JPH04179363A - Isdnファクシミリ装置の伝送制御方法 - Google Patents

Isdnファクシミリ装置の伝送制御方法

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JPH04179363A
JPH04179363A JP2306005A JP30600590A JPH04179363A JP H04179363 A JPH04179363 A JP H04179363A JP 2306005 A JP2306005 A JP 2306005A JP 30600590 A JP30600590 A JP 30600590A JP H04179363 A JPH04179363 A JP H04179363A
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isdn
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JP2306005A
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Masahito Otani
雅人 大谷
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、I SDNを伝送路として用いるISDNフ
ァクシミリ装置の伝送制御方法に関する。
[従来の技術] 一般に、ISDNを伝送路として用いるファクシミリ装
置は、グループ4フアクシミリ機能を備えたものが用い
られているが、これまでに普及している電話回線網など
のアナログ網を伝送路として用いるグループ3フアクシ
ミリ装置を流用して、ISDNを用いて画情報伝送でき
るファクシミリ装置も実用されている。
このように、グループ3フアクシミリ装置を流用して構
築されたISDNファクシミリ装置は、装置機能がグル
ープ3フアクシミリ機能であるためにグループ4フアク
シミリ機能に比べて装置規模か小さく、また、従来機種
の機構をそのまま用いることができるので装置コストを
低く抑えることができる。
したがって、ISDNを伝送路として用いるファクシミ
リ装置には、グループ3フアクシミリ機能を備えたもの
と、グループ4フアクシミリ機能を備えたものが実用さ
れているとともに、両方のファクシミリ装置と画情報伝
送かできるように、グループ3フアクシミリ機能とグル
ープ4フアクシミリ機能の両方を備えたものが実用され
ている。
さて、グループ3フアクシミリ機能における画像の解像
度は、主走査方向が8(ドラ) / m m )(また
は16(ドツト/mm))で、副走査方向が3.85(
ライン/mm)  (または7.7 (ライン/mm)
、15.7 (ライン/mm))のいわゆるミリ系の解
像度に設定されているのに対し、グループ4フアクシミ
リ機能における画像の解像度は、200(画素/25.
4mm)(または、240(画素/’25.4mm)、
300 (画素/25.4m−m)、400 (画素/
’25.4mm))のいわゆるインチ系の解像度に設定
されている。
このため、グループ4フアクシミリ機能の原稿読取装置
を備えたグループ37′グループ4兼用フアクシミリ装
置から、グループ3フアクシミリ機能のみを備えたファ
クシミリ装置に画情報送信するとき、送信側では、原稿
読取装置で読み取って得た画信号を、受信側の解像度に
ソフトウェア的に画素密度変換(すなわち、画像の変倍
)を行ない、その結果得られた画信号を符号化圧縮して
画情報を形成し、その画情報を送信するようにしている
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来装置では、次のような不
都合を生していた。
すなわち、画信号をソフトウェア的に画素密度変換処理
しているため、その変換処理後に得られる画信号を記録
して得られた画像は、変換後の画素密度で最初から読み
取られた画信号を記録して得られる画像に比へて画質が
劣化する。
そのため、より高価なグループ3/グループ4兼用フア
クシミリ装置から受信した画像の画質が、グループ3フ
アクシミリ機能のみを備えたファクシミリ装置から受信
した画像の画質が悪いという不都合を生じていた。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、グ
