JPH0443999Y2 - - Google Patents

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JPH0443999Y2
JPH0443999Y2 JP2714986U JP2714986U JPH0443999Y2 JP H0443999 Y2 JPH0443999 Y2 JP H0443999Y2 JP 2714986 U JP2714986 U JP 2714986U JP 2714986 U JP2714986 U JP 2714986U JP H0443999 Y2 JPH0443999 Y2 JP H0443999Y2
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power
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color
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light
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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案はモータ等の駆動機器を用いて光色、
調光度、照射方向、集光度等を変化させることが
できる照明装置に関するもので、既設の通常の壁
スイツチ等の別付けの電源スイツチのオンオフ時
間を制御することで光色、調光度、照射方向、集
光度等の変化のための機械的駆動の開始、停止を
行うことができる照明装置に係る。
〔背景技術〕
第8図は発光色を自由に変化させることができ
る調色型の照明器具の一例(特公昭60−32922号
公報)を示す構成図である。第8図において、1
はフイラメント2を有する例えば白熱ランプのよ
うな光源である。3はレンズ板で、前記光源1と
対向し、かつ所定の間隔を介して配置されている
とともに、前記光源1との対向面には細長状かつ
かまぼこ形の多数のレンズ群4が互いに平行に形
成されている。5はカラーフイルタ板で、このカ
ラーフイルタ板5は例えば赤色フイルタ6、青色
フイルタ7および緑色フイルタ8により形成され
ている。そして、光源1からの光は、レンズ板3
を介してカラーフイルタ板5を透過する。この場
合、光源1とレンズ板3との距離、並びにレンズ
板3とカラーフイルタ板5との距離を適宜調節す
ることにより、光源1から放射された光はレンズ
板3で屈折し集束され、この集束された光は、選
択的に例えばカラーフイルタ板5の赤色フイルタ
6のみに透過させて外部への放出が可能である。
したがつて、レンズ板3とカラーフイルタ板5を
相互に平行に移動させることにより、カラーフイ
ルタ板5からの透過光の光色を連続的に変化させ
ることができる。
また、レンズ板3の一方の側には、一端がレン
ズ板3に取付けられ他端が固定部9に取付けられ
ているばね10が設けられ、かつ対向する他方の
側にはモータ等の駆動機器11の駆動軸12に連
結されている歯車列13からの軸14のほぼ先端
部に取付けられている偏心カム15が当接されて
いる。
そして、駆動機器11の回転を歯車列13にて
適当な回転速度に減速させ、軸14に取付けられ
ている偏心カム15を回転させていくと、レンズ
板3は偏心カム15に押されて徐々に固定端9側
に平行移動する。これにより、カラーフイルタ板
5からの透過光の光色を変化できる。モータ等の
駆動機器11を停止することにより、所望の光色
で止めることもでき、また駆動機器11を回転し
続けることにより、適度な速度で光色を変化し続
けることもできる。
第9図は第8図に示した調色型の照明器具を含
む照明装置の電気回路構成の一例を示す回路図で
ある。この照明装置は、商用電源などの電源20
に調光器付の壁スイツチ装置21を介して、第8
図に構造を示した調色型の照明器具22の電源端
子a,bを接続している。壁スイツチ装置21
は、電源スイツチ25およびトライアツク等の両
方向3端子サイリスタ26の直列回路と、この両
方向3端子サイリスタ26の制御回路27より成
る。
また、電源端子a,b間にモータ等の駆動機器
11およびスイツチ素子29の直列回路と、この
スイツチ素子29の制御回路28とより成る変色
装置23を接続し、この変色装置23と並列接続
した白熱ランプ等の光源24とで照明器具22を
