JPH0418015Y2 - - Google Patents

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JPH0418015Y2
JPH0418015Y2 JP374986U JP374986U JPH0418015Y2 JP H0418015 Y2 JPH0418015 Y2 JP H0418015Y2 JP 374986 U JP374986 U JP 374986U JP 374986 U JP374986 U JP 374986U JP H0418015 Y2 JPH0418015 Y2 JP H0418015Y2
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valve
pressure
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pressure reducing
reducing valve
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Description

【考案の詳細な説明】 1 産業上の利用分野 本考案は二次側の圧力を検出してその流体自体
のエネルギーにより弁体の開度を変化させ、一次
側圧力から所定の二次側圧力に自動調整する減圧
弁に関し、特に、二次側にドレンガ流れ込まない
ように、減圧弁内にドレン排出機構、即ちスチー
ムトラツプを内臓したものに関する。
蒸気は冷却するとドレン(復水)になり、特
に、通気初期には配管系が低温なので多量のドレ
ンが発生し、減圧弁には蒸気と共にドレンが流入
する。このドレンの為に減圧弁はハンチングやチ
ヤタリング等で振動が発生し、作動に支障をきた
すばかりでなく、配管系にウオーターハンマを誘
発して連結した機器を損傷したり、ドレンに接す
る部分が腐食しやすくなり寿命を縮める原因とな
る。
又、仕事に利用する為の潜熱を放熱した後のド
レンは顕熱のみで、エンタルピーとしては小さい
ので二次側配管、つまり蒸気機器に入る前に除去
する必要がある。その結果機器の効率が上がり、
生産性の向上につながる。
2 従来技術 そこで従来は、上記課題を解決する為に特願昭
59−026527に示す出願の様に、減圧弁本体下部に
フロート型スチームトラツプを設け、通気初期や
運転中のドレンをトラツプから外部へ排出してい
た。
3 本考案が解決しようとする問題点 排出するドレンは一次側圧力に対応した飽和温
度、即ち顕熱を持つている。二次側圧力は必然的
に一側より低い訳であるから、一次側圧力の飽和
ドレンを二次側圧力雰囲気へ流した場合、二間の
飽和温度差の分だけのフラツシユ蒸気と二次側圧
力飽和ドレンになる。つまり、従来は熱利用可能
なフラツシユ蒸気も排除していたことになる。
本考案の技術的課題は、フラツシユ蒸気は二次
側へ流し、ドレンは外部へ除去することにある。
4 問題点を解決するための技術的手段 上記問題点を解決する為に講じた本考案の技術
的手段は、スチームトラツプを内臓した減圧弁の
ドレン排出口にフラツシユタンクとスチームトラ
ツプを接続し、フラツシユタンクと減圧弁の二次
側配管を均圧管で接続した減圧弁装置。
5 作用 フラツシユタンクは均圧管によつて二次側配管
と同圧になつている。減圧弁から排出されたドレ
ンは、一旦フラツシユタンクへ流入し、二次側圧
力に対応したフラツシユ蒸気と飽和ドレンにな
る。フラツシユ蒸気は均圧管を通つて二次側配管
に流れて利用される。飽和ドレンはフラツシユタ
ンクに取付けたスチームトラツプによつて外部へ
排出される。
6 考案の効果 従来捨てていたフラツシユ蒸気を再利用する訳
であるから一次圧力から二次圧力へのフラツシユ
分の熱量の節約となる。従つて、減圧比が大きい
ほどフラツシユ率が大きくなり多くの熱量を利用
することが出来る。
7 実施例 上記の技術手段の具体例を示す実施例を説明す
る。
本考案はパイロツト作動形蒸気用減圧弁のドレ
ン排出口に外部スチームトラツプを取り付け、該
スチームトラツプと減圧弁の二次側配管を均圧管
で接続したものである。以下に詳細な説明を行
う。
まず、減圧弁の説明をする(第1図A部参照)。
構成は減圧弁部101と気水分離器部102と排
水弁部103とから成る。
本体110で入口112、弁口114、出口1
16を形成する。入口は一次側の高圧流体源に出
口は二次側低圧域に接続する。弁口は弁座部材で
形成する。
主弁体118を弁口114の入口側端の弁座に
コイルばねで弾性的に付勢して配置する。
ピストン120をシリンダ122内に摺動自在
に配置し、ピストン棒を弁口114を通して主弁
体118の中央突起棒に当接せしめる。ピストン
の下面とピストン棒12とを同軸上で接続する。
入口112とピストン120の上部空間、即ちピ
ストン室を連通する一次圧通路124にパイロツ
ト弁126を配置する。ダイヤフラム128をそ
の外周縁をフランジ130,132の間に挟んで
取り付ける。ダイヤフラム128の下方空間は二
次圧通路134を通して出口116に連通する。
パイロツト弁126の弁棒136の頭部端面は
ダイヤフラム128の中央下面に当接する。
ダイヤフラム128の上面にばね座138を介
して、圧力設定用のコイルばね140を当接せし
める。調節ねじ144を本体110にねじ結合し
て取り付ける。
調節ねじ144を左右に回すと、圧力設定ばね
140のダイヤフラム128を押し下げる弾性力
が変る。この圧力設定ばね140の弾性力を基準
値として、ダイヤフラム128はその下面に作用
する二次側圧力に応じて湾曲し、弁棒136を変
位せしめてパイロツト弁126を開閉せしめる。
この結果、一次側流体圧力がピストン室に導入さ
れ、ピストン120が駆動され、主弁体118が
変位せしめられ、入口112の流体が弁口114
を通つて出口116に流れる。これは二次側の流
体圧力が低下すると弁口114が開き、上昇する
と閉じる様に自動的に作動する。
弁口114の下方に円筒形状の隔壁部材146