ループ3/グループ4兼用フアクシミリ装置からグルー
プ3フアクシミリ機能のみを備えたファクシミリ装置に
送信した画像の画質を向上できるISDNファクシミリ
装置の伝送制御方法を提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、複数の読取解像度を設定可能な原稿読取装置
を備え、 画情報送信に先立って送信側と受信側の間で行なう呼設
定手順により受信側の記録機能を送信側に通知するとと
もに、その通知直後に呼解放手順を行なう一方、 送信側は、通知された記録機能に対応した読取解像度を
原稿読取装置に設定し、次いで、使用する記録機能を通
知する情報を含む呼設定メツセージをISDNに送出し
て受信側を発呼し、受信側は、受信した呼設定メツセー
ジにより通知された記録機能を使用可能な場合にはその
旨をあらわす情報を含む呼設定用信号を応答し、送信側
は、受信側より記録機能か使用可能なことが応答される
と、その呼設定手順により張られた呼の通信パスを用い
、原稿読取装置により読み取って得た画信号を符号化圧
縮して形成した画情報を送信するようにしたものである
[作用コ したがって、送信側では、受信側の記録機能に応じた読
取解像度で原稿画像を読み取っているので、受信側で記
録出力される受信画像の画質が良好になる。
[実施例] 以下、添付図面を参照しなから、本発明の実施例を詳細
に説明する。
第1図は、本発明の〜実施例にかかるISDNファクシ
ミリ装置FXaを示している。このISDNファクシミ
リ装置FXaは、ISDNを伝送路として用いるととも
に、グループ3フアクシミリ装置機能、グループ4フア
クシミリ装置機能、および、通話機能を備えている。
同図において、制御部1は、このISDNファクシミリ
装置FXaの動作制御処理、グループ3フアクシミリ伝
送手順処理、上位レイヤのグループ4フアクシミリ伝送
手順処理、および、通話手順処理を実行するものであり
、システムメモリ2は、制御部1が実行する処理プログ
ラムおよびその処理プログラムを実行するために必要な
各種データを記憶するとともに、制御部1のワークエリ
アを構成するものである。
パラメータメモリ3は、このISDNファクシミリ装置
FXaに固有な各種の情報を記憶するためのものであり
、バッテリバックアップされたSRAM (スタティッ
ク型ランダム・アクセス・メモリ)などデータを書き換
え可能な不揮発性の半導体記憶装置からなる。
時計回路4は、現在時刻情報を得るためのちのであり、
スキャナ5は、原稿画像をグループ4フアクシミリ装置
に設定されている各種解像度、および、グループ3フア
クシミリ装置に設定されている各種解像度のいずれかで
読み取るためのものである。このスキャナ5の解像度の
切り換えは、主走査方向の解像度については、原稿画像
をラインイメージセンサに結像する縮小光学系の倍率を
、主走査方向の解像度に対応する値に設定することで行
なうことができ、また、副走査方向の解像度については
、ラインイメージセンサの画像蓄積期間が一定なので、
読取原稿の搬送速度を設定することて行なうことができ
る。プロッタ6は、画像をグループ4フアクシミリ装置
に設定されている解像度で記録出力するものである。
操作表示部7は、このISDNファクシミリ装置FXa
を操作するためのものであり、各種の操作キー、および
、オペレータへのガイダンス情報等を表示するための液
晶表示器などの各種の表示装置からなる。
符号化復号化部8は、画信号を所定の符号化方式で符号
化圧縮するとともに、符号化圧縮された状態の画情報を
元の画信号に復号化するためのものであり、画素密度変
換部9は、スキャナ5およびプロッタ6の画像の画素密
度と相手先の端末装置が伝送可能な画像の画素密度が相
違する場合にそれらの画素密度を相互に変換するための
ものである。
画像蓄積装置10は、送信画信号、送信画情報、受信画
情報および受信画信号などの種々の情報を蓄積するため
のものである。
l5DNインタフ工−ス回路11は、l5DNと物理的
に接続するためのものであり、レイヤ1信号制御部12
は、l5DNのレイヤ1の信号処理機能およびDチャネ
ル(信号チャネル)の信号と2つのBチャネル(情報チ
ャネル)の信号の統合/分離機能を備えたものである。
Dチャネル伝送制御部13は、Dチャネルを用いてl5
DNと行なう呼制御処理などの伝送制御処理を行なうた