構成している。
第10図は第9図における制御回路27の具体
的な構成を示す回路図である。第10図におい
て、S1はスイツチ、Q1は両方向3端子サイリス
タ26に対するトリガ素子である両方向2端子サ
イリスタ、R1,R3は抵抗、R2は可変抵抗、C1
コンデンサ、D1はダイオードである。
第11図は第9図における制御回路28の具体
的な構成を示す回路図である。第11図におい
て、R10〜R13はそれぞれ抵抗、B1は零点検出回
路、B2は負半波検出回路、B3は位相制御立上り
検出回路、B4は波形整形回路、B5は信号判別回
路、B6は増幅回路である。
第12図は第10図および第11図の回路の動
作説明のための各部の波形図である。a,b,c
は第9図、第11図の電源端子a,b間に加わる
電圧で、aの波形は調光のない全導通状態を示し
ている。bの波形は通常の調光状態を示し、両波
とも位相制御波形となつている。cの波形は調色
等のために駆動機器11を動かすための電圧波形
であり、正の半波のみ時刻t2(約90°)で位相制御
され、負の半波は全導通状態となつている。電源
端子a,b間に加わる電圧は、第10図の制御回
路27により壁スイツチ装置21側で変更でき
る。第12図dは零点検出回路B1の出力を、第
12図e,fは波形整形回路B4の出力を、第1
2図gは負半波判別回路B2の出力を、それぞれ
示している。
つぎに、第12図の波形図を参照して第10図
および第11図の回路の動作を説明する。
まず、制御回路21は、スイツチS1をa側に倒
している場合が通常の調光状態であり、一般的に
よく知られているように、可変抵抗R2を変える
ことによりコンデンサC1への充電時間が変化し、
両方向2端子サイリスタQ1の破壊電圧に達する
位相、すなわち両方向3端子サイリスタ26への
トリガ位相が変化し、第12図bに示すように両
波の位相制御電圧波形が電源端子a,b間より白
熱ランプ等の光源24に供給され、調光制御され
る。
一方、スイツチS1をb側に倒した場合、電源2
0の正の半波ではコンデンサC1に対する充電用
抵抗がR3と固定値であり、その抵抗値を電源2
0の正の半波ピーク値付近になるように設定して
いる。また、電源20の負の半波では、ダイオー
ドD1により短絡状態となる。この結果、第12
図cに示す波形の電圧が光源24に加えられる。
つぎに、制御回路28は、第11図の電源端子
a,b間に印加された電圧を抵抗R10,R11によ
り分圧し、抵抗R12を介して零点検出回路B1に加
え、零点検出回路B1から第12図dの零点トリ
ガ電圧波形を出力する。この第12図dの零点ト
リガ電圧波形を負半波検出回路B2に入力し、負
半波検出回路B2により負半波期間のみハイレベ
ルとなる第12図gの波形を出力する。
他方、抵抗R10とR11による分圧波形を抵抗R13
を介して位相制御立上り検出回路B3に加え、こ
の位相制御立上り検出回路B3の出力電圧と前記
零点検出回路B1との両出力波形を波形整形回路
B4に入力し、波形整形回路B4を通してハイレベ
ルの連続、第12図fまたは第12図eの波形を
出力する。
今、電源端子a,b間の入力波形が第12図a
である場合は、波形整形回路B4の出力電圧はハ
イレベルの連続(図示せず)である。また、入力
波形が第12図bである場合は,時刻t1,t4で立
上り、零点t3,t5で立下る第12図eの波形が波
形整形回路B4の出力波形となる。また、入力波
形が第12図cである場合は、時刻t2で立上り、
時刻t3(零点)で立下る正半波期間のみハイレベ
ルとなる第12図fの波形が波形整形回路B4
出力波形となる。
そして、負半波検出回路B2の出力波形(第1
2図g)と上記波形整形回路B4の出力とにもと
づき信号判別回路B5により負半波期間t3〜t5
間、波形整形回路B4の出力波形が高レベルであ
るかどうかを判別し、存在しない場合、すなわ
ち、波形整形回路B4から第12図fの波形が出
力されている場合のみ信号判別回路B5から出力
信号を発生させ、増幅回路B6により電流増幅し
てスイツチ素子29をオンにし、モータ等の駆動
機器11を作動させる。
このようにして電源端子a,b間の入力波形を
検出し、入力波形が第12図cの場合のみスイツ
素子29をオンにし、モータ等の駆動機器11を
作動させ、色を変化させる。
しかしながら、第9図ないし第11図に示した
回路構成にて上述の第12図の波形に示すような
