JPH0417830A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は被掃除面を照らす発光素子を備えた電気掃除機
に関する。

従来の技術 近年、被掃除面を照らす発光素子を設けて照明が暗い室
内の掃除などに使用できる電気掃除機に対する要望が高
まっている。

従来、この種の電気掃除機は第３図に示すような構成が
一般的であった。以下、その構成について説明する。

図に示すように、電源２０にモータ２１と双方向性サイ
リスタ２２とを直列に接続し、これらに並列に発光素子
（ランプ）２３を接続している。

双方向性サイリスタ２２のゲートにはトリガ素子２４が
接続されてお９、トリガ素子２４の他方にはコンデンサ
２５と可変抵抗２６が図示のように接続されている。

上記構成において動作を説明すると、電源スィッチ２７
をオンすると、発光素子２３が点灯し、モータ２１が回
転し、可変抵抗２６の抵抗値の変化によシ双方向性すイ
リヌタ２２を位相制御し、モータ２１の回転数を変化さ
せ、掃除面に合わせだ吸込力を得ていた。

発明が解決しようとする課題 このような従来の電気掃除機では、モータ２１の回転数
がどのように変わっても発光素子２３の光量は一定とな
る。通常モータ２１の回転数が小さいときは、カーテン
など床面以外の掃除をする場合であるので、床面を照ら
している発光素子２３はこのときは意味を持たなくなｐ
ｌかえって無駄な電力を消費し、エネルギを浪費すると
いう重大な問題点を有していた。

本発明は上記課題を解決するもので、カーテンなどの床
面以外の掃除をするときには発光素子の光量を低減して
電力ロヌを少なくすることを第１の目的としている。ま
た、床面以外の掃除をするときは発光素子を完全に消灯
して電力ロスを零にすることを第２の目的としている。

課題を解決するための手段 本発明は上記第１の目的を達成するために、被掃除面を
照らす発光素子と、モータの回転数を制御する双方向性
サイリスタとを備え、前記発光素子はモータと並列に接
続したことを第１の課題解決手段としている。

また、第２の目的を達成するために、被掃除面を照らす
発光素子と、前記発光素子の光量を制御する第１の双方
向性サイリスタと、前記発光素子の光量調整用の第１の
可変抵抗と、モータの回転数を制御する第２の双方向性
サイリスタと、前記モータの回転数調整用の第２の可変
抵抗とを備え、前記第１の可変抵抗と第２の可変抵抗を
連動させ、第２の可変抵抗の抵抗値が最大またはこれに
近い値になったとさ、第１の可変抵抗の抵抗値を無限大
にするようにしたことを第２の課題解決手段としている
。

作用 本発明は上記した第１の課題解決手段によシ、カーテン
などの掃除する際にモータの回転数を低くすると、発光
素子の光量を自動的に暗くでき、発光素子の電力ロスを
少なくできる。

また、第２の課題解決手段により、モータの回転数を低
くすると、それに連動して発光素子を消灯でき、発光素
子の電力ロメを零にできる。

実施例 以下、本発明の第１の課題解決手段の実施例について第
１図を参照しながら説明する。

図に示すように、モータ１は双方向性サイリスタ２を直
列に接続して電源３に接続している。発光素子（以下、
ランプという）４はモータ１に並列に接続している。双
方向性サイリスタ２のゲートにはトリガ素子６が接続さ
れており、トリガ素子５の他方にはコンデンサ６と、可
変抵抗７が図のように接続されている。

上記構成において動作を説明すると、電源スィッチ８が
ＯＮで、まず可変抵抗７の抵抗値が最小のときは、コン
デンサ６への充電時間が最短となシ、トリガ素子５のブ
レークオーバー電圧に達する時間も最小となるので、双
方向性サイリスタ２はほぼフル点弧に近くなり、モータ
１の回転数は最大となり、ランプ４の光量も最大となる
。つぎに、可変抵抗７の抵抗値が最大となると、反対に
双方向性サイリスタ２の点弧時間が最長となるため、モ
ータ１の回転数が最少となるとともにランフ′４の光量
も最も少なくなる。

このように第１の課題解決手段の実施例の電気掃除機に
よれば、モータ１の回転数に応じてランプ４の光量も変
化し、モータ１の回転数が低いとき、ランプ４の光量を
少なくして電力ロスを低減できる。