を取り付け、これを囲む本体110との間に環状
空間148を形成し、そのの上部はコーン形状の
スクリーン150を通して入口112に連通し、
下部は排水弁室152の上部に連通する。また、
排水弁室152の上部は隔壁部材146の中央開
口を通して弁口114に連通する。環状空間14
8には傾斜壁から成る旋回羽根154を配置す
る。
従つて、入口112の流体は、弁口114が開
いて環状空間148を通過するときに、旋回羽根
154で方向を曲げられて旋回せしめられる。液
体は外側に振り出されて周囲の本体内壁に当たつ
て排水弁室152に流下し、軽い気体は中央部を
旋回して、隔壁部材146の中央開口から弁口1
14に向い、そこを通過して出口116に流れ去
る。
排水弁室152の底部には、排水口156に通
じる排水弁口158を形成する。フロートカバー
162で覆つて、球形の弁フロート160を変位
自在に収容する。フロートカバー162の上部に
は通気孔164を開ける。
従つて、弁フロート160は排水弁室152の
水位と共に浮上降下して排水弁口158を開閉
し、排水弁室152に溜る水を自動的に排除す
る。
次に、外部スチームトラツプの説明をする。
(第1図B部参照) 弁ケーシング部材10,11はステンレス綱薄
板をプレス成型して作る。形状は互いに対象で、
45度の傾斜面を有するほぼ平底のカツプ形状であ
る。
弁ケーシング部材10,11の底面部に入口部
材12と出口部材13を同軸上に溶接し、場所は
傾斜面からずらして、第1図上で左側に偏つた位
置に取り付ける。入口側の弁ケーシング部材10
の傾斜面に垂直に均圧管座30を溶接する。溶接
箇所は16,17,32の場所である。入口24
と出口25と均圧口31には配管用の雌ねじを形
成する。入口側弁ケーシング部材10の内側に、
ほぼ半球殻形状のスクリーン28を、数箇所でス
ポツト溶接して取付ける。スクリーン28は小孔
を一面に開けたステンレス鋼薄板をプレス成型し
て作る。
隔壁部材20はステンレス鋼薄板をほぼ半球殻
形状にプレス成型して作る。開口端部は円筒形
で、その直径は弁ケーシング11,12の開口端
部と同じである。
隔壁部材20の下部に弁口27を形成した弁座
部材21を溶接する。(番号22の箇所)。弁座部
材21にはフロートガイド部材15を取付ける。
フロートガイド部材15は弁口27の軸から下記
のフロートの半径の長さ離れた当該軸に平行の二
本の足を有する。U字状バイメタル29のその一
端を弁座部材21と隔壁部材20の間に挟んで取
付ける。
隔壁部材20の円筒状端部の両側に弁ケーシン
グ部材10,11を溶接し、(番号18,19の
箇所)、隔壁部材20と出口側の弁ケーシング部
材11に通路23を形成し、隔壁部材20と入口
側弁ケーシング部材10の間に弁室26を形成す
る。本実施例に於ては、当該弁室がフラツシユタ
ンクの役目を兼ねている。
参照番号14はステンレス鋼薄板で中空に作ら
れた球形フロートで、弁室26に自由状態で収容
する。
減圧弁、スチームトラツプの取付け及び、配管
方法は次の通りである。減圧弁のドレン排出口1
56とスチームトラツプの入口24をニツプル等
の配管接続材料で接続する。均圧口31に接続し
た配管34と二次側配管36に取付けた配管35
をユニオン33、又はフランジ等の配管接続材料
で接続する。
作動は次の通りである。減圧弁から排出された
ドレンはスチームトラツプの弁室26内で二次側
配管圧力に対応する分だけフラツシユ蒸気となり
配管34,35を通つて二次側配管に入る。弁室
26内では蒸気が上部にドレンが下部に分離して
溜る。フロート14はドレンの水位が上昇すると
浮力が大きくなつて、浮上して弁口27を開き、
ドレンを通路23を通して出口25から流出させ
る。排出により水位が下がると、それと共にフロ
ート14が下降し、フロートガイド部材15に乗
つた位置で弁口27を塞ぎ、ドレンの流出を止め
る。この様な動作を自動的に繰り返して行う。
減圧弁内のドレンは二次側へ流れ込まないよう
に速やかに排除する必要があるが、外部スチーム
トラツプはドレンが十分にフラツシユ出来る様に
弁室26の容積を大きくとつて、多く溜めるほう
が望ましい。その為には本実施例の様に自由フロ
ートを使わずに、レバーフロート式のスチームト
ラツプを用いてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の減圧弁装置の断面図
である。 10,11……弁ケーシング部材、24……入
口、25……出口、31……均圧口、27……弁
口、33……ユニオン、110……本体、112
……入口、114……弁口、116……出口、1
20……ピストン、126……パイロツト弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スチームトラツプを内臓した減圧弁のドレン排
    出口に、フラツシユタンクとスチームトラツプを
    接続し、フラツシユタンクと減圧弁の二次側配管
    を均圧管で接続した減圧弁装置。
JP374986U 1986-01-13 1986-01-13 Expired JPH0418015Y2 (ja)

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JP374986U JPH0418015Y2 (ja) 1986-01-13 1986-01-13

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JP374986U JPH0418015Y2 (ja) 1986-01-13 1986-01-13

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JPS62115578U JPS62115578U (ja) 1987-07-22
JPH0418015Y2 true JPH0418015Y2 (ja) 1992-04-22

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