信することによって、ホストコンピュータの認証
を受けるステップを含むデータ配信方法において、上記
クライエントのコンピュータが、上記データ配信側で定
めた時期に、上記ホストコンピュータから、暗証ワード
の再発行を受け、暗証ワードを更新する処理を行うこと
を特徴としている。
【0176】それゆえ、第三者が暗証ワードを盗用しよ
うとしても、ホストコンピュータで暗証ワードが書き換
えられているので、暗証ワードの盗用が発覚するまで、
データが不正に取得され続けるという事態を防止するこ
とができる。したがって、ホスト側およびクライエント
側双方のセキュリティを向上させることができるという
効果を奏する。
【0177】請求項6の発明に係る暗証ワードの発行装
置は、以上のように、データ通信にあたって、クライエ
ントのコンピュータを認証するために、該コンピュータ
から送信される暗証ワードの発行装置において、上記暗
証ワードの再発行時期を求める再発行時期演算部と、上
記再発行時期演算部が求めた再発行時期に基づいて、暗
証ワードを再発行すべきか否かを判断し、再発行すべき
場合に、上記暗証ワードを書き換える処理を行う暗証ワ
ード発行部とを備えていることを特徴としている。
【0178】それゆえ、例えばデータの配信を行うホス
トコンピュータのような暗証ワードの発行装置は、クラ
イエントのコンピュータからIDまたはパスワードのよ
うな暗証ワードの再発行を求められなくても、再発行時
期演算部で再発行時期を割り出し、暗証ワード発行部に
よって暗証ワードを書き換えることができるので、請求
項1に記載の暗証ワード発行方法について説明したのと
同様の効果を奏する。
【0179】請求項7の発明に係る暗証ワードの発行装
置は、以上のように、上記暗証ワード発行部が、ホスト
コンピュータの管理者と上記クライエントとの間で結ば
れるデータ通信に関する契約条件を示す特定データを含
む暗証ワードを発行することを特徴としている。
【0180】それゆえ、請求項2に記載の暗証ワード発
行方法について説明したのと同様の効果を奏する。
【0181】請求項8の発明に係る暗証ワードの発行装
置は、以上のように、請求項7に記載の構成に加えて、
さらに、クライエントのコンピュータに対するデータ配
信、またはクライエントのコンピュータと第三者のコン
ピュータとの間でやり取りされるデータ配信に関するク
ライエントの現況を示す情報を記録して管理すると共
に、クライエントの現況と比較すべき基準条件を予め記
録しておく情報管理部を備え、上記暗証ワード発行部
は、暗証ワードを再発行すべき場合に、上記情報管理部
が記録したクライエントの現況を示す情報と基準条件と
を読み出して比較し、その比較結果に応じて、上記特定
データを書き直すことを特徴としている。
【0182】それゆえ、請求項3に記載の暗証ワード発
行方法について説明したのと同様の効果を奏する。
【0183】請求項9の発明に係る暗証ワードの発行装
置は、以上のように、請求項6ないし8のいずれか1項
に記載の構成に加えて、さらに、クライエントのコンピ
ュータに対するデータ配信、またはクライエントのコン
ピュータと第三者のコンピュータとの間でやり取りされ
るデータ配信に関するクライエントの現況を示す情報を
記録して管理すると共に、クライエントの現況と比較す
べき基準条件を予め記録しておく情報管理部を備え、上
記暗証ワード発行部は、クライエントの現況が、予め定
めた基準条件を満足しているときに、上記書き換えた暗
証ワードを再発行する処理を行う一方、上記クライエン
トの現況が、予め定めた基準条件を満足していないとき
に、上記書き換えた暗証ワードを再発行する処理を中止
することを特徴としている。
【0184】それゆえ、請求項4に記載の暗証ワード発
行方法について説明したのと同様の効果を奏する。
【0185】請求項10の発明に係るコンピュータ読み
取り可能な記録媒体は、ホストコンピュータが、クライ
エントのコンピュータと通信を開始するときに、クライ
エントのコンピュータを認証するための暗証ワードを、
クライエントのコンピュータに対して再発行する時期か
否かを監視し、再発行の時期であれば、上記暗証ワード
を書き換える処理を行うことを特徴とする暗証ワード発
行方法を実行するプログラムを記録している。
【0186】それゆえ、ホストコンピュータが上記記録