動作を行つた場合に、次のような欠点を有してい
る。
一般住宅の既設の壁スイツチ装置は大部分が単
純なオンオフを行う電源スイツチであり、第9図
に示した方式を使用する場合にはわざわざ電気工
事を行い、壁スイツチ装置21を第9図に示した
特殊な調光スイツチに交換する等大変な手間を要
する。
〔考案の目的〕
この考案の目的は、照明器具とは別に設けられ
る電源スイツチを特別なスイツチ装置に変更する
ことなく、照明器具の点滅制御および光色、調光
度、照射方向、集光度等の変化制御の両方を行う
ことができる照明装置を提供することである。
〔考案の開示〕
この考案の照明装置は、電源と、この電源の端
子間に電源スイツチを介して接続される光源と、
この光源の光色、調光度、照射方向、集光度等を
変化させる駆動機器と、この駆動機器の作動、不
作動を制御するスイツチ素子と、このスイツチ素
子の開・閉を電源遮断時から再投入時までの電源
遮断時間に応じて制御する制御回路とを備えてい
る。
この考案の構成によれば、電源遮断時から再投
入時までの電源遮断時間に応じてスイツチ素子の
開・閉を制御する制御回路を設けたため、単なる
オンオフを行う電源スイツチのオンオフの時間間
隔を調整するだけで駆動機器の作動、不作動を制
御することができ、これによつて光色、調光度、
照射方向、集光度等を任意に変化制御することが
できる。
この結果、照明器具とは別に設けられる電源ス
イツチを特別なスイツチ装置に変更することな
く、照明器具の点滅制御および光色、調光度、照
射方向、集光度等の変化制御の両方を行うことが
できる。
実施例 この考案の第1の実施例を第1図ないし第3図
に基づいて説明する。この照明装置は、電源20
と、この電源端子a,b間に電源スイツチ25を
介して接続される光源24と、この光源の光色、
調光度、照射方向、集光度等を変化させる駆動機
器11と、この駆動機器11の作動、不作動を制
御するスイツチ素子29と、このスイツチ素子2
9の開・閉を電源遮断時から再投入時までの電源
遮断時間に応じて制御する制御回路32とを備え
ている。
以下、詳細に説明する。
この照明装置は、第1図に示すように、商用電
源などの電源20に点滅を切替える電源スイツチ
25のみからなる既設の壁スイツチ装置31を介
して調色型の照明器具22の電源端子a,bを接
続している。電源端子a,b間には負荷として白
熱ランプ等の光源24および変色装置23を並列
に接続してあり、この変色装置23は、モータ等
の機械的な駆動機器11とスイツチ素子29の直
列回路およびスイツチ素子29の制御回路32の
並列回路より成る。
この照明装置は、変色装置23のスイツチ素子
29が制御回路32の信号にオンしている期間、
駆動機器11が回転し、これによつて第8図に示
した調色型の照明器具22の光色が変化する。な
お、照明器具22は、天井、壁等に設けた引掛コ
ンセント等に取付けられる。
第2図は第1図の回路を具体化したものを示し
ている。この照明装置は、第1図と同様に電源2
0に電源スイツチ25からなる既設の壁スイツチ
装置31を介して調色照明器具22の電源端子
a,bを接続している。電源端子a,b間に白熱
ランプ等の光源24を接続し、これを主回路とす
る。
変色装置23の構成は以下のとおりである。す
なわち、電源端子a,b間にダイオードブリツジ
37の交流側を接続し、その直流側を端子c,e
とし、この端子c,e間に直流モータM、すなわ
ち駆動機器11と、主スイツチ用トランジスタ3
6、すなわちスイツチ素子29を直列に接続す
る。また、端子c,e間に抵抗38,40を接続
し、抵抗40に並列に平滑用コンデンサ41およ
び定電圧ダイオード39を接続し、制御回路に対
する直流電源供給用の端子d,eとする。
端子d,e間に抵抗42とコンデンサ43の直
列回路並びに抵抗46とトランジスタ47の直列
回路を接続するとともに、抵抗42、コンデンサ
43の接続点と前記トランジスタ47のベースと
の間に定電圧ダイオード44と抵抗45の直列回
路を接続してCRタイマ回路を構成する。
さらに端子d,e間に抵抗50とSCR等の3
端子サイリスタ51のアノード・カソード端子間
との直列回路を接続し、この3端子サイリスタ5
1のゲート端子gと前記トランジスタ47のコレ
クタ端子間を接続し、サイリスタ51のゲート・
カソード端子間にサージ保護用コンデンサ48と
抵抗49を並列接続する。3端子サイリスタ51
のアノード端子と前記主スイツチ用トランジスタ