めのものであり、C0DEC14は、l5DNのBチャ
ネルを用いてアナログ信号を伝送するためのアナログ信
号/′デジタルデータの信号変換処理を行なうためのも
のである。
この場合、レイヤ1信号制御部12およびDチャネル伝
送制御部13は、同一のLSI装置により実現されてい
る。
Bチャネル伝送制御部15は、l5DNのBチャネル(
情報チャネル)を用いたグループ4フアクシミリ伝送制
御処理のうちレイヤ2,3,4゜5の伝送制御処理を行
なうためのものである。
グループ3フアクシミリモデム16は、グループ3フア
クシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝
送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V、
21モデム)、および、主に画情報をやりとりするため
の高速モデム機能(V、29モデム、V、27terモ
デム)を備えている。
切換器17は、C0DEC14を、グループ3フアクシ
ミリモデム16、通話のためのノ1ンドセット18、ま
たは、呼出音などを出力するためのスピーカ19のいず
れかに切換接続するためのものである。
制御部1、システムメモリ2、パラメータメモリ3、時
計回路4、スキャナ5、プロッタ6、操作表示部7、符
号化復号化部8、画素密度変換部9、画像蓄積装置10
、Dチャネル伝送制御部13、C0DEC14、Bチャ
ネル伝送制御部15、グループ3フアクシミリモデム1
8、および、切換器17は、内部バス20に接続されて
おり、これらの各要素間における各種情報のやりとりは
、主としてこの内部バス20を介して行なわれる。
また、ハンドセット18のフック状態をあられすフック
信号FSは、内部バス20を介して制御部1に加えられ
ている。
第2図は、本発明の一実施例にかかるグループ3フアク
シミリ装置機能を備えたISDNファクシミリ装置FX
bを示している。
同図において、制御部21は、このISDNファクシミ
リ装置FXbの動作制御処理、および、グループ3フア
クシミリ伝送手順処理を実行するものであり、システム
メモリ22は、制御部21か実行する処理プログラムお
よびその処理プログラムを実行するために必要な各種デ
ータを記憶するとともに、制御部21のワークエリアを
構成するものである。
パラメータメモリ23は、このISDNファクシミリ装
置FXbに固有な各種の情報を記憶するためのものであ
り、バッテリバックアップされたSRAMなどデータを
書き換え可能な不揮発性の半導体記憶装置からなる。
スキャナ24は、原稿画像をグループ3フアクシミリ装
置に設定されている解像度のいずれかで読み取るための
ものであり、プロッタ25は、画像をグループ3フアク
シミリ装置に設定されている解像度で記録出力するもの
である。
操作表示部26は、このISDNファクシミリ装置FX
bを操作するためのものであり、各種の操作キー、およ
び、オペレータへのガイダンス情報等を表示するための
液晶表示器などの各種の表示装置からなる。
符号化復号化部27は、画信号を所定の符号化方式で符
号化圧縮するとともに、符号化圧縮された状態の画情報
を元の画信号に復号化するためのものであり、画素密度
変換部28は、スキャナ5およびプロッタ6の画像の画
素密度と相手先の端末装置が伝送可能な画像の画素密度
が相違する場合にそれらの画素密度を相互に変換するた
めのものである。
画像蓄積装置29は、送信画信号、送信画情報、受信画
情報および受信画信号などの種々の情報を蓄積するため
のものである。
l5DNインタフ工−ス回路30は、I SDNと物理
的に接続するためのものであり、レイヤl信号制御部3
1は、l5DNのレイヤ1の信号処理機能およびDチャ
ネルの信号と1つのBチャネルの信号の統合/分離機能
を備えたものである。
Dチャネル伝送制御部32は、Dチャネルを用いてl5
DNと行なう呼制御処理などの伝送制御処理を行なうた
めのものであり、C0DEC33は、l5DNのBチャ
ネルを用いてアナログ信号を伝送するためのアナログ信
号/デジタルデータの信号変換処理を行なうためのもの
である。この場合、レイヤ1信号制御部31およびDチ
ャネル伝送制御部32は、同一のLSI装置により実現
されている。
グループ3フアクシミリモデム34は、グループ3フア
クシミリのモデム機能を実現するためのものであり、伝
送手順信号をやりとりするための低速モデム機能(V、
