JP2003132425A - 記録媒体並びにコンテンツ情報提供方法及びシステム - Google Patents

記録媒体並びにコンテンツ情報提供方法及びシステム

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JP2003132425A
JP2003132425A JP2001328197A JP2001328197A JP2003132425A JP 2003132425 A JP2003132425 A JP 2003132425A JP 2001328197 A JP2001328197 A JP 2001328197A JP 2001328197 A JP2001328197 A JP 2001328197A JP 2003132425 A JP2003132425 A JP 2003132425A
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JP2001328197A
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Koichi Otsuka
幸一 大塚
Yuji Yamazaki
▼祐▲司 山崎
Kazuhiko Omichi
和彦 大道
Akira Kato
昭 加藤
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Maxell Holdings Ltd
Original Assignee
Hitachi Maxell Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/00086Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy
    • G11B20/0071Circuits for prevention of unauthorised reproduction or copying, e.g. piracy involving a purchase action
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ネットワークを介したコンテンツ情報の販売に
ついてプリペイド式の記録媒体を用いる。 【解決手段】システム運営者は、プリペイド式ディスク
7をコンテンツ情報のプリペイド代金とディスクそのも
のの代金とを加算した額にて販売する。また、ダウンロ
ード・サーバ5を構築してネットワーク1に接続してお
く。一方、ユーザはプリペイド式ディスク7を購入し、
プリペイド式ディスク7をユーザ端末3のディスク・ド
ライブ3aにロードする。そして、プリペイド式ディス
ク7に格納されたコンテンツ取得プログラム及びユーザ
端末3とが協働して、ユーザが指示したコンテンツ情報
をダウンロード・サーバ5からダウンロードし、プリペ
イド式ディスク7に記録する。ダウンロード・サーバ5
では、真正なプリペイド式ディスク7が用いられている
ことの確認、当該プリペイド式ディスク7に設定されて
いるプリペイド代金の残金管理などが行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、コンテンツ情報
(本願においてはプログラムをも含むものとする。)の
提供技術に関し、より詳しくはプリペイド方式のコンテ
ンツ情報提供技術に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば特開平11−250633号公報
には以下のような技術が開示されている。すなわち、記
録媒体に対して、主情報についての或る特定の属性に従
った情報を有する情報源を特定するアドレス等の情報源
識別情報が主情報と共に格納され、記録装置側では、こ
の情報源識別情報により特定した情報源から情報をダウ
ンロードする。そして、このダウンロードしたデータが
副情報として記録される領域を記録媒体に設定して、こ
の領域にダウンロードしたデータを記録するようにす
る。これにより、1つの記録媒体に対して、同一の属性
に含まれる内容の主情報及び副情報を格納することがで
きるようになる。しかし、副情報を自由に取得すること
ができるわけではなく、また副情報についての決済につ
いては何ら考察されていない。
【0003】また例えば特開2001−60286号公
報には、データの書換可能な不揮発性半導体メモリ等の
カード型記録媒体で配信センターから配信される各種コ
ンテンツ情報を書き込み記録する際に生ずる課金金額を
予め前払いし、その前払い済み課金データを記録するプ
リペイド情報記録領域と、配信センターから配信される
各種コンテンツ情報を特定する付加情報を予め記録する
付加情報記録領域と、配信センターから配信された各種
コンテンツ情報を書き込み記録するコンテンツ情報記録
領域とを単一の記録媒体に配置する技術が開示されてい
る。しかし、前払い済み課金データが記録媒体に格納さ
れるため、偽造・改竄のおそれがある。また、特別の機
器を用いなければ記録媒体にコンテンツ情報を記録でき
ない。又、配信センターでは、アクセスに応じてコンテ
ンツ情報を送信してしまうので、不正にコンテンツ情報
を取得しやすい構成となっている。さらに、コンテンツ
情報の貸出については対応できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来ネ
ットワークを介したプリペイド式でのコンテンツ情報の
販売を安全に且つ簡単な構成にて可能にする技術は提案
されていない。また、コンテンツ情報の貸出についてプ
リペイド式の記録媒体を用いる技術は提案されていな
い。
【0005】従って、本発明の目的は、ネットワークを
介したコンテンツ情報の販売についてプリペイド式の記
録媒体を用いる新規な技術を提供することである。
【0006】また、本発明の他の目的は、ネットワーク
を介したコンテンツ情報の貸出についてプリペイド式の
記録媒体を用いる新規な技術を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様に係
る記録媒体は、情報を格納するための情報記録域と、少
なくともコンテンツ情報を取得し且つ情報記録域に記録
するためのプログラムとメディア識別情報とを格納した
読取専用域とを含む。そして、上記プログラムを、コン
ピュータに、上記プログラムの種別情報とメディア識別
情報の少なくともいずれかを含む、特定のコンテンツの
ダウンロード要求を、ダウンロード・サーバに送信する
要求送信ステップと、ダウンロード・サーバから特定の
コンテンツのための情報を受信し、情報記録域に記録す
る記録ステップとを実行させるためのプログラムとす
る。
【0008】このように記録媒体に、少なくともコンテ
ンツ情報を取得し且つ情報記録域に記録するためのプロ
グラムを格納しておくため、当該記録媒体の記録装置側
に特別な機能を保持させずに済むようになる。またコン
テンツ情報を他の記録媒体に格納するような不正行為を
防止しやすい。さらに、メディア識別情報をダウンロー
ド・サーバに送信するため、ダウンロード・サーバにお
いて各記録媒体のコンテンツ情報の購入履歴(記録履歴
でもある)を保持しておき、コンテンツ情報の不正取得
などを防止することができるようになる。なお、上記プ
ログラムの種別情報をダウンロード・サーバに送信する
場合には、ダウンロード・サーバ側で当該種別に対応す
る形式に変換されたコンテンツのための情報を記録媒体
の記録装置側に送信する場合もある。
【0009】また、上で述べた記録ステップを、ダウン
ロード・サーバから特定のコンテンツのための情報を受
信し、当該特定のコンテンツのための情報を所定の形式
に変換し、情報記録域に記録するステップとする場合も
ある。例えば、所定の形式をMPEGのような汎用の形
式とし、汎用的な形式でコンテンツ情報を記録媒体に記
録するようにすれば、他の再生装置にて容易に再生でき
るようになる。
【0010】また、上記プログラムを、コンピュータ
に、上で述べた要求送信ステップより前に、メディア識
別情報を読み出す識別情報読出ステップをさらに実行さ
せるような構成とし、上で述べた記録ステップを、メデ
ィア識別情報を読み出し、識別情報読出ステップにおい
て読み出されたメディア識別情報と比較する比較ステッ
プを含むような構成とすることも可能である。例えば、
要求送信ステップにおいては真正なプリペイド式の記録
媒体を使用して、記録先を他の汎用の記録媒体又は記録
装置とするような不正行為を防止するためである。
【0011】さらに、上で述べた要求送信ステップを、
少なくともメディア識別情報を含む、特定のコンテンツ
の貸出ダウンロード要求を、ダウンロード・サーバに送
信するステップとし、上記プログラムを、コンピュータ
に、情報記録域に記録される特定のコンテンツのための
情報に対応する、当該特定のコンテンツの利用期限に関
する情報を情報記録域に記録するステップをさらに実行
させるためのプログラムとするような構成も可能であ
る。
【0012】これによりコンテンツ情報の貸出にも対応
できるようになる。すなわち、メディア情報をダウント
ード・サーバに送信することにより、ダウンロード・サ
ーバにおいてプリペイド代金の残金等を確認したうえ
で、特定のコンテンツのための情報を送信できるか否か
判断することができるようになる。また、コンテンツ情
報の貸出状況を確認する場合もある。なお、コンテンツ
情報の再生については、利用期限に関する情報(例えば
暗号化された形で記録される)に従って制御される。
【0013】また、上記プログラムを、コンピュータ
に、特定のコンテンツの利用期限に関する情報を情報記
録域から読み出し、特定のコンテンツの利用期限を経過
していないと判断される場合には、情報記録域に記録さ
れた特定のコンテンツのための情報を再生するための処
理を実施するステップをさらに実行させるためのプログ