媒体から暗証ワード発行方法を実行するプログラムを読
み出すことによって、請求項1に記載の暗証ワード発行
方法について説明したのと同様の効果を奏する。
【0187】請求項11の発明に係るコンピュータ読み
取り可能な記録媒体は、データ受信側のクライエントの
コンピュータが、データ配信側のホストコンピュータの
認証を受けるための暗証ワードを、データ配信に関する
クライエントの契約条件を示す特定データを含む状態で
発行を受け、発行された暗証ワードから上記特定データ
の内容を読み取り、読み取った内容に従って、上記契約
条件を履行する処理を行うことを特徴とするデータ配信
方法を実行するプログラムを記録している。
【0188】それゆえ、クライエントのコンピュータが
上記記録媒体からデータ配信方法を実行するプログラム
を読み出すことによって、請求項5に記載のデータ配信
方法について説明したのと同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の暗証ワード発行方法に従う暗証ワード
発行処理手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明の暗証ワードの発行装置の構成例を示す
ブロック図である。
【図3】本発明に係るクライエントのコンピュータの構
成例を示すブロック図である。
【図4】ユーザ情報反映パスワードを随時再発行するデ
ータ配信システムの接続イメージを示す説明図である。
【図5】本発明のデータ配信システムにおけるネットワ
ーク構成を概略的に示す説明図である。
【符号の説明】
1 原盤サーバー(ホストコンピュー
タ) 2A・2B・2C 二次配信サーバー(ホストコンピ
ュータ、クライエントのコンピュータ) 3A・3B・3C 三次配信サーバー(ホストコンピ
ュータ、クライエントのコンピュータ) 4 管理サーバー(ホストコンピュー
タ) 8 データ記憶部(記録媒体) 14a 暗証ワード発行時期算出処理部
(再発行時期演算部) 14d ユーザ情報反映暗証ワード発行
部(暗証ワード発行部) 42 ユーザ情報管理部(情報管理
部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B085 AC12 AE03 BG07 5C064 BA07 BB01 BB02 BC16 BC18 BC23 BD01 BD07 5D108 BG08

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クライエントのコンピュータが、通信を開
    始するときにホストコンピュータの認証を受けるべくホ
    ストコンピュータに送信する暗証ワードを、ホストコン
    ピュータが発行する暗証ワード発行方法において、 上記ホストコンピュータが、上記暗証ワードを再発行す
    る時期か否かを監視し、 再発行の時期であれば、上記暗証ワードを書き換える処
    理を行うことを特徴とする暗証ワード発行方法。
  2. 【請求項2】上記暗証ワードは、ホストコンピュータの
    管理者と上記クライエントとの間で結ばれるデータ通信
    に関する契約条件を示す特定データを含んでいることを
    特徴とする請求項1に記載の暗証ワード発行方法。
  3. 【請求項3】上記暗証ワードを書き換える処理は、ホス
    トコンピュータとクライエントのコンピュータとの間、
    またはクライエントのコンピュータと第三者のコンピュ
    ータとの間の少なくとも一方でやり取りされるデータ配
    信に関するクライエントの現況を予め定めた基準条件と
    比較する処理と、その比較結果に応じて、上記特定デー
    タを書き直す処理とを含むことを特徴とする請求項2に
    記載の暗証ワード発行方法。
  4. 【請求項4】さらに、上記データ配信に関するクライエ
    ントの現況を確認し、 クライエントの現況が、予め定めた基準条件を満足して
    いるときに、上記書き換えた暗証ワードを再発行する処
    理を行う一方、 上記クライエントの現況が、予め定めた基準条件を満足
    していないときに、上記書き換えた暗証ワードを再発行
    する処理を中止することを特徴とする請求項1ないし3
    のいずれか1項に記載の暗証ワード発行方法。