21モデム)、および、主に画情報をやりとりするため
の高速モデム機能(V、29モデム、V、27terモ
デム)を備えている。
制御部21.システムメモリ22、パラメータメモリ2
3、スキャナ24、プロッタ25、操作表示部26、符
号化復号化部27、画素密度変換部28、画像蓄積装置
29、Dチャネル伝送制御部32、C0DEC33、お
よび、グループ3フアクシミリモデム34は、内部バス
35に接続されており、これらの各要素間における各種
情報のやりとりは、主としてこの内部バス35を介して
行なわれる。また、グループ3ファクシミリモデム34
とC0DEC33の間では、直接データのやりとりか行
なわれている。
第3図は、ISDNに接続されている端末装置か、l5
DNとの間で行う回線交換モードでの呼制御手順の一例
について示している。
すなわち、発端末は、まず、転送モードとして回線交換
モードを設定するとともに、着端末を宛先に指定した呼
設定メツセージ5ETUPをISDNに送出しτ着端末
との呼設定を要求し、l5DNは、指定された着端末に
呼設定メツセージ5ETUPを送出して発呼する。また
、l5DNは、呼設定状況を通知するための呼設定受付
メツセージCALL  PROCを発端末に送出する。
着端末は、着信検出すると、自端末が着信可能な状態に
なっているときには、I SDNに呼出メツセージAL
ERTを所定間隔て連続して送出し、l5DNは呼出メ
ツセージALERTを発端末に送出して着端末の呼出を
開始したことを通知する。
着端末は、着信応答すると応答メツセージC0NNをI
SDNに送出し、l5DNは応答メツセージC0NNを
発端末に送出して着端末が呼を受は付けたことを通知す
る。
また、l5DNは、着端末に応答確認メツセージC0N
N  ACKを送出して着端末の応答を確認し、その時
点で、発端末と着端末の間にデータ伝送のための情報チ
ャネル(Bチャネル)が確立する。
これにより、発端末と着端末との相互間で、情報チャネ
ルを用いたデータ伝送か、おのおのの端末の伝送機能に
設定された伝送制御手順により実行される。
そして、データ伝送を終了すると、発端末が切断メツセ
ージDiscをISDNに送出して情報チャネルの解放
を要求し、I SDNが切断メツセージDiscを着端
末に送出して情報チャネルの復旧を通知する。
これにより、着端末がチャネル切断完了を通知する解放
メツセージRELをISDNに応答すると、l5DNか
ら発端末に解放メツセージRELが送出される。発端末
は、チャネル解放が完了すると、解放完了メツセージR
EL  COMPをISDNに送出してその旨を通知し
、それにより、l5DNは解放完了メツセージREL 
 COMPを着端末に送出して、情報チャネルの解放か
成立し、発端末と着端末との間に設定されていた情報チ
ャネルか完全に解放される。
このようにして、発端末と着端末との間に情報チャネル
が設定されて、データ伝送が行われ、データ伝送が終了
すると、情報チャネルが解放される。
マタ、l5DNの呼設定用のおのおののメツセージは、
第4図(a)に示すように、レイヤ3呼制御メツセージ
を規定するプロトコル仕様(フォーマット、シーケンス
など)を識別するためのプロトコル識別子、そのメツセ
ージがどの呼に関与するものであるかを識別するための
呼番号、それぞれのメツセージの内容を識別するための
メツセージタイプ、おのおののメツセージに必ず付加さ
れる必須情報要素、および、おのおののメツセージに必
要に応じて付加される付加情報要素からなる。なお、必
須情報要素は、メツセージタイプに応じて0,1.また
は複数個が設定されており、付加情報要素は、その状況
に応じて0.1または複数個が配置される。
呼設定メツセージ5ETUPは、同図(b)に示すよう
に、必須情報要素として「伝達能力Jをもち、付加情報
要素としては、例えば「発番号」、「着番号」、「低位
レイヤ整合性」、「高位レイヤ整合性」、および、「ユ
ーザ・ユーザ」などの情報要素をもつ。
また、応答メツセージC0NNは、付加情報要素として
「ユーザ・ユーザ」情報要素をもつ。
これらの情報要素の概略について説明する。
「伝達能力」情報要素は、伝送する情報の内容が、音声
、非制限デジタル情報、制限デジタル情報、3.1KH
zオーデイオ、7KHzオーデイオ、あるいは、ビデオ
のいずれがであるのかを示す情報転送能力、使用する交
換機能が回線交換であるのかパケット交換であるのかを