ラムとすることも可能である。情報記録域に格納された
利用期限に関する情報に基づき利用期限を経過していな
いと判断された場合には、所定の形式に変換されている
コンテンツ情報を例えば汎用の形式に戻し、再生するも
のである。予め汎用の形に変換して記録しておくと、利
用期限に関する情報に関わらず再生できてしまう可能性
があるためである。なお、ダウンロード・サーバに利用
許可をもらうような構成も可能である。
【0014】上で述べた要求送信ステップを、少なくと
もメディア識別情報とコンテンツ借入状況に関する情報
を含む、特定のコンテンツの貸出ダウンロード要求を、
ダウンロード・サーバに送信するステップとするような
構成も可能である。これにより、ダウンロード・サーバ
においてコンテンツ借入状況を確認して不正行為等のな
いことを確認することができるようになる。
【0015】さらに、上記プログラムを、コンピュータ
に、メディア識別情報を含む、情報記録域に記録された
特定のコンテンツについての貸出条件変更要求を、ダウ
ンロード・サーバに送信する貸出条件変更要求ステップ
と、ダウンロード・サーバから貸出条件変更要求に対す
る許可を表す応答(例えば利用期限に関する情報の場合
を含む)を受信した場合に、変更された利用期限に関す
る情報を情報記録域に記録するステップをさらに実行さ
せるためのプログラムとするような構成であってもよ
い。例えば、貸出期間の延長や、貸出から購入への変更
を行いたい場合に対処することができるようになる。
【0016】なお、上で述べた貸出条件変更要求ステッ
プを、メディア識別情報及びコンテンツ借入状況に関す
る情報を含む、情報記録域に記録された特定のコンテン
ツについての貸出条件変更要求を、ダウンロード・サー
バに送信するステップとする場合もある。
【0017】また、上記プログラムを、コンピュータ
に、ダウンロード・サーバから特定のコンテンツの利用
期限に関する情報及びメディア識別情報に対応して設定
されたプリペイド代金の残金に関する情報を受信するス
テップをさらに実行させるためのプログラムとするよう
な構成であってもよい。プリペイド代金の残金に関する
情報を記録媒体側で保持していれば、あとどの程度コン
テンツ情報を購入又は借入することができるかをローカ
ルに確認することができるようになる。
【0018】さらに、上記プログラムを、コンピュータ
に、メディア識別情報に対応して設定されたプリペイド
代金の残金を参照する要求に応じて、当該残金の金額の
情報を出力するステップをさらに実行させるためのプロ
グラムとすることも可能である。
【0019】本発明の第2の態様に係るコンテンツ情報
提供方法は、ユーザの端末から、記録先である記録媒体
のメディア識別情報を含む、特定のコンテンツのダウン
ロード要求を受信した場合、メディア識別情報を用いて
前記特定のコンテンツのダウンロードの可否を判断する
判断ステップと、特定のコンテンツのダウンロードを許
可する場合には、ユーザの端末に特定のコンテンツのた
めの情報を送信する送信ステップとを含む。少なくとも
メディア識別情報を用いて真正なプリペイド式の記録媒
体を用いた要求であるかを確認したうえで、例えば所定
の変換がかけられた特定のコンテンツのための情報を送
信する。
【0020】上で述べた判断ステップを、メディア識別
情報を用いて、当該メディア識別情報を格納していた記
録媒体が真正な記録媒体であるか判断するステップを含
むような構成であってもよい。
【0021】また、上で述べた判断ステップを、ユーザ
の端末から、メディア識別情報及びユーザの端末におけ
るコンテンツ情報取得プログラムの種別情報とを含む、
特定のコンテンツのダウンロード要求を受信した場合、
メディア識別情報及びコンテンツ情報取得プログラムの
種別情報の組み合わせが真正なものであるか判断するス
テップを含むような構成とすることも可能である。これ
により真正なプリペイド式の記録媒体を用いた要求であ
るかを確認することができる。
【0022】さらに、上で述べた判断ステップを、メデ
ィア識別情報に対応して登録されたプリペイド代金の残
金により特定のコンテンツのダウンロードにより生ずる
代金の支払いが可能か判断するステップをさらに含むよ
うな構成であってもよい。例えば、記録媒体によってプ
リペイド代金が異なる場合や、複数のコンテンツを購入
できるようになっていたり、コンテンツ情報の値段が異
なる場合、コンテンツ情報の貸出の場合には、必ずプリ
ペイド代金の残金を確認する必要がある。
【0023】なお、上で述べた判断ステップにおいてプ
リペイド代金の残金により特定のコンテンツのダウンロ
ードにより生ずる代金の支払いが可能と判断された場
合、プリペイド代金の残金から特定のコンテンツのダウ
ンロードにより生ずる代金を引いた額をメディア識別情
報に対応して登録するステップをさらに含むような構成
であってもよい。
【0024】また、上で述べた判断ステップを、メディ
ア識別情報に対応して登録された記録媒体の残容量によ
り特定のコンテンツのための情報を記録することができ
るか判断するステップをさらに含むような構成とするこ
とも可能である。例えば、コンテンツ情報が1バイトあ
たりいくらといった形で販売される場合や、記録媒体の
残容量が少ない場合等に、コンテンツ情報を記録できな
いと問題が生ずるので、事前に確認するものである。
【0025】上で述べた判断ステップにおいて記録媒体
の残容量により特定のコンテンツのための情報を記録す
ることができると判断された場合、記録媒体の残容量か
ら特定のコンテンツのための情報の容量を引いた新たな
残容量をメディア識別情報に対応して登録するステップ
をさらに含むような構成であってもよい。
【0026】上で述べた送信ステップを、コンテンツ情
報取得プログラムの種別情報に対応する形式に変換され
た特定のコンテンツの情報を、ユーザ端末に送信するス
テップを含むような構成であってもよい。種別情報に対
応しないような形式に変換された特定のコンテンツのた
めの情報を送信しても、利用できないためである。
【0027】上で述べた判断ステップを、ユーザの端末
から、メディア識別情報及びコンテンツの借入状況に関
する情報を含む、特定のコンテンツの貸出ダウンロード
要求を受信した場合、メディア識別情報に対応して登録
されているコンテンツ記録状況に関する情報とコンテン
ツの借入状況に関する情報とを照合するステップを含む
ような構成であってもよい。借入状況に関する情報に例
えば含まれる利用期限情報の改竄を検出し、例えば今後
の利用を停止させるためである。
【0028】さらに、貸出ダウンロード要求に応答して
ユーザ端末に送信された特定のコンテンツのための情報
の利用期限に関する情報を、ユーザ端末に送信するステ
ップをさらに含むような構成であってもよい。利用期限
に関する情報を記録媒体の記録装置だけで記録してもよ
いが、安全のため例えば暗号化された形の利用期限に関
する情報をユーザ端末に送信して記録するようにすれ
ば、より不正行為を有効に防止することができるように
なる。
【0029】また、メディア識別情報に対応して登録さ
れたプリペイド代金の残金に関する情報を、ユーザ端末
に送信するステップをさらに含むような構成であっても
よい。残金の参照を例えばユーザ端末のみで行えるよう
にするため、若しくは残金参照要求に答えるためであ
る。
【0030】さらに、ユーザの端末から、メディア識別
情報を含む、特定のコンテンツの貸出条件変更要求を受
信した場合、メディア識別情報に対応して登録されたプ
リペイド代金の残金に基づき、要求された貸出条件の変
更を許可できるか否か判断するステップと、要求された
貸出条件の変更を許可できると判断された場合に、新た
に設定された条件に関する情報をユーザの端末に送信す
るステップとをさらに含むような構成であってもよい。
【0031】残金が足りない場合には、貸出条件の変更
を許可できないため、確認するものである。また、貸出
条件の変更であるから再度コンテンツ情報を送信し直す
必要ないが、利用期限に関する情報を用いて暗号化され
たコンテンツ情報を記録媒体に記録しているような場合
には、再度新たな利用期限に従って暗号化されたコンテ
ンツ情報をユーザ端末に送信する必要がある。なお、貸
出条件変更においても真正な記録媒体に係る要求である
ことを確認する場合もある。
【0032】さらに、ユーザの端末から、メディア識別
情報を含むコンテンツ利用要求を受信した場合、メディ
ア識別情報に対応して登録された利用期限に関する情報
を基にコンテンツ利用要求を許可するか判断するステッ
プをさらに含むような構成であってもよい。再生につい
ても、ダウンロード・サーバで管理するような構成であ
ってもよい。再生装置の時計の変更などが生じえるため
である、なお、再生する毎に再生日時を管理情報として
記録しておき、再生装置の時計の変更で不正な利用が行
われていないかを確認するような構成の場合もある。
【0033】また、本発明の第2の態様に係るコンテン
ツ情報提供方法を実施するためのプログラムを作成する
ことも可能であり、コンピュータ・ハードウエア及び当
該プログラムにて、コンテンツ情報提供システムが構成
される場合もある。その場合、プログラムは、例えばフ
レキシブル・ディスク、CD−ROM、光磁気ディス
ク、半導体メモリ、ハードディスク等の記憶媒体又は記
憶装置に格納される。また、ネットワークを介して頒布
される場合もある。なお、中間的な処理結果はメモリに
一時保管される。
【0034】
【発明の実施の形態】図1に本発明の一実施の形態に係
るシステム概要図を示す。例えばインターネットである
ネットワーク1には、例えばウェブ(Web)ブラウザ
を有するパーソナルコンピュータである1又は複数のユ
ーザ端末3が接続されている。また、ネットワーク1に
は、ユーザ端末3に、登録されたコンテンツ情報を送信
するためのダウンロード・サーバ5も接続されている。
ユーザ端末3には、ユーザがコンテンツ情報のためのプ