つぎに、第２の課題解決手段の実施例について第２図を
参照しながら説明する。なお、上記実施例と同じ構成の
ものは同一符号を付して説明を省略する。

図に示すように、ランプ４は第１の双方向性サイリスタ
９に直列に接続し、モータ１は第２の双方向性サイリス
タ１０に直列に接続してそれぞれ電源３に接続している
。第１の可変抵抗１１はランプ４の光量調整用で、第２
の可変抵抗１２はモータ１の回転数調整用で、それぞれ
コンデンサ１３゜１４を直列に接続し、トリガ素子１５
．１６を介してそれぞれ第１の双方向性サイリスタ９お
よび第２の双方向性サイリスタ１ｏのゲートに接続して
いる。第１の可変抵抗１１と第２の可変抵抗１２ばつま
み１７により機構的に連結しており、つまみ１了を動か
すことにより摺動子１８．１９が同時に摺動するように
している。また、第２の可変抵抗１２の抵抗値が最大ま
だはその近傍になったとき、第１の可変抵抗１１の抵抗
値は無限大になるようにしている。

上記構成において動作を説明すると、まず、電源スィッ
チ８がＯＮで、つまみ１７の位置が第２の可変抵抗１２
の抵抗値が最小の位置にあるときは、第１の可変抵抗１
１の抵抗値も最小であるため、コンデンサ１３．１４へ
の充電時間が最短でトリガ素子１５，１６もすぐにブレ
ークオーバー電圧に達するため、第１の双方向サイリス
タ９と第２の方向性サイリスタ１ｏはフル点弧に近くな
り、モータ１の回転は最高となり、ランプ４の光量も最
大となる。

つぎに、つまみ１７が第２の可変抵抗１２の抵抗値が最
大の位置になると、第１の可変抵抗１１の摺動子１８は
抵抗体に接触せず、そのため抵抗値は無限大となってい
るので、第２の双方向性サイリスタ１０は位相制御され
、モータ１は最低の回転数で回転しているが、第１の双
方向性サイリスタ９はＯＦＦとなり、ランプ４は消灯す
る。

このように第２の課題解決手段の実施例の電気掃除機に
よれば、モータ１の回転数が低くなると自動的にランプ
４が消灯し、電力ロスを零にできる。

発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、被掃
除面を照らす発光素子と、モータの回転数を制御する双
方向性サイリスタとを備え、前記発光素子はモータと並
列に接続したから、簡単な構成によって床面以外の掃除
時でモータの回転数を低下させたとき、発光素子の光量
を低減できて発光素子による電力ロスを低減できる。

また、被掃除面を照らす発光素子と前記発光素子の光量
を制御する第１の双方向性サイリスタと、前記発光素子
の光量調整用の第１の可変抵抗と、モータの回転数を制
御する第２の双方向性サイリスタと、前記モータの回転
数調整用の第２の可変抵抗とを備え、前記第１の可変抵
抗と第２の可変抵抗を連動させ、第２の可変抵抗の抵抗
値が最大またはその近傍になったとき、第１の可変抵抗
の抵抗値を無限大にするようにしたから、床面以外の掃
除時でモータの回転数を低下させたとき、発光素子を完
全に消灯でき、発光素子による電力ロスを零にできる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の電気掃除機の回路図、第２
図は本発明の他の実施例の電気掃除機の回路図、第３図
は従来の電気掃除機の回路図である。 １・・・・モータ、２・・・・・・双方向性サイリスタ
、４・・・発光素子。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　はが１名第１
図 モー９

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）被掃除面を照らす発光素子と、モータの回転数を
   制御する双方向性サイリスタとを備え、前記発光素子は
   モータと並列に接続してなる電気掃除機。
2. （２）被掃除面を照らす発光素子と、前記発光素子の光
   量を制御する第１の双方向性サイリスタと、前記発光素
   子の光量調整用の第１の可変抵抗と、モータの回転数を
   制御する第２の双方向性サイリスタと、前記モータの回
   転数調整用の第２の可変抵抗とを備え、前記第１の可変
   抵抗と第２の可変抵抗を連動させ、第２の可変抵抗の抵
   抗値が最大またはその近傍になったとき、第１の可変抵
   抗の抵抗値を無限大にするようにしてなる電気掃除機。