示す転送モード、情報転送の速度をあられす情報転送速
度、情報の転送形態をあられす情報、および、ユーザ情
報のプロトコルをあられす情報などからなる。
「発番号」情報要素は、発端末のl5DN番号をあられ
し、「着番号」情報要素は、着端末のl5DN番号をあ
られす。
「低位レイヤ整合性」情報要素は、相手端末との通信可
能性検査に使用するためのものであり、基本的な内容は
「伝達能力」情報要素と同一である。さらに、この「低
位レイヤ整合性」情報要素には、より細かい内容が含ま
れる。
「高位レイヤ整合性J情報要素は、相手端末との整合性
検査に使用するためのものであり、例えば、グループ2
/グループ3フアクシミリ、グループ4フアクシミリ、
ミクストモード、テレテックス、ビデオテックス、テレ
ックス、あるいは、メツセージ・ハンドリング・システ
ムなどの端末機能のうち、いずれの端末機能を備えてい
るのかを表示する。
「ユーザ・ユーザ」情報要素は、ユーザ間の情報の伝達
に用いるためのものであり、この[ユーザ・ユーザ」情
報要素の内容は、ISDNによって解釈されることなく
トランスペアレントに転送されて相手ユーザに伝達され
る。
以上の構成で、第1図のl5DNフアクシミIJ装置F
xaから、第4図のISDNファクシミリ装置FXbに
画情報を送信するときの動作について説明する。
まず、第5図に示すように、ISDNファクシミリ装置
FXaは、宛先を指定するとともに、「ユーザ・ユーザ
」情報要素に記録機能を問い合せる情報をセットした呼
設定メツセージ5ETUP(1)をISDNに送出する
。この呼設定メツセージ5ETUP (1)は、I S
DNよりISDNファクシミリ装ff1FXbに出力さ
れる。
この呼設定メツセージ5ETUP (1)を受信したI
SDNファクシミリ装置FXbは、自端末のプロッタ2
5の最大の記録解像度および記録サイズをあられす記録
機能情報を「ユーザ・ユーザ」情報要素にセットした応
答メツセージC0NN(1)をISDNに送出する。こ
こで、記録解像度をあられす情報としては、主走査方向
と副走査方向の解像度の組合せをあられす情報が用いら
れる。また、記録サイズをあられす情報としては、例え
ば、A幅長尺、A4カット紙、B幅長尺、B4カット紙
などをあられす情報が用いられる。
ISDNファクシミリ装置FXaは、この応答メツセー
ジC0NN (1)を受信すると、切断メツセージDi
scを送出して、呼解放手順を実行する。
このようにして、画情報伝送に先立って、宛先のファク
シミリ装置(この場合は、ISDNファクシミリ装置F
Xb)の記録機能情報を得ると、その記録機能情報の記
録解像度、および、セットされている送信原稿のサイズ
と記録サイズとの関係に応じて、スキャナ5の読取解像
度を設定する。
この状態で、ISDNファクシミリ装置FXaは、宛先
を指定するとともに、「ユーザ・ユーザ」情報要素に使
用する記録機能を宣言する情報をセットした呼設定メツ
セージ5ETUP (2)をISDNに送出する。この
呼設定メツセージ5ETUP (2)は、l5DNより
ISDNファクシミリ装置FXbに出力される。
この呼設定メツセージ5ETUP (2)を受信したI
SDNファクシミリ装置FXbは、その「ユーザ・ユー
ザ」情報要素で宣言されている記録機能を自端末で使用
可能な場合には、受信可能をあられす情報を「ユーザ・
ユーザ」情報要素にセットした応答メツセージC0NN
 (2)をISDNに送出する。
ISDNファクシミリ装置FXaは、この応答メツセー
ジC0NN (2)を受信すると、そのときに確立した
情報チャネルを通信パスとして用いて、所定のグループ
3フアクシミリ伝送手順を実行し、スキャナ5にセット
されている送信原稿の画像を読み取り、それによって得
た画信号を符号化復号化部8で符号化圧縮し、それによ
って得た画情報をグループ3フアクシミリモデム16に
転送し、宛先であるISDNファクシミリ装@FXbに
送信する。なお、このときには、切換器17によりグル
ープ3フアクシミリモデム16をC0DEC14に接続
しており、レイヤ1信号制御部12は、C0DEC14
をそのときに確立した情報チャネルに接続する。
ISDNファクシミリ装置FXbは、受信した画情報を
符号化復号化部27により元の画信号に復号化し、その
画信号をプロッタ25に順次転送して、受信画像を記録
出力する。