リペイド代金を支払って取得するプリペイド式ディスク
7に対してコンテンツ情報等を書き込み、ディスク7か
ら情報を読み出す機能を有するディスク・ドライブ3a
が備えられている。プリペイド式ディスク7は、例えば
DVD−R、DVD−RAM、DVD−RW、DVD+
RWその他の規格に従う光ディスク、光磁気ディスク、
磁気ディスク、半導体メモリを用いたメモリ・カードな
どの記録媒体である。また、ユーザ宅には、テレビ受像
機9とそれに接続されているディスク・プレイヤ11と
が設置されており、プリペイド式ディスク7に格納され
たコンテンツ情報は例えば当該ディスク・プレイヤ11
により読み出され、テレビ受像機9にて表示される場合
もある。
【0035】ダウンロード・サーバ5には、販売処理部
51と、レンタル処理部53とが含まれる。販売処理部
51には、メディア確認処理部510と、コンテンツ情
報送信部512とが含まれている。レンタル処理部53
には、メディア確認処理部530と、条件変更処理部5
32と、コンテンツ情報送信部534とが含まれてい
る。各処理部の処理内容については、後に詳しく説明す
る。また、ダウンロード・サーバ5は、配信可能なコン
テンツ情報を格納したコンテンツDB54と、コンテン
ツ情報の販売に係るプリペイド式ディスク7の管理のた
めの販売メディアDB55と、コンテンツ情報の販売に
おいてダウンロードされたコンテンツ情報や使用された
プリペイド式ディスク7の情報を蓄積する販売ダウンロ
ードログDB56と、コンテンツ情報の貸出及び購入に
係るプリペイド式ディスク7の管理のためのレンタルメ
ディアDB57と、コンテンツ情報の貸出及び購入にお
いてダウンロードされたコンテンツ情報や使用されたプ
リペイド式ディスク7の情報等を蓄積するためのレンタ
ルダウンロードログDB58とを管理する。なお、ダウ
ンロード・サーバ5は、1又は複数のコンピュータにて
構成される。また、ユーザがユーザ端末3のWebブラ
ウザを用いてダウンロード・サーバ5に対してコンテン
ツ情報の検索などを要求する場合には、ダウンロード・
サーバ5にはWebサーバ機能を保持させる必要があ
る。
【0036】ここで簡単に図1に示したシステムの処理
及びシステム運営者及びユーザの手続きのフローについ
て説明しておく。システム運営者は、以下で説明するよ
うな情報を予め格納したプリペイド式ディスク7をコン
テンツ情報のプリペイド代金とディスクそのものの代金
とを加算した額にて販売する。また、ダウンロード・サ
ーバ5を構築してネットワーク1に接続しておく。一
方、ユーザはプリペイド式ディスク7を購入し、プリペ
イド式ディスク7をユーザ端末3のディスク・ドライブ
3aにロードする。そして、プリペイド式ディスク7に
格納されたコンテンツ取得プログラム及びユーザ端末3
とが協働して、ユーザが指示したコンテンツ情報をダウ
ンロード・サーバ5からダウンロードし、プリペイド式
ディスク7に記録する。ダウンロード・サーバ5では、
後に説明するように、真正なプリペイド式ディスク7が
用いられていることの確認、当該プリペイド式ディスク
7に設定されているプリペイド代金の残金管理などが行
われる。また、ダウンロードが要求されるとダウンロー
ドするコンテンツのID等の情報がログとして記録され
る。さらに、出荷後に不良ディスクの存在が判明した場
合には、当該不良ディスクについて登録しておき、ダウ
ンロード要求に応じて交換を促したりする。また、ダウ
ンロード・サーバ5、ネットワーク1、ユーザ端末3に
問題が生じてダウンロードに失敗する場合もある。その
場合にはダウンロード・サーバ5にダウンロード失敗を
登録しておき、プリペイド式ディスク7の交換や新規プ
リペイド式ディスク7の提供などをユーザの要求に応じ
て行えるようにしておく。
【0037】コンテンツ情報の販売の場合には、ダウン
ロード・サーバ5は特別な形式に(例えば暗号化した後
の)コンテンツ情報をユーザ端末3に送信し、ユーザ端
末3においてコンテンツ取得プログラムは、特別な形式
から汎用の形式(例えばMPEG2)に変換してからプ
リペイド式ディスク7に記録する場合もある。このよう
にすれば、例えばユーザ端末3だけでなく、ユーザ宅に
設置された他のディスク・プレイヤ11及びテレビ受像
機9において再生することもできるようになる。
【0038】なお、コンテンツ情報の貸出の場合には、
ダウンロード・サーバ5からコンテンツ情報をダウンロ
ードする際に利用期限に関する情報を含む管理情報もダ
ウンロードし、ユーザ端末3はプリペイド式ディスク7
に管理情報とコンテンツ情報とを記録する。貸出の場合
には、特別な形式に変換されたコンテンツ情報を汎用の
形式に変換せずそのままプリペイド式ディスク7に格納
した方が、利用期限管理や複製管理などがより確実に行
えるようになる。なお、管理情報は改竄されないように
暗号化されて格納される場合もある。また、ダウンロー
ド・サーバ5においても、管理情報と同様の情報が保持
されており、後に貸出を行う場合又は貸出条件変更の場
合にその内容が確認される。そして、ユーザがプリペイ
ド式ディスク7に格納されたコンテンツ情報の再生をユ
ーザ端末3に命ずる場合には、コンテンツ取得プログラ
ムが起動され、当該コンテンツ取得プログラムは管理情
報を読み出して利用期限を確認する。もし、管理情報に
含まれる利用期限に関する情報が利用可能を示している
場合(利用期限前である場合)には、コンテンツ取得プ
ログラムは、特別な形式に変換されたコンテンツ情報を
汎用の形式に変換して、自ら再生するようにしてもよい
し、ユーザ端末3のプログラムに出力して再生するよう
にしても良い。なお、再生するごとに又はランダムに若
しくは所定回数ごとにダウンロード・サーバ5に接続し
て再生可能か否かを確認するような場合もある。
【0039】例えば、利用期限内に利用することができ
なかった場合や、借りて利用してみたら購入したくなっ
た場合に、本実施の形態においてユーザは貸出条件の変
更を要求することができる。貸出条件の変更を行う場合
には、コンテンツ取得プログラムがダウンロード・サー
バ5に貸出条件の変更を要求する。ダウンロード・サー
バ5は、プリペイド代金の残金などを確認して貸出条件
の変更を許可できるか判断し、可能であれば新たな利用
期限の情報を含む管理情報をユーザ端末3に送信する。
ユーザ端末3は、プリペイド式ディスク7に受信した管
理情報を記録する。これにより、例えば1週間利用期限
が延長されたり、購入に変更した場合には利用期限が無
期限に延長されたりする。
【0040】次に、図2及び図3を用いて、プリペイド
式ディスク7の構成について説明する。図2は、コンテ
ンツ情報の購入に用いることができるプリペイド式ディ
スク7のメモリマップである。購入用のプリペイド式デ
ィスク7には、読出専用域と情報記録域とが設けられ
る。コンテンツ情報の購入の場合には、情報記録域には
一度だけ情報を記録できれば良く、再書き込みできなく
ともよい。読出専用域には、プリペイド式ディスク7固
有のメディアID71と、コンテンツ取得プログラム7
3と、コンテンツ取得プログラム73のプログラムID
(種別の識別情報)とが記録されている。プログラムI
Dは、例えばバージョンの情報を含む場合がある。本実
施の形態では、複数種類のコンテンツ取得プログラム7
3が用意される。プリペイド式ディスク7に異なる変換
形式に対応するコンテンツ取得プログラム73を記録す
ることにより、不正にダウンロード・サーバ5からコン
テンツ情報を取得して、頒布することを防止するためで
ある。コンテンツ取得プログラム73には、ダウンロー
ド・サーバ5と通信してコンテンツ情報をダウンロード
するためのダウンロード処理部731と、ダウンロード
・サーバ5が、特別の形式に変換されたコンテンツ情報
を送信してくるので、当該特別の形式を汎用の形式に変
換するための変換処理部733と、情報記録域に記録し
たコンテンツ情報の再生に必要な再生処理部735とが
含まれる。なお、再生処理部735については、ユーザ
端末3に既にインストールされている他のプログラムに
て代替可能である。情報記録域には、コンテンツ情報7
4が記録される。なお、上でも述べたがコンテンツ情報
74は、汎用の形式に変換されて情報記録域に記録され
れば、ユーザ端末3ではなく、他のディスク・プレイヤ
11及びテレビ受像機9などで再生することができる。
但し、特別な形式に変換されたコンテンツ情報が情報記
録域に記録される場合もある。
【0041】図3は、コンテンツ情報の借入及び購入に
用いることができるプリペイド式ディスク7のメモリマ
ップである。借入及び購入用のプリペイド式ディスク7
にも、読出専用域と情報記録域とが設けられる。コンテ
ンツ情報の借入及び購入用のプリペイド式ディスク7の
場合には、情報記録域は再書き込み可能な領域でなけれ
ばならない。読出専用域には、プリペイド式ディスク7
固有のメディアID75と、コンテンツ取得プログラム
77と、コンテンツ取得プログラム77のプログラムI
D76(種別の識別情報)とが記録されている。プログ
ラムIDは、例えばバージョンの情報を含む場合があ
る。本実施の形態では、複数種類のコンテンツ取得プロ
グラム77が用意される。プリペイド式ディスク7に異
なる変換形式に対応するコンテンツ取得プログラム77
を記録することにより、不正にダウンロード・サーバ5
からコンテンツ情報を取得して、利用することを防止す
るためである。コンテンツ取得プログラム77には、ダ
ウンロード・サーバ5と通信してコンテンツ情報をダウ
ンロードするためのダウンロード処理部771と、コン
テンツ情報の再生に必要な処理を行う再生処理部773
と、貸出条件の変更処理を実施するための条件変更処理
部775と、ダウンロード・サーバ5が特別の形式に変
換されたコンテンツ情報を送信してくるので、当該特別
の形式を汎用の形式に変換するための変換処理部777