36のベースとを接続し、この主スイツチ用トラ
ンジスタ36のベース・エミツタ間にベース抵抗
52を接続する。
駆動機器11と並列に逆極性のダイオード53
を接続し、主スイツチ用トランジスタ36の遮断
時のサージ電圧を吸収する。
つぎに、第2図の回路動作について第3図を参
照して説明する。なお、第3図aは壁スイツチ装
置31の電源スイツチ25のオンオフを、第3図
bは光源24の点滅を、第3図cは駆動機器11
の状態をそれぞれ示している。
第2図の電源スイツチ25を第3図aの時刻t1
で投入すると、光源24は、瞬時に電源20と接
続され、光源24は第3図bのように点灯する。
同時に、ダイオードブリツジ37の端子c,e間
には整流電圧が発生し、抵抗38,40により適
度に分圧され、コンデンサ41により平滑され、
定電圧ダイオード39により定電圧化され、端子
d,e間に直流電圧が発生する。抵抗42、コン
デンサ43により構成されるCRタイマの時定数
を1.5sec前後に設定しておくと、コンデンサ43
の両端電圧は、時刻t1から約1.5sec後に定電圧ダ
イオード44の端子電圧を越え、抵抗45を介し
てトランジスタ47にベース電流を流し初め、ト
ランジスタ47を導通させる。なお、それまでの
期間トランジスタ47は遮断状態である。
したがつて、電源スイツチ25の投入と同時
に、抵抗46を介して3端子サイリスタ51にゲ
ート電流が流れ、3端子サイリスタ51は時刻t1
直後に導通状態となり、したがつて主スイツチ用
トランジスタ36にベース電流が流れず、駆動機
器11は回転しない。このため、調色型の照明器
具22からの発光色はもとのままで、変化しな
い。
つぎに、上記のように電源スイツチ25の投入
の状態から時刻t2〜t3の1秒以内の短時間、電源
スイツチ25を遮断した場合について説明する。
コンデンサ43の容量が大きいため、1秒以内の
短時間電源スイツチ25を遮断しても、トランジ
スタ47のベース電流は流れ続け、トランジスタ
47はずつと導通状態を続ける。しかし、直流電
源平滑用のコンデンサ41は2〜3サイクルで放
電し、このため、3端子サイリスタ51は遮断状
態に復帰する。
この状態で時刻t3に電源スイツチ25を再投入
すると、トランジスタ47は最初からオン状態で
あり、電源再印加とともに、コンデンサ43の両
端電圧が上昇し、トランジスタ47はオン継続と
なり、このため3端子サイリスタ51は遮断のま
まになる。したがつて、抵抗50を通して主スイ
ツチ用トランジスタ36にベース電流が流れ、駆
動機器11が回転を始める。
ついで、電源スイツチ25を再投入する時刻t3
から駆動機器11がまわり、照明器具22からの
光色が所望の色となつた時間Ts経過後の時刻t4
において、再び電源スイツチ25を今度は3sec以
上等の長時間遮断し、時刻t5で再投入する。この
際には、電源スイツチ25の遮断時間が長いた
め、コンデンサ43の両端電圧は充分低くなつ
て、トランジスタ47のベース電流はなくなつて
おり、時刻t5においてトランジスタ47は遮断状
態となつており、前述の時刻t1での動作と同様に
3端子サイリスタ51が瞬時に導通し、トランジ
スタ36が遮断となつて駆動機器11は再回転せ
ず停止状態に保持され、したがつて調色動作が停
止し、そのままの色光となる。
このように、この実施例は、電源遮断時から再
投入時までの電源遮断時間を検出しこの遮断時間
の長・短に応じてスイツチ素子29を開・閉制御
する制御回路32を設けたため、単なるオンオフ
を行う電源スイツチ25のオンオフの時間間隔を
調整するだけで駆動機器11の作動、不作動を制
御することができ、これによつて光色を任意に変
化制御することができる。
この結果、調色型の照明器具22とは別に設け
られる電源スイツチ25を特別なスイツチ装置に
変更することなく、調色型の照明器具22の点滅
制御および光色の変化制御の両方を行うことがで
きる。
すなわち、一般住宅、喫茶店等において、何ら
配線等の工事を必要とせずに既設のオンオフ式の
壁スイツチ装置31をそのまま用い、最初の規定
の時間内の電源スイツチ25のオンオフから次の
規定時間以上の壁スイツチのオンオフまでの時間
間隔(Ts)を調整することにより光色を自由に
コントロールすることができる。
この考案の第2の実施例を第4図に基づいて説
明する。この照明装置は、特公昭51−17353号公
報に開示された照明装置の回路構成を応用したも