I SDNファクシミリ装置FXaは、画情報送信を終
了すると、切断メツセージDISCを送出して、所定の
呼解放手順を実行する。
それにより、ISDNファクシミリ装置FXaの送信動
作およびISDNファクシミリ装置FXbの受信動作か
終了する。
このようにして、本実施例では、ISDNファクシミリ
装置FXa力州SDNフアクシミリ装置FXbの記録解
像度および記録サイズに適合した読み取り解像度で、送
信原稿の画像を読み取るようにしているので、ISDN
ファクシミリ装fiFxbて記録出力される画像の画質
は、良好になる。
第7図は、ISDNファクシミリ装置FXaが送信時に
実行する処理例を示している。
まず、ユーザより操作入力された宛先を指定するととも
に、「ユーザ・ユーザ」情報要素に記録機能を問い合せ
る情報をセットした呼設定メツセージ5ETUP (1
)をISDNに送出しく処理101)、そのときの呼設
定手順中で応答メツセージC0NNを受信できるかどう
かを調べる(判断102)。
判断102の結果かYESになるときには、その応答メ
ツセージC0NNに「ユーザ・ユーザ」情報要素が付加
されていて、その内容が記録機能情報であるかどうかを
調べる(判断103)。
判断103の結果がNoになるときには、宛先が上述し
た機能を備えていないl5DN端末装置なので、呼解放
手順を実行してその呼を一旦終了しく処理104)、そ
の同一宛先を通常モードで発呼して(処理105)、通
常手順の送信動作を行なう。
判断103の精巣がYESになるときには、呼解放手順
を実行してその呼を終了しく処理106)同一宛先を指
定するとともに、「ユーザ・ユーザ」情報要素に使用す
る記録機能を宣言する情報をセットした呼設定メツセー
ジ5ETUP (2)をISDNに送出しく処理107
)、そのときの呼設定手順中で応答メツセージC0NN
を受信できるかどうかを調べる(判断108)。
判断108の結果がYESになるときには、そのときに
設定した読み取り解像度をスキャナ5に設定して(処理
109)、スキャナ5を作動して原稿画像を読み取り、
それによって得た画信号を符号化復号化部7で符号化圧
縮し、それによって得た画情報を送信する動作を、送信
原稿の全ページについてそれぞれ実行する(処理110
,111.112、判断113のNoループ)。なお、
このとき所定のグループ3フアクシミリ伝送手順にした
がって、画情報伝送動作を行なう。
このようにして、画情報送信を終了すると、呼解放手順
を実行して、送信動作を終了する(処理114)。
また、判断102の結果がNoになるとき、および、判
断108の結果がNoになるときには、その時点で呼解
放手順を実行しく処理115)、送信動作を打ち切る。
このようにして、最初の発呼時に宛先が記録機能情報を
通知してこなかった場合には、通常の画情報送信動作を
行なうので、宛先が記録機能情報の問い合せに応答する
機能を備えていない場合でも、適切に画情報送信するこ
とができる。
第8図は、I SDNファクシミリ装置FXbが受信時
に実行する処理例を示している。
まず、l5DNより受信した呼設定メツセージ5ETU
Pを解析して(処理201)、発端末と接続可能である
かどうかを調べ(判断202)、判断202の結果がN
Oになるときには、その着呼を無視する(処理203)
判断202の結果がYESになるときには、「ユーザ・
ユーザ」情報要素が含まれていて、その内容が記録機能
問い合せ情報であるか、あるいは、設定記録機能を宣言
する情報であるかを調べる(判断204,205)。「
ユーザ・ユーザ」情報要素が含まれていないか、その内
容が記録機能問い合せ情報でも設定記録機能を宣言する
情報でもなく、判断205の結果がNoになるときには
、通常モードの受信動作に移行する。
記録機能問い合せ情報が含まれていて、判断204の結
果がYESになるときには、自端末のプロッタ25の最
大の記録解像度および記録サイズをあられす記録機能情
報を「ユーザ・ユーザ」情報要素にセットした応答メツ
セージC0NN (1)を送出した後に(処理206)
、呼解放手順を実行して呼を一旦解放する(処理2o7
)。
設定記録機能を宣言する情報が含まれていて、判断20
5の結果がYESになるときには、受信可能をあられす
情報を「ユーザ・ユーザJ情報要素にセットした応答メ
ツセージC0NN (2)を送出する(処理208)。
そして、それによって確立された情報チャネルを用いて