とが含まれる。なお、再生処理部773については、ユ
ーザ端末3に既にインストールされている他のプログラ
ムにて代替可能である。情報記録域には、管理情報78
とコンテンツ情報79が記録される。管理情報78に
は、例えばコンテンツ情報79の識別情報であるコンテ
ンツID、プリペイド代金の残金、コンテンツ情報の記
録日時、コンテンツ情報の利用期限等の情報が含まれ
る。なお、管理情報78は改竄防止のために、暗号化さ
れて記録される場合もある。また、借入及び購入用のプ
リペイド式ディスク7の場合には、コンテンツ情報79
は、特別な形式に変換されたままで情報記録領域に格納
される。汎用の形式に変換して記録してしまうと、例え
ば通常のディスク・プレイヤ11及びテレビ受像機9な
どで利用期限に拘わらず再生することができてしまう場
合があるからである。但し、ディスク・プレイヤ11に
利用期限を必ず参照して再生を制御するようなプログラ
ム又は回路が設けられている場合には、汎用の形式に変
換されたコンテンツ情報が情報記録域に記録される場合
もある。
【0042】次に、図2に示したようなプリペイド式デ
ィスク7にコンテンツ情報を記録する場面の処理フロー
を図4乃至図6を用いて説明する。ユーザはプリペイド
式ディスク7をユーザ端末3のディスク・ドライブ3a
に入れ、ユーザ端末3のディスク・ドライブ3aは、当
該プリペイド式ディスク7をロードする(ステップS
1)。そして、ユーザ端末3は、ネットワーク1を介し
てダウンロード・サーバ5に接続する。ダウンロード・
サーバ5に接続すると、ユーザの指示に従って所望のコ
ンテンツ情報を検索するためにコンテンツの検索要求を
ダウンロード・サーバ5に送信する(ステップS3)。
ステップS3の処理は、ユーザ端末3に通常設けられる
通信プログラムとWebブラウザにより行う場合もあれ
ば、コンテンツ取得プログラム73のダウンロード処理
部731が行う場合もある。ダウンロード・サーバ5の
販売処理部51は、コンテンツの検索要求をユーザ端末
3から受信すると、コンテンツDB54を参照して検索
を実施し、検索結果をユーザ端末3に送信する(ステッ
プS5)。ユーザ端末3は、検索結果をダウンロード・
サーバ5から受信し、表示装置に表示する(ステップS
7)。検索については所望のコンテンツ情報が見つかる
まで、ダウンロード・サーバ5への接続を除きステップ
S3乃至ステップS7が繰り返される。
【0043】もし、ユーザは、所望のコンテンツ情報を
見つけた場合には、当該コンテンツのダウンロード指示
をユーザ端末3に入力する。これに応じて、コンテンツ
取得プログラム73のダウンロード処理部731は、メ
ディアID71及びプログラムID72を読出専用域か
ら読み出す(ステップS9)。そして、メディアID7
1及びプログラムID72を含む、特定のコンテンツ
(例えばコンテンツIDで特定)のダウンロード要求を
ダウンロード・サーバ5に送信する(ステップS1
1)。ダウンロード・サーバ5の販売処理部51は、ユ
ーザ端末3からメディアID71及びプログラムID7
2を含む、特定のコンテンツのダウンロード要求を受信
し、記憶装置に格納する(ステップS13)。
【0044】そして、販売処理部51のメディア確認処
理部510は、メディアID71及びプログラムID7
2を用いて、当該メディアID71及びプログラムID
72により特定されるプリペイド式ディスク7に問題が
無いかを判断する(ステップS15)。この処理のため
例えばメディア確認処理部510は販売メディアDB5
5を参照する。販売メディアDB55に格納されるデー
タの一例を図5に示す。図5の例では、各プリペイド式
ディスク7に固有のメディアIDと、購入者であるユー
ザが予め支払う金額である額面と、プリペイド代金の残
金と、プログラムIDと、プリペイド式ディスク7にさ
らに記録することができるデータ容量である残容量と、
ディスクの製造年月日及び出荷年月日と、特記事項とが
格納されるようになっている。特記事項には、例えばダ
ウンロードに何らかの理由で失敗した場合や、出荷後に
不良ディスクであることが判明した場合には不良である
旨の情報が登録される。メディアID75及びプログラ
ムID76によりプリペイド式ディスク7は一意に識別
される。
【0045】ステップS15においてメディア確認処理
部510は、受信したメディアID71及びプログラム
ID72の対が販売メディアDB55に登録されている
か、すなわち真正なプリペイド式ディスク7に基づく要
求かを確認する。また、販売メディアDB55のメディ
アIDで特定される特記事項の欄を検査して、不良ディ
スクではないか、又は過去にダウンロードの失敗があっ
たプリペイド式ディスク7に基づく要求ではないかを確
認する。真正なプリペイド式ディスク7に基づく要求と
は認められない場合、不良ディスク若しくはダウンロー
ド失敗に係るプリペイド式ディスク7に基づく要求であ
る場合には(ステップS15:Noルート)、ステップ
S21に移行する。すなわち、ダウンロード不可通知を
ユーザ端末3に送信する(ステップS21)。なお、ダ
ウンロード不可通知には、ダウンロードができない理由
についての情報を含める場合がある。例えば、「不良デ
ィスクです。販売店で交換するか、xxxxにお送りく
ださい。新しいディスクと交換します」というメッセー
ジを含む場合もある。また、「一度ダウンロードに失敗
していますので、xxxxにお送りください。既にダウ
ンロードしたコンテンツ及びダウンロードに失敗したコ
ンテンツを記録した上でお送りいたします。」といった
メッセージを含む場合もある。さらに、メディアID7
1及びプログラムID72の対が販売メディアDB55
に登録されていない場合には、「正規のディスクをお求
めの上、ご利用ください」といったメッセージを含める
場合もある。ユーザ端末3では、ダウンロード処理部7
31がダウンロード不可通知を受信し、表示装置に表示
する(ステップS23)。
【0046】もし、ステップS15においてディスクに
問題が無いと判断された場合には(ステップS15:Y
esルート)、メディア確認処理部510は販売メディ
アDB55にメディアIDに対応して登録されている残
金とコンテンツDB54に格納されている購入するコン
テンツの代金とを比較し、残金の方が購入するコンテン
ツの代金より高いか否かを判断する(ステップS1
7)。すなわち、残金にて購入できるようなコンテンツ
を選択しているかを確認する。もし、残金が足りない場
合には(ステップS17:Noルート)、ステップS2
1に移行し、例えば「残金が足りません。他のコンテン
ツをご選択ください。」といったメッセージをユーザ端
末3に送信する。一方、残金にて購入できる場合には
(ステップS17:Yesルート)、メディア確認処理
部510は、プリペイド式ディスク7の残容量が購入す
るコンテンツの容量より大きいか確認する(ステップS
19)。すなわち、販売メディアDB55にメディアI
D71に対応して登録されているプリペイド式ディスク
7の残容量とコンテンツDB54に格納されている購入
コンテンツの容量とを比較し、プリペイド式ディスク7
の残容量が足りない場合には(ステップS19:Noル
ート)、ステップS21に移行する。ステップS21で
は「ディスクの容量が足りません。他のコンテンツを選
択してください」といったダウンロード不可通知をユー
ザ端末3に送信する。なお、十分に大きな容量を有する
プリペイド式ディスク7の場合には、残容量を検査する
ような処理は不要の場合もある。また、プリペイド式デ
ィスク7には1つのコンテンツしか記録できない場合に
も残容量の検査は不要となる。
【0047】もし、プリペイド式ディスク7の残容量が
足りている場合には(ステップS19:Yesルー
ト)、コンテンツ情報送信部512は、プログラムID
72に対応する変換形式のコンテンツIDで特定された
購入対象コンテンツのための情報をコンテンツDB54
から読み出し、ユーザ端末3に送信する(ステップS2
5)。ユーザ端末3においてはダウンロード処理部73
が、ダウンロード・サーバ5からプログラムID72に
対応する変換形式の購入対象コンテンツのための情報を
受信する(ステップS27)。そして、再度プリペイド
式ディスク7からメディアIDを読み出し、ステップS
9で読み出したメディアIDと比較する(ステップS2
9)。これらのメディアIDが不一致であれば、ステッ
プS9からステップS29の間にディスクを入れ替えて
不正にコンテンツ情報を記録しようとしている可能性が
あるため、ディスクを元に戻すようにユーザに対して要
求する(ステップS31)。例えば、表示装置にその旨
表示しても良いし、音声などで要求しても良い。そして
ステップS29に戻り、再度メディアIDを読み出し、
ステップS9で読み出したメディアIDと比較する。
【0048】一方、ステップS9で読み出したメディア
IDと今回読み出したメディアIDとを比較して一致し
ている場合には、変換処理部733が、所定の形式、例
えばMPEG2に変換しながらプリペイド式ディスク7
の情報記録域に記録を行う。なお、プリペイド式ディス
ク7にコンテンツ情報を記録しながら、ユーザの要求が
あれば、再生処理部735で再生するような場合もある
(ステップS33)。この場合、先に記録したものを再
生処理部735が読み出して、ユーザ端末3の表示装置
にコンテンツ情報を表示させる。なお、一旦全てのコン
テンツ情報をプリペイド式ディスク7に格納してから再
生することも可能である。
【0049】ステップS25でコンテンツ情報をユーザ
端末3に送信している間やその後に、コンテンツ情報送
信部512は販売メディアDB55及び販売ダウンロー
ドログDB56を更新する(ステップS35)。購入し
たコンテンツの代金を、販売メディアDB55に登録さ
れている残金から差し引いて、新たな残金の情報として
販売メディアDB55に登録する。また、購入したコン
テンツの容量を、販売メディアDB55に登録されてい