  5. 【請求項5】データ受信側のクライエントのコンピュー
    タが、データ配信側のホストコンピュータに暗証ワード
    を送信することによって、ホストコンピュータの認証を
    受けるステップを含むデータ配信方法において、 上記クライエントのコンピュータが、上記データ配信側
    で定めた時期に、上記ホストコンピュータから、暗証ワ
    ードの再発行を受け、暗証ワードを更新する処理を行う
    ことを特徴とするデータ配信方法。
  6. 【請求項6】データ通信にあたって、クライエントのコ
    ンピュータを認証するために、該コンピュータから送信
    される暗証ワードの発行装置において、 上記暗証ワードの再発行時期を求める再発行時期演算部
    と、 上記再発行時期演算部が求めた再発行時期に基づいて、
    暗証ワードを再発行すべきか否かを判断し、再発行すべ
    き場合に、上記暗証ワードを書き換える処理を行う暗証
    ワード発行部とを備えていることを特徴とする暗証ワー
    ドの発行装置。
  7. 【請求項7】上記暗証ワード発行部は、ホストコンピュ
    ータの管理者と上記クライエントとの間で結ばれるデー
    タ通信に関する契約条件を示す特定データを含む暗証ワ
    ードを発行することを特徴とする請求項6に記載の暗証
    ワードの発行装置。
  8. 【請求項8】さらに、クライエントのコンピュータに対
    するデータ配信、またはクライエントのコンピュータと
    第三者のコンピュータとの間でやり取りされるデータ配
    信に関するクライエントの現況を示す情報を記録して管
    理すると共に、クライエントの現況と比較すべき基準条
    件を予め記録しておく情報管理部を備え、 上記暗証ワード発行部は、暗証ワードを再発行すべき場
    合に、上記情報管理部が記録したクライエントの現況を
    示す情報と基準条件とを読み出して比較し、その比較結
    果に応じて、上記特定データを書き直すことを特徴とす
    る請求項7に記載の暗証ワードの発行装置。
  9. 【請求項9】さらに、クライエントのコンピュータに対
    するデータ配信、またはクライエントのコンピュータと
    第三者のコンピュータとの間でやり取りされるデータ配
    信に関するクライエントの現況を示す情報を記録して管
    理すると共に、クライエントの現況と比較すべき基準条
    件を予め記録しておく情報管理部を備え、 上記暗証ワード発行部は、クライエントの現況が、予め
    定めた基準条件を満足しているときに、上記書き換えた
    暗証ワードを再発行する処理を行う一方、上記クライエ
    ントの現況が、予め定めた基準条件を満足していないと
    きに、上記書き換えた暗証ワードを再発行する処理を中
    止することを特徴とする請求項6ないし8のいずれか1
    項に記載の暗証ワードの発行装置。
  10. 【請求項10】ホストコンピュータが、クライエントの
    コンピュータと通信を開始するときに、クライエントの
    コンピュータを認証するための暗証ワードを、クライエ
    ントのコンピュータに対して再発行する時期か否かを監
    視し、再発行の時期であれば、上記暗証ワードを書き換
    える処理を行うことを特徴とする暗証ワード発行方法を
    実行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可
    能な記録媒体。
  11. 【請求項11】データ受信側のクライエントのコンピュ
    ータが、データ配信側のホストコンピュータの認証を受
    けるための暗証ワードを、データ配信に関するクライエ
    ントの契約条件を示す特定データを含む状態で発行を受
    け、発行された暗証ワードから上記特定データの内容を
    読み取り、読み取った内容に従って、上記契約条件を履
    行する処理を行うことを特徴とするデータ配信方法を実
    行するプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能
    な記録媒体。
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