のである。
この照明装置は、電源20に壁スイツチ装置3
1を介して照明器具22の電源端子a,bを接続
している。そして、照明器具22は、電源端子
a,b間に白熱ランプ等の光源24を接続して主
回路を構成する。また、電源端子a,b間に抵抗
69と第1のリレーコイル68の直列回路と、第
2のリレーコイル64、抵抗71、ダイオード7
0の直列回路とを接続している。前記第2のリレ
ーコイル64により切換えられる第2のリレー接
点61の共通および常閉端子62間を電源端子a
側にして抵抗69と並列に接続している。また、
第2のリレー接点61の常開端子63と第1のリ
レー接点65の共通端子を接続し、第1のリレー
接点65の常閉端子66を駆動機器11を介して
電源端子bと接続している。第1のリレー接点6
5の常開端子67をダイオード74を介して第2
のリレーコイル64の一端に接続し、その他端の
端子fと第1のリレー接点65の常開端子67と
の間にコンデンサ72と抵抗73の並列回路を接
続し、第2のリレーコイル64と並列にコンデン
サ75を接続して変色回路23を構成している。
つぎに、第4図の回路動作を第3図を参照して
説明する。この照明装置は、壁スイツチ装置31
の電源スイツチ25を時刻t1にて投入したとき、
リレー接点61の共通端子、常閉端子62間を介
して第1のリレーコイル68が、また抵抗71、
ダイオード70を介して第2のリレーコイル64
が各々駆動され、各リレー接点61,65が常開
端子63,67側に倒れる。第1のリレーコイル
68に流れる電流は抵抗69により減少するが、
リレー動作状態を維持するには充分な値となつて
いる。このため、第1のリレー接点65は常開端
子67側に切換られた状態が続き、駆動機器11
は回転せず、光色は変化しない。
この間、コンデンサ72は第1のリレー接点6
5の常開端子67から抵抗71、ダイオード70
を介して充電されている。
この状態において、電源スイツチ25を時刻t2
〜t3の1秒以内の短時間遮断した場合には、コン
デンサ72の電荷によりダイオード74を介して
第2のリレーコイル64に電流が供給され続け、
リレー接点61は常開端子63側に倒れたままと
なつている。一方、第1のリレーコイル68は瞬
時に遮断し、第1のリレー接点65は常閉端子6
6側に戻つている。
この状態にて、電源スイツチ25を再投入する
と、第1のリレーコイル68は抵抗69を介して
電流が流れるが、この電流では第1のリレー接点
65が駆動するには至らない。第2のリレーコイ
ル64は駆動継続され、リレー接点61は常開端
子63側に倒れている。このため、第2のリレー
接点61の常閉端子63、第1のリレー接点65
の常閉端子66を介して駆動機器11に電流が流
れ、駆動機器11が回転し、第2図の例と同様に
光色が変化しはじめる。
第3図の時刻t3から時間Ts後において所望の
光色になつた時刻T4で電源スイツチ25を約3
秒以上の長時間再遮断する。この場合には、コン
デンサ72の電荷が抵抗73を介して放出してし
まうため、第2のリレーコイル64への電流も減
衰し、第2のリレー接点61は常閉端子62側に
もどつている。
この後、時刻T5で電源スイツチ25を再投入
すると、前述の時刻t1の場合と同様に動作し、駆
動機器11が開放され、回転停止となり、発光色
も所望の色に停止する。
この実施例は前述の実施例と同様の効果を有す
る。
なお、光源24は、白熱ランプの場合を例にし
たが、蛍光ランプ、HIDランプ、エレクトロル
ミネツセンス等何でも適用できる。また駆動機器
は各種のモータの他、歩進機等でも適用できる。
また、駆動機器11を継続して動作させ続き、発
光色を変化し続けるように用いてもよく、この場
合、調色照明器具側にモータ速度制御器を設け、
光色変化速度を変更できるようにすれば、さらに
多彩な雰囲気の変化が期待できる。
また、これまでの説明は、照明器具の光色を変
化させる実施例についてのものであつたが、この
考案は調色だけでなく、機械的駆動を伴つて調光
度、照射方向、集光度等を変化させることができ
る種々の照明器具に対して適用できる。以下、適
用可能な照明器具の例を第5図ないし第7図に基
づいて説明する。
第5図に示した照明器具は、照射方向を水平面
内で360度変えることができるものの一例であり、
天井81に取り付けた固定具82から、内部にコ
ード等を有する固定パイプ83を下げ、反射板8