る残容量から差し引いて、新たな残容量の情報として販
売メディアDB55に登録する。もし、ダウンロードに
失敗した場合には特記事項の欄に、「失敗あり」といっ
た情報を登録する。「失敗あり」という情報が登録され
れば、後にユーザからプリペイド式ディスク7が送り返
されてきた場合、ダウンロードの失敗があったか否かを
確認することができる。また、販売ダウンロードログD
B56に今回のダウンロードに関する情報を登録してお
く。販売ダウンロードログDB56に格納されるデータ
の一例を図6に示す。図6の例では、メディアID、ダ
ウンロード日時、ダウンロード(送信)したコンテンツ
ID、ダウンロード量(コンテンツの容量)、販売金
額、ダウンロードの成否の情報が含まれる。図6の第2
行目の例では、ダウンロードに失敗しており、そのため
ダウンロード量は0となっているが、実際に送信したバ
イト数などを記録するような構成であってもよい。
【0050】所定期間毎に、販売ダウンロードログDB
56を参照して所定期間内のコンテンツのダウンロード
状況をコンテンツID毎にカウントすれば、コンテンツ
の権利者にダウンロード回数に応じた支払いを行うこと
ができるようになる。
【0051】以上のような処理フローに従えば、プリペ
イド式のディスクを用いてコンテンツ情報をネットワー
クを介して販売することができるようになる。コンテン
ツ情報をネットワークを介して販売する場合には、販売
店などを介さないため流通コストを削減できると共に流
通在庫を抱えなくとも済む。また、購入希望者が少ない
コンテンツ情報であっても簡単に販売に供することがで
きるようになるため、コンテンツ情報を作成する人にも
メリットがある。ユーザは、プリペイド式であるから決
済でクレジットカード番号を入力したりせずに済むので
安心であり、好みのコンテンツ情報を好きなようにダウ
ンロードしてディスクに記録することができるので便利
である。例えば、映画をダウンロードする場合もある
が、好きなアーティストの音楽を好きな配列でダウンロ
ードして記録すれば、簡単に自分の好みに合ったディス
クを作成することができるようになる。
【0052】なお、図2に示したプリペイド式ディスク
7には残金の情報は記録されない。しかし、ユーザは残
金がいくらあるかを確認したい場合もある。そのような
場合には、例えば図7に示すような処理を実施する。ユ
ーザはプリペイド式ディスク7をユーザ端末3のディス
ク・ドライブ3aに入れ、ユーザ端末3のディスク・ド
ライブ3aは、当該プリペイド式ディスク7をロードす
る(ステップS41)。そして、ユーザは、残金確認指
示をユーザ端末3に入力する。これに応じて、コンテン
ツ取得プログラム73のダウンロード処理部731は、
メディアID71を読出専用域から読み出す(ステップ
S43)。そして、ネットワーク1を介してダウンロー
ド・サーバ5に接続し、メディアID71を含む残金確
認要求をダウンロード・サーバ5に送信する(ステップ
S45)。
【0053】ダウンロード・サーバ5の販売処理部51
は、ユーザ端末3からメディアID71を含む残金確認
要求を受信し、記憶装置に格納する(ステップS4
7)。そして、メディアID71を用いて販売メディア
DB55を検索し、メディアID71に対応する残金の
情報を取得する。そして、販売処理部51はユーザ端末
3に残金の情報を送信する(ステップS49)。ユーザ
端末3におけるダウンロード処理部731は、ダウンロ
ード・サーバ5から残金の情報を受信し、表示装置に表
示する(ステップS51)。これにより、ユーザはプリ
ペイド式ディスク7に設定されているプリペイド代金の
残金を知ることができるようになり、これを参考にして
購入するコンテンツ情報を決定することができる。
【0054】次に、図3に示したコンテンツ情報の借入
及び購入用のプリペイド式ディスク7を利用したコンテ
ンツ貸出処理について図8乃至図10を用いて説明す
る。まず、ユーザはプリペイド式ディスク7をユーザ端
末3のディスク・ドライブ3aに入れ、ユーザ端末3の
ディスク・ドライブ3aは、当該プリペイド式ディスク
7をロードする(ステップS61)。そして、ユーザ端
末3は、ネットワーク1を介してダウンロード・サーバ
5に接続する。ダウンロード・サーバ5に接続すると、
ユーザの指示に従って所望のコンテンツ情報を検索する
ためにコンテンツの検索要求をダウンロード・サーバ5
に送信する(ステップS63)。ステップS63の処理
は、ユーザ端末3に通常設けられる通信プログラムとW
ebブラウザにより行う場合もあれば、コンテンツ取得
プログラム77のダウンロード処理部771が行う場合
もある。ダウンロード・サーバ5のレンタル処理部53
は、コンテンツの検索要求をユーザ端末3から受信する
と、コンテンツDB54を参照して検索を実施し、検索
結果をユーザ端末3に送信する(ステップS65)。な
お、コンテンツDB54の中ではコンテンツ情報毎に、
販売可能、貸出可能の設定がなされており、ここでは検
索結果に販売可能か否か、貸出可能か否かといった情報
も含まれるものとする。ユーザ端末3は、検索結果をダ
ウンロード・サーバ5から受信し、表示装置に表示する
(ステップS67)。検索については所望のコンテンツ
情報が見つかるまで、ダウンロード・サーバ5への接続
を除きステップS63乃至ステップS67が繰り返され
る。
【0055】もし、ユーザは、所望のコンテンツ情報を
見つけた場合には、当該コンテンツの貸出要求指示をユ
ーザ端末3に入力する。これに応じて、コンテンツ取得
プログラム77のダウンロード処理部771は、メディ
アID75及びプログラムID76を読出専用域から、
管理情報78を情報記録域から読み出す(ステップS6
9)。そして、メディアID75、プログラムID76
及び管理情報78を含む、特定のコンテンツ(例えばコ
ンテンツIDで特定)の貸出ダウンロード要求をダウン
ロード・サーバ5に送信する(ステップS71)。ダウ
ンロード・サーバ5のレンタル処理部53は、ユーザ端
末3からメディアID75、プログラムID76及び管
理情報78を含む、特定のコンテンツの貸出ダウンロー
ド要求を受信し、記憶装置に格納する(ステップS7
3)。
【0056】そして、レンタル処理部53のメディア確
認処理部530は、メディアID75及びプログラムI
D76を用いて、当該メディアID75及びプログラム
ID76により特定されるプリペイド式ディスク7に問
題が無いかを判断する(ステップS75)。この処理の
ため例えばメディア確認処理部530はレンタルメディ
アDB57を参照する。レンタルメディアDB57に格
納されるデータの一例を図9に示す。図9の例では、各
プリペイド式ディスク7に固有のメディアIDと、購入
者であるユーザが予め支払う金額である額面と、プリペ
イド代金の残金と、プログラムIDと、記録回数と、デ
ィスクの製造年月日及び出荷年月日と、最も最近ダウン
ロードしたコンテンツのIDである最終コンテンツID
と、最終視聴可能期限(最終利用期限)と、特記事項と
が格納されるようになっている。特記事項には、例えば
出荷後に不良ディスクであることが判明した場合には不
良である旨の情報、さらに貸出から販売に貸出条件の変
更が行われた場合にはその旨の情報が登録される。な
お、本例では簡単のため1枚のプリペイド式ディスク7
で一つのコンテンツしか貸出できないものとして説明し
ている。従って、レンタルメディアDB57には、プリ
ペイド式ディスク7の残容量についての情報は格納され
ていない。しかし、もし1枚のプリペイド式ディスク7
に複数のコンテンツ情報を貸し出すような場合には残容
量についての情報についても管理する必要がある。ま
た、プリペイド式ディスク7の情報記憶域に複数の管理
情報を格納する必要もある。
【0057】ステップS75においてメディア確認処理
部530は、受信したメディアID75及びプログラム
ID76の対がレンタルメディアDB57に登録されて
いるか、すなわち真正なプリペイド式ディスク7に基づ
く要求かを確認する。また、レンタルメディアDB57
のメディアIDで特定される特記事項の欄を検査して、
プリペイド式ディスク7が不良ディスクではないかとい
うことを確認する。真正なプリペイド式ディスク7に基
づく要求とは認められない場合、又は不良ディスクであ
る場合には(ステップS75:Noルート)、ステップ
S81に移行する。すなわち、ダウンロード不可通知を
ユーザ端末3に送信する(ステップS81)。なお、ダ
ウンロード不可通知には、ダウンロードができない理由
についての情報を含める場合がある。例えば、「不良デ
ィスクです。販売店で交換するか、xxxxにお送りく
ださい。新しいディスクと交換します」というメッセー
ジを含む場合もある。さらに、メディアID75及びプ
ログラムID76の対がレンタルメディアDB57に登
録されていない場合には、「正規のディスクをお求めの
上、ご利用ください」といったメッセージを含める場合
もある。ユーザ端末3では、ダウンロード処理部771
はダウンロード不可通知を受信し、表示装置に表示する
(ステップS83)。
【0058】もし、ステップS75においてディスクに
問題が無いと判断された場合には(ステップS75:Y
esルート)、メディア確認処理部530は、受信した
管理情報78に問題が無いか確認する(ステップS7
7)。すなわち、受信した管理情報78に含まれるコン
テンツIDとレンタルメディアDB57に格納された最
終コンテンツIDが一致するか、管理情報78に含まれ
る残金の情報とレンタルメディアDB57に格納された
残金の情報が一致するか、管理情報78に含まれる利用
期限の情報とレンタルメディアDB57に格納された最
終視聴可能期限とが一致するかを判断する。もし、不一
致な項目が一つでもあれば(ステップS77:Noルー
ト)、ステップS81に移行し、例えば「不正なディス
クが使用されています。貸出不能です。」というメッセ