、全てのページの画情報を受信し、その受信した画情報
の画像をプロッタ25より記録出力する(処理209、
判断210のNO小ループ。
なお、このとき所定のグループ3フアクシミリ伝送手順
にしたがって、画情報伝送動作を行なう。
画情報受信を終了すると、呼解放手順を実行して(処理
211)、受信動作を終了する。
このようにして、発端末が上述した記録機能情報の問い
合せを行なってきた場合には、記録機能情報を通知し、
その後設定記録機能の宣言があると、その宣言された記
録機能を用いて、プロッタ25から受信画像を記録出力
する。
また、発端末が上述した記録機能情報の問い合せ機能を
備えていない場合には、通常の受信動作を行なって、受
信画像を記録出力する。
ところで、上述した実施例では、グループ3フアクシミ
リ機能のみを備えたISDNファクシミリ装置が、グル
ープ3フアクシミリモデムを用いて画情報伝送する場合
について説明したが、グループ4フアクシミリ機能を用
いる場合と同様に、直接デジタルデータを伝達する機能
を備えている場合についても、本発明を同様にして適用
することができる。
また、上述した実施例では、グループ3フアクシミリ機
能とグループ4フアクシミリ機能を両方備えたISDN
ファクシミリ装置がら、グループ3フアクシミリ機能の
みを備えたISDNファクシミリ装置に画情報を送信す
る場合に、宛先端末の記録機能を問い合せた後に、その
記録機能に応じた解像度で画像読み取りするようにして
いるが、この動作をグループ4フアクシミリ機能を備え
たISDNファクシミリ装置間で行なうようにすること
もできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、送信側では、受
信側の記録機能に応じた読取解像度で原稿画像を読み取
っているので、受信側で記録出方される受信画像の画質
が良好になるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例にかかるグループ3フアクシ
ミリ機能とグループ4フアクシミリ機能を両方備えたI
 SDNファクシミリ装置を示すブロック図、第2図は
本発明の一実施例にかかるグループ3フアクシミリ機能
を備えたISDNファクシミリ装置を示すブロック図、
第3図はl5DNとの間で行なう呼設定手順の一例を示
すタイムチャート、第4図(a)は呼設定用信号の信号
形式を示す概略図、第4図(b)は呼設定メツセージの
信号形式の一例を示す概略図、第5図は第1図に示した
ISDNファクシミリ装置から第2図に示したISDN
ファクシミリ装置に対して記録機能を問い合せる場合の
伝送手順の一例を示すタイムチャート、第6図は第1図
に示したISDNファクシミリ装置から第2図に示した
I SDNファクシミリ装置に対して画情報送信する場
合の伝送手順の一例を示すタイムチャート、第7図は第
1図に示したISDNファクシミリ装置が送信時に実行
する処理例を示すフローチャート、第8図は第2図に示
したISDNファクシミリ装置が受信時に実行する処理
例を示すフローチャートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ISDNを伝送路として用いるISDNファクシミリ装
    置の伝送制御方法において、 複数の読取解像度を設定可能な原稿読取装置を備え、 画情報送信に先立って送信側と受信側の間で行なう呼設
    定手順により受信側の記録機能を送信側に通知するとと
    もに、その通知直後に呼解放手順を行なう一方、 送信側は、通知された記録機能に応じた読取解像度を上
    記原稿読取装置に設定し、次いで、使用する記録機能を
    通知する情報を含む呼設定メッセージをISDNに送出
    して受信側を発呼し、受信側は、受信した呼設定メッセ
    ージにより通知された記録機能を使用可能な場合にはそ
    の旨をあらわす情報を含む呼設定用信号を応答し、送信
    側は、受信側より記録機能が使用可能なことが応答され
    ると、その呼設定手順により張られた呼の通信パスを用
    い、上記原稿読取装置により読み取って得た画信号を符
    号化圧縮して形成した画情報を送信することを特徴とす
    るISDNファクシミリ装置の伝送制御方法。
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