5を有する照明器具88にモータ84を設け、モ
ータ84の回転により固定パイプ83を軸として
照明器具88を矢印Xの方向に回転させるように
構成してあり、照射方向を水平面内で任意方向に
変化させることができる。86はソケツト、87
は白熱ランプである。
第6図に示した照明器具は、照射方向を垂直方
向に所定の角度範囲で変化させることができるも
のの一例であり、天井81に取付けたフレーム9
8にモータ90により軸92を中心に矢印Y1
方向に回転する回転円板91の周辺近傍にピン9
3を設けるとともに、回転軸96を中心にして鉛
直面内で自由に回転する照明器具97の一部にピ
ン94を設け、このピン94と前記ピン93間に
ロツド95を渡してあり、モータ90の回転によ
り円板91がゆつくり回転し、あたかも扇風機の
首ふり機構のように照明器具97の反射板85の
方向が鉛直面内で上下、すなわち矢印Y2,Y3
方向に変化し、照射方向を変化できる。
第7図に示した照明器具は、リンク機構を用い
て照射光の集光度を変化させるものの一例であ
り、モータ(図示せず)により軸103を中心に
矢印Z1の方向に回転する円板104とソケツト1
01とにそれぞれピン105,106を設け、ピ
ン105,106をロツド107で連結し、モー
タの回転により円板104がゆつくり回転し、こ
れによつてランプソケツト101は器具本体10
8の開口に設けたレンズ102に対して矢印Z2
方向に進退し、したがつてリフレツクス電球10
9もレンズ102に対して進退し、集光度を変化
させることができる。なお、110は反射板、1
11はレンズ枠であり、ランプソケツト101は
反射板110に中央孔に進退自在に挿通されてお
り、反射板110は固定である。
また、調光度を変える照明器具については、図
示はしていないが、位相制御式調光回路を内蔵す
るものであつて、位相制御用トライアツクのトリ
ガ用の弛張発振回路の時定数を決める可変抵抗回
転軸を回転駆動するものが例としてあげることが
できる。
〔考案の効果〕
この考案の照明装置は、電源遮断時から再投入
時までの電源遮断時間に応じてスイツチ素子の
開・閉を制御する制御回路を設けたため、単なる
オンオフを行う電源スイツチのオンオフの時間間
隔を調整するだけで駆動機器の作動、不作動を制
御することができ、これによつて光色、調光度、
照射方向、集光度等を任意に変化制御することが
できる。
この結果、照明器具とは別に設けられる電源ス
イツチを特別なスイツチ装置に変更することな
く、照明器具の点滅制御および光色、調光度、照
射方向、集光度等の変化制御の両方を行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の第1の実施例の回路図、第
2図はその具体的な回路図、第3図は第2図の回
路の各部のタイミング図、第4図はこの考案の第
2の実施例の具体的な回路図、第5図ないし第7
図はそれぞれこの考案を適用できる照明器具の断
面図、第8図は従来の調色照明器具の構成を示す
概略図、第9図は従来の照明装置の回路図、第1
0および第11図は第9図の要部の具体的な回路
図、第12図は第9図ないし第11図に示した回
路の各部のタイミング図である。 11……駆動機器、20……電源、22……照
明器具、24……光源、25……電源スイツチ、
29……スイツチ素子、32……制御回路、a,
b……電源端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電源と、この電源の端子間に電源スイツチを介
    して接続される光源と、この光源の光色、調光
    度、照射方向、集光度等を変化させる駆動機器
    と、この駆動機器の作動、不作動を制御するスイ
    ツチ素子と、このスイツチ素子の開・閉を電源遮
    断時から再投入時までの電源遮断時間に応じて制
    御する制御回路とを備えた照明装置。
JP2714986U 1986-02-25 1986-02-25 Expired JPH0443999Y2 (ja)

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JP4728018B2 (ja) * 2005-03-09 2011-07-20 小泉産業株式会社 光反射装置及び該光反射装置を用いた照明装置
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