ージをユーザ端末3に送信する。一方、管理情報78に
問題が無い場合には(ステップS77:Yesルー
ト)、レンタルメディアDB57にメディアID75に
対応して登録されている残金とコンテンツDB54に格
納されている貸出に係るコンテンツの貸出代金とを比較
し、残金の方が貸出に係るコンテンツの貸出代金より高
いか否かを判断する(ステップS79)。すなわち、残
金にて貸出を受けることができるようなコンテンツを選
択しているかを確認する。もし、残金が足りない場合に
は(ステップS79:Noルート)、ステップS81に
移行し、例えば「残金が足りません。他のコンテンツを
ご選択ください。」といったメッセージをユーザ端末3
に送信する。一方、残金にて貸し出すことができる場合
には(ステップS79:Yesルート)、メディア確認
処理部530が今回の貸出に係る条件に従った管理情報
を生成し、コンテンツ情報送信部534は、プログラム
ID76に対応する変換形式の貸出対象コンテンツのた
めの情報をコンテンツDB54から読み出し、管理情報
(記録日時については全てのデータのダウンロードが完
了してから送信される)及び貸出対象コンテンツのため
の情報をユーザ端末3に送信する(ステップS85)。
なお、管理情報ではなく、貸出許可通知を送信し、ダウ
ンロード処理部771で管理情報を生成しても良い。
【0059】ユーザ端末3においてはダウンロード処理
部771が、ダウンロード・サーバ5からプログラムI
Dに対応する変換形式の貸出対象コンテンツのための情
報及び管理情報を受信する(ステップS87)。そし
て、再度プリペイド式ディスク7からメディアIDを読
み出し、ステップS69で読み出したメディアIDと比
較する(ステップS89)。これらのメディアIDが不
一致であれば、ステップS69からステップS89の間
にディスクを入れ替えて不正にコンテンツ情報を記録し
ようとしている可能性があるため、ディスクを元に戻す
ようにユーザに対して要求する(ステップS91)。例
えば、表示装置にその旨表示しても良いし、音声などで
要求しても良い。そしてステップS89に戻り、再度メ
ディアIDを読み出し、ステップS69で読み出したメ
ディアIDと比較する。
【0060】一方、ステップS69で読み出したメディ
アIDと今回読み出したメディアIDとを比較して一致
している場合には、ダウンロード処理部771は、受信
したコンテンツ情報及び管理情報をプリペイド式ディス
ク7の情報記録域に記録する(ステップS93)。
【0061】ステップS85でコンテンツ情報をユーザ
端末3に送信している間やその後に、コンテンツ情報送
信部534はレンタルメディアDB57及びレンタルダ
ウンロードログDB58を更新する(ステップS9
5)。貸し出したコンテンツの代金を、レンタルメディ
アDB57に登録されている残金から差し引いて、新た
な残金の情報としてレンタルメディアDB57に登録す
る。また、レンタルメディアDB57に格納されている
記録回数を1インクリメントする。また、貸し出したコ
ンテンツのIDを、最終コンテンツIDとしてレンタル
メディアDB57に登録する。さらに貸し出したコンテ
ンツの利用期限を、最終視聴可能期限としてレンタルメ
ディアDB57に登録する。また、レンタルダウンロー
ドログDB58に今回のダウンロードに関する情報を登
録しておく。レンタルダウンロードログDB58に格納
されるデータの一例を図10に示す。図10の例では、
メディアID、記録日時(ダウンロード日時。ユーザ端
末における最終パケットの受信が確認できた日時)、送
信したコンテンツID、視聴終了日時、ダウンロードの
成否の情報が含まれる。
【0062】所定期間毎に、レンタルダウンロードログ
DB58を参照して所定期間内のコンテンツのダウンロ
ード状況をコンテンツID毎にカウントすれば、コンテ
ンツの権利者にダウンロード回数に応じた支払いを行う
ことができるようになる。
【0063】プリペイド式ディスク7の情報記録域に記
録された貸出コンテンツ情報を再生する場合には、例え
ば再生処理部773が情報記録域に記録された管理情報
78を読み出し、管理情報78に含まれる利用期限を経
過していないか確認する。管理情報78が暗号化されて
記録されている場合には復号化する必要がある。もし、
利用期限を経過していれば、再生不可をユーザ端末3の
表示装置に表示し、処理を終了する。一方、利用期限を
経過してなければ、変換処理部777に特別な形式に変
換されたコンテンツのための情報を汎用の形式に変換す
るように命ずる。そして、変換処理部777により汎用
の形式に変換されたコンテンツ情報を再生処理部773
が再生処理する。これにより、コンテンツの貸出をネッ
トワークを介して行うことができるようになる。ユーザ
は、いちいちビデオレンタル店に出向く必要は無くな
る。返却も必要ない。決済もプリペイド方式で行われる
ため、クレジットカード番号を入力したり、振込を行う
手間を省くことができる。
【0064】なお、管理情報に含まれる利用期限を経過
していないかを判断するためには例えばユーザ端末3に
設けられている時計を基準にする場合がある。しかし、
この場合にはユーザがユーザ端末3に設けられている時
計を前に戻す場合もあり得る。このような不正な利用を
防止するために、電波時計やネットワーク1に接続して
いる時刻情報を提供するサーバから時刻情報を取得し
て、利用期限と比較するような構成であってもよい。ま
た、最初にコンテンツ情報借入用のプリペイド式ディス
ク7をユーザ端末3にロードした際に、常駐の時刻情報
変更を検出するプログラムをインストールしておき、不
正な時刻の変更を検出し、その際には再生を中止させる
ような構成も可能である。
【0065】また、図11で説明するような構成で再生
を行う場合もある。まず、ユーザは貸し出されたコンテ
ンツ情報が情報記録域に記録されたプリペイド式ディス
ク7をユーザ端末3のディスク・ドライブ3aに入れ、
ユーザ端末3のディスク・ドライブ3aは、当該プリペ
イド式ディスク7をロードする(ステップS101)。
次に、ユーザは、コンテンツの再生指示をユーザ端末3
に入力する。これに応じて、コンテンツ取得プログラム
77の再生処理部773は、メディアID75を読出専
用域から、管理情報78を情報記録域から読み出す(ス
テップS103)。そして、メディアID75及び管理
情報78を含む再生確認要求をダウンロード・サーバ5
に送信する(ステップS105)。ダウンロード・サー
バ5のレンタル処理部53は、ユーザ端末3からメディ
アID75及び管理情報78を含む再生確認要求を受信
し、記憶装置に格納する(ステップS107)。
【0066】そして、レンタル処理部53のメディア確
認処理部530は、メディアID75を用いてレンタル
メディアDB57を検索し、当該メディアID75に対
応して登録された情報を元に再生可能か否かを判断する
(ステップS109)。ここではメディア確認処理部5
30は、受信したメディアID75がレンタルメディア
DB57に登録されているか、すなわち真正なプリペイ
ド式ディスク7に基づく要求かを確認する。また、受信
した管理情報78に含まれるコンテンツIDとレンタル
メディアDB57に格納された最終コンテンツIDが一
致するか、管理情報78に含まれる残金の情報とレンタ
ルメディアDB57に格納された残金の情報が一致する
か、管理情報78に含まれる利用期限の情報とレンタル
メディアDB57に格納された最終視聴可能期限とが一
致するかを判断する。もし、不一致な項目が一つでもあ
れば(ステップS109:Noルート)、ステップS1
11に移行し、例えば「不正なディスクが使用されてい
ます。再生不能です。」というメッセージをユーザ端末
3に送信する。また、最終視聴可能期限を経過していな
いかという事項についても確認する。もし、経過してい
る場合には(ステップS109:Noルート)、ステッ
プS111に移行し、例えば「利用期限を経過していま
す。利用する場合には貸し出し条件変更のための処理を
行ってください。」といったメッセージをユーザ端末3
に送信する。ユーザ端末3における再生処理部773
は、再生不可通知を受信し、表示装置に表示する(ステ
ップS113)。
【0067】一方、管理情報78とレンタルメディアD
B57に格納されている情報とに不一致が無く、利用期
限を経過していないと判断された場合には(ステップS
109:Yesルート)、メディア確認処理部530
は、再生許可をユーザ端末3に送信する(ステップS1
15)。ユーザ端末3における再生処理部773は、再
生許可を受信すると(ステップS117)、変換処理部
777に、情報記録域に記録されたコンテンツ情報を特
定の形式から汎用の形式に変換するように要求する。変
換処理部777は変換結果を再生処理部773に出力
し、再生処理部773は再生処理を実施する。
【0068】このようにすれば、管理情報78の改竄を
検出することもできるし、利用期限を経過していないか
を確実に判断することができるようになる。なお、この
ような処理を必ず実施するのではなく、例えば不定期に
又は定期的に行うようにすることも可能である。但し、
一度図11のような処理を実施することになった場合、
ダウンロード・サーバ5における再生確認が行われて再
生許可を受信しなければ、それができるまで再生はでき
ないような設定を行う。
【0069】次に、利用期限を延長したり、貸出を購入
に変更したりするための貸出条件変更処理を図12を用
いて説明する。まず、ユーザはプリペイド式ディスク7
をユーザ端末3のディスク・ドライブ3aに入れ、ユー
ザ端末3のディスク・ドライブ3aは、当該プリペイド
式ディスク7をロードする(ステップS121)。また
ユーザは、貸出条件の変更内容を含む貸出条件変更指示
をユーザ端末3に入力する。例えば、1週間利用期限の
延長や、貸出を購入に変更といった変更内容を含む。こ
れに応じて、コンテンツ取得プログラム77の条件変更
処理部775は、メディアID75を読出専用域から、
管理情報78を情報記録域から読み出す(ステップS1
23)。そして、メディアID75、管理情報78、変
更内容を含む貸出条件変更要求をダウンロード・サーバ
5に送信する(ステップS125)。ダウンロード・サ
ーバ5のレンタル処理部53は、ユーザ端末3からメデ
ィアID75、管理情報78及び変更内容を含む貸出条
件変更要求を受信し、記憶装置に格納する(ステップS
127)。
【0070】そして、レンタル処理部53の条件変更処
理部532は、メディアID75を用いてレンタルメデ
ィアDB57を検索して、受信した管理情報78と比較
し、それらが一致するか判断する(ステップS12
9)。条件変更処理部532は、受信したメディアID
75がレンタルメディアDB57に登録されているか、
すなわち真正なプリペイド式ディスク7に基づく要求か
を確認する。真正なプリペイド式ディスク7に基づく要
求とは認められない場合には(ステップS129:No
ルート)、ステップS131に移行する。すなわち、ダ
ウンロード不可通知をユーザ端末3に送信する(ステッ
プS131)。また、受信した管理情報78に含まれる
コンテンツIDとレンタルメディアDB57に格納され
た最終コンテンツIDが一致するか、管理情報78に含
まれる残金の情報とレンタルメディアDB57に格納さ
れた残金の情報が一致するか、管理情報78に含まれる
利用期限の情報とレンタルメディアDB57に格納され
た最終視聴可能期限とが一致するかを判断する。もし、
不一致な項目が一つでもあれば(ステップS131:N
oルート)、ステップS131に移行し、例えば「不正
なディスクが使用されています。貸出条件の変更はでき
ません。」というメッセージをユーザ端末3に送信す
る。ユーザ端末3における条件変更処理部775は、変
更不可通知をダウンロード・サーバ5から受信し、表示
装置に表示する。
【0071】一方、管理情報78に問題が無い場合には
(ステップS129:Yesルート)、レンタルメディ
アDB57にメディアIDに対応して登録されている残
金と変更内容に従って発生する料金とを比較し、残金の
方が発生料金より高いか否かを判断する(ステップS1
35)。すなわち、残金にて可能な変更内容を指示して
いるかを確認する。もし、残金が足りない場合には(ス
テップS135:Noルート)、ステップS131に移
行し、例えば「残金が足りません。条件を変更してくだ
さい。」といったメッセージをユーザ端末3に送信す
る。一方、残金に不足が無い場合には(ステップS13
5:Yesルート)、条件変更処理部532は、今回の
変更内容をレンタルメディアDB57に登録し、変更内
容に対応する管理情報を生成し、記憶装置に格納する
(ステップS137)。そして、条件変更処理部532
は、ユーザ端末3に生成した管理情報を送信する(ステ
ップS139)。ここで、条件変更処理部532は、レ
ンタルダウンロードログDB58を更新する。
【0072】図9では、メディアIDがZ00002で
あるプリペイド式ディスク7について、貸出から購入
(販売)に条件が変更された例が示されている。ここで
は最終視聴可能期限が、2999年99月99日となっ
ており、利用期限が無期限と設定されている。また、特
記事項には販売切替という情報が登録されている。な
お、貸出条件の変更処理の場合にはコンテンツ情報は送
信されないので、記録回数はインクリメントされない。
【0073】図10の例では、第2行目が最初の貸出処
理のログであり、第4行目が貸出条件変更のログを示し
ている。ここでは当初視聴終了日時(利用期限)が20
01年2月13日であったものが、上で述べたように2
999年99月99日となっており、利用期限が無期限
となる。
【0074】ユーザ端末3においては条件変更処理部7
75が、ダウンロード・サーバ5から管理情報を受信す
る(ステップS141)。そして、再度プリペイド式デ
ィスク7からメディアIDを読み出し、ステップS12
3で読み出したメディアIDと比較する(ステップS1
43)。これらのメディアIDが不一致であれば、ステ
ップS123からステップS143の間にディスクを入
れ替えて不正に管理情報を記録しようとしている可能性
があるため、ディスクを元に戻すようにユーザに対して
要求する(ステップS145)。例えば、表示装置にそ
の旨表示しても良いし、音声などで要求しても良い。そ
してステップS143に戻り、再度メディアIDを読み
出し、ステップS69で読み出したメディアIDと比較
する。
【0075】一方、ステップS123で読み出したメデ
ィアIDと今回読み出したメディアIDとを比較して一
致している場合には、条件変更処理部775は、受信し
た管理情報をプリペイド式ディスク7の情報記録域に記
録する(ステップS147)。管理情報は暗号化されて
記録される場合もある。
【0076】これにより、安全に貸出条件が変更される
ため、期限を延長したり、借りてみて気に入ったコンテ
ンツ情報を購入するといったことができるようになるた
め、ユーザの利便性が高まる。
【0077】以上本発明の一実施の形態を説明したが、
本発明はこれに限定されるものではない。図1の例で
は、ダウンロード・サーバ5では、コンテンツの販売及
び貸出を両方とも実施できるような構成を示したが、ど
ちらか一方のみが実施できるような構成とすることも可
能である。さらにダウンロード・サーバ5については別
の機能を有するような構成であっても良い。例えば、通
常のようにコンテンツ情報が記録されているディスクを
オンラインで販売したり、プリペイド式ディスク7を通
信販売することも可能である。ダウンロード・サーバ5
内の機能ブロックは図1に示したものに限定されるもの
ではなく、他の態様にてモジュール化することも可能で
ある。データベースについても、図5、図6、図9及び
図10に示された登録データは一例であって、さらに別
のデータを格納するようにしてもよいし、一部のデータ
については記録しないような場合もある。
【0078】また、図7はコンテンツ情報の購入の場面
において説明したが、コンテンツ情報の貸出の場合にお
いても実施可能である。
【0079】さらに、上で再生として説明したものは、
コンテンツ情報がプログラム等であれば実行や利用に置
換可能である。
【0080】図2及び図3では読出専用域にコンテンツ
取得プログラムとは別にプログラムIDを格納するよう
な構成を示したが、コンテンツ取得プログラムに埋め込
まれていても良い。
【0081】
【発明の効果】以上述べたように、ネットワークを介し
たコンテンツ情報の販売についてプリペイド式の記録媒
体を用いる新規な技術を提供できる。
【0082】また、ネットワークを介したコンテンツ情
報の貸出についてプリペイド式の記録媒体を用いる新規
な技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るシステム概要を示
すブロック図である。
【図2】コンテンツ販売に用いられるプリペイド式ディ
スクのメモリマップを示す図である。
【図3】コンテンツ貸出及び販売に用いられるプリペイ
ド式ディスクのメモリマップを示す図である。
【図4】コンテンツ販売の処理フローを示す図である。
【図5】販売メディアDBに格納されるデータの一例を
示す図である。
【図6】販売ダウンロードログDBに格納されるデータ
の一例を示す図である。
【図7】残金確認処理フローを示す図である。
【図8】コンテンツ貸出の処理フローを示す図である。
【図9】レンタルメディアDBに格納されるデータの一
例を示す図である。
【図10】レンタルダウンロードログDBに格納される
データの一例を示す図である。
【図11】再生確認処理フローを示す図である。
【図12】貸出条件変更処理フローを示す図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク 3 ユーザ端末 5 ダウンロ
ード・サーバ 7 プリペイド式ディスク 9 テレビ受像機 1
1 ディスク・プレイヤ 51 販売処理部 53 レンタル処理部 54 コンテンツDB 55 販売メディアDB 56 販売ダウンロードログDB 57 レンタルメ
ディアDB 58 レンタルダウンロードログDB 510 メディア確認処理部 512 コンテンツ情
報送信部 530 メディア確認処理部 532 条件変更処理
部 534 コンテンツ情報送信部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 408 G06F 17/60 408 ZEC ZEC G11B 20/10 G11B 20/10 H 311 311 20/12 20/12 (72)発明者 大道 和彦 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 (72)発明者 加藤 昭 大阪府茨木市丑寅一丁目1番88号 日立マ クセル株式会社内 Fターム(参考) 5D044 BC01 BC02 CC04 CC08 DE50 GK12 HL08 HL11

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報を格納するための情報記録域と、 少なくともコンテンツ情報を取得し且つ前記情報記録域
    に記録するためのプログラムとメディア識別情報とを格
    納した読取専用域と、 を含み、 前記プログラムが、コンピュータに、 前記プログラムの種別情報と前記メディア識別情報の少
    なくともいずれかを含む、特定のコンテンツのダウンロ
    ード要求を、ダウンロード・サーバに送信する要求送信
    ステップと、 前記ダウンロード・サーバから前記特定のコンテンツの
    ための情報を受信し、前記情報記録域に記録する記録ス
    テップと、 を実行させるためのプログラムであることを特徴とする
    記録媒体。
  2. 【請求項2】前記記録ステップが、 前記ダウンロード・サーバから前記特定のコンテンツの
    ための情報を受信し、当該特定のコンテンツのための情
    報を所定の形式に変換し、前記情報記録域に記録するス
    テップ、 であることを特徴とする請求項1記載の記録媒体。
  3. 【請求項3】前記プログラムが、コンピュータに、 前記要求送信ステップより前に、前記メディア識別情報
    を読み出す識別情報読出ステップをさらに実行させ、 前記記録ステップが、 前記メディア識別情報を読み出し、前記識別情報読出ス
    テップにおいて読み出された前記メディア識別情報と比
    較する比較ステップ、 を含む請求項1又は2記載の記録媒体。
  4. 【請求項4】前記要求送信ステップが、 少なくとも前記メディア識別情報を含む、特定のコンテ
    ンツの貸出ダウンロード要求を、ダウンロード・サーバ
    に送信するステップであり、 前記プログラムが、コンピュータに、 前記情報記録域に記録される前記特定のコンテンツのた
    めの情報に対応する、当該特定のコンテンツの利用期限
    に関する情報を前記情報記録域に記録するステップをさ
    らに実行させるためのプログラムである請求項1乃至3
    のいずれか1つ記載の記録媒体。
  5. 【請求項5】前記プログラムが、コンピュータに、 前記特定のコンテンツの利用期限に関する情報を前記情
    報記録域から読み出し、前記特定のコンテンツの利用期
    限を経過していないと判断される場合には、前記情報記
    録域に記録された前記特定のコンテンツのための情報を
    再生するための処理を実施するステップ、 をさらに実行させるためのプログラムである請求項4記
    載の記録媒体。
  6. 【請求項6】前記要求送信ステップが、 少なくとも前記メディア識別情報及びコンテンツ借入状
    況に関する情報を含む、特定のコンテンツの貸出ダウン
    ロード要求を、ダウンロード・サーバに送信するステッ
    プであることを特徴とする請求項4又は5記載の記録媒
    体。
  7. 【請求項7】前記プログラムが、コンピュータに、 前記メディア識別情報を含む、前記情報記録域に記録さ
    れた前記特定のコンテンツについての貸出条件変更要求
    を、前記ダウンロード・サーバに送信する貸出条件変更
    要求ステップと、 前記ダウンロード・サーバから前記貸出条件変更要求に
    対する許可を表す応答を受信した場合に、変更された前
    記利用期限に関する情報を前記情報記録域に記録するス
    テップをさらに実行させるためのプログラムである請求
    項4乃至6のいずれか1つ記載の記録媒体。
  8. 【請求項8】前記貸出条件変更要求ステップが、 前記メディア識別情報及びコンテンツ借入状況に関する
    情報を含む、前記情報記録域に記録された前記特定のコ
    ンテンツについての貸出条件変更要求を、前記ダウンロ
    ード・サーバに送信するステップ、であることを特徴と
    する請求項7記載の記録媒体。
  9. 【請求項9】前記プログラムが、コンピュータに、 前記ダウンロード・サーバから前記特定のコンテンツの
    利用期限に関する情報及び前記メディア識別情報に対応
    して設定されたプリペイド代金の残金に関する情報を受
    信するステップをさらに実行させるためのプログラムで
    ある請求項4乃至8のいずれか1つ記載の記録媒体。
  10. 【請求項10】前記プログラムが、コンピュータに、 前記メディア識別情報に対応して設定されたプリペイド
    代金の残金を参照する要求に応じて、当該残金の金額の
    情報を出力するステップをさらに実行させるためのプロ
    グラムである請求項1乃至9のいずれか1つ記載の記録
    媒体。
  11. 【請求項11】ユーザの端末から、記録先である記録媒
    体のメディア識別情報を含む、特定のコンテンツのダウ
    ンロード要求を受信した場合、前記メディア識別情報を
    用いて前記特定のコンテンツのダウンロードの可否を判
    断する判断ステップと、 前記特定のコンテンツのダウンロードを許可する場合に
    は、前記ユーザの端末に前記特定のコンテンツのための
    情報を送信する送信ステップと、 を含むコンテンツ情報提供方法。
  12. 【請求項12】前記判断ステップが、 前記メディア識別情報を用いて、当該メディア識別情報
    を格納していた記録媒体が真正な記録媒体であるか判断
    するステップを含む請求項11記載のコンテンツ情報提
    供方法。
  13. 【請求項13】前記判断ステップが、 前記ユーザの端末から、前記メディア識別情報及び前記
    ユーザの端末におけるコンテンツ情報取得プログラムの
    種別情報とを含む、特定のコンテンツのダウンロード要
    求を受信した場合、前記メディア識別情報及びコンテン
    ツ情報取得プログラムの種別情報の組み合わせが真正な
    ものであるか判断するステップを含むことを特徴とする
    請求項11記載のコンテンツ情報提供方法。
  14. 【請求項14】前記判断ステップが、 前記メディア識別情報に対応して登録されたプリペイド
    代金の残金により前記特定のコンテンツのダウンロード
    により生ずる代金の支払いが可能か判断するステップを
    さらに含む請求項12又は13記載のコンテンツ情報提
    供方法。
  15. 【請求項15】前記判断ステップにおいて前記プリペイ
    ド代金の残金により前記特定のコンテンツのダウンロー
    ドにより生ずる代金の支払いが可能と判断された場合、
    前記プリペイド代金の残金から前記特定のコンテンツの
    ダウンロードにより生ずる代金を引いた額を前記メディ
    ア識別情報に対応して登録するステップをさらに含む請
    求項14記載のコンテンツ情報提供方法。
  16. 【請求項16】前記判断ステップが、 前記メディア識別情報に対応して登録された記録媒体の
    残容量により前記特定のコンテンツのための情報を記録
    することができるか判断するステップをさらに含む請求
    項12乃至14のいずれか1つ記載のコンテンツ情報提
    供方法。
  17. 【請求項17】前記判断ステップにおいて前記記録媒体
    の残容量により前記特定のコンテンツのための情報を記
    録することができると判断された場合、前記記録媒体の
    残容量から前記特定のコンテンツのための情報の容量を
    引いた新たな残容量を前記メディア識別情報に対応して
    登録するステップをさらに含む請求項16記載のコンテ
    ンツ情報提供方法。
  18. 【請求項18】前記送信ステップが、 前記コンテンツ情報取得プログラムの種別情報に対応す
    る形式に変換された前記特定のコンテンツの情報を、前
    記ユーザ端末に送信するステップを含む請求項13記載
    のコンテンツ情報提供方法。
  19. 【請求項19】前記判断ステップが、 前記ユーザの端末から、前記メディア識別情報及びコン
    テンツの借入状況に関する情報を含む、特定のコンテン
    ツの貸出ダウンロード要求を受信した場合、前記メディ
    ア識別情報に対応して登録されているコンテンツ記録状
    況に関する情報と前記コンテンツの借入状況に関する情
    報とを照合するステップを含むことを特徴とする請求項
    11記載のコンテンツ情報提供方法。
  20. 【請求項20】前記貸出ダウンロード要求に応答して前
    記ユーザ端末に送信された特定のコンテンツのための情
    報の利用期限に関する情報を、前記ユーザ端末に送信す
    るステップをさらに含む請求項19記載のコンテンツ情
    報提供方法。
  21. 【請求項21】前記メディア識別情報に対応して登録さ
    れたプリペイド代金の残金に関する情報を、前記ユーザ
    端末に送信するステップをさらに含む請求項11乃至2
    0のいずれか1つ記載のコンテンツ情報提供方法。
  22. 【請求項22】前記ユーザの端末から、前記メディア識
    別情報を含む、特定のコンテンツの貸出条件変更要求を
    受信した場合、前記メディア識別情報に対応して登録さ
    れたプリペイド代金の残金に基づき、要求された貸出条
    件の変更を許可できるか否か判断するステップと、 前記要求された貸出条件の変更を許可できると判断され
    た場合に、新たに設定された条件に関する情報を前記ユ
    ーザの端末に送信するステップと、 をさらに含む請求項19記載のコンテンツ情報提供方
    法。
  23. 【請求項23】前記ユーザの端末から、前記メディア識
    別情報を含むコンテンツ利用要求を受信した場合、前記
    メディア識別情報に対応して登録された利用期限に関す
    る情報を基にコンテンツ利用要求を許可するか判断する
    ステップをさらに含む請求項19記載のコンテンツ情報
    提供方法。
  24. 【請求項24】請求項11乃至23のいずれか1つ記載
    のコンテンツ情報提供方法をコンピュータに実施させる
    ためのプログラム。
  25. 【請求項25】ユーザの端末から、記録先である記録媒
    体のメディア識別情報を含む、特定のコンテンツのダウ
    ンロード要求を受信した場合、前記メディア識別情報を
    用いて前記特定のコンテンツのダウンロードの可否を判
    断する判断手段と、 前記特定のコンテンツのダウンロードを許可する場合に
    は、前記ユーザの端末に前記特定のコンテンツのための
    情報を送信する送信手段と、 を有するコンテンツ情報提供システム。
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